JPH03294751A - 冷却装置における運転制御装置 - Google Patents

冷却装置における運転制御装置

Info

Publication number
JPH03294751A
JPH03294751A JP9667190A JP9667190A JPH03294751A JP H03294751 A JPH03294751 A JP H03294751A JP 9667190 A JP9667190 A JP 9667190A JP 9667190 A JP9667190 A JP 9667190A JP H03294751 A JPH03294751 A JP H03294751A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operating frequency
temperature
command
cooled
substance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9667190A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0827081B2 (ja
Inventor
Masamitsu Kitagishi
北岸 正光
Osamu Fukunaga
修 福永
Motoshi Nishio
西尾 元志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP2096671A priority Critical patent/JPH0827081B2/ja
Publication of JPH03294751A publication Critical patent/JPH03294751A/ja
Publication of JPH0827081B2 publication Critical patent/JPH0827081B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Temperature (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は圧縮機を用いた冷媒経路を有する冷却装置に
おける運転制御装置に関し、特に圧縮機の運転をインバ
ータにより行う冷却装置における運転制御装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
第12図は、例えば特開昭58−1.3046号公報に
開示された冷却装置(空調機器)のように、圧縮機、凝
縮器、膨張弁および蒸発器を順次接続した冷媒経路を有
し、圧縮機の運転をインバータにより行う、従来の冷却
装置の圧縮機周辺を示すブロック図である。同図に示す
ように、圧縮機81の回転数はインバータ82により可
変に駆動されている。また、インバータ82に制御部8
3から指令運転周波数CFが与えられており、インバー
タ82はこの指令運転周波数CFに応じて圧縮機81の
回転数を制御している。
制御部83は、空気、水、油等の被冷却物質の温度が目
標値に達するように、指令運転周波数CFを適宜変更し
てインバータ82に与えている。
一方、インバータ82は過負荷状態になると垂下指令信
号SVを制御部83に出力している。垂下指令信号SV
は、圧縮機81を駆動するDC側の駆動電流を検出し、
これが所定値(例えば15A)以上になると出力される
。垂下指令信号SVを出力することにより、DC電源か
らAC電源に変更するために用いられるパワートランジ
スタに不良が生じるおそれがあることを、制御部83に
警告している。インバータ82が過負荷状態になる例と
しては、外気温度が非常に高く、圧縮機が最高周波数で
運転されている場合等が考えられる。
制御部83は垂下指令信号SVを受信すると、インバー
タから垂下指令信号Svが出力されなくなるまで、イン
バータ82に与える指令運転周波数CFを下げつづけ、
インバータ82を過負荷状態から解放させる。この一連
の動作が、インバ夕の垂下制御動作である。
このようにインバータにより制御する従来の冷却装置に
おける運転制御装置は、インバータ82が過負荷状態に
なると、垂下指令信号SVの出力ではじまる垂下制御を
行うことにより、インペラ82を過負荷状態から解放さ
せている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の冷却装置における運転制御装置の垂下制御動作は
以上のように行われており、インバータ82から垂下指
令信号S■か出力されると、垂下指令信号SVが消える
まで、制御部83がインペラ82に与える指令運転周波
数CFを下げつづけている。
この動作は、垂下指令信号SVが出力されると、被冷却
