JPH0330825B2 - - Google Patents
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- JPH0330825B2 JPH0330825B2 JP57129059A JP12905982A JPH0330825B2 JP H0330825 B2 JPH0330825 B2 JP H0330825B2 JP 57129059 A JP57129059 A JP 57129059A JP 12905982 A JP12905982 A JP 12905982A JP H0330825 B2 JPH0330825 B2 JP H0330825B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N35/00—Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
- G01N35/10—Devices for transferring samples or any liquids to, in, or from, the analysis apparatus, e.g. suction devices, injection devices
- G01N35/1095—Devices for transferring samples or any liquids to, in, or from, the analysis apparatus, e.g. suction devices, injection devices for supplying the samples to flow-through analysers
- G01N35/1097—Devices for transferring samples or any liquids to, in, or from, the analysis apparatus, e.g. suction devices, injection devices for supplying the samples to flow-through analysers characterised by the valves
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- Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は主として血液の生化学検査用等の分析
に際し、試薬を注入するための分析装置への試薬
注入方法に関する。
に際し、試薬を注入するための分析装置への試薬
注入方法に関する。
一般に血液等の生化学検査に際してはサンプル
溶剤の遠心分離処理、上澄もしくは沈降部分の分
取処理、分取部分への試薬混合処理、吸光度その
他の測定等の各処理を順次行うものであり、例え
ば外科手術に先立つ血液の分析においては採取し
た全血を一定時間静置した後、遠心分離機にか
け、血清と血餅とを分離させ、その上澄の血清の
みを別の処理容器に一定量づつ分注し、これに希
釈液を加えて希釈し、その各処理容器毎に所望の
反応試薬を加えて震盪し、その後測定機にかけて
吸光度等の測定を行うようにしている。
溶剤の遠心分離処理、上澄もしくは沈降部分の分
取処理、分取部分への試薬混合処理、吸光度その
他の測定等の各処理を順次行うものであり、例え
ば外科手術に先立つ血液の分析においては採取し
た全血を一定時間静置した後、遠心分離機にか
け、血清と血餅とを分離させ、その上澄の血清の
みを別の処理容器に一定量づつ分注し、これに希
釈液を加えて希釈し、その各処理容器毎に所望の
反応試薬を加えて震盪し、その後測定機にかけて
吸光度等の測定を行うようにしている。
このような分析に際し、各種の作業を自動的に
連続して行うには、反応試薬の注入に際しても注
入量の自動定量、自動注入が行われなければなら
ない。
連続して行うには、反応試薬の注入に際しても注
入量の自動定量、自動注入が行われなければなら
ない。
本発明はこのような自動分析処理装置におい
て、反応容器内へ試薬を一定量注入するための分
析装置への新規な試薬注入方法を提供し、ひいて
は自動分析がより正確かつ完全に行われるように
することを目的としたものであり、その要旨とす
るところは、周縁部に多数の反応容器支持部を有
するターンテーブルに試験管状の反応容器を支持
させ、該反応容器に試料及び試薬を注入し互いに
反応させて分析を行うに際し、前記反応容器をタ
ンテーブルに対しその半径方向に揺動自在に吊下
支持させ、かつ、前記ターンテーブル上方にあつ
て反応容器の停止位置に対向させた筒状のシユー
ターを昇降手段によつて昇降自在に設け、該シユ
ーターを通して、前記反応容器の開口部に両端部
