JPH03292483A - パイロット形バルブ - Google Patents

パイロット形バルブ

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JPH03292483A
JPH03292483A JP9168090A JP9168090A JPH03292483A JP H03292483 A JPH03292483 A JP H03292483A JP 9168090 A JP9168090 A JP 9168090A JP 9168090 A JP9168090 A JP 9168090A JP H03292483 A JPH03292483 A JP H03292483A
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JP
Japan
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diaphragm
valve body
pressure
pilot
hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP9168090A
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English (en)
Inventor
Osamu Tsutsui
修 筒井
Mikio Sawai
澤井 巳喜夫
Yoshinobu Uchimura
好信 内村
Hiroshi Horiuchi
啓史 堀内
Noboru Niihara
登 新原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は流量制御特性の改良を図ったパイロット形バ
ルブに関する。
(従来の技術) 第3図は従来のパイロット形バルブの縦断面図である。
このパイロット形バルブ101は、弁箱102内に形成
された流入路103および流出路104との間に主弁孔
105が設けられ、主弁孔105の上端開口周縁に形成
された主弁座106上には、主弁孔105の開閉を行な
うダイヤフラム弁体107が当接ないし接離自在に配設
されている。このダイヤフラム弁体107には、背圧室
108側へ突設された円柱状のガイド部109が形成さ
れている。このガイド部109には流路110が形成さ
れている。また、このダイヤフラム弁体107には、流
入路103側と背圧室108側とを連通するブリード孔
111が穿設されている。
ガイド部109の上方にはパイロット弁孔112が設け
られ、ソレノイド113で駆動されるプランジャ114
の下端に取付けられたパイロット弁体115によって、
パイロット弁孔112の開閉が行なわれる。
かかる構成において、ソレノイド113が非通電状態で
は、プランジャ114が押し下げられ、パイロット弁体
115は弁孔112の弁座に当接して、このパイロット
弁孔112を閉止している。このため、流入路103側
からブリード孔111を介して背圧室108側に流入し
た流体の圧力で、ダイヤフラム弁体107は主弁座10
6へ押し付けられ、主弁孔105は閉じる。
ソレノイド113が通電されプランジャ114が電磁力
により引き上げられると、パイロット弁体115はパイ
ロット弁孔112の弁座から離隔して、このパイロット
弁孔112が開き、背圧室108内の流体は、流路11
0 、パイロット流路115を介して流出路104側へ
流出する。これにより、背圧室108内の圧力が低下す
るので、流入路103側の圧力と背圧室10B側の圧力
差に基づいてダイヤフラム弁体107が図において上方
へ押し上げられて主弁座106から離隔して、主弁孔1
05を開く。そして、パイロット弁孔112の開閉量を
調節することにより流量を制御するようにしている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、従来のパイロット形バルブ101は、主弁孔1
05が閉状態では流入路103側の液体による1次側圧
力は、ダイヤフラム弁体107の周縁部に作用している
が、主弁孔105がわずかでも開いた状態になると流出
路104側の液体による2次側圧力もダイヤフラム弁体
107へ作用するから、ダイヤフラム弁体107を上方
へ押し上げる力が開弁により急増し、このためダイヤフ
ラム弁体107が急激に大きく開き易くなって、微妙な
