JPH0329541B2 - - Google Patents

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JPH0329541B2
JPH0329541B2 JP58171958A JP17195883A JPH0329541B2 JP H0329541 B2 JPH0329541 B2 JP H0329541B2 JP 58171958 A JP58171958 A JP 58171958A JP 17195883 A JP17195883 A JP 17195883A JP H0329541 B2 JPH0329541 B2 JP H0329541B2
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

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  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、搬送経路に沿う複数の加工ステーシ
ヨンに工作機械を配設し、この複数の加工ステー
シヨン間の工作物の移送を前記搬送径路上の搬送
装置にて行うようにした加工システムにおける加
工バイパス制御装置に関するものである。
<従来技術> 一般のFMS(Flexible Manufacturing Sytem)
においては、各工作機械、パレツトプール、ロー
デイング・アンローデイングステーシヨンの間で
工作物用パレツトをランダムに移送できるように
し、工作機械で加工異常が発生した場合には通常
の工作物の流れを変更して異常の発生した工作機
械から工作物を搬出してアンローデイングステー
シヨン等へ直接移送するようにしている。
また、このような加工異常の生じた工作物の再
加工を行う場合にも通常のパレツトの流れを変
え、パレツトを再加工が必要な工作機械へ直接移
送するようにしていた。
しかしながら、このように、パレツトをランダ
ムに搬送するようにした加工システムはフレキシ
ブル性は高いものの、パレツトを一定の順序で移
送する場合に比べ搬送装置に無駄な動きが多くな
り、搬送装置の使用効率が悪化する問題がある。
特に、ロツト生産を前提とした加工システムで
は、工作物の種類が変更されるまでの間は同一形
態で工作物を流せばよいため、工作物パレツトを
一定の順序で移送して搬送装置の使用効率を高め
ることが重要視される。
しかしながら、このようにすると、加工異常等
が発生した場合に工作物パレツトを排除してアン
ローデイングステーシヨンへ直接移送したり、再
加工のための通常と異なつたパレツト搬送を行う
ことができず、加工異常の発生時および再加工時
には通常の加工を中止しなければならない問題が
ある。
<発明の目的> そこで本発明は、工作物用を一定の順序で搬送
する加工システムにおいて、通常の加工を停止さ
せることなく加工異常の発生した工作物の移送お
よび再加工工作物の移送が行なえるようにするこ
とを目的とするものである。
<発明の構成> 第1図は本発明を明示するための全体構成図で
ある。搬送制御手段3は、搬送ライン1上の搬送
台車2の移動と各加工ステーシヨンに配置された
工作機械MT1〜MTn上のパレツト搬入搬出装
置の作動を制御し、各工作機械MT1〜MTnに
おける加工の有無に関わらず、各工作機械上の工
作物用パレツトPを次の工作機械へ順番に移送す
る処理を行う。
異常検出手段4は、各工作機械MT1〜MTn
において工具折損、パレツト着座異常等、加工異
常の要因となる異常(以下単に加工異常と呼ぶ)
を検出するもので、加工異常が検出されると、異
常が発生した工作機械とその工作物の番号を記憶
し、これらのデータを加工バイパス手段5および
再加工バイパス手段6に出力する。加工バイパス
手段5はこれに応答し、加工異常が発生した工作
機械以後の工作機械へ記憶された異常工作物が搬
入された場合には加工を阻止し、それ以外の工作
物が搬入された場合には工作物に応じた加工プロ
グラムを実行させるように作動する。
一方、搬送ライン上に再加工工作物を載置した
パレツトが搬入された後、再加工バイパス手段6
に再加工指令が与えられた場合には、異常検出手
段4によつて検出記憶されたデータに基づき、再
