JPH033011Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH033011Y2 JPH033011Y2 JP7936684U JP7936684U JPH033011Y2 JP H033011 Y2 JPH033011 Y2 JP H033011Y2 JP 7936684 U JP7936684 U JP 7936684U JP 7936684 U JP7936684 U JP 7936684U JP H033011 Y2 JPH033011 Y2 JP H033011Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- level
- electric field
- average value
- instantaneous value
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000005684 electric field Effects 0.000 claims description 18
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 claims description 6
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 238000005562 fading Methods 0.000 description 1
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 1
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は、例えば移動受信用に適したアンテナ
ダイバシテイ受信システムのアンテナ切換装置に
関するものである。
ダイバシテイ受信システムのアンテナ切換装置に
関するものである。
例えば車輛に搭載された受信機は車輛の走行に
伴つて移動するため、フエージングやマルチパス
の影響を受け易く、これらによつてノイズを発生
するという不都合がある。そこで、これを改善す
るために、複数のアンテナを設け、そのうちの受
信状況のよいものを選択してノイズを軽減するよ
うにした第２図に示すアンテナダイバシテイ受信
システムがあつた。
伴つて移動するため、フエージングやマルチパス
の影響を受け易く、これらによつてノイズを発生
するという不都合がある。そこで、これを改善す
るために、複数のアンテナを設け、そのうちの受
信状況のよいものを選択してノイズを軽減するよ
うにした第２図に示すアンテナダイバシテイ受信
システムがあつた。
図において、１，２はアンテナ、３はアンテナ
１，２の一方を選択するスイツチ回路、４はフロ
ントエンド、５は中間周波増幅器（IF AMP）、
６は検波器（DET）であり、その出力AFOUT
にオーデイオ信号を送出する。７はアンテナ入力
レベルすなわち受信電界強度をIF AMP５から
のシグナル・メータ信号に基づいて検出し、アン
テナ１，２の一方を選択するアンテナ切換信号を
発生する切換信号発生回路である。
１，２の一方を選択するスイツチ回路、４はフロ
ントエンド、５は中間周波増幅器（IF AMP）、
６は検波器（DET）であり、その出力AFOUT
にオーデイオ信号を送出する。７はアンテナ入力
レベルすなわち受信電界強度をIF AMP５から
のシグナル・メータ信号に基づいて検出し、アン
テナ１，２の一方を選択するアンテナ切換信号を
発生する切換信号発生回路である。
第３図は上記切換信号発生回路７の従来の具体
的な一例を示す。図中、トランジスタQ1、コン
デンサC1、抵抗R1，R2はシグナル・メータ信号
により電界強度の移動平均値を表わす平均値信号
を発生する回路を構成する。該平均値のレベルシ
フトが抵抗R1，R2の分圧比により行われ、該レ
ベルシフトされた平均値信号が比較器７ａの負入
力に印加されている。
的な一例を示す。図中、トランジスタQ1、コン
デンサC1、抵抗R1，R2はシグナル・メータ信号
により電界強度の移動平均値を表わす平均値信号
を発生する回路を構成する。該平均値のレベルシ
フトが抵抗R1，R2の分圧比により行われ、該レ
ベルシフトされた平均値信号が比較器７ａの負入
力に印加されている。
トランジスタQ2、抵抗R3はシグナル・メータ
信号により電界強度の移動瞬時値を表わす瞬時値
信号を発生する回路を構成する。該瞬時値信号は
比較器７ａの正入力に印加されている。
信号により電界強度の移動瞬時値を表わす瞬時値
信号を発生する回路を構成する。該瞬時値信号は
比較器７ａの正入力に印加されている。
トランジスタQ3、抵抗R4，R5、ダイオード
D1、コンデンサC2は、比較器７ａの出力がＬレ
ベルになつてアンテナが切り換わつた瞬間、移動