を薄膜で閉鎖し、内部に試薬を充填した筒状のカ
プセルを投下させ、該カプセルの一方の端部を反
応容器の内方に向けて支持させ、前記ターンテー
ブルを高速回転させ、試薬に働く遠心力により薄
膜を破壊させて反応容器内に試薬を注入する分析
装置への試薬注入方法に存する。
て、反応容器内へ試薬を一定量注入するための分
析装置への新規な試薬注入方法を提供し、ひいて
は自動分析がより正確かつ完全に行われるように
することを目的としたものであり、その要旨とす
るところは、周縁部に多数の反応容器支持部を有
するターンテーブルに試験管状の反応容器を支持
させ、該反応容器に試料及び試薬を注入し互いに
反応させて分析を行うに際し、前記反応容器をタ
ンテーブルに対しその半径方向に揺動自在に吊下
支持させ、かつ、前記ターンテーブル上方にあつ
て反応容器の停止位置に対向させた筒状のシユー
ターを昇降手段によつて昇降自在に設け、該シユ
ーターを通して、前記反応容器の開口部に両端部
を薄膜で閉鎖し、内部に試薬を充填した筒状のカ
プセルを投下させ、該カプセルの一方の端部を反
応容器の内方に向けて支持させ、前記ターンテー
ブルを高速回転させ、試薬に働く遠心力により薄
膜を破壊させて反応容器内に試薬を注入する分析
装置への試薬注入方法に存する。
次に本発明を実施する装置の一例を図面につい
て説明する。
て説明する。
図中1は装置本体内に備えたターンテーブルで
ある。このターンテーブル1は軸2を中心にモー
ター3をもつて高速回転自在に支持され、かつ、
軸2には角度検出用の円板4が固定され、この円
板4の透孔をセンサー4aをもつて検出し、モー
ター3の駆動を制御し、必要な角度の回転、停止
がなされるようにしている。
ある。このターンテーブル1は軸2を中心にモー
ター3をもつて高速回転自在に支持され、かつ、
軸2には角度検出用の円板4が固定され、この円
板4の透孔をセンサー4aをもつて検出し、モー
ター3の駆動を制御し、必要な角度の回転、停止
がなされるようにしている。
ターンテーブル1の周縁部には一定間隔に、処
理容器支持部5,5……が設けられている。この
処理容器支持部5は第2図、第3図に示すように
ターンテーブル1の周縁を半径方向に凹ませた凹
陥部6を有し、その凹陥部6内にターンテーブル
1の回転方向に向けた一対のピン7,7をもつて
容器支持リング8が回転自在に支持され、その容
器支持リング8の内周面にピン7,7の先端が突
出されている。そして容器支持リング8内に処理
容器9を支持させるようにしているもので、処理
容器9にはその上端部外周面にバヨネツト溝10
が形成され、この溝10にピン7を嵌入させて施
回させることにより抜け止めされるようにし、か
つバヨネツト溝10はそのL型の最奥部に垂直部
分10aが形成され、その分だけピン7と処理容
器9が相対的に上下動できるようにしている。
理容器支持部5,5……が設けられている。この
処理容器支持部5は第2図、第3図に示すように
ターンテーブル1の周縁を半径方向に凹ませた凹
陥部6を有し、その凹陥部6内にターンテーブル
1の回転方向に向けた一対のピン7,7をもつて
容器支持リング8が回転自在に支持され、その容
器支持リング8の内周面にピン7,7の先端が突
出されている。そして容器支持リング8内に処理
容器9を支持させるようにしているもので、処理
容器9にはその上端部外周面にバヨネツト溝10
が形成され、この溝10にピン7を嵌入させて施
回させることにより抜け止めされるようにし、か
つバヨネツト溝10はそのL型の最奥部に垂直部
分10aが形成され、その分だけピン7と処理容
器9が相対的に上下動できるようにしている。
一方ターンテーブル1の上方には処理容器支持
部のいずれかの位置の停止位置の上方に対応して
検体移し変え用の吸排ノズル11が昇降装置12
によつて上下動自在に支持されている。この吸排
ノズル11は流路を介して分注用吸入ポンプ13
及び希釈液注入ポンプ14が直列に連結され、そ
の先端が希釈液タンク15に連通されている。
部のいずれかの位置の停止位置の上方に対応して
検体移し変え用の吸排ノズル11が昇降装置12
によつて上下動自在に支持されている。この吸排
ノズル11は流路を介して分注用吸入ポンプ13
及び希釈液注入ポンプ14が直列に連結され、そ
の先端が希釈液タンク15に連通されている。
この吸排ノズル12に隣接して検体の状態検査
用の吸光度検出装置が備えられている。この装置
は投光機16とこれに対向した受光機17とから
なり、この投受光機16,17間に処理容器9を
位置させて相互移動させ、上部から下部に到るま
での吸光度を順次測定し、別に備えた記録装置に
記録させておくようにしている。
用の吸光度検出装置が備えられている。この装置
は投光機16とこれに対向した受光機17とから
