JPH0330388Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0330388Y2
JPH0330388Y2 JP6447887U JP6447887U JPH0330388Y2 JP H0330388 Y2 JPH0330388 Y2 JP H0330388Y2 JP 6447887 U JP6447887 U JP 6447887U JP 6447887 U JP6447887 U JP 6447887U JP H0330388 Y2 JPH0330388 Y2 JP H0330388Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
side wall
elevator car
protective
interior
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6447887U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63169582U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6447887U priority Critical patent/JPH0330388Y2/ja
Publication of JPS63169582U publication Critical patent/JPS63169582U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0330388Y2 publication Critical patent/JPH0330388Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はエレベータのかご内室に係り、特にか
ご側壁の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のかご内室を第5図により説明する。図に
於いて、1は照明器具を内蔵した天井、2は側
壁、3は床、4はドアである。従来は側壁2にエ
ツチング加工、各種装飾シートの貼付、鏡面仕上
等を施すことにより、かご内室の意匠効果の向上
を図り、また身体障害者用エレベータの場合には
鏡を取り付けることもあつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来のかご内室では荷物の運搬時に、荷物や荷
物運搬車が当たつて、側壁2を損傷してしまうこ
とがあつた。そのため荷物等の運搬の度に側壁2
上に防護用の保護シートやベニヤ板等を張り巡ら
す必要があり、非常に手間がかかるとともに、か
ご内室の美観を損ねていた。
本考案は上記従来の欠点を解消することを目的
としたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は側壁に回動自在にパネルを設け、この
パネルの一面をかご内室の意匠効果向上のための
意匠面とし、背面を荷物の運搬時に、荷物や荷物
運搬車から側壁を保護するための防護面とし、簡
単な操作でパネルを回動できるようにしたもので
ある。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図及び第2図により説
明する。5はパネル6を側壁2に回動自在に軸着
する水平方向の軸を兼ねた手摺りであり、パネル
6の一面に鏡面7、背面は荷物等から側壁2を保
護するための防護面8になつており、パネル6に
設けた磁石(図示省略)によつて、パネル6は側
壁2に固定されている。また、防護面8にはメラ
ミン化粧板のように傷つきにくい材質、あるいは
鋼板に保護幕や保護シートを取り付けたものより
なつている。更に、図ではドア4と対向しない面
の側壁2のみが図示されているが、ドア4と対向
する図示省略した正面壁も側壁2と同様である。
本実施例では、乗用エレベータとして一般乗客
が通常使用する場合は、第1図に示すように鏡面
7を表として使用する。これにより、側壁2と鏡
面7が表面に現れ、乗用エレベータとして好適な
ものとなる。また、荷物の運搬時には、手摺り5
を中心にしてパネル6を180度回転し、第2図に
示すように防護面8を表にする。これによつて、
荷物等から側壁2を保護し、荷物の運搬に好適な
エレベータとして使用することができる。
本考案は上記実施例に限定されることはなく、
下記のように変形して実施しても良い。
パネル6の一面を鏡面7の代わりに、側壁2
の下部2aと同一デザインとし、かご内室意匠
の調和を図る。
側壁2の上部2bのうち、通常はパネル6で
覆われる部分に防護幕又は防護シートを設け、
手摺り5の下部のみならず上部をも、荷物等か
ら保護するようにする。
第1図及び第2図の実施例とは逆に、側壁2
の下部2a及びパネル6の一面7を防護面と
し、側壁2の上部2b及びパネル6の背面8を
鏡面や装飾板等の美観を呈する意匠面とする。
第3図a,bはパネル6の側壁2への取り付け
構造の他の実施例であり、側壁2にねじ穴10が
切られたブラケツト11を固定するとともに、パ
ネル6の端部に設けた鉤部6aに丸穴又はねじ穴
6bを設け、ねじ12によりパネル6をブラケツ
ト11に固定したものであり、ねじ12を外すこ
とにより第3図bに示すようにパネル6を回動可
能としたものである。第4図a,b,cもパネル
6の側壁2への取付例を示したものであり、aは
第3図の鉤部6aがブラケツト11の下部に位置
するようにしたものである。bは側壁2の裏面に
ナツト13を溶着し、パネル6、側壁2を貫通し
て皿ねじ14をナツト13に螺合したものであ
る。cは側壁2に頭部や頭部よりやや細い胴部を
有する突起15を固定し、パネル6に取り付けた
環状の弾性体16に突起15を貫通させることに
よりパネル6を側壁2に係止したものである。ま
た、上記各実施例に限定されることはなく、パネ
ル6を側壁2に取り付けることができる構造であ
れば良い。尚、第2図のようにパネル6を下垂し
た場合のパネル6の側壁2への取り付けも上記と
同様に行うことができる。
更に、上記各実施例ではパネル6の回転軸を手
摺り5と兼用しているが、回転軸を鉛直方向に設
けるようにすることもできる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、側壁に
回動可能に軸着したパネルの一面を意匠面、背面
を防護面とし、パネルを回動させるだけでかご内
室をその使用目的に応じた状態に変更できるた
め、乗客に対する意匠効果の向上効果を有すると
ともに荷物運搬時における側壁の保護効果も有す
るエレベータかご内室を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示す
図、第3図及び第4図はパネルと側壁の取り付け
構造の他の実施例を示す図、第5図は従来のエレ
ベータかご内室を示す図である。 1……天井、2……側壁、3……床、4……ド
ア、5……軸を兼ねた手摺り、6……パネル、7
……鏡面、8……防護面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) エレベータのかご室を構成する側壁に、一面
    を意匠面、その背面を防護面としたパネルを軸
    着したことを特徴とするエレベータかご。 (2) 上記防護面はメラミン化粧板で構成されたこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載のエレベータかご。 (3) 上記防護面は鋼板に防護幕又はシートを貼付
    したものであることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項記載のエレベータかご。 (4) 上記意匠面は鏡面であることを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項〜第3項のいずれ
    かに記載のエレベータかご。
JP6447887U 1987-04-27 1987-04-27 Expired JPH0330388Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6447887U JPH0330388Y2 (ja) 1987-04-27 1987-04-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6447887U JPH0330388Y2 (ja) 1987-04-27 1987-04-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63169582U JPS63169582U (ja) 1988-11-04
JPH0330388Y2 true JPH0330388Y2 (ja) 1991-06-27