物質の温度、目標値に関係なく行われるため、被冷却物
質の温度が容易に目標値に収束しなくなってしまうとい
う問題点があった。
特に、被冷却物質が研削盤やマシニングセンタなどの工
作機械の研削液や主軸潤滑油である場合には、被冷却物
質の温度が11標値から離れると、工作機械により製造
される製品に不良を生じさせてしまうという問題点があ
った。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、被冷却物質の温度が目標値から必要以上に離
れることのない、冷却装置における運転制御装置を得る
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、この発明にかかる冷却装置に
おける運転制御装置は、その第1の態様において、第1
図に示すように構成される。すなわち、冷媒経路(17
)中の圧縮機(9)に接続された運転周波数制御手段(
100)は、前記圧縮機(9)の回転数を指令運転周波
数信号に対応して制御するとともに、過負荷状態時に垂
下指令信号を出力する。温度検出手段(101)は、前
記冷媒経路(17)により冷却される被冷却物質の温度
を検出する。また、目標温度設定手段(102)は前記
被冷却物質の目標温度を設定し、最大運転周波数設定手
段(103)は前記運転周波数制御手段(1,00)に
指令する最大運転周波数を設定する。そして、第1の運
転周波数設定手段(104)は、前記被冷却物質の温度
と前記被冷却物質の目標温度とに基づき、前記最大運転
周波数を越えない第1の運転周波数を設定する。
一方、第2の運転周波数設定手段(105)は、前記最
大運転周波数を所定レベル下げた運転周波数である第2
の運転周波数を設定する。そして、最終的に運転周波数
指令手段(in 6 )により、前記垂下指令信号が出
力されていない場合は、前記第1の運転周波数を指令す
る前記指令運転周波数信号が、前記垂下指令信号が出力
されている場合は、前記第1、第2の運転周波数のうち
小さいほうの運転周波数を指令する前記指令運転周波数
信号が運転周波数制御手段(100)に出力される。
また、第2の態様においては、第2図に示すように構成
される。すなわち、冷媒経路(17)中の圧縮機(9)
に接続された運転周波数制御手段(200)は、該圧縮
機(9)の回転数を指令運転周波数信号に対応して制御
する。第1の温度検出手段(201)は、前記冷媒経路
(17)により冷却される被冷却物質の温度を検出し、
第2の温度検出手段(202)は、前記冷却装置(1)
の外気温度を検出する。また、目標温度設定手段(20
3)は、前記被冷却物質の目標温度を設定する。一方、
最大運転周波数設定手段(204)は、前記被冷却物質
の温度と前記外気温度とに基づき、前記運転周波数制御
手段(200)に指令する最大運転周波数を設定する。
そして、運転周波数設定手段(205)は、前記被冷却
物質の温度と前記被冷却物質の目標温度とに基づき、前
記最大運転周波数を越えない運転周波数を設定し、この
運転周波数を指令する前記指令運転周波数信号が、運転
周波数指令手段(20B)より出力される。
さらに、第3の態様においては、第3図に示すように構
成される。すなわち、冷媒経路(17)中の圧縮機(9
)に接続された運転周波数制御手段(300)は、該圧
縮機(9)の回転数を指令運転周波数信号に対応して制
御するとともに、過負荷状態時に垂下指令信号を出力す
る。第1の温度検出手段(301)は、前記冷媒経路(
17)により冷却される被冷却物質の温度を検出し、第
2の温度検出手段(302)は、前記冷却装置(1,)
の外気温度を検出する。また、 0 目標温度設定手段(303)は、前記被冷却物質の目標
温度を設定し、最大運転周波数設定手段(304)は、
前記被冷却物質の温度と前記外気温度とに基づき、前記
運転周波数制御手段(300)に指令する最大運転周波
数を設定する。そして、第1の運転周波数設定手段(3
05)は、前記被冷却物質の温度と前記被冷却物質の目
標温度とに基づき、前記最大運転周波数を越えない第1
の運転周波数を設定する。一方、第2の運転周波数設定
手段(30Fi)は、前記最大運転周波数を所定レベル
下げた運転周波数である第2の運転周波数を設定する。
そして、最終的に運転周波数指令手段(307)により
、前記垂下指令信号が出力されていない場合は、前記第
1の運転周波数を指令する前記指令運転周波数信号が、
前記垂下指令信号が出力されている場合は、前記第1、
第2の運転周波数のうち小さいほうの運転周波数を指令
する前記指令運転周波数信号が運転周波数制御手段(3
00)に出力される。
〔作用〕
この発明の第1の態様における運転周波数指令手段(1
06)は、垂下指令信号が出力されていない場合は、第
