JPH03290259A - インクジエットプリンタのメンテナンス機構 - Google Patents

インクジエットプリンタのメンテナンス機構

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JPH03290259A
JPH03290259A JP9338490A JP9338490A JPH03290259A JP H03290259 A JPH03290259 A JP H03290259A JP 9338490 A JP9338490 A JP 9338490A JP 9338490 A JP9338490 A JP 9338490A JP H03290259 A JPH03290259 A JP H03290259A
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伸司 田端
Takao Koike
小池 孝雄
Makoto Misawa
誠 三澤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、インクジェットプリンタ、特に、シリアルプ
リンタに適したメンテナンス機構に関するものである。
(従来の技術) ピエゾ素子や発熱素子を駆動源に用いたヘッドで、イン
クを吐出させるオンデマンド型のインクジェットプリン
タでは、ノズルの目詰まり、ゴミの混入、インクの増粘
、気泡の混入によるインクの不吐出や吐出方向性不良を
防止するために、様々なメンテナンス機構が採用されて
いる。現在、主として用いられているメンテナンス動作
は、(1)プリンタを使用しない時に、ノズル部の乾燥
を防止するためにキャップを行なう・・・キャッピング (2)ノズル表面にゴミ、インクが付着した時に、シリ
コンゴム等を用いて、ノズル表面の払拭を行なう・・・
ワイピング (3)ノズル内に気泡が混入したり、インクが増粘した
時に、ノズル側よりポンプで強制的にインクの吸引を行
なう・・・ブライミング (4)ノズル近傍のインクが増粘した時に、印字領域外
でインクの吐出を行なう・・・空吐出などがある。
第12図は、ワイピング機構として回転するワイパーを
用いた従来のメンテナンスステーションの例である。第
12図(A)は、白黒プリンタの例である。図中、1は
ヘッド、2はキャリッジ、3はキャップ、4はワイパー
、5はプラテンである。ワイパー4は、キャップ3の隣
に設けられ、ワイピングを行なう時は、モータ、カム等
でキャップ3を解除し、キャリッジ2をワイパー4の位
置(キャップの隣)まで移動する。そこで、キャップを
前進させると、ヘッド1がキャップと連動しているワイ
パー4に接触する。そして、モ、−夕でゴムのワイパー
4を回転させ、ノズルのワイピングを行なう。キャッピ
ング、ブライミング、空吐出は、メンテナンスステーシ
ョンのキャップ3を使用して行なう。白黒プリンタにお
いては、ヘッドが1個であるから、キャップと隣接して
ワイパーを設けても大きさは左程大きくならないが、キ
ャリッジ2に4個のヘッド1を搭載したカラープリンタ
では、第12図(B)に図示するように、4個のキャッ
プ3の隣に4個のワイパー4を設ける必要があり、メン
テナンスステーションが、キャップ部の幅の実質2倍分
となり、プリンタ全体の幅を大きくするから、好ましい
ものではない。
したがって、上述したようなワイピング機構をカラープ
リンタに適用することは得策ではない。
第13図は、特開昭62−238751号公報、特開昭
62−238752号公報、特開昭62−238753
号公報、特開昭63−227347号公報に記載された
、ブレードを用いたワイパーの例である。第13図(A
)は、白黒プリンタであり、同図(B)は、カラープリ
ンタの場合を示すものである。第12図と同様な部分に
は同じ符号を付した。この例では、ワイパー4としての
クリーニングブレードを用い、キャリッジ2がキャッピ
ングの位置からプラテン方向へ移動する際にワイパー4
を突出させ、キャリッジの移動に伴ってワイパー4でヘ
ッド1の先端面を払拭するものである。このようなりリ
ーニング手段は、ブレードの幅が小さいから、メンテナ
ンスステーションの幅を小さくできるが、第一13図(
B)に示すカラープリンタの場合は、1個のワイパー4
で4色のヘッドをクリーニングするため、1つのワイパ
ー4に4個の異なる色のヘッドが接触し、混色が生ずる
問題がある。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、キャ
