JPH0330296Y2 - - Google Patents

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JPH0330296Y2
JPH0330296Y2 JP12246386U JP12246386U JPH0330296Y2 JP H0330296 Y2 JPH0330296 Y2 JP H0330296Y2 JP 12246386 U JP12246386 U JP 12246386U JP 12246386 U JP12246386 U JP 12246386U JP H0330296 Y2 JPH0330296 Y2 JP H0330296Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、二液性(すなわち主剤と硬化剤)の
パテや接着剤等を収納するようにしたパテ等の収
納袋に関するものである。
(従来の技術) 例えば、主剤と硬化剤とからなる二液性のパテ
や接着剤にあつては、主剤と硬化剤等の種類の異
なつた材料を使用するときに初めて互いに混合し
て、この混合されたものをパテや接着剤として使
用するものである。このようなパテや接着剤は通
常二種類の材料を使用することが多いことから、
二液性タイプと呼ばれている。
このようなタイプのパテあるいは接着剤は、従
前は異なる材料を別個の容器に入れておき、使用
するときに所定の板等の上に出して混合して使用
されていたが、それだと材料の混合割合を一定さ
せにくく、また両方の材料を常に一定した場所に
保管しておくことが不便であるため、このような
種類の異なる材料を同時に保管ができかつ混合も
一定の割合で容易に行なうことができるパテ等の
収納袋が提案された。
従来のこの種のパテ等の収納袋にあつては、第
10図及び第11図に示したように、密閉された
袋の中に中仕切21を形成し、この中仕切21に
よつてそれぞれ種類の異なる材料のための収納部
22〜22を別個に区画構成したものである。こ
の場合に使用されている中仕切21は、指等でそ
の上下を摺り合わせるか、あるいは引つぱつて破
ることによつて容易に剥離し得るように比較的緩
く接着することにより構成されているものであ
り、当該パテ等の収納袋の外周部に形成されてい
る強固な溶着部とは異なるものである。また、こ
の中仕切21は、その両側に位置する収納部22
内に収納した種類の異なる材料が混ざり合わない
ようにしているものである。
このように構成されている従来のパテ等の収納
袋にあつては、材料の混合割合を予め設定してお
くことができること、必要なときに中仕切21を
破つて当該袋をもむことにより手を汚さずに各材
料を混合させることができること、混合させた各
材料は当該パテ等の収納袋の端部を切つて開口さ
せれば適宜取り出すことができること等によつて
便利なものではある。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、以上のように便利な従来のパテ
等の収納袋にあつても、次のような不都合がまだ
ある。すなわち、 従来のこのような収納袋は、中仕切を破つて
収納物を混合する場合に、収納物が大きく分割
されたままの状態にあるから、その混合作業を
何時も繰り返し行なわないと均一に混合しない
ことが多い。
特に、収納部内には収納物が一杯入つた状態
にあるから混合のための余剰空間が全くなく、
混合作業は非常にやりにくい。
上記の中仕切が比較的緩く接合されているこ
とにより、上記中仕切が場合によつては当該収
納袋の運搬途中等において剥れてしまい、不必
要なときに収納物が混合してしまうこともあつ
た といつたような不便な点がまだあるのである。
本考案は以上のような実状に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、この種のパテ等
の収納袋において、上記のような問題点を解決し
て収納物の混合を容易かつ確実に行なうことので
きる収納袋を簡単な構成によつて提供することに
ある。
(問題点を解決するための手段) 以上の問題点を解決するために、本考案が採つ
た手段は、実施例に対応する各図を参照して説明
すると、 「密閉袋内にて形成された第一溶着部11によ
り区画した各収納部13内に、二液性のパテ等の
材料を収納するようにした収納袋において、 第一溶着部11の一端両側に狭隘部分13aを
構成する第二溶着部12を収納袋に形成すること
により袋内に混合空間15を形成するとともに、 第一及び第二溶着部11,12によつて形成し
た狭隘部分13aの近傍に、この狭隘部分13a
からのパテ等の流出を防止する閉塞部を設けるこ
とにより、各収納部13と混合空間15とを隔離
するようにしたことを特徴とする二液性パテ等の
収納袋10」 である。
すなわち、このパテ等の収納袋10にあつて
は、比較的強靭な両第一溶着部11及び第二溶着
部12によつて材料を収納する収納部13を形成
するとともに、第二溶着部12の一部を第一溶着
部11の一端に近接させることにより収納部13
に狭隘部分13aを形成したのである。そして、
この狭隘部分13aを閉ぐために、当該狭隘部分
13aの近傍にパテ等の流出を防止する閉塞部を
設けることによつて、上記各収納部13と両第一
溶着部11及び第二溶着部12によつて区画され
た混合空間15とを隔離したものである。
(考案の作用及び使用の態様) 以上のように構成した本考案に係るパテ等の収
納袋10にあつては、両第一溶着部11及び第二
溶着部12と、閉塞部とによつて、各収納部13
と混合空間15とが隔離されている。このため、
各収納部13が両第一溶着部11及び第二溶着部
12によつてしつかりと区画され、各収納部13
内の収納物とが互いに混合しないとともに、これ
ら各収納部13は閉塞部によつて混合空間15内
