JPH03294029A - パンチプレスの金型管理システム - Google Patents

パンチプレスの金型管理システム

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JPH03294029A
JPH03294029A JP9415190A JP9415190A JPH03294029A JP H03294029 A JPH03294029 A JP H03294029A JP 9415190 A JP9415190 A JP 9415190A JP 9415190 A JP9415190 A JP 9415190A JP H03294029 A JPH03294029 A JP H03294029A
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die
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はパンチプレスの金型管理システムに関する。
(従来の技術) 周知の通り、マルチパンチプレス、例えばタレットパン
チプレスでは、タレット上に多数の金型を装着可能の金
型装着ステーションを有し、任意の金型装着ステーショ
ンに任意の金型を装着した状態でNCプログラムで指定
された金型装着ステージジンを所定の加工位置に割り出
しつつ割り出された金型で順次プレス加工を行う。
したがって、このようなタレットパンチプレスでは、こ
れから加工を行うNCプログラムについての使用金型を
作業票などで確認し、各使用金型がNCプログラムで指
定された金型装着ステーションに装着されているように
適宜金型交換されなければならない。
金型交換は、金型を所定のステーションに装着するに止
まらず、金型の形状、寸法の確認、配置角度の確認、ダ
イのパンチ径に対する差であるクリアランスの確認等の
確認作業が必要である。
そこで、従来は、金型交換するに際し、まずNCプログ
ラムに使用されている金型とタレット上の各金型装着ス
テーションに装着されている金型とを対比するため、現
在装着されている金型とこれから使用する金型とを比較
できる一覧表などを手作業で作成した上で、−単位の加
工動作の終了後、プレス動作を休止させ、タレットを回
転させ、現在装着金型の形状、寸法、クリアランス、配
置角度を確認しつつ、所定のステーションから不要金型
を取り外し、必要金型を取付け、配置角度を合わせてい
た。
このとき、これら作業における金型確認作業を容易化す
るために、タレット上のステーションを金型の形状、寸
法を変更しない固定ステーションエリアと、金型の形状
、寸法を変動可能の変動ステーションエリアとに分け、
変動ステーションエリアでのみ金型交換することも行わ
れて(・た。
また、タレットパンチプレス機の金型交換位置付近に、
作業者により書き換え可能なタレットレイアウト表を設
けたりしていた。
しかし、タレット上のステーションを固定ステーション
エリアと変動ステーションエリアとに分ける場合には、
変動可能のステーションが規定されるので、金型を取付
は困難な場合が生じ、フレキシブルな生産に支障を来た
すことがあるという問題点がある。
また、タレットレイアウト表は、作業者により手入力で
作成されるため、記入ミスや記入洩れを生じることがあ
り、それを気付かずに加工すると、誤った金型により不
良品を作ってしまうことがあるという問題がある。
一方、現在使用されていない金型は、通常、工具収納棚
を用意し、金型形状、サイズごとに区分けし、金型を整
然と保管する様になっているが、作業者のミスにより、
間違った棚に金型を収納した場合、その金型を検索する
のに多くの時間を要する。また、金型保有数が多くなる
と、棚からの検索時間に多くの時間を要するという問題
がある。
(発明が解決しようとする課題) 上記の如〈従来よりのパンチプレスの金型交換は、タレ
ットを回転させ、1個づつ金型の形状、寸法、クリアラ
ンス、配置角度を確認しつつ金型交換してゆくという方
式であったため、特に、交換すべき金型の検索作業と各
金型の確認作業が大変で、金型交換時間が多大となり、
機械の稼働率を低下させているという問題点があった。
また、確認事項が多数で、煩雑であるので、誤った金型
を取り付けてしまう恐れがあるという問題点があった。
さらに、現在使用されていない金型を収納する装置は、
単に金型を収納保存すると1)うだけのものであった。
そこで、本発明は、金型交換に必要な交換金型の検索作
業及び交換時の金型の確認作業の多くを金型収納装置と
の関連で自動的に行うことができ、作業者が行わなけれ
ばならない事項を大幅に簡略化し、もって段取り時間を
低減し、機械の生産性向上を図ることができるパンチプ
レスの金型管理システムを提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するための本発明は、台上に多数の金型
装着ステーションを設け任意の金型装着ステージジンに
任意の金型を装着した上でNCプログラムにて指定され
た金型装着ステーションを所定の加工位置へ割り出しつ
つ所定の金型で所定のプレス加工を行うパンチプレスの
金型管理システムにおいて、 前記パンチプレスで使用する金型を適宜金型取り出し口
または金型収納口へ割り出し可能の態様で多数の金型を
収納保存する金型収納装置と、前記NCプログラムを事
前に入力し、前記パンチプレスの現在金型保有状況を参
照することにより、当該NCプログラムの実行で必要と
なる金型を事前に準備すべく前記金型収納装置に報知す
る事前処理装置と、を備えたことを特徴とする。
また、前記事前処理装置は、前記パンチプレスの現在金
型保有状況としての全金型装着ステーションに対する金
型取付は状態を示す金型装着リストと、前記NCプログ
ラムの実行で必要となる金型使用状態を示す使用金型リ
ストとを比較し、NCプログラムのステーション番号の