1の運転周波数を指令する指令運転周波数信号を、垂下
指令信号が出力されている場合は、第1、第2の運転周
波数のうち、小さいほうの運転周波数を指令する指令運
転周波数信号を、運転周波数制御手段(100)に出力
するため、垂下指令信号が出力されている期間中も、第
1及び第2の運転周波数より低い運転周波数を指令する
指令運転周波数信号が出力されることはない。
また、この発明の第2の態様における最大運転周波数設
定手段(204)は、被冷却物質の温度と外気温度とに
基づき運転周波数制御手段(200)に指令する最大運
転周波数を設定するため、運転周波数制御手段(200
)か過負荷状態になる可能性を低減化することができる
また、この発明の第3の態様においては、最大運転周波
数設定手段(304)は、被冷却物質の温度と外気温度
とに基づき運転周波数制御手段(300)に指令する最
大運転周波数を設定するため、運転周波数制御手段(3
00)が過負荷状態になる可能性] ]  2 を低減化することができる。さらに、例え、運転周波数
制御手段(300)が過負荷状態になり垂下指令信号を
出力しても、運転周波数指令手段(307)により、第
1、第2の運転周波数のうち、小さいほうの運転周波数
を指令する指令運転周波数信号を、運転周波数制御手段
(300)に出力するため、垂下指令信号が出力されて
いる期間中も、第1及び第2の運転周波数より低い運転
周波数を指令する指令運転周波数信号が出力されること
はない。
〔実施例〕
以下、第1図〜第3図に示す構成を有するこの発明を具
体化した一実施例について説明する。
第4図は、この発明が好適に適用される工作液冷却装置
1を示す概略図である。工作液冷却装置1は、例えば研
削盤やマシニングセンタなどの工作機械2の研削液や主
軸潤滑油など(以下「工作液」という)を冷却するため
の装置であり、工作機械2と]佳作液冷却装置1間に循
環して流される工作液を冷却し、工作機械2の動作中に
おいても、]66作の温度を所定温度に維持する。この
温度制御により、高精度加工が容易になるとともに、工
具寿命の延長、工作液の劣化抑制、]二佳作機械の稼動
率向上などが実現される。
第5図は、工作液冷却装置]の内部を示す構成図である
。同図に示すように、工作液冷却装置1のハウジング側
壁に設けられたT作成人口3からT作成出口4にかけて
、工作機械2の工作液が通過する工作液循環経路5が形
成されている。
工作液循環経路5中には、工作液人口3側から順に、ポ
ンプ6、蒸発器7が介挿されている。ポンプ6はモータ
8により回転駆動され、このポンプ6の駆動により工作
液冷却装置1.工作機械2間で工作液を強制循環させて
いる。また、工作液循環経路5中の蒸発器7の入口側に
は、工作液の液温を検知するための液温サーミスタ16
が設けられている。
一方、工作液冷却装置1は、圧縮機9から凝縮器10.
電子膨張弁1]、蒸発器7及びアキュムレータ12を紅
で圧縮機9に戻るループより成る冷媒経路17を有して
いる。この冷媒経路173 4 中の圧縮機9は、制御部30からの指令に基つき、イン
バータ15により運転周波数が可変に駆動される。また
、凝縮器10には、冷却用のファン]3がイζJ加され
ており、このファン13はモータ14により回転駆動さ
れる。
上記した冷媒経路17において、圧縮機って圧縮された
高圧ホットガスか凝縮器10内で放熱して液化し、この
液冷媒が電子膨張弁11にて絞り膨張されて蒸発器7で
工作液循環経路5を流れる]作成の熱を奪って気化する
。その結果、蒸発器7中で工作液は冷却される。そして
、蒸発器7を通過した気体状の冷媒は、アキュームレー
タ12を通過することにより液相成分が取除かれ、完全
な気体として圧縮機9に戻る。
このようにして、工作液冷却装置1は、工作液循環経路
5中を流れる工作液を冷却し、再び]佳作機械2に供給
することにより、工作機械2の動作中においても、工作
液の温度を所定温度に維持している。
第6図は工作液冷却装置1の制御部30を示すブロック
構成図である。
同図に示すように、CPU3]は、インバータ15、液
温サーミスタ16、および気温サーミスタ32に接続さ
れている。気温サーミスタ32は、第5図には図示して
いないが、工作液冷却装置1の外気温度か検出可能な適
当な個所に設置されている。また、CPU3]には、工
作液の目標温度を示す設定温度信号S0゜が外部入力信
号として与えられる。さらに、従来同様、過負荷状態の
時インバータ15からCPU31に垂下指令信号SVか
出力されるようになっている。
インバータ]5はCPU31から指令される運転周波数
ステップNに従った運転周波数で稼動する。第1表に運
転周波数ステップNとインバータ15の運転周波数Fと
の関係を示す。第1表に示すように運転周波数ステップ
NがOの時、インバタ15の運転周波数Fも01つまり