なり、この投受光機16,17間に処理容器9を
位置させて相互移動させ、上部から下部に到るま
での吸光度を順次測定し、別に備えた記録装置に
記録させておくようにしている。
ターンテーブル1の処理容器支持部5の他停止
位置に対応させて試薬カプセルシユーター18が
備えられている。このシユーター18は試薬カプ
セルAを一方向に向けて多数収容する試薬カプセ
ル収容筒18aと、試薬カプセルAを1個づつ落
下させるシヤツター機構18bとシヤツター機構
18b下に連結したシユート筒18cとからな
り、これらはターンテーブル1の上方に配置した
固定台に支持されている。
位置に対応させて試薬カプセルシユーター18が
備えられている。このシユーター18は試薬カプ
セルAを一方向に向けて多数収容する試薬カプセ
ル収容筒18aと、試薬カプセルAを1個づつ落
下させるシヤツター機構18bとシヤツター機構
18b下に連結したシユート筒18cとからな
り、これらはターンテーブル1の上方に配置した
固定台に支持されている。
またターンテーブル1の上方にあつて昇降装置
19をもつて上下動自在に支持した支持基板20
には、試薬との反応後の液を吸引し、検出器24
に送り込む反応液吸引ノズル25が備えられてい
る。ターンテーブル1の下側にはミキサー26及
び恒温槽27が備えられ、これらは基板28に支
持されている。この基板28はその下側に備えた
昇降装置29によつて昇降されるようにしてい
る。
19をもつて上下動自在に支持した支持基板20
には、試薬との反応後の液を吸引し、検出器24
に送り込む反応液吸引ノズル25が備えられてい
る。ターンテーブル1の下側にはミキサー26及
び恒温槽27が備えられ、これらは基板28に支
持されている。この基板28はその下側に備えた
昇降装置29によつて昇降されるようにしてい
る。
このミキサー26はターンテーブル1に支持し
た処理容器9を震盪し、検体と試薬とを混合撹拌
するものであり、第7図の示すように、回転駆動
用のモーター30とこのモーター30の軸に取り
付けしたクランク31と、クランク31のクラン
クピン位置に回転自在に取り付けした振動子32
とからなり、処理容器9をターンテーブル1の上
方の支持基板20に支持させた押圧子33をもつ
て押圧した状態でモーター30を駆動させるもの
であり、この押圧子33はゴム等の弾性材34を
介して取り付けされている。
た処理容器9を震盪し、検体と試薬とを混合撹拌
するものであり、第7図の示すように、回転駆動
用のモーター30とこのモーター30の軸に取り
付けしたクランク31と、クランク31のクラン
クピン位置に回転自在に取り付けした振動子32
とからなり、処理容器9をターンテーブル1の上
方の支持基板20に支持させた押圧子33をもつ
て押圧した状態でモーター30を駆動させるもの
であり、この押圧子33はゴム等の弾性材34を
介して取り付けされている。
本装置はこのように配置された各部材を順次動
作させて処理を行うものであるが、その動作はマ
イクロコンピユーターを組み込んだ自動制御機構
をもつてなされる。その作用を一例として血液の
生化学検査について説明する。
作させて処理を行うものであるが、その動作はマ
イクロコンピユーターを組み込んだ自動制御機構
をもつてなされる。その作用を一例として血液の
生化学検査について説明する。
処理に先立ち採取した全血を処理容器9に収容
し、ターンテーブル1の所定の処理容器支持部5
に設置する。他の処理容器支持部5,5……には
分析に必要な数の別の処理容器9,9……を設置
しておく、このようにして設置の後、自動制御機
構を作動させ、あらかじめ設定されたプログラム
に沿つて自動的に動作がなされるのであり、まず
全血設置後一定時間静置される。この静置は、血
清と血餅とを分離可能ならしめるためのものであ
る。
し、ターンテーブル1の所定の処理容器支持部5
に設置する。他の処理容器支持部5,5……には
分析に必要な数の別の処理容器9,9……を設置
しておく、このようにして設置の後、自動制御機
構を作動させ、あらかじめ設定されたプログラム
に沿つて自動的に動作がなされるのであり、まず
全血設置後一定時間静置される。この静置は、血
清と血餅とを分離可能ならしめるためのものであ
る。
この静置後ターンテーブル1のモーター3を高
速回転させる。この回転は全血を血清と血餅とに
遠心分離させるものであり、ターンテーブル1を
回転させると処理容器9はピン7,7を中心にし
て回転半径方向に振り出され内部の全血に遠心力
が与えられ、これによつて血清と血餅とが分離さ
れる。
速回転させる。この回転は全血を血清と血餅とに
遠心分離させるものであり、ターンテーブル1を
回転させると処理容器9はピン7,7を中心にし
て回転半径方向に振り出され内部の全血に遠心力
が与えられ、これによつて血清と血餅とが分離さ
