JPH03296323A - 臨界型pwmアナログ・デジタル変換器 - Google Patents
臨界型pwmアナログ・デジタル変換器Info
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- JPH03296323A JPH03296323A JP9813990A JP9813990A JPH03296323A JP H03296323 A JPH03296323 A JP H03296323A JP 9813990 A JP9813990 A JP 9813990A JP 9813990 A JP9813990 A JP 9813990A JP H03296323 A JPH03296323 A JP H03296323A
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- comparator
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- 102100025976 Adenosine deaminase 2 Human genes 0.000 description 2
- 101000720051 Homo sapiens Adenosine deaminase 2 Proteins 0.000 description 2
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- Analogue/Digital Conversion (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は高速、高精度及び高分解能を達成することを可
能にした臨界形PWM (パルス中変調)A/D (ア
ナログ・デジタル)変換器に関するものである。
能にした臨界形PWM (パルス中変調)A/D (ア
ナログ・デジタル)変換器に関するものである。
(従来の技術)
臨界型PWM方式A/D変換器は昭54年特願第023
959号に開示されているが、この変換器の優れた特徴
を示せば次の通りである。(a)速指収速応答を持って
おり応答は1周期で2次の微小量に収束する。この変換
器は別の分類からは積分形に属するが積分形においては
1周期が理論上の最高速度であり、これ以上速い応答は
あり得ない、(b)応答パラメーターは臨界値を持ちこ
の時応答は速指となるが、この臨界値は被変換未知アナ
ログ入力電圧に依存しない、(C)パルス巾変調波形は
1/2周期を対称軸として左右対称な波形である。これ
は臨界形PWM波形の固有の特徴であり、1周期の中点
が対称軸であり、この軸は未知アナログ入力電圧の正負
及び大小に対して不変である。
959号に開示されているが、この変換器の優れた特徴
を示せば次の通りである。(a)速指収速応答を持って
おり応答は1周期で2次の微小量に収束する。この変換
器は別の分類からは積分形に属するが積分形においては
1周期が理論上の最高速度であり、これ以上速い応答は
あり得ない、(b)応答パラメーターは臨界値を持ちこ
の時応答は速指となるが、この臨界値は被変換未知アナ
ログ入力電圧に依存しない、(C)パルス巾変調波形は
1/2周期を対称軸として左右対称な波形である。これ
は臨界形PWM波形の固有の特徴であり、1周期の中点
が対称軸であり、この軸は未知アナログ入力電圧の正負
及び大小に対して不変である。
上記(a)に示すように臨界形PWM方式は理論上の最
高速度を持っており、その動作は帰還形であるにも拘わ
らず無帰還形の動作と同一の速度即ち1周期で応答を完
了する。従ってこの1周期のパルス中変調波形をクロッ
クパルスで計数すればアナログ入力電圧のA/D変換値
が得られる。
高速度を持っており、その動作は帰還形であるにも拘わ
らず無帰還形の動作と同一の速度即ち1周期で応答を完
了する。従ってこの1周期のパルス中変調波形をクロッ
クパルスで計数すればアナログ入力電圧のA/D変換値
が得られる。
分解能を高めて高精度なA/D変換値を得ようとすれば
クロックパルスの周波数を可能な限り高くしなければな
らないが、更により高い分解能を得ようとすればパルス
巾変調の周期を増大させなければならない、臨界形PW
M方式では1/2周期で1次微小量に収束するので、通
常この時間を応答時間とし次の1周期を計測時間とする
。上ばした通り積分形では無帰還形の動作方式と同様に
