JPH03290599A - シールド資材自動搬送方法及びシールド資材自動搬送装置 - Google Patents

シールド資材自動搬送方法及びシールド資材自動搬送装置

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JPH03290599A
JPH03290599A JP2015288A JP1528890A JPH03290599A JP H03290599 A JPH03290599 A JP H03290599A JP 2015288 A JP2015288 A JP 2015288A JP 1528890 A JP1528890 A JP 1528890A JP H03290599 A JPH03290599 A JP H03290599A
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由幸 小原
Hitoshi Sato
等 佐藤
Kazuo Miyazawa
宮沢 和夫
Taneomi Deguchi
出口 種臣
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、シールド工法においてシールド機付近にま
でセグメント等の資材を搬送する方法に係り、特に、地
上に設けられた資材貯蔵倉庫からシールド機付近にまで
資材をほぼ全自動的に搬送することのできるシールド工
法における自動資材搬送方法に関するものである。
「従来の技術」 周知の如く、シールド工法は、外形円筒状のスキンプレ
ートを有するシールド機の前部に設けられたカッタ装置
で地山を掘削しつつ、シールド機内部で円筒分割体たる
セグメントを組み立て、さらに、このセグメントの前端
に反力を取ってシールド機内部のシールドジヤツキを伸
長させることで、シールド機全体を前方に推進させ、こ
れら工程を繰り返すことで地中にトンネルを形成する工
法である。
したがって、地上の資材倉庫からシールド機内にセグメ
ント等のシールド資材を搬送する台車が必要となる。
従来、このような台車としては、■有人式のものと■無
人式のものが提供実施されている。
■有人式台車 有人式台車は、地上に野積みされたセグメントから所定
個数をボライヤスフレーンや天井クレーンを用いて立坑
底部にある資材搬送台車に直接搭載し、この資材搬送台
車を操作員がバッテリー車で牽引しながらシールド機後
方にまで搬送し、さらにトロリーホイストでセグメント
の荷卸しをしてから、このセグメントをシールド機のエ
レクタ装置までホイストで搬送するものである。
■無人式台車 無人式台車は、誘導無線によりトンネル坑内を移動し、
シールド資材を搬送するものである。
「発明が解決しようとする課題」 しかし、有人式台車及び無人式台車には、以下に掲げる
ような問題点があった。
■°有人式台車の問題点 a有人式台車は、操作員が運転するものであるため専属
の運転者が必要であり、又、シールド資材を資材倉庫か
ら立坑下まで下ろす作業に、地上及び立坑下にオペレタ
ーが各1名以上必要であり、人手不足解消手段としての
人員削減に反するという問題点。
b単線上で2台の台車が走行する場合、信号設備等の安
全対策をとらないと衝突する危険性があるという問題点
C台車の走行している位置が、他の台車の運転者にはわ
からないという問題点。
d地上の資材倉庫から立坑下までシールド資材を頻繁に
下ろす必要があるため、シールド資材が落下する危険が
あるという問題点。
■°無人式台車問題点 &無人式台車は、トンネル坑内においてのみ移動するも
のであったため、地上の資材倉庫から立坑下までシール
ド資材を頻繁に下ろす必要があるため、有人式台車にか
かる問題点と同様の問題点があった。
b台車発進時においては人為的にスイッチを入れなけれ
ばならないという問題点。
C台車は全区間無人運転ではなくセグメントの積込位置
や切羽内ではリモコンのよる有人運転となるという問題
点。
上記問題点を解決するためにはセグメントの資材倉庫か
らシールド機付近への搬送を全自動的に行えばよい。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その
目的とするところは、セグメントの資材倉庫からシール
ド機付近への搬送を全自動的に行うことができる、シー
ルド資材自動搬送装置及びシールド資材自動搬送方法を
提供する点にある。
「課題を解決するための手段」 請求項1記載の要旨は、構築途中にあるシールドトンネ
ルの構築に必要なシールド資材を、通信制御による軌道
式無人走行台車により地上から立坑を経由してそのシー
ルドトンネル先端のシールド機まで搬送するためのシー
ルド資材自動搬送方法であって、中央監視装置jこより
制御されて前記台車との間で、台車への運行指令信号及
び台車からの応答信号を送受信する光指令装置を台車の
運行経路に沿って複数箇所設置しておき、これら各光指
令装置に対する中央監視装置からの運行指令信号とその
応答信号に基づいて台車の運行を制御することを特徴と