ッピング、ワイピング、ブライミング。
空吐出といった4個のメンテナンス動作を簡単な構成、
制御で実行させることができる、シリアルカラープリン
タ用のメンテナンス機構を得ることを目的とするもので
ある。
また、キャップの隣にワイパーを設け、キャップを半解
除状態にして、キャリッジを横に移動させることにより
、コンパクトで混色のないワイピングを行なうことがで
きるようにしたものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、インクを吐出する吐出口およびインクを供給
するインクタンクに連通したインク流路とを有するイン
クジェットヘッドと、少なくとも吸引手段に連通し該吐
出口を外界から遮断するヘッドキャップ手段とを具備す
るインクジェットプリンタのメンテナンス機構において
、 前記ヘッドキヤップ手段に設けた前記吐出口近傍を掻き
とり走査するブレード手段と、前記ヘッドキヤップ手段
を前記インクジェットヘッドに対し解除、半解除、キャ
ップの少なくとも3つの位置に移動する第1の移動手段
と、前記ヘッドキヤップ手段を前記インクジェットヘッ
ドに対し平行に移動させる第2の移動手段とを具備し、 前記ヘッドキヤップ手段を半解除状態で前記インクジェ
ットヘッドに対し平行に移動させることを特徴とするも
のである。
前記第1の移動手段が、キャップ部に上記した3つの位
置を与えることにより、キャッピング。
ワイピング、プライミング、空吐出の各動作を1つのメ
ンテナンスステーション上で実行することができる。
各メンテナンス動作と印字動作は、キャッピング、キャ
ップ解除、キャップ半解除、ブライミング機能とキャリ
ッジ動作の組合せで行なうことができる。
キャッピング、ワイピング、プライミング、空吐出の各
動作は、それぞれ独立に実行でき、各動作の間には、常
にキャップ状態になるよう制御することができる。
キャッピング、キャップ解除、キャップ半解除。
プライミング機能は、駆動源にステップモータを用い、
回転角と回転方向の制御により行なうことができる。
空吐出の駆動条件は、通常の印字時と異なる条件で行な
うことができる。
ワイピングは、キャップラバ一部にワイパーを設け、キ
ャップを半解除状態にしてヘッドを移動させることによ
り、行なうことができる。
ワイピング動作は、キャリッジ動作と組合せて行なうこ
とができる。
(作 用) インクジェットカラープリンタのメンテナンス機構にお
いて、キャリッジのメンテナンスポジションにおいて、
各ヘッドキャップに対して各別にワイパーを設けたキャ
ップ部を有するメンテナンスステーションが、プリンタ
ヘッドに対して解除・半解除・キャップの3つの位置を
とるキャップ移動手段をとることができ、半解除の位置
においてキャリッジを移動させて、各色のヘッドを各別
にそれぞれのワイパーでクリーニングできるものである
(実施例) 第1図〜第11図は、本発明の一実施例を説明するため
のものである。
第1図は、メンテナンス機構において、ヘッド面に対向
し、メンテナンス操作に応じて、移動されるキャップ部
7に取り付けられるキャップゴム6の斜視図であり、4
個のヘッドに対応する4個のキャップ3を有し、各キャ
ップ3の隣にはワイパー4が取り付けられている。各キ
ャップ3には、吸引ポンプに連通する図示しないパイプ
の開口が臨まれている。
第2図、第3図は、メンテナンス機構における駆動機構
の概略を説明するためのものであり、第2図においては
、キャップゴム6を保持するキャップ部7が前進位置を
とって、キャップ3がヘッド1にキャップされた状態を
示し、第3図は、キャップ部7が第2図の位置からやや
後退してキャップの半解除の位置にある状態を示すもの
である。
キャップ部7は、キャップアーム21により支持され、
後述するようにキャップ状態、キャップ半解除状態、キ
ャップ解除状態の3位置をとる。
キャップアーム21は、アームカム15に係合してキャ
ップ部7を後退方向に駆動する。アームカム15は、シ
ャフト17に取り付けられ、シャフト17には、キャッ
ピングカム13、スイッチカム14がさらに取り付けら
れている。シャフト17は、モータ8によりモータギア
9、第1ギア10、吸引ポンプギア11、第2ギア12
を介して回転させられるが、第2ギア12には、一方向
クラッチが挿入されているから、シャフト17は、モー
タ8の逆方向の回転時のみ回転駆動され、正方向回転時
には回転されない。キャッピングカム13は、その回転
