JPH0330359B2 - - Google Patents

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JPH0330359B2
JPH0330359B2 JP61191516A JP19151686A JPH0330359B2 JP H0330359 B2 JPH0330359 B2 JP H0330359B2 JP 61191516 A JP61191516 A JP 61191516A JP 19151686 A JP19151686 A JP 19151686A JP H0330359 B2 JPH0330359 B2 JP H0330359B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は、データ処理システムに於いて、制御
装置と端末との間で授受される制御データの送受
信方式に係り、特にデータの伝送制御をデータ処
理用のCPUとは別個のCPUで行なうようにした
システムの制御データ送受信方式に関する。
(従来技術と問題点) 従来の所謂ワンチツプCPUを使用したデータ
処理システムでは、制御装置に1個のCPUを有
し、端末との間の制御データの授受及びこれに基
づく処理を上記CPUで一括して行なわれる。
このようなデータ処理システムで端末の数を多
くした場合、授受すべき制御データの数及びこの
制御データに基づく処理数が多くなるため、
CPUの処理サイクルを長く設定する必要があり、
迅速な制御が不可能となる。
以上の問題点を解決すべく本発明の発明者は、
制御装置にデータ処理用のCPUとデータ授受用
のCPUを設けてデータの処理と授受とを並行さ
せて行うようにしたデータ処理方式を本件とは別
の特許出願で提案した。
ところで、上記データ処理方式では、制御装置
に於いて端末から受信した制御データによる処理
結果を制御データとして端末に送信する場合、当
該制御データはデータ授受用CPUの制御下にお
かれるメモリに一旦格納されたのち端末に順次送
られるために、制御データの送信タイミングのデ
ータ処理タイミングからの時間的な遅れが大きく
なる。
ところで、制御装置と端末との間で授受される
制御データには、処理のための制御データ(処理
制御系データ)と処理の結果又は処理後の状態等
を端末に表示するための制御データ(表示制御系
データ)とがあり、表示制御系データによる制御
は一般に上記制御データの送信タイミングの遅れ
は問題とならないが、処理制御系データによる制
御は一般に比較的短時間のうちに完結させる必要
があることが多く、上記制御データの送信タイミ
ングの遅れが問題となる。具体的にいうと、例え
ば上記データ処理システムを適用した電子ボタン
電話装置では、処理制御系データには発信又は応
答の際の回線接続制御データ、終結の際の回線切
断制御データ、ダイヤル時のダイヤル符号送出制
御データ等があり、また表示制御系データには回
線使用状態、着信等の可視表示を行なうためのラ
ンプ表示データ、着信音、話中音等の可聴表示を
行なうためのトーン表示データ、端末(電話機)
に時刻、通話時分、相手先ダイヤル番号等の表示
を行うためのデイスプレイ表示データ等があり、
上記処理制御系データによる制御では制御データ
の送信タイミングが遅れると端末(電話機)での
操作と制御装置での処理との間での時間的なずれ
が大きくなつて好ましくない。
(発明の目的) 本発明は、以上の問題点を解決すべく提案する
もので、端末数が多くても制御装置での処理サイ
クルが長くならず、かつ遅れが許されない制御の
ための制御データを短時間のうちに授受できる制
御データの送受信方式を得ることを目的とする。
(発明の概要) この目的のため、本発明は、制御装置にデータ
処理用CPUとデータ授受用CPUを設け、制御装