するシールド資材自動搬送方法に存する。
請求項2記載の要旨は、構築途中にあるシールドトンネ
ルの構築に必要な資材を、通信制御による軌道式無人走
行台車により地上から立坑を経由してそのシールドトン
ネル先端のシールド機まで搬送するためのシールド資材
自動搬送装置であって、立坑内に設けられて前記台車を
地上の軌道とシールドトンネル内の軌道との間で移送さ
せる垂直搬送機と、台車の運行経路に沿って複数箇所設
置した光指令装置と、この光指令装置を介して台車に運
行指令信号を送信するとともに、この運行指令信号に基
づく応答信号を受信して台車の運行制御を行う中央監視
装置とを備えてなるシールド資材自動搬送装置に存する
「作用」 本発明は、中央監視装置により、シールド資材を搬送す
る台車の走行を制御してなるので、セグメントの資材倉
庫からシールド機付近への搬送を全自動的に行うことを
可能とする。
「実施例」 以下、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説
明する。ただし、本実施例に記載されている構成部品の
寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な
記載がないかぎりは、この発明の範囲をそれらのみに限
定する趣旨のものではなく、単なる説明例にすぎない。
まず、第1図(イ)乃至第2図は本発明の一実施例を示
すものでる。
第1図(イ)乃至第2図において、符号1は横断面略円
形状をなし地上から所要深度まで垂直に至りシールドト
ンネルと連通ずる立坑であり、符号2は切羽に存するシ
ールド機であり、符号3はセグメント等のシールド資材
であり、符号4は地盤内において構築途中のシールドト
ンネルであり、符号6はシールド資材を保管する資材倉
庫であり、符号7は立坑内においてロコを昇降してなる
垂直搬送機であり、符号lOは中央監視装置の指令に基
づきシールド資材をロコに積載するスタッカークレーン
、符号11はシールド機にシールド資材を降ろす移載装
置、符号Aはシールド資材搬送装置である。
当該シールド資材自動搬送装置Aは、第1図(イ)乃至
第2図に示すように、台車9と、光指令装置50と、中
央監視装置12と、軌道8とを備えてなるものである。
台車9は、第2図及び第3図に示すように、軌道式かつ
無人のものであり、運行指令信号受信用光センサ−9a
と、応答信号用発光体9bと、内部に設置してなるマイ
クロコンピュータ−(図示路)と、走行手段と、連結器
(図示路)と、衝撃吸収非常停止バンパー90とを有し
、資材倉庫6から地中のシールド機2にシールド資材3
を搬送するものである。運行指令信号受信用光センサ−
9λは、光指令装置50からの運行指令信号を受信する
ものであり、台車9の側面に設置してなるものである。
応答信号用発光体9bは、光指令装置50に応答信号を
送出するものである。走行手段は、車輪と、車輪を駆動
する電導モーターと、バッテリーとを有してなるもので
ある。軌道8は資材倉庫6から立坑1の地上出入口まで
至り、立坑1内の垂直搬送機7を介して立坑lの底部出
入口からシールド機2まで至るものであり、さらに本実
施例においては、立坑lの底部出入口からシールド機2
までの途中に引込線8aを設けてなるものである。なお
、符号30は仮設床である。
光指令装置50は、第4図に示すように台車9に運行指
令信号を送信する運行指令信号用発光体502Lと、台
車9からの応答信号を受信する応答信号受信用光センサ
−50bと、マイクロコンピュータを有してなるもので
ある。マイクロコンピュータは、中央監視装置12から
の運行制御信号を運行指令信号に変換し、台車9に送信
し、また、台車9からの応答信号を演算処理し中央監視
装置12に供給するものである。また、光指令装置50
は光フアイバーケーブル60により直列に接続してなる
ものである。なお、光指令装置50の配置は第5図に示
すしている。第5図において符号Gは地上部、符号Sは
立坑部、符号Bは引込線部である。
中央監視装置12は、演算機能と制御機能とを有し、台
車9が通過する部分に設置してなる所要の数の光指令装
置50に運行制御信号を供給するものである。ここで、
運行制御信号とは、発進指令信号、加速指令信号、減速
指令信号、停止指令信号等の台車9の運行に関する信゛
号をいう。さらに、本実施例においては垂直搬送機7、
スタッカークレーン10、移載装置11及び引込線8λ
の各分岐部と接続してなり、それらの制御をも行うもの
である。
前記垂直搬送機7は、第7図ないし第9図に示すように
、立坑lの全長に互って設けられた鉄骨製の中空フレー
ム18と、このフレーム1B内に配置されたゴンドラ1
9と、ワイヤ20、滑車21を介してこのゴンドラ19
を上下動自在となすウィンチ22とから構成されている
。また、前記軌道8は中空フレーム18の上端部及び下
端部にまで延出されていると共に、ゴンドラ19内には
この軌道8に連なる連絡軌道23が敷設されている。
前記倉庫6には、周知の自動ストックラックが用いられ