によりキャップ部7の中央後部に取り付けられた弾性プ
レート16に係合し、キャップ部7を前進方向へ駆動す
る。
駆動機構の詳細と共に、プライミング、キャッピング、
キャップ半解除、キャップ解除の4つの機能を第4図〜
第7図の側面図で説明する。これらの機能は、ヘッド1
とキャップ部7との位置関係としては、キャップ、キャ
ップ半解除、キャップ解除の3通りの状態で達成するこ
とができる。
第4図は、駆動ギア系の概略図である。モータギア9、
第1ギア10、吸引ポンプギア11、第2ギア12の順
に噛み合い駆動される。駆動モータとしては、ステッピ
ングモータを用いることが一〇− −l〇− できる。モータの逆回転の際には、各ギアが図示矢印の
方向に回転させられ、吸引ポンプ19が駆動される。こ
の時は、後述するように、キャップ部7はキャップ状態
にあるから、ヘッドのノズルよりインクを吸引すること
ができ、ブライミング機能を行なうことができる。この
モータの正回転時には、第2ギア12と前記したシャフ
ト17(第2図、第3図)との間には、一方向クラッチ
20が挿入され、その作動によりシャフト17は回転さ
れない。
モータの逆回転時においては、第5図〜第7図で図示す
るキャップ部7の移動は、モータの回転数が左程でもな
く、また、この逆回転状態においてポンプが駆動されて
も支障はないから、特に、吸引ポンプギアにクラッチを
設けていないが、勿論、一方向クラッチを設け、モータ
の逆回転時にポンプの駆動を行なわないようにすること
もできる。
先ず、キャップ半解除状態、キャップ解除状態は、いず
れもキャップ状態を動作の基点とする。
キャップ状態は第7図に示すように、キャッピングカム
13がキャップ部7の弾性プレート16を抑圧し、キャ
ップ部を前方に押し出し、キャップがヘッド1に密着し
た状態である。
この状態から、大気開放電磁弁を一定時間解放し、キャ
ップ内が負圧になろうとするのを防止する。そして、ス
テッピングモータを左回転させると、第2ギア(174
回転)に挿入されているクラッチはロック状態となり、
モータの動力は、同軸上に取り付けているアームカム1
5を回転させて、キャップアーム21は支点22を中心
に回転してキャップ部7を後方に引き寄せ、キャップ状
態からキャップ半解除状態にする。このとき、ステッピ
ングモータは、キャップ半解除状態の位置に来たら停止
するようにチャネル数をあらかじめ設定しておく。
第7図の状態から、大気開放電磁弁を一定時間解放し、
キャップ内が負圧になろうとするのを防止する。そして
、ステッピングモータを左回転させると、キャップ半解
除のときと同様に第2のギ11− 12− アは1/2右回転してクラッチはロック状態となり、モ
ータの動力は、同軸上に取り付けているアームカム15
を回転させて、キャップアーム21は支点22を中心に
回転してキャップ部7を後方に引き寄せ、キャップ状態
からキャップ半解除状態そしてキャップ解除状態にする
。なお、このとき、ステッピングモータは、キャップ解
除状態の位置に来たら停止するようにチャネル数をあら
かじめ設定しておく。
キャップ状態は、キャップ半解除状態、キャップ解除状
態からステッピングモータを左回転させる。この時、第
2ギアに挿入されているクラッチは、ロック状態となり
、同軸上に取り付けであるアームカム15を回転させる
と同時に、キャッピングカム13が弾性プレート16を
介してキャップ部7を前方に押し出し、第2ギアがある
程度回転すると同軸上に取りついているもう1つのスイ
ッチがマイクロスイッチ、18をオンにする。マイクロ
スイッチがオンになった時、モータが停止して、キャッ
プ状態になる。
また、ステッピングモータ駆動開始時には、大気解放電
磁弁を一定時間解放し、キャップ内が正圧になろうとす
るのを防止する。
なお、バネ等によりキャップアーム21に反時計方向の
回動習性を与えておけば、キャッピングカム13とブレ
ード16とを省略することもできる。しかしながら、キ
ャップ部7の移動は、上述したものと異なる他の駆動機
構が利用できることは勿論である。
上述したブライミング機能と、キャップ状態、キャップ
半解除状態、キャップ解除状態の3つの状態のもたらす
機能と、キャリッジ動作とにより、キャッピング、ブラ
イミング、ワイピング、空吐出といったメンテナンス動
作と印字動作を行なわせることができる。キャッピング
動作、ブライミング動作は、それぞれキャップ機能、ブ
ライミング機能そのままである。ワイピング動作は、キ
ャップ半解除機能により、キャップ状態からキャップ半
