JPH03292449A - 無段変速機を備えた車両の制御装置 - Google Patents

無段変速機を備えた車両の制御装置

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JPH03292449A
JPH03292449A JP9293490A JP9293490A JPH03292449A JP H03292449 A JPH03292449 A JP H03292449A JP 9293490 A JP9293490 A JP 9293490A JP 9293490 A JP9293490 A JP 9293490A JP H03292449 A JPH03292449 A JP H03292449A
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JP
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engine
speed
vehicle
gear ratio
continuously variable
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JP9293490A
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Katsumi Kono
克己 河野
Shigeki Hiramatsu
茂樹 平松
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、無段変速機を備えた車両において、エンジン
ブレーキ怒を抑制するための制御装置に関するものであ
る。
従来の技術 エンジンの回転を無段階に変速して駆動輪へ伝達する無
段変速機と、車両の2.停止に関連してその無段変速機
を急減速変速させる急減速変速制御手段とを備えた車両
が知られている。たとえば、本出願人が先に出願した特
願平1−92130号に記載の変速比制御装置がそれで
ある。これによれば、車両の減速度が予め定められた判
断基準値を上回ったときには、最大変化速度で無段変速
機の変速比を最減速側へ変化させることにより、車両の
再発進時の駆動力が充分に得られるようにされている。
発明が解決すべき課題 ところで、上記従来の車両では、急停止時における変速
比の最減速側への最大変化速度は、車両の停止までの間
に変速比を確実に最減速側まで変化させることと、車両
制動中のエンジンのアイドル回転速度を高めることによ
るエンジンブレーキ感を発生させないこととが両立する
ように設定されることが望まれる。しかし、車両の急停
止状態には大きなばらつきが存在するので、たとえば車
輪のスリップを伴うような激しい急停止状態でも確実に
変速比を最減速側へ変化させるために、上記最大変化速
度が高くなるように油圧回路などを設定すると、通常の
急停止状態において変速比がその最大変化速度で最減速
側へ変化させられることによってエンジンブレーキ作用
が発生し、運転性が損なわれる不都合があった。
本発明は以上の事情を背景として為されたものであり、
その目的とするところは、車両の急停止状態に拘わらず
、確実に変速比を最減速側へ変化させ且つエンジンブレ
ーキ感を抑制する無段変速機を備えた車両の制御装置を
提供することにある。
課題を解決するための手段 斯る目的を達成するための本発明の要旨とするところは
、エンジンの回転を無段階に変速して駆動輪へ伝達する
無段変速機と、車両の2、停止に関連してその無段変速
機を急減速変速させる急減速変速制御手段とを備えた車
両において、その′p!、減速変速制御手段による無段
変速機の急減速変速に際してエンジンブレーキ感を抑制
するための制御装置であって、(a)前記車両の急停止
状態を検出する急停止状態検出手段と、Φ)その急停止
状態検出手段により車両の急停止状態が検出された場合
には、前記エンジンの出力を一時的に上昇させるエンジ
ン出力上昇制御手段とを、含むことにある。
作用および発明の効果 このようにすれば、急停止状態検出手段により車両の急
停止状態が検出された場合には、エンジン出力上昇制御
手段によりエンジンの出力が一時的に上昇させられるの
で、車両の急停止状態に拘わらず、確実に変速比が最減
速側へ変化させられると同時にエンジンブレーキ感が抑