変更と、前記台上での金型入れ換えと、金型配置角の変
更と、新規金型の装着とを定め、金型交換作業のための
交換金型リストを作成することを特徴とする。
また、前記事前処理装置は、前記金型収納装置の制御装
置に連結されることを特徴とする。
また、前記パンチプレスの近くには、該パンチプレスを
制御するNC装置と連絡され、前記事前処理装置が作成
した交換金型リストを用いて金型交換作業の支援を行う
金型交換支援装置が配置されることを特徴とする。
(作用) 本発明のパンチプレスの金型管理システムでは、パンチ
プレスの動作状態とは関係なく、該パンチプレスが次に
行う加工のためのNCプログラムを先読みし、次に必要
となる金型を事前に準備する。
また、この事前準備を行う事前処理装置では、金型交換
作業をより容易にするよう、NCプログラムの金型装着
ステーションの番号を変更し、金型入れ換え、配置角度
の変更、そして新規金型の装着を定め、交換金型リスト
を作成し、新規金型については金型収納装置に対して金
型取り出し指令を与え、NC装置に対しては金型装着ス
テーション番号を変更した更新プログラムを与え、金型
交換支援装置に対しては交換作業の内容を示した交換金
型リストを与えることができ、金型交換作業を一層単純
化することができる。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例に係るパンチプレスの金型管
理システムの配置構成を示す説明図である。
図において、加工ライン上に配置されるタレットパンチ
プレス機1に対しては、自動プログラミング装置(CA
D/CAM)2と、ツーリングタワー本体3が設けられ
、各装置は相互に通信回線4 (4−1,4−2・・・
4−5)を介して接続されている。回線4−2.4−3
.4−4はダイレフ)NC(DNC)制御のための回線
を示す。これら通信回線4は、適宜ICカードなど記憶
媒体で置きhえることが可能である。金型交換が不要で
ある場合には、NCプログラムは自動プログラミング装
W2から回線4−2を介してタレットパンチプレスに供
給される。また、金型交換要の場合には、回線4−3を
介して事前処理装置9に送られる。
前記パンチプレス機1には、NC装置5が接続され、該
NC装置5には金型交換支援装置6が適宜コネクタ7を
介して接続されるようになっている。
前記ツーリングタワー本体3には、タワー制御装置8が
接続され、該装置8には、事前処理装置9が接続されて
いる。
前記タワー制御装置8及び金型交換支援装置6には、各
金型に取付けられたバーコードを読み取るペン型の金型
認識用センサ10A(タワー側)。
10B(支援装置側)が接続されている。
自動プログラミング装置2及びタレットパンチプレス機
1は、1つのツーリングタワーに対し複数とされること
もある。
上記配置において、作業者11は、ツーリングタワー本
体3の前に位置し、タワー制御装置8の指令に従って所
要の金型を取り出し、これを例えば台車上に載せ、タレ
ットパンチプレス機1の前に持って行き、タレットパン
チプレス機1の現在行っている加工が終了した後、金型
交換支援装置6を適宜の位置へ配置して、その指示に従
って金型交換作業を行うことになる。ただし、タレット
パンチプレスに自動工具交換装置(ATC)が付属され
、このATCに複数個の金型を事前にセット可能とされ
る場合には、タレットパンチプレスが稼働中でも、事前
に金型設定可能である。
以下、各部材の詳細を示し、全体構成を明らかにする。
第2図を参照するに、本実施例で用いるタレットパンチ
プレス機1は、いわゆるブリッジ構造のフレーム12を
有し、このフレーム12内に垂直軸の回りに回動可能の
上タレット13及び下タレット14を備えて成る。
上下タレット13.14は、多数の金型装着ステーショ
ンを備えて成る。一般には、上タレット13にはパンチ
が装着され、下タレット14にはダイか装着される。
113図にタレット13(14)の平面図を示す。
本例では、金型装着ステーシツンの番号S (i)は、
内側トラック上にあるものを100番台で、中間トラッ
ク上にあるものを200番台で、外側トラック上にある
ものを300番台で示している。
再度第2図において、各金型装着ステーションS (i
)に装着された金型は、上タレット13の上方に位置す
るラム(ストライカ)15の直下に割り出され、両タレ
ット13.14の間に案内されるワークWに所定の加工
を行う。ワークWはワーククランプ装置16に把持され
てテーブル17上で案内されるようになっている。
一方、前記タレット13.14の外方のフレーム部分に
は、安全上適宜カバーが設けられており、このカバーを
開けることにより、その位置でタレット13,14上に
装着された金型を交換し、あるいはその配置角度を変更
することが可能となる。
本例では、カバーの前面を金型交換位置(TCP)と称
す。
前記金型交換位置(TCP)付近には、その底面にキャ
スタを備え地上を移動自在とした金型交換支援装置6が
設けられている。また、金型交換位置(TCP)付近に
は、交換すべき金型を載せた台車18を配置可能となっ
ている。
第4図は、タレット13.14上でのパンチ及びダイめ
取付構造を示す説明図である。
図において、本例の上下タレット13.14には、2個
のパンチ19.20と、これらに対応するダイ21.2
2が取付けられている。ただし、パンチ19及びダイ2
1はステーションへの挿入前の状態を、これより内側の
パンチ20及びダイ22は挿入後の状態を示している。
パンチ19.20は、パンチ本体23の上部にフランジ
部24を有し、このフランジ部24の上方にウレタン製
のストリップ用ばね25を介してパンチへラド26を備
えている。
前記パンチ19.20を取付けるべきタレット13のス
テーションには、パンチ19.20のフランジ部24の
底面と接触し、前記ばね25より弱い力でパンチ19.