解除状態にし、4個のキャップの隣にそれぞれ取り付け
られたワイパーに対して、キャリッジ14− を移動させて、各ヘッドをそれぞれのワイパーにこすら
せてワイピング動作を行なう。キャリッジ2を移動させ
た後、反対方向に移動させ、再度、ワイピングして、ホ
ームポジションの位置でキャリッジを停止させる。キャ
リッジが停止するとキャッピング機能により、キャップ
状態にする。
空吐出動作は、キャップ半解除機能により、キャップ状
態からキャップ半解除状態にし、ヘッドを駆動させてキ
ャップ3内にインクを吐出させる。
空吐出後は、キャッピング機能によりキャップ状態にす
る。空吐出は、通常の印字時の駆動電圧よりも高い電圧
、または、インクのりフィルを充分に考慮して、印字時
よりも低い周波数で行なうとよい。
空吐出を行なうか否かは、(1)基本的に印字開始前に
行なう。(2)連続的にデータが転送される場合のよう
に、印字停止の時間が短い場合は、空吐出を行なわずに
印字を開始する。(3)停止時間が長い場合は、一定時
間経過ごとに空吐出を行なう。(4)(3)の空吐出を
実施後であって短時間の内に印字を開始する場合は、開
始前の空吐出はしないことを条件とすることができる。
印字動作は、キャップ解除機能により、キャップ状態か
らキャップ解除状態にして行なう。
次に制御動作について説明する。
第8図は、全体システムの概略図である。プリンタは、
キャリッジ送りと紙送りの機構、これら機構の制御系と
、コントロールパネルとより構成される。プリントコン
トローラは、メンテナンス系制御、キャリッジ送りと紙
送りの機構制御、ヘッド駆動制御とすべての制御の中心
となるもので、CPUとカウンタ、PIO等より構成さ
れる。メンテナンス系制御回路のブロック図は、第9図
に示すように、プリントコントローラよりメンテナンス
制御信号(キャップ解除、ブライミング、キャッピング
、キャップ半解除)が入力されると、それにしたがった
メンテナンスモータ駆動パルスを出力する。
第9図において、プライミング信号の入力により、タイ
マT1が作動して、クロックパルスカラ15− 6− ンタC1がカウントを開始し、正方向回転のための駆動
用クロックパルスを出力する。キャップ半解除、キャッ
プ解除の場合は、タイマT2の出力により、クロックパ
ルスカウンタC2が同様にカウントを行ない、逆方向回
転のための駆動クロックパルスを出力する。
メンテナンスモータとしては、種々の駆動機構を用いる
ことができるが、ステップ角が1.8゜のステッピング
モータを使用した場合を説明する。
キャップ解除信号、キャップ半解除信号が入力されると
、第5図、第6図のように、第二ギア12を1/4回転
、1/2回転させなければならない。
そのためには、モータをそれぞれ1/2回転、1回転(
第二ギアはモータギアの2倍のギア比である)させる必
要がある。すなわち、カウンタC2で100パルス、ま
たは、200パルスをカウントし、そのパルス数をモー
タドライバに出力する。
ブライミング信号が人力されると、吸引量に応じたパル
ス数をモータドライバに出力する。吸引ポンプは、モー
タギア4回転で1ストロ一ク作動する(吸引ポンプギア
は、モータギアの4倍のギア比である)ため、3ストロ
一ク作動させるには、カウンタC1で2400パルスカ
ウントする。キャッピング信号が入力された場合は、マ
イクロスイッチがONになるまでパルスをモータドライ
バに出力する。
次に、メンテナンス機構の制御のフローチャートを第1
0図により説明する。
プライミング、ワイピング、空吐出といったメンテナン
ス動作は、左側のホームポジションを検出した位置で行
なうので、始めにホームポジション(L)検出を行なう
必要がある(プリンタ停止中にキャリッジが動いた場合
、正常動作が行われないから)。(A)図のメインプロ
グラムにおいて、プリンタのメインスイッチがONであ
ることを検8すると(Stepl)、ホームポジション
(L)の検出のサブルーチン(Step2)に入る。ホ
ームポジション(L)検出のサブルーチンの一例を(B
)図に示す。先ず、キャップ解除信号が与えられる(S
tep21)。この時、キャ+8− リッジがキャップ位置でない場合もある。いずれにして
も、カウンタがセットされて(Step22)、モータ
の右方向移動パルスがプリンタに与えられる(Step
23)。カウンタ信号が検出され(Step24) 、
キャリッジが一定量右方向に移動してモータは停止する
(Step25)。
