JPH03293156A - インクジェット記録装置およびポンプ - Google Patents

インクジェット記録装置およびポンプ

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JPH03293156A
JPH03293156A JP9540790A JP9540790A JPH03293156A JP H03293156 A JPH03293156 A JP H03293156A JP 9540790 A JP9540790 A JP 9540790A JP 9540790 A JP9540790 A JP 9540790A JP H03293156 A JPH03293156 A JP H03293156A
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ink
cylinder
flow path
pump
absorber
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JP9540790A
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Yoji Ara
洋治 荒
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (は、記録ヘッドの吐出口からインク吸引を行な[従来
の技術] この種のインクジェット記録装置の一従来例を以下に説
明する。
第5図は一従来例に係るインクジェット記録装置を示す
全体斜視図、第6図(A)は回復系の分解斜視図、第7
図(A)および(B)はそのポンプ部の断面図、また、
第8図(A)〜(C)は、装置を構成する各要素を示す
斜視図である。
まず、第5図において、1はシャーシであり、紙等の記
録媒体のガイドを兼ねた左側板1a、右側板1bが奥側
に立設されている。また、右側端部には前側板1cが立
設され、手前側にはキャリアガイド板1dが立設されて
いる。1eはキャリアをガイドするための長穴であり、
後述するキャリアガイドローラが嵌合し、摺動する。シ
ャーシ1には後述するキャリアモータを回動可能に支持
するためのモータ取付穴が設けられているが、図示は省
略する。
thは後述するリードスクリューを、軸方向および径方
向で支持するリードアームであり、軸受部(図示省略)
に軸支されている。
2はリードスクリューであり、リード溝2aが記録範囲
に相対して所定のピッチで形成されている。また、リー
ドスクリュー2のキャリアホームポジション側には、キ
ャップポジション設定および回復ポジション設定のため
の回復溝3bが軸に垂直な断面の周りに沿って形成され
、キャップ溝3bリード溝2aは連結溝30により滑ら
かに連続している。
リードスクリュー2の右端には軸2gが設けられるとと
もに左端側にも軸が設けられ、それぞれ、前側板1cお
よびリードアーム1bに設けられた軸受部に嵌入され、
それらに対して回転自在に支持される。3は上記溝3b
〜3eを含み、リードスクリュー2の軸に設けられたリ
ードブーりであり、その端部にプーリ3aが設けられて
いる。そして、そのプーリ3aにモータ11よりタイミ
ングベルト13を介して駆動力が伝達される。また、リ
ードスクリュー2の右端側の軸2gは、図示しない板ば
ね等によりスラスト方向に押圧されている。
4はクラッチギヤであり、リードプーリ3に軸方向に摺
動自在に支持され、回転方向には図示しない回り止めで
係合してリードスクリュー2の回動力が伝達されるよう
になっている。5はクラッチばねであり、クラッチギヤ
4をリード溝方向に付勢する圧縮スプリングとしている
。なお、クラッチギヤ4が所定の範囲内しか移動しない
ようにする規制部材がクラッチギヤ4とリードプーリ3
との間に形成されるが、図示を省略する。
6はキャリアであり、リードスクリュー2に摺動自在に
取り付けられる。6aはクラッチギヤ4の端面を押圧す
るための押圧部であり、キャリアの左側に一体に形成さ
れている。6bはキャリア6のホームポジション検出用
の検出片である。7はリードビンであり、リードスクリ
ュー2のリード溝2aに係合しており、キャリア6のガ
イド穴(図示せず)にて案内されている。8はリードビ
ンばねであり、キャリア6に一端が取り付けられており
、他端でリードビン7を押圧している。
9はキャリア6に搭載される記録ヘッドであり、本例で
はインク吐出を行うためのヘッドエレメント9aとイン
ク供給源をなすインクタンク9bとを一体化してキャリ
ア6に着脱可能としたカートリッジの形態を有し、イン
クが消費されたとき等に交換可能な使い捨て型のものと
しである。なお、ヘッドエレメント9aに配設されてイ
ンクに吐出エネルギを作用させる吐出エネルギ発生素子
としては、電気熱変換体や電気機械変換体が用いられる
が、インク吐出口等の高密度実装化が可能であること、
製造工程が簡略であること等の理由により、前者を用い
る。
10はキャリアコロであり、キャリア6の後端面側に回
転自在に取り付けられており、前述したシャーシlの長
穴1eに回転自在に係合している。
11は、例えば、パルスモータよりなるキャリアモータ
であり、この前面および後面の下部に回動ビンllaが
アライメントをとった状態で設けられており、それら回
動ビン1la(後面側のものは図示せず)がシャーシ1
に設けたモータ取付穴に回動自在に取り付けられている
。そして、キャリアモータ11は、回動ビンllaを中
心にして回動可能に取り付けられている。llbばばね
受けであり、キャリアモータ11に一体に形成され、後
述するモータばね14を受けるべ(モータ軸と平行に立
設されている。そしてそのばね受は部には円柱状の突起
が形成され、コイル状のモータばね14の端部が固定さ
れている。
12はモータブーりであり、キャリアモータ11のモー