、第6図(イ)及び第6図(ロ)に示すように、鉄骨製
の棚13.13、・・・が水平方向及び垂直方向に列設
された格納部14.14が、立坑1の直近に2基並設さ
れて構成されている。この倉庫6の各欄13には、シー
ルド資材3.3、・・・が所定個数格納されている。な
お、本実施例に係るトンネル4は、シールド資材3、・
・・が6個でlリングが構成されており、このため各欄
13には3個のシールド資材3、・・・、すなわち半リ
ング分のシールド資材3、・・・が積み重ねられた状態
で格納されている。
また、この倉庫6に付設されたスタッカークレーンlO
は、前記格納部14.14間の間隙に沿って走行自在に
構成された門形フレーム15と、この門形フレーム15
に対して上下動自在に設けられたりフタ16と、このり
フタ16に対して左右に進退自在に設けられ、シールド
資材3、・・・を下方から支持するフォーク17とから
概略構成されている。
さらに、前記軌道8の終端部は一方の格納部14の側端
近くにまで延在されていると共に、スタッカークレーン
lOはこの軌道8終端部を越えて走行自在とされ、すな
わち軌道8終端部が前記台車9へのシールド資材3、・
・・移載箇所となる。
前記シールド機2後方に設けられた移載装置11は、第
10図ないし第13図に示すように、トンネル4の仮設
床30前端に設けられたシールド資材リフタ31と、シ
ールド機2のエレクタ装置32後方に設けられたシール
ド資材搬送台33と、リフタ31から搬送台33ヘシー
ルド資材3、・・・を移送するクレーン34とから概略
構成されている。
シールド資材リフタ31は、仮設床30前端に敷設され
た軌道35上を移動可能に構成された門形フレーム36
と、この門形フレーム36の一端に上下動自在に設けら
れ、門形フレーム36の内方に向って進退自在に設けら
れたフォーク37とから構成されている。なお、前記軌
道8の先端はこの門形フレーム36の内方に敷設され、
従ってシールド資材3、・・・を搭載した台車9はシー
ルド資材リフタ31の門形フレーム36内に到着するこ
ととなる。
また、搬送台33は、トンネル4の下端部に沿って設け
られた断面円弧状の基台38と、この基台38上にロー
ラ39、・・・を介して前後動自在に設けられた移動台
40と、この移動台40を前方に付勢してその前端をエ
レクタ装置32下方にまで至らせる押出ジヤツキ41と
から構成されている。
また、移動台40上部には駆動ローラ42、・・・が設
けられている。
そして、クレーン34は、前記搬送台33後端部に設け
られた門形フレーム43と、一端がこの門形フレーム4
3の上端部に、他端が前記シールド資材リフタ31の門
形フレーム36の上端部に連結された軌条44と、この
軌条44に沿って走行自在なトロリーホイスト45とか
ら構成されている。また、このトロリーホイスト45は
、前記軌条44を把持した状態でこの軌条44に沿って
走行する走行部46と、この走行部46下端に水平方向
旋回自在に設けられた旋回部47と、シールド資材3を
把持する把持部48と、この把持部48を吊り下げた状
態で上下動させるウィンチ49とから構成されている。
なお、この把持部48によるシールド資材3の把持方法
は任意であり、シールド資材3のグラウトホール−やボ
ルトボックス(図示路)内に嵌合するもの等が好適に挙
げられる。
なお、この移載装置11はシールド機2の後端に連結さ
れており、従って、シールド機2の掘進に伴い移載装置
11も前方に移動することで、エレクタ装置32と移載
装置11との相対的位置関係は常時一定とされる。
そして、これら装置のそれぞれは遠隔操作が可能であり
、また、必要であれば、中央監視装置12によりその作
動・停止を指示し、かつ、その作動状態を監視すること
も可能である。
次に、以上の構成を有するシールド資材自動搬送装置A
を用いて、シールド資材3、・・・をシールド機2のエ
レクタ装置32にまで搬送する、シールド資材自動搬送
方法の一実施例について説明する。
当該シールド資材自動搬送方法は、構築途中にあるシー
ルドトンネル4の構築に必要なシールド資材3を、光通
信制御による軌道式無人走行台車9により地上から立坑
1を経由してそのシールドトンネルlの先端のシールド
機2まで搬送するためのシールド資材自動搬送方法であ
って、中央監視装置12により制御されて前記台車9と
の間で、台車9への運行指令信号及び台車9からの応答
信号を送受信する光指令装置50を台車の運行経路に沿
って複数箇所設置しておき、これら各光指令装置50・
・・・・・に対する中央監視装置12からの運行指令信
号とその応答信号に基づいて台車9の運行を制御するも
のである。
さらにその詳細について説明すると、光指令装置50は
、第5図の点線で囲まれた部分が示すように、加速減速
指令信号を送出する光指令装置50と発進停止指令信号
を送出する光指令装置50とを1組とし、台車9cの進
行方向により加減速指令信号と発進停止指令信号を出す
装置を交互に切り替えて使用する。
台車9を停止する場合、まず、2台の光指令装置50.
