JPH03294903A - Ncデータ実行方式 - Google Patents

Ncデータ実行方式

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JPH03294903A
JPH03294903A JP9511490A JP9511490A JPH03294903A JP H03294903 A JPH03294903 A JP H03294903A JP 9511490 A JP9511490 A JP 9511490A JP 9511490 A JP9511490 A JP 9511490A JP H03294903 A JPH03294903 A JP H03294903A
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JP9511490A
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Maki Seki
関 真樹
Takashi Takegahara
竹ヶ原 隆史
Shuji Sato
修二 佐藤
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Original Assignee
Fanuc Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、NCデータ実行方式の改良に関する。
従来の技術 工作機械の数値制御装置に入力すべきNCデー夕が長大
になると一加工分のNCデータの全てを一括して数値制
御装置のRAMに入力することが困難となるので、該−
加工分のNCデータを記憶容量の大きな記憶媒体、例え
ば、フロッピーディスクやICカード等に保存しておき
、この記憶媒体に保存されたNCデータを外部入出力装
置を介して次々と数値制御装置に転送し、−加工分のN
Cデータを継続的に実行させる必要がある。
発明が解決すべき課題 一加工分のNCデータが更に長大になると、これを保存
するために2以上の記憶媒体が必要となるが、外部入出
力装置に1つの記憶媒体しか装着されない構成では、記
憶媒体の手動差し替え時に数値制御装置へのNCデータ
の転送が一時的に中断し、切削移動する工具が記憶媒体
差し替え前の最終指令位置で停止してワークにカッター
マークや削り込みが生じるといった問題がある。
この種の問題に対処するため、外部入出力装置に2つの
記憶媒体を装着し、一方の記憶媒体からのNCデータの
転送が終了すると自動的にもう一方の記憶媒体からの転
送が開始されるようにした方式も提案されているが、こ
の方式によれば、加工分のNCデータが3以上の記憶媒
体に亘って保存されている場合、外部入出力装置に装着
された2つの記憶媒体からのNCデータの転送が終了し
た状態で外部入出力装置を放置すると数値制御装置への
NCデータの転送が中断し、1つの記憶媒体しか装着し
ない場合と同様、やはり、ワークにカッターマークや削
り込みが生じるといった問題がある。
即ち、上記従来技術によれば、外部入出力装置の記憶媒
体装着可能数を越えた数の記憶媒体に亘って一加工分の
NCデータが記憶されると、実際の加工でワークに損傷
が生じやすいといった欠点がある。
また、外部入出力装置に2つの記憶媒体を装着する構成
においては、一方の記憶媒体からのNCデータの転送が
終了してからもう一方の記憶媒体からのNCデータの転
送が終了するまでの間に、NCデータの転送が終了した
記憶媒体に替えて次のNCデータを保存した記憶媒体を
次々と手動で差し替えて一加工分のNCデータを継続的
に実行させることもできるが、オペレータ側の操作が煩
わしくなり、また、時間的制約を受けるので安心して自
動運転を行えない欠点がある。
そこで、本発明の目的は、NCデータの転送が終了じた
状態で外部入出力装置を放置してもワークにカッターマ
ークや削り込みを生じることがなく、−加工分のNCデ
ータが複数、特に、外部入出力装置の記憶媒体装着可能
数を越えた数の記憶媒体に亘って保存されている場合で
