JPH0131590Y2 - - Google Patents

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JPH0131590Y2
JPH0131590Y2 JP1984173554U JP17355484U JPH0131590Y2 JP H0131590 Y2 JPH0131590 Y2 JP H0131590Y2 JP 1984173554 U JP1984173554 U JP 1984173554U JP 17355484 U JP17355484 U JP 17355484U JP H0131590 Y2 JPH0131590 Y2 JP H0131590Y2
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JP
Japan
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cap
back door
head
spare tire
floor frame
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JP1984173554U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はバツクドア開閉式車両のスペアタイ
ヤの盗難防止装置に関する。
(従来技術) 従来、バツクドア開閉式車両のスペアタイヤの
盗難防止装置としては、第3図に示すものがあ
り、第3図において、バツクドア開閉式車両のフ
ロアフレーム7の下方にはスペアタイヤ5を支持
するスペアタイヤハンガー4が配置され、このス
ペアタイヤハンガー4の端部を支持するクランプ
ボルト1の頭部1aは、バツクドア2の下端面と
間隙Cを介してフロアフレーム7上に配置されて
いる。そしてバツクドア2の外側パネル下端には
下方に突出状にフランジ部2aが形成されてい
る。このフランジ部2aは前記間隙Cを外側より
覆蓋するもので、外側からのスパナー8等の侵入
を阻止し、バツクドア2の閉止状態にあつて、ク
ランプボルトの頭部1aが容易にスパナー8等に
より回転されることのないようスペアタイヤ5の
盗難防止の役目を負つている。
(問題点) しかし、上記のような従来構造にあつては、バ
ツクドア2の建付け誤差によりバツクドアのフラ
ンジ部2a下端とバンパー6上縁との隙間Sを十
分小さくすることができず、スパナー等の外側か
らの侵入を完全に阻止することができない場合も
生じ、又このフランジ部2aは容易にスパナー等
により屈曲させることができるため、間隙Cを覆
蓋する外壁としての役目も弱いものであり、フラ
ンジ部2aを屈曲させて容易に外部よりスパナー
等によりボルト頭部1aを回し、スペアタイヤ5
が盗まれる事態が生じる。
(問題を解決するための手段) 本考案は上記従来の問題点に鑑み案出したもの
であつて、スペアタイヤの盗難防止装置としてよ
り完全なものを提供せんことを目的とし、その要
旨を、バツクドア開閉式車両のフロアフレーム7
の下方にスペアタイヤハンガー4を介して支持さ
れるスペアタイヤ5において、前記フロアフレー
ム7におけるバツクドア2の閉止時にその下端面
と対向する位置に縦挿されて、スペアタイヤハン
ガー4の端部を吊下げ支持するクランプボルト1
の頭部1aには、該頭部1aを覆蓋し、かつその
下端面には前記フロアフレーム7に係止されて回
り止めされる突起を備えたキヤツプ9が嵌合さ
れ、しかも前記バツクドアの閉止状態におけるキ
ヤツプ9上面と前記バツクドア2の下端面との間
隙Cは前記キヤツプ9がクランプボルト頭部1a
から外れないような間隔に設定したことである。
(作用) 上記のようにクランプボルトの頭部には上方よ
りキヤツプが嵌合され、しかもキヤツプはフロア
フレームに係止されて回り止めされているため、
たとえバツクドアのフランジ部がこじ曲げられ
て、スパナー等が外部より侵入されたとしても、
ボルトの頭部はキヤツプに保護されて回すことが
できず、スペアタイヤの盗難防止がなされる。し
かも、キヤツプがボルトの頭部に嵌合し、かつバ
ツクドア閉止されている状態ではキヤツプ上面と
バツクドア下端面との形成する間隙が、クランプ
ボルト頭部1aからキヤツプが外れないような間
隔に設定されているため、キヤツプがはずれるこ
とはない。又、キヤツプはフレームに回り止めさ
れているため車両走行中にクランプボルトがゆる
む心配もない。
(実施例) 以下、本考案を具体化した一実施例を第1図及
び第2図に基づいて説明する。
図において、バツクドア開閉式車両のフロアフ
レーム7の下方にはスペアタイヤ5を支持するス
ペアタイヤハンガー4が配設されている。このス
ペアタイヤハンガー4の端部は、釣状のフツク3
に釣支されているとともにフツク3はクランプボ
ルト1と螺合されている。このクランプボルト1
の頭部1aは、前記フロアフレーム7の後端部に
一段低く段差状に形成された段部7aに当接支持
されている。従つてクランプボルトの頭部1aを
スパナー等で回転させることによりスペアタイヤ
ハンガー4を締め付け又はゆるめることができ
る。さらに、クランプボルトの頭部1aには、第
2図に示すキヤツプ9が上方より嵌合されてい
る。即ち、キヤツプ9は硬質材にて円柱状に形成
され、その下面には、前記ボルト頭部1aの上面
及び側面を覆蓋してボルト頭部1aと嵌合し得る
六角状の凹部9aが形成されている。さらに同キ
ヤツプ9の下面の凹部9aの外側には、対向状の
2本の突起10が突設されている。この突起10
は、フロアフレーム7の段部7aに穿設された開
孔に係入され、キヤツプ9がボルトの頭部1aと
嵌合された際にキヤツプ9の回り止めするもので
ある。尚、突起10の長さは後述する間隙Cと同
程度か少し長めに形成するのが好ましい。
