JPH03309B2 - - Google Patents

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JPH03309B2
JPH03309B2 JP19466782A JP19466782A JPH03309B2 JP H03309 B2 JPH03309 B2 JP H03309B2 JP 19466782 A JP19466782 A JP 19466782A JP 19466782 A JP19466782 A JP 19466782A JP H03309 B2 JPH03309 B2 JP H03309B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
liquid
storage body
tube
adjustment tube
Prior art date
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Expired
Application number
JP19466782A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5984768A (ja
Inventor
Yoshikazu Danmura
Kanesato Nakaoka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Industrial Co Ltd
Original Assignee
Fuji Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Industrial Co Ltd filed Critical Fuji Industrial Co Ltd
Priority to JP19466782A priority Critical patent/JPS5984768A/ja
Publication of JPS5984768A publication Critical patent/JPS5984768A/ja
Publication of JPH03309B2 publication Critical patent/JPH03309B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、液状物を収容する容筒の取替えに
より、液状物の補給と交換を容易にするとともに
液状物を円滑に塗布先端部に導出すると共に余剰
液を自動的に調整できる塗布容器に関する。
従来、この種の塗布具にあつては、粘稠性のあ
る液状物に対して、被塗布物への塗布は、刷毛状
のものを用い比較的容易に行つてきたのである
が、使用する液状物の劣化等は避けがたいもので
あつた。その上、流動性の高い液状物に対して
は、塗布部への流出を容易にすれば一時に多量の
流出があり塗布が困難となり、これに反して流出
路を狭くすることにより、これを制限すれば流出
路において固化し、流出が不連続となりついには
塗布が不可能となることがあつた。
この発明は、上記の欠点を除き、高流動性の液
状物に対しても、補給が容易で塗布を円滑に行う
ことができ、その上、液状物の劣化を防止できる
塗布容器を得るために、容器後方には液状物を収
容する容筒を具え、この内部に収容する液状物を
一旦、毛細管作用により吸蔵体に吸収させ、徐々
に適度に塗布面に流出させ、必要以上の流出分を
調整管に貯溜するとともに、塗布に当り、この調
整管により吸蔵体内の液状物の補給を行い、円滑
な塗布を図るものである。加えて、吸蔵体を液体
吸収率の異なる2種以上のものとし、これらを軸
方向に複層として収容することにより、高流動性
のある液状物に対しても、円滑に塗布を実施でき
るものである。
これを図面に示す実施例について説明すれば、
第1図乃至第3図は、この発明の第1実施例であ
り、第4図は、第2実施例、第5図乃至第8図は
第3実施例を示し、第9図と第10図は、第4実
施例を示し、第11図乃至第13図は、第5実施
例を示す。特に第2、第3と第5実施例は、吸蔵
体を2種類とした場合の実施例を、第4実施例
は、補助吸蔵体を用いる場合を示すものである。
各図面において、同一符号は同一部品を示すも
のである。
1は塗布部、2は塗布部の支持するホルダーで
あり、ホルダー2は周囲に空気流通溝16を設け
て軸筒4に螺合される。塗布部1は、スポンジ、
モノフイラメント束、フエルト等の毛細管を有す
る材料よりなり、同様材料よりなる中継芯3を介
して調整管8内に収容される吸蔵体5に挿入さ
れ、この調整管8後端は、軸筒4内壁に固定され