置での端末からの制御データの受信は、端末から
送出された制御データを上記データ授受用CPU
で順次受信したのち上記データ処理用CPUに一
括に転送して行ない、制御装置から端末への制御
データの送信は、上記データ処理用CPUから上
記データ授受用CPUに制御データを一括に転送
したのち当該データ授受用CPUから端末に順次
送信する第1の送信形態と、上記データ処理用
CPUから端末に制御データを直接送信する第2
の送信形態とにより行うようにしたものであり、
表示制御系に於けるように制御装置での処理から
制御データの送信までに時間的遅れ(1処理サイ
クル程度の遅れ)が許されるような制御データは
上記第1の送信形態で、処理制御系に於けるよう
に上記時間的遅れが許されないような制御データ
は上記第2の送信形態でそれぞれ送信するように
したものである。
(実施例の構成) 第1図及び第2図は本発明を電子ボタン電話装
置に実施した例を示すブロツク図で、第1図は制
御装置側を、第2図は端末側をそれぞれ示してい
る。
まず、制御装置CCの構成を説明する。
第1図に示すように、制御装置CCは、端末側
装置(端末接続ユニツトSTU、回線接続ユニツ
トTKU)との間で制御データ(以下、データと
いう。)の授受を制御するためのデータ授受用
CPU.1、このCPU.1の制御で受信したデータに
基いて処理を行ない、端末側装置に送信するデー
タを作成するためのデータ処理用CPU.2、
RAMでなり、受信データのメモリ空間31と送信
データのメモリ空間32が設定されていて端末側
装置から受信したデータ及び端末側装置に送信す
るデータのうち時間的遅れが許されるデータ(例
えば表示制御系データ、以下表示制御系データを
例とする。)を格納するためのメモリ3、このメ
モリ3と同様の構成で、データ処理用CPU.2で
処理されるデータ(メモリ3から転送されたデー
タ)及びデータ処理用CPU.2で作成した表示制
御系データを格納するためのメモリ4、データ授
受用CPU.1及びメモリ3とデータ処理用CPU.2
及びメモリ4との間の結合を制御するために、ア
ドレスバスad1とad2との間及びデータバスde1
de2との間にそれぞれ設けられたアドレスゲート
5及びデータゲート6、アドレスを端末側装置の
番号に展開するためのデコーダ71〜7o、制御装
置CCのデータバスde2と各端末側装置へのデータ
バスde3との結合を制御するためのデータゲート
8、データ授受用CPU.1とデータ処理用CPU.2
との間でデータの転送制御を行うためのフリツプ
フロツプ9及び10等で構成されている。
データ授受用CPU.1とメモリ3及びデータ処
理用CPU.2とメモリ4とは、それぞれがアドレ
スバスad2とデータバスde2及びアドレスバスad1
とデータバスde1とによつて相互に結合されて、
それぞれデータ授受ブロツク及びデータ処理ブロ
ツクを構成し、この2つのブロツクはアドレスゲ
ート5及びデータゲート6を介してアドレスバス
ad1とad2及びデータバスde1とde2とが相互に接続
されることによつて結合されている。
また、デコーダ71〜7oにはアドレスバスad2
を構成する16本のラインA0〜A15のうちI/O指
定に使用する適宜のラインが接続されており、そ
の組み合わせから端末側装置の番号を展開する構
成となつている。尚、実施例のボタン電話装置で
は、制御装置CC内のアドレスは16ビツト構成
(A0〜A15)であり、因みにデータは8ビツト構
成(D0〜D7)である。
次に、端末側装置の構成を説明する。
第2図に示すように、端末側装置は、複数の端
末(電子ボタン電話装置では、電話機等に相当す
る。以下、電話機を例とする。)STと複数の通信
回線(電子ボタン電話装置では局線等、電話回線
に相当する。以下電話回線を例とする。)Lとを
