JPH03294706A - 燃焼装置 - Google Patents

燃焼装置

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JPH03294706A
JPH03294706A JP9713490A JP9713490A JPH03294706A JP H03294706 A JPH03294706 A JP H03294706A JP 9713490 A JP9713490 A JP 9713490A JP 9713490 A JP9713490 A JP 9713490A JP H03294706 A JPH03294706 A JP H03294706A
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outer cylinder
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Katsuhiko Ishikawa
克彦 石川
Katsuhiko Uno
克彦 宇野
Satoru Nitta
悟 新田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は家庭用の暖房等に用いられる芯上下式の燃焼装
置に関するものである。
従来の技術 一般に、芯上下式の燃焼装置は消火時に灯芯先端から気
化する余剰の燃料が高温の燃焼筒で熱分解されて臭気を
発生するという課題があった。
そこで、最近ではこの臭気を低減するため、ファン等の
吸引手段を作動させ余剰燃料をタンク内に吸引した後外
部へ放出するものが提案されている。
ところがこの種の燃焼装置では点火時にも臭気を発生す
る課題があり、上記の吸引手段で消火時の臭気が低減さ
れたため点火時の臭気に対する不満が拡大し、その解決
が望まれている。この課題解決のための一手段として点
火時にも上記吸引手段を作動させて臭気低減を図ったも
のが提案されている。
第5図はこのような吸引手段を有する燃焼装置で、20
は油タンク、21は油タンク20に立設した芯案内筒、
22は油タンク20上に固定した芯外筒、23は芯案内
筒21と芯外筒22によって形成された芯収容部、24
はこの芯収容部23を上下動する芯である。
25は芯上下機構で、芯24の上下動を行ない、芯案内
筒21と芯外筒22上に載置された燃焼筒26の下端部
に芯24の先端を露出させ、燃焼を行なわせる。
27は点火時および消火時に作動する吸引手段で、モー
タ28によってファン29を回転させ、油タンク20の
吸込口30より油タンク20内を吸引排気するものであ
る。31はカートリッジタンクである。
以上の構成において芯上下機構25を操作して芯24を
燃焼筒26内に適寸露出し点火すると、燃焼筒26内に
おいて燃焼し採暖が可能となる。そして芯上下機構25
を逆方向に操作すれば芯24は芯収容部23内に所定の
位置まで没入し消火する。この点火、消火時に芯上下機
構25でオンオフされるスイッチ(図示せず)がオンし
、吸引手段27が一定時間だけ作動し、ドラフトにより
燃焼筒26内を通して外部に流出しようとする燃料の未
燃成分を油タンク20内に吸引し、熱分解させることな
く排気口32から外部へ放出することによって臭気を低
減する。
、発明が解決しようとする課題 しかし、上記従来のものは、吸引時の吸引経路となる芯
収容部23の芯24と芯案内筒21や芯24と芯外筒2
2間で形成される間隙は芯24の厚味や径等の違いによ
って変動し、また芯案内筒21、芯24、芯外筒22の
真円度合や、特に芯外筒22を油タンク20に固定する
時の偏心度合によっても変動するために、吸引経路の流
路抵抗が変化して吸引量に差を生して適切な吸引量を得
ることができず次のような課題があった。すなわち、点
火時は点火燃焼中に吸引することとなり、消火時と同様
に単に吸引すれば効果が得られるというものではなく消
火時に比べて芯24からの燃料気化量が多いため吸引量
が過大になると油タンク20内に吸引された気化ガスが
排気口32から排出され白煙を生ずる場合があった。ま
た過大な吸引によって燃焼の気化量が抑制されるため燃
焼の立上りが遅くなり、火炎の冷却等によって燃焼不良
を生じ、かえって臭気を発生する場合があった。逆に吸
引量が過小になると十分に臭気が低減されないという課
題があった。
本発明はかかる従来の課題に鑑みてなしたもので、少な
くとも点火時或いは消火時の臭気を大幅に低減させる燃
焼装置を得ることを目的としだものである。