瞬時値を一定時間Ｈレベルに保持しておくための
回路を構成する。７ｂは比較器７ａの出力がＬレ
ベルになるごとに１を計数するカウンタ回路で、
その出力によりアンテナを選択する。図の例で
は、アンテナは２つしかないので、カウンタ回路
７ｂはフリツプフロツプでよい。
D1、コンデンサC2は、比較器７ａの出力がＬレ
ベルになつてアンテナが切り換わつた瞬間、移動
瞬時値を一定時間Ｈレベルに保持しておくための
回路を構成する。７ｂは比較器７ａの出力がＬレ
ベルになるごとに１を計数するカウンタ回路で、
その出力によりアンテナを選択する。図の例で
は、アンテナは２つしかないので、カウンタ回路
７ｂはフリツプフロツプでよい。
比較器７ａの負入力に印加される平均値信号は
電界のピークホールド値より一定値低い値に設定
され、この値と比較器７ｂの正入力に印加される
瞬時値信号の値とが比較され、平均値信号より瞬
時値信号が小さいと、比較器７ａの出力がＬレベ
ルとなり、これに応じてカウンタ回路７ｂが計数
を行い、新しいアンテナを選択するアンテナ切換
え信号を発生する。
電界のピークホールド値より一定値低い値に設定
され、この値と比較器７ｂの正入力に印加される
瞬時値信号の値とが比較され、平均値信号より瞬
時値信号が小さいと、比較器７ａの出力がＬレベ
ルとなり、これに応じてカウンタ回路７ｂが計数
を行い、新しいアンテナを選択するアンテナ切換
え信号を発生する。
比較器７ａの出力がＬレベルになつた瞬間、ト
ランジスタQ3がオンし、比較器７ａの正入力が
約Vcc電圧のＨレベルに上げられ、このことによ
つて比較器７ａの出力が再びＨレベルにされる。
このように比較器７ａの正入力をＨレベルにする
理由は、電界強度信号がセラミツクフイルタの遅
延時間分遅れて入つてくるようになつていて、こ
れが入つてきたときに、切換つたアンテナが前の
アンテナよりも悪い受信状態の場合、元のアンテ
ナへの切換え又は次のアンテナの再切換えを可能
にすることにある。
ランジスタQ3がオンし、比較器７ａの正入力が
約Vcc電圧のＨレベルに上げられ、このことによ
つて比較器７ａの出力が再びＨレベルにされる。
このように比較器７ａの正入力をＨレベルにする
理由は、電界強度信号がセラミツクフイルタの遅
延時間分遅れて入つてくるようになつていて、こ
れが入つてきたときに、切換つたアンテナが前の
アンテナよりも悪い受信状態の場合、元のアンテ
ナへの切換え又は次のアンテナの再切換えを可能
にすることにある。
上述のように従来は、平均値信号のシフト量が
抵抗R1，R2により、また時定数がコンデンサC1、
抵抗R1，R2によりそれぞれ固定されている。こ
のため、強電界エリアと弱電界エリアのアンテナ
切換え感度がほぼ同じであり、強電界エリアでは
鈍過ぎ、弱電界エリアでは鋭過ぎるという欠点が
あつた。
抵抗R1，R2により、また時定数がコンデンサC1、
抵抗R1，R2によりそれぞれ固定されている。こ
のため、強電界エリアと弱電界エリアのアンテナ
切換え感度がほぼ同じであり、強電界エリアでは
鈍過ぎ、弱電界エリアでは鋭過ぎるという欠点が
あつた。
本考案は上述のような従来のものの欠点を除去
するためになされたもので、電界強度に応じてア
ンテナ切換え感度を自動的に可変できるようにし
たアンテナ切換装置を提供することを目的として
いる。
するためになされたもので、電界強度に応じてア
ンテナ切換え感度を自動的に可変できるようにし
たアンテナ切換装置を提供することを目的として
いる。
以下本考案の実施例を第１図を参照して説明す
るが、第３図について上述したものと同一のもの
には同一の符号を付し、説明を省略する。
るが、第３図について上述したものと同一のもの
には同一の符号を付し、説明を省略する。
第１図においては、第３図の回路において、比
較器７ａの正入力にバラクタダイオードC3が追
加接続されているだけである。
較器７ａの正入力にバラクタダイオードC3が追
加接続されているだけである。
比較器７ａの正入力には、瞬時値信号が印加さ
れていて、バラクタダイオードC3の容量はこの
瞬時値信号の大きさによつて変化する。すなわ
ち、比較器７ａの正入力の瞬時値信号のレベルが
高くなる強電界エリアでは、バラクタダイオード
C3の容量が小さくなり、抵抗R3と共に形成する
時定数が小さくなつて電界の変動に敏感になり、
アンテナ切換え感度は鋭くなる。これに対し、比
較器７ａの正入力の瞬時値信号のレベルが低くな
る弱電界エリアでは、バラクタダイオードC3の
容量が大きくなり、抵抗R3と共に形成する時定
数が大きくなつて電界の変動に鈍感になり、アン
テナ切換え感度は鈍くなる。
れていて、バラクタダイオードC3の容量はこの
瞬時値信号の大きさによつて変化する。すなわ
ち、比較器７ａの正入力の瞬時値信号のレベルが
高くなる強電界エリアでは、バラクタダイオード