タ軸に固着している。13はタイミングベルトであり、
モータプーリ12とリードスクリュー2の軸に設けたプ
ーリ3aとの間に張架されている。
モータばね14は、本例の構成において圧縮ばねであり
、リードアームlhの一端と、キャリアモータ11のば
ね受けllbとの間に取り付けられており、これによっ
てキャリアモータ11が図中A方向に回動するように付
勢されるようにすれば、タイミングベルト13に張力が
与えられる。
15はセット軸であり、左側板1aに立設されて、吐出
口形成面を良好にするための手段や、キャップおよび吐
出回復に係る機構が取り付けられる。
第5図および第8図(A)〜(C)を用いて吐出口形成
面を良好にするための手段を説明する。
16はブレードレバーであり(第8図(A)参照)、ボ
ス部16aがセット軸15に回動自在に取り付けられる
。16bはアーム部、16cはフック部である。17は
吐出口形成面をぬぐうためのブレードであり、シリコン
ゴムやクロロブレン(CR)ゴム等の弾性部材で形成す
ることができる。18はブレード軸であり、ブレード1
7を回転軸と平行に中心部でクランプしており、ブレー
ドレバー16に回動自在に取り付けられている。また、
18aは回動片であり、ブレード軸18と一体に形成さ
れている。19はインクキャリアであり、親水性の多孔
質材料(プラスチック焼結体、ウレタンフオーム等)で
形成されており、ブレードレバー16に固定されている
。なお、ブレード17およびインクキャリア19は、後
述するキャップと重畳する位置に配置されている。
20はセットレバ−であり、セット軸15に回動自在に
取り付けられる。20a、 20bは後述されるタイミ
ングギアのカム部を挟持するための小アーム部であり、
これにより、タイミングギアの回動に連動してセットレ
バ−20が回動する。この回動に伴なってセットレバ−
20の先端部に形成されたフック20cがブレード軸1
8の回動片18aと係合するとともにセットレバ−20
のダボ20dがブレードレバー16の長大と係合する。
これにより、セットレバ−20の回動に対してブレード
レバー16は時間遅れを伴なって回動し、これによりブ
レード軸18の回動片18aを回動する。この結果、ブ
レード17が記録ヘッド9の吐出口形成面を拭く動作が
可能となる。なお、このとき、セットレバ−20の回転
軸穴にはブレードレバー16のボス部16aが嵌合し、
かつセット軸15に同軸で嵌合している。
21はタイミングギヤであり、シャーシ1に回動自在に
取り付けられている。
タイミングギヤ21は、第8図(B)に示すように外周
の一部に上述したセットレバ−20の小アーム20a、
 20bと係合するためのブレードカム21aが形成さ
れている。また、一部な欠歯にした駆動歯21b、、 
21b2.・・・が形成され、さらに後述するキャップ
レバーを揺動させるためのキャップカム21c。
21dが所定の位置に形成されている。加えて、後述す
るポンプのピストンを押圧するためのピストンセットカ
ム21fがフェースカムとして形成され、またピストン
セットカム21fに対応し所定の間隔をおいてピストン
リセットカム21gが一体に形成されている。
22はインク吸収体ばねであり、シャーシ1の所定の位
置に固定され、第8図(C)に示すように、吸収体保持
部22aを有している。23はインク吸収1 2 体であり、前述したインクキャリア19と同様に親水性
の多孔質材料で形成されている。このインク吸収体23
には前述したブレード17が当接する清拭部23aが形
成されており、さらに下部には前述したインクキャリア
19が当接してインクの受は渡しを行う吸収面23bが
形成されている。なお、インク吸収体ばね22の吸収体
保持部は上方に若干の弾性力をもって付勢されており、
図示しないストッパにより所定の位置に係止されている
。そのため、前述したインクキャリア19が当接したと
きには、インク吸収体23はインク吸収体ばね22をた
わませて下方に変位し、当接状態が確保されるようにな
っている。
次に、主として第3図(A)および第4図を参照して回
復系ユニットについて述べる。
第6図(A)および第7図(A)および(B)において
、24はシリンダであり、円筒状のシリンダ部24aと
、後述するピストン軸をガイドするガイド部24bとを
有しており、ガイド部24bには軸方向に一部を切欠く
ことによりインク流路24cを形成しである。24dは
キャップレバー受けであり、後述するレバーシールが嵌
入されるように形成されている。また、24eはインク
流路であり、シリンダ部り4a内の所定の位置に開口し
ている。24fは回動レバーであり、シリンダ24に一
体に形成され、後述されるキャップばね43により回動
力が与えられる。24gは廃インク管であり、シリンダ
24に一体に形成されるとともに、その先端部の形状を
後述する廃インク吸収体に挿入し易くしである。24h
は廃インク管24g内に形成されたインク流路である。
25はシリンダキャップであり、シリンダ24の端部に
圧入される。25aはレバーガイドであり、前述したシ
リンダ24のキャップレバー受け24dと対向した位置
に配置される。
26はシリンダ24に嵌入されるピストンシールであり
、その内径を若干率として後述するピストン軸と所定の
圧接力が得られるようにする。また、表面に潤滑塗装を
施して、ピストン軸の摺動力を低減するようにしてもよ
い。
27はピストン軸であり、動作軸27a、ピストン押え
27b、ピストン受け27C9連結軸27d、およびガ
イド軸27.eが形成されており、さらにインク流路と
なる溝27fが連結軸27dおよびガイド軸27eに沿
って形成されている。27gは回り止めであり、動作軸
27aに溝として形成される。また、動作軸27aの端
面には、軸受部27bは設けられている。
28はNBR等のゴム材で形成されるピストンであり、
その詳細を第6図(B)に示す。
第6図(B)において、28cは、ピストン28の一方
