JPH032965Y2 - - Google Patents
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- JPH032965Y2 JPH032965Y2 JP1985034425U JP3442585U JPH032965Y2 JP H032965 Y2 JPH032965 Y2 JP H032965Y2 JP 1985034425 U JP1985034425 U JP 1985034425U JP 3442585 U JP3442585 U JP 3442585U JP H032965 Y2 JPH032965 Y2 JP H032965Y2
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 3
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
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- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
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- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
- Transceivers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案はアンテナ共用器に係り、特にケース内
にヘリカル共振器を組み合わせてなる送信用フイ
ルタと受信用フイルタを収容してなる構造であ
り、自動車電話の送受信用アンテナに接続されて
使用されるアンテナ共用器に関する。
にヘリカル共振器を組み合わせてなる送信用フイ
ルタと受信用フイルタを収容してなる構造であ
り、自動車電話の送受信用アンテナに接続されて
使用されるアンテナ共用器に関する。
従来の技術
自動車電話のアンテナに接続されて使用される
従来のアンテナ共用器は、第12図又は第13図
に示す構成である。第12図のアンテナ共用器1
は、ケース2内に、ヘリカル共振器3,4,5,
6を連結固定してなる送信用フイルタ7、ヘリカ
ル共振器8,9,10,11を連結固定してなる
受信用フイルタ12、及びマツチング素子13,
14,15,16を収容してなる構造である。ま
たケース2の外側には、送信回路と接続される入
力端子17、送受信用アンテナと接続される入出
力端子18、受信回路と接続される出力端子19
が設けてある。マツチング素子13,14,1
5,16は夫々を配するために予め用意されてい
るスペース20,21,22,23の個所に設け
られている。第13図のアンテナ共用器24は、
ケース25内に上記の各部材を収容してなる構成
であり、同図中、第12図に構成部分と実質上対
応する部分には同一符号を付し、その説明は省略
する。
従来のアンテナ共用器は、第12図又は第13図
に示す構成である。第12図のアンテナ共用器1
は、ケース2内に、ヘリカル共振器3,4,5,
6を連結固定してなる送信用フイルタ7、ヘリカ
ル共振器8,9,10,11を連結固定してなる
受信用フイルタ12、及びマツチング素子13,
14,15,16を収容してなる構造である。ま
たケース2の外側には、送信回路と接続される入
力端子17、送受信用アンテナと接続される入出
力端子18、受信回路と接続される出力端子19
が設けてある。マツチング素子13,14,1
5,16は夫々を配するために予め用意されてい
るスペース20,21,22,23の個所に設け
られている。第13図のアンテナ共用器24は、
ケース25内に上記の各部材を収容してなる構成
であり、同図中、第12図に構成部分と実質上対
応する部分には同一符号を付し、その説明は省略
する。
考案が解決しようとする問題点
第12図のアンテナ共用器1は、マツチング素
子13,14を送信用フイルタ7の両側に、別の
マツチング素子15,16を受信用フイルタ12
の両側に設けてなる構成であり、ケース2は、高
さ寸法がH1と短いが長さ寸法がL1と長く、比較
的大なるサイズである。第13図のアンテナ共用
器24においては、送信用フイルタ7と受信用フ