選択的に接続制御するために電話機ST側に設け
られた複数の端末接続ユニツトSTU(区別する必
要のないときは記号に添字を付さない。他の記号
についても同様とする。)及び電話回線L側に設
けられた複数の回線接続ユニツトTKUで構成さ
れる。尚、第2図では端末接続ユニツトSTU及
び回線接続ユニツトTKUは、それぞれ2ユニツ
トずつ示してある。
端末接続ユニツトSTUは、複数の電話機STの
各種制御を一括して行なうサブCPU.21と、電
話機STと電話回線Lとを選択的に接続するため
に接点(クロスポイント)がマトリツクスに配さ
れたスイツチ22、で構成されている。
回線接続ユニツトTKUは、複数の電話回線L
に関する各種制御を一括して行なうサブCPU.3
1と、電話回線L毎に設けられ、電話回線Lに対
するインターフエースの機能を有する接続回路3
2で構成されている。
端末接続ユニツトSTUのサブCPU.21及び回
線接続ユニツトTKUのサブCPU.31には、それ
ぞれ前記制御装置CCのデコーダ71〜7oからの
番号指定線l7が接続され、また、データゲート8
からのデータバスde3が複式に接続されている。
図に示す例では、端末接続ユニツトSTU1及び
STU2のそれぞれのサブCPU.21がそれぞれデ
コーダ71の第1番及び第2番の展開番号で指定
され、回線接続ユニツトTKU1及びTKU2のそれ
ぞれのサブCPU.31がそれぞれデコーダ7oの第
1番及び第2番の展開番号で指定されるように接
続されている。尚、第1図と第2図の〜は、
同じ符号の個所が接続されていることを示してい
る。
端末接続ユニツトSTUと電話機STとは、各電
話機STの制御線l8がサブCPU.21に個別に接続
され、また各電話機STの通話線l9がスイツチ2
2の例えば列線に接続されることによつて結合さ
れており、更に各端末接続ユニツトSTU相互は、
それぞれのスイツチ22の例えば行線が縦列に接
続されることによつて結合されている。
回線接続ユニツトTKUの接続回路32は、回
線の閉結手段(所謂、Aポジシヨンリレー等)、
呼出信号の受信手段、ダイヤル信号の送出手段等
を有しており、その一方の通話路端には電話回線
Lが接続され、他方の通話路端は端末接続ユニツ
トSTUのスイツチ22の行線に接続されている。
(実施例の作用) 第3図は、本発明の実施例の制御シーケンスを
説明する図である。
制御装置CCと端末側装置(端末接続ユニツト
STU及び回線接続ユニツトTKU)との間のデー
タの授受及び受信データによる制御装置CCでの
処理は、設定時間、例えば100msecの処理サイク
ルでサイクリツクに行なわれる。
電話機STの状態は端末接続ユニツトSTUのサ
ブCPU.21で、電話回線Lの状態は回線接続ユ
ニツトTKUのサブCPU.31でそれぞれ常時監視
されており、電話機STで例えば回線選択ボタン
を押下すると、当該電話機STが所属する端末接
続ユニツトSTUに於いて当該電話機STの制御線
l8にボタン押下信号が送出され、サブCPU.21
は上記ボタン押下信号を検知して当該電話機ST
の端末番号及び押下された回線選択ボタンの種別
等、必要な情報を含むデータをデータバスde3
送出し、また、いずれかの電話回線Lに例えば着
信があると、当該電話回線Lが所属する回線接続
ユニツトTKUに於いて当該電話回線Lが接続さ
れた接続回路32で着信信号を受信し、サブ
CPU.31は上記着信信号の受信をラインl11を介
して読み込んで当該着信のあつた電話回線Lの識
別情報等、必要な情報を含むデータをデータバス
de3に送出する。
制御装置CCに於いて、その処理サイクル中、
端末側装置からのデータの受信時間になると、デ
ータ授受用CPU.1はラインl1にオフ信号を送出
してアドレスゲート5及びデータゲート6を非導
