JPH0330219Y2 - - Google Patents

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JPH0330219Y2
JPH0330219Y2 JP3686985U JP3686985U JPH0330219Y2 JP H0330219 Y2 JPH0330219 Y2 JP H0330219Y2 JP 3686985 U JP3686985 U JP 3686985U JP 3686985 U JP3686985 U JP 3686985U JP H0330219 Y2 JPH0330219 Y2 JP H0330219Y2
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JP
Japan
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undercover
boot
automobile
boots
tie rod
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JP3686985U
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JPS61152578U (ja
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  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車のアンダーカバーに関し、更に
詳細には、ステアリング装置のタイロツドジヨイ
ント部のブーツを保護する保護部が設けられた自
動車のアンダーカバーに関する。
(従来の技術) 自動車には前方の車輪を操舵するステアリング
装置が設けられている。このステアリング装置に
は、タイロツドジヨイント部をおおう円筒ジヤバ
ラ状のブーツを有するものがある。このブーツの
一端は、ステアリングホイールの回転運動を往復
運動に変えるギヤボツクスの端部に接続され、他
端はタイロツド接続されて、ギヤボツクス内に塵
埃が進入することおよび車輪の振動が車体に伝達
することを防止する。エンジンルーム下方には実
開昭55−33820号に記載されるようなアンダーカ
バーが設けられるが、上述したタイロツドジヨイ
ント部に設けられたブーツはアンダーカバーから
はみだした状態で位置している。
(考案が解決しようとする問題点) タイロツドジヨイント部に設けられたブーツが
アンダーカバーからはみだしていると、ブーツに
飛散した雨水が付着する。冬季においてはこの付
着した雨水が氷結するが、ブーツに氷が付いた状
態でステアリング動作を行うと、ブーツが破損す
るという問題点がある。
本考案の目的は、上述した氷によるブーツの破
損をなくすことにある。
(問題点を解決するための手段) 上述した問題点は、アンダーカバーに、ブーツ
を保護する、底部と後方壁とを備えた保護部を一
体成形することにより解決される。
ブーツを保護する保護部は少なくとも底部と後
方壁とからなるものであれば足りるが、ブーツの
前方に前方壁を有するものであつてもよい。
(作用) アンダーカバーに一体的に形成された保護部に
よつて飛散された雨水がブーツに付着することが
防止される。また、エンジンによつて加熱された
空気が後方壁によつてガイドされてブーツへ送ら
れる。
(考案の効果) 本考案によると、飛散された雨水、泥水がブー
ツに付着することが防止されるので、ブーツに氷
が付着することをかなり防ぐことができる。ま
た、ブーツに付着した氷もエンジンからの熱流に
よつて融されるので、氷によるブーツの破損が防
止される。さらに本考案においては、ブーツへの
雨水、泥水の飛散が防止されるので、これら雨
水、泥水がギヤボツクス中に進入することがな
く、ブーツのシール性が実質的に向上する。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面を用いて詳細に説
明する。第1図は本考案の自動車のアンダーカバ
ーの斜視図であり、第2図および第3図はそれぞ
れ平面図および側面図である。フロントエンジン
タイプの自動車のエンジンルーム下方にはアンダ
ーカバー1が設けられている。前輪はステアリン
グ装置2によつて操舵されるが、このステアリン
グ装置2はステアリングホイールの回転運動を車
体幅方向の往復運動に換えるピニオンとラツクと
を備えたギヤボツクス3と、ラツクとナツクルア
ーム4とを接続するタイロツド5とを有してい
る。ラツクとタイロツドとの接続部分であるタイ
ロツドジヨイント部には、ギヤボツクス3内に塵
埃が進入することを防止するためおよび車輪の振
動が車体に伝達することを防止するために円筒ジ
ヤバラ状のブーツ6が設けられている。このブー
ツ6の一端は、ギヤボツクス3の端部に接続さ
れ、他端はタイロツド5に接続されている。図示
されるように、本考案のアンダーカバー1の後方
側部には、ブーツ6を保護する保護部7がアンダ
ーカバー1と一体成形して設けられている。この
保護部7は、本実施例においては第3図からよく
わかるように、前方壁7a、底部7b、後方壁7
cからなつている。底部7bの側端部には、タイ
ロツド5の上下動が規制されないように逃げが設
けられている。前方壁7aはアンダーカバー1と
の連結部分から後方に向けて除々に横方向に拡が
る曲率を有する形状をしており、保護部7を設け
たことにより空気抵抗係数が増大することが防止
される。
なお、上記実施例においては、保護部が前方
壁、底部および後方壁から構成されているが、前
方壁を有さない形態即ち、保護部が底部と後方壁
とから構成されるものであつてもよく、このよう
な構成であつても本考案の効果を生じることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図は本考案の自動車
のアンダーカバーの一実施例のそれぞれ斜視図、
平面図および側面図である。 1……アンダーカバー、2……ステアリング装
置、3……ギヤボツクス、4……ナツクルアー
ム、5……タイロツド、6……ブーツ、7……保
護部、7a……前方壁、7b……底部、7c……
後方壁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ステアリング装置のタイロツドジヨイント部
    にブーツを有するフロントエンジンの自動車の
    アンダーカバーにおいて、 上記アンダーカバーに上記ブーツを保護す
    る、底部と後方壁とを備えた保護部が一体成形
    されていることを特徴とする自動車のアンダー
    カバー。 (2) 上記保護部が前方壁を有し、上記ブーツを取
    り囲む形状を有していることを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の自動車のアン
    ダーカバー。 (3) 上記保護部の上記前方壁が、上記アンダーカ
    バーとの連結部分から後方に向けて除々に横方
    向に拡がる曲率を有する形状であることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第2項記載の自
    動車のアンダーカバー。
JP3686985U 1985-03-14 1985-03-14 Expired JPH0330219Y2 (ja)

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JP3686985U JPH0330219Y2 (ja) 1985-03-14 1985-03-14

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JPS61152578U JPS61152578U (ja) 1986-09-20
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JP5947347B2 (ja) * 2014-08-28 2016-07-06 本田技研工業株式会社 車体前部構造
JP6206554B2 (ja) * 2016-07-04 2017-10-04 三菱自動車工業株式会社 アンダーカバー

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JPS61152578U (ja) 1986-09-20

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