JPH0331042Y2 - - Google Patents

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JPH0331042Y2
JPH0331042Y2 JP19596685U JP19596685U JPH0331042Y2 JP H0331042 Y2 JPH0331042 Y2 JP H0331042Y2 JP 19596685 U JP19596685 U JP 19596685U JP 19596685 U JP19596685 U JP 19596685U JP H0331042 Y2 JPH0331042 Y2 JP H0331042Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、正特性サーミスタ装置に関し、両端
面に電極を形成した正特性サーミスタ素子の厚み
方向の一面側に凹溝を設け、この正特性サーミス
タ素子に対し、凹溝内に掛け止められるバネ端部
と、厚み方向の他面側に当接する支持片と、電極
接触片とを備える一対の金属端子を、バネ端部と
折片とにより正特性サーミスタ素子を厚み方向の
両面側から挟持して弾力的に装着させることによ
り、金属端子を、半田付けによらずに、正特性サ
ーミスタ素子に対して確実に装着できるように
し、耐熱性を向上させたものである。
従来の技術 従来の正特性サーミスタ装置として、第5図に
示すように、長さ方向の両側端部に電極2,3を
形成した正特性サーミスタ素子1を使用し、この
正特性サーミスタ素子1の両端部のそれぞれに、
キヤツプ状等の金属端子4,5を装着したものが
知られている。金属端子4,5は半田付け6,7
等の手段によつて電極2,3に固着するのが一般
的である。
考案が解決しようとする問題点 上述したように、従来のものは、金属端子4,
5を半田付け6,7によつて、金属端子4,5を
電極2,3に固着してあつたため、例えばヘヤア
イロン、温風発生装置における温度センサに使用
する場合等のように、半田の溶融温度以上になる
高温領域では使用できないという問題点があつ
た。
また、大型の正特性サーミスタ素子を使用しな
ければならない場合には、金属端子と電極との間
の半田付領域が大きくなり、製品化が困難になる
という問題点があつた。
問題点を解決するための手段 上述する従来の問題点を解決するため、本考案
に係る正特性サーミスタ装置は、長さ方向の両端
面に電極を形成し、厚み方向の一面側に、前記両
端面から適当な間隔の凸部を残して、凹溝を設け
た正特性サーミスタ素子と、前記電極に圧接する
ように前記両側端に嵌め込まれる一対の金属端子
とを備え、前記一対の金属端子は、前記正特性サ
ーミスタ素子の前記凹溝に掛け止められるバネ片
と、前記正特性サーミスタ素子の厚み方向の他面
側に当接する支持片と、前記電極に圧接する接触
片とを備え、前記バネ片と前記支持片とにより前
記正特性サーミスタ素子を厚み方向の両面側から
挟持して弾力的に装着させたことを特徴とする。
作 用 本考案に係る正特性サーミスタ装置は、正特性
サーミスタの厚み方向の一面に凹溝を設ける一
方、一対の金属端子として、正特性サーミスタ素
子の凹溝に掛け止められるバネ片と、正特性サー
ミスタ素子の厚み方向の他面側に当接する支持片
と、電極に圧接する接触片とを備えるものを使用
し、バネ片と支持片とにより正特性サーミスタ素
子を厚み方向の両面側から挟持して弾力的に装着
させることにより、半田付け等の手段を用いるこ
となく、金属端子を正特性サーミスタ素子に装着
できる。このため、耐熱温度が高く、高温領域で
も安定に使用できる正特性サーミスタ装置が得ら
れる。
実施例 第1図は本考案に係る正特性サーミスタ装置の
分解斜視図、第2図は同じく組立状態での正面
図、第3図は同じく側面図、第4図は第3図A1
−A1線上における断面図である。図において1
は正特性サーミスタ素子で、その長さ方向の両端
面には電極2,3をそれぞれ被着させてある。こ
の正特性サーミスタ素子1の厚み方向の一面側に
は、電極2,3を形成した両端面から適当な間隔
の凸部101,102を残して、その幅方向に、
凹溝103,104をそれぞれ形成してある。
4及び5は正特性サーミスタ1の長さ方向の両
端部に嵌め込まれる一対の金属端子である。これ
らの金属端子4及び5は例えばステンレス薄板を
プレス加工する等の手段によつて一体成形し、表
面にNiメツキ等を施して形成されたもので、そ
の上端部を湾曲させて正特性サーミスタ素子1の
凹溝103,104に掛け止められるバネ片4
1,51をそれぞれ形成すると共に、バネ片4
1,51の下方に、正特性サーミスタ1の厚みよ
り若干狭い間隔をおいて、正特性サーミスタ素子
1の下面側に当接する支持片42,52を形成し
てある。この実施例では、正特性サーミスタ素子
1の幅方向の両側面に対応する両側片部43,5
3を形成すると共に、この側片部43の下端縁を
内側に折曲げて、支持片42,52をそれぞれ形
成してある。更に、金属端子4及び5は、電極
2,3と対向する面板部分を切抜孔44,54を