れる。
このようにして遠心分離作業を行つた後上澄の
血清部分のにごり具合、及び溶血度合等の血清の
状態検査を行う。この検査は第5図に示すように
投受光機16,17をその間に処理容器9を挾ん
で降下させ、吸光度を測定することによつて行う
ものであり、同時に血清部分aと血餅部分bとの
境界をも検出し、後述するノズル降下高さの制御
をなすようにしている。
血清部分のにごり具合、及び溶血度合等の血清の
状態検査を行う。この検査は第5図に示すように
投受光機16,17をその間に処理容器9を挾ん
で降下させ、吸光度を測定することによつて行う
ものであり、同時に血清部分aと血餅部分bとの
境界をも検出し、後述するノズル降下高さの制御
をなすようにしている。
このようにして血清の状態検査を行つて結果を
記録した後、処理容器9内から上澄の血清部分の
分注を行う。この分注は吸排ノズル11を降下さ
せポンプ13により血清を一定量吸引させて上昇
させ、ターンテーブル1を施回させて反応処理用
の別の処理容器を吸排ノズル11下に位置させた
後再度降下し、ポンプ14を作動させて一定量の
希釈液とともに血清を注入する。
記録した後、処理容器9内から上澄の血清部分の
分注を行う。この分注は吸排ノズル11を降下さ
せポンプ13により血清を一定量吸引させて上昇
させ、ターンテーブル1を施回させて反応処理用
の別の処理容器を吸排ノズル11下に位置させた
後再度降下し、ポンプ14を作動させて一定量の
希釈液とともに血清を注入する。
同様に吸排ノズル12の上下、ターンテーブル
1の施回及びポンプ13,14の作動を順次繰り
返して行い所望数の処理容器への分注を行う。
1の施回及びポンプ13,14の作動を順次繰り
返して行い所望数の処理容器への分注を行う。
このようにして分注を行つた後、各処理容器毎
に別々に試薬の注入を行う。この試薬の注入はシ
ユーター18を作動させて試薬カプセルAを第6
図に示すように処理容器9の開口部に嵌合させ
る。
に別々に試薬の注入を行う。この試薬の注入はシ
ユーター18を作動させて試薬カプセルAを第6
図に示すように処理容器9の開口部に嵌合させ
る。
この試薬カプセルAはテーパー筒状の周壁35
を有し、その両端部に薄膜36,37が張設し、
内部に試薬38を封入している。この試薬カプセ
ルAの下端側の薄膜37はその強度をターンテー
ブル1が高速回転されることにより生じる試薬3
8の遠心力によつて破れる程度とし、また上端側
は、反応液吸引ノズル25の降下により突き破ら
れる程度の強度にしておくものである。
を有し、その両端部に薄膜36,37が張設し、
内部に試薬38を封入している。この試薬カプセ
ルAの下端側の薄膜37はその強度をターンテー
ブル1が高速回転されることにより生じる試薬3
8の遠心力によつて破れる程度とし、また上端側
は、反応液吸引ノズル25の降下により突き破ら
れる程度の強度にしておくものである。
このようにしてシユーター18から試薬カプセ
ルAを落下させて処理容器9にセツトし、その状
態でターンテーブル1を高速回転させ、その際に
試薬38に生じる遠心力によつて薄膜37を破
き、処理容器9内に試薬38を注入させる。
ルAを落下させて処理容器9にセツトし、その状
態でターンテーブル1を高速回転させ、その際に
試薬38に生じる遠心力によつて薄膜37を破
き、処理容器9内に試薬38を注入させる。
次いで試薬注入後の処理容器9をミキサー26
に順次かける即ち、試薬注入後ターンテーブル1
を施回させて処理容器9をミキサー26の上方に
位置させ、その後ミキサー26を上昇させて振動
子32を処理容器9の下端に当接させ、押圧子3
3を降下させて処理容器9の上端を押圧し、その
後モーター30を回転させて処理容器9を震盪す
る。同様にして各処理容器9,9……毎に震盪作
業を行う。
に順次かける即ち、試薬注入後ターンテーブル1
を施回させて処理容器9をミキサー26の上方に
位置させ、その後ミキサー26を上昇させて振動
子32を処理容器9の下端に当接させ、押圧子3
3を降下させて処理容器9の上端を押圧し、その
後モーター30を回転させて処理容器9を震盪す
る。同様にして各処理容器9,9……毎に震盪作
業を行う。
このようにして各処理容器9,9……毎に震盪
作業を行つた後、ターンテーブル1を施回させて
各処理容器9,9……を恒温槽27に対応させ、
恒温槽27を上昇させて処理容器9全体をその内
部に収容し、一定の温度条件下において反応させ
る。
作業を行つた後、ターンテーブル1を施回させて
各処理容器9,9……を恒温槽27に対応させ、
恒温槽27を上昇させて処理容器9全体をその内
部に収容し、一定の温度条件下において反応させ
る。
この状態で反応に必要な時間だけ維持させ、そ
の後反応液吸引ノズル25を降下させ処理容器9