イルタ12とは隙間無く並んでおり、ケース25
の長さ寸法はL2となりL1に比べて短くなるが、
マツチング素子13,16及び14,15がフイ
ルタ7,12の上下側に配された関係上ケース2
5の高さ寸法はH2と長くなり、このケース25
も比較的大なるサイズである。このため、アンテ
ナ共用器1,24は共に大型とならざるを得ず、
狭いスペース内に取り付ける場合に問題があつ
た。またアンテナ共用器のケースは十分なシール
ド効果を必要とするため、一般にはアルミダイキ
ヤスト製であり、サイズが大きくなると高価とな
る。従つて、上記のアンテナ共用器1,24はコ
スト高であつた。
子13,14を送信用フイルタ7の両側に、別の
マツチング素子15,16を受信用フイルタ12
の両側に設けてなる構成であり、ケース2は、高
さ寸法がH1と短いが長さ寸法がL1と長く、比較
的大なるサイズである。第13図のアンテナ共用
器24においては、送信用フイルタ7と受信用フ
イルタ12とは隙間無く並んでおり、ケース25
の長さ寸法はL2となりL1に比べて短くなるが、
マツチング素子13,16及び14,15がフイ
ルタ7,12の上下側に配された関係上ケース2
5の高さ寸法はH2と長くなり、このケース25
も比較的大なるサイズである。このため、アンテ
ナ共用器1,24は共に大型とならざるを得ず、
狭いスペース内に取り付ける場合に問題があつ
た。またアンテナ共用器のケースは十分なシール
ド効果を必要とするため、一般にはアルミダイキ
ヤスト製であり、サイズが大きくなると高価とな
る。従つて、上記のアンテナ共用器1,24はコ
スト高であつた。
本考案は上記問題点を解決したアンテナ共用器
を提供することを目的とする。
を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段
本考案は送信用フイルタ及び受信用フイルタを
構成する複数のヘリカル共振器のうちマツチング
素子と接続されるヘリカル共振器のサイズを他の
ヘリカル共振器より小型とし、これにより生じた
スペース内にマツチング素子を配してなる構成と
したものである。
構成する複数のヘリカル共振器のうちマツチング
素子と接続されるヘリカル共振器のサイズを他の
ヘリカル共振器より小型とし、これにより生じた
スペース内にマツチング素子を配してなる構成と
したものである。
作 用
この構成は、マツチング素子を、送信用フイル
タ及び受信用フイルタの周囲より突出せずに配す
ることを可能とする。
タ及び受信用フイルタの周囲より突出せずに配す
ることを可能とする。
実施例
次に本考案になるアンテナ共用器の一実施例に
ついて説明する。
ついて説明する。
第1図は自動車電話に使用されるアンテナ共用
器30の構成を示す。同図中、31は送信用フイ
ルタであり、ヘリカル共振器32,33,34,
35が一体的に連結された構成である。36は受
信用フイルタであり、ヘリカル共振器37,3
8,39,40が一体的に連結された構成であ
る。送信用フイルタ31と受信用フイルタ36と
は、第13図の場合と同様に間隔をあけずに並べ
てあり、マツチング素子45〜48と共に、アル
ミダイキヤスト製のケース41内に組み込まれて
いる。また42は入力端子、43は出力端子、4
4は入出力端子である。このアンテナ共用器30
は、入力端子42を電話の送信回路に、出力端子
43を受信回路に、入出力端子44を自動車に備
えられた単一の送受信用アンテナに夫々接続さ
れ、自動車に取り付けられる。
器30の構成を示す。同図中、31は送信用フイ
ルタであり、ヘリカル共振器32,33,34,
35が一体的に連結された構成である。36は受
信用フイルタであり、ヘリカル共振器37,3
8,39,40が一体的に連結された構成であ
る。送信用フイルタ31と受信用フイルタ36と
は、第13図の場合と同様に間隔をあけずに並べ
てあり、マツチング素子45〜48と共に、アル
ミダイキヤスト製のケース41内に組み込まれて
いる。また42は入力端子、43は出力端子、4
4は入出力端子である。このアンテナ共用器30
は、入力端子42を電話の送信回路に、出力端子
43を受信回路に、入出力端子44を自動車に備
えられた単一の送受信用アンテナに夫々接続さ
れ、自動車に取り付けられる。
上記のアンテナ共用器30は、電気的には第2