次いで、モータがキャリッジを左方向に移動するように
回転しく5tep26) 、ホームポジション(L)を
検出すると(Step27) 、モータは停止しく5t
ep28)、ホームポジション(L)位置でキャップが
される(Step29)。
ホームポジション(L)の検出は、プリンタ本体にフォ
トセンサ、キャリッジに遮光板を取り付け、フォトセン
サで遮光板(図示していない)を検出して行なうように
できる。次に、プリンタをONラインに設定しく5te
p6) 、プリントが可能な状態にする。この時、プリ
ント開始信号が入力されると、設定されたキャリッジの
スキャン数、印字方向を検出し印字を行なう。途中でメ
ンテナンス動作を行ないたいときは、プリンタのON1
0 F Fラインスイッチを押してOFFラインにする
。この時、ブライミングスイッチ、ワイピングスイッチ
、空吐出スイッチが押されると、各メンテナンス動作を
実行する。
(A)図のメインプログラム6において、ホームポジシ
ョン(L)検出のサブルーチン(Step2)に次いで
、ブライミングサブルーチン(Step3) 、ワイピ
ングサブルーチン(Step4)、空吐出サブルーチン
(Step5)を、順次自動的に実行するようにしても
よい。ブライミングサブルーチンを(C)図に、ワイピ
ングサブルーチンを(D)図に、空吐出サブルーチンを
(E)図に示す。
ブライミングサブルーチンは、キャップ状態においてメ
ンテナンスモータを正回転させて(Step31)ポン
プを駆動して行なわれる。その終了によってもキャップ
はされたままである。
ワイピングサブルーチンにおいては、キャップ半解除状
態となり(Step41) 、カウンタがセットされ(
Step42)、モータ(R)回転−19= 0− によりキャリッジが右方向に移動する(Step43)
。所定値のカウンタ信号を検出すると(Step44)
 、モータが停止しく5tep45)、次いで、モータ
が(L)回転して、キャリッジが左方向に移動する(S
tep46)。左方向移動により、ホームポジション(
L)を検出すると(Step47) 、モータは停止し
く5tep48)、キャップをする(Step49)。
モータとして上述したパルスモータを用いた場合は、キ
ャップ半解除信号が人力されると、第5図のように、第
二ギアを174回転させなければならない。そのために
は、モータを1/2回転(第二ギアは、モータギアの2
倍のギア比)させる必要がある。
電気的にはステップ角1.8°のステッピングモータで
、カウンタで100パルスカウントし、そのモータダラ
イバに出力する。第二ギアが1/4回転すると、第5図
に示すように同軸上に取り付いているアームカムが回転
し、キャップの後方側面についているキャップアームを
押す。キャップアームは、支点が固定されているため、
キャップを後方に引き寄せキャップ半解除状態となる。
この状態でキャリッジ(キャリッジスピード200〜4
00mm/S)を20mm移動させてキャップ部の真横
にあるワイパーにこすらせて、反対方向に移動させる。
そして、ホームポジション(L)を検出してワイパー作
業が終了(−往復)となる。
これにより、ノズル表面のゴミ、インク等をきれいに除
去でき、コンパクトで混色のないワイピングを行なうこ
とができた。この時のワイパーの形状は、第3図のよう
に、キャップ3の隣に突出した形状である。材料として
は、ゴムを用いた場合、ゴム硬度としてH8:30〜6
0.ノズルがワイパーと接触する長さ0.5〜2u、ワ
イパー間距離30闘で好結果を得た。
空吐出サブルーチンは、キャップ半解除としく5tep
51) 、空吐出を行ない(Step52)、キャップ
をして(Step53)終了する。空吐出を自動的に行
なう制御フローを第11図で説明する。前回のプリント
が終了してから、今回の起動までの間の時間を調べる。
これは、プリンタ91− 2 内にストップウォッチを設けておいて、前回のプリント
が終了した時点で、ストップウォッチをリセットし、今
回の起動時に、経過時間を読んでもよいし、あるいは、
カレンダ時間により、前回のプリント終了時を記憶し、
今回の起動時刻とからの引算で休止時間を計算するよう
にしてもよい。
プリンタが起動され、印字データがプリンタに送られる
と、データを出力に合わせて並べ変えるために、−旦プ
リンタ・バッファに印字データが入る。前回プリントが
終了したときからの時間が設定された時間(T1)より
短い場合、そのままプリントを行なう。休止していた時
間が設定された時間(TI)より長かった場合は、メン