の端面28bに同端面と同心円状に設けられたシールリ
ブであり、その横断面は半円状をなす。
シールリブ28cは、後述されるようにピストン28と
ピストン押え27bとが係合して動作する際に直接ピス
トン押え27bに当接する部位であり、全体として線で
当接することによりその密封性が良好となると共に、ピ
ストン押えから離間する際にインクの粘着性に影響され
ず速やかに離間することができる。なお、ピストン28
は連通発泡したウレタンフオーム等のインク吸収体によ
って形成されることも可能であり、この場合、このウレ
タンフオームが保湿性を有するため、ポンプを使用せず
に放置した場合などでも乾燥によってピストンが変形し
シリンダとの間の摺動性が変化することもない。
42はポンプ室である。29はピストン押圧ローラであ
り、ピストン軸27の端部に回動自在に取り付けられる
。30はピストン復帰ローラであり、同様にピストン軸
27の端部に回動自在に取り付けられる。31はそれら
ローラの軸である。
32はキャップレバーであり、回転軸32a、インクガ
イド32b 8よびレバーガイド32cが形成されてい
る。また、先端部には凸形の球面状をしたシール面32
dが形成されている。また、後述するキャップホルダの
爪が係合するための係合部32eが上下一対の部材とし
て設けられている。さらに、インク流路32fが、シー
ル面32dよりレバー内部を通り、途中で直角に曲って
インクガイド32bの中心を通り、その端面に開口して
いる。なお、インクガイド32bの下側には切欠32g
が設け 5 である。
33はレバーシールであり、インクガイド32bが嵌入
されるとともに、キャップレバー受け24d内に圧入さ
れる。33aは連通穴であり、インクガイド32bの切
欠32gとインク流路24eとを連通ずる。
34はキャップホルダであり、キャップレバー32の係
合部32eと係合するフック34aが対向した位置に設
けられる。34bは後述するキャップ取付用の開口部で
ある。
35はキャップであり、通常のインクの乾燥を防いだり
、インク吸引を行うために設けられている。キャップ3
5には吸引口35aが形成され、キャップ内でインク流
路を曲げ、その中心部を介してキャップホルダ34方向
に開口している。
35bはフランジ部であり、キャップホルダ34に取り
付けた時の外れ止めになる。また、フランジ部35bは
キャップレバー32のシール面32dと同じ曲率を有し
た凹形の球面状をしたキャップシール部35cが形成さ
れ、キャップレバー32に押圧した 6 場合に中央の開口部のみが連通して他はシールされるよ
うになっている。そして、シール部(32d。
35e)は球面状であるのでキャップ部材のエコライズ
機能は優れたものであり、吐出口形成面に段差がある場
合でもその段差を即座に吸収して安定した密閉状態を保
つことができる。
さて、再び第1図を参照するに、36は紙等の記録媒体
を搬送するための紙送りローラであり、例えばアルミニ
ウムの引抜き管に表面に弾性塗料(ウレタン樹脂等)を
塗布して形成することができる。また、このローラ36
はその外表面において記録媒体の被記録面を規制するプ
ラテンとして機能するとともに、その内部を廃インクの
貯留部としている。37はローラ36の内部に設けた廃
インク吸収部であり、ポリエチレン、EVA等のプラス
チックで薄(形成した管にポリエステル綿等の吸収材料
を充填し、軸方向にインクの吸収が良い構成としである
。なお、廃インク吸収部37内にはシリンダ24の廃イ
ンク管24gが挿入され、固定される。また、吸収材料
の繊維自体は樹脂や金属等の非吸液材料であることが好
ましいが、わずかに吸液性でもよい。
38は紙押え板であり、シャーシlに取り付けられる。
39は紙送りモータであり、紙送りローラ36と所定比
の減速機構を介して連結している。
40は紙、フィルム等の記録媒体である。
41はキャリアのホームポジションを検出するための検
出器であり、本例では透過型のフォトインクラブタを用
いて構成しである。すなわち、キャリア6の検出片6b
が光路なさえぎることにより、キャリアの位置が検出で
きる。
次に、以上の構成についてその動作を説明する。
まず、通常の記録動作時には、キャリアモータ11の軸
の回転によりタイミングベルト13を介してリードスク
リュー2が回転するので、リード溝2aに係合したリー
ドピン7によりキャリア6が印字桁方向に記録媒体40
に沿って走査される。ここで、キャリアモータ11はモ
ータばね14により付勢されているので、タイミングベ
ルト13は常に張られており、良好な伝動がなされる。
キャリア6の移動の際、起動時および停止時に慣性力が
働(が、キャリアモータ11の重量が慣性となるのでモ
ータばね14の荷重は少なくてすみ、モータ負荷も少な
くてすむ。また、このばねに関連してエアダンパあるい
は油圧ダンパ等を設ければ、キャリア6の起動・停止時
にモータ11のロータの振動による騒音が低減できる。
このモータの重量、キャリア部分の重量およびモータば
ねダンパの係数を適切に選定すればロータのオーバーシ
ュートを少なくすることができ、低騒音化が可能となる
次に、第5図を参照して非記録時における動作を説明す
る。
まず、キャリア6がホームポジション方向(矢印B方向
)に移動し、ホームポジション検出器41により検出が
なされる(この位置は記録時のラップアップ時のスター
ト位置と一致させてもよい)。このとき、リードピン7
はリード溝2aに係合しており、ヘッドエレメント9a
の吐出口9cはイ 9 0 ンクキャリア19と対向した位置にある。ここで、この
位置でヘッドエレメント9aの吐出エネルギ発生素子の
すべてを駆動して吐出動作(以下予備吐出という)を行
い、若干増粘したインク等がその吐出力で吐出され、こ
の予備吐出による回復動作を終了できる。また、通常記
録の途中で未使用の吐出口のインクが増粘するのを防ぐ