図に示す構成であり、第3図に示す特性を有す
る。即ち、送信用フイルタ31は、835MHzの送
信数をアンテナ側に通過させるように、第3図中
グラフ線で示すように、中心周波数1が835M
Hzの波特性を有する。受信用フイルタ36は、
アンテナが受信した880MHzの受信数が受信回路
側にのみ通過させるように、第3図中グラフ線
で示すように、中心周波数2が880MHzの波特
性を有する。電気的にはコンデンサとコイルとが
直列に接続された構成のマツチング素子47,4
8は夫々は第4図中グラフ線,で示すよう
に、インピーダンスZ0が周波数1,2最小となる
特性を有する。このマツチング素子47,48を
設けることにより、挿入損失L1,L2(第3図
参照)が減り、アンテナ共用器30は第3図中グ
ラフ線,で示す良好な特性を呈する。
図に示す構成であり、第3図に示す特性を有す
る。即ち、送信用フイルタ31は、835MHzの送
信数をアンテナ側に通過させるように、第3図中
グラフ線で示すように、中心周波数1が835M
Hzの波特性を有する。受信用フイルタ36は、
アンテナが受信した880MHzの受信数が受信回路
側にのみ通過させるように、第3図中グラフ線
で示すように、中心周波数2が880MHzの波特
性を有する。電気的にはコンデンサとコイルとが
直列に接続された構成のマツチング素子47,4
8は夫々は第4図中グラフ線,で示すよう
に、インピーダンスZ0が周波数1,2最小となる
特性を有する。このマツチング素子47,48を
設けることにより、挿入損失L1,L2(第3図
参照)が減り、アンテナ共用器30は第3図中グ
ラフ線,で示す良好な特性を呈する。
また、受信用フイルタ31を構成するヘリカル
共振器32〜35のうち、両側のヘリカル共振器
32,35は、第5図及び第6図に示す、入出力
端子50を備えた構成のものであり、中間のヘリ
カル共振器33,34は、第7図及び第8図に示
す、入出力端子を有しない構成のものである。第
5図乃至第8図中、51は外部ケース、52は外
部結合用窓、53はヘリカルコイル、54はヘリ
カルコイル53との間の静電容量を可変設定する
調整用ねじである。
共振器32〜35のうち、両側のヘリカル共振器
32,35は、第5図及び第6図に示す、入出力
端子50を備えた構成のものであり、中間のヘリ
カル共振器33,34は、第7図及び第8図に示
す、入出力端子を有しない構成のものである。第
5図乃至第8図中、51は外部ケース、52は外
部結合用窓、53はヘリカルコイル、54はヘリ
カルコイル53との間の静電容量を可変設定する
調整用ねじである。
こゝで、入出力端子50の有無によつてヘリカ
ル共振器の特性がどのようになるかについてみる
と、入出力端子50を有しないヘリカル共振器3
3,34は、第9図中グラフ線で示すように急
峻で狭い特性を示すのに対し、入出力端子50を
設けると、即ちヘリカル共振器32,35はグラ
フ線で示すようになだらかで広い特性を示す。
また、第3図中グラフ線で表わされる送信用フ
イルタ31の特性の大部分は、急峻で狭い特性を
示すヘリカル共振器33,34により決定され、
ヘリカル共振器32,35の主な作用は信号の注
入又はピツクアツプでありその特性を多少変えて
も送信用フイルタ31の特性には殆んど影響しな
いことが確認された。受信用フイルタ36につい
ても同様のことが確認された。
ル共振器の特性がどのようになるかについてみる
と、入出力端子50を有しないヘリカル共振器3
3,34は、第9図中グラフ線で示すように急
峻で狭い特性を示すのに対し、入出力端子50を
設けると、即ちヘリカル共振器32,35はグラ
フ線で示すようになだらかで広い特性を示す。
また、第3図中グラフ線で表わされる送信用フ
イルタ31の特性の大部分は、急峻で狭い特性を
示すヘリカル共振器33,34により決定され、
ヘリカル共振器32,35の主な作用は信号の注
入又はピツクアツプでありその特性を多少変えて
も送信用フイルタ31の特性には殆んど影響しな
いことが確認された。受信用フイルタ36につい
ても同様のことが確認された。
本考案は、上記の確認結果に基づいてなされた
ものである。
ものである。
即ち、第1図に示すように、ヘリカル共振器3
3,34,38,39は高さ寸法がhであるのに