、圧縮機9が停止状態となる。以下、運転周波数ステッ
プNが増すごとに、運転周波数Fも増し、運転周波数ス
テップNか16の時、運転周波数Fが最大値15 6 20Hzとなる。
(以下余白) 第1表  7 8 設定温度信号ST6によって指示される設定温度Toは
、図示しない操作パネルを通じて所望の温度に設定され
、CPU31は通常動作時には、後に詳述するが、この
設定温度Toと液温サーミスタ16により検出される工
作液温度T1とから運転周波数ステップNを決定してい
る。
第7図は、CPU3]によって行われる動作を示すフロ
ーチャートである。以下、同図を参照しつつ、本実施例
における運転制御動作の説明をする。なお、この動作を
行うためのプログラムは予めROM等に記憶されている
まず、ステップS1で電源を投入すると、ステップS2
で液温サーミスタ16により工作液温度T1を、気温サ
ーミスタ32により外気温度T2を検出する。検出され
た温度TI、T2の組は、第8図に示すように、温度t
ll、ti2(工作液温度TI)、t21.t22 (
外気温度T2)を境界条件とした3つのエリアA−Cの
いずれかにエリア分けされる。
そして、ステップS3で、温度T]、、T2の組が該当
するエリアに基づきステップ84〜S6に分岐する。す
なわち、エリアAてあれば、ステップS4に移り、最大
設定周波数ステップNMを16に設定し、エリアBであ
ればステップS5に移り、最大設定周波数ステップNM
を14に設定し、エリアCであれば、ステップS6に移
り最大設定周波数ステップNMを11に設定する。なお
、最大設定周波数ステップNMとは、CPU3]がイン
バータ15に与えうる最大の運転周波数ステップNであ
る。このように、2つの温度TI、T2の変化により、
エリアA−C間の移行があれば、最大設定周波数ステッ
プN8を時々刻々変えている。
ステップ84〜S6を分岐することにより、最大設定周
波数ステップNMの設定が終了すると、ステップS7で
設定温度信号S1.oよりInn液液目標温度である設
定温度TOの検出を行う。そして、ステップS8で設定
温度TOと工作液温度T1とに基づき、以下に示すよう
に、運転周波数ステップNを設定する。
9 0 すなわち、まず、工作液温度T1から設定温度Toを差
し引ぎ ΔT = T ]、 −T O・・・(1)温度差ΔT
を求める。次に、この温度差ΔTから、第9図に示す区
分に従って、該当するゾーンを決定する。なお、Tz 
(〉0)は予め定められた温度差である。そして、決定
されたゾーンに基づき、第2表に示すように、運転周波
数ステ・ツブNを決定する。
(以下余白) 第2表 次に、ステップS9でインバータ15より垂下指令信号
SVが出力されているか否かをチエツクする。垂下指令
信号SVが出力されていない場合は、ステップSIOに
移り、ステップS8で設定された運転周波数ステップN
をインバータ15に送信する。したがって、インバータ
15は運転周波数ステップNに基づいた運転周波数Fで
圧縮機9の運転を行う。以降ステップS2に戻り、ステ
1 2 ツブS9で垂下指令信号SVが検出されない限りステッ
プ82〜S 1−0を繰り返す。
一方、ステップS9で垂下指令信号SVが検出されると
、ステップS 11に移り、ステップ84〜S6で設定
された最大設定周波数ステップNMを3ステツプを下げ
た値を垂下指令時最大設定周。
波数ステップNDに設定する。っまりNM=16のとき
、ND=13.NM=14のときND= 11、、NM
=1.1のときND=8に設定する。
そして、ステップS12で運転周波数ステップNと垂下
指令待最大設定周波数ステップNDとの比較を行う。こ
の時、N≧NDであれば、ステップ813で垂下指令待
最大設定周波数ステップNDをインバータ15に送信し
、N<NDであれば、ステップ31.4で運転周波数ス
テップNをインペラ]5に送信する。以降、ステップS
2に戻り、ステップS9で垂下指令信号SVが検出され
なくなるまで、ステップ82〜S14を繰り返す。
このように、垂下指令信号SVの出力中においても、運
転周波数ステップNが垂下指令時最大股定周波数ステッ
プNDを下回っておれば、運転周波数ステップNをその
ままインバータ15に送信するようにしている。その結
果、従来のようにインバータ15に送信する運転周波数
ステップが必要以上に下げられることはなくなるため、
工作液温度T1が設定温度TOから大きく離れてしまう
可能性はほとんどなくなる。また、垂下指令待最大設定
周波数ステップNDは、最大設定周波数ステップNMを
3ステップ下げており、それ以下の周波数で運転されて
おれば、インバータ15の過負荷状態は回避できると推
測される値であるため、垂下指令信号SVの出力中に、
その垂下指令信号SVに従うことなく、垂下指令待最大