課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために本発明の燃焼装置は、油タ
ンク内を介して芯収容部の間隙より燃料ガスを吸引排気
する吸引手段を備え、芯収容部の下方は芯外筒あるいは
芯案内筒の少なくともいずれか一方に突環状を設けて狭
隘部を形成し、狭隘部の少なくとも一ケ所に他部よりも
吸引量が大きくなる吸引路を形成するとともに、吸引手
段は少なくとも点火時或いは消火時に作動するように設
定している。
作用 本発明の燃焼装置は上記構成によって、芯収容部の間隙
の下方に突環状を設けて狭隘部を形成し、狭隘部の少な
くとも一ケ所に吸引路を設けることにより、芯収容部の
間隙の流路抵抗の変化によって起こる点火時の吸引量の
過大による白煙の発生や燃焼不良による臭気の発生、ま
た吸引量の過小による臭気低減効果の低下を防止し、最
適な吸引量を安定的に確保することができるので点火時
の臭気を大幅に低減することができる。さらに消火時に
おいても同様に消火時の臭気も効果的に低減することが
できる。
実施例 以下その一実施例を第1図〜第4図を用いて説明する。
1は油タンク、2は油タンク1に立設した芯案内筒、3
は油タンク1上に固定した芯外筒、4は芯案内筒2と芯
外筒3によって形成された芯収容部、5はこの芯収容部
4内を上下動する芯である。6は芯外筒3の下方の芯収
容部4に設けた突環状で、芯収容部4の下方に狭隘部7
を形成している。8は狭隘部7の少なくとも一ケ所に他
部よりも吸引量が大きくなるように設けた吸引路である
。芯案内筒2の上部には内火皿9、芯外筒3の上部には
外火皿10が配設されている。11は芯上下機構で、芯
5の上下動を行ない、内火皿9、外火皿10の上方に芯
5の上端が適寸露出されるように構成しである。12は
燃焼筒で、内火皿9、外火皿10上に載置され、その内
部で燃焼が行なわれるよう構成されている。13は吸引
手段で油タンク1の吸込口14より油タンク内を吸引排
気するものである。この吸引手段13は油タンク1内を
吸引するためのターボファン15と、そのターボファン
15を回転させるためのモータ16と、ターボファン1
5が回転し油タンク1内を吸引排気する時の風力により
開く弁17とからなる。18は排気口、19はカートリ
ッジタンクである。
以上の構成において芯上下機構11を操作して芯5を内
火皿9、外火皿10上に適寸露出し点火すると、燃焼筒
12内において燃焼し採暖が可能となる。
この点火時に吸引手段13が一定時間作動するが、その
効果について説明する。
点火時は消火時と全く異なり、点火し燃焼が開始して燃
料の気化量が急激に増大し、火炎が立上がって次第に安
定燃焼へと向う過程における吸引であり、消火時のよう
に単に吸引すれば効果が得られるものではなく、燃焼に
悪影響を及ぼすことなく十分な効果を得ることができる
吸引量の設定が極めて重要である。吸引量は吸引手段1
3の能力設定とともに吸引経路の流路抵抗によって定ま
るものである。ここで流路抵抗は吸引経路において最も
狭い部分である芯収容部4の芯5と芯外筒3や芯5と芯
案内筒2間で形成される間隙に支配される。この間隙は
芯5の厚味や径等の違いによって変動し、また芯案内筒
2、芯5、芯外筒3の真円度合や、芯外筒3を油タンク
1に固定する時の偏心度合によっても変動するために、
吸引経路の流路抵抗が変化して吸引量に差を生じて従来
例のような不具合が生じる。しかしこの点について検討
した結果、第2図(aは第1図の要部拡大図、bはA−
A線断面図)のように芯収容部4の下方は芯外筒3に突
環状6を設けて狭隘部7を形成し、狭隘部7の少なくと
も一ケ所に他部よりも吸引量が大きくなるように間隙を
広くした吸引路8を設けることが上述のような不具合点
もなく臭気の低減効果も大きいことが明確になった。す
なわち吸引路8は芯収容部4の突環状6で形成された狭
隘部7よりも流路抵抗が小さくなり、相対的に他部より
も吸引量が大きくなるから、芯5の厚味や径等の違いに
よって芯収容部4の間隙に変動を生じても吸引路8から
常にほぼ一定量の吸引ができるようになる。また芯案内
筒2、芯5、芯外筒3の真円度合や芯外筒3が偏心して
油タンク1に固定された場合などによって芯収容部4の
間隙に変動が生しても吸引路8からほぼ一定量の吸引が
できるようになる。そして突環状6によって油タンク1
に固定する時の芯外筒3の偏心度合は小さくなる。した
がって芯収容部4の間隙の変動によって起こる吸引量の