20の本体23を持ち上げるリフタ27が内蔵されてい
る。また、タレット13の側面には位置決めピン28に
嵌合されるビン穴29が設けられている。
一方、ダイ21.22は、ダイホルダ30を介してダイ
スチーシランに挿入されるようになっている。
したがって、ビン28をピン穴29に挿入することによ
り、タレット13(14)の位置決めを行うことができ
る。また、挿入されたパンチ20及びダイ22を用い、
パンチ20のヘッド26を前記ストライカ15で下方に
押し下げることにより、まずリフタ27を下降させ、両
タレット13゜14間に介在されたワークWをダイ22
の頭部で押え込んだ後、強い力でスリトップ用ばね25
を押し下げることにより、穴明は加工などプレス加工を
行うことができる。穴明は後は、リフタ27で7−クW
を押え込んだ状態で金型本体23を持ち上げるので、パ
ンチ先端をワークの打抜き穴から容易に抜き去ることが
できる。
前記パンチ19.20のパンチ本体23の一位置には、
ドグとしてのマグネットMgが埋め込まれている。また
ダイ21.22の下方フランジ部にもドグとしてのマグ
ネットMgが埋め込まれている。
サラニ、前記タレット13のパンチ挿入孔の底面には、
前記パンチ19.20を挿入した状態で前記マグネット
Mgを検出するためのリング状の角度検出用センサSe
が設けられている。同様に、下タレット14のダイ挿入
孔の底部にも、ダイ21.22に埋め込まれたマグネッ
トMgを検出するための角度検出用センサSeが設けら
れている。
一方、前記パンチ19.20のフランジ部24と、前記
ダイ21.22の側面には、金型の形状、寸法、クリア
ランス(ダイのみ)をコード化したバーコードBCが刻
設され、その外表面は透明材でモールディングされてい
る。
前記角度検出用センサSeの具体的な構造を第5図及び
第6図に示した。
第5図に示す角度検出用センサSelは、磁気検出によ
り接点オンするMRセンサなど磁気センサ31を複数設
け、各MRセンサの動作位置で変化する抵抗変化を抵抗
検出器32で読み取るようにし、作動した磁気センサ3
1の位置に応じ角度検出するようにしたものである。
また、第6図に示す角度検出用センサSe2は、パンチ
本体23のキー33そのものをドグとして、金型装置ス
テーション側に設けた各キー溝34(34−1,34−
2,34−3,34−4)にキー33の挿入状態を検出
する接点を設け、キー33が挿入された位置で接点を短
絡させ、短絡された接点位置から金型配置角度を検出す
るようにしたものである。
第5図に示す角度検出センサSelでは、マグネットM
g位置の検出により、抵抗変化を読み取って、金型配置
角度を検出することができる。また第6図に示す角度検
出センサSe2では、キー33のキー溝34への挿入位
置により、金型配置角度を検出することができる。さら
に、これら角度検出用センサSei、Se2により、金
型挿入有無を検出することもできる。キーを金型装着ス
テーション側に、キー溝を金型側に設ける場合も同様で
ある。
第7図及び第8図は、上記の如き角度検出用センサS 
e (S e 1.  S e 2)のタレット上での
配線方式を示す説明図である。
第7図に示すように、本例では、上タレット13のタレ
ット回転軸13cの一側面に受電・送信ユニット35を
設け、このユニット35と、各ステーションS (i)
とを配線36で結んでいる。
各配線は、各センサSeに対し最低1本必要であり、タ
レット上に切られた溝中に適宜非導電材から成るモール
ド材を介してモールディングされている。
前記受電・送信ユニット35と対向するフレーム側の一
位置には、送電・受信ユニット37が設けられ、両ユニ
ット35.37間でマイクロ波にて無線通信するように
なっている。
第8図に示すように、下タレット14についても同様に
タレット下面側に配線され、受電・送信ユニット35と
送電・受信ユニット37との間で無線交信するようにな
っている。
第9図に上記ユニット35.37の詳細を示した。角度
検出用センサSeは、第5図に示す角度検出センサSe
lであるとする。
図示のように、受電・送信ユニット35は、送受信アン
テナユニット38と、電源回路39と、センサ信号処理
回路40と、復/変調回路41とを備えて成り、センサ
信号処理回路40には、前記抵抗検出器32が内蔵され
ている。
電源回路39は、アンテナユニット38で受信したマイ
クロ波を、電源変換し、内蔵バッテリに充電した上で、
センサ信号処理回路40及び復/変調回路41に安定し
た電源電圧を供給するものである。
センサ処理回路40は、抵抗検出器32が検出した各ス
テーションについての抵抗値を数値変換し、その数値を
復/変調回路41に送出するものである。検出値は、ス
テージ冒ン番号に対応してその検出値を付属させるなら
ば、全ステーションについてのデータを一気に送出する
こともできる。
また、−ステーション単位で順番に送出するようにして
もよい。
復/変調回路41は、センサ処理回路40から入力され
たデータを変調し、これをアンテナユニット38に送り
、無線信号で送電・受信ユニット37に送信するもので
ある。
一方、前記送電・受信ユニット37は、電源回路42と
、電力供給回路43と、アンテナユニット44と、復/
変調回路45と、CPU46と、インタフェース47と
を備えて構成されている。
アンテナユニット44は、電力供給回路43から電源を
受けて受電・送信ユニット35のアンテナユニット38
に対してマイクロ波による電源を供給するものである。
復/変調回路45は、受電・送信ユニット35から送ら
れてきたデータを入力復調し、これをCPU46に出力
するものである。
CPU46は、復調されたデータを予め作成された抵抗
値及び角度のデータテーブルと比較し、角度換算すると
共に金型挿入状態を判別するものである。
インタフェース47は、CPU46が得たデータを前記
金型交換支援装置6やタレットパンチプレス機1を制御
するNC装置5に出力するものである。
例えば、CPU46が演算するデータは次の通りである
したがって、適宜表示器に上記の如き一覧表を表示でき
るので、作業者は金型を正規の配置角度で取付けたか否
か、またパンチ及びダイ間に配置角度の相違がないか否
かを一目瞭然で確認することができる。また、上記表の
データを前記金型交換支援装置6やNC装置5に提供で
きるので、配置角度が指定値と異っているときや金型が
装着されていないとき、あるいはパンチとダイの取付角
度が異なるときにアラームを出力すること等ができる。
第10図は、上記タレットパンチプレス機1を制御する
NC装置5のハードウェア構成を示すブロック図である
。図示のように、NC装置5は、システムバス48にC
PU49、ROM50、バッテリBatで電源バックア
ップされたRAM51、ディジタルインプット(Di)
52、ディジタルアウトプット(Do)53、プログラ
マブルコントローラ(PC)54、双方向RAM (D
P−RAM)55、シリアルインタフェース(SlO)