C3の容量が小さくなり、抵抗R3と共に形成する
時定数が小さくなつて電界の変動に敏感になり、
アンテナ切換え感度は鋭くなる。これに対し、比
較器７ａの正入力の瞬時値信号のレベルが低くな
る弱電界エリアでは、バラクタダイオードC3の
容量が大きくなり、抵抗R3と共に形成する時定
数が大きくなつて電界の変動に鈍感になり、アン
テナ切換え感度は鈍くなる。
なお、上述した実施例では、比較器の正入力に
バラクタダイオードを接続して瞬時値信号に対す
る時定数を電界強度に応じて変えることにより、
平均値信号に対する時定数との間の差を変化させ
ているが、非常に大きな容量のバラクタダイオー
ドを入手することができれば、このバラクタダイ
オードをコンデンサC1の代りに用いること共に、
バラクタダイオードC3を固定容量のものに置き
かえるか又は取り除くことによつても同様のこと
が行える。
バラクタダイオードを接続して瞬時値信号に対す
る時定数を電界強度に応じて変えることにより、
平均値信号に対する時定数との間の差を変化させ
ているが、非常に大きな容量のバラクタダイオー
ドを入手することができれば、このバラクタダイ
オードをコンデンサC1の代りに用いること共に、
バラクタダイオードC3を固定容量のものに置き
かえるか又は取り除くことによつても同様のこと
が行える。
以上のように本考案によれば、強い電界エリア
と弱電界エリアとにおいてアンテナ切換え感度を
自動的に可変しているため、より優れたダイバシ
テイ効果が得られる。すなわち、最も好ましい状
態でのアンテナ切換えが行うことができる。
と弱電界エリアとにおいてアンテナ切換え感度を
自動的に可変しているため、より優れたダイバシ
テイ効果が得られる。すなわち、最も好ましい状
態でのアンテナ切換えが行うことができる。
第１図は本考案の一実施例を示す回路図、第２
図は従来の一般的なダイバシテイ受信システムを
示すブロツク図、第３図は第２図中の一部分の具
体例を示す回路図である。 Q1，Q2……トランジスタ、R1，R2，R3……抵
抗、C1……コンデンサ、C3……バラクタダイオ
ード、７ａ……比較器。
図は従来の一般的なダイバシテイ受信システムを
示すブロツク図、第３図は第２図中の一部分の具
体例を示す回路図である。 Q1，Q2……トランジスタ、R1，R2，R3……抵
抗、C1……コンデンサ、C3……バラクタダイオ
ード、７ａ……比較器。
Claims (1)
- 受信電界強度の変動を検出してアンテナを切換
えるアンテナダイバシテイ受信システムにおい
て、アンテナ受信信号の移動平均値を検出すると
共にそのレベルをシフトする平均値回路手段と、
アンテナ受信信号の移動瞬時値を検出する瞬時値
回路手段と、前記レベルシフトされた平均値と瞬
時値とを比較してアンテナ切換え信号を発生する
比較手段と、前記平均値回路手段又は前記瞬時値
回路手段の時定数をアンテナ受信信号のレベルに
応じて変化する手段とを備え、該時定数の変化に
より強・弱電界エリアでのアンテナ切換え感度を
異ならせるようにしたことを特徴とするアンテナ
切換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7936684U JPS60192550U (ja) | 1984-05-31 | 1984-05-31 | アンテナ切換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7936684U JPS60192550U (ja) | 1984-05-31 | 1984-05-31 | アンテナ切換装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60192550U JPS60192550U (ja) | 1985-12-20 |
| JPH033011Y2 true JPH033011Y2 (ja) | 1991-01-25 |
Family
ID=30624210
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7936684U Granted JPS60192550U (ja) | 1984-05-31 | 1984-05-31 | アンテナ切換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60192550U (ja) |
-
1984
- 1984-05-31 JP JP7936684U patent/JPS60192550U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60192550U (ja) | 1985-12-20 |
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