JPH03296646A - 積層体の層間密着度検査方法 - Google Patents

積層体の層間密着度検査方法

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Publication number
JPH03296646A
JPH03296646A JP10077990A JP10077990A JPH03296646A JP H03296646 A JPH03296646 A JP H03296646A JP 10077990 A JP10077990 A JP 10077990A JP 10077990 A JP10077990 A JP 10077990A JP H03296646 A JPH03296646 A JP H03296646A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laminate
coupon
test piece
product
interlayer adhesion
Prior art date
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Pending
Application number
JP10077990A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Nakada
敏幸 中田
Nobuhide Okada
信秀 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH03296646A publication Critical patent/JPH03296646A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 セラミック多層基板等の積層体の層間密着度を検査する
際に適用される方法に関し、 層間密着度検査の信頼性向上を目的とし、グリーンシー
トを順次積層して成る積層体の外周部分にクーポン部を
設け、積層体の製造工程終了後にこのクーポン部を切り
取って層間密着度検査用のテストピースとして用いるよ
うにしたことを特徴とする。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、セラミック多層基板等の積層体の層間密着度
を検査する際に適用される方法に関する。
〔従来の技術〕
第2図(alと(blと(C)および+d)は積層体の
従来構造と層間密着度の検査機構を示す図であって、(
alは積層体の模式的要部側断面図、(b)は積層体の
斜視図、(C)は積層体の平面図、(dlは層間密着度
の検査機構を示す模式的要部側断面図である。
第2図(a)と山)と(C)に示すように、この積層体
30は、グリーンシート1を順次積層した後、これをプ
レス−焼成して製作されることは周知である。
これら各グリーンシート1は、プレス加工を行うことに
よってグリーンシート1内に含まれている接着成分が作
用して接合されるが、この接合力が弱いと層間剥離とい
った障害が発生することがある。このため、プレス工程
終了後には必ず層間密着度の検査が行われる。
この層間密着度検査は第2図(dlに示すように、テス
トピースT、を引張試験機50のベース51と引張アー
ム52のそれぞれに接着剤40を用いて接着し、引張ア
ーム52を矢印P方向に引っ張って層間剥離強度を測定
する検査である。
なお、従来は前記テストピースT1を作成するために特
別に一枚の積層体30Aを同一ロフトから抜き取り、こ
れから複数枚のテストピースT1を作成する方法がとら
れていた。第2図(C)はその状況を示す図であって、
テストピースT、は積層体30Aを点線で示すように切
り取って作成される。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の層間密着度検査は、同一ロットからランダムに抜
き取った一枚の積層体30Aから複数枚のテストピース
T1を作成し、このT1を引張試験機50にかけて層間
密着度の検査を行う方式になっている。しかしながら、
この方法は所謂サンプリング試験であって、各積層体3
0個々の品質を評価するものでないことから検査の信転
性に問題がある。また、この方法は、製品そのものをテ
ストピースに流用することから、製造コストのアンプに
つながる。
本発明はこの問題を解決するためになされたもので、各
積層体の外周部分にクーポン部を設け、このクーポン部
からテストピースを作成する構成になっているので密着
度検査の信顛性が高く、かつコスト的にも有利である。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による積層体の層間密着度検査方法(以下層間密
着度検査方法と称する)は、第1図に示すように、グリ
ーンシート1を順次積層して成る各積層体10の外周部
分にクーポン部12を設け、積層体10の製造工程終了
後にこのクーポン部12を切り取ってこれから層間密着
度検査用のテストピースを作成する方式になっている。
[作 用〕 この層間密着度検査方法は、各積層体10の外周部分に
設けられたクーポン部12からテストピースを作成する
方式であることから、層間密着度検査の信顛性が著しく
高い。
〔実 施 例〕
以下実施例図に基づいて本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の実施例対応に製造された積層体の一構
成例を示す平面図であるが、前記第2図と同一部分には
同一符号を付している。
本発明による層間密着度検査方法の特徴は、第1図に示
すような積層体10を製作して層間密着度の検査を行う
点にある。この積層体10は、グリーンシート1を順次
積層した後、これをブレス−焼成して製造するという点
については第2図に示す従来の積層体30と同じである
。しかしながら、この積層体10は、中央の広い部分を
製品部11とし、その外側の帯状の部分をクーポン部1
2とする構成になっている。このクーポン部12は、第
1図に示すように、これをチケット(切符)のように切
り取ってテストピースTを作成するためにこのように呼
ばれているが、その内部構成は製品部11と同一の工程
を経て製造されているために質的な差異は全く無い。ま
た、製品部11は文字通り1例えばセラミック基板等の
ように“製品化”される部分であって、中央部の広い部
分がこれに充当されている。
この製品部11の周囲に設けられたクーポン部12は、
凹凸があるためにそのままでは製品化することが難しい
積層体10の外周部分に設けられており、且つその幅W
もテストピースTを切り取ることができるだけの幅(約
151)を持っていれば良いので、このクーポン部12
を設けたことによって製品部110面積確保に悪影響を
及ぼすようなことは無い。
このクーポン部12から得られたテストピースTは、個
々の積層体10から採取されたものであることから、こ
のテストピースTを用いた層間密着度検査の検査データ
は特に信顛性が高い。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明による層間密着
度の検査方法は、個々の積層体から採取したテストピー
スを用いて検査を行う方式であることから検査データの
信顧性が高い上、テストピースを作成するために製品を
犠牲にすることが無いので経済的効果が大きい。
図において、1はグリーンシート、 10と30と30Aは積層体、 11は製品部、 12はクーポン部、 TとT1はテストピース、 Wはクーポン部の幅、 をそれぞれ示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例対応に製造された積層体の一構
成例を示す平面図、 第2図+8)と(b)と(C)および(d)は積層体の
従来構造と層間密着度の検査機構を示す図であって、(
alは積層体の模式的要部側断面図、(b)は積層体の
斜視図、(C)は積層体の平面図、(dlは層間密着度
の検査機構を示す模式的要部側断面図である。 Tテス)(ス 2P#:”Fl 4:v美施轄咲’ I 1迫7hT 
、@)% 体(’l −kg例tb第1図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  セラミック多層基板等の積層体(10)の層間密着度
    を検査する際に適用される方法であって、 グリーンシート(1)を順次積層して成る前記積層体(
    10)の外周部分にクーポン部(12)を設け、積層体
    (10)の製造工程終了後にこのクーポン部(12)を
    切り取って層間密着度検査用のテストピース(T)とし
    て用いるようにしたことを特徴とする積層体の層間密着
    度検査方法。
JP10077990A 1990-04-16 1990-04-16 積層体の層間密着度検査方法 Pending JPH03296646A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011155562A1 (ja) * 2010-06-09 2011-12-15 京セラ株式会社 流路部材およびこれを用いた熱交換器ならびに電子部品装置

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