56.57.58、パラレルインタフェース(PIO)
59などを接続して成る。
Di52、Do53には、コネクタモジュール60を介
して各種のアクチュエータ類61やプレス制御のための
リミットスイッチなどセンサ類62が接続されている。
PC54は、前記センサ類62の検出番号を参照して、
CPU49のオペレーティングシステム下で各種アクチ
ュエータ類61に制御信号を出力する。この制御信号の
中には前記タレット13゜14を回転させる信号が含ま
れる。
前記DP−RAM55には、位置決めモジュール63及
びサーボアンプ64を介してエンコー”ダE及びタコジ
ェネレータTG付のサーボモータMSが接続される。こ
のサーボモータMsには、前記ワーククランプ装置16
を水平面内で駆動する2次元サーボモータMx、MYと
、金型配置角度を自動的に変更(オートインデクス)す
る機構の付いた金型装着ステーションにつき、前記タレ
ッ)13.14内で金型を回転駆動するサーボモータM
Tが含まれる。
前記シリアルインタフェイス56には、コントローラ6
5を介してカラーCRT66及びテンキーなどデータ入
力用のキーを備えたマニニアルデータインプット装置(
MDi)67が接続される。
前記シリアルインタフェース57には、コントローラ6
8を介して各種操作を行うためのコントロールパネル6
9が接続される。
前記パラレルインタフェース59には、NCテープ入力
のための紙テープリーダ(PTR)70が接続される。
この紙テープリーダ70とは並列にNCプログラムに記
憶保存するための不揮発性メモリが適宜接続される。
さらに、本例では、シリアルインタフェイス58に、前
記金型交換支援装置6が接続されている。
また、図示しないが、前記バス48には適宜シリアルイ
ンタフェイスを介して前記自動プログラミング装置2、
及び多数の金型を収納するツーリングタワーのタワー制
御装置8などが回線4−2゜4−5(第11図参照)で
接続される。
上記NC装置5の一般的な作用を簡単に示すと、例えば
PTR70から読み込まれたNCプログラムには、ステ
ーション番号iの指定と、このステーションS (i)
に装着されている金型にて所定の加工を行なわせるべき
加工位置などの情報が記憶されている。
そこで、CPU49は、PC54,DP−RAM55を
オペレーティングシステム下で作動させ、第2図に示す
タレット13.14を回転させて所定のステーション(
金型)を加工位置に割り出し、ワーククランプ装置16
によりこの位置に移動されるワークWに対し、ストライ
カ15を下降させて、割り出し金型で所定のプレス加工
を実行する。
第11図に示すように、前記自動プログラミング装置2
は、図形情報入力部71と、金型決定部72と、NCプ
ログラム生成部73と、NCプログラム出力部74の直
列回路を備えて成る。金型決定部72には、タレット金
型配置情報入力部75と、ステーション手動指定信号入
力部76が接続されている。NCプログラム生成部73
には金型データ付加部77が接続され、この付加部77
には金型データ記憶部78が接続されている。
図形情報入力部71は、通常のCADから成り、ワーク
Wから所定の製品を加工するために、板材上に製品図形
を描くものである。
金型決定部72は、製品図形からこれを加工するための
金型形状を決定し、適宜ステーション手動指定信号入力
部76からの手動操作を可能としてタレット金型配置情
報入力部75から入力される前記タレットパンチプレス
機1のタレット13゜14の現在金型装着状態を参照し
、各パンチ加工に対する金型装着ステーションを自動的
に指定するものである。ただし、加工がレーザ・パンチ
複合加工機の場合には、パンチ加工部分についてのみ金
型設定し、残り加工部分はレーザ加工とする。
NCプログラム生成部73は、金型決定されたデータに
つき、金型データ記憶部78が保有する金型データを参
照して、第12図に示すようなNCプログラム79を作
成する。第12図において、G90は直線補間の準備コ
ードを示してる。X。
Yはワーククランプ装置16の位置決め位置を示してい
る。Tは、通常金型コードと呼ばれ、前述の金型装着ス
テーション番号5(1)に相当する。
クリアランス(0,3)は、板厚に応じて定められ、ダ
イの径をパンチの径に対して0.3鰭だけ大きく取るこ
とを示している。金型データは、各ステーションに取付
られるべき金型形状寸法及び配置角度を示すものである
第13図に、上記自動プログラミング装置2の処理フロ
ーを示しておく。ステップ1301で図形を入力設定し
、1302で材質及び板厚よりクリアランスを定め、ス
テップ1303で加工形状を抽出し、1304でパンチ
形状寸法と配置角度を決定し、ステップ1305を介し
てステップ1306でNCプログラム79を生成する。
次に、第14図を参照するに、本例のツーリングタワー
本体3は、円筒状容器80内に円板状の金型支持プレー
ト81 (81m、81b)を多段に備えて成り、上よ
り数えて奇数番目のプレート81aをパンチ82Pの支
持プレートとし、偶数番目のプレート81bをダイ82
Dの支持プレ−トとしている。
パンチ82Pの支持プレート81gは円板外周上に多数
の切欠き部を設けて成り、各切欠き部にパンチ82Fに
鍮えたフランジ部を嵌合支持するようになっている。
また、ダイ82Dの支持プレート81bは円板外周上に
多数の凹部を備えて成り、各四部でダイ82Dの底部を
支承するようになっている。
前記支持プレート81 (81!L、81b)の中心は
前記円筒状容器80の底面及び天井下面に回転可能に支
持された回転軸に固定されており、該回転軸は図示しな
いサーボモータによつて任意の回転位置で停止可能のよ
う回転駆動されるようになっている。
一方、前記円筒状容器80の一側部には縦長の金型取り
出し口83と、金型収納口84が設けられている。
金型取り出し口83の各支持プレート81a。
81bに対応しては、金型取り出しを指示する金型ピッ
クアップランプ85が設けられている。また、この金型
取り出し口83に対しては操作し易い高さで取り出し確
認ボタン86が設けられている。
同様に金型収納口84に対しては、金型収納ランプ87
と、収納確認ボタン88が設けられている。
前記円筒状容器80の天井上面には、比較的短かい長さ
の回転部材89が立設され、この回転部材89には、あ
る程度の抵抗をもって上下に揺動自在のアーム90が設
けられている。このアーム90の先端には、適宜垂直部
材を介して、この垂直部材に対して垂直面内で揺動自在
とされる操作ボックス91が吊下げられている。したが
って、作業者は操作ボックス91を操作し易い位置に回
転させ、上下に移動させ、かつ任意の姿勢にすることが
できる。
操作ボックス91には、その前面に操作キー92と、C
RT93とが設けられ、その側面にはバーコード読み取
りペンによる金型認識用センサ10Aが設けられている
。金型認識用センサIOAは、認識コードの種別に合わ
せて、磁気センサや信号受信用のアンテナに変更しても
よい。バーコードBeに保有させる金型の認識情報につ