も、時間を気にすることなく安心して自動運転を行うこ
とのできるNCデータ実行方式を提供することにある。
課題を解決するための手段 本発明のNCデータ実行方式は、記憶媒体に記憶された
NCデータの未転送部分の量が設定値以下になったこと
を検出すると該未転送部分のNCデータでプログラムが
終了しているか否がを判別し、プログラムが終了してい
なければ、退避指令と一時停止指令と復帰指令とからな
るNCデータの実行中継ぎ指令を前記未転送部分のNC
データに挿入して数値制御装置に転送すると共に、記憶
媒体の差し替えが行われて再開始指令が入力されると、
外部入出力装置によるNCデータの転送と数値制御装置
によるNCデータの実行を自動的に再開することにより
前記目的を達成した。
作用 外部入出力装置は記憶媒体に保存されたNCデータを読
込み、数値制御装置に転送して実行させる。
記憶媒体に記憶されたNCデータの未転送部分の量が設
定値以下になったことが外部入出力装置によって検出さ
れると、該外部入出力装置は、未転送部分のNCデータ
でプログラムが終了しているか否かを判別する。
プログラムが終了していなければ、外部入出力装置は、
退避指令と一時停止指令と復帰指令とからなるNCデー
タの実行中継ぎ指令を前記未転送部分のNCデータに挿
入して数値制御装置に転送し、また、プログラムが終了
していれば、プログラムの最終部分となる前記未転送部
分のNCデータを数値制御装置にそのまま転送する。
未転送部分のNCデータでプログラムが終了していない
場合、−加工骨のNCデータが別の記憶媒体にまたがっ
て記憶されていることを意味し、実行中継ぎ指令を挿入
したNCデータを外部入出力装置から転送された数値制
御装置は、退避指令を読んでワークから工具を退避させ
ると共に一時停止指令を読んで工具を現在位置に保持し
、NCデータの実行を一時停止する。記憶媒体の差し替
えが行われ、数値制御装置に再開始指令が入力されると
、外部入出力装置によるNCデータの転送が再開される
と共に数値制御装置の一時停止指令が解除され、数値制
御装置は実行中継ぎ指令の復帰指令を読んで工具を退避
前の位置に復帰させ、NCデータの実行を再開し、前記
実行中継ぎ指令を挿入したNCデータの未実行部分およ
び外部入出力装置から新たに転送された別の記憶媒体の
NCデータを順次実行する。
一方、未転送部分のNCデータでプログラムが終了して
いる場合、この記憶媒体に保存されたNCデータにより
一加工分のNCデータが終了することを意味し、数値制
御装置は外部入出力装置から転送されたプログラムエン
ドを読んだ段階で処理を終了する。
実施例 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の方式を実施する一実施例の外部入出力
装置と数値制御装置の要部を示すブロック図であり、外
部入出力装置1は、マイクロプロセッサ2、外部入出力
装置を制御する制御プログラムが格納されたROM3、
CPU2による演算結果やディスクコントローラ4を介
して記憶媒体となるフロッピーディスク5から読込まれ
たNCデータ等を一時記憶するRAM6、各種の作業メ
ニューおよび設定項目のガイダンスやキーボード7から
の入力データおよびNCデータ等を表示するデイスプレ
ィ8、並びに、数値制御装置9との間で各種データの入
出力を行う通信制御装置10等からなり、ディスクコン
トローラ4にはフロッピーディスク5の差し替えを検出
するドアスイッチが設けられ、キーボード7には作業メ
ニューおよび設定項目等を選択するためのソフトキーや
データ入力のための英数字キー等が設けられている。
なお、外部入出力装置1や数値制御装置9自体の一般機
能は周知であるから説明を省略する。
以下、本発明のNCデータ実行方式に直接関係する外部
入出力装置1の処理、即ち、NCデータの実行中継ぎ指
令を予め外部入出力装置1に設定するための「設定モー
ドの処理」、および、フロッピーディスク5に保存され
たNCデータを数値制御装置9に転送すると共にNCデ
ータの未転送部分の量が設定値以下になったことを検出
して該未転送部分のNCデータでプログラムが終了して