通状態とし、これによつてメモリ3及びアドレス
バスad2、データバスde2は専らデータ授受用
CPU.1の制御に支配され、メモリ4及びアドレ
スバスad1、データバスde1は専らデータ処理用
CPU.2の制御に支配される状態となる。
この状態で、データ授受用CPU.1はアドレス
バスad2に端末側装置のアドレスコードを順次送
出する。このアドレスコードはデコーダ71〜7o
によつて端末側装置の番号、すなわち端末接続ユ
ニツトSTU及び回線接続ユニツトTKUの番号に
展開され、番号指定線l7に順次端末側装置の指定
信号が送出されていく。このとき、データゲート
8はデータ授受用CPU.1からラインl2に送出さ
れているオン信号により導通状態にあつてデータ
バスde2とde3とが結合されており、データ授受用
CPU.1は端末接続ユニツトSTU及び回線接続ユ
ニツトTKUからデータバスde3に送出されている
データを、上記動作で指定した順序、すなわち例
えば端末接続ユニツトSTU1,STU2,…及び回
線接続ユニツトTKU1,TKU2,…の順に上記デ
ータゲート8及びデータバスde3を介して読み込
み、メモリ3の受信データメモリ空間31の対応
アドレスに当該データを順次格納する(第3図イ
参照)。
メモリ3への上記データの格納が終了すると、
データ授受用CPU.1はラインl3にデータの格納
完了を示す信号を送出し、これによつてフリツプ
フロツプ9が反転して当該データの受信完了が記
憶される。このとき、ラインl2にはオフ信号が送
出されてデータゲート8が非導通に転じ、制御装
置CC側のデータバスde2と端末側装置側のデータ
バスde3との結が切り離される。
データ授受用CPU.1が以上の制御を行つてい
る間、データ処理用CPU.2は1周期前の処理サ
イクルで受信したデータに基いた処理のうち、未
処理で残つているデータによる処理を行つている
(第3図ロ参照)。この処理は第3図トの期間での
処理と同じであり、詳細は後の説明で明らかとな
る。
データ処理用CPU.2の処理サイクルに於いて
前記動作でメモリ3に格納されたデータの転送制
御時間になると、当該データ処理用CPU.2はま
ずラインl4を検索する。前記のように、フリツプ
フロツプ9が端末側装置からのデータの受信完了
を記憶していると、上記ラインl4にはデータの転
送準備が完了したことを示す信号が送出されてお
り、この信号によつてデータ処理用CPU.2はデ
ータの転送制御が許可されたものと判断し、ライ
ンl5にデータの転送制御開始を示す信号を送出す
る。これによつてフリツプフロツプ10が反転
し、データ授受用CPU.1はラインl6の検索によ
つて上記フリツプフロツプ10の反転を知つてデ
ータ処理用CPU.2のデータ転送制御開始を判断
する。この判断によつてデータ授受用CPU.1は
ラインl1にオン信号を送出したのち、データ授受
制御に関する動作を一旦停止する。
ラインl1にオン信号が送出されると、アドレス
ゲート5及びデータゲート6が導通に転じ、これ
によつてアドレスバスad2及びデータバスde2はそ
れぞれアドレスバスad1及びデータバスde1に結合
され、かつこのときデータ授受用CPU.1は動作
停止状態にあるので、メモリ3はメモリ4ととも
にデータ処理用CPU.2の制御に支配されるよう
になる。
データ処理用CPU.2は、以上のようにしてデ
ータ授受用CPU.1の動作を停止させたのち、前
記動作でメモリ3の受信データメモリ空間31
格納されたデータを読み込んでメモリ4の受信デ
ータメモリ空間41に格納する制御、すなわちデ
ータの転送制御を行なう。このデータの転送制御
は短時間のうちに一括して行なわれる(第3図ハ
参照、以下、この転送方法をブロツク転送とい
う。)。
メモリ3からメモリ4へのデータのブロツク転
