JPH03291835A - 偏向ヨーク - Google Patents

偏向ヨーク

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Publication number
JPH03291835A
JPH03291835A JP9360390A JP9360390A JPH03291835A JP H03291835 A JPH03291835 A JP H03291835A JP 9360390 A JP9360390 A JP 9360390A JP 9360390 A JP9360390 A JP 9360390A JP H03291835 A JPH03291835 A JP H03291835A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slit
winding
coil
wound
order
Prior art date
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Pending
Application number
JP9360390A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadao Yukimoto
行本 貞夫
Yutaka Tsutsumi
堤 豊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH03291835A publication Critical patent/JPH03291835A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、テレビジョン受像機やデイスプレー装置の偏
向コイルに寄生発振する高周波電流の異常過渡振動(以
下リンギングという)の発生を抑制した偏向ヨークに関
するものである。
従来の技術 以下に一般の偏向ヨークについて説明する。第2図(a
)、 (b)及び第3図に示すように、リブ6.78で
スリット溝9.10を放射状に設けた巻枠の左右対称に
形成されている巻枠のスリット1〜スリツト5及びスリ
ット1゛〜スリツト5°にコイル導線a−e及びコイル
導線a゛〜e“を巻回してそれらの一対で偏向ヨークを
構成している。
従来の偏向ヨークのインピーダンス特性を比較例として
第11図番こ示す。
第9図及び第1O図に示すようにリード端子Sがらスリ
ット1〜スリツト5に巻かれるコイル導線ミルコイル導
線eの巻き始めにSを、巻き終りにfを付記し、各コイ
ル導線に同一方向の電流が流れるように導線の巻き終り
fを次に巻回する導線の巻き始めSに結露するように巻
回する。すなわち、第1のスリットの巻き終りafを第
2スリツトの巻き始めbsに、次に第2スリツトの巻き
終りbfを第3スリツトの巻き始めCSにというような
順番で巻回し第5スリツトの巻き終りefまでを内側の
スリットlから外側のスリット5へ規則正しく巻回し、
リード端子下に接続する。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記の従来の構成ではコイルを形成する導
体間の固有の分布容量によるコイルの共振周波数が、偏
向周波数の倍数の高調波周波数に接近するのでリンギン
グが無視できない程度になりテレビジョン受像機等の画
像に悪影響を及ぼすとル1う問題点を有していた。
本発明は、上記従来の問題点を解決するものでリンギン
グの発生を抑制し、テレビジョン受像機等の良質な画像
の得られる偏向ヨークを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明の偏向ヨークは、複数
のスリットをもつ巻枠に、コイル導線を内側のスリット
から1つ以上のスリットを空けて外側のスリットに巻回
した後、前記内側のスリットとは別の内側のスリットに
戻して巻回するように不規則に巻回した偏向コイルを有
した構成としたものである。
作用 この構成によって、コイルを形成する導体間の分布容量
がみかけ上変化してコイルの共振周波数及びQが増減す
ることとなる。リンキングの発生材構は複雑であり、掃
引周波数の高周波周波数とコイル装置の高次の共振周波
数との因果関係は一義的に特定できないが、不規則巻線
により、リンギングの発生を抑制することとなる。
実施例 以下本発明の実施例について図面を参照しながら説明す
る。
(第1実施例) 本発明の第1の実施例を示す第1図、第2図及び第4図
では、従来例と同一部品に同一番号を付して説明は省略
する。第2図に示した巻枠のスリットに、第1図及び第
4図に示すようにコイル導線の巻回して偏向ヨークを形
成する。巻回順序はスリットlからスリット2次いでス
リット3へは、内側のスリットから外側のスリットへ順
次に外側へ巻回してコイル導線a、b、cを形成するが
、スリット4とスリット5の巻回順序は入れかえて、ス