いるか否かを判別し、プログラムが終了しているか否か
に応じてNCデータの実行中継ぎ指令を挿入して転送す
るか、もしくは、そのまま転送するかを判別する一方、
フロッピーディスク5の差し替えを検出して2枚目以降
のフロッピーディスク5のデータ転送を自動的に開始し
、数値制御装置9にこれらのNCデータを実行させて加
工を実施するための「運転モードの処理」の概略を示す
フローチャートを参照して本実施例のNCデータ実行方
式を説明する。
なお、実施例ではフライス加工のためのNCデータが複
数のフロッピーディスク5に亘って同一ファイル名で保
存され、当該フライス加工における加工経路の切込み量
はZ=−10,000mmで加工全般を通して一定であ
るものとする。
外部入出力装置1のCPU2は電源投入時に初期化処理
を実行し、第2図に示されるように、オペレータによる
キーボード7のソフトキーの操作を待機しくステップ8
001〜ステツプ5o03)、ソフトキーの操作に応じ
て「設定モードの処理」 (ステップ5OO4)もしく
は「運転モードの処理」 (ステップ5005)、ある
いは、外部入出力装置1の一般機能である他のモードの
処理(ステップ5OO6:複数)を実行する。
そこで、オペレータは、まず、NCデータの実行中継ぎ
指令を設定するため「設定モードの処理」を実行させる
ソフトキーを操作し、CPU2に「設定モードの処理」
 (第3図参照)を開始させる。
「設定モードの処理」を開始したCPU2は設定項目の
メニューをデイスプレィ8に表示してオペレータによる
設定項目の選択を待機する(ステップS 101)。な
お、設定項目のメニューとしては、NCデータの実行中
継ぎ指令を設定する項目を始め、外部入出力装置1の一
般機能である他のモードの処理に必要とされるデータを
設定するための各種の項目が表示される。オペレータが
NCデータの実行中継ぎ指令を設定する項目を選択する
と、CPU2は実行中継ぎ指令の設定に関するガイダン
スをデイスプレィ8に表示しくステップ5103)、オ
ペレータのデータ入力を待つ待機状態に入る(ステップ
S 104)。
オペレータがキーボード7の英数字キーを操作してデー
タを入力したならば、CPU2は、キーボード7のrE
NDJキーが操作されるまでの間、ステップ8104〜
ステツプ5106で構成されるループ状の処理を実行し
、これらのデータを順次読込んでNCデータの実行中継
ぎ指令$として記憶し、ステップ5001に復帰した後
、再度、オペレータのキー操作を待つ待機状態に入る。
複数のフロッピーディスク5に亘って保存されたフライ
ス加工のプログラムは、前記したように、加工経路の切
込み量が加工全般を通してZ=−1o、ooo■である
から、工具の復帰位置は常にZ=−10,000膿とな
る。
そこで、「設定モードの処理」のステップ8104〜ス
テツプ8106の処理に対し、オペレータは、キーボー
ド7の英数字キーを操作して、G90z10000 ;
Mol 、Z−10000;G90;と入力し、キーボ
ード7のrENDJキーを操作して設定を終了する。従
って、NCデータの実行中継ぎ指令$の値はG90Z1
0000 ;Mol 、Z−10000,G90.と記
憶される。
ここで、rG90Jは工具送りのアブソリュート指定で
あり、工具の逃がし位置を指定する「ZlooooJお
よび工具の復帰位置を指定するrZ−10000Jは共
に工具送りの直線補間、rMOIJはNCデータの実行
を一時停止させるオプショナルストップ指令、また、「
;」はブロックエンドを示す記号(以下、EOBという
)である。この例では、実質的に、「G90Z1000
0;」により退避指令が構成され、rMOl;Jによっ
て一時停止指令が構成され、また、「z−10000、
G90 ;Jによって復帰指令が構成されている。
以上のようにしてNCデータの実行中継ぎ指令$を外部
入出力装置1に設定したならば、オペレータは、NCデ
ータを保存した第1枚目のフロッピーディスク5をディ
スクコントローラ4にセットし、「運転モードの処理」
を実行させるソフトキーを操作してCPU2に「運転モ