設定周波数ステップNDを下回る運転周波数ステップN
をインバータ15に送信しても、インバータ15にそれ
以上の悪影響を与えることはない。
さらに、可能な限りインバータ15が過負荷状態になら
ないように、工作液温度Tl、外気温度T2に基づき、
最大設定周波数ステップNMを随時変えているため、イ
ンバータ]5から垂下指令 3 4 信号SVが出力される可能性を低減化することができる
第10図は垂下指令信号SVの出力時にCPU31によ
って行われるを示すフローチャートである。以下、同図
を参照しつつ、その動作の説明をする。
インバータ]5からの垂下指令信号Svが検出されると
(第7図のステップS9のYES分岐に相当)、ステッ
プS2]で運転周波数ステップNを1ダウンした値を、
垂下指令時運転周波数ステップNsに設定する。そして
、ステップ822で垂下指令時運転周波数ステップN8
をインバータ15に出力する。
その後、ステップ823でゾーン変化が生じたかをチエ
ツクし、ゾーン変化が生じておれば、運転周波数ステッ
プNが変更される可能性があるため、第7図のステップ
S2に戻る。ゾーン変化がなければステップS24に移
る。
ステップS24でインバータ15からの垂下指令信号S
■が消えたか否かをチエツクし、垂下指令信号SVが消
えておれば運転周波数ステップNを下回る垂下指令時運
転周波数ステップN8をインバータ15に送信する必要
はなくなるため、第7図のステップS2に戻り、第7図
のステップS2〜SIOのループより成る通常制御に移
る。
ステップS24で未だ垂下指令信号Svの存在が認めら
れると、ステップS25に移り、現状の垂下指令時運転
周波数ステップN8ではインバータ15の過負荷状態を
回避できないとみなし、垂下指令時運転周波数ステップ
N8を1ステツプ下げる(N  =N8−1.)。たた
し、垂下指令時運転層波数ステップNsを1ステツプ下
げる動作は、前回に垂下指令時運転周波数ステップN8
を1スチップ下げた時刻から30秒経過するまで待って
行われる。
次にステップS26で、運転周波数ステップNと、垂下
指令時運転周波数ステップN8との比較が行われ、N−
N3<A(Aは4程度)であれば、この程度の運転周波
数ステップNと垂下指令時運転周波数ステップN8との
差なら、設定温度T。
 5 6 と工作液温度T1との差が許容範囲に収まると推測し、
ステップS22に戻り、垂下指令時運転周波数ステップ
Nsをインバータ15に送信する。
以下、インバータ15から垂下指令信号SVが出力され
続け、かつゾーン変化が生しない限り、ステップ322
〜S26が繰り返され、しかる後、ステップS26でN
  Ns≧Aが認められる。NNs≧Aが認められると
、運転周波数ステップNと垂下指令時運転周波数ステッ
プN8とが離れすぎであり、近い将来、設定温度TOと
工作液温度T1との差が許容量を越えてしまうと判断し
、ステップS27で異常信号を出力する。
このように異常信号が出力されれば、工作機械2による
製造を直ちに中断することにより、工作機械2により不
良品が多数製造されるのを回避することかできる。この
ような動作によっても、インバータ15に送信する運転
周波数ステップが必要以上に下がらなくすることができ
る。
第11図は冷却装置の電源投入直後にCPU31によっ
て行われる、運転制御動作の一例を示すフローチャー1
・である。以下、同図を参照しつつその動作の説明を行
う。
まず、ステップS31て電源か投入されると、ステップ
S32で、液温サーミスタ16より二[液液温度T1を
検出し、ステップ333で設定温度信号SToが指示し
ている設定温度TOの検出を行う。
そして、ステップS34で前述の(1)式に基づき温度
差ΔTを求め、この温度差ΔTにより決定するゾーン(
第9図参照)に基づき、第3表に示すように、起動時運
転周波数ステップNKを決定し、ステップS35で起動
時運転周波数ステップNKをインバータ15に送信する
(以下余白)  7 8 第3表 次に、ステップS36て、電源投入後、ウオーミングア
ツプ期間tMが経過するまで自己ループし、ウオーミン
グアツプ期間tMが経過すると、ステップS37に移る
。ステップS37て電源投入直後のゾーンとウオーミン
グアツプ期間tM経過後のゾーンとの比較を行い、ウオ
ーミングアツプ期間tM中に、ゾーンの移行があったか
否かのチエツクを行う。ゾーン移行が認められないと、
ステップ838で現在のゾーンに基づき第2表(ゾーン
10,9の場合のみ、第3表と異なる)に従って、運転
周波数ステップNを決定し、ステップS43で運転周波
数ステップNをインバータ15に送信する。
一方、ステップS37てウオーミングアツプ期間tM中
のゾーン移行が認められると、ステップS39て起動時
のゾーンZoとウオーミングアツプ期間t 経過後のゾ
ーンZMとを比較し、ステツブS40でZ >Zoが認