とは連通しないものとなつている。従つて、各収
納部13内に収納されている収納物(パテ等の材
料)は、後述のように、閉塞部である中仕切部1
4を破るか、あるいは閉塞部である押出部材30
を外さない限り、互いに接触することはなく、こ
れらの収納物が使用前に変化するようなことはな
い。
このパテ等の収納袋10を使用して各収納部1
3内の収納物を混合させたいときには、まず次の
ように各収納物13と混合空間15とを連通させ
る必要がある。すなわち、閉塞部が中仕切部14
の場合には、指等で収納袋10の仕切部14の上
下を摺り合わせるか、あるいは引つぱることによ
つて、中仕切部14のみを破つてこれを剥離させ
る。この場合、各第一溶着部11及び第二溶着部
12は収納袋10を構成している材料を溶着した
ものであるから、これら第一溶着部11及び第二
溶着部12は上記の剥離操作程度では剥離するこ
とはない。また、閉塞部が押出部材30の場合に
は、この押出部材30のネジ32を外して、当該
押出部材30を第6図に示したように配置する。
以上の剥離または取外し操作により、各収納部
13が混合空間15と連通するから、収納袋10
の各収納部13に対応する適宜部分を押圧するか
または第6図に示したように押出部材30を移動
させることにより、収納部13内の収納物が各狭
隘部分13aから混合空間15内に吐出するので
ある。この場合、各収納部13内の収納物(パテ
等の材料)は互いに近接する各狭隘部分13aを
通つて混合空間15内に吐出されるのであるか
ら、これらの収納物は第3図に示すように、互い
に密着し合つた二スジの糸状になつて混合空間1
5内に吐出されるのである。すなわち、各収納部
13内の収納物が混合空間15内に吐出されたと
きには既にある程度の混合がなされた状態にある
のである。
このようにして各収納部13内の収納物を混合
空間15内に吐出させた後に当該混合空間15を
適宜揉めば、この混合空間15内の収納物、すな
わちパテ等の材料は完全に混合されるのである。
この場合、各収納物が上述したように既にある程
度の混合がなされているので、この混合空間15
内における混合作業はそれ程多くしなくても十分
な混合を行なえるのである。
なお、以上のように混合したパテ等の材料は、
当該収納袋10の一部を切断して開口を形成し、
この開口から外部に吐出させるのである。
(実施例) 次に、本考案を、図面に示した具体的実施例で
ある収納袋10に基づいて詳細に説明する。
第1図及び第2図には本考案に係る収納袋10
の平面図がそれぞれ示してあり、この収納袋10
は中央部に形成した第一溶着部11と、この第一
溶着部11に先端が近接する二本の第二溶着部1
2によつて二つの収納部13が形成してある。こ
れらの第一溶着部11及び第二溶着部12は、当
該収納袋10を構成している材料を溶着すること
によつて形成したものであり、収納袋10を構成
する表裏の材料を非常に強力に互いに接合してい
て、そのままでは容易に剥離しないようになつて
いる。また、第二溶着部12の先端が第一溶着部
11に近接することにより、各第一溶着部11及
び第二溶着部12間には所定の間隙が形成されて
いるとともに、この間隙に近接する各収納部13
に順次狭隘となる狭隘部分13aが形成されてい
ることになる。そして、これらの各第一溶着部1
1及び第二溶着部12によつて、各収納部13に
隣接する混合空間15が形成されているのであ
る。
この混合空間15は、各第一溶着部11及び第
二溶着部12によつて形成された狭隘部分13a
を閉ぐようにして各狭隘部分13aに近接して設
けた閉塞部によつて、上記の各収納部13とは完
全に隔離されている。この閉塞部が中仕切部14
の場合は、第1図に示した実施例にあつては狭隘
部分13aの内側であり、一方第2図に示した実
施例にあつては狭隘部分13aの外側に配置して
形成したものである。また、閉塞部が押出部材3
0の場合には、この押出部材30は狭隘部分13
aの内側に設けたのである。
閉塞部である中仕切部14は、上記各第一溶着
部11または第二溶着部12のような溶着による
強力な接合とは異なつて、比較的緩く接合したも
のである。すなわち、これらの中仕切部14は、
指等でその上下を摺り合わせるか、あるいは引つ
ぱつて破ることによつて容易に剥離し得るように
比較的緩く接着することにより構成されているも
のである。
また、閉塞部としては、第4図に示したよう
に、一対の挟持板31からなる押出部材30によ
つて構成することができる。すなわち、この押出
部材30は、第5図に示すように、当該収納袋1
0の所定部分を、その一対の挟持板31によつて
挟持することにより、当該収納袋10の運搬時等
における各収納部13内の収納物の自然混合を防
止するものである。なお、この押出部材30はそ
の挟持板31をネジ32によつて固定することに
より一体化されるものであり、各収納部13内の
収納物を押し出したい場合には、第6図のように
して使用されるものである。
本考案に係る収納袋10が以上のような構成と
なつているから、閉塞部の接合を解けば第3図に
示したようになるのである。すなわち、各収納部
13と混合空間15とは各狭隘部分13aを介し
て連通するのであり、各収納部13内の収納物を
混合空間15内に吐出し得るのである。そして、
この吐出時にあつては、各収納物は互いに接触し
合つた状態で混合空間15内に流入し得るのであ
る。
また、第7図には、本考案の他の実施例が示し
てある。この実施例にあつては、第1図及び第2
図に示した実施例の混合空間15の下側に、上記
の中仕切部12と同様な中仕切部14を介して、
狭隘部16aを有する吐出空間16を更に形成し
たものである。この吐出空間16内には吐出部材
17が予め収納してあり、この吐出部材17は部
分的に切断した狭隘部16aから外部に吐出され
るものである。
この吐出空間16内に挿入されるべき本実施例