ボルト頭部1aに嵌合されたキヤツプ9の上方
にはバツクドア2の下端面が位置することとなる
が、バツクドア2の閉止状態において、キヤツプ
9の上面とバツクドア2の下端面との形成する間
隙Cはクランプボルトの頭部1aの高さTより小
さくなるように設定されている。
図中2aは、バツクドア2の外側下端部に形成
されたフランジ部であり、図中6は車両の後部バ
ンパーである。11はバツクドア2の内側とフレ
ーム7間に介在される弾性材である。
上記のように構成された本例装置は、スペアタ
イヤ5をスペアタイヤハンガー4にセツトし、同
ハンガーの端部をフツク3に釣支させた後、クラ
ンプボルト1を締め付け、スペアタイヤハンガー
4を固定する。その後クランプボルト1の頭部1
aには上方よりキヤツプ9を嵌合させ、バツクド
ア2を閉止する。そうすることにより、たとえバ
ツクドア端部のフランジ部2aが屈曲されて外部
よりスパナー等の侵入が可能となつた場合にも、
クランプボルト1の頭部1aはキヤツプ9により
保護されているため、クランプボルト1を回すこ
とはできず、しかもバツクドア2が閉止されてい
る限り、キヤツプ上面とバツクドア下端面の間隙
Cがボルト頭部1aの高さTより小さいため、キ
ヤツプ9がはずれることはなく、スペアタイヤの
盗難が防止される。又、車両走行中はキヤツプ9
はフレーム7aに回り止めされているためクラン
プボルト1がゆるむ心配もない。
さらに本例にあつては、スペアタイヤハンガー
4内にスペアタイヤ5が存在しない空の場合に、
クランプボルトの頭部1aのがたつき、及び突き
上げ等によるバツクドア2下面及びフロアフレー
ムの損傷がキヤツプ9により防止され、又、バツ
クドア2開放時における荷物の上げ下ろし時のボ
ルト頭部1aのひつかかりもなく外観的にもスツ
キリしたものとなる。
(効果) 本考案によるスペアタイヤの盗難防止装置は、
バツクドア開閉式車両のフロアフレームの下方に
スペアタイヤハンガーを介して支持されるスペア
タイヤにおいて、前記フロアフレームにおけるバ
ツクドアの閉止時にその下端面と対向する位置に
縦挿されて、スペアタイヤハンガーの端部を吊り
下げ支持するクランプボルトの頭部には、該頭部
の上面及び側面を覆蓋し該頭部と嵌合し得る六角
状の凹部を有し、かつその下端面には前記フロア
フレームに係止されて回り止めされる突起を備え
た円柱状のキヤツプが嵌合され、しかも前記突起
は前記バツクドアの閉止状態におけるキヤツプ上
面と前記バツクドアの下端面との間隙よりも長く
形成されていることにより、簡単な構造のキヤツ
プを用い、このキヤツプを従来構造を設計変更す
ることなく、従来のクランプボルトの頭部に嵌合
させて簡易に取り付けることができ、しかもこの
キヤツプにより優れた盗難防止効果を発揮し得る
ものである。さらに、このキヤツプは同時にクラ
ンプボルトの緩み止め効果をも発揮し、スペアタ
イヤの脱落をも防止し得るという派生的な効果を
も有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す要部断面図、
第2図はキヤツプの斜視図、第3図は従来例の要
部断面図を示す。 1……クランプボルト、1a……頭部、2……
バツクドア、4……スペアタイヤハンガー、5…
…スペアタイヤ、7……フロアフレーム、9……
キヤツプ、C……間隙、10……突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バツクドア開閉式車両のフロアフレーム7の下
    方にスペアタイヤハンガー4を介して支持される
    スペアタイヤ5において、前記フロアフレーム7
    におけるバツクドア2の閉止時にその下端面と対
    向する位置に縦挿されて、スペアタイヤハンガー
    4の端部を吊り下げ支持するクランプボルト1の
    頭部1aには、該頭部1aの上面及び側面を覆蓋
    し該頭部1aと嵌合し得る六角状の凹部9aを有
    し、かつその下端面には前記フロアフレーム7に
    係止されて回り止めされる突起を備えた円柱状の
    キヤツプ9が嵌合され、しかも前記突起は前記バ
    ツクドアの閉止状態におけるキヤツプ9上面と前
    記バツクドア2の下端面との間隙Cよりも長く形
    成されていることを特徴とするスペアタイヤの盗
    難防止装置。
JP1984173554U 1984-11-15 1984-11-15 Expired JPH0131590Y2 (ja)

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JP1984173554U JPH0131590Y2 (ja) 1984-11-15 1984-11-15

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JP1984173554U JPH0131590Y2 (ja) 1984-11-15 1984-11-15

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JPS6187782U JPS6187782U (ja) 1986-06-09
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JP6178167B2 (ja) * 2013-08-28 2017-08-09 ダイハツ工業株式会社 車両のスペアタイヤ支持装置

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JPS5635412U (ja) * 1979-08-28 1981-04-06

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