JPH0330294Y2 - - Google Patents

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JPH0330294Y2
JPH0330294Y2 JP10293586U JP10293586U JPH0330294Y2 JP H0330294 Y2 JPH0330294 Y2 JP H0330294Y2 JP 10293586 U JP10293586 U JP 10293586U JP 10293586 U JP10293586 U JP 10293586U JP H0330294 Y2 JPH0330294 Y2 JP H0330294Y2
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JP
Japan
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wall
side walls
lid
outer casing
closed
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JP10293586U
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JPS6311359U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は主として海苔などを収納しておく用に
使う容器に関し、収納物を上からでも手前からで
も出入できるように工夫した形式のものに係るも
のである。
〔従来の技術〕および〔考案が解決しようとする
問題点〕 従来、この種の容器としては種々の形式のもの
が公知であつたが、これ等はいずれも海苔など
の収納物の出入に不便さがあり、密封性に難が
あり、上方からのみ出入する形式の場合には上
に他の物を載置することができなくまた手前に引
出す形式の場合には手前に他の物を置くことがで
きない等の様に使用の場所に制限を受ける等のう
ちの一つ以上の欠陥を有していた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上面および前面を除いた全面が閉塞さ
れ且つ左右両側壁6,6′に於ける上縁の前端部
間にU字状断面の横杆2が渡し設けられた外筐1
と、外筐1の上面を開閉する状態で備えられた上
蓋3と、外筐1の前面を開閉する状態で備えられ
た前蓋13と、外筐1の前面開口12より引出自
在として同外筐1内に挿入され且つ前面が上記の
前蓋13の内面に止着された中筐11と、中筐1
1内に簀子による仕切りにより形成された乾燥剤
等薬剤の投入凹所21とを有し、上蓋3の左右両
側壁4,4′および後壁5が外筐1の左右両側壁
6,6′および後壁7の上縁部の外側に同じく前
壁8が上記の横杆2に於ける後側壁9の外側に
夫々気密状態で接触するようにされ、また前蓋の
左右両側壁14,14′および下側壁15が外筐
1の左右両側壁6,6′および底1′の前縁部の外
側に、同じく上側壁16が横杆2の上面に夫々気
密状態で接触するようにされたことを要旨としこ
れにより上記のような欠陥の全てを解決した容器
を提供するものである。
〔実施例〕
図に示す実施例は硬質プラスチツクを以て上面
および前面を除いた全面が閉塞された上げ底1′
の外筐1を構成し、この外筐1の左右両側壁6,
6′に於ける上縁の前端部間にU字状断面の横杆
2を渡し設けると共に当該外筐1の上面に薄い皿
形状を呈する硬質プラスチツク製上蓋3を同上蓋
3の左右両側壁4,4′および後壁5が外筐1の
左右両側壁6,6′および後壁7の上縁部の外側
に同じく前壁8が上記の横杆2に於ける後側壁9
の外側に夫々気密状態で接触するようにして被
せ、この上蓋3の後壁5の下縁を外筐1の後壁に
枢軸10により回転自在に止着し、更に外筐1内
に深い皿形状を呈する中筐11を同外筐1の前面
開口12より引出自在として挿入すると共に外筐
1の前面に薄い皿形状を呈する硬質プラスチツク
製前蓋13を同前蓋13の左右両側壁14,1
4′および下側壁15が外筐1の左右両側壁6,
6′および底1′の前縁部の外側に、同じく上側壁
16が横杆2の上面に夫々気密状態で接触するよ
うにして被せ、この前蓋13の内面を上記の中筐
11の前面に接着してこれ等前蓋13、中筐11
を合体し、更に上蓋3の前縁および前蓋13の下
方部に手指の引掛部17,18を一体に設けると
共に中筐11の底壁19に広い凹所21を形成
し、この凹所21の中に市販の乾燥剤22を投入
し且つ同凹所21の上面に硬質プラスチツク製の
簀子23を脱着自在に張つたものである。
尚、図中25はリブ、26,26′は手指挿入
孔を示す。
〔作用〕および〔考案の効果〕 本考案は上記のような構成であるので、中筐1
1内の簀子23の上に例えば海苔(図示せず)な
どを収納しておく用に使うものであり、そして当