制される。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は、本発明の一実施例の主要構成を概略的に示し
ている。図において、急停止状態検出手段2によって車
両の急停止状態が検出された場合には、急減速変速制御
手段4により無段変速機の変速比が減速側へ向かって最
大変化速度で変化させられるのに加えて、エンジン出力
上昇制御手段6によりエンジンの出力が一時的に上昇さ
せられるように構成されている。これにより、車両の急
停止状態においては、変速比が減速側へ最大変化速度で
変化させられると同時に、エンジン回転速度がアイドル
回転から上昇させられるので、エンジンブレーキ感の発
生が抑制される。
次に、上記主要構成図をさらに詳しく説明する。
第2図において、エンジン10の動力は、ロックアツプ
クラッチ付フルードカップリング12、前記無段変速機
に対応するベルト式無段変速機(以下、CVTという)
14、前後進切換装置16、中間ギヤ装置18、および
差動歯車装置20を経て駆動軸22に連結された駆動輪
24へ伝達されるようになっている。
フルードカップリング12は、エンジン10のクランク
軸26と接続されているポンプ羽根車28と、CVTl
4の入力軸30に固定されポンプ羽根車28からの油の
流れを受けて回転させられるタービン羽根車32と、ダ
ンパ34を介して入力軸30に固定されたロックアツプ
クラッチ36と、保合側油路37に接続された係合側油
室33および解放側油路39に接続された解放側油室3
5とを備えている。フルードカップリング12内は常時
作動油で満たされており、保合側油室33へ作動油が供
給されるとともに解放側油室35内から作動油が流出さ
せられると、ロックアツプクラッチ36が係合させられ
て、クランク軸26と入力軸30とが直結状態にされる
。反対に、解放側油室35へ作動油が供給されるととも
に保合側油室33内から作動油が流出させられると、ロ
ックアツプクラッチ36が解放される。
CVTl 4は、その入力軸30および出力軸38にそ
れぞれ設けられた一次側可変プーIJ40および二次側
可変プーリ42と、それら可変プーリ40および42に
巻き掛けられた伝動ベルト44とを備えている。可変プ
ーリ40および42は、入力軸30および出力軸38に
それぞれ固定された固定回転体46および48と、入力
軸30および出力軸38にそれぞれ軸方向の移動可能か
つ軸回りの相対回転不能に設けられた可動回転体50お
よび52とから成り、可動回転体50および52が油圧
アクチュエータとして機能する一次側油圧シリンダ54
および二次側油圧シリンダ56によって移動させられる
ことにより■溝幅すなわち伝動ベルト44の掛り径(有
効径)が変更されて、CVT14の変速比γ(=入力軸
30の回転速度Ni/出力軸38の回転速度N、、t)
が変更されるようになっている。
前後進切換装置16は、よく知られたダブルピニオン型
遊星歯車機構であって、その出力軸58に固定されたキ
ャリヤ60により回転可能に支持され且つ互いに噛み合
う一対の遊星ギヤ62および64と、前後進切換装置1
6の入力軸(CVT14の出力軸)38に固定され且つ
内周側の遊星ギヤ62と噛み合うサンギヤ66と、外周
側の遊星ギヤ64と噛み合うリングギヤ68と、リング
ギヤ68の回転を停止するための後進用ブレーキ70と
、上記キャリヤ60と前後進切換装置16の入力軸38
とを連結する前進用クラッチ72とを備えている。後進
用ブレーキ70および前進用クラッチ72は油圧により
作動させられる形式の摩擦係合装置であって、それらが
共に係合しない状態では前後進切換装置16が中立状態
とされて動力伝達が遮断される。しかし、前進用クラッ
チ72が係合させられると、CVT14の出力軸3日と
前後進切換装置16の出力軸58とが直結されて車両前
進方向の動力が伝達される。また、後進用ブレーキ70
が係合させられると、CVTI4の出力軸38と前後進
切換装置16の出力軸58との間で回転方向が反転され
るので、車両後進方向の動力が伝達される。
エンジン10によって回転駆動される油圧ポンプ74は
第2図に示す油圧制御回路76の油圧源である。この油
圧制御回路76は、上記車両用動力伝達装置を制御する
ためのものであり、たとえば、特開昭62−19644
9号公報、特開昭64−49749号公報、特願平1−
78784号、或いは特願平1−33141号に記載さ
れた油圧制御回路と同様に構成されている。油圧制御回