加工工作物はどの工作機械から加工を行うべきか
を判別し、その加工を行うべき工作機械よりも前
の工作機械に再加工工作物が搬入された場合に
は、加工プログラムの実行を阻止するよう作動す
る。
<実施例> 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。第2図において、10は搬送台車11によつ
てパレツトPが移送される搬送ラインであり、こ
の搬送ライン10に沿う複数の加工ステーシヨン
ST1〜STnのそれぞれには、パレツト搬入搬出
装置13a〜13nを備えた工作機械MT1〜
MTnが設置されている。また、搬送ライン10
に沿う所定位置には工作物Wが取付けられた複数
のパレツトPを貯蔵するバツフアステーシヨン1
5が設けられるとともに、これと異なつた位置に
ローデイング・アンローデイングステーシヨン1
6,17が設けられている。そして、前記搬送台
車11上には、一対のパレツト支持台11a,1
1bが設けられ、各工作機械MT1〜MTnにお
いて加工の済んだ工作物を一方の支持台に受取
り、他方の支持台上に乗つている工作物Wを各工
作機械MT1〜MTnに搬入するようになつてい
る。
次に制御装置の構成について説明すると、20
a〜20nは各工作機械MT1〜MTnのそれぞ
れに対応して設けられた数値制御装置、21a〜
21nは各工作機械MT1〜MTnにおいて工具
折損、パレツト着座異常等の加工異常の要因とな
る異常を検出する異常検出装置である。これらの
数値制御装置20a〜20nおよび異常検出装置
21a〜21nは、それぞれインタフエイス2
2,23を介して、デイスク装置24を備えた中
央処理装置25に接続されており、中央処理装置
25から各数値制御装置20a〜20nへの数値
制御データの転送を行うとともに、各異常検出装
置21a〜21nから発生される異常検出信号お
よび異常コードを中央処理装置25へ転送するよ
うになつている。
また、前記中央処理装置25にはインタフエイ
ス26を介して搬送制御装置27が接続されると
ともに、インタフエイス28を介してローデイン
グ・アンローデイングステーシヨン16,17に
隣接して設置された操作盤29が接続されてい
る。
前記搬送制御装置27は搬送台車11によるパ
レツトの移送を制御するものであり、ローデイン
グ・アンローデイングステーシヨン16,17と
バツフアステーシヨン15との間でのパレツトP
の移送を行う第1搬送モードと、各工作機械MT
1〜MTn間におけるパレツトPの移送を行う第
2搬送モードとを有する。
すなわち、本実施例の加工システムにおいて
は、第2搬送モードによつて各工作機械MT1〜
MTn間におけるパレツトPの移送を行うととも
に、バツフアステーシヨン15から工作機械MT
1へのパレツトPの移送と、工作機械MTnから
バツフアステーシヨン15へのパレツトPの移送
を行つた後、各工作機械MT1〜MTnによる加
工を開始し、この各工作機械MT1〜MTnによ
る加工が完了するまでの間に第1搬送モードによ
り、ローデイング・アンローデイングステーシヨ
ン16,17とバツフアステーシヨン15との間
でのパレツトPの移送を行うようになつている。
搬送制御装置27は中央処理装置25から第1
搬送指令TC1が供給されると、第1搬送モード
となり、バツフアステーシヨン15のパレツトP
の内加工の完了した工作物Wを支持するパレツト
Pをローデイング・アンローデイングステーシヨ
ン16,17側へ移送し、この後ローデイング・
アンローデイングステーシヨン16,17に新し
い工作物Wもしくは再加工工作物Wが載置された
パレツトPがあるか否かを判別し、有ることを判
別するとローデイング・アンローデイングステー
シヨン16,17上のパレツトPをバツフアステ
ーシヨン15へ移送する。
一方、中央処理装置25から第2搬送指令TC
2が与えられた場合には、第2搬送モードとな
り、バツフアステーシヨン15内の未加工工作物
Wの載置されたパレツトPを工作機械MT1へ、
工作機械MT1内のパレツトPを工作機械MT2
へと順次搬送動作を繰返し、工作機械MT1〜
MTn−1内のパレツトPをそれぞれ工作機械
MT2〜MTnへ移送する。そして工作機械MTn
内のパレツトPはバツフアステーシヨン15へ移
送する。この第2搬送モードにおける搬送は、各