いては後述する。
第15図に前記操作ボックス91の拡大正面図を示した
図において、CRT93の表示画面には、例えばパンチ
に関し、サイズ[(1/2)’ 、1+(1/4)’ 
 3+ (1/2)’ 、4+(1/2)′]毎の収納
位置に形状寸法データを対応させて収納状態が示されて
いる。また、CRT93の下方には金型情報を呼びだす
ためのスイッチが設けられている。さらにCRT9Bの
右方には、テンキーを始め各種の操作キー92が設けら
れている。
前記操作ボックス91の内部には、第1図に示す事前処
理装置9と、タワー制御装置8とが内蔵されている。本
例では、NCプログラムを事前処理装置9で処理しての
ち、金型取り出し指令が出力されるので、まず事前処理
袋W9の内容を示してのち、タワー制御装置8について
説明する。
第16図において、事前処理装置9は、NCプログラム
入力部94と、装着金型リスト入力部95とを備えてい
る。NCプログラム入力部94には使用金型リスト生成
部96と、NCプログラム更新部97とが接続されてい
る。装着金型リスト入力部95は装着金型リスト記憶部
98と接続されている。使用金型リスト生成部96と装
着金型リスト記憶部98とはリスト比較部99と接続さ
れ、該リスト比較部99は、前記NCプログラム更新部
97及び交換リスト生成部100と接続されている。
使用金型リスト生成部96は、第12図に示すようなN
Cプログラム79から、このNCプログラムの実行で必
要な金型装着状態を示す使用金型リストを生成するもの
である。装着金型リスト記憶部98は、入力部95を介
してNC装置5が保有する金型現在取付は状態を示す装
着金型リストを入力記憶するものである。
リスト比較部99が行う比較処理の内容を第17図に示
す。
すなわち、ステップ1701で、両リストを比較し、ス
テップ1702でNCプログラム上で金型装着ステーシ
ョン番号を変更すべき部分については番号を変更し、ス
テップ1703で金型交換または配置角度の変更が必要
な金型をリストアツブする。
第18図及び第19図は、第17図に示すリスト比較処
理の具体例を示す説明図である。ただし、本例で用いる
NCプログラムは、第12図に示すNCプログラムとは
その内容が異なるものであるとする。
第18図は、装着金型リストLTIと使用金型リストL
T2とを対比し適宜CRT上に表示した状態を示してい
る。
使用金型リストLT2を上方側から検討すると、まず番
号243のステージ町ンには、X寸法85゜00、Y寸
法5.00の長句の金型を角度Oで装着すべきことが示
されている。
そこで、この金型が左方に示す装着金型リストLTI中
にあるか否かを見ると、243番のステーションには無
<、番号201のステーションに有る。ただし、番号2
43のステーションはオートインデクス(AI)を行う
ことができないステーションであるので、番号201の
ステーションを利用することはできない。そこで、この
場合は、番号201のステーションに有る金型を番号2
43のステーションに交換すべきであるとして備考欄に
「交換」と示されている。
次いで、同様の検討を続けて行うと、次の使用金型は番
号235のステーションに有る。その次の金型は指定の
ステーションに有る。その次の金型は番号319のステ
ーションに有る。次の金型は指定のステーシロンに有る
。次の金型は角度違い、その次の金型は番号251のス
テーションに有るが角度違いである。最後の金型はいず
れのステーションにも無い。
よって、第18図に示すリスト比較では、各金型装着ス
テーションに対し次の結果が得られる。
・243・・・金型交換(入れ換え) ・251・・・235に変更 ・111・・・そのまま ・235・・・319に変更 ・229・−・そのまま ・130・・・角度変更 ・144・・・251に変更、かつ角度変更・118・
・・金型交換(新規) この結果に対し、NCプログラム更新部97には、NC
プログラム上のステーション番号につき、251を23
5へ、235を319へ、144を251へ変更すべき
旨が連絡される。
また、交換金型リスト生成部100では、第19図に示
すような交換金型リストLT3が生成される。
・243・・・金型交換(入れ換え) ・130・・・配置角度を0@から45″へ変更・25
1・・・配置角度を06から45@へ変更・118・・
・金型交換(新規) 再度第16図において、前記交換金型リスト生成部10
0は、金型取り出し情報生成部101と、金型交換情報
生成部102とに接続されている。
金型交換情報生成部102及びNCプログラム更新部9
7は、更新プログラム・金型交換情報出力部103と接
続されている。
金型取り出し情報生成部101は、次に説明するタワー
制御装置8と接続され、前記交換金型リストLT3を金
型取り出し情報としてタワー制御装置f8へ出力する。
また、金型交換情報生成部102は前記交換金型リスト
LT3を金型交換情報として出力部103に送り、出力
部103は、この情報と更新プログラムとをNC装置5
を介して金型交換支援装置6に対して出力する。更新プ
ログラムはNC装置5に入力され、金型交換情報は金型
交換支援装置6で受信される。
第20図は、前記操作ボックス91内部に設けられるタ
ワー制御装置8の内容を示すブロック図である。
図において、タワー制御装置8は、中央処理部104を
主体として、これに操作信号入力部105と、センサ信
号人力1106及び金型認識部107と、通信部108
と、表示制御部109と、ランプ制御部110及びアク
チュエータ制御部111と、収納金型リスト管理部11
2と、金型取り出し制御部113と、金型収納制御部1
14とを接続して成る。
収納金型リスト管理部112には、金型情報管理部11
5が接続されている。金型取り出し制御部113には取
り出し金型制御部116が接続されている。
前記中央処理部104は、CPUで構成され、適宜のオ
ペレーティングシステム下で一般的な中央処理を行うも
のである。
操作信号入力部105は、前記操作ボックス91のキー
信号と、前記ツーリングタワー本体1の円筒状容器80
の金型取り出し口85及び金型収納口84にそれぞれ設
けられた確認ボタン86゜88の操作信号などを入力す
るものである。
金型認識部107は、センサIOAの検出信号をセンサ
信号入力部106を介して入力し、バーコードBCから
読み取られたコード情報より金型内容を認識するもので
ある。
通信部108は、前記事前処理装置9の金型取り出し情
報生成部101など他の装置と通信するものである。
表示制御部109は、操作ボックス91のCRT93の
表示制御を行うためのものである。
ランプ制御部110は、前記金型ピックアップランプ8
5及び金型収納ランプ87を点灯あるいは点滅させるた
めのものである。
アクチュエータ制御部111は、前記支持プレート81
を回転させるサーボモータを駆動11IL、所定の収納
ステーションを金型取り出し口83または金型収納口8
4に割り出すためのものである。
収納金型リスト管理部112は、収納ステーション番号