路76には、図示しない変速方向制御弁を制御するため
の第1電磁弁80および図示しない変速速度制御弁を制
御するための第2電磁弁82が設けられている。第1電
磁弁80のオンオフ作動状態に関連してCVT14の変
速比γの変化方向が切り換えられ、第2電磁弁82のオ
ンオフ作動状態に関連して変速比Tの変化速度が切り換
えられるので、第1電磁弁80および第2電磁弁82の
作動状態の組合わせによって、変速比Tを速やかに増速
側へ変化させる急増速モード、変速比Tを速やかに減速
側へ変化させる急減速モード、変速比Tを緩やかに増速
側へ変化させる緩増速モード、変速比γを緩やかに減速
側へ変化させる緩減速モードがそれぞれ成立させられる
とともに、急増速モードと緩増速モードとの間および急
減速モードとIN減速モードとの間の中間的モードが第
2電磁弁82のデユーティ駆動により成立させられるよ
うになっている。
また、上記油圧制御回路76には、ロックアツプクラッ
チ36の保合状態を制御するための第3twin弁84
が設けられている。通常、燃費および運転性を考慮した
所定の条件を満足すると、たとえば車速V、入力軸回転
速度N 4 n、およびスロットル弁開度θいのうちの
少なくとも車速Vが予め定められた範囲内となったと判
断されるとロックアツプ作動指令信号が出力されて上記
第3電磁弁84が作動させられて、保合側油室33へ作
動油が供給されるとともに解放側油室35内がら作動油
が流出させられる。これにより、ロックアツプクラッチ
36が係合させられて、クランク軸26と入力軸30と
が直結状態とされる0反対に、上記車速V等が所定値以
下になると、解放側油室35へ作動油が供給されるとと
もに保合側油室33内から作動油が流出させられること
により、ロックアツプクラッチ36が解放される。
CVT用電子電子制御装置9o油圧制御回路76におけ
る前記第1電磁弁80、第2電磁弁82、第3電磁弁8
4を駆動することにより、CVTI4の変速比γおよび
ロックアツプクラッチ36などを制御する。CVT用電
子電子制御装置90CPU92、ROM94、RAM9
6、図示しないインターフェース回路等から成る所謂マ
イクロコンピュータを備えており、それには、駆動輪2
4の回転速度を検出する車速センサ102、CVT14
の入力軸30および出力軸38の回転速度をそれぞれ検
出する入力軸回転センサ104および出力軸回転センサ
106、エンジン10の吸気配管に設けられたスロット
ル弁の開度を検出するスロットル弁開度センサ108、
シフトレバ−100の操作位置を検出するための操作位
置センサ110、ブレーキペダルの操作を検出するため
のブレーキスイッチ112から、車速Vを表す信号、入
力軸回転速度N1イを表す信号、出力軸回転速度N o
 w tを表す信号、スロットル弁開度θt1を表す信
号、シフトレバ−100の操作位置P1を表す信号、ブ
レーキ操作を表す信号がそれぞれ供給される。前記CV
T用電子電子制御装置90内PU92は、RAM96の
一時記憶機能を利用しつつROM94に予め記憶された
プログラムに従って入力信号を処理し、前記第1電磁弁
80、第2電磁弁82、第3’を磁弁84を駆動するた
めの信号をそれぞれ出力する。
また、車両には、第3図に示すエンジン制御装置が備え
られている。図において、エンジン10の吸気配管には
燃料噴射弁120が設けられているとともに、その燃料
噴射弁120の上流側の吸気配管にはエンジン10の出
力を制御するためのスロットル弁122およびアイドル
回転速度を制御するためのアイドル速度制御弁(ISC
V)124が並列に設けられている。エンジン用電子制
御装置126は、図示しないアクセルペダルの操作量に
対応した出力をエンジン10から出力させるために、ス
ロットル弁122および燃料噴射弁120を制御する。
また、エンジン用電子制御装置126は、酸素センサ1
28からの信号に従って排気ガスの成分を所定の範囲内
に維持するために、燃料噴射弁120およびスロットル
弁122を操作して燃料噴吸入混合気の割合を調節する
さらに、エンジン用電子制御装置126は、吸気温度セ
ンサ130、冷却水温度センサ132、スタータ134
、図示しないニアコンディショナなどからの信号に基づ
いて適切なアイドル回転速度を維持するために上記アイ
ドル速度制御弁124を制御する。
前記CVT用電子電子制御装置は、燃費および運転性を