原理的に172周期の応答時間は避けることができない
ので、この時間は計測時間に寄与しない無駄時間となる
。高分解能を満足させるために1周期の時間を増大させ
る時、この無駄時間は無視できない値となりA/D変換
時間を増大させる。このように原理的に存在する]、/
2周期の応答時間のために高分解能を得ようとすれば実
質的な計渭時間が増大し2、高速なA / D変換器を
達成することが不可能となる。
クロックパルスの周波数を可能な限り高くしなければな
らないが、更により高い分解能を得ようとすればパルス
巾変調の周期を増大させなければならない、臨界形PW
M方式では1/2周期で1次微小量に収束するので、通
常この時間を応答時間とし次の1周期を計測時間とする
。上ばした通り積分形では無帰還形の動作方式と同様に
原理的に172周期の応答時間は避けることができない
ので、この時間は計測時間に寄与しない無駄時間となる
。高分解能を満足させるために1周期の時間を増大させ
る時、この無駄時間は無視できない値となりA/D変換
時間を増大させる。このように原理的に存在する]、/
2周期の応答時間のために高分解能を得ようとすれば実
質的な計渭時間が増大し2、高速なA / D変換器を
達成することが不可能となる。
(発明が解決しようとする間順点)
臨界型PWM方式は迷指応答を持ち高速、高精度のA/
D変換器を構成することが可能であるが、積分形である
ため原理上1/2周期の応答損失を持つので、高速であ
りかつ高分解能である両者の属性を同時に満足させン・
ことは、互いに排反する条件を満すことであり不可能で
ある0本発明はこの難点を解決し高速でかつ高分解能の
A、 / D変換器を実現することにある。
D変換器を構成することが可能であるが、積分形である
ため原理上1/2周期の応答損失を持つので、高速であ
りかつ高分解能である両者の属性を同時に満足させン・
ことは、互いに排反する条件を満すことであり不可能で
ある0本発明はこの難点を解決し高速でかつ高分解能の
A、 / D変換器を実現することにある。
(問題点を解決するための手段〉
臨界型PWMA/D変換器においては、積分器の出力を
サンプルホールド増巾器の出力と三角波係号がアナログ
量として比較器で比較された瞬間に、正スは負の参照電
圧が積分器に負帰還されて負帰還系を構成するが、今新
た番ご比較器の出力をクロックパルスに同期させるため
の同期回路を比較器に接続して負帰還系を構成させる。
サンプルホールド増巾器の出力と三角波係号がアナログ
量として比較器で比較された瞬間に、正スは負の参照電
圧が積分器に負帰還されて負帰還系を構成するが、今新
た番ご比較器の出力をクロックパルスに同期させるため
の同期回路を比較器に接続して負帰還系を構成させる。
この時臨界型PWM方式の速指応答性のために多周期に
渡ってクロックパルスを計数しても最大1クロツクパル
スの誤差しか発生しない、各周期に存在する1クロツク
パルスの誤差は積算誤差とならない。
渡ってクロックパルスを計数しても最大1クロツクパル
スの誤差しか発生しない、各周期に存在する1クロツク
パルスの誤差は積算誤差とならない。
それ故に最大エフロツクパルスの誤差で多周期に渡って
タロツクパルスを計測し分解能を高める手段を得ること
ができる。
タロツクパルスを計測し分解能を高める手段を得ること
ができる。
従って分解能の要求から必要とされる1周期の時間をn
等分割し新たに17 n周期で系を駆動させれば、1/
2周期の応答時間の損失は1/2nとなり、nを大に選
ぶことによって応答時間の損失を無視出来る程度に改も
出来る。
等分割し新たに17 n周期で系を駆動させれば、1/
2周期の応答時間の損失は1/2nとなり、nを大に選
ぶことによって応答時間の損失を無視出来る程度に改も
出来る。
(実施例)
本発明による第1実施回路例について以下に説明する。
第1図に回路図を示し、第2図にその動作波形を示す、
未知電圧Exは積分器の帰還抵抗R1に連続的に印加さ
れる。第2図に示すToは1周期を示し一2続的にこの
周期を繰り返12ている。1周期に2回、即ちT a
/ 2時間毎に、OPア′ン7A、帰還用コンデンサC
及び抵抗R5及びR2で構成される積分器の出力はサン
プルホールド増巾器SHAに記憶される。第2図(b)
にこのSHAを駆動するサンプルパルスSMEを示す、
比較器CPの入力はSHAの出方及び三角波発生器TA
Gの出力に接紗されて両者の出方が比較される。TAG
の出力である三角波を第2図(C)に−点鎖線で示す。
