JP3116206U - 異種原材料包装装置 - Google Patents

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Abstract

【技術課題】 低コストにより異種原材料を別々に包装したものを一体化すると共に手を汚したり、混合のための道具類を用意したりしないで済む異種原材料の包装形態を提供する。
【解決手段】 水Aを充填して密封すると共にヒートシール2部に開封用の切り口3を形成して成るプラスチックフィルム製の内袋1をセメント及び砂Bを充填した外袋4内に包容させておく。使用する場合には、外袋4の外から内袋1を摘み、切り口3で破袋して水Aを外袋4内に流出させて外袋4内でセメント及び砂Bを良く揉むようにして混合し、モルタルを調整する。このモルタルは、外袋4を切り口6で開封し、皿又は板上に取り出して使用する。
【選択図】 図 2

Description

本考案は、モルタルの原料となるセメントと砂及び水等のような異種原材料を適量ずつ内袋と外袋内に別けて密封包装し、使用に際して前記内袋を外袋の外から破袋して外袋内に内容物を排出し、この外袋内においてよく掻きまぜて使用に供することができる包装装置に関する。
二種類の原材料を定量ずつ一体に包装しておき、使用に際して二種類の原材料を混合する包装形態として、特開2002−144323号公報に掲載のものが公知である。
この公知例は、混合容器を必要とせず、セメントモルタルと水とを常に適切な混合割合で混合することができ、かつ、所望の量の目的物を提供することができるようにするために、内部が第一の空間12aと第二の空間12bとに分け、第一の空間12aにはセメントモルタル15を第二の空間12bには水16をそれぞれ収容し、第一の空間12aと第二の空間12bとの境界14は剥離可能であるように形成し、この境界14を剥離することにより、セメントモルタル15と水16とを袋10の内部において混合し、その後、切断線17に沿って袋10を切断し、セメントモルタル15と水16との混合物を取り出す内容である。
しかし、この包装形態の場合、境界14は剥離可能であるため、袋に外圧がかかると、前記境界14が不用意に剥離して混合してしまうことがあり、輸送あるいは保管に際して注意が必要である。また、この境界14の剥離強度の設定は、袋を構成する周囲のヒートシール部分との間に強度に差をつけなければならないため、この強度差をつけるのに技術が要求される。
また、この場合、セメントと水は袋の外で混合する必要があるため、その道具が必要であり、手を汚したり、道具の後片付けが面倒である。
また、実開平6−27638号公報には二液混合容器として、次のものが掲載されている。
この公知例は、簡単な操作で二液の混合が容易に行えるとともに、携帯にも便利な二液混合容器を提供するために、合成樹脂製の偏平袋状をなす容器本体2中央部において、表裏両面より係止具を嵌合させて容器本体内部を左右に液密に区画し、各々の区画部分に液を密封し、そして、各係止具を外すことにより二液を混合した後、開封して混合液を使用するように構成したものである。
しかし、この公知例においては、係止具で袋を区画するため、この係止具の装着が面倒であると共に、輸送等に際して係止具が外れたり、あるいは挟離物により区画(シール)が十分でないことがある等の欠点がある。
本考案は斯る点に鑑みて提案されるものであって、その第1の目的は、二種あるいは三種類の原材料を一体的に包装することにより、確実に適量の異種原材料をあらかじめ別けておくことができると共に、包装コストが安く、不用意に異種原材料が混合したりしない包装装置を提供することである。
更に、第2の目的は、外袋内において異種原材料を混合することにより、現場で混合道具を用意したり、手を汚したりせずに混合可能な包装装置を提供することである。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の考案においては、異種原材料包装装置において、一種の原材料を充填して密封すると共にヒートシール部に開封用の切り口を形成して成るプラスチックフィルム製の内袋と、
別種の原材料を充填すると共に、密封に際し、前記内袋において、開封用の切り口以外の部分を挟み込んで一体にヒートシールすることにより、内袋を袋内に包容して成るプラスチック製の外袋と、
で構成されたことを特徴とするものである。
更に、請求項2に記載の考案においては、請求項1に記載のモルタル用異種原材料包装装置において、前記内袋内には適量の水が密封され、外袋内には適量のセメント及び砂が密封されていることを特徴とするものである。
更に、請求項3に記載の考案においては、請求項1に記載の異種原材料包装装置において、前記内袋内には液体又は固形物が密封され、外袋内には固形物又は液体が密封されていることを特徴とするものである。
更に、請求項4に記載の考案においては、浅漬け用の異種原材料包装装置において、前記内袋内には漬液が密封され、外袋内には野菜が密封されていることを特徴とするものである。
更に、請求項5に記載の考案においては、三異種原材料包装装置において、前記内袋を二種形成し、この二種の内袋を一つの外袋内に組み込んで成ることを特徴とするものである。
[作用]
内袋内に充填する原材料と外袋内に充填する原材料は特に限定されないが、もし、異種原材料が液体と固体の場合には、ボリュームの小さい方を内袋内に充填し、大きい方を外袋内に充填する。
使用に際しては、外袋の外から内袋の切り口部分の両サイドを摘み、引き裂くと、内袋内の原材料が外袋内に排出されるので、あとは、外袋を良く振る、あるいは揉むことにより二種の原材料を混合する。
十分に混合がされた後、外袋の切り口を利用して、あるいは切り口を設けていない場合にはハサミあるいはカッター等で外袋を開封し、混合した原材料を例えば容器に取り出し、使用する。
本考案に係る異種原材料の包装装置は以上のように、外袋と内袋に別けてそれぞれに適量の異種原材料を充填しておき、使用に際しては、外袋の外から内袋を破袋して内袋内の原材料を外袋内に排出し、この外袋内で二種あるいは三種の原材料を混合するように構成した。
この結果、混合用の道具を用意したり、混合に際して手を汚したり、こぼしたりすることなく異種原材料の混合が可能であると共に、あらかじめ適量ずつ充填包装しておくことにより、混合比を間違えることなく、最適の状態で原材料を調整できることから、特に経験がなくても例えばモルタルの調整を行うことができる。
また、外袋内に内袋を包容するとき、ヒートシール方法で一体化できるため、機械化による生産コストの低減が可能である。
請求項1〜4に係る包装装置の考案をモルタルの原材料の包装形態に実施した実施例を図1〜図4に基づいて詳細に説明する。
図1は原材料を充填密封した状態の内袋と外袋を示す斜視図、図2は外袋内に内袋を挿入し、ヒートシールして一体化した状態の説明図、図3はA−A´線断面図、図4(A)(B)は内袋を摘んで破袋する直前の説明図、(C)は内袋を破袋して原材料である内容物を外袋内に排出した状態の説明図である。
これら各図において、1は単体又はラミネートされたプラスチックフィルム製の内袋であって、この内部内には、適量の水Aが充填密封されている。2は上記密封のために行われたヒートシール部分であって、この中央には、V字状の切り口3が設けられている。なお、この切り口3は、V字状だけでなく、I状あるいはマジックカットと称される切り口でも良く、本考案において、このカット手段及びその形成位置は特に限定されない。
4は単体又はラミネートされたプラスチックフィルム製の外袋であって、この外袋4内には、セメントと砂Bが適量ずつ充填されている。5は外袋4のヒートシール部分、6はこのヒートシール5部分に形成されたV字状の切り口であって、本実施例1では3ヶ所に形成されているが、この位置と数は自由である。
上記構成の外袋4内にはセメントとモルタルBを適量充填したのち、この充填口4aから前記内袋1を挿入し、充填口4aをヒートシール7するとき、内袋1の一辺も一緒にヒートシールして外袋4内に内袋1を包容させる。図2、図3はこのようにして一緒に内袋1を包容した状態の断面図、図3において、Aは内袋1内に充填された水、Bは外袋4内に充填されたモルタルと砂である。
上記した包装形態のモルタル原材料を混合してモルタルを調整する場合には、図4(A)(B)に示すように、外袋4の両サイドを中心側に寄せながら内袋1の切り口3の両サイドを摘み、両側に引っ張ると、内袋1は(C)に示すように、切り口3の部分から切り裂け、内袋1内の水Aが外袋4内に流出する。
あとは、外袋4を手で揉むようにして水Aとセメント及び砂Bを良く混合すると、最適のモルタルを調整することができる。
使用に際し、外袋4は、その切り口6で開封するか、この切り口6がない場合にはハサミあるいはカッター等で開封し、皿あるいは板状のものの上に調整したモルタルを搾り出し、ヘラ等を用いてこのモルタルを必要な箇所に塗布したり、穴に充填したりする。
上記はモルタルの原材料の包装形態の例であるが、例えば野菜の浅漬けの包装形態の場合は、内袋1内に漬け液を充填し、外袋4内にカットした野菜を別けて充填した形態で販売し、浅漬けを作る時に内袋1を破袋してカットした野菜を漬け液に漬け、軽く揉んでそのままにしておくと、一夜で浅漬けができる。
本実施例2は、請求項5に記載の考案に対応するもので、図5に示すように、外袋4内に異種原材料を充填した内袋1を2ヶ一体に包容したもので、本実施例2は三種混合を要する製品に適用される。
図5において、実施例1と同一の符号は、すべて実施例1の構造物と同一のものを指しており、重複を避けるために説明を省略する。
(1)モルタルの原材料の包装
(2)野菜の浅漬けの包装
(3)二又は三液から成る混合薬剤の包装
内袋と外袋の説明図 内袋を外袋内にヒートシールして一体化した状態の説明図 A−A´線断面図 (A)(B)は外袋の両サイドを中心に寄せて内袋を摘んでいる状態、(C)は内袋を破袋して水を外袋内のセメントと砂に混合している状態の説明図 内袋を2ヶ外袋内に一体に包容した実施例2の説明図
符号の説明
1 内袋
2 ヒートシール
3 切り口
4 外袋
5 ヒートシール
6 切り口
A 水
B セメント・砂

