JPH0329467Y2 - - Google Patents

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JPH0329467Y2
JPH0329467Y2 JP1983115187U JP11518783U JPH0329467Y2 JP H0329467 Y2 JPH0329467 Y2 JP H0329467Y2 JP 1983115187 U JP1983115187 U JP 1983115187U JP 11518783 U JP11518783 U JP 11518783U JP H0329467 Y2 JPH0329467 Y2 JP H0329467Y2
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JP
Japan
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core material
corrugated core
vibration
wooden boards
panel
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JP1983115187U
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JPS6023532U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、主として歩行に伴なう振動騒音防止
対策が施されている床用パネルなど防振パネルの
構造に関する。
従来から知られているこの種パネルの構造に
は、 ○イ 第5図で示すように、合板など木質板材02
に仕上げフローリング材04を重合固着したも
の、 ○ロ 第6図で示すように、上下の合板など木質板
材02,02間に石綿セメント板05及びパー
チクルボード06を重合介在させたもの、 ○ハ 第7図で示すように、合板など木質板材02
上にそれを型枠とする状態でコンクリート層0
7を打設形成したもの、 等が存在する。然して、○イのものは軽量安価であ
る反面、防振減音効果が不十分であり、○ロのもの
は防振減音効果が○イに比べて十分である反面、多
積層構造であるため、重量が大きく施工面で不利
であるとともに、コストが非常に高く、○ハのもの
は防振減音効果の面で勝れているものの、コンク
リート層の硬化養生に多くの時間を要し、工期が
長く、かつコンクリート打設時にその周囲を汚損
し易く仕上りが良くない、といつた具合に施工
面、コスト面、性能面の何れかで難点があつた。
また、上例のような従来品の難点を改善するた
めに、本出願人は、波形芯材を用い、それの表裏
両面に貼付け固定した木質板体と波形板材との間
に形成される空隙部に砂などの不定形充填材を充
填したものを開発し出願している。
この先出願のものによれば、波形芯材がその重
量の割にパネル強度の増大、耐久性向上に有効に
働くとともに、砂などの不定形材が低コストの重
量調整及び振動伝達率低下剤として働くことにな
り、もつて、パネル全体として既記の各従来構造
○イ〜○ハのものとの比較において、 (1) 材料費、製作加工費の両面から安価であり、 (2) 中間層が一層で良く、かつ、コンクリートの
場合のような硬化養生期間も全く不要で施工性
に非常に勝れている、 (3) 全体重量の割に所期の防振減音効果が大き
い、 といつた利点を有している。
本考案は、上記(1)〜(3)のような利点を有するも
のに改良を加えて、切断による寸法調整や各種大
きさのパネルの生産面で有利なものを提供する点
に目的がある。
上記目的を達成すべくなされた本考案による防
振パネルの構造の特徴は、波頭部及び波底部を平
面に形成した波形芯材の表裏両面に木質板材を配
置し、前記波頭部及び波底部に前記木質板材を止
付具で固定すると共に、前記表裏の木質板材と前
記波形芯材との間に形成される空〓部には石膏が
充填されている点にあり、次のような作用効果を
有する。
つまり、既述の先出願のものと比較して、充填
物が砂などの不定形材でなく、石膏である点に特
徴を有し、先出願のものが有する既記の(1)〜(3)の
利点のほかに、任意の所で鋸などを用いて容易に
切断できるとともに、その切断端面において充填
物が流出したり、その流出阻止のために特別な端
面処理を施す必要がなく、生産性に勝れた製作手
段を採用できて、パネルのコストダウンが図れ、
かつ、石膏故に、パネル全域に亘つて充填物の密
度を一様化し易くて、防振減音効果の面でも勝れ
た効果がある。
そして、波形芯材の、平面に形成された波頭部
及び波底部に木質板材を止付具で固定してあるか
ら、木質板材と波形芯材とは面接触し、その結
果、例えば、波形芯材が略三角形状になつてい
て、両者が線接触しているものと比べ、木質板材
は、波形芯材からの力をより広い面積で受け止め
ることになつて、木質板材に、応力集中によるヒ
ビや割れ等が生じにくい。