50のうち、台車9の進行方向手前の光指令装置50か
ら減速指令信号を送出し、台車9を徐行させる。次いで
台車9が他°め光指令装置50の真横を通過するときに
停止指令信号を送出し停止させる。即ち、台車9の停止
位置は、停止指令信号を送信した光指令装置50の真横
であり、再起動をかける場合は同一の光指令装置(停止
指令信号を送出した光指令装置)50により発進指令信
号を送信することで行う。なお、2台の台車9.9は電
気的に接続され、−の台車9に減速指令信号、停止指令
信号、発進指令信号、加速指令信号等の運行指令信号が
送出された場合、かかる信号を他の台車9に伝達する。
したがって、−の台車9のみが減速、加速等を行うこと
はない。
光指令装置50は、光フアイバーケーブル60により直
列に接続されており、端部は中央監視装置12のコンピ
ュータに接続され、ここで台車9・・・・・・全体の集
中管理を行う。
中央監視装置12からの運行制御信号は、光フアイバー
ケーブル60を通じてすべての光指令装置50・・・・
・・に伝わるが、運行制御信号の中にどの光指令装置5
0から台車9に対し運行指令信号を送出するか含まれて
おり、対応するものだけが作動するようになっている。
また他の光指令装置50からは常時停止指令信号を送出
している。
各光指令装置50・・・・・・は、中央監視装置12か
らの運行制御信号をマイクロコンピュータにより運行指
令信号に変換し、それを台車9に送信する。
そして、台車9から返送されてくる応答信号を受信して
運行制御信号が光指令装置50を介して確実に伝わって
いるかの確認を行い、その結果を中央監視装置12に供
給する。
これらの作業により中央監視装置12は台車9の位置、
速度、向きを把握し安全を確認して制御を行うことがで
きる。
さらに具体的に説明すると、シールド機2の掘進サイク
ルに従って、1リング分(すなわち6個)のシールド資
材3.3、・・・を搬送する時点になったら、中央監視
装置12は倉庫6に敷設されたスタッカークレーンlO
に対し、lリング分のシールド資材3、・・・を台車9
に積載すべきことを指令する。また同時に、中央監視装
置12は一方の台車9.9の組が倉庫6に到着している
かどうか監視し、到着していない場合には倉庫6に向か
うべく運行制御信号を供給する。
スタッカークレーン10は、中央監視装置12からの運
行制御信号に基づき、積載すべきシールド資材3、・・
・が格納された棚13の前方に門形フレーム15及びリ
フタ16を移動させてから、フォーク17を用いてシー
ルド資材3、・・・をその下方から支持し、フォーク1
7ごとリフタ16内に引き込んでから門形フレーム15
を台車9.9前方にまで移動させ、リフタ16及びフォ
ーク17を用いて台車9.9上にシールド資材3、・・
・を積載する。
シールド資材3、・・・が台車9.9上に積載されたら
、中央監視装置12はこの台車9.9に対して、垂直搬
送機7に向かって進行するように運行制御信号を光指令
装置50に供給する。また同時に、中央監視装置!2は
、垂直搬送機7のゴンドラ19がフレームI8上端部に
位置しているかどうかを監視し、位置していない場合に
は、ウィンチ22を作動させてゴンドラ19をフレーム
18上端部に至らせる。
台車9.9はこの指令に基づき、垂直搬送機7に向って
軌道8上を進行し、ゴンドラ19内に到着した段階でこ
のゴンドラ19内で停止する。次に、中央監視装置12
は、ゴンドラ19をフレーム18下端部に位置させるべ
くウィンチ22に指令し、ウィンチ22はこの指令に基
づき、ワイヤ20を繰り出すことでゴンドラ19を下降
させ、フレーム18下端部にまで至らせる。
さらに、中央監視装置12は、他方の台車9.9の位置
を監視・確認し、これら4台の台車9が軌道8の引込線
8ユと本線とを通過することができるタイミングにおい
て、これら4台の台車9に進行すべく指令する。あるい
は、いずれか一方の台車9.9を先に進行させ、先に引
込線8aの分岐点に到着した側の台車9.90組を待機
させておいてもよい。このようにして、トンネル4内に
おいて2組の台車9を交換させることができる。
台車9.9がシールド資材リプタ3Iに到着する段階で
、中央監視装置12は台車9.9を停止させるべく指令