ために定期的に行う予備吐出もこの位置で行う。
さらに、リードスクリュー2を回転してキャリア6をB
方向に移動すると、押圧部6aによりクラッチギヤ4が
押圧され、同じくB方向に移動してタイミングギヤ21
の駆動歯21bに噛合する。クラッチギヤ4はリードス
クリュー2と同期して回転するのでモータ11の駆動に
伴って、タイミングギヤ21はD方向(第8図(B)参
照)に回転する。
一方、リードピン7は導入溝30から回復溝3bに入り
込んでいるので、リードスクリュー2が回転してもキャ
リア6は移動しない。
タイミングギヤ21がD方向に回転すると、そのギヤ部
とセットレバ−20のギヤ部とが噛合しているので、セ
ットレバ−20はE方向(第8図(A)参照)に回動し
始める。このときまで、ブレードレバー16はフック部
16cがシャーシの爪部に係合しているためセットレバ
−20のみが回転し、ブレードレバー16は停止してい
るが、やがて、セットレバ−20のセット面20cはブ
レード軸18の回動片18aを押し下げつつF方向(第
8図(A)参照)に回動するので、ブレード17はG方
向に回転して吐出口形成面と係合可能な状態にセットさ
れる。
さらにタイミングギヤ21がD方向に回転すると、セッ
トレバ−20とブレードレバー16もさらに回転し、第
9図に示すようにヘッド9の吐出口形成面を清拭する。
このとき、プレート17の清拭によって除去されるイン
ク液等は、一方向のみ、すなわちこの場合下方のみに排
除され、この排除されたインク液等はインクキャリア1
aの上部において吸収または保持される。また、このと
きインクキャリア19はインク吸収体23と接触し始め
る。さらにセットレバ−20が回転するとに示すように
、インクキャリア19およびブレード17はインク吸収
体23の清拭部23aの面と摺動するため予備吐出時に
インクキャリア19に受容されたインクや、吐出口形成
面からブレード17にぬぐわれた塵埃等が清拭部23a
によって受けられるとともに、吐出口形成面に付着して
いたインク滴も吸収される。これにより、インクキャリ
ア19のインク吸収能力は長期間その能力を保持するこ
とができる。
さらにタイミングギヤ21はD方向に回動するが、セッ
トレバ−20の小アーム20a、 20bと、タイミン
グギヤ21のブレードカム21aの外周部とが接するの
で、回動させる力も働かない。
上述したように、ブレードおよびブレードによって除去
されるインク液等を保持する吸収体を、予備吐出時のイ
ンク受けと同一のものとしたので装置を小型化し、これ
ら回復動作の時間を短縮することができる。
タイミングギヤ21がさらに回動すると、当初はキャッ
プカム21cがシリンダキャップ25の回転型25bを
規制しているので、キャップ35はヘッドエレメント9
aの吐出口形成面から離れた位置に停止している。次に
、タイミングギヤ21がさらにD方向に回動するとキャ
ップカム21cから外れるため、規制状態が解除される
ので、シャーシ1の一部とシリンダ24の回動レバー2
4fとの間に張架されたキャップばね43により付勢さ
れて、シリンダ24がG方向(第6図(A)参照)に回
動し、キャップ35の密閉キャップ35aが吐出口形成
面に圧接し、キャップ動作が終了する。
さて、以上がノズル面の清拭とキャップ動作であり、通
常はここで停止して次の記録信号の入力に応じて以上の
動作を逆に行い、記録動作に入るわけである。
ポンプ動作について述べるに、前述した密閉キャップが
終了した後に回復動作に入ると吸引動作に入ることにな
る。
このとき、まず、タイミングギヤ21の回動によりピス
トンセットカム21fがピストン軸27に取り付けられ
たピストン押圧ローラ29を押すので、ピストン軸27
は第9図(A)に示すようにH方向に移動する。そして
ピストン28はピストン押え27bに 3 より押圧されてH方向に移動し、ポンプ室42は負圧状
態となる。
また、シリンダ24のインク流路24eはピストン28
のリブ部28dにより閉塞されるまで開放されているの
で、シリンダのインク流路24hは連通している。この
とき、ポンプ室42の負圧が高まるのみでピストン28
は移動可能な状態である。一方、前述した再キャップの
後に第9図(A)に示すように、インク流路24eをリ
ム部28dが通過した後は、流路24eが開(ので、キ
ャップ35の吸引口35cよりヘッド9のインクが吸引
される。吸引されたインクはキャップレバー32の内部
に形成されたインク流路32fを通り、レバーシール3
3の連通穴を通り、さらにシリンダ24のインク流路2
4eを通って、さンブ室42に流入する。
さらにタイミングギヤ21が回動すると、キャップカム
21dによりキャップ35が吐出口形成面より若干離れ
、ポンプ室の残存負圧により吐出口形成面、吸引キャッ
プ35b内のインクが吸引されてこれら部分のインクの
残留をな(す。
 4 次に、タイミングギヤ21を逆方向(第5図中矢印工で
示す方向)に回動させると、ピストンリセットカム21
gがピストン復帰ローラ30を引っ張り、矢印J方向(
第6図(A) 参照)にピスト軸27を移動させる。こ
のとき、ピストン28はピストン軸27のピストン受け
27cが接してから移動するので、ピストン28の端面
28bとピストン押え27bと間に間隙Δ℃が生じる(
第7図(B)参照)。
しかして、ピストン軸27およびピストン28の移動に
より、ビンブ室42内に吸引されている廃インクは、前
述した間隙Δ℃を通り、ピストン軸の溝27fを通り、
シリンダ24のインク流路24cを通り、さらに廃イン
ク管24gを通って廃インク吸収体37の中央付近に排
出される。
(以下余白) [発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述した従来のインクジェット記録装置
の回復装置にあっては、ポンプによって吸引されたイン
クがポンプ内に残り、そのインクがキャップの吸引口か
