JPH0330476A - Misトランジスタとこれを用いた保護回路 - Google Patents

Misトランジスタとこれを用いた保護回路

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Publication number
JPH0330476A
JPH0330476A JP1165930A JP16593089A JPH0330476A JP H0330476 A JPH0330476 A JP H0330476A JP 1165930 A JP1165930 A JP 1165930A JP 16593089 A JP16593089 A JP 16593089A JP H0330476 A JPH0330476 A JP H0330476A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
drain region
drain
element isolation
conductivity type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1165930A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiro Kagenishi
蔭西 幸博
Kazuya Takahashi
和也 高橋
Akira Ibaraki
茨木 明
Yasushi Goho
靖 五寳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electronics Corp filed Critical Matsushita Electronics Corp
Priority to JP1165930A priority Critical patent/JPH0330476A/ja
Publication of JPH0330476A publication Critical patent/JPH0330476A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、MIS(もしくはMOS))ランジスタとこ
れを利用して静電破壊から半導体装置を保護する保護回
路に関するものである。
従来の技術 近年、半導体装置は、それを構成する内部素子が微細化
しながらも、その利用分野の拡大と共に使用環境も様々
なものとなってきたために信頼性および使いやすさの面
から静電破壊に対する耐性の向上が求められている。
従来、ドレインのゲート近傍のドレイン耐圧を下げたM
OSトランジスタを電源端子と接地電位間に、または信
号入力端子と接地電位間に、または電源端子および信号
入力端子の両者と接地電位間に接続して、保護回路を構
成していた。そして装置内部の機能回路を構成する内部
素子が破壊するよりも低い電位で、半導体装置に印加さ
れる過電圧を解消し、静電破壊から半導体装置を保護し
ていた。
以下に、従来から保護回路に用いられているMOSトラ
ンジスタの構成について説明する。第3図は、ドレイン
領域のゲート近傍に不純物1度を高めた拡散領域が形成
されたMOSトランジスタの平面図であり、第4図は第
3図のB −B ’ &ffに沿ったMOSトランジス
タの断面図である。1はpシリコン基板、2は素子分離
用絶縁膜、3は寄生トランジスタによるリーク電流を防
止するためのp形のチャンネルストッパ、4はゲート酸
化膜、5はゲート電極、6はn形の低濃度不純物のソー
ス領域、7はn形の低濃度不純物のドレイン領域、8は
ドレイン領域7のゲート近傍に設けられたn形の高濃度
な不純物領域、9は接地端子、10は?[1端子または
入力端子である。
図に示したMO8+−ランジスタのドレイン領域7のゲ
ート近傍の不純物la度を高めることにより、この部分
における半導体接合領域の降伏耐圧をトレイン領域の他
の部分に比べて低くしている。
発明が解決しようとする課題 前記従来の構造では、電源端子または入力)1゛ン子に
過電圧が印加されると、ゲート近傍の高、濃度不純物領
域8におけるpn接合領域の耐圧がドレイン領域7の低
濃度不純物領域におけるp r+接合領゛域の耐圧より
も低いために、降伏状態となり半導体基板へ向って流れ
る降伏電流が生じて印加された過電圧を解消する。しか
し、耐圧が低いp ri接合領域はMOS トランジス
タのゲート近傍に限られているために、ある程度以上の
過電圧が印加されると降伏電流密度が高くなりすぎてし
まい、過電圧を解消する以前にpn接合部の破壊が生じ
てしまう。より高い過電圧が印加されてもr) +1接
合領域での降伏電流密度がpn接合領域の破壊を生しな
い程度に低(するためには、従来の構造ではMOS ト
ランジスタのゲート幅を大きくして高濃度不純物領域8
を拡大する必要があり、この結果、半導体装置の面積そ
のものが大きくなるという問題点を有していた。
さらに、ゲート近傍に高濃度不純物領域8を形成するた
めに製造工程中の熱処理等により高濃度不純物がゲート
下のチャネル領域に拡散してM OSトランジスタの特
性を変動させてしまう恐れがある。このために、MOS
トランジスタのゲート長もある程度以上に保たねばなら
ず、このことが半導体装置の内部素子の微細化による小
型化を実現するのを妨げる要因の1つとなっていた。
本発明は、上記従来の問題点を解消するもので、半導体
装置の面積を増大させることな(、外部より印加される
過電圧による静電破壊よりの耐圧を向上させることを実
現できるMOSトランジスタおよびそれを利用した保護
回路を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 前記課題を解決するために、本発明のM I S l−
ランジスタは、ドレイン領域と素子分離領域との境界面
に前記ドレイン領域と同一導電形で、これよりも高濃度
な不純物領域を有するものである。
またこれを用いた保護回路は、上HaMISトランジス
タのドレイン領域が半導体装置の外部リードに接続され
た入力端子に、ソース領域とゲート電極が共通に電源端
子もしくは接地端子に接続されたものである。
作用 本発明のMISトランジスタを用いて保護回路を構成す
ると入力端子に過電圧が印加された場合、ドレイン領域
と素子分mm域との境界面という広いpn接合領域で降
伏状態となりそのために降伏電流密度が高くならずp0
接合領域の破壊を生じることがないので半導体装置の静
電破壊からの耐圧を向上させることができる。しかも、
ドレイン領域と素子分離領域との境界面を用いるので、
MOS トランジスタのゲート幅を増大することなく降