過大による白煙の発生や燃焼不良による臭気の発生、ま
た吸引による悪影響を避けるために吸引量を抑える必要
もなくなり吸引量の過小による臭気低減効果の低下を防
止し、最適な吸引量を安定的に確保することができるの
で点火時の臭気を大幅に低減することができる。さらに
消火時に吸引手段13を作動させることにより消火時に
おいても同様に消火時の臭気も効果的に低減することが
できる。
第3図は点火時の臭気の発生状態を測定した結果である
。縦軸に臭気の指標として炭化水素(HC)濃度、横軸
に点火後からの経過時間を示した。点火時に吸引手段1
3を作動させない場合はICの発生状態は曲線Aのよう
になる。曲線Aにおいて点火時の臭気は概ね二つのピー
クに分けられる。ピーク■は点火直後の火回り時に発生
する鋭いピークで強い刺激臭である。ピーク■はその後
火炎が立上がって次第に安定燃焼へ向う過程での比較的
緩やかなピークで刺激臭ではないが長く続くため臭気を
多く感しることになる。曲線Bは本実施例で点火時に吸
引手段13を作動させた場合のHC発生曲線である。曲
線Aのピーク■、ピーク■ともにICは大幅に低減され
ており点火時の臭気低減効果は明白である。第4図は本
発明の芯案内筒2に突環状6を設けて狭隘部7を形成し
、狭隘部7の少なくとも−ケ所に他部よりも吸引量が大
きくなる吸引路8を形成したものであり、上述と同様の
効果を得ることができる。そして本願発明の目的、効果
を達成するものであればこの構成に限られるものではな
いことは勿論である。
発明の効果 以上の様に本発明の燃焼装置によれば、油タンり内を介
して芯収容部の間隙より燃料ガスを吸引排気する吸引手
段を備え、芯収容部の下方は芯外筒あるいは芯案内筒の
少なくともいずれか一方に突環状を設けて狭隘部を形成
し、狭隘部の少なくとも一ケ所に他部よりも吸引量が大
きくなる吸弓路を形成するとともに、吸引手段は少なく
とも点火時或いは消火時に作動するように設定しである
ので、芯の厚味や径、そして芯案内筒、芯、芯外筒の真
円度合や芯外筒を油タンクに固定する時の偏心度合など
により、芯収容部の間隙の流路抵抗の変化によって起こ
る点火時の吸引量の過大による白煙の発生や燃焼不良に
よる臭気の発生、また吸引量の過小による臭気低減効果
の低下を防止し、最適な吸引量を安定的に確保すること
ができるので点火時の臭気を大幅に低減することができ
る。
さらに消火時においても同様に消火時の臭気も効果的に
低減することができる。以上の効果により芯上下式の燃
焼装置の快適性を大幅に改善することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における燃焼装置の断面図、
第2図aは同燃焼装置の要部拡大図、第2図すは第2図
aのA−A線断面図、第3図は臭気の発生状況を示す特
性図、第4図は本発明の他の実施例における燃焼装置の
要部断面図、第5図は従来の燃焼装置の断面図である。 1・・・・・・油タンク、2・・・・・・芯案内筒、3
・・・・・・芯外筒、4・・・・・・芯収容部、訃・・
・・・芯、6・・・・・・突環状、7・・・・・・狭隘
部、8・・・・・・吸引路、13・・・・・・吸引手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  芯外筒と芯案内筒で形成される芯収容部を有した油タ
    ンクと、前記芯収容部に上下動自在に配設した芯と、前
    記油タンクの一部に設置され、前記油タンク内を介して
    前記芯収容部の間隙より燃料ガスを吸引排気する吸引手
    段とを備え、前記芯収容部の下方は前記芯外筒あるいは
    芯案内筒の少なくともいずれか一方に突環状を設けて狭
    隘部を形成し、前記狭隘部の少なくとも一ヶ所に他部よ
    りも吸引量が大きくなる吸引路を形成するとともに、前
    記吸引手段は少なくとも点火時或いは消火時に作動する
    ように設定した燃焼装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6252711U (ja) * 1985-09-10 1987-04-02
JPS62119323A (ja) * 1985-11-19 1987-05-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 石油燃焼器

Patent Citations (2)

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