ードの処理」(第4図〜第5図参照)を開始させる。
「運転モードの処理」を開始したCPU2は加工の対象
となるプログラムのファイル名を入力する旨のメツセー
ジをデイスプレィ8に表示しくステップ5201)、キ
ーボード7からのファイル名人力を待つ待機状態に入り
(ステップ5202)、オペレータによってファイル名
が入力されたならば、この入力ファイル名を記憶する(
ステップ5203)。この場合、オペレータは、先に述
べたフライス加工のNCデータに対応するファイル名N
を入力することとなる。また、この段階で、オペレータ
は、数値制御装置9の運転開始スイッチを操作し、数値
制御装置9の処理を開始させる。
次いで、CPU2は、ディスクコントローラ4にセット
されたフロッピーディスクのセクタを検索する指標■に
1をセットしくステップ5204)、上記ファイル名N
と該指標Iの値に基いて、セクタを指定するポインタを
第1枚目のフロッピーディスク5のファイル名Nにおけ
る第1セクタ、即ち、ファイル名Nの加ニブログラムの
最初の部分を記憶したセクタに移動しくステップ520
5)、当該セクタに記憶されたNCデータをRAM5に
転送して一時記憶しくステップS206)、このセクタ
が第1枚目のフロッピーディスク5におけるファイル名
Nの最終セクタであるか否か、即ち、第1枚目のフロッ
ピーディスク5に記憶されたファイル名NのNCデータ
の未転送部分の量が設定値以下になったか否かを判別す
る(ステップS 207)。
第1セクタを読込んだ現段階では判別結果は偽となり、
次いで、CPU2はステップ5208に移行して指標I
の値をインクリメントし、数値制御装置9からの転送許
可指令データ(以下、DClという)が入力されている
か否かを判別する(ステップS 209)。
DClは数値制御装置9のNCデータ記憶メモリの空容
量がフロッピーディスクの1セクタ分以上になったとき
に数値制御装置9から外部入出力装置1に出力される転
送許可指令データであり、逆に、NCデータ記憶メモリ
の空容量がフロッピーディスクの1セクタ分以下になっ
たときは転送不許可指令データ(以下、DC3という)
が出力される。数値制御装置9の運転開始直後の現段階
では数値制御装置9のNCデータ記憶メモリには何ら記
憶されておらず、従って、数値制御装置9の初期化終了
と共にDClが出力されることとなる。
数値制御装置9からのDClを検出したCPU2はRA
M6に一時記憶したNCデータを通信制御装置10を介
して数値制御装置9に転送しくステップ5210)、数
値制御装置9はこのNCデータをNCデータ記憶メモリ
に記憶し、このNCデータに従って加工を開始すると共
に、実行したNCデータを、順次、NCデータ記憶メモ
リから消去する。
次いで、CPU2は、1加工分のNCデータの転送がす
べて終了した段階でセットされる転送終了フラグFl(
初期値二〇)がセットされているか否かを判別するが(
ステップ5211)、現在、フラグF1はセットされて
いないので、CPU2は再度ステップ5205に復帰し
、フロッピーディスクのセクタを検索する指標Iの値に
基いて、上記と同様の処理を繰返し実行する。
指標Iの現在値は2であるから、第1枚目のフロッピー
ディスク5におけるファイル名Nの第2セクタのNCデ
ータがRAM6に記憶され、最後にDClが検出されて
いれば、該第2セクタのNCデータがRAM6から数値
制御装置9のNCデータ記憶メモリに転送され、また、
DC3が検出されていれば、DClの入力を待ってNC
データの転送を実行する。
以下、CPU2は、上記と同様の処理により、第1枚目
のフロッピーディスク5におけるファイル名NのNCデ
ータを1セクタ毎に数値制御装置9に順次転送する。
このようにしてNCデータの転送を実行する間に、ステ
ップ8206で第1枚目のフロッピーディスク5からR
AM6に記憶されたセクタが該フロッピーディスク5に
おけるファイル名Nの最終セクタであると判別されると
(ステップ5207)、CPU2はステップ5213に
移行し、このファイルの情報(ファイルラベル)セクタ
にプログラムの継続を示す記号「C」と1加工分のプロ
グラムの終了を示す記号rLJの内いずれが記憶されて
いるかを判別する。
この場合、複数のフロッピーディスク5に亘ってNCデ
ータが保存されているので、第1枚目のフロッピーディ
スク5におけるファイル名Nの情報セクタからはプログ
ラムの継続を示す記号「C」が検出され、該最終セクタ
にプログラムエンドが記入されていないことを意味する
そこで、CPU2は中継ぎデータを最終セクタ内のNC
データに挿入するため、最終セクタのキャラクタ数をレ
ジスタnに格納しくステップ5215) 、RAM6内
の最終セクタのデータから最後のEOBがあるアドレス
nを検索する(ステップ5216〜ステツプ5218)
。なお、1加工分のNCデータが第1枚目のフロッピー
ディスクから第2枚目のフロッピーディスクに連続して
いるため、第1枚目の最終ブロックは、EOBを含まな
い未完ブロックである場合が多い。故に、NCデータの
中継ぎデータを最終セクタ内のNCデーに挿入するため
には、最終セクタ内の最終完成ブロックを検出する必要
がある。
ステップ5217で最終完成ブロックを検出したCPU
2はDClの検出を待って転送許可を確認しくステップ
5219)、第1枚目のフロッピーディスクの最終セク
タの先頭から最終完成ブロックまでのNCデータを転送
する(ステップ5220)。続いて、DClの検出を待
ってから「運転モードの処理」で設定記憶されたNCデ
ータの実行中継ぎ指令rG90Z10000 ;M、0
1 ;Z−10000、G90 ;Jを転送しくステッ
プ5221.ステップ5222)、更に、DClの検出
を待って、第1枚目のフロッピーディスクの最終セクタ
の残りである未完ブロックを転送する(ステップ522
3.ステップS 224)。これで、最終セクタに数値
制御装置9のNCデータの実行を一時停止する中継ぎデ
ータを挿入した第1枚目の全てのNCデータの転送を完
了したことになる。
そこで、CPU2はデイスプレィ8にフロッピーディス
クの交換要求を表示しくステップ5225)、ステップ
5226に移行してフロッピーディスク5の差し替え完
了信号を待機する。
そして、オペレータが第1枚目のフロッピーディスク5
に替えて第2枚目のフロッピーディスク5をセットし、
ディスクコントローラ4のドアスイッチからの差し替え
完了信号が入力されたならば(ステップ5226)、デ
イスプレィ8に表示された交換要求のメツセージをクリ
アしくステップ5227)、再度、ステップ5204に
復帰する。
オペレータが第1枚目のフロッピーディスク5に替えて
第2枚目のフロッピーディスク5をセットするまでには
、RAM6に記憶された第1枚目のフロッピーディスク
5における最終セクタのNCデータが既に数値制御装置
9に転送され加工が実施されているが、該最終セクタの
NCデータの最終完成ブロックの後にはNCデータの実
行中継ぎ指令G90Z10000 ;Mol ;Z−1
0000;G、90;が挿入されているので、数値制御
装置9は第1枚目のフロッピーディスク5における最終
セクタのNCデータの最終完成ブロックを実行した段階
で前記NCデータの実行中継ぎ指令を読み、rG90Z
10000 ;Jで構成される退避指令に基いて工具を
機械座標系でZ=10゜000mmの位置に退避させ、
更に、オプショナルストップ指令rMOIJで構成され
る一時停止指令に基いてNCデータの実行を一時停止し
ているので、フロッピーディスクの交換作業がいくら遅
れても、工具がワークに干渉することによってカッター
マークや削り込みが生じるといった問題は生じない。
そして、オペレータが第1枚目のフロッピーディスク5
に替えて第2枚目のフロッピーディスク5をセットする
とCPU2はステップ5204に復帰し、ディスクコン
トローラ4にセットされたフロッピーディスクのセクタ
を検索する指標■に1をセットし、ファイル名Nと該指
標Iの値に基いて、セクタを指定するポインタを第2枚
目のフロッピーディスク5のファイル名Nにおける第1
セクタに移動しくステップ5205)、当該セクタに記
憶されたNCデータをRAM6に転送して一時記憶しく
ステップ5206)、第1枚目のフロッピーディスク5
の場合と同様、第2枚目のフロッピーディスク5におけ
るファイル名NのNCデータを1セクタ毎に数値制御装
置9に順次転送する。
なお、第2枚目のフロッピーディスク5をセットした直
後の段階では数値制御装置9のNCデータ記憶メモリに
実行中のオプショナルストップ指令rMOIJで構成さ
れる一時停止指令と「Zloooo 、G90 、Jに
よって構成される未実行の復帰指令および第1枚目のフ
ロッピーディスク5のファイル名Nにおける最終セクタ
の最終ブロックのNCデータが記憶されているのみで、
NCデータ記憶メモリには十分な空容量があるから、転
送許可指令データDC1は入力済となっており、第2枚
目のフロッピーディスク5のファイル名Nにおける第1
セクタのNCデータが直ちに数値制御装置9に転送され
ることとなる。
オペレータは第1枚目のフロッピーディスク5ニ替えて
第2枚目のフロッピーディスク5をセットした後、数値
制御装置9のオプショナルストップ解除ボタンを操作し
、数値制御装置9の処理を再開させる。
NCデータの実行を再開した数値制御装置9はrZ  
10000 ;G90 ;J !:よって構成サレる復
帰指令を読んで工具を退避前の位置に復帰させ、第1枚
目のフロッピーディスク5のファイル名Nにおける最終
セクタの最終ブロックのNCデータおよび第2枚目のフ
ロッピーディスク5のファイル名Nにおける第1セクタ
のNCデータ、更に、これに続いて順次転送される第2
枚目のフロッピーディスク5のファイル名Nの各セクタ
のNCデータを逐次実行する。
なお、先に述べたように、第1枚目のフロッピーディス
ク5に替えて第2枚目のフロッピーディスク5をセット
した直後の段階で、第2枚目のフロッピーディスク5の
ファイル名Nにおける第1セクタのNCデータが直ちに
数値制御装置9に転送されているので、転送処理の時間
遅れによって工具送りが中断されることもない。(数値
制御装置9のオプショナルストップ解除ボタンを操作し
てNCデータの実行を開始した段階で数値制御装置9の
NCデータ記憶メモリに第2枚目のフロッピーディスク
5の第1セクタのNCデータが入力されていないと、第
1枚目のフロッピーディスク5のファイル名Nにおける
最終セクタの最終ブロックを実行した段階で一時的に工
具送りが停止する場合がある。) 第2枚目のフロッピーディスク5からのデータ転送が終
了すると、オペレータは上記と同様の操作により、順次
、第3枚目、第4枚目・・・とフロッピーディスク5を
交換してゆくが、外部入出力装置1や数値制御装置9の
動作およびオペレータ側の操作とも、第1枚目のフロッ
ピーディスク5から第2枚目のフロッピーディスク5へ
の差し替えの場合と同様であるから説明を省略する。
そして、最後のフロッピーディスク5のNCデータの転
送を実行する間に、ステップ8206でフロッピーディ
スク5からRAM6に記憶されたセクタが最後のフロッ
ピーディスク5におけるファイル名Nの最終セクタであ
ると判別されると(ステップ5207)、このファイル
の情報(ファイルラベル)セクタから1加工分のプログ
ラムの終了を示す記号rLJが検出され(ステップS2
13) 、CPU2は、このセクタにプログラムエンド
記入されているものと見做してステップ5214に移行
し、転送終了フラグF1をセットして次の転送処理で1
加工分のNCデータの転送が全て完了することを記憶す
る。
次いで、ステップ5209に移行して数値制御装置9か
らDClが入力されているか否かを判別し、入力されて
いれば、最後のフロッピーディスク5におけるファイル
名Nの最終セクタのNCデータをそのままRAM6から
数値制御装置9に転送し、また、DCIが入力されてい
なければ、DClの入力を待って転送する(ステップ5
210)次いで、転送終了フラグF1がセットされてい
るか否かを判別するが(ステップ5211)、この場合
転送終了フラグF1がセットされているので、ステップ
5212に移行して転送終了フラグF1をリセットし、
