JPH03294958A - 文書編集装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的コ （産業上の利用分野） 本発明は、文書の作成や編集を行なう文書編集装置に関
する。

（従来の技術） 近年、情報システム分野において、個人ベスの情報機器
の雪要が高まっている。これは、計算機システムに関す
る技術や半導体技術の飛躍的な進歩により、高い機能を
維持しつつ小型化、低価格化を図ることが可能となった
ためである。かかる情報機器の１つとして、文書の作成
や編集を行なう文書編集装置が知られている。この文書
編集装置においても、個人ベース化の要請に答えるべく
、卓上型のものや、さらには、いわゆるカード型に代表
されるような携帯型のものか開発されている。

（発明が解決しようとする課題） このような個人ベースの文書編集装置においては、高機
能化、小型化、低価格化を図ることと共に、情報の入力
や編集を行なう際の操作性を向上させることも重要な課
題の１つである。従来、情報を人力・編集する手段とし
ては、主としてキーボードが使用されていた。

情報を入力する手段としてキーボードを用いた場合、あ
らかじめ内容か決まっている文書を大量に入力するとき
には、使用者（入力や編集を行なう者）の熟練により、
非常に速い入力が可能となる。しかし、最近では、個人
ベースの文書編集装置の使用の態様としては、あらかじ
め内容が決まっている文書を入力するのではなく、文章
の内容や文書全体の構成を考えながら随時入力していく
といった場合も多いものと思われる。すなわち、パーソ
ナルタイプの文書編集装置は、思考支援装置としての機
能をも有しており、係る機能を考慮すれば、キーボード
による入力は必ずしも適してはいない。例えば、他の複
数の資料の一部を文書編集装置で作成中の文書に挿入し
たい場合などには、キーボードでいちいち入力していた
のでは手間かかかり、また、文書作成における思考がし
ばしば中断されることとなるので、思考支援装置として
の機能を十分に発揮することができなかった。

また、情報を入力する手段としては、オンライン手書き
文字認識による方法も従来知られているが、この方法を
パーソナルタイプの文書編集装置に使用する場合には、
価格との関係で認識機能を大幅に落とさざるを得ないた
め、１文字の入力に要する時間が長くなってしまう。ま
た、オンライン手書き文字認識による方法は、あらかじ
め入力された文書に対して部分的に修正や挿入を行なう
際には威力を発揮するものの、大量の文書を入力する際
にはキーボードを使用する場合と比べて時間がかかり、
また使用者の疲労度も大きい。

さらに、操作性を向上させた入力方法として、音声認識
を用いた入力方法も知られているが、現在のところ、高
価格であるとともに性能や信頼性も不十分である。

そこで、本発明は、上述したような従来技術の課題を解
決すべくなされたもので、簡単な操作で文書の編集等を
行なうことかでき、かつ、操作時に使用者の思考を中断
させることのない文書編集装置を提供することを目的と
する。

（課題を解決するための手段） 本発明の文書編集装置は、文字列情報を記憶する文書フ
ァイルと、この文書ファイルに記憶された文字列情報を
表示画面に表示する表示手段と、この表示手段の表示画
面上の位置情報を取得する位置情報取得手段と、この位
置情報取得手段によって取得された前記表示画面上の位
置に対応する文字列情報を前記文書ファイルから検索す
る検索手段と、この検索手段によって検索された文字列
情報を記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された
文字列情報を、前記位置情報取得手段によって取得され
た前記表示手段の表示画面上の位置に出力する手段とを
具備している。

（作用） 本発明の文書編集装置によれば、位置情報取得手段によ
って取得された表示手段の表示画面上の位置に対応する
文字列情報を、検索手段によって文書ファイルから検索
して記憶手段に記憶させ、この記憶手段に記憶された文
字列情報を、上記位置情報取得手段によって取得された
同一表示画面上の他の位置に出力し得るように構成する
ことにより、複雑な文書編集を簡単な操作で行なうこと
ができ、かつ、操作時に使用者の思考を中断させること
かない。

（実施例） 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。なお、本実施例では、表示画面上の位置を指定する
ことによって文書の編集をすることができると共に、書
類等の文書の文字情報を入力して、指定された表示画面
上の位置に挿入することのできる文書編集装置を例にと
って説明する。

第１図は、本実施例の文書編集装置の全体的な構成を概
略的に示す図である。図において、１は文書（文字列情
報）を文字コードとして記憶する文書ファイル、２は文
書を表示する表示手段としてのＣＲＴ表示装置、３はラ
イトペンの機能をも有するペン型の指示装置、４はこれ
らを制御する制御部である。なお、指示装置３と制御部
４との間の信号の送受信は、無線によるものであっても
よい。