対し、入出力端子を備えたヘリカル共振器35+
40は高さ寸法がhの約2/3のh1、入出力端子を
備えたヘリカル共振器32,37の高さ寸法がh
の約1/2のh2としてある。このように高さを低く
して少型化したヘリカル共振器35,40はフイ
ルタ31,36の上面(M1)と一致させて、ヘ
リカル共振器32,37はフイルタ31,36の
下面(M1)一致させて配してあり、ヘリカル共
振器35,40の下面と上記下面M2との間には、
凹状のスペース55,56と、ヘリカル共振器3
2,37の上面と上記上面M1との間にはスペー
ス57,58が夫々生まれる。このスペース56
〜58がマツチング素子45〜48を収容するの
に利用される。即ち、マツチング素子45は、入
力端子42とヘリカル共振器35の端子50とに
接続されてスペース55内に収容されており、マ
ツチング素子46は出力端子43とヘリカル共振
器40の端子50とに接続されてスペース56内
に収容されており、マツチング素子47は入出力
端子44とヘリカル共振器32の端子50とに接
続されてスペース57内は収容されており、マツ
チング素子48は入出力端子44とヘリカル共振
器37の端子50とに接続されてスペース58内
に収容されている。
3,34,38,39は高さ寸法がhであるのに
対し、入出力端子を備えたヘリカル共振器35+
40は高さ寸法がhの約2/3のh1、入出力端子を
備えたヘリカル共振器32,37の高さ寸法がh
の約1/2のh2としてある。このように高さを低く
して少型化したヘリカル共振器35,40はフイ
ルタ31,36の上面(M1)と一致させて、ヘ
リカル共振器32,37はフイルタ31,36の
下面(M1)一致させて配してあり、ヘリカル共
振器35,40の下面と上記下面M2との間には、
凹状のスペース55,56と、ヘリカル共振器3
2,37の上面と上記上面M1との間にはスペー
ス57,58が夫々生まれる。このスペース56
〜58がマツチング素子45〜48を収容するの
に利用される。即ち、マツチング素子45は、入
力端子42とヘリカル共振器35の端子50とに
接続されてスペース55内に収容されており、マ
ツチング素子46は出力端子43とヘリカル共振
器40の端子50とに接続されてスペース56内
に収容されており、マツチング素子47は入出力
端子44とヘリカル共振器32の端子50とに接
続されてスペース57内は収容されており、マツ
チング素子48は入出力端子44とヘリカル共振
器37の端子50とに接続されてスペース58内
に収容されている。
従つて、全部のマツチング素子45〜48は、
フイルタ31の左側面N1とフイルタ36の右側
面N2と、上記の面M1,M2とにより囲まれる範
囲内に配され、ケース41は長さについては第1
2図のケース2より短縮されてL2となり、高さ
については第13図のケース25より短縮されて
H1となり、従来のケース2,25より小型とな
る。これにより、アンテナ共用器30は従来のも
のに比べて相当小型となり、自動車内の設置部の
スペースが狭い場合にも、支障なく取り付けるこ
とが可能となる。またケース41が小型となつた
分この価格が安くなり、アンテナ共用器30も安
価となる。なお、特性的には、入出力端子を備え
たヘリカル共振器を小型化する前の第12図及び
第13図に示すアンテナ共用器1,24と差の無
い特性となる。
フイルタ31の左側面N1とフイルタ36の右側
面N2と、上記の面M1,M2とにより囲まれる範
囲内に配され、ケース41は長さについては第1
2図のケース2より短縮されてL2となり、高さ
については第13図のケース25より短縮されて
H1となり、従来のケース2,25より小型とな
る。これにより、アンテナ共用器30は従来のも
のに比べて相当小型となり、自動車内の設置部の
スペースが狭い場合にも、支障なく取り付けるこ
とが可能となる。またケース41が小型となつた
分この価格が安くなり、アンテナ共用器30も安
価となる。なお、特性的には、入出力端子を備え
たヘリカル共振器を小型化する前の第12図及び
第13図に示すアンテナ共用器1,24と差の無
い特性となる。
また一般に、入出力端子44に接続されるヘリ
カル共振器と入力端子42及び出力端子43に接
続されるヘリカル共振器とに同一のヘリカル共振
器を用いた場合には、各フイルタと入力端子及び