により反応液を吸引し、検出器24に通して、吸
光度等の値を測定する。この測定は、各処理容器
9の反応液毎に別々に行いデータを記録する。
の後反応液吸引ノズル25を降下させ処理容器9
により反応液を吸引し、検出器24に通して、吸
光度等の値を測定する。この測定は、各処理容器
9の反応液毎に別々に行いデータを記録する。
なお、上述の実施例では血液の生化学検査とし
ての自動分析処理について説明したが本発明の試
薬注入方法は上述の他各種の反応処理における試
薬注入に使用し得ることはいうまでもない。
ての自動分析処理について説明したが本発明の試
薬注入方法は上述の他各種の反応処理における試
薬注入に使用し得ることはいうまでもない。
上述の如く本発明の試薬注入方法はターンテー
ブルに対し、処理容器をそのターンテーブルの半
径方向に揺動自在に支持させ、その処理容器の開
口部に試薬カプセルを、シユーターを通して落下
させて嵌合させ、その試薬カプセルは上下両端面
に薄膜を張設して内部に試薬を封入しておき、タ
ーンテーブルを高速回転させ、試薬に生じる遠心
力によつて試薬カプセルの薄膜を破き、試薬を処
理容器内に注入するようにしたものであり、かく
したことにより、遠心分離、上澄分取、分取部分
への試薬注入、混合、吸光度処理等を、ターンテ
ーブルに反応容器を支持させたまま連続して自動
的に行わせる自動分析装置における試薬の注入に
際し、注入する試薬はあらかじめ計量して封入し
ておくことができ高価で精密を要する定量送液ポ
ンプ等の計量のための装置が不要となつたもので
あり、しかも、試薬注入操作のためのコントロー
ル機構も著しく簡略化されたもので、試薬を全量
正確に注入でき、試薬を無駄に使用することがな
く、更に、試薬の作業者による取り扱いに際して
もカプセルに封入されたものを扱うため、検査方
法の変更による試薬の交換が簡単であり、かつ身
体や衣服等を汚損することがなく、また試薬も汚
損されることが少くなつたものである。
ブルに対し、処理容器をそのターンテーブルの半
径方向に揺動自在に支持させ、その処理容器の開
口部に試薬カプセルを、シユーターを通して落下
させて嵌合させ、その試薬カプセルは上下両端面
に薄膜を張設して内部に試薬を封入しておき、タ
ーンテーブルを高速回転させ、試薬に生じる遠心
力によつて試薬カプセルの薄膜を破き、試薬を処
理容器内に注入するようにしたものであり、かく
したことにより、遠心分離、上澄分取、分取部分
への試薬注入、混合、吸光度処理等を、ターンテ
ーブルに反応容器を支持させたまま連続して自動
的に行わせる自動分析装置における試薬の注入に
際し、注入する試薬はあらかじめ計量して封入し
ておくことができ高価で精密を要する定量送液ポ
ンプ等の計量のための装置が不要となつたもので
あり、しかも、試薬注入操作のためのコントロー
ル機構も著しく簡略化されたもので、試薬を全量
正確に注入でき、試薬を無駄に使用することがな
く、更に、試薬の作業者による取り扱いに際して
もカプセルに封入されたものを扱うため、検査方
法の変更による試薬の交換が簡単であり、かつ身
体や衣服等を汚損することがなく、また試薬も汚
損されることが少くなつたものである。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
部分省略縦断面図、第2図はターンテーブルの平
面図、第3図は処理容器支持部の拡大断面図、第
4図は処理容器の部分側面図、第5図は検体の状
態検査用の吸光度検査装置の使用状態の断面図、
第6図はカプセルの装填状態を示す縦断面図、第
7図はミキサーの使用状態を示す縦断面図であ
る。 A……カプセル、1……ターンテーブル、2…
…モーター、5……処理容器支持部、7……ピ
ン、8……容器支持リング、9……処理容器、1
1……吸排ノズル、24……検出器、18……カ
プセルシユーター、26……ミキサー、33……
押圧子、35……風壁、36,37……薄膜、3
8……試薬。
部分省略縦断面図、第2図はターンテーブルの平
面図、第3図は処理容器支持部の拡大断面図、第
4図は処理容器の部分側面図、第5図は検体の状
態検査用の吸光度検査装置の使用状態の断面図、
第6図はカプセルの装填状態を示す縦断面図、第
7図はミキサーの使用状態を示す縦断面図であ
る。 A……カプセル、1……ターンテーブル、2…
…モーター、5……処理容器支持部、7……ピ
ン、8……容器支持リング、9……処理容器、1
1……吸排ノズル、24……検出器、18……カ
プセルシユーター、26……ミキサー、33……
押圧子、35……風壁、36,37……薄膜、3
8……試薬。
Claims (1)
- 1 周縁部に多数の反応容器支持部を有するター
ンテーブルに試験管状の反応容器を支持させ、該
反応容器に試料及び試薬を注入し互いに反応させ