設け、切抜孔44,54内に電極2及び3にバネ
接触する接触片45,55をそれぞれ形成してあ
る。46,56は回路基板等に実装するときに装
着部分となる端子部である。
正特性サーミスタ素子1に対する金属端子4,
5の装着に当つては、正特性サーミスタ素子1の
上面でバネ片41,51を上方に押上げながら押
し込むだけでよい。これにより、バネ片41,5
1が凹溝103,104内に入ると共に、支持片
42,52がバネ片41,51の弾発力を受け
て、正特性サーミスタ素子1の下面側に圧接し、
金属端子4,5は正特性サーミスタ素子1を厚み
方向の両面から弾力的に挟持する状態で装着され
る。
組立状態では、バネ片41,51が凹溝10
3,104内に入り、凸部101,102の端縁
に弾力的に掛け止められるので、正特性サーミス
タ素子1から脱落することがない。また、バネ片
41,51の弾発力と支持片42,52との作用
により、金属端子4,5には矢印a方向の引張力
が作用する(第4図参照)ので、金属端子4,5
の脱落が起きにくくなる。
バネ片41,51及び支持片42,52は、正
特性サーミスタ素子1に取付けた状態で、端子部
46,56が外側に開くように形成するのが望ま
しい。金属端子4,5がこのような状態で取付け
られると、回路基板等に装着する場合、端子部4
6,56を矢印bの如く間隔が狭まる内側方向に
縮小させ、接触片45,55と電極2,3との間
のバネ接触圧を増大させ、接触片45,55を電
極2,3に対して確実に接触させることができ
る。
また、実施例では、正特性サーミスタ素子1の
軸方向の両側面に対応する両側片43,53を形
成してあるので、この側片43,53が正特性サ
ーミスタ素子1の幅方向の両端面に圧接し、幅方
向のグラツキもなくなる。
なお、前記凹溝103,104は中間部にある
凸部105をなくして、連続させてもよい。
考案の効果 以上述べたように、本考案に係る正特性サーミ
スタ装置は、両端面に電極を形成した正特性サー
ミスタ素子の厚み方向の一面側に凹溝を設け、こ
の正特性サーミスタ素子に対し、凹溝内に掛け止
められるバネ端部と、厚み方向の他面側に当接す
る折片とを備える一対の金属端子を、バネ端部と
折片とにより正特性サーミスタ素子を厚み方向の
両面側から挟持して弾力的に装着させることによ
り、金属端子を、半田付けによらずに、正特性サ
ーミスタ素子に対して確実に装着できるように
し、耐熱性を向上させた正特性サーミスタ装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る正特性サーミスタ装置の
分解斜視図、第2図は同じく組立状態での正面
図、第3図は同じく側面図、第4図は第3図A1
−A1線上における断面図、第5図は従来の正特
性サーミスタ装置の断面図である。 1……正特性サーミスタ素子、101,102
……凸部、103,104……凹溝、2,3……
電極、4,5……金属端子、41,51……バネ
片、42,52……支持片、45,55……接触
片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 長さ方向の両端面に電極を形成し、厚み方向
    の一面側に、前記両端面から適当な間隔の凸部
    を残して、凹溝を設けた正特性サーミスタ素子
    と、前記電極に圧接するように前記両側端に嵌
    め込まれる一対の金属端子とを備え、前記一対
    の金属端子は、前記正特性サーミスタ素子の前
    記凹溝に掛け止められるバネ片と、前記正特性
    サーミスタ素子の厚み方向の他面側に当接する
    支持片と、前記電極に圧接する接触片とを備
    え、前記バネ片と前記支持片とにより前記正特
    性サーミスタ素子を厚み方向の両面側から挟持
    して弾力的に装着させたことを特徴とする正特
    性サーミスタ装置。 (2) 前記金属端子は、正特性サーミスタの幅方向
    の両面に当接する折片を有することを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項に記載の正特
    性サーミスタ装置。
JP19596685U 1985-12-19 1985-12-19 Expired JPH0331042Y2 (ja)

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JP19596685U JPH0331042Y2 (ja) 1985-12-19 1985-12-19

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JPS62103203U JPS62103203U (ja) 1987-07-01
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JPS62103203U (ja) 1987-07-01

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