工作機械MT1〜MTnにおける加工の有無に関
わらず、常に一定の順序で行われる。
次に中央処理装置25によつて行われる加工制
御について説明すると、デイスク装置24には、
工作物の種類に応答して各工作機械MT1〜
MTnに転送すべき数値制御データが記憶される
とともに、中央処理装置25内メモリには、第4
図a,bに示されるステーシヨンテーブル
STTBとパレツトテーブルPTTBとが形成され
ている。そしてステーシヨンテーブルSTTBに
は加工ステーシヨンST1〜STnだけでなくバツ
フアステーシヨン15内の各パレツト取付位置お
よびローデイング・アンローデイングステーシヨ
ン16,17を含む全てのステーシヨンのそれぞ
れに対応してパレツト番号、工作物番号、加工完
了か異常により加工を中断したかを表す情報およ
び異常が発生した工作機械の番号が記憶されてお
り、パレツトテーブルPTTBには各パレツトP
のそれぞれに対応し各工作機械MT1〜MTnの
それぞれにおいて加工を行うか否かを表すデータ
が記憶されている。なお、ステーシヨンテーブル
STTBの内容は、パレツトPの移送が行われる
度にパレツトPの移送につれて各パレツトPに対
応する情報が移送後のステーシヨンに対応する記
憶エリアに移送されるようになつている。
新しい工作物Wの加工を行う場合には、ローデ
イング・アンローデイングステーシヨン16もし
くは17に位置するパレツトP上には工作物を取
付けた後で、作業者は操作盤29上に設けられて
いるテンキーにより工作物Wの品番を入力した
後、通常加工を指令する通常加工指令スイツチ2
9aを押圧する。これにより、中央処理装置25
は第5図に示すプログラムを実行し、ステーシヨ
ンテーブルSTTBのローデイング・アンローデ
イングステーシヨン16もしくは17に対応する
ステーシヨン番号の記憶位置をサーチするととも
に、このサーチされた記憶位置に工作物番号を書
込み(40)、異常情報を記憶するエリアをクリア
する(41)。
この後、パレツトテーブルPTTBのローデイ
ング・アンローデイングステーシヨン16もしく
は17に位置するパレツトPに対応する加工有無
情報記憶エリアをサーチし、このエリアの各工作
機械に対応する記憶位置の全てに加工有りを示す
“0”を書込み(42)、この後、取付完了フラツグ
をセツトして(43)、図略のメインルーチンへ復
帰する。
このようにして工作物Wの取付が完了すると、
前述した第1搬送モードにより、工作物Wの取付
けられたパレツトPがローデイング・アンローデ
イングステーシヨン16もしくは17からバツフ
アステーシヨン15内の空のステーシヨンに移送
され、待機状態となる。
一方、各工作機械MT1〜MTnのそれぞれに
搬入されている工作物Wの加工がすべて完了する
と、中央処理装置25は第6図に示すプログラム
を実行し、まず最初に搬送制御装置27に対して
第2搬送指令TC1を送出して前記した第2搬送
モードにてパレツトPの搬送を行わせ、バツフア
ステーシヨン15内の未加工の工作物Wの載置さ
れているパレツトPを工作機械MT1に移送する
とともに、各工作機械MT1〜MTn内のパレツ
トPを次の工作機械MT2〜MTnに移送する
(50)。
この処理が完了すると中央処理装置25は、各
工作機械MT1〜MTnに対応する加工ステーシ
ヨンの内の1つのを特定する指定カウンタDCを
1にセツトした後(51)、指定カウンタDCにて指
定されたステーシヨンに搬入されている工作物W
をステーシヨンテーブルSTTBを参照して識別
するとともに(53)、識別した工作物Wがそのス
テーシヨンにおいて加工を行うか否かをパレツト
テーブルPTTBの対応位置に“0”か“1”か
が書込まれているか否かにより識別する(53)。
そして、加工を行うと判断した場合には、識別さ
れた工作物Wがそのステーシヨンで受けるべき加
工に対応する数値制御プログラムのデータをデイ
スク装置24から読出して、指定カウンタDCに
よつて指定された加工ステーシヨンの工作機械に
対応した数値制御装置20に転送し(55)、加工
を行わないと判別した場合には、加工完了を示す
“M02”のデータのみを指定カウンタDCによつて
指定された工作機械に転送する(56)。また、加
工情報が“0”である場合には対応する数値制御