流量のコントロールが困難である。
(課題を解決するための手段) このような課題を解決するためこの発明に係るパイロッ
ト形バルブは、流出路側に受圧ダイヤフラムを設け、こ
の受圧ダイヤフラムの受圧をリンク機構を介してダイヤ
フラム弁体の開度を抑制する方向に伝達するよう構成し
たことを特徴とする。
(作用) 流出路側の液体の2次側圧力によりダイヤフラム弁体を
押し上げる方向に作用する力を、受圧ダイヤフラムの受
圧により軽減もしくは打ち消す。
よって、ダイヤフラム弁体が過剰に押し上げられること
なく、微妙な流量コントロールを行なうことができる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を添付図面に基づいて説明する
第1図はこの発明に係るパイロット形バルブの縦断面図
である。
パイロット形バルブ1は、弁箱2の両側に形成された流
入路3および流出路4との間に主弁孔5が設けられ、主
弁孔5の上端開口周縁に形成された主弁座6上には、主
弁孔5の開閉を行なうダイヤフラム弁体7が当接ないし
接離自在に配設されている。
主弁座6°の上方にはダイヤフラム弁体7によって区画
された背圧室8が形成されており、この背圧室8はダイ
ヤフラム弁体7の周縁部に穿設されたブリード孔9を介
して流入路3側と連通している。
背圧室8の上部には、隔壁10を介して外部パイロット
室11が形成されている。そして、隔壁10の中央部に
は、下方に向けて開口したダイヤフラム昇降案内溝12
が形成されており、この昇降案内溝12内にはダイヤフ
ラム弁体7の上面から突設された円柱状のガイド部13
が遊嵌状態に嵌入されている。このガイド部13には流
路14が形成されている。また、ダイヤフラム昇降案内
溝12の直上をなす隔壁10の部分には、背圧室8と外
部パイロット室11とを連通ずるパイロット弁孔15が
穿設されている。
従って、背圧室8は、ダイヤフラム弁体7のガイド部1
3の内部に形成された流路14およびパイロット弁孔1
5とを通して外部パイロット室11へ連通するよう構成
されている。なお、外部パイロット室11は、バイパス
流路16によって流出路4側もしくはこの流出路4に接
続されている図示しない2次側配管等へ連通しており、
外部パイロット室11とバイパス流路16とによってパ
イロット流路が形成される。
また、弁箱2の上部には、プランジャ17を図において
上下方向に進退動させるアクチュエータ18が設けられ
ている。プランジャ17の先端には、プランジャ17の
進退動によって隔壁10に設けたパイロット弁孔15を
開閉するパイロット弁体19が取付けられている。
弁箱2の下部には、受圧ダイヤフラム室20を形成して
おり、この受圧ダイヤフラム室20内にはダイヤフラム
弁体7と対向するように受圧ダイヤフラム21を配設し
ている。そして、この受圧ダイヤフラム21で区画され
たダイヤフラム弁体7側の区画室22は、連通孔23を
介して流出路4側へ連通している。また、他方側の区画
室24は大気連通孔25を介して大気と連通させている
そして、この受圧ダイヤフラム21とダイヤフラム弁体
7の中心部間はリンク機構であるロッド26で連結され
、流出路4側の液体による2次側圧力により受圧ダイヤ
フラム21が受けた力をダイヤフラム弁体7へ伝達する
よう構成している。
なお、この実施例はダイヤフラム弁体7と受圧ダイヤフ
ラム21とを上下方向に対向するよう配設しているが、
受圧ダイヤフラム21を例えば弁箱2の側方等に形成し
た場合は、適宜なリンク機構を用いて受圧ダイヤフラム
21の受圧をダイヤフラム弁体7の開度を抑制する方向
へ伝達させるよう構成する。
次に、パイロット形バルブの動作を説明する。
まず、アクチュエータ18の駆動によってプランジャ1
7が進出するとプランジャ17の先端に取付けたパイロ
ット弁体19がパイロット弁孔15の弁座に当接し、パ
イロット弁孔15を閉止する。この状態では、流入路3
からブリード孔9を介して背圧室8に流入した液体の圧
力で、ダイヤフラム弁体7は主弁座6へ押し付けられ、
主弁孔5は閉じる。
この閉弁動作において、プランジャ17はダイヤフラム
弁体7と直接接触していないので、わずかな進出量にて
パイロット弁孔15を閉塞することができる。
一方、図の閉止状態から、アクチュエータ18を駆動し
てプランジャ17を上方に後退させると、パイロット弁
体19はパイロット弁孔15の弁座から離隔して、パイ