出力端子とのマツチングが困難となり易い。しか
し、上記実施例においては、ヘリカル共振器3
2,37と35,40とのサイズが異なつている
ため、各フイルタ31,36と入力端子42及び
出力端子43とのマツチングは簡単となる。
カル共振器と入力端子42及び出力端子43に接
続されるヘリカル共振器とに同一のヘリカル共振
器を用いた場合には、各フイルタと入力端子及び
出力端子とのマツチングが困難となり易い。しか
し、上記実施例においては、ヘリカル共振器3
2,37と35,40とのサイズが異なつている
ため、各フイルタ31,36と入力端子42及び
出力端子43とのマツチングは簡単となる。
また、上記のアンテナ共用器3は、マツチング
素子47,48の代わりに、コンデンサとコイル
とを並列に接続された構成のマツチング素子を使
用した構成としてもよい。この場合のアンテナ共
用器は、第10図に示す構成となる。第10図の
マツチング素子60,61は夫々第11図中グラ
フ線,で示す特性を有する。
素子47,48の代わりに、コンデンサとコイル
とを並列に接続された構成のマツチング素子を使
用した構成としてもよい。この場合のアンテナ共
用器は、第10図に示す構成となる。第10図の
マツチング素子60,61は夫々第11図中グラ
フ線,で示す特性を有する。
また、上記実施例では、マツチング素子が送信
用フイルタ31の入力側と出力側との両方に、及
び受信用フイルタ36の入力側と出力側との両方
に設けられた構成であるが、本考案はこれに限る
ものではなく、上記の各フイルタの入力側と出力
側とのマツチング素子のうちの一方を省略し、他
方だけとし、例えば、送信用フイルタ31につい
てみるとマツチング素子45を省略してマツチン
グ素子47だけを設けた構成、受信用フイルタ3
6についてみるとマツチング素子46を省略して
マツチング素子48だけを設けた構成としてもよ
いのは勿論である。
用フイルタ31の入力側と出力側との両方に、及
び受信用フイルタ36の入力側と出力側との両方
に設けられた構成であるが、本考案はこれに限る
ものではなく、上記の各フイルタの入力側と出力
側とのマツチング素子のうちの一方を省略し、他
方だけとし、例えば、送信用フイルタ31につい
てみるとマツチング素子45を省略してマツチン
グ素子47だけを設けた構成、受信用フイルタ3
6についてみるとマツチング素子46を省略して
マツチング素子48だけを設けた構成としてもよ
いのは勿論である。
考案の効果
上述の如く、本考案によるアンテナ共用器によ
れば、送信用フイルタ及び受信用フイルタを構成
する複数のヘリカル共振器のうちマツチング素子
が接続されるヘリカル共振器を他の共振器より小
型とし、送信用フイルタ及び受信用フイルタの形
状を周囲の一部に凹部を有する形状とし、この凹
部が形成するスペース内に上記のマツチング素子
を配してなる構成としてあるため、特性を実質的
に低下させることなく、大幅な小型化を図ること
が出来、また小型化に伴ない、自動車の狭いスペ
ース内にも設置し易くなり、また価格も安価とし
うるという等の特長を有する。
れば、送信用フイルタ及び受信用フイルタを構成
する複数のヘリカル共振器のうちマツチング素子
が接続されるヘリカル共振器を他の共振器より小
型とし、送信用フイルタ及び受信用フイルタの形
状を周囲の一部に凹部を有する形状とし、この凹
部が形成するスペース内に上記のマツチング素子
を配してなる構成としてあるため、特性を実質的
に低下させることなく、大幅な小型化を図ること
が出来、また小型化に伴ない、自動車の狭いスペ
ース内にも設置し易くなり、また価格も安価とし
うるという等の特長を有する。
第1図は本考案になるアンテナ共用器の一実施
例の内部構造を示す正面図、第2図は第1図のア
ンテナ共用器の回路図、第3図は第1図のアンテ
ナ共用器の特性を示す図、第4図は第2図中マツ
チング素子の特性を示す図、第5図及び第6図は
夫々第1図中入出力端子を備えたフイルタ共振器
の構造を示す図、第7図及び第8図は夫々入出力
端子を有しないフイルタ共振器の構造を示す図、
第9図は夫々第5図と7図のフイルタ共振器の特
性を示す図、第10図はコンデンサとコイルとが
並列接続された構成のマツチング素子を使用した
アンテナ共用器の回路図、第11図は第10図中