装置に連続運転を指令し(58)、加工情報が“1”
である場合にはシングルブロツク運転を指令する
(60)。この後、指定カエンタDCの内容に1を加
算して(61)、指定カウンタDCがn+1になつて
いるか否かを判別し(62)、n+1になつていな
い場合にはステツプ(52)へ戻つて上記した処理
を繰返す。
これにより、各工作機械MT1〜MTnのそれ
ぞれについて同様の処理が行われ、加工を行う工
作機械の数値制御装置に対しては、搬入されてい
る工作物Wの種類に対応した数値制御プログラム
のデータが転送され、加工を行わない工作機械の
数値制御装置20に対しては、加工完了を示す
“M02”のデータが転送される。そして、この後、
各工作機械MT1〜MTnに起動指令を供給して
(63)、各工作機械MT1〜MTnにおける加工を
開始させた後、搬送制御装置27に第2搬送指令
TC2を送出して前述した第2搬送モードによる
搬送を行なわせる。
前記したように、新しい工作物Wがローデイン
グ・アンローデイングステーシヨン16,17内
のパレツトPに装着された場合には、第5図のプ
ログラムにより、パレツトテーブルPTTBの対
応する加工有無情報記憶エリアが選ばれ、加工有
りを示す“0”がそれぞれの工作機械MT1〜
MTnに対応する記憶位置に全て書込まれるため、
その新しい工作物Wの載置されたパレツトPが工
作機械MT1〜MTnのいずれかに搬入されると、
その搬入された工作機械で行うべき加工に対応す
る数値制御データがそれぞれ供給され、正常な加
工が行われることになる。
一方、工作機械MT1〜MTnのいずれかにお
いて加工異常の要因となる異常が発生し、この異
常の発生が異常検出装置21a〜21nによつて
検出されると、異常検出装置21a〜21nの対
応するものから異常コードが出力され、中央処理
装置25は割込みによつてこの異常発生を認識し
て第7図の処理を実行する。これにより、異常が
検出された工作機械を認識するとともに、異常が
検出された時にその工作機械に搬入されていた工
作物Wを異常工作物Waとして識別し、この識別
された異常工作物Waが異常の検出されたステー
シヨン以後の工作機械に搬入された場合には、加
工が行われないようにする。
すなわち、中央処理装置25に異常コードが供
給されると、中央処理装置25はまず最初に異常
コードがどの工作機械から搬出されたものである
かにより異常の発生した工作機械を判別し(70)、
この後、異常の発生した工作機械に搬入されてい
る異常工作物Waの番号とパレツトPの番号をス
テーシヨンテーブルSTTBを参照して判別する
(71)。そして、パレツトテーブルPTTB内の判
別されたパレツトPの番号に対応する加工有無情
報記憶エリアをサーチし(72)、異常の発生が検
出された工作機械に対応する記憶位置以後に加工
無しを表す“2”を書込む(73)。また、ステー
シヨンテーブルSTTBの異常が発生した工作機
械に対応するステーシヨンの記憶エリアにも第3
図のステーシヨン2に示されるように異常の発生
を示すコードと、異常が発生した工作機械の番号
“3”を記憶する(74)。
これにより、各工作機械MT1〜MTnにおけ
る加工が完了して前記した第6図のプログラムが
再び実行された場合には、異常工作物Waが次の
工作機械に移送されるが、異常工作物Waの載置
されているパレツトPに対応するパレツトテーブ
ルPTTB内の加工有無情報記憶エリアには、異
常の発生した工作機械に対応する記憶位置以後に
加工無しを表す“2”が書込まれているため、
(53)において加工無しと判別され、“M02”のデ
ータのみが対応する数値制御装置20に転送され
る。“M02”のデータが数値制御装置20へ転送
された場合には、起動信号が与えられても加工動
作を行わず、搬送制御装置27からの指令によ
り、パレツトPを搬送台車11上に搬送できる状
態で待機する。
引続く工作機械に異常工作物Waが順次移送さ
れた場合にも、上記の場合と同様の処理が行われ
るため、異常工作物Waの搬入された工作機械に
おいては加工が行われることがなく、工作物Wの
移送だけが行われ、最終的にはバツフアステーシ
ヨン15を経由してローデイング・アンローデイ
ングステーシヨン16もしくは17へと運ばれ
る。また、このローデイング16・アンローデイ