する。台車9.9はこの指令に基づき、シールド資材リ
フタ31の門形フレーム36内で停止する。
次に、シールド資材リフタ31のフォーク37を台車9
.9に向けて延出させることで、台車9.9により搬送
されてきたシールド資材3、・・・をその下方から支持
する。この状態で、中央監視装置12は、台車9.9に
対して垂直搬送機7に向って移動すべく運行制御信号を
供給し、台車9.9はこの指令に基づき垂直搬送機7に
向って移動する。このようにして、台車9.9を長時間
シールド資材リフタ31に留めておかないのは、シール
ド資材自動搬送装置Aによるシールド資材3、・・・の
搬送効率をできるだけ最大限に発揮させるためである。
そして、シールド資材リフタ31のフォーク37により
シールド資材3、・・・を下方から支持しつつ、フォー
ク37を下降させることでシールド資材3、・・・を仮
設床30付近にまで下降させる。
次に、クレーン34のトロリーホイスト45を、軌条4
4に沿ってシールド資材リフタ31上部へと走行させる
。さらに、トロリーホイスト45のウィンチ49を作動
させることで把持部4Bを吊り降ろし、この把持部48
でシールド資材3を1個把持する。シールド資材3が把
持できたら、再度ウィンチ49を作動させることで把持
部48を吊り上げる。この状態で、トロリーホイスト4
5を軌条44に沿って搬送台33上部へと走行させるこ
とで、吊持しているシールド資材3を搬送台33へと移
送する。
トロリーホイスト45が搬送台33上部へ到着した段階
で、旋回部47を90’旋回させることでシールド資材
3の向きを90”転回させた後、ウィンチ49を作動さ
せることで把持部48を吊り降ろし、シールド資材3を
搬送台33の移動台40上に積載する。シールド資材3
を90”転回させるのは、シールド資材3の搬送される
向きとエレクタ装置32で組み立てられるときの向きと
が90°異なるからである。積載−されたシールド資材
3は、移動台40上部の駆動ローラ42により前方に移
送され、移動台40前端にまで至らされる。この状態で
、再度前述したシールド資材3の搬送台33への移送工
程を行っても良いし、あるいは常に搬送台33にシール
ド資材3を1個のみ常駐させるようにしても良い。
シールド資材3が移動台40前端にまで移送されたら、
搬送台33の押出ジヤツキ41を伸長させることで、移
動台40前端にあるシールド資材3をエレクタ装置32
下方にまで移送する。
次に、以上のよ“うに構成するシールド資材自動搬送方
法及びシールド資材自動搬送装置Aの作用効果について
説明する。
中央監視装置12により、台車9の走行を制御してなる
ので、シールド資材3の資材倉庫6からシールド機2付
近への搬送を全自動的に行うことができる。その結果、
シールド資材3の搬送を無人化することができ、シール
ド資材3の搬送に伴う危険から人間を解放するとともに
、シールドトンネル4の構築に要する人員を削減し施工
経費を軽減することができる。
さらに、本実施例においてはスタッカークレーンIO1
移載装置11及び垂直搬送機7を中央監視装置12によ
り制御してなるので、台車9へのシールド資材3の積み
込みからシールド機2の先端までの全工程を無人化する
ことができる。したがって、シールド資材3の台車9へ
の積み込み、及び立坑l下でのオペレターを不要とする
二とができる。
また、軌道に引込線8&を設けてなるので、複数の台車
9・・・・・・を用いてシールド資材3を搬送させるこ
とができる。
また、台車9に連結器を設けてなるので2台の台車9を
連結することができる。
また、台車9に衝撃吸収非常停止バンパー9Cを設けて
なるので、万一、台車9,9同士が衝突した場合であっ
てもがシールド資材3を落下することなく非常停止する
なお、本実施例においては中央監視装置12と光指令装
置50とを光フアイバーケーブル60により接続してな
るが、本発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、本
発明においては他のケーブル、例えば導線ケーブル等、
本発明を実施するうえで好適なものを用いることができ
る。
また、光信号の受信装置に光センサー9a、50bを用