る。調整管8は、例えば、周壁縦方向にスリツト
18を、また、外周に複数個の環状溝17を一体
に設け、後端に誘導芯7を挿入する中空突出管1
5を具える。吸蔵体5は、特に連続する毛細管状
の空隙をもつ材料、例えば前記スポンジ、モノフ
イラメント束、多孔性焼結金属、フエルト等より
形成され、容筒9内の液状物を吸収して塗布部に
導出する。上記突出管15は、液状物10を収容
する上記突筒9の開口部を封鎖する球11に対応
し、容筒9の後部を、軸筒4後端より外方に突出
する押圧部13の先端12で内方に押入すると、
突出管15の先端により、球11の嵌合を解き、
容筒9内の液状物を突出管15を通じて吸蔵体5
に流出させる。流出液状物10は、吸蔵体5に吸
収され、その余剰分はスリツト18を通じて軸筒
内壁を調整管8外周の環状溝17を介して貯溜さ
れる。
第1実施例は、以上のとおりに構成されるの
で、軸筒内に容筒を収容した上、軸筒4の押圧部
13を押入すると、容筒9は軸筒4内を前進して
容筒9の開口部を閉鎖する球11と突出管15が
当接し、次いで突出管15の先端で球11を押
し、容筒9の封鎖を破り、容筒9内の液状物10
は誘導芯7を通り吸蔵体5に吸収され、次に中継
芯3を通じて毛細管作用により液状物は塗布部1
に導出される。更に熱による膨張や振動等により
余剰となつた液状物は調整管8の内外を通ずるス
リツト18より調整管の外方に流出し、軸筒4内
壁と環状溝17間に貯留される。
そこで塗布部1で所要部分に塗布すると、吸蔵
体5内の液状物が中継芯3を経て減少し、次に調
整管8の環状溝17内の液状物が吸蔵体5内に再
流出する。
更には誘導芯7を通じて容筒9より液が補給さ
れ、塗布を長時間にわたり連続的に行うことがで
きる。その途中における容筒9よりの液状物の過
度の流出があつたときは、吸蔵体5を環状溝17
により吸収されて、塗布部1への流出が抑制され
る。
以上の様に、使用する迄容筒9内に液は完全密
封され劣化を防止し、液が終了した後は、容筒9
を新規に入れ直して、カートリツジ化もできる。
また使用時においては吸蔵体5に常時適当量液
が吸蔵されているので、塗布部1には安定して液
が供給され、更には熱や振動により余剰の液が容
筒9より流出しても、調整管8により、緩衝吸収
される。
第2実施例は、吸蔵体を2種の材料5,6によ
り構成し、中継芯3を具えず、押圧部13を容筒
9の後端を被覆して押入する構成とした点で異な
るだけで、他は第1実施例と相違がない。
上記吸蔵体5,6は、互に液体吸収率の異なる
ものを合わせているため、広範囲の粘稠度をもつ
液状物に対して対応することができ、例えば、一
方の吸蔵体5を他方の吸蔵体6よりも吸収率の高
いものとすると、一定量以上の液状物が吸蔵体6
を経て吸蔵体5に流入しても、この流出を吸収し
て過度の塗布物に対する流出を阻止し、この間に
この液状物がスリツト18を通じて環状溝17へ
流出することを促がす、これにより、過度の流出
を抑制できるだけではなく、環状溝7よりの吸蔵
体5,6へ環流にも適応できるのである。以上の
ように、第2実施例は、第1実施例よりも高流動
性のものに対して有効なものである。
第3実施例は、第2実施例と同様、2種の吸蔵
体5,6を用いるものではあるが、押圧部13の
押圧形式と突出部と誘導芯とを兼用させてなる点
において、第2実施例と異なり、他は第2実施例
と同様の構成を具えるものである。
容筒の押出形式は、押圧部13を回動させるこ
とにより、これと摺動自在に嵌合する押出片1
2′が、螺合部14により螺合されているので、
前進し容筒9の後端を押圧し、容筒9を前進させ
る。この前進により容筒9の封鎖片が誘導芯7の
後端と当接し、これを破つて容筒9内の液状物を
誘導芯7を介して吸蔵体に導出させるものであ
る。容筒9は、軸筒4内壁に沿つて一定速で前進
するので、誘導芯7に対する必要以上の負荷が加
えられない効果がある他は、第2実施例と同様の
効果を具える。
第4実施例は、容筒9において、押出とともに
容筒9の開口部を開放する栓体25を具え、他の
実施例における調整管8の環状溝に代え調整管8
の外周に縦溝24を具えるものであり、補助吸蔵
体22をもち、これらの構成により液状物の流出
と貯溜を適正とすることができるものである。
更には常時閉鎖される栓体25によつて容筒9
内の液状体は密封されて劣化を防ぎ、必要分のみ
押圧操作で吸蔵体へ滴下する。
第5実施例は、2種の吸蔵体5,6が容筒9を
兼ねた軸筒4に収容され、蓋27により密封され
ている。そこで、蓋27を外した上、ホルダー2
の後部を螺合すると、塗布部1の後端は、軸筒4
内に収容される吸蔵体5の開口部を封鎖する薄膜