ングステーシヨン16もしくは17に移送された
工作物Wが異常工作物であることが作業者にも報
知される。
かかる異常工作物Waを再加工する場合には、
異常の原因を取り除いてから、例えば、異常の内
容が工具折損であれば、その工具を交換してか
ら、操作盤29上の再加工指令スイツチ29bを
操作する。これにより、中央処理装置25は第8
図に示すプログラムを実行し、ステーシヨンテー
ブルSTTBのローデイング・アンローデイング
ステーシヨン16もしくは17の内、異常工作物
の載置されているパレツトPが入つているステー
シヨンに対応する記憶エリアをサーチするととも
に(80)、異常の発生した工作機械番号を読出す
(81)。そして、この後、異常情報をクリアし、パ
レツトテーブルPTTBのローデイング・アンロ
ーデイングステーシヨン16もしくは17に移送
された異常工作物Waの載置されているパレツト
Pに対応する記憶エリアを選択し、異常の発生し
た工作機械の前まで加工無しを表す“0”を書込
み(83)、異常の発生した工作機械に対応する位
置にはシングルブロツク運転を表すす“1”を書
込む(84)。
これにより、異常工作物Waが再加工工作物
Wa′とされ、工作機械MT1〜MTnに移送され
た場合、先回の加工時に異常が発生した工作機械
に再加工工作物Wa′が搬入されるまでの間は、再
加工工作物Wa′の搬入された工作機械の数値制御
装置20に対しては“M02”のコードが転送さ
れ、再加工工作物Wa′の加工箇所の内、加工済の
箇所が再び加工されることが防止される。そし
て、再加工工作物Wa′が先回異常の発生した工作
機械に搬入されると、中央処理装置25はその工
作機械の数値制御装置20に対して数値制御プロ
グラムのデータを転送するとともに、数値制御装
置をシングルブロツク運転モードに切換える。こ
れにより、作業者は加工動作を確認しながら、再
加工を行うことができる。そして、これ以後の工
作機械に再加工工作物Wa′が移送された場合には
通常と同じ加工が行われる。
なお、本発明はパレツトを用いずに工作物を移
送するようにしたものにも適用できるのは勿論で
ある。
<発明の効果> 以上述べたように本発明においては、加工異常
が発生した場合には、異常の発生した加工ステー
シヨンと工作物を記憶し、この記憶された工作物
が異常の発生した加工ステーシヨンよりも後工程
の加工ステーシヨンに移送された場合には、その
加工ステーシヨンにおいて加工が行われないよう
にしたので、加工異常が発生した場合でも、工作
物の流れを変更したり、加工を停止したりする必
要がなくなり、効率のよい工作物移送を行なえる
利点がある。
また、異常が発生した加工ステーシヨンを工作
物番号と対応させて記憶するようにしているた
め、異常工作物の再加工時においては、前回の加
工において加工が正常に行われた加工ステーシヨ
ンについては、加工が行われないようにすること
ができ、工作物の流れを変更することなしに加工
済の加工箇所が再加工されることを防止できる利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を明示するための全体構成図、
第2図〜第8図は本発明の実施例を示すもので、
第2図は加工システムの全体構成を示す概略図に
制御回路を示すブロツク図を併記した図、第3図
および第4図は第2図における中央処理装置25
内のメモリに形成されているステーシヨンテーブ
ルSTTBおよびパレツトテーブルPTTBをそれ
ぞれ示す図、第5図から第8図は第2図における
中央処理装置25の動作を示すフローチヤートで
ある。 10……搬送ライン、11……搬送台車、15
……バツフアステーシヨン、16,17……ロー
デイング・アンローデイングステーシヨン、20
a〜20n……数値制御装置、21a〜21n…
…異常検出装置、25……中央処理装置、27…
…搬送制御装置、29……操作盤、MT1〜
MTn……工作機械、PPTB……パレツトテーブ
ル、STTB……ステーシヨンテーブル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 搬送経路に沿う複数の加工ステーシヨンに工
    作機械を配置し、この複数の加工ステーシヨン間
    の工作血の移送を前記搬送経路上の搬送装置にて