における吐出部材17は、第9図に示したような
形状を有している。すなわち、内部に貫通孔17
aを有するとともに、その外形が順次細くなる形
状としてある。この吐出部材17は、第8図に示
すように、混合後のパテ等の材料を吐出空間16
内に押し出した後、当該吐出空間16の一部を切
断することにより、その先端を吐出空間16から
突出させてその貫通孔17aを通して混合後のパ
テ等の材料を外部に突出させるものである。な
お、この吐出部材17は種々な材料によつて形成
することが可能であり、本実施例にあつては金属
あるいはプラスチツク材料によつて形成した。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案に係る収納袋10
によれば、 「密閉袋内にて形成された第一溶着部11によ
り区画した各収納部13内に、二液性のパテ等の
材料を収納するようにした収納袋において、 第一溶着部11の一端両側に狭隘部分13aを
構成する第二溶着部12を収納袋に形成すること
により袋内に混合空間15を形成するとともに、 第一及び第二溶着部11,12によつて形成し
た狭隘部分13aの近傍にこの狭隘部分13aか
らのパテ等の流出を防止する閉塞部を設けること
により、各収納部13と混合空間15とを隔離す
るようにしたこと」 にその特徴があり、これにより、収納物の混合を
容易かつ確実に行なうことのできる収納袋を簡単
な構成によつて提供することにある。
すなわち、本考案に係る収納袋10によれば、
各収納部13内の収納物を各狭隘部分13aから
吐出されるときに既に自動的に一定の混合状態に
することができるとともに、このような混合物を
別の空間である混合空間15(混合のための余剰
空間となる部分)内にて混合するようにしたの
で、二液性のパテ等の材料を確実に混合でき、し
かもその混合作業を極めて簡単に行なうことがで
きるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るパテ等の収納袋の平面
図、第2図は他の実施例を示す平面図、第3図は
このパテ等の収納袋の横断面図、第4図は本考案
に係る収納袋に押出部材を設けた状態を示す平面
図、第5図及び第6図はその使用状態を示す側面
図である。また、第7図は本考案のさらに他の実
施例をそれぞれ示す平面図、第8図は第7図に示
した収納袋の使用状態を示す平面図、第9図は吐
出部材の拡大横断面図である。第10図及び第1
1図は従来の収納袋を示すものであり、第10図
はその平面図、第11図は第10図の横断面図で
ある。 符号の説明、10……パテ等の収納袋、11…
…第一溶着部、12……第二溶着部、13……収
納部、13a……狭隘部分、14……中仕切部
(閉塞部)、15……混合空間、16……吐出空
間、16a……狭隘部、30……押出部材(閉塞
部)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 密閉袋内にて形成された第一溶着部により区画
    した各収納部内に、二液性のパテ等の材料を収納
    するようにした収納袋において、 前記第一溶着部の一端両側に狭隘部分を構成す
    る第二溶着部を前記収納袋に形成することにより
    前記袋内に混合空間を形成するとともに、 前記第一及び第二溶着部によつて形成した前記
    狭隘部分の近傍にこの狭隘部分からの前記パテ等
    の流出を防止する閉塞部を設けることにより、前
    記各収納部と混合空間とを隔離するようにしたこ
    とを特徴とする二液性パテ等の収納袋。
JP12246386U 1986-08-09 1986-08-09 Expired JPH0330296Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12246386U JPH0330296Y2 (ja) 1986-08-09 1986-08-09

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12246386U JPH0330296Y2 (ja) 1986-08-09 1986-08-09

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JPS6328673U JPS6328673U (ja) 1988-02-25
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ID=31012674

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JP12246386U Expired JPH0330296Y2 (ja) 1986-08-09 1986-08-09

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4451778B2 (ja) * 2002-08-23 2010-04-14 太陽インキ製造株式会社 硬化性組成物用包装袋
JP5840387B2 (ja) * 2011-06-01 2016-01-06 株式会社サンエー化研 加熱処理用包装体及びそれに食材が収納された包装食品
WO2020158238A1 (ja) * 2019-01-31 2020-08-06 株式会社トクヤマデンタル 複合液剤包装体及びその製造方法、並びに前記複合液剤包装体を用いた多成分系液状組成物調製用キット及びその製造方法

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JPS6328673U (ja) 1988-02-25

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