送が終了すると、データ処理用CPU.2はメモリ
4の受信データメモリ空間41に格納されたデー
タを順次読み出してデータ処理を行ない、端末側
装置に送出するデータを作成する(第3図ニ参
照)。
以上の動作で作成されたデータの端末装置側へ
の送信は、当該データが処理制御系データである
場合と表示制御系データである場合とで異つた形
態で行なわれる。例えば、電話機ST11で電話回
線L11に発信すべく回線選択ボタンを押下した場
合を例とすると、メモリ4の受信データメモリ空
間41には端末接続ユニツトSTU1から電話機
ST11に於ける電話回線L11対応の回線選択ボタン
の押下データが格納されている。当該データに基
ずくデータ処理用CPU.2での処理により作成さ
れるデータは、端末接続ユニツトSTU1に対して
送出されるクロスポイント閉結データ、回線接続
ユニツトTKU1に送出される回線捕捉データ及び
全ての端末接続ユニツトSTUに送出される電話
回線L11の使用中表示データであり、上記クロス
ポイント閉結データ及び回線捕捉データは処理制
御系データであり、上記使用中表示データは表示
制御系データである。
処理制御系データはデータ処理用CPU.2から
直接端末側装置に送出される。すなわち、データ
処理用CPU.2は作成した処理制御系データの送
出先アドレスコードを出力し、このアドレスコー
ドはアドレスバスad1、アドレスゲート5及びア
ドレスバスad2を経てデコーダ71〜72に達し、
ここで端末側装置の番号に展開されて当該処理制
御系データの送出先端末側装置が指定される。こ
れと同時にデータ処理用CPU.2はラインl2にオ
ン信号を送出してデータゲート8を導通状態と
し、データバスde1に上記処理制御系データを出
力し、この処理制御系データはデータゲート6、
データバスde2及びデータゲート8を経て端末側
装置側のデータバスde3に送出される(第3図ホ
参照)。
以上の動作を前記クロスポイント閉結データ及
び回線捕捉データについて具体的に述べると、ク
ロスポイント閉結データはデコーダ71の第1番
の展開番号で指定された端末接続ユニツトSTU1
に送出され、端末接続ユニツトSTU1では当該ク
ロスポイント閉結データによる処理がサブCPU.
21で行なわれて、スイツチ22にリード10を
介して駆動信号が送出され、これによつてスイツ
チ22のクロスポイントxが閉じる。また、回線
捕捉データはデコーダ7oの第1番の展開番号で
指定された回線接続ユニツトTKU1に送出され、
回線接続ユニツトTKU1では回線捕捉データによ
る処理がサブCPU.31で行なわれて電話回線L11
対応の接続回路32にリードl11を介して捕捉信
号が送出され、この捕捉信号により当該接続回路
32の回線閉結手段、例えばAポジシヨンリレー
が作動する。以上の動作で電話機ST11と電話回
線L11とは相互に接続されたことになる。
以上のようにして処理制御系データの作成及び
送出が終るとデータ処理用CPU.2はラインl2
オフ信号を送出してデータゲート8を非導通状態
とし、制御装置CC側のデータバスde2と端末側装
置側のデータバスde3との結合を解く。
また、表示制御系データは、メモリ4の送信デ
ータメモリ空間42に格納されたのちメモリ3の
送信データメモリ空間32にブロツク転送された
のちデータ授受用CPU.1の制御によつて順次端
末側装置に送出される。以下にこの動作を詳述す
る。
データ処理用CPU.2は、表示制御系データを
まずメモリ4の送信データメモリ空間42の対応
アドレスに格納する(第3図ニ参照)。
データ処理用CPU.2での処理サイクルに於い
て、データ処理サイクルに於いて、データ処理用
CPU.2からデータ授受用CPU.1への表示制御系
データの転送時間となると、データ処理用CPU.