    行うようにした加工システムにおいて、前記加工
    ステーシヨンにおいて加工異常等の異常が発生し
    たことを検出し異常の発生したステーシヨン及び
    この異常発生ステーシヨンに搬送されていた異常
    工作物を記憶する異常検出手段と、この異常検出
    手段にて異常が検出された異常工作物が前記異常
    が検出されたステーシヨンの後工程を行う加工ス
    テーシヨンに搬送された場合にそのステーシヨン
    での加工サイクルを実行せず加工の完了を示す加
    工完了信号のみを出力して前記異常工作物の加工
    を阻止する加工バイパス手段と、前記加工完了信
    号の検出によつて各加工ステーシヨンでの加工の
    有無に関わらず各工作物を前記複数の加工ステー
    シヨンに順次搬送する搬送制御手段とを備えたこ
    とを特徴とする加工システムにおける加工バイパ
    ス制御装置。 2 搬送経路に沿う複数の加工ステーシヨンに工
    作機械を配置し、この複数の加工ステーシヨン間
    の工作血の移送を前記搬送経路上の搬送装置にて
    行ようにした加工システムにおいて、前記加工ス
    テーシヨンにおいて加工異常等の異常が発生した
    ことを検出し異常の発生したステーシヨン及びこ
    の異常発生ステーシヨンに搬送されていた異常工
    作物を記憶する異常検出手段と、この異常検出手
    段にて異常が記憶された異常工作物が前記異常が
    検出された後工程を行う加工ステーシヨンに搬送
    された場合にそのステーシヨンでの加工サイクル
    を実行せず加工の完了を示す加工完了信号のみを
    出力して前記異常工作物の加工を阻止する加工バ
    イパス手段と、再加工指令に応答して前記異常検
    出手段にて検出された異常工作物の記憶をクリア
    して再加工工作物として記憶し直すとともに該再
    加工工作物が前記異常が発生した加工ステーシヨ
    ン以前の工程の加工ステーシヨンに搬送された場
    合にそのステーシヨンでの加工サイクルを実行せ
    ず加工の完了を示す加工完了信号のみを出力して
    前記再加工工作物の加工を阻止する再加工バイパ
    ス手段と、前記加工完了信号の検出によつて各加
    工ステーシヨンでの加工の有無に関わらず各工作
    物を前記複数の加工ステーシヨンに順次搬送する
    搬送制御手段とを備えたことを特徴とする加工シ
    ステムにおける加工バイパス制御装置。
JP58171958A 1983-09-16 1983-09-16 加工システムにおける加工バイパス制御装置 Granted JPS6067056A (ja)

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JP58171958A JPS6067056A (ja) 1983-09-16 1983-09-16 加工システムにおける加工バイパス制御装置

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JP58171958A JPS6067056A (ja) 1983-09-16 1983-09-16 加工システムにおける加工バイパス制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6067056A JPS6067056A (ja) 1985-04-17
JPH0329541B2 true JPH0329541B2 (ja) 1991-04-24

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JP58171958A Granted JPS6067056A (ja) 1983-09-16 1983-09-16 加工システムにおける加工バイパス制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02212049A (ja) * 1989-02-08 1990-08-23 Yamazaki Mazak Corp 工作機械設備
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