JP5453175B2 - パイロット式電磁弁 - Google Patents
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Description
ダイアフラムと、
該ダイアフラムに向かって液体が流入する側の通路である流入通路と、
液体が流出する側の通路である流出通路と、
前記流入通路に連通する流入側空間と、前記流出通路に連通する流出側空間との間に形成された隔壁と、
前記ダイアフラムに設けられて前記隔壁との間で主弁を構成するとともに、該隔壁に当接することで、前記流入側空間と前記流出側空間との連通が切断された閉弁状態とし、該隔壁から離間することで、該流入側空間と該流出側空間とが連通した開弁状態とする弁体と、
前記ダイアフラムの背面側に形成された背圧室と、
前記流入側空間から前記背圧室に前記液体を導入することにより、該背圧室内の圧力を上昇させるオリフィスと、
前記背圧室に設けられた副弁を開弁して該背圧室の圧力を開放することで、前記主弁を開弁状態とし、該副弁を閉弁して該背圧室の圧力を保持することで前記主弁を閉弁状態とする副弁駆動手段と
を備えるパイロット式電磁弁において、
前記主弁が開弁状態にある場合には、前記オリフィスが前記流入側空間に開口する側で該オリフィスを閉鎖するオリフィス閉鎖部材を備えることを特徴とする。
A.第1実施例:
A−1.第1実施例のパイロット式電磁弁の構造:
A−2.パイロット式電磁弁の動作原理:
A−3.第1実施例のパイロット式電磁弁の動作:
B.第2実施例:
C.変形例:
A−1.第1実施例のパイロット式電磁弁の構造 :
図1は、第1実施例のパイロット式電磁弁100の構造を示した説明図である。図1(a)には、パイロット式電磁弁100の大まかな構造を示す分解組み立て図が示されており、図1(b)には、パイロット式電磁弁100の詳細な構造を示す断面図が示されている。図1(a)に示されるように、パイロット式電磁弁100は、電磁コイルが内蔵された上部ケース110と、液体の通路が形成された下部ケース140との間に、略円板形状のダイアフラム部130を挟み込んだ構造となっている。また、ダイアフラム部130の上側には、電磁コイルによって駆動されるプランジャ部120が組み込まれている。
図2は、パイロット式電磁弁の動作原理を示す説明図である。尚、ここでは、必ずしも第1実施例のパイロット式電磁弁100に限らず、一般的なパイロット式電磁弁を想定して説明するが、理解の便宜を図るため、各部品の形状および部品の符番については、図1に示した第1実施例のパイロット式電磁弁100と同じとしている。
図3は、第1実施例のパイロット式電磁弁100の動作を示した説明図である。尚、図3では、図示が煩雑となることを避けるために、ダイアフラム134については図示が省略されている。図3(a)には、閉弁状態にあるパイロット式電磁弁100が示されている。図2(a)を用いて前述した一般的なパイロット式電磁弁と同様に、第1実施例のパイロット式電磁弁100においても、プランジャ本体122はバネ114によって弁体132に押し付けられた状態となっており、弁体132のリリーフ通路136は、プランジャ本体122の端面に設けられた座面128によって塞がれている。
以上に説明した第1実施例のパイロット式電磁弁100では、オリフィス通路138を貫通するクリーニングピン124の先端に閉鎖部材126を設けておき、プランジャ本体122を引き上げる動きで閉鎖部材126を引き上げることによって、オリフィス通路138を閉鎖するものとして説明した。しかし、パイロット式電磁弁100が開弁状態となったときにオリフィス通路138を閉鎖することができるのであれば、どのようなメカニズムによって閉鎖しても構わない。以下では、パイロット式電磁弁100が開弁状態となったときの液体の流れを利用して、オリフィス通路138を閉鎖する第2実施例のパイロット式電磁弁100について説明する。
以上に説明した第1実施例および第2実施例では、下部ケース140に円環形状の流入室142が設けられ、その中心位置に流出ニップル144が設けられているものとして説明した。従って、液体は流入通路148から一旦、流入室142に流入した後、パイロット式電磁弁100が開弁状態になると、流入室142から、中央に設けられた流出ニップル144を介して流出通路146に流出することになる。しかし、本発明は、このような構造以外のパイロット式電磁弁に対しても適用することが可能である。以下では、このような変形例のパイロット式電磁弁500について簡単に説明する。
114…バネ、 116…背圧室、 120…プランジャ部、
122…プランジャ本体、 124…クリーニングピン、 126…閉鎖部材、
128…座面、 130…ダイアフラム部、 132…弁体、
134…ダイアフラム、 136…リリーフ通路、 138…オリフィス通路、
139…座面、 140…下部ケース、 142…流入室、
144…流出ニップル、 146…流出通路、 148…流入通路、
230…閉鎖部材、 232…容器、 234…閉鎖部材、
500…パイロット式電磁弁、 532…弁体、 540…下部ケース、
542…流出室、 544…流入ニップル
Claims (3)
- ダイアフラムと、
該ダイアフラムに向かって液体が流入する側の通路である流入通路と、
液体が流出する側の通路である流出通路と、
前記流入通路に連通する流入側空間と、前記流出通路に連通する流出側空間との間に形成された隔壁と、
前記ダイアフラムに設けられて前記隔壁との間で主弁を構成するとともに、該隔壁に当接することで、前記流入側空間と前記流出側空間との連通が切断された閉弁状態とし、該隔壁から離間することで、該流入側空間と該流出側空間とが連通した開弁状態とする弁体と、
前記ダイアフラムの背面側に形成された背圧室と、
前記流入側空間から前記背圧室に前記液体を導入することにより、該背圧室内の圧力を上昇させるオリフィスと、
前記背圧室に設けられた副弁を開弁して該背圧室の圧力を開放することで、前記主弁を開弁状態とし、該副弁を閉弁して該背圧室の圧力を保持することで前記主弁を閉弁状態とする副弁駆動手段と
を備えるパイロット式電磁弁において、
前記主弁が開弁状態にある場合には、前記オリフィスが前記流入側空間に開口する側で該オリフィスを閉鎖するオリフィス閉鎖部材を備えることを特徴とするパイロット式電磁弁。 - 請求項1に記載のパイロット式電磁弁において、
前記オリフィス閉鎖部材は、前記オリフィスを貫通するクリーニングピンと一体に設けられており、
前記副弁駆動手段が、前記副弁を開弁させる動作によって前記クリーニングピンを軸方向に移動させると、前記オリフィス閉鎖部材によって前記オリフィスが閉鎖されることを特徴とするパイロット式電磁弁。 - 請求項1に記載のパイロット式電磁弁において、
前記オリフィス閉鎖部材は、前記主弁が前記開弁状態の時に、前記流入側空間に生じる液体の流れによって前記オリフィスの開口部分に押し付けられることにより、該オリフィスを閉鎖する部材であることを特徴とするパイロット式電磁弁。
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