JPH03294741A - 風呂給湯器における自動湯張り方法、および同装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、リモコンの自動スイッチをオンすると浴槽中
に設定湯温、所定量の湯張りを行なうようにした風呂給
湯器の湯張り方法に関するものである。

〔従来の技術〕

熱源機から浴槽へ至る浴槽給湯管路にバキュムブレーカ
と逆止弁とを配設し、リモコンの自動スイッチをオンす
ると、リモコンに設定された温度の湯を浴槽中に給湯し
、その給湯量をフローセンサにより検出し、それが所定
量に達したことを検出すると給湯を停止させるようにし
た風呂給湯器は公知である。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし乍ら、前記の如き従来の風呂給湯器は、浴槽への
落し込み水量のみにより湯張りを制御していたため、浴
槽中に残水がある場合には浴槽から湯があふれることが
あった。

本発明は、前記の如き浴槽水のあふれを防止することが
できる風呂給湯器の湯張り制御方法を提供せんとするも
のである。

〔課題を解決するための手段〕

リモコンの自動スイッチをオンすると浴槽中に設定湯温
、所定量の湯張りを行なうようにした風呂給湯器におい
て、自動スイッチをオンすると、浴槽中の残水があるレ
ベル以下かどうかを検出し、あるレベル以下のときには
自動湯張りを行ない、あるレベル以上のときにはリモコ
ンから浴槽中に残水ありを報知すると共に自動湯張りを
中止させることを特徴とする。

〔作用〕

本発明は、リモコンの自動スイッチをオンしたとき、直
ちに浴槽への給湯を開始するのではなく、浴槽への給湯
動作前に浴槽中の残水レベルを検出し、それがあるレベ
ル以下、例えば所定量の給湯を行なったときに浴槽から
湯があふれるおそれが全くないレベル以下であるときの
み給湯動作を開始し、あるレベル以上の残水があるとき
にはリモコンからその旨を報知すると共に、自動湯張り
を中止するので、自動湯張り時に浴槽から湯があふれる
ことを防止することができる。

〔実施例〕

以下、添付図面について本発明の実施の一例を説明する
。

第１図は本発明の実施の一例を示すフローチャー　ｌ−
１第２図は本発明を適用すべき風呂給湯器の構成を示す
水系統図、第３図ないし第５図はリモコンの構成を示す
説明図である。

本発明の説明に先立ち、第２図について本発明を適用す
る風呂給湯器の構成を説明する。

第２図において、１は給水管、２は熱交換器を示し、熱
交換器２により加熱された湯は電動切換弁３により浴槽
１２への給湯管路４と一般給湯管路５とに選択的に供給
し得るように構成されている。

そして、浴槽への給湯管路４には、バキュムブレーカ６
と、その上、下流に逆止弁７，８が配設され、それより
下流側に電動切換弁９を設け、該電動切換弁９を介して
前記バキュムブレーカと別の方向にのびる管路１０を設
け、その管路１０に浴、槽中の水位検出用圧力センサ１
１を配設している。

そして、給水管１にはフローセンサ（流量センサ）１３
と給水温検出センサ１４とを配設し、出湯管には出湯温
検出センサ１５を配設し、また、一般給湯管５にはフロ
ーセンサ１６を配設し、前記各センサにより検出した信
号は器具に内蔵したマイコン制御部１７に入力され、リ
モコン１８に所望とする湯３ − 温を設定した後リモコン１８の自動スイッチをオンする
と、前記マイコン制御部によりバーナ１９の燃焼を比例
制御して設定温度の湯を浴槽１２中に湯張りし、その湯
張り量が所定の量に達したことをフローセンサ１３が検
出すると浴槽に対する湯張りを停止するように構成され
ている。

本発明においては、リモコンの自動スイッチをオンした
とき、直ちに浴槽への給湯を開始するのではなく、浴槽
への給湯動作前に浴槽中の残水レベルを検出し、それが
あるレベル以下のときのみ給湯動作を開始し、あるレベ
ル以上の残水があるときにはリモコンからその旨を報知
すると共に自動湯張りを中止させる。

すなわち、リモコンには、第３図に示すように残水があ
ることを表示する表示欄１８ａ、または、第４図に示す
ように残水があることを音声で報知するスピーカ１８ａ
　、あるいは、残水があることをブザーで表示するブザ
ー１８ａ′を組込んでおき、自動スイッチ１８ｃをオン
にすると、第１図に示すように、切換弁９を圧力センサ
１１側に切換えて浴槽中の残水があるレベル以下かどう
かを検出し、それがあるレベル以下のときには切換弁９
を湯張り側に切換えて自動湯張りを行ない、浴槽中の残
水があるレベル以上のときにはその信号をマイコン制御
部１７が受けてリモコン１８によりその旨を報知させる
と共に、自動湯張り運転を中止させる。

なお、第３図ないし第５図において、１８ｂは運転スイ
ッチ、１８ｄは高温さし湯スイッチ、１８ｅは湯温設定
用アップダウンスイッチである。

〔発明の効果〕

以上述べたように、本発明によれば、浴槽中にかあるレ
ベル以上の残水がある場合には、これを使用者に報知せ
しめると共に自動湯張りを中止するので、浴槽から湯が
あふれることを防止することができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すフローチャート、第２
図は本発明を適用すべき風呂給湯器の一例を示す水系統
図、第３図ないし第５図はリモコンの構成例を示す説明
図である。 ２・・・熱交換器、３，９・・・電動切換弁、４・・・
浴槽への給湯管路、５・・・一般給湯管路、６・・・バ
キュムブレーカ、７，８・・・逆止弁、１１・・・浴槽
水位検出用圧力センサ、１３．１６・・・フローセンサ
、１４・・・給水温検出センサ、１５・・・出湯温検出
センサ、１７・・・マイコン制御部、１８・・リモコン
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　リモコンの自動スイッチをオンすると、浴槽中に設定
   湯温、所定量の湯張りを行なうようにした風呂給湯器に
   おいて、自動スイッチをオンすると、浴槽中の残水があ
   るレベル以下かどうかを検出し、あるレベル以下のとき
   には自動湯張りを行ない、あるレベル以上のときにはリ
   モコンから浴槽中に残水ありを報知すると共に自動湯張
   りを中止させることを特徴とする風呂給湯器における自
   動湯張り方法。