められると、ステラプS41に移る。ステップS41で
は、zMとZOの差に応じたステップ数Sを用いて、次
の(2)式に従い、運転周波数ステップNを決定する。
N=NK+s            ・・・(2)ま
た、ステップS40て2 ≦Zoが認められる問 と、ステップS42で、ステップS41同様にステップ
Sを用いて、次の(3)式に従い、運転周波数ステップ
Nを決定する。
ゞ=NK−8・・・(3) そして、ステップS41あるいS42で決定し 9 0 た運転周波数ステップNを、ステップ843でインバー
タ15に出力する。
このように、電源投入直後からウオーミングアツプ期間
tM経過後におけるゾーン変化を考慮して、ウオーミン
グアツプ期間tM紅過後の運転周波数ステップNを決定
することにより、制御性能の向上が期待される。
なお、この実施例では、工作液冷却装置おける運転制御
装置について述べたか、この発明は、冷媒経路中の圧縮
機をインバータにより制御する全ての冷却装置に適用可
能である。
〔発明の効果〕
本発明は以上説明したように構成されているので、次に
記載する効果を奏する。
請求項1の冷却装置における運転制御装置によれば、運
転周波数指令手段(106)により、垂下指令信号が出
力されていない場合は、第1の運転周波数を指令する指
令運転周波数信号を、垂下指令信号が出力されている場
合は、第1、第2の運転周波数のうち、小さいほうの運
転周波数を指令する指令運転周波数信号を、運転周波数
制御手段(100)に出力するため、垂下指令信号が出
力されている期間中も、第1及び第2の運転周波数より
低い運転周波数を指令する指令運転周波数信号が出力さ
れることはない。その結果、被冷却物質の温度が目標値
から必要以上に離れることはない。
また、請求項2の冷却装置における運転制御装置によれ
ば最大運転周波数設定手段(204)により被冷却物質
の温度と外気温度とに基づき、運転周波数制御手段(2
00)に指令する最大運転周波数を設定するため、運転
周波数制御手段(200)が過負荷状態になる可能性を
低減化することができる。
さらに、請求項3の冷却装置における運転制御装置よれ
ば、最大運転周波数設定手段<304)により前記被冷
却物質の温度と外気温度とに基づき、運転周波数制御手
段(300)に指令する最大運転周波数を設定するため
、運転周波数制御手段(800)が過負荷状態になる可
能性を低減化することができる。さらに、例え、運転周
波数制御手段(300)が過負荷状態になり垂下指令信
号を出力しても、1 2 運転周波数指令手段(307)により、第1、第2の運
転周波数のうち、小さいほうの運転周波数を指令する指
令運転周波数信号を、運転周波数制御手段(300)に
出力するため、垂下指令信号が出力されている期間中も
、第1及び第2の運転周波数より低い運転周波数を指令
する指令運転周波数信号が出力されることはない。その
結果、被冷却物質の温度が目標値から必要以上に離れる
ことはない。
このように請求項3の冷却装置おける運転制御装置は、
請求項1及び請求項2の冷却装置における運転制御装置
の効果を兼ね備えている。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はこの発明による冷却装置における運転
制御装置の構成を示すブロック図、第4図はこの発明に
適用される工作液冷却装置を示す概略図、第5図は第4
図で示した工作液冷却装置の内部を示す構成図、第6図
は工作液冷却装置の制御部を示すブロック構成図、第・
7図はCPUによって行われる動作を示すフローチャー
ト、第8図は工作液温度と外気温度とによる温度分布を
示すグラフ、第9図は設定温度と工作液温度との温度差
により決定するゾーンを示す説明図、第10図及び第1
1図はCPUによって行われる他の動作を示すフローチ
ャー1・、第12図は従来の冷却装置の圧縮機周辺を示
すブロック図である。 9・・・圧縮機、     15・・・インバータ、1
6・・・液温サーミスタ、17・・・冷媒経路、31−
・・・CPU、      32・・・気温サーミスタ
なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。 出 願 人 ダイキン工業株式会社 代 理 人 弁理士 吉田茂明

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)圧縮機(9)を用いた冷媒経路(17)を有する
    冷却装置(1)における運転制御装置であって、前記圧
    縮機(9)に接続され、該圧縮機(9)の回転数を指令
    運転周波数信号に応答して制御するとともに、過負荷状
    態時に垂下指令信号を出力する運転周波数制御手段(1
