JPH0329466Y2 - - Google Patents

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JPH0329466Y2
JPH0329466Y2 JP18630084U JP18630084U JPH0329466Y2 JP H0329466 Y2 JPH0329466 Y2 JP H0329466Y2 JP 18630084 U JP18630084 U JP 18630084U JP 18630084 U JP18630084 U JP 18630084U JP H0329466 Y2 JPH0329466 Y2 JP H0329466Y2
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floor plate
plate member
panel
bent
flange
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JP18630084U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば、コンクリートスラグとの間
に配線、配管などのための空間を形成するべく、
このコンクリート上に載置された複数の脚に亘つ
て載架されるフリーアクセス床のパネルに関す
る。
〔従来の技術〕
この種のフリーアクセス床のパネルとしては、
格子状のリブを有する状態でダイカスト成形され
たアルミニウム製や中実の鉄板製或いは合板製の
ものが存在する。
これら従来のパネルのうち、アルミニウム製及
び鉄板製の場合は床としての強度を充分確保する
ことができるものの、重く、かつ、電線などを挿
通させるための孔加工に多大の手間を有する問題
があり、また、合板製の場合は、孔加工の容易化
と軽量化を図ることができるものの、前者の金属
性のものに比して強度面及び耐火面で大巾に劣る
問題がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案の目的は、強度向上と軽量化を図り乍ら
配線や配管などのための孔加工を容易に行うこと
ができ、しかも、耐火面で勝れた効果を有する有
用なフリーアクセス床のパネルを提供する点にあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案によるフリーアクセス床のパネルの特徴
構成は、周辺に下方への折曲げフランジを有する
板金製床板部材と周辺に上方への折曲げフランジ
を有する板金製床板部材とを、それら両者間に空
間を形成する状態で上方から嵌合して固着し、そ
のうちの下側床板部材には電線等の挿通用孔を形
成するとともに、前記挿通用孔の周縁部分を前記
上側床板部材に接当する状態にまで折曲げ加工
し、かつ、この折曲げ周縁部分を前記上側床板部
材の下面に固着した点にある。
上記特徴構成による作用・効果は次の通りであ
る。
〔作用〕
上下一対の板金製床板部材を閉ループ状に嵌合
固着したことにより、従来のアルミニウム製及び
鉄板製に比して軽量化を図り乍らも床として要求
される強度を充分確保することができる。しか
も、電線や配線などのための挿通孔を形成する箇
所を上側床板部材のみの一枚構造としたことによ
り、この孔加工を簡単な工具で迅速、容易に行う
ことができる。その上、前記下側床板部材の挿通
用孔周縁部分を折り曲げて上側床板部材に固着し
てあるが故に、前述のような挿通用孔を形成する
ことに伴う強度低下を抑制することができる。
〔考案の効果〕
従つて、上下一対の板金製床板部材を前述の如
く構成するだけの簡単かつ安価な改造をもつて、
従来の金属製パネルと同様に勝れた強度及び耐火
性を確保し乍らも、重量を可及的に軽減すること
ができ、しかも、配線や配管などのための孔加工
を能率良く容易に行い得るに至つた。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図乃至第3図で示すようにフリーアクセス
床のパネルPを構成するに、周辺に下方への折曲
げフランジ1aを有する平面視正四角形の板金製
床板部材1と、同じく周辺に上方への折曲げフラ
ンジ2aを有する平面視正四角形の板金製床板部
材2とを、これら両者1,2間に空間S1を形成す
る状態で上下から嵌合し、これら両床板部材1,
2の嵌合部分を溶接等の適宜手段で固着する。
前記下側床板部材2に電線等の挿通用孔3を形
成し、この挿通用孔3の周縁部分2bを前記上側
床板部材1に接当する状態にまで折曲げ加工する
とともに、前記折曲げ周縁部分2bを前記上側床
板部材1の下面に固着する。
更に、前記下側床板部材2には、前記上側床板
部材1の下面に接当する複数の平面視ほぼ直角三
角形状の凹入部2cをプレス成形して、これら隣
接凹入部2c,2c間に平面視ほぼ放射状のリブ
2dを形成するとともに、前記リブ2dのうち、
パネルPの対角線上に位置するリブ2dには、パ
ネル載置用脚4に対して接当することによりパネ
ルの載置位置を規制する位置規制用当たり部材2
eを打出し加工している。
前記上側床板部材1の折曲げフランジ1aは、
下端窄まりのテーパー状に構成されている。
尚、図中5は、前記上側床板部材1の上面に貼
り付けたカーペツトである。
そして、このように構成されたパネルPの複数
枚を、第4図、第5図で示す如く、コンクリート
スラグA上の複数の脚4に亘つて着脱自在に載置
することにより、コンクリートスラグAとパネル
Pとの間に配線、配管などのための空間S2を形成
した状態でフリーアクセス床を構成することがで
きるのである。
また、上述実施例のパネルPにおいて、上下一
対の板金製床板部材1,2が閉ループ状に嵌合固
着されていること、下側床板部材2の挿通用孔周
縁部分2bが折り曲げられて上側床板部材1に固
着されていること、ならびに、前記下側床板部材
2には凹入部2cが形成されていることとの相乗
りにより、上側床板部材のみの一枚構造箇所にお
いて電線や配線などのための挿通孔を容易に形成
することができるようにし乍らも、床としての強
度を充分確保することができるのである。
その上、前記上側床板部材1の折曲げフランジ
1aを下端窄まりのテーパー状に構成してあるが
故に、パネルPの並置作業を容易に行うことがで
きるばかりでなく、第6図で示すように、パネル
載置用脚4群のパネル載置レベルに少しバラツキ
がある場合でも、並設されたパネルP,Pの上面
隣接側辺間に大きな間隔が発生することを抑制す
ることができる。つまり、パネルP,Pの上面を
間隙の少ない連続面に形成することができるので
ある。
次に、別の実施例について説明する。
(イ) 第7図で示すように、前記下側床板部材2
の、前記脚4に対する載置面にゴムやスポンジ
等の弾性体6を貼り付ける。
(ロ) 前記両床板部材1,2を下側床板部材2のフ
ランジ2aが外側に位置する状態で嵌合させ
る。
(ハ) 第8図で示すように、前記上側床板部材1の
電線挿通用孔形成相当箇所に切断分離用の切れ
目1bを形成する。
(ニ) 第9図で示すように、前記下側床板部材1
に、パネル載置用脚4に対する位置規制用の凹
入部2fをプレス成形する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案に係るフリーアクセ
ス床のパネルの実施例を示し、第1図はパネルを
裏向けて下側床板部材がわからみた状態での斜視
図、第2図は第1図の−線断面図、第3図は
要部の拡大断面図、第4図、第5図は使用状態の
一例を示す平面図と断面図、第6図は別の使用状
態を示す断面図である。第7図乃至第9図は夫々
別の実施例を示し、第7図、第9図は断面図、第
8図は平面図である。 1,2……床板部材、1a,2a……折曲げフ
ランジ、2b……折曲げ周縁部分、2c……凹入
部、2e……位置規制用当たり部材、S1……空
間。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 周辺に下方への折曲げフランジ1aを有する
    板金製床板部材1と周辺に上方への折曲げフラ
    ンジ2aを有する板金製床板部材2とを、それ
    ら両者1,2間に空間S1を形成する状態で上方
    から嵌合して固着し、そのうちの下側床板部材
    2には電線等の挿通用孔3を形成するととも
    に、前記挿通用孔3の周縁部分2bを前記上側
    床板部材1に接当する状態にまで折曲げ加工
    し、かつ、この折曲げ周縁部分2aを前記上側
    床板部材1の下面に固着してあるフリーアクセ
    ス床のパネル。 2 前記下側床板部材2が前記上側床板部材1の
    下面に接当又は近接する凹入部2cを備えたも
    のである実用新案登録請求の範囲第1項に記載
    のフリーアクセス床のパネル。 3 前記両床板部材1,2の折曲げフランジ1
    a,2aのうち、外側に位置する折曲げフラン
    ジが下端窄まりのテーパー状に構成されたもの
    である実用新案登録請求の範囲第1項又は第2
    項に記載のフリーアクセス床のパネル。 4 前記下側床板部材2がパネル載置用脚4に対
    する位置規制の当たり部材2eを備えたもので
    ある実用新案登録請求の範囲第1項乃至第3項
    の何れかに記載のフリーアクセス床のパネル。
JP18630084U 1984-12-07 1984-12-07 Expired JPH0329466Y2 (ja)

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JPS61100738U JPS61100738U (ja) 1986-06-27
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0513861Y2 (ja) * 1986-07-23 1993-04-13
JPS6355256A (ja) * 1986-08-27 1988-03-09 ナカ工業株式会社 フロアパネル

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JPS61100738U (ja) 1986-06-27

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