未知電圧Exは積分器の帰還抵抗R1に連続的に印加さ
れる。第2図に示すToは1周期を示し一2続的にこの
周期を繰り返12ている。1周期に2回、即ちT a
/ 2時間毎に、OPア′ン7A、帰還用コンデンサC
及び抵抗R5及びR2で構成される積分器の出力はサン
プルホールド増巾器SHAに記憶される。第2図(b)
にこのSHAを駆動するサンプルパルスSMEを示す、
比較器CPの入力はSHAの出方及び三角波発生器TA
Gの出力に接紗されて両者の出方が比較される。TAG
の出力である三角波を第2図(C)に−点鎖線で示す。
未知電圧E x < Oの場合について説明すれば、同
期の始めにサンプルホールドされた積分器の出力は、第
2図(C)に示す様に三角波と点Pで交わるので、比較
器CPは出力を反転する。第1図に示す様にCPの出力
は同期回路SYNに接続されている。SYNは制御回路
CTLがらクロックパルスφを受けており、比較器CP
の出力のφによる同期出力を、第1図に示す様にOT及
びその反転出力OTとして出力している。OT濾波形第
2図(d)に示す、この時まで図(e)に示す様に正の
参照電圧子Erを積分していた積分器はこの瞬間に、そ
れぞれOT及びOT比出力よって駆動されているスイッ
チSlを開き、S2を閉じて負の参照電圧−Erを積分
する。この積分器の出力波形を図(c)のEx<Oの波
形で示す、TO/2時間経過後次のサンプルパルスが発
生し、積分器の新しい出力をサンプルホールドする。サ
ンプルホールド出力は再び三角波とQ点で交わるのでC
Pの出力は反転し、従ってSYNは出力を反転し積分器
には再び正の参照電圧が接続される。
期の始めにサンプルホールドされた積分器の出力は、第
2図(C)に示す様に三角波と点Pで交わるので、比較
器CPは出力を反転する。第1図に示す様にCPの出力
は同期回路SYNに接続されている。SYNは制御回路
CTLがらクロックパルスφを受けており、比較器CP
の出力のφによる同期出力を、第1図に示す様にOT及
びその反転出力OTとして出力している。OT濾波形第
2図(d)に示す、この時まで図(e)に示す様に正の
参照電圧子Erを積分していた積分器はこの瞬間に、そ
れぞれOT及びOT比出力よって駆動されているスイッ
チSlを開き、S2を閉じて負の参照電圧−Erを積分
する。この積分器の出力波形を図(c)のEx<Oの波
形で示す、TO/2時間経過後次のサンプルパルスが発
生し、積分器の新しい出力をサンプルホールドする。サ
ンプルホールド出力は再び三角波とQ点で交わるのでC
Pの出力は反転し、従ってSYNは出力を反転し積分器
には再び正の参照電圧が接続される。
1周期はTo待時間終わり、2周期以降も同様な動作を
連続的に繰り返す、Ex=0及びEx>0の場合も同様
な動作が行われ、その積分器の入力波形を図(f)及び
(g>に示す。
連続的に繰り返す、Ex=0及びEx>0の場合も同様
な動作が行われ、その積分器の入力波形を図(f)及び
(g>に示す。
比較器CPは無限の比較分解能を有し、パルス中変調動
作を誤差なく正しく動作させるための出力を二次微少量
の精度で発生している。しがし図(C)のP点はCPの
出力に対するクロックパルスの同期出力点なので最大1
クロツクパルスの遅れ誤差を発生している。臨界型PW
M方式では比較器CPの出力の次の反転時点での誤差は
現在の反転時点での誤差の1次微小量に縮小する性質を
有している。この1次微少量をε0とすればこれは三角
波の傾斜と参照電圧Erを積分した時の和分器の傾斜の
2倍との比の1がらの偏差に等しいεo−〇は完全な速
指収束条件を与える。比較器CPの出力の反転回数をn
とすればn回反転後の誤差は現在の誤差のεOnで与え
られる81周期ToTCPの出力は2回反転するので1
周期でεQ2即ち2次の微少量に収束することが結論さ
れるのである。さてP点で発生した1クロツクパルスの
遅れ誤差をε1とすればこれは1周期T’ oに対して
一般に小さな値でありこれは1次微少量と見なせる。従
って次のCP比出力反転時点での誤差はε1ε0となり
2次の微小量となり誤差は無視できる値となる。しがし
次の同期回路SYNの反転出力点Qで新たにε1の誤差
が発生する。これから点P及びQを含む周期Toの終わ
りの誤差はε1であることが理解できる0周期の始めに
ε。
作を誤差なく正しく動作させるための出力を二次微少量
の精度で発生している。しがし図(C)のP点はCPの
出力に対するクロックパルスの同期出力点なので最大1
クロツクパルスの遅れ誤差を発生している。臨界型PW
M方式では比較器CPの出力の次の反転時点での誤差は
現在の反転時点での誤差の1次微小量に縮小する性質を
有している。この1次微少量をε0とすればこれは三角
波の傾斜と参照電圧Erを積分した時の和分器の傾斜の
2倍との比の1がらの偏差に等しいεo−〇は完全な速
指収束条件を与える。比較器CPの出力の反転回数をn
とすればn回反転後の誤差は現在の誤差のεOnで与え
られる81周期ToTCPの出力は2回反転するので1
周期でεQ2即ち2次の微少量に収束することが結論さ
れるのである。さてP点で発生した1クロツクパルスの
遅れ誤差をε1とすればこれは1周期T’ oに対して
一般に小さな値でありこれは1次微少量と見なせる。従
って次のCP比出力反転時点での誤差はε1ε0となり
2次の微小量となり誤差は無視できる値となる。しがし
次の同期回路SYNの反転出力点Qで新たにε1の誤差
が発生する。これから点P及びQを含む周期Toの終わ
りの誤差はε1であることが理解できる0周期の始めに
ε。
の誤差を仮定してもPでこの誤差は2次微小量になる。
従って一般的に周期Toの終わりでの誤差はε1である
ことが結論される。又従って何周期経過しても誤差はε
、のままであり誤差が積算されないことが結論される。
ことが結論される。又従って何周期経過しても誤差はε
、のままであり誤差が積算されないことが結論される。
この事実は臨界型PWM方式が持っている独得の固有の
性質である。
性質である。
第2図(a)に示した論理レベルHの区間は第1図のゲ
ートG2の入力信号でありn周期T = nToの長さ
を有する2求める未知電圧Exのアナログ・デジタル変
換値はこの周期Tの積分量が誤差積分量に等しいと置い
て得られる0周期Tの始めの最大1クロツクパルスの遅
れ誤差に対応する誤差積分量をΔ1、及び同様に周期T
の終点の誤差積分量をΔ2とすれば、周期Tの誤差積分
量は(Δ2−Δ1)で与えられ共に遅れ誤差であるがら
△1、△2〉0である。n周期の負の参照電圧を積分す
る時間を第2図(e)に示す様にTxl、T x 2−
−−−−−T x nとすれば次式が成立する。
ートG2の入力信号でありn周期T = nToの長さ
を有する2求める未知電圧Exのアナログ・デジタル変
換値はこの周期Tの積分量が誤差積分量に等しいと置い
て得られる0周期Tの始めの最大1クロツクパルスの遅
れ誤差に対応する誤差積分量をΔ1、及び同様に周期T
の終点の誤差積分量をΔ2とすれば、周期Tの誤差積分
量は(Δ2−Δ1)で与えられ共に遅れ誤差であるがら
△1、△2〉0である。n周期の負の参照電圧を積分す
る時間を第2図(e)に示す様にTxl、T x 2−
−−−−−T x nとすれば次式が成立する。
=R,C(△2−△1 ) −−−−−−−−−−
−−−−−−(1’)上式を解いてExを求めれば Ex/Er= (T−2Σ 丁’xk)/T
十 RC(△2−△1 ) / T E r −−−
−−−−−−−−−−−−(2>R,Cは積分器の時定
数でありR,C(△2−ム1)/’Er=△tとおけば
△tは(△2−△])の時間換算値であり、△1及びΔ
2は最大1りL)ツク時間に対応しがつ△2、△1〉0
であるから△t〈112072時間の不等式が成立して
いる、Txkはクロックパルスに同期しているので計測
の誤差は発生せず、(2)式の計測時間の誤差は第2項
から発生する112072時間である。
−−−−−−(1’)上式を解いてExを求めれば Ex/Er= (T−2Σ 丁’xk)/T
十 RC(△2−△1 ) / T E r −−−
−−−−−−−−−−−−(2>R,Cは積分器の時定
数でありR,C(△2−ム1)/’Er=△tとおけば
△tは(△2−△])の時間換算値であり、△1及びΔ
2は最大1りL)ツク時間に対応しがつ△2、△1〉0
であるから△t〈112072時間の不等式が成立して
いる、Txkはクロックパルスに同期しているので計測
の誤差は発生せず、(2)式の計測時間の誤差は第2項
から発生する112072時間である。
第1図のゲートG1によってTxkに相当するクロック
パルスを計数することが出来、ゲートG2によってΣT
xkをカウンタC1に計数することが出来るので(2)
式第1項の演算を制御回路CTL内のマイクロプロセッ
サで行なうことによって未知電圧Exのアナログデジタ
ル変換値を得ることが出来る。又特にTを端数のない特
別な値に選べば除算演算を必要としない、カウンタC2
及びC3は1/2分周及びTO/2時間に相当する計数
容量を持ちサンプリング周期TO/2及び周期Toを発
生させる。Rはリセット信号であり新しい計数の始めに
発生する。尚最大エフロツクの計数誤差はアナログ量の
デジタル計測では避けられない誤差であると見なせる。
パルスを計数することが出来、ゲートG2によってΣT
xkをカウンタC1に計数することが出来るので(2)
式第1項の演算を制御回路CTL内のマイクロプロセッ
サで行なうことによって未知電圧Exのアナログデジタ
ル変換値を得ることが出来る。又特にTを端数のない特
別な値に選べば除算演算を必要としない、カウンタC2
及びC3は1/2分周及びTO/2時間に相当する計数
容量を持ちサンプリング周期TO/2及び周期Toを発
生させる。Rはリセット信号であり新しい計数の始めに
発生する。尚最大エフロツクの計数誤差はアナログ量の
デジタル計測では避けられない誤差であると見なせる。
クロックパルスの同期誤差は1周期で収束し、他の周期
へ誤差が伝播しないことは臨界型PWM方式の優れた特
徴であり、周期TOを極めて短くして1クロツク誤差の
割合を大きく設計することが可能であるので、周期Tを
n等分すれば臨界型PWM方式の特徴である1/2周期
の応答時間の損失はT / 2 nとなり、応答時間の
損失を無視し得る小なる値にしてかつ分解能を維持する
ことが出来るので、高速、高精度でかつ高分解能のA/
D変換器を容易に構成することが出来る。
へ誤差が伝播しないことは臨界型PWM方式の優れた特
徴であり、周期TOを極めて短くして1クロツク誤差の
割合を大きく設計することが可能であるので、周期Tを
n等分すれば臨界型PWM方式の特徴である1/2周期
の応答時間の損失はT / 2 nとなり、応答時間の
損失を無視し得る小なる値にしてかつ分解能を維持する
ことが出来るので、高速、高精度でかつ高分解能のA/
D変換器を容易に構成することが出来る。
本発明による第2実施回路例について説明する、回路は
第1図と同じであるがExが抵抗R1に入力される前に
スイッチが追加される。即ち未知電圧Exは連続的に積
分器に印加されるのではなく積分器の入力は零レベル及
び未知電圧Exの両者に選択的に接続される様にする0
周期Tの開始に同期して積分器の入力を未知電圧Exに
接続する0周期Tの経過後再び入力を零レベルに接続す
る。計数期間を周期Tとそれに続<To/2時間即ち(
T + T o / 2 )時間とする。他は第1実施
例と同様に演算によって正しいA/D変換値を得ること
が出来る。これは臨界型PWM方式が優れた応答性を有
することから可能になる実施回路例であり、未知電圧E
xと同様に零レベルを計測し両者の差をとれば零誤差を
消去した高精度なA/D変換器を構成することも可能で
ある。第1実施例の計数時間はTであるがT o /
2の応答時間を含めれば前実施例の実質的な計測時間は
同一である。
第1図と同じであるがExが抵抗R1に入力される前に
スイッチが追加される。即ち未知電圧Exは連続的に積
分器に印加されるのではなく積分器の入力は零レベル及
び未知電圧Exの両者に選択的に接続される様にする0
周期Tの開始に同期して積分器の入力を未知電圧Exに
接続する0周期Tの経過後再び入力を零レベルに接続す
る。計数期間を周期Tとそれに続<To/2時間即ち(
T + T o / 2 )時間とする。他は第1実施
例と同様に演算によって正しいA/D変換値を得ること
が出来る。これは臨界型PWM方式が優れた応答性を有
することから可能になる実施回路例であり、未知電圧E
xと同様に零レベルを計測し両者の差をとれば零誤差を
消去した高精度なA/D変換器を構成することも可能で
ある。第1実施例の計数時間はTであるがT o /
2の応答時間を含めれば前実施例の実質的な計測時間は
同一である。
次に本発明による第3実施回路例について説明する。第
3図に回路図を示し、第4図にその動作波形を示す、尚
第3図に於いて制御回路CTL及びその付属回路は第1
図と同様なので省略した。
3図に回路図を示し、第4図にその動作波形を示す、尚
第3図に於いて制御回路CTL及びその付属回路は第1
図と同様なので省略した。
本実施例は前実施例と異なり直流レベルの異なる2種類
の三角波を比較の基準として使用する。従って比較器と
同期回路を独立に2個有する。第3図の加算増中器AD
A1及びADA2によって直流レベルがvl及び■2に
シフトした2種類の三角波が得られそれぞれ比較器CP