該海苔などは上蓋3を開いたり閉じたりして、ま
たは前蓋13および中筐11を引き出したり押込
んだりしてなすものであつて、所謂上からでも手
前からでも内容物を出したり入れたりすることが
できるものであり、更に上蓋3の閉止時には上蓋
3の左右両側壁4,4′および後壁5が外筐1の
左右両側壁6,6′および後壁7の上縁部の外側
に同じく前壁8が上記の横杆2に於ける後側壁9
の外側に夫々気密状態で接触するようにされ、ま
た前蓋13の閉止時には前蓋13の左右両側壁
6,6′および底1′の前縁部の外側に、同じく上
側壁16が横杆2の上面に夫々気密状態で接触す
るようにされてあるので密封性が極めて高く海苔
のような内容物には好適であるものであり、また
上蓋3の上に他の物を置いた際には中筐11を手
前に引出すようにし前蓋13の手前に他の物を置
いた際には上蓋3を開閉するようにすることが任
意であるので上記した従来のものよりは使用場所
の制限が受けにくく極めて重宝であるものであつ
て、所期の目的を完全に達成することができる優
れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案容器の実施例を示すものであつて、
第1図は前側の上方から見た全体の斜視図、第2
図は後側の下方から見た全体の斜視図、第3図は
上蓋を開いた状態の全体の斜視図、第4図は中筐
を引出した状態の全体の斜視図、第5図は第1図
A−A線に沿う断面図、第6図は第1図B−B線
に沿う断面図、第7図は第1図C−C線に沿う断
面図、第8図は第1図D−D線に沿う断面図であ
る。 1……外筐、1′……上げ底、2……横杆、3
……上蓋、4,4′……側壁、5……後壁、6,
6′……側壁、7……後壁、8……前壁、9……
後側壁、10……枢軸、11……中筐、12……
開口、13……前蓋、14,14′……側壁、1
5……下側壁、16……上側壁、17,18……
引掛部、19……底壁、21……凹所、22……
乾燥剤、23……簀子、25……リブ、26,2
6′……手指挿込孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面および前面を除いた全面が閉塞され且つ左
    右両側壁6,6′に於ける上縁の前端部間にU字
    状断面の横杆2が渡し設けられた外筐1と、外筐
    1の上面を開閉する状態で備えられた上蓋3と、
    外筐1の前面を開閉する状態で備えられ前蓋13
    と、外筐1の前面開口12より引出自在として同
    外筐1内に挿入され且つ前面が上記の前蓋13の
    内面に止着された中筐11と、中筐11内に簀子
    による仕切りにより形成された乾燥剤等薬剤の投
    入凹所21とを有し、上蓋3の左右両側壁4,
    4′および後壁5が外筐1の左右両側壁6,6′お
    よび後壁7の上縁部の外側に同じく前壁8が上記
    の横杆2に於ける後側壁9の外側に夫々気密状態
    で接触するようにされ、また前蓋の左右両側壁1
    4,14′および下側壁15が外筐1の左右両側
    壁6,6′および底1′の前縁部の外側に、同じく
    上側壁16が横杆2の上面に夫々気密状態で接触
    するようにされたことを特徴とする容器。
JP10293586U 1986-07-04 1986-07-04 Expired JPH0330294Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10293586U JPH0330294Y2 (ja) 1986-07-04 1986-07-04

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10293586U JPH0330294Y2 (ja) 1986-07-04 1986-07-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6311359U JPS6311359U (ja) 1988-01-25
JPH0330294Y2 true JPH0330294Y2 (ja) 1991-06-26

Family

ID=30975031

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JP10293586U Expired JPH0330294Y2 (ja) 1986-07-04 1986-07-04

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JP (1) JPH0330294Y2 (ja)

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JPS6311359U (ja) 1988-01-25

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