いたが、本発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、
本発明においては他の受信装置、例えば、赤外線センサ
ー、超音波センサー、電磁波センサー等、本発明を実施
するうえで好適なものを用いることができる。かかる場
合においては、信号送出装置に赤外線送出装置、超音波
送出装置、電磁波送出装置等を用いればよい。
また、2台の台車9.9を連結し2台−組として運行さ
せているが、本発明の範囲をそれに限定するs旨ではな
く、台車9に二つづつの運行指令信号受信用光センサ−
50b及び応答信号用発光体50aを設ける方法や、3
台以上を一組とすることもできる。
また、引込線8aの数を一つとしているが、本発明の範
囲をそれに限定する趣旨ではなく、本発明においてはシ
ールドトンネル4の長さに応じて必要な長さとすること
ができる。
また、光指令装置50の配置は、第5図に示しているが
、本発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、本発明
を実施するうえで好適な位置に配置することができる。
「発明の効果」 本発明は、以上のように構成してなるので、中央監視装
置により、台車の走行を制御してなるので、シールド資
材の資材倉庫からシールド機付近への搬送を全自動的に
行うことができる。したがって、シールド資材の搬送を
無人化することができる専属の運転者を不要とし、シー
ルド資材搬送に伴う危険から人間を解放するとともに、
シールドトンネル構築に要する人員を削減し施工経費を
軽減することができ、立坑下におけるオペレターを不要
とすることができる。
その結果、トンネル構築に要する労力、ひいては経費を
削減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)乃至第5図(ロ)は本発明の一実施例を示
すものであり、第1図(イ)はシールド資材自動搬送装
置の概略斜視図、第1図(ロ)は中央監視装置の概略斜
視図、第2図はシールドトンネルの縦断面図、第3図は
台車に運行指令信号を送出している状態を示す斜視図、
第4図は光指令装置の概略斜視図、第5図は光指令装置
の配置図、第6図(イ)は倉庫の平面図、第6図(ロ)
は倉庫の正面図、第7図は垂直搬送機の正面図、第8図
は垂直搬送機の側面図、第9図は垂直搬送機の平面図、
第1θ図はシールド機付近に設けた移載装置の平面図、
第11図は移載装置の側面図、第12図は第11図にお
けるi−1断面の断面図、第13図は第11図における
■−■断面の断面図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)構築途中にあるシールドトンネルの構築に必要な
    シールド資材を、通信制御による軌道式無人走行台車に
    より地上から立坑を経由してそのシールドトンネル先端
    のシールド機まで搬送するためのシールド資材自動搬送
    方法であって、中央監視装置により制御されて前記台車
    との間で、台車への運行指令信号及び台車からの応答信
    号を送受信する光指令装置を台車の運行経路に沿って複
    数箇所設置しておき、これら各光指令装置に対する中央
    監視装置からの運行指令信号とその応答信号に基づいて
    台車の運行を制御することを特徴とするシールド資材自
    動搬送方法。
  2. (2)構築途中にあるシールドトンネルの構築に必要な
    資材を、通信制御による軌道式無人走行台車により地上
    から立坑を経由してそのシールドトンネル先端のシール
    ド機まで搬送するためのシールド資材自動搬送装置であ
    って、立坑内に設けられて前記台車を地上の軌道とシー
    ルドトンネル内の軌道との間で移送させる垂直搬送機と
    、台車の運行経路に沿って複数箇所設置した光指令装置
    と、この光指令装置を介して台車に運行指令信号を送信
    するとともに、この運行指令信号に基づく応答信号を受
    信して台車の運行制御を行う中央監視装置とを備えてな
    るシールド資材自動搬送装置。
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