ら洩れる場合があった。
すなわち第1θ図(A)に示すようにキャップ35を介
して吸引されたインクはシリンダ24内に溜り(図中、
 240で示す部分)、この量は吸引されるに従い徐々
に増加し排インク吸収体37側へインク流路24hを伝
わって押し出される。しかし、このインクの溜った部分
は、その表面張力によって排インク吸収体37側へ流れ
難い。
第10図(B)はインクの溜った部分がまさに排インク
吸収体37側へ押し出され接触する寸前を示す図である
。このように溜ったインク量が比較的多いとき、シリン
ダ24の傾き等によってレンダ24内に溜ったインクが
インク流路24e側へ逆流した場合、ピストンリブ部2
8dは、キャッピングの際には後述されるようにインク
流路24eを塞がず開放しているため、インクはシリン
ダ24内からインク流路24e内に逆流し最終的にキャ
ップ吸引口35aから外へ洩れる。
なお、キャッピングの際にインク流路24eを開放にす
るのは、キャッピングによってキャップ35と記録ヘッ
ド9の吐出口9Cが配設される面とで形成される部分が
大気圧より高圧となり、吐出口9Cのメニスカスが正常
位置より後退し次の記録の際に吐出不能になるのを防止
するためである。すなわち、インク流路24eを開放す
ることにより、排インク吸収体37とキャップ35は連
通し、この排インク吸収体37はポリエステルの繊維か
ら成るため、空隙が多(この部分の圧力はほぼ大気圧と
等しい。これにより、キャップ35内は準大気圧連通と
なる。
本発明の目的は、上述した従来の課題に着目しその解決
を図るべ(、回復装置における吸引ポンプを構成するシ
リンダ内の排インクの流路にインク吸収体を設けること
により、キャッピングの際に記録ヘッドにおけるメニス
カス後退がなく、かつ、キャップの吸引口からインクが
洩れることも 7 ない信頼性の高い吐出回復装置を具えたインクジェット
記録装置およびそのためのポンプを提供することにある
[課題を解決するための手段] そのために本発明では、吐出口を有しインクを吐出する
ための記録ヘッドを具え、該記録ヘッドに対する被記録
材の相対的な搬送に伴ない、前記インクによって当該被
記録材に記録を行うインクジェット記録装置において、
前記記録ヘッドの前記吐出口からインクを吸引するため
のポンプ手段と、該ポンプ手段と前記吐出口との間で前
記吸引されるインクの吸引路を構成するための吸引路手
段と、該吸引路手段によって構成される吸引路を介して
前記ポンプ手段によって吸引されるインクを当該ポンプ
手段から排出するための排出路と、を具え、前記吸引路
手段によって構成される吸引路と前記排出路との間の前
記ポンプ手段の流路に、インク吸収体を設けたことを特
徴とする。
 8 また、吸引口および排出口が設けられたシリンダと該シ
リンダ内を相対的に往復動作するピストンとを有し、当
該往復動作に伴い、前記吸引口からのインクの吸引およ
び前記排出口からの当該吸引されたインクの排出を行う
ポンプにおいて、前記吸引口と前記排出口との間の前記
シリンダ内のインクの流路にインク吸収体を設けたこと
を特徴とする。
[作 用] 以上の構成によれば、ポンプ手段によって吸引されたイ
ンクは、ポンプ手段の流路に設けられたインク吸収体に
吸収、保持されるとともに効率よく外部の排出路へ移動
させることが可能となる。
これによりポンプ手段内にインクが残存することがなく
なり、例えば吸引路を構成するためのキャッピングがな
され大気連通になっている場合でもキャップ等からイン
クが洩れることがなくなる。
[実施例コ 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
第1図は本発明の一実施例にかかるインクジェット記録
装置の斜視図である。第5図等に示した従来例と同様の
要素には同一の符合を付してその説明は省略する。第1
図に示すように、全体構成は従来例とほぼ同様であり、
本例インクジェット記録装置は第1図に示すような水平
置きと、これに対してシャーシ1が略垂直に置かれた場
合の2つの設置方向で使用可能な記録装置である。
本例の吸引ポンプにおいて、吸引されたインクの流れは
、第6図(A)、第7図(A)を参照するとキャップ3
5.キャップレバー32.レバーシール33、シリンダ
24の順となり、シリンダ24内では、インク流路24
eから流入したインクはインク流路24hから排インク
吸収体37へ排出される。また、これら図に示されるよ
うに、シリンダ24の一端は排インク管24gをなしこ
の部分は排インク吸収体に埋設している。この際、従来
構成では排インク管24gの表面は排インク吸収体によ
って圧接され、また、排インク管24gの内部のインク
流路24hは排インク吸収体37の繊維はほとんど入っ
て来ないため空隙となっている。このため、インクは排
インク吸収体に達するまではこの空隙に存在することに
なる。
本例のインクジェット記録装置は特に携帯用であるため
、上述したように携帯の際等に、この装置が傾くことも
あり、シリンダ24内でインクが逆流しキャップ吸引口
35aから漏れることもある。
また、従来例と同様に、キャップ35の記録ヘッド9に
対する開動作はキャップばね43の張力に抗して行なわ
れ、また、閉動作はキャップばね43の張力によって行
なわれる。このとき、キャップ35の記録ヘッド9の吐
出口面への圧接力は、排インク管24gの表面と排イン
ク吸収体37との摺動による摺動抵抗の分低下するため
、極力この摺動抵抗を減らすためにシリンダ24の排イ
ンク管24gは段1 何形状となっている。
さらに、本例インクジェット記録装置は前述のように置
き方が2方向であるが、いずれの場合でも排インク管2
4gは常に水平に位置していることになる。
第2図(A)は、本発明の第1実施例にかかる吸引ポン
プの断面図である。この図において、シリンダ24の排
インク管24gは、排インク吸収体37にその長さI2