外部入出力装置1における「運転モードの処理」を全て
終了し、再度、ステップ5001に復帰してオペレータ
によるモード選択操作を待つ待機状態に入る。
一方、数値制御装置9は、NCデータ記憶メモリに転送
された最後のフロッピーディスク5におけるファイル名
Nの最終セクタのNCデータを全て実行し、プログラム
エンド記号を読んで外部入出力装置1にDC3を出力し
て処理を終了する。
なお、この例では加工経路の切込み量が加工全般を通し
てZ=−10,000mmであり、工具の復帰位置が常
に一定の値となるが、加ニブログラムが多数のフロッピ
ーディスクに亘って記憶されしかも工具の切込み量が様
々に変化するような場合に単一の実行中継ぎ指令で対処
するためには、実行中継ぎ指令をインクリメンタル量で
指定し、工具の切込み量に応じて工具の復帰位置が調整
されるようにすることが望ましい。
例えば、実行中継ぎ指令をG91Z10000 。
Mol 、Z−10000、G90 、とした場合には
、アブソリュート指定で実行されていた加ニブログラム
の最終セクタの最後から2番目のブロックを実行した段
階でZ軸方向に10.000mm退避して一時停止し、
オプショナルストップの解除指令が入力された段階でZ
軸方向に−10,000謹復帰してアブソリュート指定
に戻ったのち以降の加ニブログラムを継続して実行する
こととなるので、加ニブログラム、例えば、工具の切込
み量等に何等の影響も与えることなく、適確な退避およ
び復帰動作を実行させることができる。
また、実施例では各フロッピーディスクにおいて同一フ
ァイル名を有する最終セクタの最終ブロックの前に実行
中継ぎ指令を挿入するようにしたが、前記したように、
数値制御装置9のオプショナルストップ解除ボタンを操
作してNCデータの実行を開始した段階で数値制御装置
9のNCデータ記憶メモリに次のフロッピーディスク5
の第1セクタのNCデータが自動的に入力されるような
構成であれば転送処理の時間遅れによって工具送りが中
断されることはないから、同一ファイル名を有する最終
セクタの最終ブロックの後に実行中継ぎ指令を付加する
ようにしても一向に差支えない。実質上、実行中継ぎ指
令は、実行中継ぎ指令以降に保存された同一フロッピー
ディスク内のNCデータが外部入出力装置もしくは数値
制御装置の記憶容量を越えない範囲内であれば、各フロ
ッピーディスクにおいて同一ファイル名を有する最終セ
クタのどの位置に挿入しても差支えない。
発明の効果 本発明のNCデータ実行方式によれば、記憶媒体に記憶
されたNCデータの未転送部分の量が設定値以下になっ
た段階で外部入出力装置により未転送部分のNCデータ
にプログラムエンドが記入されているか否かが検知され
、プログラムエンドが記入されていなければ一加工分の
NCデータが別の記憶媒体にまたがって記憶されている
ものと判断して、未転送部分のNCデータに退避指令と
一時停止指令と復帰指令とからなるNCデータの実行中
継ぎ指令を挿入して数値制御装置に転送するようにして
いるので、NCデータを記憶した記憶媒体の差し替えが
遅れた場合でも外部入出力装置から転送された退避指令
を数値制御装置が自動的に読んで工具をワークから退避
させると共に一時停止指令を読んでNCデータの実行を
一時停止するので、切削駆動される工具がワークに干渉
することはなく、記憶媒体に記憶されたNCデータの転
送が終了した状態で外部入出力装置を放置してもワーク
にカッターマークや削り込みを生じることがないので、
−加工分のNCデータが複数の記憶媒体に亘って保存さ
れている場合でも記憶媒体の差し替えタイミングや時間
等を気にすることなく安心して自動運転を行うことがで
きる。
また、記憶媒体の差し替えが行われて数値制御装置に再
開始指令が入力されると、外部入出力装置によるNCデ
ータの転送および数値制御装置によるNごデータの実行
が自動的に開始され、復帰指令を読んだ数値制御装置が
自動的に工具を退避前の位置に復帰させ前記実行中継ぎ
指令を挿入したNCデータの未実行部分および外部入出
力装置から新たに転送された別の記憶媒体のNCデータ