(金型収納位置)に現在収納している金型内容を対応さ
せ、収納ステーションの金型収納状態を管理するもので
ある。
金型取り出し制御部113.は、前記交換金型リストL
T3の内容に基いて設定された取り出し金型記憶部11
6に記憶された複数の金型、または操作信号入力部10
5で指定された複数金型につき、後述する手順で順次の
金型を取り出し制御するものである。
金型収納制御部114は、後述する手順により、センサ
10Aを用いて認識された金型を順次所定の収納ステー
ションに収納すべく制御するものである。
金型情報管理部115は、金型内容に対応させてその履
歴情報を記憶し、所要の部所に提供するものである。
第21図に前記金型取り出し制御部113を中心として
行う金型取り出し処理のフローチャートを示した。本例
では、通信部108を介して交換金型リストLT3人力
し、取り出し金型が判別されるものとする。
ステップ2101では、その判別が行われ、交換すべき
金型が1または複数提示される。この旨は操作ボックス
91のCRT93に表示される。
すると、ステップ2102では、スタートボタンの操作
に応じ、タワー本体1の金型取り出し部83にピックア
ップ金型を割り出し、所定の金型ピックアップランプ8
5をその間点灯し、割り出しと同時に点滅に切り換える
ここで、作業者は点滅しているランプ85の位置に割り
出された金型を取り出せばよい。作業者は、金型取り出
し後、取り出し確認ボタン86を押圧操作する。
すると、ステップ2103では、この信号を入力し、取
り出し終了を確認する。次いでステップ2104では、
収納金型リスト管理部112へ取り出し金型についての
収納ステーションを空の状態とするようリスト更新指令
を出力する。
次いでのステップ2105では、ステップ2101で指
示された全金型の取り出し終了を判別し、取り出し終了
するまでは処理をステップ2101へ返す。
以上の処理により、作業者は、スタートボタンを操作の
後、CRT93に表示する取り出し指示を参照して、ラ
ンプ85の点灯に次いで点滅する位置に割り出される金
型を取り出し、これを例えば台車18の上に載せ、確認
ボタン86を押して次の金型を取り出して行けばよく、
取り出し操作が極めて容易で、かつ確実である。また、
上記のように、本例では、現在加工作業中のタレットパ
ンチプレスとは無関係に前もって所要の金型を取り出さ
せておくことができるので、システム効率が向上する。
第22図は金型収納制御部114の行う金型収納処理の
フローチャートである。
まず、ステップ2201でCRT画面を返却モードに変
更し、ステップ2202へ入ると、前記金型認識センサ
IOAで認識された返却金型を認識する。
そして、ステップ2203へ移行してその金型の形状寸
法をCRT15へ表示する。この表示は作業者の参考と
されるものである。次いで、ステップ2204では、金
型収納口84の収納すべき位置のランプ87を点灯し、
収納ステーションを割り出し後点滅に変える。
そこで作業者は点滅するランプ87の位置へその金型を
収納することができる。
そして、その後作業者が収納確認ボタン88を押圧操作
するとランプ87の点滅が消滅し、ステップ2205で
ボタン操作を認識し、ステップ2206で当該収納ステ
ーションへ当該金型を収納した旨リスト更新すべく、収
納金型リスト管理部112ヘリスト更新を指示する。
ステップ2207では全金型についての終了をボタン操
作で確認し、終了するまではステップ2202以下の処
理を繰り返す。
以上の金型収納処理において、作業者は収納したい金型
につき、センサ10Aで金型を認識させて、ランプ87
で指示される収納ステーションへ収納すればよい。また
、収納しない金型が複数有る場合には、これを繰り返す
だけでよく、作業が極めて簡易で効率的である。
第23図はNC装置5との関連で示す金型交換支援装置
6のブロック図である。
まず、NC装置5は、前記回線4−2.4−4゜4−5
とそれぞれ接続されるNCプログラム入力部117、装
着金型リスト転送部118、更新プログラム・金型交換
情報入力部119を備えている。
NCプログラム入力部117は加工処理部120と接続
されている。
また、NC装置5は、金型情報処理部121を有し、こ
れには、金型情報蓄積部122と、通信部123と、装
着金型リスト管理部124と、前記の装着金型リスト転
送部118及び更新プログラム・金型交換情報入力部1
19が接続されている。
NCプログラム入力部117に入力されるNCプログラ
ムは金型交換不要であるので、加工処理部120に直接
送られる。また、更新プログラム・金型交換情報入力部
119に入力された更新プログラムは、金型情報処理部
121を介して、加工処理部120へ送られる。
金型情報蓄積部122は、加工処理中の金型ヒツト回数
を金型毎に集計するなど、加工中の金型情報を蓄積する
ものである。
装着金型リスト管理部124は、どの金型装着ステーシ
ョンS (i)に、どの金型がどのように配置されてい
るかなど金型の現在状態を記憶するものである。ただし
、タレットパンチプレス機に小型のATCが付属される
場合には、このATCが保有する金型についてもその状
態を管理するものとする。
金型情報処理部121は、更新プログラムを加工処理部
120に転送すると共に、金型交換情報を通信部123
を介して金型交換支援装置6に転送し、該装置6から逆
送されてくる金型交換結果を参照し、所要の事項につい
て装着金型リスト管理部124にその記憶内容を変更す
るよう指令する。また、金型装着リストをツーリングタ
ワー側へ転送する場合には、この情報に金型情報蓄積部
122に蓄積された個々の金型についての情報を加えて
転送する。
さて、金型交換支援装置6は、NC装置5と通信する通
信部125と、これと接続される金型交換指示部126
を有し、この指示部126に、表示制御部127、操作
信号入力部128、金型装着状態比較部129、タレッ
ト回転指令部130とを接続して成る。金型装着状態比
較部129には、金型配置角認識部131と、前記セン
、す10Bと接続される金型認識部132とが接続され
ている。
第24図に金型交換支援装置6の操作部分についての正
面図を示した。
図示のように、金型交換支援装置6の正面には、CRT
133と、その下方に操作部134が設けられている。
操作部134には、モード切替用のキー135゜136
.137と、交換時に用いるための確認キー138と、
センサIOBの信号に変えて金型認識信号を手動入力す
るとき用いる手動指定キー139と、タレット回転用の
キー140,141と、スタート及びストップキー14
2.143と、ショットピン人抜きキー144,145
と、テンキー群146と、カーソル移動キー147とが
設けられ、さらに前記金型認識用センサ10Bが適宜伸
縮自在の電線148を介して接続されている。
CRT133には、タレットのステーション配置図14
9や、金型(パンチ、グイ)についての各種情報や個々
の金型交換作業に参照される情報を表示する欄150.