I及びCR2に入力される。第4図(a)はサンプルパ
ルスを示し、(b)に三角波及びExの正、負及び零の
値に対する積分器の出力波形を示す、第1実施例と異な
り三角波の傾斜と参照電圧Erを積分した時の積分器の
傾斜の比は1に設計される。又積分器のダイナミックレ
ンジが同じであれば三角波の振巾は半分に設計される。
の三角波を比較の基準として使用する。従って比較器と
同期回路を独立に2個有する。第3図の加算増中器AD
A1及びADA2によって直流レベルがvl及び■2に
シフトした2種類の三角波が得られそれぞれ比較器CP
I及びCR2に入力される。第4図(a)はサンプルパ
ルスを示し、(b)に三角波及びExの正、負及び零の
値に対する積分器の出力波形を示す、第1実施例と異な
り三角波の傾斜と参照電圧Erを積分した時の積分器の
傾斜の比は1に設計される。又積分器のダイナミックレ
ンジが同じであれば三角波の振巾は半分に設計される。
2つの三角波はその底点及び頂点の値が重ならないよう
に接するか又は間隔を有する様に設計される。この様な
構成において得られる著しい特徴は、得られるアナログ
・テジタル変換値に情報の損失がないということである
。第1実施例で得られるフルスケール値は1/2周期即
ち1072時間に対する計数量であり、1周期の残りの
T o / 2時間は情報の損失時間を意味するのであ
り、これは1周期の積分に量を+Erと−Erの正負の
参照電圧で平衡させることから生ずる帰結である。しか
るに本実施例では正又は負の単独の参照電圧による平衡
であり、情報の損失がなく1周期の全時間がフルスケー
ル値に対応する。これはA/D変換時間が前例と比べて
半分でよいことを意味し、2倍の変換速度を有すること
が理解できる。2つの三角波が間隔を有する時はEx=
Oの時の積分器の出力波形は第4図(b)に示す通り一
定の直流電圧である。これが三角波と交叉するまでの応
答時間は特別に長くなる。これは欠点であるが外見上は
零点が極めて安定であるように観測される。即ち応答が
零点付近で非直線性を持つ0本実施例では参照電圧が積
分されない体圧時間が存在し、この時間は第3図の論理
回路LOGから得られ、信号SE3によってスイッチS
3を駆動して積分器の参照電圧入力端子を接地する。
に接するか又は間隔を有する様に設計される。この様な
構成において得られる著しい特徴は、得られるアナログ
・テジタル変換値に情報の損失がないということである
。第1実施例で得られるフルスケール値は1/2周期即
ち1072時間に対する計数量であり、1周期の残りの
T o / 2時間は情報の損失時間を意味するのであ
り、これは1周期の積分に量を+Erと−Erの正負の
参照電圧で平衡させることから生ずる帰結である。しか
るに本実施例では正又は負の単独の参照電圧による平衡
であり、情報の損失がなく1周期の全時間がフルスケー
ル値に対応する。これはA/D変換時間が前例と比べて
半分でよいことを意味し、2倍の変換速度を有すること
が理解できる。2つの三角波が間隔を有する時はEx=
Oの時の積分器の出力波形は第4図(b)に示す通り一
定の直流電圧である。これが三角波と交叉するまでの応
答時間は特別に長くなる。これは欠点であるが外見上は
零点が極めて安定であるように観測される。即ち応答が
零点付近で非直線性を持つ0本実施例では参照電圧が積
分されない体圧時間が存在し、この時間は第3図の論理
回路LOGから得られ、信号SE3によってスイッチS
3を駆動して積分器の参照電圧入力端子を接地する。
次に第3実施例の別の構成について述べる。
第3実施例の前述の構成例では2つの三角波の間は接す
るか又は間隔を置いたが本実施例では2つの三角波は第
4図(e)に示す様に互いに入り組む、1周期で正と負
の参照電圧が積分される。これは第1実施例と同様に情
報の損失が伴う、三角波の傾斜は第1実施例と同様に参
照電圧を積分した時の積分器の傾斜の2倍に設計される
。このような傾斜比の設計は応答の臨界値を得るために
必要である。第4図(e)にEx=0の積分器の出力波
形を示しくf)に参照電圧の波形を示す、正、負の参照
電圧の間に明白な参照電圧の積分休止区間が置かれる。
るか又は間隔を置いたが本実施例では2つの三角波は第
4図(e)に示す様に互いに入り組む、1周期で正と負
の参照電圧が積分される。これは第1実施例と同様に情
報の損失が伴う、三角波の傾斜は第1実施例と同様に参
照電圧を積分した時の積分器の傾斜の2倍に設計される