を順次自動的に実行するのでオペレータは単に記憶媒体
を差し替えるだけでよく、面倒な操作は一切不要である
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方式を実施する一実施例の外部入出力
装置と数値制御装置の要部を示すブロック図、第2図は
同実施例の外部入出力装置の全体処理の概要を示すフロ
ーチャート、第3図は同実施例の外部入出力装置の「設
定モードの処理」の概略を示すフローチャート、第4図
は同実施例の外部入出力装置の「運転モードの処理」の
概略を示すフローチャートである。 1・・・外部入出力装置、2・・・マイクロプロセッサ
、3・・・ROM、4・・・ディスクコントローラ、5
(5a〜5c)・・・フロッピーディスク、6・・・R
AM、7・・・キーボード、8・・・デイスプレィ、9
・・・数値制御装置、10・・・通信制御装置、■・・
・フロッピーディスクのセクタを検索する指標、n・・
・RAMのアドレスを検索する指標、Fl・・・転送終
了フラグ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)記憶媒体に保存されたNCデータを外部入出力装
    置を介し数値制御装置に転送して実行させるNCデータ
    実行方式において、外部入出力装置は前記記憶媒体に記
    憶されたNCデータの未転送部分の量が設定値以下にな
    ったことを検出すると、該未転送部分でNCデータのプ
    ログラムが終了しているか否かを判別し、プログラムが
    終了していなければ、退避指令と一時停止指令と復帰指
    令とからなるNCデータの実行中継ぎ指令を前記未転送
    部分のNCデータに挿入して数値制御装置に転送すると
    共に、記憶媒体の差し替えが行われて再開始指令が入力
    されると、外部入出力装置によるNCデータの転送と数
    値制御装置によるNCデータの実行が自動的に再開され
    ることを特徴としたNCデータ実行方式。
  2. (2)外部入出力装置が記憶媒体に保存されたNCデー
    タを所定単位で読込み、数値制御装置に転送して実行さ
    せるNCデータ実行方式において、外部入出力装置は記
    憶媒体の最終分割位置からNCデータを読込むと該読込
    んだNCデータでプログラムが終了しているか否かを判
    別し、プログラムが終了していなければ、退避指令と一
    時停止指令と復帰指令とからなるNCデータの実行中継
    ぎ指令を前記読込んだNCデータに挿入して数値制御装
    置に転送すると共に、記憶媒体の差し替えが行われて再
    開始指令が入力されると、外部入出力装置によるNCデ
    ータの転送と数値制御装置によるNCデータの実行が自
    動的に再開されることを特徴としたNCデータ実行方式
JP9511490A 1990-04-12 1990-04-12 Ncデータ実行方式 Pending JPH03294903A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8357758B2 (en) 2008-07-11 2013-01-22 Tokai Rubber Industries, Ltd. Modified natural rubber particle, production method thereof, and modified natural rubber latex

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8357758B2 (en) 2008-07-11 2013-01-22 Tokai Rubber Industries, Ltd. Modified natural rubber particle, production method thereof, and modified natural rubber latex

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