Claims (5)

  1. 一種の原材料を充填して密封すると共にヒートシール部に開封用の切り口を形成して成るプラスチックフィルム製の内袋と、
    別種の原材料を充填すると共に、密封に際し、前記内袋において、開封用の切り口以外の部分を挟み込んで一体にヒートシールすることにより、内袋を袋内に包容して成るプラスチック製の外袋と、
    で構成された異種原材料包装装置。
  2. 前記内袋内には適量の水が密封され、外袋内には適量のセメント及び砂が密封されていることを特徴とする請求項1に記載のモルタル用異種原材料包装装置。
  3. 前記内袋内には液体又は固形物が密封され、外袋内には固形物又は液体が密封されていることを特徴とする請求項1に記載の異種原材料包装装置。
  4. 前記内袋内には漬液が密封され、外袋内には野菜が密封されている浅漬け用の異種原材料包装装置。
  5. 前記内袋を二種形成し、この二種の内袋を一つの外袋内に組み込んで成る三異種原材料包装装置。
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JP2010247890A (ja) * 2009-04-20 2010-11-04 Furukawa Mfg Co Ltd 包袋の内部に小袋を装着する方法及びその装置
JP2022011143A (ja) * 2020-06-29 2022-01-17 秩父コンクリート工業株式会社 二重袋構造体の梱包方法

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