また、木質板材を、波形芯材の平坦な波頭部及
び波底部に止付具で固定してあるから、木質板材
と波形芯材とを確実に固定でき、両者が方向にず
れを生じることがない。
従つて、木質板材に応力集中によるヒビや割れ
等が生じにくく、しかも木質板材と波形芯材とを
確実に固定できるから、例えば、大きな荷重が加
わることが多い床用パネルとして用いたときなど
強度の面で勝れた効果があり、防振減音効果に勝
れながらも強度の高い防振パネルの構造を提供す
ることができた。
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する
と、鉄板やアルミニウム板の折曲げ加工或いは繊
維補強樹脂(FRP)の押出し成形手段等によつ
て例えば、波頭部及び波底部が平面に形成され、
波深さが40mm位の角波形の芯材1の表裏両面に、
合板やパーチクルボードなど釘打ち可能で表が9
mm位、裏が5.5mm位の厚さの木質板材2,2をビ
スや釘などの止付具8を介して貼付け固定し、こ
れら表裏の木質板材2,2と前記波形芯材1の内
面との間に形成されるほぼ台形状の空隙部内に
は、コストの割に高比重で振動伝達率の小さい石
膏3を充填して、第1図で示すような形状・寸法
のものを標準とする防振床パネルAを構成する。
尚、石膏3の充填手段としては、波形芯材1の
表裏両面にスラリー状の石膏を塗布し、これが硬
化したのち、両面の木質板材2,2を止付具8を
介して貼付け固定する手段が採られる。
また、石膏3の具体例としては、 焼石膏 90重量部 消石灰 10 〃 遅延剤 0.1 〃 水 80 〃 のものが用いられる。
第3図は6帖相当居室の床における上記床パネ
ルAの割り付け例であり、第4図で明示の如く床
面(FL)に防振材10付きレベルアジヤスター
11を介して支持されたチヤンネル根太12上に
密接並列載架させるとともに、並列床パネルA群
上に床仕上げ材13を釘打ち或いはビスを介して
張設固定して床を構成する。
別の施工例として、隣接パネル間に目地隙間を
設けても良い。
また、床パネル以外、壁パネルに適用するも良
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部切欠き斜視図、第2図は第1図
−線での拡大断面図、第3図は施工例を示す概
略平面図、第4図は第3図−線での拡大断面
図、第5図及至第7図は夫々従来パネルの拡大断
面図である。 1……波形芯材、2……木質板材、3……石
膏、8……止付具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 波頭部及び波底部を平面に形成した波形芯材
    1の表裏両面に木質板材2,2を配置し、前記
    波頭部及び波底部に前記木質板材2,2を止付
    具8で固定すると共に、前記表裏の木質板材
    2,2と前記波形芯材1との間に形成される空
    〓部には石膏3が充填されている防振パネルの
    構造。 2 対象パネルが床用である実用新案登録請求の
    範囲第1項に記載の防振パネルの構造。
JP11518783U 1983-07-25 1983-07-25 防振パネルの構造 Granted JPS6023532U (ja)

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JP11518783U JPS6023532U (ja) 1983-07-25 1983-07-25 防振パネルの構造

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JP11518783U JPS6023532U (ja) 1983-07-25 1983-07-25 防振パネルの構造

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Publication Number Publication Date
JPS6023532U JPS6023532U (ja) 1985-02-18
JPH0329467Y2 true JPH0329467Y2 (ja) 1991-06-24

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JP11518783U Granted JPS6023532U (ja) 1983-07-25 1983-07-25 防振パネルの構造

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JPH0425947Y2 (ja) * 1987-12-23 1992-06-23

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JPS6023532U (ja) 1985-02-18

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