。このような傾斜比の設計は応答の臨界値を得るために
必要である。第4図(e)にEx=0の積分器の出力波
形を示しくf)に参照電圧の波形を示す、正、負の参照
電圧の間に明白な参照電圧の積分休止区間が置かれる。
この事実は第1実施例との大きな相違点である。この休
止区間は参照電圧の積分器の応答に対する待ち時間を与
える。
止区間は参照電圧の積分器の応答に対する待ち時間を与
える。
(発明の効果)
以上の説明で明かな様に、本発明によれば高速、高精度
でかつ高分解能のA/D変換器を容易に構成することが
できる。
でかつ高分解能のA/D変換器を容易に構成することが
できる。
第1図及び3図は実施例回路系統図、第2図及び4図は
動作波形線図、Sl、S2及びS3はスイッチ、AはO
Pアンプ、SHAはサンプルホールド増巾器、ADAI
及びADA2は加算項中器、CP、CPl及びCP2は
比較器、SYN、5YNI及び5YN2は同期回路、T
AGは三角波発生器、CTLは制御回路、CLはクロッ
ク発振器、G1及びG2はゲート及びC1〜C3はカウ
ンタを示す。
動作波形線図、Sl、S2及びS3はスイッチ、AはO
Pアンプ、SHAはサンプルホールド増巾器、ADAI
及びADA2は加算項中器、CP、CPl及びCP2は
比較器、SYN、5YNI及び5YN2は同期回路、T
AGは三角波発生器、CTLは制御回路、CLはクロッ
ク発振器、G1及びG2はゲート及びC1〜C3はカウ
ンタを示す。
Claims (2)
- (1)被測定信号電圧と交互に切り換えて出力される正
負一対の参照電圧とを加算積分する積分器、クロックパ
ルス発生器、該クロックパルスに同期した所定の周波数
の三角波信号を発生する基準信号発生器、前記所定の周
波数に同期しかつ2倍の周波数で前記積分器の出力電圧
をサンプルホールドするサンプルホールド増巾器、該サ
ンプルホールド増巾器の出力電圧と前記三角波信号とを
比較する比較器、該比較器の出力が前記クロックパルス
によって同期化され、前記積分器の入力端子に印加され
る加算電圧の平均値が零になる様に、前記一対の参照電
圧を切換える同期化回路、該同期化回路の出力で前記ク
ロックパルスをゲートするゲート回路及び該ゲート回路
の出力を計数するカウンタ手段とにより構成され、該カ
ウンタ手段の、前記ゲート回路の出力の所定の周期期間
の計数値が被測定信号のデジタル値を示すアナログ・デ
ジタル変換器 - (2)直流レベルの異なる2個の三角波信号をそれぞれ
比較のための一方の入力に受ける2個の比較器、該比較
器の出力をそれぞれ同期化する2個の同期回路、該同期
回路の出力を受けて正、負の参照電圧及び零電圧の3値
の駆動出力を発生する論理回路を有する請求項1記載の
アナログ・デジタル変換器
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9813990A JPH03296323A (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | 臨界型pwmアナログ・デジタル変換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9813990A JPH03296323A (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | 臨界型pwmアナログ・デジタル変換器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03296323A true JPH03296323A (ja) | 1991-12-27 |
Family
ID=14211895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9813990A Pending JPH03296323A (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | 臨界型pwmアナログ・デジタル変換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03296323A (ja) |
-
1990
- 1990-04-13 JP JP9813990A patent/JPH03296323A/ja active Pending
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