伏電流の流れるpn接合領域を広くとることができる。
また、高濃度不純物領域をMOSトランジスタのゲート
近傍に形成しないために、高濃度不純物がMOSトラン
ジスタの特性に影響を及ぼさないのでゲート長を長くと
る必要がなく、半導体装置の内部素子の微細化による小
型化を妨げることがない。
実施例 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。
第1図は本発明のMOSトランジスタの平面図であり、
第2図は第1図のA−A ’線に沿ったMOSトランジ
スタの断面図を示すものである。第1図および第2図に
おいて、1はp形シリコン基板、2は素子分離用絶縁膜
、3は寄生トランジスタによるリーク電流を防止するた
めのp形のチャンネルストッパ 4はゲート酸化膜、5
はゲート電極、6はn形の低濃度不純物領域のソース領
域、7はn形の低濃度不純物のドレイン領域、8はドレ
イン領域7と素子分離領域3との境界面に設けられたn
形の高濃度不純物領域、9は接地端子、10は電源端子
または入力端子である。
第2図に示したMOS トランジスタのドレイン領域と
素子分離領域との境界面は、n形の高濃度不純物領域8
とp形の高濃度不純物で形成されたチャンネルストッパ
3とによるpn接合領域となっているために、降伏耐圧
がドレイン領域7の他の部分に比べて低くなっている。
また、第1図に示したように、この降伏耐圧が低くなる
領域としてドレイン領域と素子分離領域とが接する部分
を全て利用することができるので、ドレイン耐圧の低い
領域を広くとることができて降伏電流密度を低く抑える
ことができる。また、ドレイン領域と素子分離領域との
境界面にだけ高濃度な不純物領域を設けるので、MOS
トランジスタの特性に対して影響を及ぼすことがない。
以上のように、本実施例によれば、MOSトランジスタ
のドレイン領域と素子分離領域との境界面に高濃度な不
純物領域を設けることにより、MOSトランジスタのゲ
ート幅およびゲート長を拡大することな(、降伏耐圧を
低くした領域を広くとれるために降伏電流密度を低く保
つことができて、静電破壊からの耐圧を高めることが可
能である。
なお、第1図および第2図に示したMOS トランジス
タとして、p形シリコン基板上に形成したnチャネル型
のものを示したが、n形シリコン基板上に形成したpチ
ャネル型MoSトランジスタとして、p形の低濃度不純
物から成るドレイン領域と素子分離領域との境界面にp
形の高濃度不純物領域を設けても同様の効果を得ること
ができる。
第3図に本発明のpチャンネルとnチャンネルのMO8
I−ランジスタを用いた一実施例の保護回路を示す。1
1は入力端子、12は電源端子、13はnチャンネルM
O8トランジスタ、14はI)チャンネルMOSトラン
ジスタである。
なお、この回路によれば11チャンネルMO3トランジ
スタ13は正のサージ電圧に対して、pチャンネルMO
Sトランジスタ14は負のサージ電圧に対して効果があ
る。
発明の効果 本発明によれば、ドレイン領域と素子分離領域との境界
面に高濃度不純物領域を設けた〜IO3+−ランジスタ
を用いることによって、ドレイン耐圧を低めた領域をM
O8I−ランシスタを大きくすることなく広(とれるた
めに降伏電流密度を低く(呆つことかできるので、静電
破壊からの耐圧が十分に高い小型の半導体装置を実現す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に用いられるMOSトランジ
スタの平面図、第2図は第1図に示したΔA′線に沿っ
た断面図、第3図は本発明のMOSトランジスタを用い
た保護回路、第4図は従来のMOSトランジスタの断面
図、第5図は第4図のB−B ’線に沿った断面図で′
ある。 1・・・・・・p形シリコン基板、2・・・・・・素子
分離領域、3・・・・・・チャンネルストッパ、4・・
・・・・ゲート酸化膜、5・・・・・・ゲート電極、6
・・・・・・ソース領域、7・・・・・・ドレイン領域
、8・・・・・・n形の高濃度不純物領域、9・・・・
・・接地端子、]O・・・・・・電源端子または入力端
子。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一導電形の半導体基板上に選択的に素子分離領域
    が形成され、同素子分離領域のない前記半導体基板上に
    ソース領域とドレイン領域が形成され、同ソース領域と
    ドレイン領域の間の前記半導体基板表面にゲート絶縁膜
    とゲート電極が積層され、前記素子分離領域の端部に沿
    って前記ドレイン領域との間に前記ドレイン領域と同一
    導電形で、これよりも高濃度な不純物の拡散領域が形成
    されたことを特徴とするMISトランジスタ。
  2. (2)一導電形の半導体基板上に選択的に素子分離領域
    が形成され、同素子分離領域のない前記半導体基板上に
    ソース領域とドレイン領域が形成され、同ソース領域と
    ドレイン領域の間の前記半導体基板表面にゲート絶縁膜
    とゲート電極が積層され、前記素子分離領域の端部に沿
    って前記ドレイン領域との間に前記ドレイン領域と同一
    導電形でこれよりも高濃度な不純物の拡散領域が形成さ
    れたMIS形トランジスタの前記ドレイン領域が半導体
    装置の外部リードに接続された入力端子に、前記ソース
    領域と前記ゲート電極が共通に電源端子もしくは接地端
    子に接続されていることを特徴とする保護回路。
JP1165930A 1989-06-28 1989-06-28 Misトランジスタとこれを用いた保護回路 Pending JPH0330476A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08204020A (ja) * 1995-01-30 1996-08-09 Nec Ic Microcomput Syst Ltd 半導体装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5378179A (en) * 1976-12-22 1978-07-11 Hitachi Ltd Inverter circuit using field effect element
JPS5814562A (ja) * 1981-07-17 1983-01-27 Toshiba Corp 半導体装置
JPS6042867A (ja) * 1983-08-19 1985-03-07 Toshiba Corp 半導体装置

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