考慮した最適曲線に沿ってエンジン10を作動させるよ
うにCVT14の変速比Tを制御するとともに、車両の
急停止状態では、エンジンブレーキ感を発生させること
なく変速比γを速やかに最減速側へ向かって変化させ、
車両の再発進に際して充分な駆動力が得られるようにす
る。この制御作動を第4図のフローチャートを用いて説
明する。
第4図において、図示しないステップにおいて初期化が
実行された後、各センサからの入力信号等がそれぞれ読
み込まれるとともに、その読み込まれた信号に基づいて
車速V、減速度DV、入力軸30の回転速度N i n
、出力軸38の回転速度N。1、などが算出される。次
いで、ステップS1乃至S5において走行中の車両のゑ
、停止状態、たとえば比較的強い制動操作による急制動
状態が判断される。すなわち、ステップS1において車
両のブレーキが操作されているか否かが判断され、ステ
ップS2においてエンジン10がアイドル状態であるか
否かが判断され、ステップS3において車速Vが予め定
められた判断基準車速02以下であるか否かが判断され
、ステップS4において車速Vが予め定められた判断基
準車速01以上であるか否かが判断され、ステップS5
において車両の減速度DVが予め定められた判断基準減
速度Go以上であるか否かが判断される。上記判断基準
車速C2、CI、および判断基準減速度C力は、CVT
14の′@、減速変速が必要な領域であるか否かを判断
するための値である。
上記ステップS1乃至S5の判断の少なくとも一つが否
定されると、ステップS6において第5図に示す通常の
変速比制御が実行される。すなわち、ステップSSIに
おいて、予めROM94に記憶された関係から、実際の
スロットル弁開度θ2hおよび車速Vに基づいて目標入
力軸回転速度Niが算出される。この関係は、たとえば
燃費および運転性を考慮した最適曲線上でエンジン10
を作動させるために予め求めらたものである。続くステ
ップSS2では、実際の入力軸30の回転速度N8.と
目標入力軸回転速度N i n″″との差、すなわち制
御偏差ΔN1R(=N、、”−N=、)が算出されると
ともに、ステップSS3において、上記制御偏差ΔN 
i nを解消するための制御モードが選択される。すな
わち、変速比Tのフィードバック制御における偏差ΔN
 i nが零となるように、換言すれば目標入力軸回転
速度N i n′と実際の入力軸回転速度Ni、(−エ
ンジン回転速度N、)とが一致するように変速モードお
よびデユーティ比が決定される。そして、ステップSS
4において、その変速モード或いはデユーティ比が得ら
れるように、第1電磁弁80および第2電磁弁82が駆
動され、実際の入力軸回転速度N、わが目標入力軸回転
速度N i n′に一致するように変速比γが調節され
るのである。
しかし、前記ステップS1乃至S5の判断がすべて肯定
された場合には、変速比γを速やかに減速側へ変化させ
ることが必要な車両の急制動状態であるので、急減速変
速制御手段4に対応するステップS7において急減速制
御が実行されるとともに、アイドル速度制御弁124が
操作されてエンジン10の出力トルクおよび回転速度N
eが一時的に上昇させられる。すなわち、前記急減速変
速モードが選択されてCVT14の変速比γが最大速度
で速やかに減速側へ変化させられるとともに、アイドル
速度制御弁124の制御値11の内容を予め定められた
値C1に設定する。この値C+は、たとえば一定値であ
り、急停止状態のばらつきに拘わらず上記急減速変速モ
ードが選択されたときにエンジンブレーキ作用が発生し
ない値に決定されている。上記ステップS7において設
定されたアイドル速度制御弁124の制御値I8はエン
ジン用電子制御装置126へ伝送され、このエンジン用
電子制御装置126によってアイドル速度制御弁124
が上記設定値CIに対応して開かれる。これにより、エ
ンジン10の出力トルクおよび回転速度Neが一時的に
上昇させられる。そして、以上のサイクルが繰り返し実
行されるうち、たとえば車速Vが判断基準車速CIを下
回って上記ステップS7が実行されなくなると、−時的
に上昇させられていたエンジン回転速度Neがアイドル
回転に戻される。
上述のように、本実施例によれば、急停止状態検出手段
2に対応する前記ステップS1乃至S5において車両の
急停止状態が判断されると、エンジン出力上昇制御手段
6として機能するアイドル速度制御弁124により、エ