Family

ID=30900673

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6447887U Expired JPH0330388Y2 (ja) 1987-04-27 1987-04-27

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0330388Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020045232A (ja) * 2018-09-20 2020-03-26 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 エレベーターのかご側壁養生装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5082448B2 (ja) * 2007-01-04 2012-11-28 フジテック株式会社 エレベータのかご
WO2014195996A1 (ja) * 2013-06-06 2014-12-11 三菱電機株式会社 エレベーター用かご

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020045232A (ja) * 2018-09-20 2020-03-26 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 エレベーターのかご側壁養生装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63169582U (ja) 1988-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0330388Y2 (ja)
US5397152A (en) Seat belt retractor mounted on strut assembly
JPS622224Y2 (ja)
JPH1046923A (ja) 引 戸
JP2000044152A (ja) マンコンベアのインナレッジ取付構造
JP2685694B2 (ja) エレベータかご
US4783122A (en) System for attaching the safety belt to the seat
JP3095467B2 (ja) 壁面への箱物の取付構造
JPH0414250Y2 (ja)
JP2509561Y2 (ja) 簡易キャブの取付構造
JPH0131590Y2 (ja)
JPS6320690Y2 (ja)
JPH0323173U (ja)
JPH04339983A (ja) ドア開口部の保護構造
JPH05273648A (ja) スクリーン
JPH0324761Y2 (ja)
JPS592764U (ja) エレベ−タ乗かご
KR970000229Y1 (ko) 자동차용 실내 손잡이 구조
JPH01177331U (ja)
JP2000120324A (ja) スライドドアの戻り機構取付装置
JPS5936623Y2 (ja) 地板への出窓用下枠の固定装置
JPH0315875U (ja)
KR0120099Y1 (ko) 버스승강구의 승객감지장치
JP2547298Y2 (ja) 台所キャビネット用化粧材
JPS6329619Y2 (ja)