151が設けられている。
各情報についての表示方式については後述する。
第25図に上記金型交換指示部126が主体となって行
う金型交換処理のフローチャートを示した。
まず、ステップ2501では、上記の如くして作成され
た交換金型リストLT3を受信し、新規金型については
、これを金型交換位置(TCP)に持って来るようCR
T133上に表示する。よって、作業者は、従来、第1
8図の左欄に示すような装着金型リストLT1を手入力
によって作成し、作業票で指定される使用金型リストL
T2を手にして交換用金型を調べなければならなかった
のに対し、本例では第19図のような表示から交換用と
して準備しなければならない金型を容易に知ることがで
きる。
新規金型を準備すると、特別のATCが付属されていな
い場合にはタレットパンチプレス機1の一連の加工の終
了を待って、第2図に示すように金型交換支援装置6と
、新規金型を載せた台車18を作業し易い位置に位置さ
せて金型交換作業に入る。
第26図に示すように、前記タレットパンチプレス機1
のフレーム12の一部には、上タレット13の上面を照
明する作業灯152が設けられている。
ステップ2502では、スタートキー142のオン操作
、すなわち金型交換作業の開始を待ち、ステップ250
3へ移行する。
ステップ2503では、CRT133に第24図に示す
ような表示を行った上で交換・変更すべき金型装着ステ
ーションの割り出しを行う。
このとき、第24図に示すように、CRT133にはタ
レット13.14のステーション配置図149と、現在
の装着金型リストを表示する欄150と、交換指示の欄
151とが示されている。
タレットのステーション配置図149には各ステーショ
ンがその大きさに応じた大きさの丸印で示され、各ステ
ーションを示す丸印にはステーション番号が付けられて
いる。また、今回交換ないし変更すべきステーションに
ついては、例えば、網かけされて示され、他のステーシ
ョンと区別されている。さらに、金型交換位置が(TC
P)で示されこの位置(TCP)に対応して実際タレッ
ト13.14の回転状態に応じてタレット配置図149
を回転させて示すこともできるようになっている。図中
の矢印はタレットの回転方向を示す。
したがって、作業者は、タレット配置状態及び交換状態
を明確に認識することができ、混乱なく作業を開始する
ことができる。
第24図の装着金型リストの表示150において、クリ
アランスの欄は、ダイについてのみ記載されている。
交換指示の欄151には、これから行う交換に関する内
容のみが表示される。例えば、最初の交換作業が、番号
118のステーションである場合には、本例では新規金
型の交換作業であるので番号118と、交換金型の形状
、サイズ、角度、クリアランスが表示される。
また、本例では、第27図に示すように、交換ないし変
更すべき金型装着ステーシロンS (i)が金型交換位
置(TCP)に割り出されたとき、その金型装着ステー
ションS (i)を他のステーション、特に他のトラッ
ク上のステーションと見分けるために、スポットライト
SLを当てるためのランプ153が設けられている。さ
らに、このランプ153には、前記スポットライトSL
をタレット13の半径方向に移動させるための揺動袋[
154が付属されている。
再度第25図において、ステップ2503のステーショ
ンの割り出しは、第19図の交換金型リストLT3を参
照して、交換位置(TCP)に近いステーションから順
次自動的に割り出すことができる。また、CRT133
をタッチパネル構成として第24図に示す網かけ部分に
指を接触させることにより、接触された位置のステーシ
ョンを自動的に割り出すこともできる。
タレット回転指令は、第23図に示すタレット回転指令
部130を介してNC装f5に連絡される。
交換すべきステーションが割り出されると、ステップ2
504で第27図に示すランプ153を点灯し、該当す
るステーションS (i)をスポットライトSLで照ら
す。
したがって、作業者は交換すべきステーションを確実に
知ることができ、誤って他のステーションに対して交換
作業を行うことがない。
交換作業は、新規の金型を装着する作業では、現在ステ
ーションに装着されている不要の金型を抜き取り、これ
を台車18上に置き、台車18上の新規の金型をセンサ
IOBでなぞり、バーコードBCを読み取った後、この
金型を空になったステーションへ挿入する。また、金型
入れ換えでは、現在装着されているステーションから金
型を抜き取り、その金型を交換すべきステーションへ挿
入する。角度変更では、配置角度を変更する。
一つのステーションに対し交換作業が終了すると、作業
者は、第24図に示す確認ボタン138を押圧操作する
すると、ステップ2505で、このボタン操作を確認し
、ステップ2506へ移行し、金型装着状態比較[12
9は、金型配置角認識部131及び金型認識部132の
各情報を入力して、使用金型と、認識金型及び検出され
た配置角度とをステップ2507で照合し、照合結果が
一致すればステップ2509へ移行し、不一致であれば
ステップ2508へ移行して交換作業のやり直しを指示
し、ステップ2505以下の処理を繰り返す。
ステップ2509では、全交換作業の終了を判別し、全
作業が終了するまで、ステップ2503以下の処理を繰
り返す。
以上により、本例の金型交換支援装置6では、第24図
に示すような表示を参照しつつ、順次指示される内容に
よって金型交換または配置角度の変更を行うので、交換
金型判別のための検討作業が不必要となり、作業時間が
大幅に短縮される。
また、タレット回転を第24図に示すような表示を参照
させて、自動または手動で行うので、タレット上での金
型検索時間を大幅に削減できる。
さらに、交換された金型は、センサ10B及び配置角度