て分析を行うに際し、前記反応容器をタンテーブ
ルに対しその半径方向に揺動自在に吊下支持さ
せ、かつ、前記ターンテーブル上方にあつて反応
容器の停止位置に対向させた筒状のシユーターを
昇降手段によつて昇降自在に設け、該シユーター
を通して、前記反応容器の開口部に両端部を薄膜
で閉鎖し、内部に試薬を充填した筒状のカプセル
を投下させ、該カプセルの一方の端部を反応容器
の内方に向けて支持させ、前記ターンテーブルを
高速回転させ、試薬に働く遠心力により薄膜を破
壊させて反応容器内に試薬を注入する分析装置へ
の試薬注入方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57129059A JPS5919832A (ja) | 1982-07-26 | 1982-07-26 | 分析装置への試薬注入方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57129059A JPS5919832A (ja) | 1982-07-26 | 1982-07-26 | 分析装置への試薬注入方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5919832A JPS5919832A (ja) | 1984-02-01 |
JPH0330825B2 true JPH0330825B2 (ja) | 1991-05-01 |
Family
ID=15000068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57129059A Granted JPS5919832A (ja) | 1982-07-26 | 1982-07-26 | 分析装置への試薬注入方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5919832A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013506846A (ja) * | 2009-10-02 | 2013-02-28 | ライフ テクノロジーズ コーポレーション | 試料調製デバイスおよび方法 |
IT1402876B1 (it) * | 2010-11-19 | 2013-09-27 | Copan Italia Spa | Contenitore per il trasferimento selettivo di campioni di materiale biologico |
JP5557732B2 (ja) * | 2010-12-28 | 2014-07-23 | 株式会社ヤクルト本社 | 混合装置 |
EP3418749B1 (de) * | 2017-06-23 | 2022-06-15 | Siemens Healthcare Diagnostics Products GmbH | Optische überwachung von mischvorgängen |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5173116A (en) * | 1974-12-20 | 1976-06-24 | Wadley Res Inst & Blood Bank | Shiryoryutaichunobiseibutsubyogenkinokenshutsusuruhoho oyobi kongoenshinbunrisochi |
JPS5320993A (en) * | 1976-08-11 | 1978-02-25 | Bio Dynamics Inc | Cuvette |
-
1982
- 1982-07-26 JP JP57129059A patent/JPS5919832A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5173116A (en) * | 1974-12-20 | 1976-06-24 | Wadley Res Inst & Blood Bank | Shiryoryutaichunobiseibutsubyogenkinokenshutsusuruhoho oyobi kongoenshinbunrisochi |
JPS5320993A (en) * | 1976-08-11 | 1978-02-25 | Bio Dynamics Inc | Cuvette |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5919832A (ja) | 1984-02-01 |
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