1だけ挿入される。また、排インク吸収体37は、水平
方向に整列したポリエステル繊維よりなる吸収体であり
、前述したように排インク管24gの挿入によってその
インク流路24hに吸収体37は侵入しない。このため
、本例では、インク流路24h内にシリンダ内吸収体4
4を埋設し、インク流路24h内にインクのみが存在す
ることなく常にシリンダ内吸収体44にインクが吸収、
保持されるようにする。ここで吸収体保持されたインク
は、シリンダ内吸収体44の端面44aと排インク吸収
体37とが密着されていることにより、排インク吸収体
37へ移動する。これにより、シリンダ自吸2 酸体44はインクで飽和することなく常にインクを吸収
できる状態にある。
本実施例の場合は、シリンダ24の排インク管24gが
前述のように段付であるためこの部分にインクが溜るこ
とがある。このためこのインクを排除するように第2図
(A)に示すに−に断面図である第2図(B)に示され
るように■溝24iを設け、段差の部分に溜ったインク
をこの溝24iにおけるインクの毛細管現象によってシ
リンダ内吸収体44に移動させる。これにより、シリン
ダに段差があってもそこにインクが溜ることはない。
なお、本実施例ではキャップ時には準大気違通とするた
め、第2図(A)のし矢視図である第2図(C)に示さ
れるように、インク流路24h内にリブ24jを設ける
ことによりシリンダ吸収体44を埋設した場合でもリブ
24jによって空隙24βを形成するようにする。また
、シリンダ内吸収体44の材質は廉価なメラミン発泡体
の連泡が用いられている。
第3図(A)は、本発明の第2実施例にかかる吸引ポン
プの断面図である。本例では、シリンダ24の排インク
管24gは段付でなくストレート形状である。この場合
は、排インク管24gが段付でないためシリンダ24内
にインクが溜ることはない。この場合も、第1実施例と
同様第3図(A)のM矢視である第3図(B)に示され
るように排インク管24gのリブ24jにより空隙24
βが設けられるためキャップ時でも準大気連通となって
いる。
第4図は、本発明の第3実施例にかかる吸引ポンプの断
面図である。同図に示されるように、排インク吸収体3
7は、その一部37aを吐出させることによりこの部分
をシリンダ流路24hに挿入し、シリンダ内吸収体44
と排インク吸収体37とを一体化したものである。
(その他) なお、本発明は、特にインクジェット記録方式の中でも
バブルジェット方式の記録ヘッド、記録装置において優
れた効果をもたらすものである。
かかる方式によれば記録の高密度化、高精細化が達成で
きるからである。
その代表的な構成や原理については、例えば、米国特許
第4723129号明細書、同第4740796号明細
書に開示されている基本的な原理を用いて行うものが好
ましい。この方式は所謂オンデマンド型、コンティニュ
アス型のいずれにも適用可能であるが、特に、オンデマ
ンド型の場合には、液体(インク)が保持されているシ
ートや液路に対応して配置されている電気熱変換体に、
記録情報に対応していて核沸騰を越える急速な温度上昇
を与える少な(とも1つの駆動信号を印加することによ
って、電気熱変換体に熱エネルギを発生せしめ、記録ヘ
ッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの駆
動信号に一対一で対応した液体(インク)内の気泡を形
成できるので有効である。この気泡の成長、収縮により
吐出用開口を介して液体(インク)を吐出させて、少な
くとも1つの滴を形成する。この駆動信号をパルス形状
とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行われるので、
特に応答性に優れた液体(インク)の吐出が達成でき、
より好ましい。このパルス形状の駆動5 信号としては、米国特許第4463359号明細書、同
第4345262号明細書に記載されているようなもの
が適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関す
る発明の米国特許第4313124号明細書に記載され
ている条件を採用すると、さらに優れた記録を行うこと
ができる。
記録ヘッドの構成としては、上述の各明細書に開示され
ているような吐出口、液路、電気熱変換体の組合せ構成
(直線状液流路または直角液流路)の他に熱作用部が屈
曲する領域に配置されている構成を開示する米国特許第
4558333号明細書、米国特許第4459600号
明細書を用いた構成も本発明に含まれるものである。加
えて、複数の電気熱変換体に対して、共通するスリット
を電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭5
9−123670号公報や熱エネルギの圧力波を吸収す
る開孔を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭59
−138461号公報に基いた構成としても本発明の効
果は有効である。すなわち、記録ヘッドの形態がどのよ
うなものであっても、本発明によれば記 6 録を確実に効率よく行うことができるようになるからで
ある。
さらに、記録装置が記録できる記録媒体の最大幅に対応
した長さを有するフルラインクイブの記録ヘッドに対し
ても本発明は有効に適用できる。
そのような記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合
せによってその長さを満たす構成や、一体向に形成され
た1個の記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
加えて、上側のようなシリアルタイプのものでも、装置
本体に固定された記録ヘッド、あるいは装置本体に装着
されることで装置本体との電気的な接続や装置本体から
のインクの供給が可能になる交換自在のチップタイプの