26を破り、収容する液状物を流出させるもので
ある。以上のとおりに構成されるので、容筒内に
収容する液状体があらかじめ流出を調整され、ま
た、これに調整管を具えるときは、更に流出を適
度なものにすることができる。
このように、この発明は、液状体の補給が容易
であつて、供給も適度なものとできるので、流動
性の高い液状物を使用する塗布具にあつても、充
分その期待に応えるものであり、液状物を外部に
曝らすことなく、劣化を極力防止できるので、塗
布用容器のうち、特に液状化粧料塗布容器、例え
ばアイライン塗布容器に用いると好適であり、更
には筆記具としても、吸蔵体の吸収率を適当なも
のとすることにより使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、第1実施例の縦断側面図、第2図、
第3図は、第1図におけるそれぞれA−A′,B
−B′断面図を示す。第4図は第2実施例の縦断
側面図、第5図は、第3実施例の縦断側面図、第
6図乃至第8図は、第5図におけるそれぞれC−
C′,D−D′,E−E′断面図を示し、第9図は、第
4実施例の縦断側面図、第10図は、そのF−
F′断面図、第11図イ,ロは第5実施例の縦断側
面図であり、第12図と第13図は、それぞれ第
11図イ,ロにおけるG−G′,H−H′断面図で
ある。 1……塗布部、2……ホルダー、3……中継
芯、4……軸筒、5,6……吸蔵体、7……誘導
芯、8……調整管、9……容筒、10……液状
物、11……球、13……押圧部、15……突出
管、16……空気孔、17……環状溝、18……
スリツト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 開栓可能な栓体を有し液状物を収容する容筒
    を軸筒内の後半部に配置し、その前方に外周壁に
    溝と内外連通部を設け、内部に吸蔵体を収容した
    調整管を軸筒内に固着し、容筒又は調整管後部に
    設けた開栓機構により、液状物を容筒から吸蔵体
    へ適当量導出させると共に、軸筒先端に空気流通
    溝を設けて取付けられた塗布部が上記吸蔵体に連
    結されてなる液状物塗布容器。 2 調整管内に収容された吸蔵体が軸方向に液体
    吸収率の異る複数の吸蔵体である特許請求の範囲
    第1項に記載の液状物塗布容器。
JP19466782A 1982-11-08 1982-11-08 液状物塗布容器 Granted JPS5984768A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19466782A JPS5984768A (ja) 1982-11-08 1982-11-08 液状物塗布容器

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JP19466782A JPS5984768A (ja) 1982-11-08 1982-11-08 液状物塗布容器

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JP1056147A Division JPH01315365A (ja) 1989-03-10 1989-03-10 液状物塗布容器

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Publication Number Publication Date
JPS5984768A JPS5984768A (ja) 1984-05-16
JPH03309B2 true JPH03309B2 (ja) 1991-01-07

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ID=16328300

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JP19466782A Granted JPS5984768A (ja) 1982-11-08 1982-11-08 液状物塗布容器

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JP2559458Y2 (ja) * 1991-01-31 1998-01-19 ぺんてる株式会社 塗布具

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JPS5984768A (ja) 1984-05-16

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