テナンス機構の制御システムに空吐出開始信号が入力さ
れる。この信号が入力されると、システム内のタイマー
でカウントされている時間(これは前回空吐出したとき
からの時間)と、設定された時間(T2)と比較して、
長ければ空吐出を実施し、その後でプリントを行なう。
また、プリントを停止してからタイマーを作動させ、経
過時間が設定された時間(T3)になった場合に空吐出
を行ない、タイマーをリセットするようにしてもよい。
ここで設定された時間(Tl)、(T2)、(T3)に
は、 (T1)≦(T2)≦(T3) のような関係がある。実際には、設定された時間(T1
)は20〜200秒、時間(T2)は20〜400秒、
時間(T3)は20〜600秒の間の時間が条件に応じ
て採用される。
また、空吐出の駆動条件についての一実施例を説明する
。駆動電圧は、ピエゾタイプ、バブルを発生させるタイ
プ等で差はあるが、通常の印字の時の1〜3倍の時に大
変効果的であった。また、駆動周波数は、1〜5KH2
の時にインクのりフィルの問題もなく効果的であった。
なお、メンテナンスのモータには、ステッピングモータ
を用い、回転角と回転方向で制御した場合を説明したが
、DCモータを用いることもできる。その場合、回転方
向を反転させるときは、モータの印加電圧の極性を反転
させる。また、第523− 24− 図、第6図に示すように、第二ギアが174回転、1/
2回転になるように回転角を制御するときは、その位置
にマイクロスイッチを設け、スイッチのON10 F 
Fで行なう。すなわち、DCモータを用いると、合計3
個のマイクロスイッチが必要になる。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、キャ
ッピング、ワイピング、ブライミング、空吐出の各メン
テナンス動作が1つのメンテナンスステーション上で実
行へせることができるため、小型化を図ることができる
。各メンテナンス動作と印字動作は、キャップ、キャッ
プ解除、キャップ半解除、ブライミング機能とキャリッ
ジ動作の組合せで行なうことができるため、構成が簡単
になる。また、キャッピング、ワイピング、ブライミン
グ、空吐出の各動作は、それぞれ独立に実行させること
ができるため、システム化を行なったときの自由度を向
上できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第11図は、本発明の一実施例を説明するた
めのもので、第1図は、キャップゴムの斜視図、第2図
、第3図は、メンテナンス機構における駆動機構の概略
図、第4図乃至第7図は、駆動機構の動作の説明図、第
8図は、全体システムの概略構成図、第9図は、メンテ
ナンスモーフの駆動信号発生回路の一例の回路図、第1
0図は、メンテナンス機構の制御の一例のフローチャー
ト、第11図は、空吐出を自動的に行なう制御の一例の
フローを示すフローチャート、第12図、第13図は、
インクジェットプリンタの従来例の概略図である。 1・・・ヘッド、2・・・キャリッジ、3・・・キャッ
プ、4・・・ワイパー、5・・・プラテン、6・・・キ
ャップ部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 インクを吐出する吐出口およびインクを供給するインク
    タンクに連通したインク流路とを有するインクジェット
    ヘッドと、少なくとも吸引手段に連通し該吐出口を外界
    から遮断するヘッドキャップ手段とを具備するインクジ
    ェットプリンタのメンテナンス機構において、 前記ヘッドキヤップ手段に設けた前記吐出口近傍を掻き
    とり走査するブレード手段と、 前記ヘッドキャップ手段を前記インクジェットヘッドに
    対し解除、半解除、キャップの少なくとも3つの位置に
    移動する第1の移動手段と、前記ヘッドキャップ手段を
    前記インクジェットヘッドに対し平行に移動させる第2
    の移動手段とを具備し、 前記ヘッドキャップ手段を半解除状態で前記インクジェ
    ットヘッドに対し平行に移動させることを特徴とするイ
    ンクジェットプリンタのメンテナンス機構。
JP9338490A 1990-04-09 1990-04-09 インクジエットプリンタのメンテナンス機構 Expired - Fee Related JP2888445B2 (ja)

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