リット3からスリット5へ次いでスリット4へと巻回し
てコイル導線d、eを形成する。
同様にして、スリット1゛〜スリツト5゛についても一
部不規則な順序で巻回し、両者をペアにした偏向ヨーク
のインピーダンス特性図を第5回に示す。
(第2実施例) 以下、本発明の第2の実施例について説明する。
第1の実施例と異るのは、コイル導線の巻回順序をスリ
ット1からスリット2へ次にスリット2からスリット5
へとし、次いでスリット3へ戻し、次にスリット4へと
した点である。第1の実施例と同様にして形成した偏向
ヨークのインピーダンス特性図を第6図に示す。
(第3実施例) 次に第3実施例として、第2の実施例のように、コイル
導線の巻回順序とスリット1からスリット5へ、次にス
リット2へ戻し次いでスリット3からスリット4とした
偏向ヨークのインピーダンス特性図を第7図に示す。
(第4実施例) さらに第4の実施例として、第2の実施例のように、コ
イル導線の巻回順序をスリット1からスリット3へ、次
にスリット2に戻り、次いでスリット4からスリット5
とした偏向ヨークのインピーダンス特性図を第8図に示
す。
以上のように本実施例によれば、コイル導線の巻回順序
を不規則にして巻回した構成とすることにより、掃引周
波数の整数倍の高調波周波数とコイルの分布容量による
高次の共振周波数との間に離反の状態を作り出すことに
より、リンギングを抑制できるので、リンギング緩和処
理をする等のコストアンプを要せずにテレビジョン受像
機の良質な画像を得ることができる。
発明の効果 以上の実施例の説明からも明らかなように本発明は、巻
枠へのコイル導線の巻回順序を内側のスリットから逐次
外側のスリットへと規則的でなく、内側のスリットから
外側のスリットへ巻回した後、別の内側のスリットへ戻
すなど不規則とすることにより、テレビジョン受像機等
の良質な画像を得ることができる優れた偏向ヨークを実
現できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の偏向ヨークの巻枠への
コイル導線の巻き始めと巻き終りを示した説明図、第2
図(a)は巻枠の平面図、同図0))は巻枠の正面断面
図、第3図は各スリットに巻回されたコイル導線の状態
を示す説明図、第4図は本発明の第1の実施例の偏向ヨ
ークのコイル導線の状態を示す要部説明図、第5図〜第
8図は本発明の第1の実施例〜第4の実施例の偏向ヨー
クのインピーダンス特性図、第9図は従来の偏向ヨーク
の巻枠へのコイル導線の巻き始めと巻き終りを示した説
明図、第10図は従来の偏向ヨークのコイル導線の状態
を示す要部説明図、第11図は従来の偏向ヨークのイン
ピーダンス特性図である。 1.2.3.4.5・・・・・・スリット、・・・・・
・リブ、9、lO・・・・・・スリット溝部、d、e・
・・・・・コイル導線。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数のスリットをもつ巻枠にコイル導線を内側の
    スリットから1つ以上のスリットを空けて外側のスリッ
    トに巻回した後、前記内側のスリットとは別の内側のス
    リットに戻して巻回した偏向コイルを有する偏向ヨーク
  2. (2)一対で構成される偏向コイルの片方に請求項1記
    載の不規則に巻回した偏向コイルを有する偏向ヨーク。
  3. (3)垂直偏向コイルと水平偏向コイルの少なくともい
    ずれか一方に請求項1記載の不規則に巻回した偏向コイ
    ルを有する偏向ヨーク。
JP9360390A 1990-04-09 1990-04-09 偏向ヨーク Pending JPH03291835A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9360390A JPH03291835A (ja) 1990-04-09 1990-04-09 偏向ヨーク

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9360390A JPH03291835A (ja) 1990-04-09 1990-04-09 偏向ヨーク

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JPH03291835A true JPH03291835A (ja) 1991-12-24

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ID=14086904

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JP9360390A Pending JPH03291835A (ja) 1990-04-09 1990-04-09 偏向ヨーク

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