ンジンlOの出力トルクおよびエンジン回転速度Neが
一時的に上昇させられる。このため、第6図のタイムチ
ャートの2、減速変速領域において実線に示すように、
1点鎖線に示す従来の場合に比較してCVT14の入力
軸トルクT、、、が高められるので、斜線に示す従来の
負トルク領域が解消される。したがって、車両の急停止
状態に拘わらず、確実に変速比Tが最減速側へ変化させ
られると同時にエンジンブレーキ感が抑制されるのであ
る。
以上、本発明の一実施例を図面に基づいて説明したが、
本発明はその他の態様においても適用される。
たとえば、前述の実施例では、車両の急停止状態を検出
するためにステップS1乃至S5の判断が用いられてい
たが、たとえば前記ステップs5の判断DV≧C11に
替えて、急減速モードであるか否か、或・いは変速比γ
の増加率が所定値C以上であるか否かの判断が用いられ
てもよい。
また、前記アイドル速度制御弁124に対するエンジン
lOの出力の応答が改善されれば、前記ステップS5の
判断DV≧C0に替えて、エンジン回転速度N、が所定
のアイドル回転速度子αであるか否かの判断が用いられ
てもよいし、トルクセンサにより検出されるCVT14
の入力軸トルクT i nが負であるか否かという判断
が用いられてもよいのである。
また、前述の実施例では、アイドル速度制御弁124に
対する制御値■、は、一定値C1が用いられていたが、
減速度DV、変速比Tの増加率、或いはエンジン10の
アイドル回転速度からの吹上かり量の函数から決定され
てもよい。
また、ステップS7において、CVT14の入力軸トル
クTAIIを零とするようにアイドル速度制御弁124
がフィードバック制御されてもよい。
また、前述の実施例では、エンジンlOの出力トルクお
よびエンジン回転速度Neを一時的に上昇させるために
、アイドル速度制御弁124が用いられていたが、スロ
ットル弁122と並列に設けられた他の弁であってもよ
いし、スロットル弁122を駆動してエンジン10の回
転速度Neを一時的に上昇させるアクチエータが用いら
れてもよい。
また、前述の実施例では、ロックアツプクラッチ付フル
ードカップリング12が用いられているが、ロックアツ
プクラッチ付トルクコンバータであっても差支えない、
要するに、流体を介して動力を伝達するために、負のト
ルクの伝達可能な形式の流体継手であればよいのである
なお、上述したのはあくまでも本発明の一実施例であり
、本発明はその主旨を逸脱しない範囲において種々変更
が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の主要構成図である。 第2図は第1図の実施例の動力伝達経路および変速制御
装置の構成を詳しく示すブロック線図である。第3図は
第1図のエンジン制御装置の構成を詳しく示すブロック
線図である。第4図は第2図の電子制御装置の制御作動
を説明するフローチャートである。第5図は第4図のス
テップs6における通常の変速制御作動を説明するフロ
ーチャートである。第6図は第2図の電子制御装置の制
御作動により得られる作動をそれぞれ示すタイムチャー
トである。 2:急停止状態検出手段 4:急減速変速制御手段 6:エンジン出力上昇制御手段 IO=エンジン 14:CVT(無段変速機) 11IK1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 エンジンの回転を無段階に変速して駆動輪へ伝達する無
    段変速機と、車両の急停止に関連して該無段変速機を急
    減速変速させる急減速変速制御手段とを備えた車両にお
    いて、該急減速変速制御手段による該無段変速機の急減
    速変速に際してエンジンブレーキ感を抑制するための制
    御装置であって、 前記車両の急停止状態を検出する急停止状態検出手段と
    、 該急停止状態検出手段により車両の急停止状態が検出さ
    れた場合には、前記エンジンの出力を一時的に上昇させ
    るエンジンの出力上昇制御手段と、を含むことを特徴と
    する無段変速機を備えた車両の制御装置
JP9293490A 1990-04-06 1990-04-06 無段変速機を備えた車両の制御装置 Pending JPH03292449A (ja)

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