第２図は、指示装置３の電気回路系を示すブロック図で
ある。図において、５はラインセンサ等によって構成さ
れた画像入力部、６は文字情報の読取りを行なうモード
や表示装置２の表示画面を用いた編集を行なうモード等
から任意のモードを指定する動作モード切換部、７は表
示装置２の表示画面上の位置を認識する位置情報取得部
、８は画像入力部５によって入力された文字情報を認識
して文字コードに変換するための文字認識部、９は文字
認識部８から出力された文字コードを記憶させるメモリ
、１０は文字認識部８から出力された文字コードあるい
は位置情報取得部７から出力された位置情報を有線また
は無線により制御部４に転送するための情報転送部、１
１はメモリ９に記憶させた文字コードに対応する文字情
報を表示する情報表示部（たとえば液晶表示器）である
。

第３図は、指示装置３の外観を示す概略図である。図に
おいて、１２はペン型の本体で、この本体１２の表面に
は、画像入力部５の動作の開始・終了を指示するための
読取りスイッチ１３、動作モード切換部６に動作モード
の切換を指示するためのモードスイッチ１４、および前
記情報表示部１１が設けられている。そして、本体１２
内には、第２図に示した電気回路系が収納されている。

このような構成において、たとえば表示装置２の表示画
面上で挿入等の文書編集を行なう場合について説明する
。まず、モードスイッチ１４て文書編集のモードを選択
する。続いて、指示装置３の先端によって、表示装置２
の表示画面に表示されている文書中の任意の部分をなぞ
ることにより、指示装置３内の位置情報取得部７によっ
て表示装置２の表示画面上の位置が認識される。この位
置情報は、情報転送部１０を介して制御部４に送られる
。制御部４は、受取った位置情報に対応する文字コード
を文書ファイル１内から検索し、その検索した文字コー
ドを指示装置３の情報転送部１０へ送る。情報転送部１
０は、受取った文字コードをメモリ９に格納する。また
、表示装置２の表示画面上の位置を複数箇所指定した場
合には、それぞれの指定箇所に対応する文字コードがメ
モリ９内にブロック毎に格納される。

次に、メモリ９の各ブロックに格納された文字列情報の
内容を情報表示部１１で確認しながら、該当する文字列
情報の挿入位置を指示装置３によって表示装置２の表示
画面上で指定することにより、この文字列情報に対応す
る文字コードがメモリ９から読出され、情報転送部１０
によって制御部４に転送される。制御部４は、転送され
てきた文字コードを文書ファイル１内の指定された位置
に挿入する。

次に、書類等の文章を読取って編集中の文書の任意の位
置に挿入する場合について説明する。まず、モードスイ
ッチ１４て文字情報読取りのモードを指定する。次に、
読取りスイッチ１３をオンにして画像入力部５により文
字列情報を入力すると、この文字列情報は、文字認識部
８によって文字コードに変換された後、メモリ９に記憶
され、さらに、情報表示部１１に表示される。続いて、
指示装置３によって表示装置２の表示画面上で挿入位置
を指定することにより、メモリ９に記憶された文字コー
ドは、情報転送部１０により制御部４に転送され、文書
ファイル１内の指定された位置に挿入される。

なお、画像入力部５によって入力した文字情報をそのま
まイメージ情報としてメモリ９に記憶させ、制御部４へ
の転送時に文字コードに変換するようにしてもよい。

また、まず複数の文章を読取ってメモリ９にブロック単
位で記憶させておき、メモリ９の各ブロックに格納され
た文章の内容を情報表示部１１て確認しながら、文書フ
ァイル１への挿入位置をブロック毎に指定できるように
構成してもよい。

さらに、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
い。たとえば、操作手段としては、指示装置３以外にキ
ーボード等を併せて設けることにより、初期の入力の迅
速化等を図ってもよく、また、メモリ９に文字コートも
しくはイメージ情報の他に、たとえば文字列情報の位置
情報や編集コードなどの属性情報を記憶させておくこと
により、表示装置２の表示画面上のコピー、移動などの
編集を手早く行なうことも可能である。

［発明の効果コ 以上詳述したように本発明の文書編集装置によれば、複
雑な文書編集を簡単な操作で行なうことができ、かつ、
操作時に使用者の思考を中断させることがないので、個
人ベースの文書編集装置における思考支援装置としての
機能を十分発揮させることができる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示すもので、第１図は全体的な
構成を示すブロック図、第２図は指示装置の電気回路系
を示すブロック図、第３図は指示装置の外観を示す概略
図である。 １・・・文書ファイル、２・・・表示装置、３・・・指
示装置、４・・・制御部、５・・・画像入力部、６・・
・動作モード切換部、７・・・位置情報取得部、８・・
・文字認識部、９・・・メモリ、１０・・・情報転送部
、１１・・・情報表示部、 ３・・・読取りスイッチ、

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 文字列情報を記憶する文書ファイルと、 この文書ファイルに記憶された文字列情報を表示画面に
   表示する表示手段と、 この表示手段の表示画面上の位置情報を取得する位置情
   報取得手段と、 この位置情報取得手段によって取得された前記表示画面
   上の位置に対応する文字列情報を前記文書ファイルから
   検索する検索手段と、 この検索手段によって検索された文字列情報を記憶する
   記憶手段と、 この記憶手段に記憶された文字列情報を、前記位置情報
   取得手段によって取得された前記表示手段の表示画面上
   の位置に出力する手段と を具備したことを特徴とする文書編集装置。