検出用センサSeにより正規のものであることが確認さ
れるので、ダイのクリアランスについても誤りを生ずる
ことがなく、作業者による金型形状、寸法のインプット
ミスを生ずることもなく、金型交換を確実に行うことが
できる。
加えて、例えば交換作業終了後のCRT 13 Bの現
状の金型配置情報を自動プログラミング装置2に送信す
ることにより、自動プログラミング装置2において加工
用の図形データに対し金型割り付けを自動的に行うこと
が可能となる。
上記実施例では、金型認識をパンチ及びダイに設けたバ
ーコードBCをセンサIOA、IOBで読み取ることに
より行ったが、バーコードに限らず、金型内に埋め込ん
だICチップの情報を読み取ってもよく、金型内に埋め
込んだ磁石の配列により金型を認識するようにしてもよ
い。
また、バーコードBCの情報としては、金型形状、寸法
、クリアランスをコード化して持たせてもよいが、この
雌金型番号を与え、識別された金型番号に、形状、寸法
、クリアランス情報を付加させるようにしてもよい。
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、適宜
の設計的変更を行うことにより、適宜態様で実施し得る
ものである。
〔発明の効果〕
以上の通り、本発明は特許請求の範囲に記載の通りのパ
ンチプレスの金型管理システムであるので、パンチプレ
ス機の金型交換作業を容易、迅速、確実に行うことがで
き、機械の段取り時間の低減及び機械の生産性向上を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るシステム配置の説明図
、第2図はタレットパンチプレスの外観及び各装置の配
置状態を示す斜視図、第3図はタレット配置の拡大説明
図、第4図はタレットへのパンチ及びダイの取付構造を
示す説明図、第5図及び第6図はいずれも角度検出用セ
ンサの実施例を示す説明図、第7図及び第8図は上下の
タレットについての配線方式を示す説明図、第9図はタ
レットとNC装置の通信方式を示すブロック図、第10
図はNC装置のブロック図、第11図は自動プログラミ
ング装置のブロック図、第12図は該装置で作成された
NCプログラムの一例を示す説明図、第13図は上記自
動プログラミング装置の処理内容を示すフローチャート
、第14図はツーリングタワー本体の外観を示す斜視図
、東15図は上記ツーリングタワーの操作部の詳細を示
す正面図、第16図は事前処理装置の構成を示すブロッ
ク図、第17図は該装置の金型リスト比較処理を示すフ
ローチャート、第18図及び第19図は比較リスト及び
交換金型リストの説明図、第20図はタワー制御装置の
ブロック図、第21図は該装置が行う金型取り出し処理
のフローチャート、第22図は金型収納処理のフローチ
ャート、第23図はNC装置との関連で示す金型交換支
援装置のブロック図、第24図は該装置の操作面の詳細
を示す正面図、第25図は上記金型交換支援装置の金型
交換処理のフローチャート、1126図は作業灯の説明
図、第27図はスポットライトの説明図である。 1・・・タレットパンチプレス機 2・・・自動プログラミング装置 3・・・ツーリングタワー本体 4 (4−1,4−2・・・4−5)・・・通信用回線
5・・・NC装置 6・・・金型交換支援装置 7・・・コネクタ 8・・・タワー制御装置 9・・・事前処理装置 10 (IOA、l0B)・・・ペン型の金型認識用セ
ンサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)台上に多数の金型装着ステーションを設け任意の
    金型装着ステーションに任意の金型を装着した上でNC
    プログラムにて指定された金型装着ステーションを所定
    の加工位置へ割り出しつつ所定の金型で所定のプレス加
    工を行うパンチプレスの金型管理システムにおいて、 前記パンチプレスで使用する金型を適宜金型取り出し口
    または金型収納口へ割り出し可能の態様で多数の金型を
    収納保存する金型収納装置と、前記NCプログラムを事
    前に入力し、前記パンチプレスの現在金型保有状況を参
    照することにより、当該NCプログラムの実行で必要と
    なる金型を事前に準備すべく前記金型収納装置に報知す
    る事前処理装置と、を備えたことを特徴とするパンチプ
    レスの金型管理システム。
  2. (2)請求項1において、前記事前処理装置は、前記パ
    ンチプレスの現在金型保有状況としての全金型装着ステ
    ーションに対する金型取付け状態を示す金型装着リスト
    と、前記NCプログラムの実行で必要となる金型使用状
    態を示す使用金型リストとを比較し、 NCプログラムのステーション番号の変更と、前記台上
    での金型入れ換えと、金型配置角の変更と、新規金型の
    装着とを定め、金型交換作業のための交換金型リストを
    作成することを特徴とするパンチプレスの金型管理シス
    テム。
  3. (3)請求項2において、前記事前処理装置は、前記金
    型収納装置の制御装置に連結されることを特徴とするパ
    ンチプレスの金型管理システム。
  4. (4)請求項1において、前記パンチプレスの近くには
    、該パンチプレスを制御するNC装置と連絡され、前記
    事前処理装置が作成した交換金型リストを用いて、金型
    交換作業の支援を行う金型交換支援装置が配置されるこ
    とを特徴とするパンチプレスの金型管理システム。
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Cited By (4)

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