ロット弁孔15が開く。
すると、背圧室8内の流体が、ガイド部13の流路14
およびパイロット弁孔15を通して外部パイロット室1
1へ流入し、バイパス流路16を通して流出路4側へ流
出する。これにより、背圧室8内の圧力は低下し、流入
路3側の流体の圧力でダイヤフラム弁体7が押し上げら
れ、ダイヤフラム弁体7が主弁座6から離隔して、主弁
孔5を開く。この場合、流出路4側の液体の2次側圧力
によってダイヤフラム弁体7を押し上げようとする力は
、受圧ダイヤフラム21とロッド26の作用で打ち消さ
れて軽減されるため、従来のように流出路4側の圧力に
よってダイヤフラム弁体7が急激に上昇されることもな
く安定した開成駆動を行なわせることができる。
第2図はパイロット形バルブの他の実施例を示す縦断面
図である。
このパイロット形バルブ51の基本構造は第1図に示し
たものと同じであり、相違点について説明する。
このパイロット形バルブ51は、背圧室8内に圧力調整
用スプリング52を設けるとともに、受圧ダイヤフラム
21の受圧部面積をダイヤフラム弁体7の受圧部面積よ
りも小さくしたものである。
圧力調節用スプリング52は隔壁10とダイヤフラム弁
体7の上面との間に、ダイヤフラム弁体7を主弁孔5に
向けて付勢するよう介設している。
なお、この実施例は開弁状態での流入路3側の液体の1
次側圧力と流出路4側の液体の2次側圧力との差が比較
的小さい低圧損型のパルプを想定して、受圧ダイヤフラ
ム21の受圧面積を小さくして、ダイヤフラム弁体7が
主弁孔5を閉塞しないようにしたものであるが、1次側
と2次側の圧力差が比較的大きい高圧損型のバルブの場
合は、2次側の圧力が低いので受圧ダイヤフラム21の
受圧面積を大きく(場合によってダイヤフラム弁体7の
受圧面積よりも大きく)シて、バランスを取るようにし
てもよい。
(発明の効果) 以上説明したようにこの発明に係るパイロット形バルブ
は、流出路側の液体の圧力を受圧ダイヤフラムで受圧し
て、リンク機構を介してダイヤフラム弁体の開度を抑制
するよう伝達する構成としたので、開弁直後にダイヤフ
ラム弁体が開き過ぎの状態になることがなく、微妙な流
量コントロールを安定に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るパイロット形バルブの縦断面図
、第2図は同バルブの他の実施例を示す縦断面図、第3
図は従来のパイロット形バルブの縦断面図である。 1.51・・・パイロット形バルブ、2・・・弁箱、3
・・・流入路、4・・・流出路、5・・・主弁孔、6・
・・主弁座、7・・・ダイヤフラム弁体、8・・・背圧
室、9・・・ブリード孔、15・・・パイロット弁孔、
16・・・バイパス流路、19・・・パイロット弁体、
20・・・受圧ダイヤフラム室、21・・・受圧ダイヤ
フラム、26・・・リンク機構であるロッド。 特許

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 弁箱内に設けた流入路と流出路との間にダイヤフラム弁
    体を開閉自在に介設し、このダイヤフラム弁体の背面に
    背圧室を形成するとともに、流入路とダイヤフラム背室
    との間をブリード孔で連通し、かつ、背圧室と弁箱の外
    部もしくは流出路をパイロット流路を介して連通し、こ
    のパイロット流路の開閉を行なうパイロット弁体を備え
    た開閉弁において、前記弁箱内の流出路側に受圧ダイヤ
    グラムを設け、この受圧ダイヤフラムの受圧をリンク機
    構を介して前記ダイヤフラム弁体の開度を抑制する方向
    に伝達するよう構成したことを特徴とするパイロット形
    バルブ。
JP9168090A 1990-04-06 1990-04-06 パイロット形バルブ Pending JPH03292483A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2877743A1 (fr) * 2004-06-23 2006-05-12 Smc Kk Dispositif de regulation de debit
JP2010515993A (ja) * 2007-01-11 2010-05-13 ランディ レンゾ エス.ピー.エー. 圧力調整器

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