記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一体的にインク
タンクが設けられたカートリッジタイプの記録ヘッドを
用いた場合にも本発明は有効である。
また、本発明に記録装置の構成として設けられる、記録
ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助手段等を付加
することは本発明の効果を−層安定できるので、好まし
いものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッド
に対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧
或は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子
或はこれらの組み合わせによる予備加熱手段、記録とは
別の吐出を行なう予備吐出モードを行なうことも安定し
た記録を行なうために有効である。
また、搭載される記録ヘッドの種類ないし個数について
も、例えば単色のインクに対応して1個のみが設けられ
たものの他、記録色や濃度を異にする複数のインクに対
応して複数個数設けられるものであってもよい。すなわ
ち、例えば記録装置の記録モードとしては黒色等の主流
色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッドを一体的
に構成するか複数個の組み合わせによるかいずれでもよ
いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフルカ
ラーの少なくとも一つを備えた装置にも本発明は極めて
有効である。
さらに加えて、以上説明した本発明実施例においては、
インクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で
固化するインクであって、室温で軟化もしくは液化する
もの、あるいはインクジェット方式ではインク自体を3
0℃以上70℃以下の範囲内で温度調整を行ってインク
の粘性を安定吐出範囲にあるように温度制御するものが
一般的であるから、使用記録信号付与時にインクが液状
をなすものであればよい。加えて、積極的に熱エネルギ
による昇温をインクの固形状態から液体状態への状態変
化のエネルギとして使用せしめることで防止するか、ま
たはインクの蒸発防止を目的として放置状態で固化する
インクを用いるかして、いずれにしても熱エネルギの記
録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イン
クが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点ではす
でに固化し始めるもの等のような、熱エネルギによって
初めて液化する性質のインクを使用する場合も本発明は
適用可能である。このような場合のインクは、特開昭5
4−56847号公報あるいは特開昭60−71260
号公報に記載されるような、多孔質シート凹部または貫
通孔に液状又は固形物として保持 9 された状態で、電気熱変換体に対して対向するような形
態としてもよい。本発明においては、上述した各インク
に対して最も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行
するものである。
さらに加えて、本発明インクジェット記録装置の形態と
しては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力端末
として用いられるものの他、リーダ等と組合せた複写装
置、さらには送受信機能を有するファクシミリ装置の形
態を採るもの等であってもよい。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、ポン
プ手段によって吸引されたインクは、ポンプ手段の流路
に設けられたインク吸収体に吸収、保有されるとともに
効率よく外部の排出路へ移動させることが可能となる。
これによりポンプ手段内にインクが残存することがなく
なり、例えば吸引路を構成するキャップがなされ大気連
通になっている場合でもキャップ等からインクが洩れ 
0 ることかなくなる。
この結果、記録装置が傾けられるなどしてキャップ吸引
口からインクが洩れるということがなくなり、排インク
で記録装置内を汚したり、携帯用の場合ユーザーの衣類
を汚したすることがなくなり、信頼性の高いインクジェ
ット記録装置が実現可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかるインクジェット記録
装置の斜視図、 第2図(A)は本発明の一実施例にかかる段付排インク
管のシリンダの断面図、 第2図CB)はそのに−に断面図、 第2図(C)は第2図(A)のL矢視図、第3図(A)
は本発明の他の実施例にかかるシリンダの断面図、 第3図(BlはそのM矢視図、 第4図は本発明のさらに他の実施例にかかるシリンダの
断面図、 第5図はインクジェット記録装置の一従来例を示す斜視
図、 第6図(A)は従来例のポンプの分解斜視図、第6図(
B)は第6図(A)に示されるピストンの斜視図、 第7図(A)は第6図に示したポンプの断面図、 第7図CB)は第7図(A)に示されるピストンが上死
点に至ったときの断面図、 第8図(A)は上記従来例に用いられるブレードユニッ
トの分解斜視図、 第8図(B)は同様にタイミングギヤの斜視図、 第8図(C)は同様にインク吸収体の斜視図、第9図は
記録ヘッドのブレードによる拭動作を説明するための斜
視図、 第1O図(A)および(B)は排インク吸収体へインク