2は上記第3図ニでのデータ処理を一旦停止し、
その時点でメモリ4の送信データメモリ空間42
に格納されている表示制御系データをメモリ3の
送信データメモリ空間32にブロツク転送する
(第3図ヘ参照)。
データ処理用CPU.2の処理サイクルは例えば
100msec程度の短時間であるので、これに制約さ
れて第3図ハに示すブロツク転送から第3図ヘに
示すブロツク転送までの時間を長くとることはで
きない。従つてデータ処理用CPU.2が第3図ニ
の期間中に行うことのできるデータ処理数は限ら
れてくるため、第2図ハでブロツク転送されたデ
ータのうちで未処理のものが生ずる。
ところで、1処理サイクル中、前記処理制御系
データは例えば電話機STの操作等で生ずる性質
のものであるからその数は通常少なく、従つて当
該処理制御系データの作成及び端末側装置への送
出は第3図ニの期間中に完了することができる
が、表示制御系データは例えば回線使用中表示デ
ータのように通常全電話機STに対して作成する
必要があるデータであり、その数は極めて多くな
る。従つて第3図ニの期間中に処理できない未処
理データは通常、表示制御系データに於いて生ず
る。この未処理の表示制御系データによる処理
は、第3図ヘに示すブロツク転送ののち、第3図
トの期間に行なわれる。
以上の説明からも明らかなように、第3図ヘに
示すブロツク転送直前では、メモリ4の送信デー
タメモリ空間42には第3図ロ期間でのデータ処
理によつて作成された表示制御系データと第3図
ニ期間でのデータ処理によつて作成された表示制
御系データとが格納されており、前者の表示制御
系データは1周期前の処理サイクルで受信したデ
ータによつて作成されたものである。従つて上記
ブロツク転送でメモリ4の送信データメモリ空間
2からメモリ3の送信データメモリ空間32に転
送された表示制御系データには、このときの処理
サイクルでの処理結果と1周期前の処理サイクル
での処理結果とが混在することとなるが、表示制
御系データのように繰り返して送出されるデータ
では1処理サイクル程度の時間遅れは問題とはな
らないので不都合はない。
尚、メモリ3及び4へのデータの格納は全ての
場合(受信データの格納、転送データの格納、作
成データの格納)について、現に格納されている
データを新たなデータで置き換える(更新する)
ことによつて行なわれる。従つて新たなデータが
来ない限り、現に格納されているデータはそのま
ま残ることとなる。
データ処理用CPU.2は、第3図ヘのブロツク
転送制御を終えると、ラインl5に転送制御の終了
を示す信号を送出し、これによつてフリツプフロ
ツプ10が再び反転してラインl6に送出されてい
る信号が消滅し、データ授受用CPU.1の動作停
止が解除され、当該データ授受用CPU.1からラ
インl1にオフ信号が送出されてアドレスゲート5
及びデータゲート6が非導通状態に転ずる。これ
によりアドレスバスad1とad2との間及びデータバ
スde1とde2との間が切り離され、メモリ3はデー
タ処理用CPU.2の制御から解放されて再びデー
タ授受用CPU.1の制御に支配される状態となる。
以上の動作が終ると、データ処理用CPU.2は
再びデータ処理を開始し、前記したように第3図
ニ期間中に処理できなかつたデータに付き、メモ
リ4の受信データメモリ空間41から順次データ
読み込んで必要な処理を行ない、メモリ4の送信
データメモリ空間42の格納データを上記処理に
よつて作成した新たな表示制御系データに更新し
ていく(第3図ト参照)。
データ処理用CPU.2による上記データ処理が
行なわれているとき、前記したようにアドレスゲ
ート5及びデータゲート6が非導通状態にあつて
アドレスバスad1,ad2とデータバスde1,de2とは
データ授受用CPU.1側とデータ処理用CPU.2側
とで分離されているので、データ授受用CPU.1
とデータ処理用CPU.2とは相互に無関係にそれ
ぞれ独自の制御を進めることができる。すなわ
ち、このときデータ授受用CPU.1は第3図ヘで
示すブロツク転送によつてメモリ3の送信データ
メモリ空間32に格納された表示制御系データを
次の制御により端末接続ユニツトSTUに送信す
る。尚、実施例では回線接続ユニツトTKUには
表示系装置がないため当該回線接続ユニツト
TKUには表示制御系データを送出しない。
フリツプフロツプ10の再反転によつてデータ
授受用CPU.1の動作停止が解除されると、当該
データ授受用CPU.1はラインl2にオン信号を送
出し、これによつてデータゲート8が導通状態と
なつて制御装置CCのデータバスde2と端末側装置
へのデータバスde3とが再び結合される。
次にデータ授受用CPU.1はアドレスバスad2
端末接続ユニツトSTUのアドレスコードを順次