マツチング素子の特性を示す図、第12図及び第
13図は夫々従来のアンテナ共用器の各例の内部
構造を示す正面図である。 30……アンテナ共用器、31……送信用フイ
ルタ、32,35,37,40……小型のヘリカ
ル共振器、33,34,38,40……ヘリカル
共振器、36……受信用フイルタ、41……ケー
ス、42……入力端子、43……出力端子、44
……入出力端子、45〜48,60,61……マ
ツチング素子、50……入出力端子、51……外
部ケース、52……外部結合用窓、53……ヘリ
カルコイル、54……調整用ねじ、55,56,
57,58……スペース。
例の内部構造を示す正面図、第2図は第1図のア
ンテナ共用器の回路図、第3図は第1図のアンテ
ナ共用器の特性を示す図、第4図は第2図中マツ
チング素子の特性を示す図、第5図及び第6図は
夫々第1図中入出力端子を備えたフイルタ共振器
の構造を示す図、第7図及び第8図は夫々入出力
端子を有しないフイルタ共振器の構造を示す図、
第9図は夫々第5図と7図のフイルタ共振器の特
性を示す図、第10図はコンデンサとコイルとが
並列接続された構成のマツチング素子を使用した
アンテナ共用器の回路図、第11図は第10図中
マツチング素子の特性を示す図、第12図及び第
13図は夫々従来のアンテナ共用器の各例の内部
構造を示す正面図である。 30……アンテナ共用器、31……送信用フイ
ルタ、32,35,37,40……小型のヘリカ
ル共振器、33,34,38,40……ヘリカル
共振器、36……受信用フイルタ、41……ケー
ス、42……入力端子、43……出力端子、44
……入出力端子、45〜48,60,61……マ
ツチング素子、50……入出力端子、51……外
部ケース、52……外部結合用窓、53……ヘリ
カルコイル、54……調整用ねじ、55,56,
57,58……スペース。
Claims (1)
- 入力端子、出力端子、及び入出力端子を備えた
ケース内に、夫々複数のヘリカル共振器を組み合
せてなる送信用フイルタと受信用フイルタ、及び
各フイルタと、上記各端子のいずれかとの間に接
続されるマツチング素子とを収容してなる構造で
あり、上記入出力端子を送受信用アンテナに接続
されて使用されるアンテナ共用器におい、該送信
用フイルタと受信用フイルタを構成するヘリカル
共振器のうち上記マツチング素子と接続されるヘ
リカル共振器を他のヘリカル共振器より小型と
し、該ヘリカル共振器を小型としたことにより生
じたスペース内に上記マツチング素子を配してな
る構成のアンテナ共用器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985034425U JPH032965Y2 (ja) | 1985-03-11 | 1985-03-11 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985034425U JPH032965Y2 (ja) | 1985-03-11 | 1985-03-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61151403U JPS61151403U (ja) | 1986-09-19 |
JPH032965Y2 true JPH032965Y2 (ja) | 1991-01-25 |
Family
ID=30537780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985034425U Expired JPH032965Y2 (ja) | 1985-03-11 | 1985-03-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH032965Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-03-11 JP JP1985034425U patent/JPH032965Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61151403U (ja) | 1986-09-19 |
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