が到達する過程を説明するための断面図である。  3 24c・・・インク流路、 24d・・・キャップレバー受け、 24e・・・インク流路、 24f・・・回動レバー 24g・・・排インク管、 24h・・・インク流路、 25・・・シリンダキャップ、 25a・・・レバーガイド、 26・・・ピストンシール、 27・・・ピストン軸、 27a・・・動作軸、 27b・・・ピストン押え、 27c・・・ピストン受け、 27d・・・連結軸、 27e・・・ガイド軸、 27f・・・溝、 27g・・・回り止め、 27h・・・軸受部、 28・・・ピストン、 28d・・・ピストンリブ部、 1・・・シャーシ、 2・・・リードスクリュー 3・・・リードプーリー 4・・・クラッチギヤ、 5・・・クラッチバネ、 6・・・キャリア、 7・・・リードピン、 9・・・記録ヘッド、 9a・・・吐出口、 9c・・・吐出口、 15・・・セット軸、 16・・・ブレードレバー 17・・・ブレード、 20・・・セットレバ− 21・・・タイミングギヤ、 22・・・インク吸収体バネ、 23・・・インク吸収体、 24・・・シリンダ、 24a・・・シリンダ部、 24b・・・ガイド部、  4 29・・・ピストン押圧ローラ、 30・・・ピストン復帰ローラ、 31・・・ローラ軸、 32・・・キャップレバー 32a・・・回転軸、 32b・・・インクガイド、 32c・・・レバーガイド、 32d・・・シール面、 32e・・・係合部、 32f・・・インク流路、 34・・・キャップホルダ、 34a・・・フック、 34b・・・開口部、 35・・・キャップ、 35a・・・吸引口、 35b−・・フランジ部、 35c・・・キャップシール部、 36・・・紙送りローラ、 37・・・排インク吸収体、 38・・・紙押え板、 39・・・紙送りモータ、 40・・・・・・記録用紙、 42・・・ポンプ室、 43・・・キャップバネ、 44・・・シリンダ内吸収体、 44a・・・端面。  7 第8図(A) 第8図(B) 2 第8図(C) 第9図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)吐出口を有しインクを吐出するための記録ヘッドを
    具え、該記録ヘッドに対する被記録材の相対的な搬送に
    伴ない、前記インクによって当該被記録材に記録を行う
    インクジェット記録装置において、 前記記録ヘッドの前記吐出口からインクを吸引するため
    のポンプ手段と、 該ポンプ手段と前記吐出口との間で前記吸引されるイン
    クの吸引路を構成するための吸引路手段と、 該吸引路手段によって構成される吸引路を介して前記ポ
    ンプ手段によって吸引されるインクを当該ポンプ手段か
    ら排出するための排出路と、を具え、前記吸引路手段に
    よって構成される吸引路と前記排出路との間の前記ポン
    プ手段の流路に、インク吸収体を設けたことを特徴とす
    るインクジェット記録装置。 2)前記ポンプ手段の流路は段差部を有し、該段差部に
    溝部が設けられ、当該溝部の端にかかって前記インク吸
    収体が設けられたことを特徴とする請求項1に記載のイ
    ンクジェット記録装置。 3)前記インク吸収体には、当該流路の方向において貫
    通する空隙が設けられたことを特徴とする請求項1また
    は2のいずれかの項に記載のインクジェット記録装置。 4)前記排出路は、インク吸収体が設けられたインク貯
    留部であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
    かの項に記載のインクジェット記録装置。 5)前記記録ヘッドは、熱エネルギーによってインク中
    に膜沸騰を生じさせ該膜沸騰による気泡の成長に伴なっ
    てインクを吐出することを特徴とする請求項1ないし4
    のいずれかの項に記載のインクジェット記録装置。 6)吸引口および排出口が設けられたシリンダと該シリ
    ンダ内を相対的に往復動作するピストンとを有し、当該
    往復動作に伴い、前記吸引口からのインクの吸引および
    前記排出口からの当該吸引されたインクの排出を行うポ
    ンプにおいて、 前記吸引口と前記排出口との間の前記シリンダ内のイン
    クの流路にインク吸収体を設けたことを特徴とするポン
    プ。 7)前記流路は段差部を有し、該段差部に溝部が設けら
    れ、当該溝部の端にかかって前記インク吸収体が設けら
    れたことを特徴とする請求項6に記載のポンプ。 8)前記インク吸収体には、当該流路の方向において貫
    通する空隙が設けられたことを特徴とする請求項6また
    は7のいずれかの項に記載のポンプ。 9)前記ピストンはインク吸収体によって形成されたこ
    とを特徴とする請求項6ないし8のいずれかの項に記載
    のポンプ。
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DE69126629T DE69126629T2 (de) 1990-03-30 1991-03-28 Tintenstrahlaufzeichnungsgerät und dazugehöriger Pumpmechanismus
EP91105099A EP0449324B1 (en) 1990-03-30 1991-03-28 Ink jet recording apparatus and pump mechanism for use therewith
CN91102856A CN1075978C (zh) 1990-03-30 1991-03-30 喷墨记录装置
US08/176,285 US5357275A (en) 1990-03-30 1993-12-30 Ink jet recording apparatus and pump mechanism for use therewith

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