    00)と、 前記冷媒経路(17)により冷却される被冷却物質の温
    度を検出する温度検出手段(101)と、前記被冷却物
    質の目標温度を設定する目標温度設定手段(102)と
    、 前記運転周波数制御手段(100)に指令する最大運転
    周波数を設定する最大運転周波数設定手段(103)と
    、 前記被冷却物質の温度と前記被冷却物質の目標温度とに
    基づき、前記最大運転周波数を越えない第1の運転周波
    数を設定する第1の運転周波数設定手段(104)と、 前記最大運転周波数を所定レベル下げた運転周波数であ
    る第2の運転周波数を設定する第2の運転周波数設定手
    段(105)と、 前記垂下指令信号が出力されていない場合は、前記第1
    の運転周波数を指令する前記指令運転周波数信号を出力
    し、前記垂下指令信号が出力されている場合は、前記第
    1、第2の運転周波数のうち、小さいほうの運転周波数
    を指令する前記指令運転周波数信号を出力する運転周波
    数指令手段(106)とを備えた冷却装置における運転
    制御装置。
  2. (2)圧縮機(9)を用いた冷媒経路(17)を有する
    冷却装置(1)における運転制御装置であって、前記圧
    縮機(9)に接続され、該圧縮機(9)の回転数を指令
    運転周波数信号に応答して制御する運転周波数制御手段
    (200)と、 前記冷媒経路(17)により冷却される被冷却物質の温
    度を検出する第1の温度検出手段(201)と、前記冷
    却装置(1)の外気温度を検出する第2の温度検出手段
    (202)と、 前記被冷却物質の目標温度を設定する目標温度設定手段
    (203)と、 前記前記被冷却物質の温度と前記外気温度とに基づき、
    前記運転周波数制御手段(200)に指令する最大運転
    周波数を設定する最大運転周波数設定手段(204)と
    、 前記被冷却物質の温度と前記被冷却物質の目標温度とに
    基づき、前記最大運転周波数を越えない運転周波数を設
    定する運転周波数設定手段(205)と、 前記運転周波数を指令する前記指令運転周波数信号を出
    力する運転周波数指令手段(206)とを備えた冷却装
    置における運転制御装置。
  3. (3)圧縮機(9)を用いた冷媒経路(17)を有する
    冷却装置(1)における運転制御装置であって、前記圧
    縮機(9)に接続され、該圧縮機(9)の回転数を指令
    運転周波数信号に応答して制御するとともに、過負荷状
    態時に垂下指令信号を出力する運転周波数制御手段(3
    00)と、 前記冷媒経路(17)により冷却される被冷却物質の温
    度を検出する第1の温度検出手段(301)と、前記冷
    却装置(1)の外気温度を検出する第2の温度検出手段
    (302)と、 前記被冷却物質の目標温度を設定する目標温度設定手段
    (303)と、 前記被冷却物質の温度と前記外気温度とに基づき、前記
    運転周波数制御手段(300)に指令する最大運転周波
    数を設定する最大運転周波数設定手段(304)と、 前記被冷却物質の温度と前記被冷却物質の目標温度とに
    基づき、前記最大運転周波数を越えない第1の運転周波
    数を設定する第1の運転周波数設定手段(305)と、 前記最大運転周波数を所定レベル下げた運転周波数であ
    る第2の運転周波数を設定する第2の運転周波数設定手
    段(306)と、 前記垂下指令信号が出力されていない場合は、前記第1
    の運転周波数を指令する前記指令運転周波数信号を出力
    し、前記垂下指令信号が出力されてる場合は、前記第1
    、第2の運転周波数のうち小さいほうの運転周波数を指
    令する前記指令運転周波数信号を出力する運転周波数指
    令手段(307)とを備えた冷却装置における運転制御
    装置。
JP2096671A 1990-04-11 1990-04-11 冷却装置における運転制御装置 Expired - Fee Related JPH0827081B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2096671A JPH0827081B2 (ja) 1990-04-11 1990-04-11 冷却装置における運転制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2096671A JPH0827081B2 (ja) 1990-04-11 1990-04-11 冷却装置における運転制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03294751A true JPH03294751A (ja) 1991-12-25