出力し、このアドレスコードがデコーダ71〜7o
によつて端末接続ユニツトSTUの番号に展開さ
れて番号指定線l7に指定信号が順次出力され、各
端末接続ユニツトSTUが順次指定されていく。
そして指定された端末接続ユニツトSTUに対し
てメモリ3の送信データメモリ空間32に格納さ
れている表示制御系データをゲート8を介して送
出する。この制御が各端末接続ユニツトSTUに
対して順次行なわれる(第3図チ参照)。
以上の動作を、前記電話回線L11の使用中表示
を例に具体的に説明すると、制御装置CCからデ
ータゲート8を介してデータバスde3に送出され
た電話回線L11の使用中表示データは番号指定線
l7の指定信号で指定された順に各端末接続ユニツ
トSTUのサブCPU.21に読み込まれ、各端末接
続ユニツトSTUに於いて、サブCPU.21は当該
使用中表示データを処理して制御線l8に表示信号
を送出し、各電話機STでは電話回線L11対応の可
視表示手段(例えば発光ダイオード)に当該電話
回線L11の使用中が表示される。
制御装置CCから各端末接続ユニツトSTUへの
表示制御系データの送信が完了すると、次に前記
第3図イで説明した各端末接続ユニツトSTU及
び回線接続ユニツトTKUからのデータの受信動
作が行なわれ(第3図リ参照)、以降処理サイク
ル毎に以上に説明した一連の動作が繰り返えされ
る。
以上の実施例は、本発明を電子ボタン電話装置
に実施した例であるが、端末を有し、該端末との
間でデータを授受し、該データによつて制御を行
うようにしたデータ処理システムであればいずれ
のシステムにも実施できるものである。
(発明の効果) 以上の説明で明らかなように、本発明は、表示
制御系データのようにデータの伝送の遅れがある
程度許されるデータについてはデータの処理とデ
ータの伝送を別個のCPUで同時進行によつて行
ない、処理制御系データのようにデータの伝送の
遅れが許されないデータについては1つのCPU
でデータの処理と送信とを同時点で行なうように
したものであり、前者のデータの処理数が後者の
データの処理数に比べて圧倒的に多く、この多い
データについて処理と送信を並行して行なつてい
るので、データの伝送遅れが許されないデータの
速い送信を維持したまま、短い処理サイクルで多
くの端末の迅速な制御を実現できる。
また、小規模なシステム(端末数の少ないシス
テム)の端末を大規模なシステム(端末数の多い
システム)の端末として使用する場合、処理サイ
クルを変更する必要がないことから、当該端末の
ハード及びソフトを大巾に変更することなく使用
でき、従つてシステムの高度化が極めて容易にな
し得るという効果も享受できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の実施例を示すブロ
ツク図、第3図は動作説明図である。 (主な記号)、CC……制御装置、ST(ST11
STk2)……電話機、L(L11〜Lr2)……電話回
線、STU(STU1,STU2)……端末接続ユニツ
ト、TKU(TKU1,TKU2)……回線接続ユニツ
ト、1……データ授受用CPU、2……データ処
理用CPU、3,4……メモリ、21,31……
サブCPU。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 制御装置と端末との間で制御データを授受
    し、授受した制御データに基いて処理を行うよう
    にしたデータ処理システムに於いて、制御装置に
    データ処理用CPUとデータ授受用CPUを設け、
    制御装置での端末からの制御データの受信は、端
    末から送出された制御データを上記データ授受用
    CPUで順次受信したのち上記データ処理用CPU
    に一括に転送することにより行ない、制御装置か
    ら端末への制御データの送信は、上記データ処理
    用CPUから上記データ授受用CPUに制御データ
    を一括に転送したのち当該データ授受用CPUか
    ら端末に順次送信する第1の送信形態と、上記デ
    ータ処理用CPUから端末に制御データを直接送
    信する第2の送信形態とにより行うようにした制
    御データ送受信方式。 2 表示制御系の制御データを第1の送信形態
    で、処理制御系の制御データを第2の送信形態で
    それぞれ制御装置から端末に送信するようにした
    特許請求の範囲第1項に記載の制御データ送受信
    方式。
JP61191516A 1986-08-15 1986-08-15 制御デ−タ送受信方式 Granted JPS6348098A (ja)

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