JPH03294367A - インク、これを用いたインクジェット記録方法及び機器 - Google Patents

インク、これを用いたインクジェット記録方法及び機器

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JPH03294367A
JPH03294367A JP2408934A JP40893490A JPH03294367A JP H03294367 A JPH03294367 A JP H03294367A JP 2408934 A JP2408934 A JP 2408934A JP 40893490 A JP40893490 A JP 40893490A JP H03294367 A JPH03294367 A JP H03294367A
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    • C09B31/16Trisazo dyes
    • C09B31/22Trisazo dyes from a coupling component "D" containing directive hydroxyl and amino groups

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[0001]
【産業上の利用分野】
本発明は、インク、これを用いたインクジェット記録方
法、かかるインクを用いた機器に関し、更に詳しくは上
質紙・コピー用紙・ボンド紙・レポート用紙等の非塗工
用紙、いわゆる普通紙における印字濃度が高く、耐水性
が改良された記録液、更に被記録材がバインダーと顔料
からなる受容層を表面に有する塗工紙、いわゆるコート
紙に記録された画像の室内変色性も改良されたインク、
インクジェット記録方法、記録ユニット、インクジェッ
ト記録装置及びインクカートリッジに関する。 [0002]
【従来の技術】
従来、水溶性染料を水性媒体中に溶解した水性インクが
インクジェット記録用のインクとして用いられている。 これらの従来のインクにおいては(1)十分な濃度の画
像を与えること、(2)被記録材上での乾燥性がよいこ
と、702− 特開平3−294367 (5) (3)記録画像のにじみが少ないこと、(4)水、アル
コール等と接触しても記録画像の流れ出しがないこと、
又は流れ出しても十分判読可能なこと(耐水性)(5)
記録画像の耐光性に優れること、(6)ペン先やノズル
先端での目づまりを生じないこと、(7)連続記録した
ときや、長時間放置後の記録開始時、記録画像のかすれ
等の不具合を生じないこと(吐出安定性)、(8)保存
時、記録液が安定であること、(9)使用時、記録手段
を構成する部材と接触しても問題を起こさないこと、(
10)使用者の安全性に問題の無いこと、等が要求され
、更に熱エネルギーを利用するインクジェット記録方式
では上記要求項目に加えて (11)耐熱性に優れ、かつ熱エネルギー発生手段に悪
影響を与えないこと、が要求される。 [0003] 具体的な染料の例としては、例えば、インクジェット記
録法の分野では、モノカラー及びフルカラー画像の両方
でC,1,フードブラック2が主として使用されてきた
(特開昭59−93766号公報及び同59・−937
68号公報参照)[0004] C,1,フードブラック2を使用したインクは十分な濃
度の画像を与えるとり)う点で優れているが耐光性、耐
水性の点で問題を残していた。すなわり、印字物が長時
間光にさらされていたり複写機の近くに掲示されたりす
ると黒色が茶色に変色してしまい、画像品位が著しく劣
化してしまう。又、画像上に水をこぼしたことを想定し
たテストをしたとき、判読困難になってしまうという問
題があった[0005] 又、吐出安定性・画像の耐水性等を、染料構造中に少な
くとも1つの特定の構造単位を導入することにより改善
したインクが、特開平1−135880号公報703− 特開平3−294367 (5) に開示されている。更に、特開平1−193375号公
報には、被記録材に対する親和性が高く、定着性、耐水
性が優れており、普通紙に対して良好な印字品位を与え
る黒色の記録液が開示されている。特公昭62−010
274号公報には、吐出安定性・画像の耐光性等を考慮
した記録液が開示されている。 [0006] インクとしては、第一に記録システムに適応した性能が
求められ、その性能を満足したうえで第二に印字物とし
ての性能、すなわち品位・堅牢性の点で十分な性能を発
揮することが求められる。しかし、前記種々の要求性能
をすべて満足することは、前記公知例に見られるとおり
相当に困難なことである。 [0007] 印字品位は、染料自身の性能に依存するところもあるが
主にインク中の液媒体によるところが大きい。 [0008] 染料の性能に直接支配されるのは、印字物の堅牢性であ
る。堅牢性のうち特に耐光性は重要な問題であり、従来
から耐光性に優れた染料を選択することで解決が計られ
てきたのは上記のとおりである。 [0009]
【発明が解決しようとする課題】
従来はそれほど問題とされていなかったが、技術の進歩
により多くの問題が解決されてきた結果、注目されるよ
うになってきたのが変色の問題である。特に、多量に使
用される黒色インクにおいてはその影響が重大であり、
フルカラー画像の場合には、この変色により画像品質が
急激に低下してしまう。 [0010] この変色の問題は、直接日光の当たらない室内でも進行
し、又、画像を形成するための被記録材の種類にも依存
し、シリカ等を顔料として含む紙においては顕著である
。従来広く使用されてきたC、1. フードブラック2
では、この問題は解決できなかった。 [0011] 耐光性の良好な染料を選択することによって、C,1,
フードブラック2の欠704− 特開平3−294367 (7) 点を解決することも試みられており、普通紙においては
満足できるものができている。しかし、染料の発色性、
鮮明性、解像性等の画像品質を高めるために紙等の基材
上に顔料とバインダーとを含むインク受容層を形成した
いわゆるコート紙の場合には、普通紙上での問題が少な
いインクであっても著しい変色を示し、単に耐光性の良
好な染料の選択では解決できない問題であった。 [0012] したがって、本発明の目的は、前述のごとき一般的要求
性能を満たすとともに、更にコート紙上においても変色
の問題を生じない画像を与えることができる黒色のイン
ク、これを用いたインクジェット記録方法、かかるイン
クを用いた機器を提供することである。 [0013]
【課題を解決するための手段】
本発明の特徴とするところは、第1に、記録剤及びこれ
を溶解又は分散する液媒体を含むインクにおいて、前記
記録剤が下記一般式(1)で表わされることを特徴とす
るインクであり、 [0014]
【外3】 水酸基、低級アルキル基、低級アルコキシ基、00Mか
ら選択される基を表わし、Aは、アミノ基、 一803M及び−C 705− 特開平3−294367 (8) [0015]
【外4】 を表わし、R6R7は水素原子、水酸基及び低級アルコ
キシ基から選択される基を表わす。mは1又は2を、n
はO又は1を表わし、Mはアルカリ金属、アンモニウム
を表わす。) [0016] 第2に前記インクのpHが4〜10の範囲にある第1に
記載のインクであり、第3に、前記記録剤がインク全重
量の0. 1〜15%の範囲を占める第1に記載のイン
クであり、 第4に前記液媒体が、水と水溶性有機溶剤の混合溶媒を
含む第1に記載のインクであり、 第5に水の含有量がインク全重量の10〜97.5%を
占める第4に記載のインクであり、 第6に水溶性有機溶剤の含有量がインク全重量の2〜8
0%を占める第4に記載のインクである。 [0017] また、第7にインク滴を記録信号に応じてオリフィスか
ら吐出させて被記録材に記録を行うインクジェット記録
方法において、上記インクとして第1乃至6に記載のイ
ンクを使用することを特徴とするインクジェット記録方
法であり、第8に前記被記録材が非塗工用紙又は塗工紙
である第7に記載のインクジェット記録方法であり、 第9に、インクに熱エネルギーを作用させてインク滴を
吐出させる第7に記載のインクジェット記録方法である
。 706− T!開’F、13−:<Lj4ab/ (y%j)[0
018] 第10に、インクを収容したインク収容部、該インクを
インク滴として吐出させるためのヘッド部を備えた記録
ユニットにおいて、前記インクとして第1乃至6に記載
のインクを使用することを特徴とする記録ユニットであ
り、第11に、インクに熱エネルギーを作用させてイン
ク滴を吐出させる第10に記載の記録ユニットであり、 第12に、インク収容部がポリウレタンで形成されてい
る第10又は11に記載の記録ユニットである。 [0019] 第13に、インクを収容したインク収容部を備えたイン
クカートリッジにおいて、前記インクとして、第1乃至
6に記載のインクを使用することを特徴とするインクカ
ートリッジであり、 第14に、インク収容部が、ポリオレフィンで形成され
た接液面を有する第13に記載のインクカートリッジで
ある。 [00203 第15に、インクを収容したインク収容部と、該インク
をインク滴として吐出させるためのヘッド部を有する記
録ユニットを備えたインクジェット記録装置において、
前記インクとして、請求項1乃至6に記載のインクを使
用することを特徴とするインクジェット記録装置であり
、第16に、ヘッド部が、インクに熱エネルギーを作用
させてインク滴を吐出させるヘッドである第15に記載
のインクジェット記録装置であり、第17にインク収容
部が、ポリウレタンで形成されている第15又は16に
記載のインクジェット記録装置であり、 第18に、インク滴を吐出するための記録ヘッド、イン
クを収容したインク収容部を有するインクカートリッジ
及び該インクカートリッジから記録ヘッドにインクを供
給するためのインク供給部を備えたインクジェット記録
装置において、前記インクとして、第1乃至6に記載の
インクを使用することを特徴とするインクジェット記録
装置であり、 第19に、記録ヘッドが、インクに熱エネルギーを作用
させてインク滴を吐出707− 特開平3−294367 (10) させるヘッドである第18に記載のインクジェット記録
装置であり、第20に、インク収容部が、ポリオレフィ
ンで形成された接液面を有する第18又は19に記載の
インクジェット記録装置である。 [00213 次に好ましい実施態様を上げて本発明を更に詳しく説明
する。 [0022] 本発明で使用する染料は、いずれもスルホン酸基等の水
溶性基のNa塩が一般的であるが、本発明ではNa塩に
限定されず、K、L 1SNH3、アルコールアミン等
の有機アミン等の塩でも同等の効果が得られるものであ
り、本発明は、これらの塩も含むものである。 [0023] 上記一般式(1)で表わされる染料の好ましい具体例と
しては下記の染料が挙げられる。 [0024]
【外5】 [0025]
【外6】 708−
【外7】
【外8】
【外9】 例5 [0026] [0027] [0028] 709− 特開平3−294367 (11) 喧J1剛士d−ごJ’h5t)/ (1(〕[0029
【外103 [00303 【外11] 例7 [0031] 【外12】 例8 [0032] 上記染料の製造は以下の操作で行われる。 [0033] 合成例1 例1の染料を細田豊著「理論製造染料化学」に記載され
る常法に従い次の通り710− 特開平3−294367 (13) 合成される。 [0034] 1−アミノ−2−エトキシナフタレン−6−スルホン酸
を常法によりジアゾ化し、J酸とpH8〜9でカッフ刃
ングさせる。更に亜硝酸ソーダでジアゾ化し、これをジ
メトキシアニリンとカップリングさせ、その上で亜硝酸
ソーダでジアゾ化する。このジアゾ化液を1−アミノ−
2−メトキシベンゼン−5−スルホン酸の中性水溶液に
加えて、4時間撹拌する。塩化ナトリウムを加えて染料
を塩析、ろ取する。この操作をくり返し、不純物を除去
した後、限外濾過装置(サルトリウム社製)を用いて脱
塩精製し例1の染料を得た。 [0035] 合成例2 例4のナトリウム塩型の染料を合成例1と同様、ジアゾ
化−カッブリング反応をくり返して合成する。その後、
強酸性イオン交換樹脂を用いて染料分子中のスルホン酸
基を遊離酸型に変え、モノエタノールアミンで中和して
例4の染料を得た。 [0036] 本発明のインクにおける上記染料の使用量に関しては、
特に制限するものではないが、−数的には、インク全重
量の0.1〜15重量%、好ましくは0.5〜10重量
%、更に好ましくは0.5〜6重量%を占める量が好適
である。 [0037] 本発明のインクに使用するのに好適な水性媒体は、水又
は水と水溶性有機溶剤との混合溶媒である。 [0038] 水としては、種々のイオンを含有する一般の水ではなく
、脱イオン水を使用するのが好ましい。 [0039] 水と混合して使用される水溶性有機溶剤としては、例え
ば、メチルアルコールエチルアルコール、n−プロピル
アルコール、イソプロピルアルコール、n −ブチルア
ルコール、5ec−ブチルアルコール、tert−ブチ
ルアルコール、711− 特開平3−294367(14) イソブチアルコール、n−ペンタノール等の炭素数1乃
至5のアルキルアルコール類;ジメチルホルムアミド、
ジメチルアセトアミド等のアミド類;アセトン、ジアセ
トンアルコール等のケトン又はケトアルコール類;ジオ
キサン類の環状エーテル類;ポリエチレングリコール、
ポリプロピレングリコール等のポリアルキレングリコー
ル類;エチレングリコール、プロピレングリコール、ブ
チレングリコール、トリエチレングリコール、1,2.
6−ヘキサンドリオール、チオジグリーコール、ヘキシ
レングリコール、ジエチレングリコール等のアルキレン
基が2乃至6個の炭素原子を含むアルキレングリコール
類;グリセリン;エチレングリコールモノメチル(又は
エチル)エーテル、ジエチレングリコールモノメチル(
又はエチル)エーテル、トリエチレングリコールモノメ
チル(又はエチル)エーテル等の多価アルコールの低級
アルコール類;トリエチレングリコールジメチル(又は
エチル)エーテル、テトラエチレングリコールジメチル
(又はエチル)エーテル等の多価アルコールの低級ジア
ルキルエーテル類:スルホラン、N−メチル−2−ピロ
リドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン等が
挙げられる[00403 以上のごとき有機溶剤から適当なものを選択して使用す
るが、特にインクの目詰まり防止にはギリセリン又は重
合度3乃至6のポリエチレンオキシドがよく、画像濃度
及び吐出安定性の点では含窒素環状化合物又はポリアル
キレンオキシドのエーテル化合物がよく、更に周波数応
答性には低級アルコールや界面活性剤の使用が好ましい
。したがって、本発明において好ましい溶媒組成は水の
ほかに上記のごとき各主成分を含む組成である。 [00413 インク中の上記水溶性有機溶剤の含有量は一般的にはイ
ンクの全重量の2乃至80重量%、好ましくは3乃至7
0重量%より、好ましくは4乃至60重量%の範囲であ
る。 [0042] 又、使用する水はインク全体の一般的には10〜97.
5重量%、好ましくは35重量%以上、より好ましくは
45重量%以上を占める割合であり、水の量が712− 特開平3−294367 (15) 少ないと形成された画像中に低揮発性の有機溶剤が多く
残り、染料のマイグレーション、画像のみじみ等の問題
が生じるので好ましくない。 [0043] 又本発明のインクは、上記の成分以外に必要に応じて、
pH調整剤、粘度調整剤、表面張力調整剤等を含みうる
。pH調整剤としては、例えば、ジェタノールアミン、
トリエタノールアミン等の各種有機アミン、水酸化ナト
リウム、水酸化リチウム、水酸化カリウム等のアルカリ
金属の水酸化物等の無機アルカリ塩、酢酸リチウム等の
有機酸塩、有機酸や鉱酸等が挙げられる。 [0044] 以上のごとき本発明のインクは、25℃における粘度が
1乃至20cps、好ましくは1乃至15cpsで、表
面張力が30 d y n / c m以上、好ましく
は40 d y n / c m以上で、pHが4乃至
10程度の物性を有するのが好ましい。 [0045] 本発明のインクが使用される記録方法は、方式としてイ
ンクジェット方式が効果的であり、被記録材としては鮮
明性、解像性に優れた画像を必要とするときはコート紙
を用いることが効果的である。 [0046] 本発明において使用する被記録材は、一般の普通紙(例
えば上質紙や中質紙、ボンド紙)、コート紙、oHP用
のプラスチックフィルム等いずれの被記録材でも使用す
ることができるが、特にコート紙を用いた場合に顕著な
効果が奏される。一般にコート紙は、上質紙を基材とし
て、その表面に顔料とバインダーとからなるインク受容
層を設けたものであるが、ここでは、インク受容層中に
基材である紙の繊維が混在している紙も含む。 [0047] 本発明のインクは、熱エネルギーによるインクの発泡現
象によりインクを吐出させるタイプのインクジェット記
録方法に適用する場合に特に好適であり、吐出が極めて
安定となり、サテライトドツトの発生等が生じないとい
う特徴がある。 但しこの場合には、熱的な物性値(例えば、比熱、熱膨
張係数、熱伝導率等)を調整する場合もある。 713− 特開平3−294367(16) [0048] 本発明のインクは、熱エネルギーの作用により液滴を吐
出させて記録を行うインクジェット記録方法にとりわけ
好適に用いられるが、一般の筆記具用としても使用でき
ることはいうまでもない。 [0049] 本発明のインクを用いて記録を行うのに好適な方法及び
装置としては、記録ヘッドの室内のインクに記録信号に
対応した熱エネルギーを与え、該熱エネルギーにより液
滴を発生させる方法及び装置が挙げられる。 [0050] その装置の主要部であるヘッド構成例を図1乃至図3に
示す。 [00513 ヘッド13はインクを通す溝14を有するガラス、セラ
ミックス又はプラスチック板等と、感熱記録に用いられ
る発熱ヘッド15(図ではヘッドが示されてし)るが、
これに限定されるものではない)とを接着して得られる
。発熱ヘッド15は酸化シリコン等で形成される保護膜
16、アルミニウム電極17−1.17−2、ニクロム
等で形成される発熱抵抗体層18、蓄熱層19、アルミ
ナ等の放熱性の良い基板20よりなっている。 [0052] インク21は吐出オリフィス(微細孔)22まで来てお
り、圧力Pによりメニスカス23を形成している。 [0053] 今、電極17−1.17−2に電気信号が加わると、発
熱ヘッド15のnで示される領域が急激に発熱し、ここ
に接しているインク21に気泡が発生し、その圧力でメ
ニスカス23が突出し、インク21が吐出し、オリフィ
ス22より記録小滴24となり、被記録材25に向かっ
て飛翔する。図3には図1に示すヘッドを多数並べたマ
ルチヘッドの外観図を示す。該マルチヘッドはマルチ溝
26を有するガラス板27と、図1に説明したものと同
様な発熱ヘッド28を密着して製作されている。 714− 特開平3−294367 (17) [0054] 尚、図1は、インク流路に沿ったヘッド13の断面図で
あり、図2、図1のA−B線での切断面である。 [0055] 図4に、かかるヘッドを組み込んだインクジェット記録
装置の1例を示す。 [0056] 図4において、61はワイピング部材としてのブレード
であり、その一端はブレード保持部材によって保持され
て固定端となり、カンチレバーの形態をなす。 ブレード61は記録ヘッドによる記録領域に隣接した位
置に配設され、又、本例の場合、記録ヘッドの移動経路
中に突出した形態で保持される。62はキャップであり
、ブレード61に隣接するホームポジションに配設され
、記録ヘッドの移動方向と垂直な方向に移動して吐出口
面と当接し、キャッピングを行う構成を備える。更に6
3はブレード61に隣接して設けられるインク吸収体で
あり、ブレード61と同様、記録ヘッドの移動経路中に
突出した形態で保持される。上記ブレード61、キャッ
プ62、吸収体63によって吐出回復部64が構成され
、ブレード61及び吸収体63によってインク吐出面に
水分、塵埃等の除去が行われる。 [0057] 65は吐出エネルギー発生手段を有し、吐出口を配した
吐出口面に対向する被記録材にインクを吐出して記録を
行う記録ヘッド、66は記録ヘッド65を搭載して記録
ヘッド65の移動を行うためキャリッジである。キャリ
ッジ66はガイド軸67と慴動可能に係合し、キャリッ
ジ66の一部はモータ68によって駆動されるベルト6
9と接続(不図示)している。これによりキャリッジ6
6はガイド軸67に沿った移動が可能となり、記録ヘッ
ド65による記録領域及びその隣接した領域の移動が可
能となる。 [0058] 51は被記録材を挿入するための給紙部、52は不図示
のモータにより駆動される紙送りローラである。これら
の構成によって記録ヘッドの吐出口面と対向する位置へ
被記録材が給紙され、記録が進行するにつれて排紙ロー
ラ53を配した715− 特開平3−294367 (j9) 排紙部へ排紙される。 [0059] 上記構成において記録ヘッド65が記録終了等でホーム
ポジションに戻る際、ヘッド回復部64のキャップ62
は記録ヘッド65の移動経路から退避しているが、ブレ
ード61は移動経路中に突出している。この結果、記録
ヘッド65の吐出口面がワイピングされる。尚、キャッ
プ62が記録ヘッド65の吐出面に当接してキャッピン
グを行う場合、キャップ62は記録ヘッドの移動経路中
に突出する様に移動する。 [0060] 記録ヘッド65がホームポジションから記録開始位置へ
移動する場合、キャップ62及びブレード61は上述し
たワイピング時の位置と同一の位置にある。この結果、
この移動においても、記録ヘッド65の吐出口面はワイ
ピングされる。 [00613 上述の記録ヘッドのホームポジションへの移動は、記録
終了時や吐出回復時ばかりでなく、記録ヘッドが記録の
ために記録領域を移動する間に所定の間隔で記録領域に
隣接したホームポジションへ移動し、この移動に伴って
上記ワイピングが行われる。 [0062] 図5は、ヘッドにインク供給部材、例えばチューブを介
して供給されるインクを収容したインクカートリッジの
一例を示す図である。ここで40は供給用インクを収容
したインク収容部、例えばインク袋であり、その先端に
はゴム製の栓42が設けられている。この栓42に針(
不図示)を挿入することにより、インク袋40中のイン
クをヘッドに供給可能ならしめる。44は廃インクを受
容するインク吸収体である。 [0063] インク収容部としては、インクとの接液面がポリオレフ
ィン、特にポリエチレンで形成されているものが本発明
にとって好ましい。 [0064] 本発明で使用されるインクジェット記録装置としては、
上記のごときヘッドと716− 特開平3−294367 (19) インクカートリッジとが別体となったものに限らず、第
5図に示すごときそれらが一体になったものにも好適に
用いられる。 [0065] 図6において、70は記録ユニットであって、この中に
はインクを収容したインク収容部、例えば、インク吸収
体が収納されており、かかるインク吸収体中のインクが
複数のオリフィスを有するヘッド部71からインク滴と
して吐出される構成になっている。インク吸収体の材料
としては、ポリウレタンを用いることが本発明にとって
好ましい。 [0066] 72はカートリッジ内部を大気に連通させるための大気
連通口である。 [0067] この記録ユニット70は、図4で示す記録ヘッドに代え
て用いられるものであって、キャリッジ66に対し着脱
自在になっている。 [0068]
【実施例】
次に、実施例及び比較例を挙げて更に詳細に説明する。 尚、文中、%とあるのは特に断りのないかぎり重量基準
である。又文中pHとあるのは、インクを調整した後の
水素イオン濃度(pH)を示す。 [0069] 実施例l N001の染料 4% ジエチレングリコール 30% イオン交換水 66% pH6,5 [0070] 実施例2 NO12の染料 3% ジエチレングリコール 20% ポリエチレングリコール(平均分子量300)   1
0%717− イオン交換水 67% pH5,1 [0071] 実施例3 No、3の染料 3% ジエチレングリコール 15% N−メチル−2−ピロリドン 15% イオン交換水 67% pH8,5 [0072] 実施例4 NO04の染料 2% トリエチレングリコール 28% イオン交換水 70% pH9,4 [0073] 実施例5 NO45の染料 3% ジエチレングリコール 20% エチルアルコール 5% イオン交換水 72% pH7,3 [0074] 実施例6 NO06の染料 3% ジエチレングリコール 20% エチルアルコール 5% イオン交換水 72% pH6,8 718− 特開平3−294367 (2G) 特開平3−294367 (21) [0075] 実施例7 NO18の染料 4% ジエチレングリコール 15% N−メチル−2−ピロリドン 15% イオン交換水 66% pH4,9 [0076] 実施例8 NO17の染料 4% ジエチレングリコール 30% イオン交換水 66% pH6,3 [0077] 上記の各成分を容器の中で十分混合溶解し、孔径0.2
2μmのテフロンフィルターで加圧濾過して本発明のイ
ンクとした。 [0078] これらのインクを発熱素子をインクの吐出エネルギー源
として利用したインクジェットプリンターBJ−130
A(キャノン製、ノズル数48本)に搭載して下記の被
記録材A、B及びCに15mmX30mmのベタ印字を
した。その後、変褪色の促進法として、オゾン濃度が3
±2ppmの範囲に保たれる遮光された槽内に印字物を
120分間放置して、試験前後の印字物の色差ΔE 8
bを測定(JIS  Z  8730に準拠)したとこ
ろ、いずれの場合もΔE abは10以下で、変褪色の
程度は少なく良好な結果が得られた。 [0079] 被記録材A:シャープ製インクジェットプリンター(I
O−730)用指定紙(コート紙) 被記録材B:キヤノン製ピクセルプロ用指定紙(コート
紙)被記録材C:ヒューレットパッカード社製ペイント
ジェット用指定紙(コート719− 特開平3−294367 (22) 紙) [00803 更に、これら記録液と前記プリンターを用いてA4(1
500字71枚)サイズ1000枚相当連続吐出した後
被記録材Bに英数文字を印字させた処、文字のカスレ、
カケ等は見られず良好な印字品位であった。 [0081] 又、プリンタにて10分間連続印字した後、10分間放
置し、再び英数文字を印字し、目詰まりを生じるかテス
トしたところ全く目詰まりせず、英数文字にカスレ、カ
ケ等は見られなかった。 [0082] 尚、比較のために実施例と同様に下記の成分を混合して
インクを調製し、上記と同様の記録装置によって被記録
材A及びB、Cにベタ印字した。この印字物を用い、上
記のオゾン試験槽にて同様の試験を行ったところ、いず
れの場合もΔEabは20以上を示し変色の程度が大き
かった。 [0083] 比較例I C,1,フードブラック24% [0084]
【外13】 ジエチレングリコール 30% イオン交換水 66% [0085] 比較例2 C,1,ダイレクトブラック51 3% 720− 1ffllt110 4J″jL)υI (t3) [0086]
【外14】 ジエチレングリコール 20% ポリエチレングリコール(平均分子量300)イオン交
換水 67% [0087] 比較例3 C,1,ダイレクトブラック913% [0088]
【外15】 10% ジエチレングリコール 15% N−メチル−2−ピロリドン 15% イオン交換水 67% [0089]
【効果】
インク中の染料として、上記一般式(1)の染料を使用
することにより、普通紙上での印字物に要求される性能
を満たすとともに、コート紙上での変色の少ない画像を
与える記録液を得ることができる。更に、画像品位が高
く、解像性に優れ、カリ変色が少なく堅牢性に優れた画
像を提供することができる。 721− [00903 又、本発明のインクは、記録液のpHが4〜10中性付
近でも上記特性を十分に発揮するため、特開昭56−5
7862号公報に記載されているような強アルカリ性物
質の添加を必要とせず、安定性の面でも好ましい。 [0091] 更に、本発明のインクは、熱エネルギーの作用により記
録液を吐出させるインクジェット記録方法に適用しても
、そのヒーター上に付着物を発生することがなく、安定
して長時間使用できるものである。又、保存中に物性値
変化あるいは固形分の析出を生じることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 インクジェット記録装置のヘッド部の縦断面図である。
【図2】 インクジェット記録装置のヘッド部の横断面図である。
【図3】 図1に示したヘッドをマルチ化したヘッドの外観斜視図
である。
【図4】 インクジェット記録装置の一例を示す斜視図である。
【図5】 インクカートリッジの縦断面図である。
【図6】 記録ユニットの斜視図である。 722−
【書類芯】
図面
【図1】 β 723− 特開平3−294367 (25)
【図2】 −724− 特開平3−294367(25)
【図3】 −725− 特開平3−294367(27)
【図4】 −726− 特開平3−294367 (2B)
【図5】 −727− 特開平3−294367 (29)
【図6】 −728− 特開平3−294367 (30)

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録剤及びこれを溶解又は分散する液媒体
    を含むインクにおいて、前記記録剤が下記一般式(1)
    で表わされることを特徴とするインク。 【外1】 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) (但し、R^1、R^2は低級アルキル基、低級アルコ
    キシ基、、−NHCOCH_3、−COOM及び−SO
    _3Mから選択される基を表わし、R^3、R^4、R
    ^5は水素原子、水酸基、低級アルキル基、低級アルコ
    キシ基、アミノ基、−SO_3M及び−COOMから選
    択される基を表わし、Aは、 【外2】 ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ を表わし、R^6、R^7は水素原子、水酸基及び低級
    アルコキシ基から選択される基を表わす。mは1又は2
    を、nは0又は1を表わし、Mはアルカリ金属、アンモ
    ニウムを表わす。)
  2. 【請求項2】前記インクのpHが4〜10の範囲にある
    請求項1に記載のインク。
  3. 【請求項3】前記記録剤がインク全重量の0.1〜15
    %の範囲を占める請求項1に記載のインク。
  4. 【請求項4】前記液媒体が水と水溶性有機溶剤の混合溶
    媒を含む請求項1に記載のインク。
  5. 【請求項5】水の含有量がインク全重量の10〜97.
    5%を占める請求項4に記載のインク。
  6. 【請求項6】水溶性有機溶剤の含有量がインク全重量の
    2〜80%を占める請求項4に記載のインク。
  7. 【請求項7】インク滴を記録信号に応じてオリフィスか
    ら吐出させて被記録材に記録を行うインクジェット記録
    方法において、上記インクとして、請求項1乃至6に記
    載のインクを使用することを特徴とするインクジェット
    記録方法。
  8. 【請求項8】前記被記録材が非塗工用紙又は塗工紙であ
    る請求項7に記載のインクジェット記録方法。
  9. 【請求項9】インクに熱エネルギーを作用させてインク
    滴を吐出させる請求項7に記載のインクジェット記録方
    法。
  10. 【請求項10】インクを収容したインク収容部、該イン
    クをインク滴として吐出させるためのヘッド部を備えた
    記録ユニットにおいて、前記インクとして、請求項1乃
    至6に記載のインクを使用することを特徴とする記録ユ
    ニット。
  11. 【請求項11】インクに熱エネルギーを作用させてイン
    ク滴を吐出させる請求項10に記載の記録ユニット。
  12. 【請求項12】インク収容部が、ポリウレタンで形成さ
    れている請求項10あるいは11に記載の記録ユニット
  13. 【請求項13】インクを収容したインク収容部を備えた
    インクカートリッジにおいて、前記インクとして、請求
    項1乃至6に記載のインクを使用することを特徴とする
    インクカートリッジ。
  14. 【請求項14】インク収容部が、ポリオレフィンで形成
    された接液面を有する請求項13に記載のインクカート
    リッジ。
  15. 【請求項15】インクを収容したインク収容部と、該イ
    ンクをインク滴として吐出させるためのヘッド部を有す
    る記録ユニットを備えたインクジェット記録装置におい
    て、前記インクとして、請求項1乃至6に記載のインク
    を使用することを特徴とするインクジェット記録装置。
  16. 【請求項16】ヘッド部が、インクに熱エネルギーを作
    用させてインク滴を吐出させるヘッドを含む請求項15
    に記載のインクジェット記録装置。
  17. 【請求項17】インク収容部が、ポリウレタンで形成さ
    れている請求項15あるいは16に記載のインクジェッ
    ト記録装置。
  18. 【請求項18】インク滴を吐出するための記録ヘッド、
    インクを収容したインク収容部を有するインクカートリ
    ッジ及び該インクカートリッジから記録ヘッドにインク
    を供給するためのインク供給部を備えたインクジェット
    記録装置において、前記インクとして、請求項1乃至6
    に記載のインクを使用することを特徴とするインクジェ
    ット記録装置。
  19. 【請求項19】記録ヘッドが、インクに熱エネルギーを
    作用させてインク滴を吐出させるヘッドである請求項1
    8に記載のインクジェット記録装置。
  20. 【請求項20】インク収容部が、ポリオレフィンで形成
    された接液面を有する請求項18又は19に記載のイン
    クジェット記録装置。
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