JPH0827081B2 JPH0827081B2 (ja) 1996-03-21

Family

ID=14171271

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2096671A Expired - Fee Related JPH0827081B2 (ja) 1990-04-11 1990-04-11 冷却装置における運転制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0827081B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017026170A (ja) * 2015-07-16 2017-02-02 ダイキン工業株式会社 液冷却装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6039842U (ja) * 1983-08-25 1985-03-20 株式会社東芝 空気調和機
JPS62268947A (ja) * 1986-05-16 1987-11-21 Yanmar Diesel Engine Co Ltd ヒ−トポンプの制御装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6039842U (ja) * 1983-08-25 1985-03-20 株式会社東芝 空気調和機
JPS62268947A (ja) * 1986-05-16 1987-11-21 Yanmar Diesel Engine Co Ltd ヒ−トポンプの制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017026170A (ja) * 2015-07-16 2017-02-02 ダイキン工業株式会社 液冷却装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0827081B2 (ja) 1996-03-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR900005982B1 (ko) 냉동시스템 작동방법 및 냉동시스템의 제어시스템
JP4786960B2 (ja) 工作機械の温度制御方法および装置
KR900005983B1 (ko) 재순환 시동시에 냉각장치의 부하를 제한하는 제어장치와 그 방법
JP4566052B2 (ja) 恒温維持装置。
JP6338761B2 (ja) 空気調和システム
CN110837262B (zh) 温度控制系统及其方法
JP5445766B2 (ja) 冷却装置及びその制御方法
JP6884387B2 (ja) 液体温調装置及びそれを用いた温調方法
JP6714696B2 (ja) 半導体検査装置用の冷却装置
JPH0820136B2 (ja) 水冷却装置
JP7112029B2 (ja) チリングユニットおよび冷温水システム
JP5020664B2 (ja) 工作機械の温度制御装置
JP4827416B2 (ja) 冷却装置
JPH03294751A (ja) 冷却装置における運転制御装置
JPH024166A (ja) 液体冷却装置の温度制御装置
JPWO2018003094A1 (ja) 空気調和機
JPH02104994A (ja) 液体冷却装置の温度制御装置
JP2017003181A (ja) 空調システム及び空調システム用プログラム
JP2007225226A (ja) 冷却装置の制御方法
JP5604228B2 (ja) チラー
JPH03294773A (ja) 冷却装置における運転制御装置
JP2002022337A (ja) 冷却装置の液温制御装置
JP2001336810A (ja) 温調装置のポンプ運転制御装置
JP5286324B2 (ja) 加熱・冷却温度制御装置
JP2006224238A (ja) 工作機械の冷却装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080321

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090321

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090321

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100321

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees