JPH03289823A

JPH03289823A - 選択呼び出し無線受信機

Info

Publication number: JPH03289823A
Application number: JP2090366A
Authority: JP
Inventors: Masafumi Miyashita; 真文宮下
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1990-04-06
Filing date: 1990-04-06
Publication date: 1991-12-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は選択呼び出し無線受信機に関し、特に、受信メ
ツセージの保持機能を有する選択呼び出し無線受信機に
関する。

（従来の技術）一般に、選択呼び出し無線受信機は受信部を供えており
、この受信部は電源スィッチによって動作される。受信
部は選択呼び出し信号及びこの選択呼び出し信号に連続
するメ・ンセージ信号を有する受信信号を受けて、この
受信信号を復調信号に復調する。この復調信号は認識部
に送られ、ここで自己宛て選択呼び出し信号が認識され
ると自己宛て選択呼び出し信号に続くメツセージ信号を
受信する。そして、このメツセージ信号はメツセージと
して保持部に保持される。一方、自己宛て選択呼び出し
信号が認識されるとスピーカー等を鳴動させてメツセー
ジの受信を知らせるとともに受信メツセージが表示部に
表示される。これら保持部、スピーカー、及び表示部は
、認識部で自己宛て選択呼び出し信号が認識された際、
制御部によって制御される。

ところで、従来の選択呼び出し無線受信機においては、
保持部が保持できる最大のメツセージ数（最大保持数）
が設定されており、保持部に保持されたメツセージ数が
この最大保持数を越えた際、新たにメツセージが書き込
まれた場合或いは無線受信機携帯者がスイッチ等の操作
でメツセージ消去動作を行うまで保持部には無条件にメ
ツセージが保持されている。

以下余白（発明か解決しようとする課題）上述のように、従来の選択呼び比し無線受信機では、無
線受信機携帯者による消去動作が行われないと、最大保
持数に達するまでメツセージが保持されてしまう。この
ため、こまめに消去動作を実行しないと、不用の情報が
蓄積されてしまい、特に、最大保持数の大きい選択呼び
出し無線受信機の場合には、不用の情報が多量に保持さ
れてしまい、情報過多となってしまう。

本発明の目的は、煩雑な消去操作を行う必要なく、不用
の情報を消去することのできる選択呼び出し無線受信機
を提供することにある。

（課題を解決するための手段）本発明による選択呼び出し無線受信機では、予め指定さ
れたメツセージを指定メツセージとして保護する保護手
段と、電源スイッチ部が操作された際指定メツセージを
除いて保持部に保持されたメツセージを消去する消去手
段とを有することを特徴としている。

さらに、本発明による選択呼び出し無線受信機ては、認
識部で自己宛て選択呼び出し信号が認識されると予め設
定された時間をカウントするカウント手段と、このカウ
ント手段がカウントアツプすると自己宛て選択呼び出し
信号に連続したメツセージ信号に対応するメツセージを
保持部から消去する消去手段とを有することを特徴とし
ている。

この場合、さらに、予め選択されたメツセージを指定メ
ツセージとして指定する指定手段と、カウント手段がカ
ウントアツプした際指定メツセージを保護する保護手段
とを有することか望ましい。

（実施例）以下本発明について実施例によって説明する。

第１図を参照して、送信局（図示せず）から選択呼び出
し信号及びこの選択呼び出し信号に連続するメツセージ
信号で変調された送信信号が送出される。この送信信号
は空中線１１を介して受信部１２で受信され、復調信号
に復調される。そして、この復調信号は制御部１３に送
られる。

制御部１３は復調信号を受けると、選択呼び出し信号が
自己宛ての選択呼び出し信号であるかどうかを判断する
。つまり、復調選択呼び出し信号と予め設定された自己
選択呼び出し信号とを比較して、一致すると、制御部１
３は連続するメツセージ信号を受信してメツセージとし
てメツセージ保持部１４に格納する。この際、制御部１
３はスピーカー１５を鳴動させてメツセージの受信を知
らせるとともにこのメツセージを表示部１６に表示する
。

制御部１３には電源スィッチを含むスイッチ部１７が接
続されており、電源スイッチオンによって受信部１２及
び制御部１３が動作可能状態となる。また、スイッチ部
１７の操作によってスピーカー１５の鳴動停止、表示部
１６への表示制御が実行される。また、スイッチ部１７
の所定の操作によって後述するようにスイッチ部で指定
されるメツセージが指定メツセージとして保護される。

ここで、第２図も参照して、電源オフの状態（状態Ａ）
から電源スィッチの操作によって電源オンとすると、制
御部１３はメツセージ保持部１４に保持されているメツ
セージに保護指定が設定されているか否かを調べる。こ
の結果、保護指定が設定されていないメツセージがある
と、制御部１３はこのメツセージをメツセージ保持部１
４から消去する（状態Ｂ）。

上述の動作が終了すると、受信部１２は受信動作状態と
なる（状態Ｃ）。受信状態において、上述したように自
己宛て選択呼び出し信号を受けると、制御部１３は連続
するメツセージをメツセージ保持部１４に格納するとと
もにスピーカー１５を鳴動しく状態Ｄ）、表示部１６に
メツセージを表示する（状態Ｅ）。

メツセージが表示部１６に表示されている状態で、スイ
ッチ部１７を予め定められた手順て操作すると、制御部
１３は保護設定モードとなる（状態Ｆ）。その後、さら
にスイッチ部１７を操作して受信したメツセージから所
望のメツセージを選択してこの選択メツセージを保護指
定する。つまり、保護指定メツセージとする。この保護
指定メツセージは電源がオンとされた際メツセージ保持
部１４から消去されない。

なお、スイッチ部１７の操作によって、制御部１３はこ
の操作で指定されたメツセージをメツセージ保持部１４
から読み出して表示部１６に表示する（状態Ｅ）。そし
て、表示部１６への表示か所定時間経過すると（タイム
アツプすると）、メツセージの表示は自動的に消去され
、受信状態に復帰する（状態Ｃ）。このメツセージの表
示消去はスイッチ部１７を操作することによっても行う
ことができる。また、スイッチ部１７の操作によって保
護設定モード（状態Ｆ）からメツセージ表示モード（状
態Ｅ）に戻る。さらに、電源スィッチをオフとすると、
受信状態から電源オフ状態、つまり、受信機停止状態と
なる。

次に、第３図を参照に本発明による選択呼び出し無線受
信機の他の実施例について説明する。

第３図において、第１図に示した選択呼び出し無線受信
機と同一の構成要素については同一の参照番号が付され
ている。

送信局からの送信信号は空中線１１を介して受信部１２
で受信され、復調信号に復調される。そして、この復調
信号は制御部１８に送られる。制御部１８は復調信号を
受けると、復調信号に含まれる選択呼び出し信号と予め
設定された自己選択呼び出し信号とを比較して、一致す
ると、制御部１８は連続するメツセージ信号を受信して
メツセージとしてメツセージ保持部１４に格納する。こ
の際、制御部１８は時計１９を参照して、選択呼び出し
を受けた時刻、つまりメツセージ信号を受信した時刻（
受信時刻）をメツセージに付随させてメツセージ保持部
１４に格納する。その後、制御部１８はスピーカー１５
を鳴動させてメツセージの受信を知らせるとともにこの
メツセージを表示部１６に表示する。なお、前述のよう
に、電源スイッチオンによって受信部１２及び制御部１
８か動作可能状態となり、スイッチ部１７の操作によっ
てスピーカー１５の鳴動停止、表示部１６への表示制御
が実行される。

制御部１８はメツセージ保持部１４にメツセージ及び受
信時刻を格納すると、メツセージ毎に受信時刻からメツ
セージ消去を行う時刻（以下消去時間という）を求める
。具体的には、制御部１８の動作状況を規定するソフト
ウェア−あるいはＩＤ−ＲＯＭ２０　（自己の選択呼び
出し信号等の各受信機に固有の情報を格納しておく領域
）に予め設定領域を設けて、この設定領域に予め格納さ
れた設定値またはコードを用いて消去時間が設定される
。または、受信機携帯者が、予め定められた手順でスイ
ッチ部１７を操作することで設定される設定値を用いて
消去時間が設定される。

時計１９は制御部１９からの要求に応じて時刻情報を出
力する。さらに、時計１９は後述する検査間隔を示す基
準信号をか送出する（なお、時計１９は受信機が停止状
態にある場合にも計時を実行している）。電源スィッチ
によって受信機が動作状態にあり、かつメツセージ保持
部１４にメツセージが存在すると、制御部１８は所定の
間隔（基準信号で示される検査間隔）で、時計１９から
の時刻情報を読み込み、この時刻情報とメ・ンセージ保
持部１４に格納された格納時刻とからメツセージ存在時
間を求め、このメツセージ存在時間と上記の消去時間と
を比較する。そして、メツセージ存在時間が消去時間を
越えていると、該当するメツセージをメツセージ保持部
１４から消去する。

一方、電源スィッチがオンされた際には、その都度、制
御部１８は時計１９から時刻情報を入力する。そして、
受信機が停止状態にある間に消去時間が経過したメツセ
ージがメツセージ保持部１４に存在すると、当該メツセ
ージをメツセージ保持部１４から消去する。

ここで、上述のメツセージ消去動作等における受信機の
状態遷移を第４図に示す。第４図において、電源オフの
状態（状態Ａ）から電源スィッチの操作によって電源オ
ンとすると、制御部１８は、メツセージ保持部１４に保
持されているメツセージ毎に消去時間が経過したか否か
を調べ、つまり、タイムアウトしたか否かを調べ、タイ
ムアウトしたメツセージの消去を実行する（状態Ｇ）。

上述の動作が終了すると、受信部１２は受信動作状態と
なる（状態Ｃ）。受信状態において、上述したように自
己宛て選択呼び出し信号を受けると、制御部１８は連続
するメツセージ及び受信時刻をメツセージ保持部１４に
格納し、スピーカー１５を鳴動する（状態Ｈ）。その後
、制御部１８は表示部１６にメツセージを表示する（状
態Ｅ）。

前述したように、受信機動作状態にある際、制御部１８
は時計１９からの時刻情報を読み込み、この時刻情報と
メツセージ保持部１４に格納された格納時刻とからメツ
セージ存在時間を求め、このメツセージ存在時間と上記
の消去時間とを比較する。そして、メツセージ存在時間
が消去時間を越えていると（タイムアツプしていると）
、該当するメツセージをメツセージ保持部１４から消去
する（状態Ｉ）。その後、受信状態に復帰する（状態Ｃ
）。

なお、スイッチ部１７の操作によって、制御部１８はこ
の操作で指定されたメツセージをメツセージ保持部１４
から読み出して表示部１６に表示する（状態Ｅ）。そし
て、表示部１６への表示が所定時間経過すると（タイム
アツプすると）、メツセージの表示は自動的に消去され
、受信状態に復帰する（状態Ｃ）。このメツセージの表
示消去はスイッチ部１７を操作することによっても行う
ことができる。また、電源スィッチをオフとすると、受
信状態から電源オフ状態、つまり、受信機停止状態とな
る。

ところで、第３図に示す選択呼び出し無線受信機におい
て、メツセージが表示部１６に表示されている状態で、
スイッチ部１７を予め定められた手順で操作すると、制
御部１８は保護設定モードとなる。その後、さらにスイ
ッチ部１７を操作して受信したメツセージから所望のメ
ツセージを選択してこの選択メツセージを保護指定する
。つまり、保護指定メツセージとする。

メツセージが保護指定されると、制御部１８はこの保護
指定メツセージに対しては上述した消去動作を行わない
。このように、メツセージを保護指定することによって
不用なメツセージの蓄積を防止し、必要なメツセージの
収集を行うことができる。

（発明の効果）以上説明したように、本発明では電源スィッチが操作さ
れた際、保護指定されたメツセージを除いてメツセージ
保持部に保持されているメ・ンセージを自動的に消去す
るようにしたから、煩雑な操作を行うことなく不用のメ
ツセージを消去を行うことができ、不用となったメツセ
ージの蓄積を防止することができるという効果がある。

さらに、本発明ではメツセージ保持部に格納されたメツ
セージが格納から予め設定された時間経過すると自動的
にこのメツセージを消去するようにしたから、煩雑な操
作を行うことなく不用のメツセージを消去を行うことが
でき、不用となったメツセージの蓄積を防止することが
できるという効果がある。この際、必要とするメツセー
ジに対して保護指定をしておけば、保護指定メツセージ
の消去を防止することができる。

の一実施例を示すブロック図、第２図は第１図に示す選
択呼び出し受信機の動作を説明するための状態遷移図、
第３図は本発明による選択呼び出し無線受信機の他の実
施例を示すブロック図、第４図は第３図に示す選択呼び
出し無線受信機の動作を説明するための状態遷移図であ
る。

１１・・・空中線、１２・・・受信部、１３・・・制御
部、１４・・メツセージ保持部、１５・・・スピーカ１
６・・・表示部、１７・・・スイッチ部、１８・・・制
御部、１９・・・時計、２０・・ＩＤ−ＲＯＭ０

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による選択呼び出し無線受信機（〕

Claims

【特許請求の範囲】１、選択呼び出し信号及び該選択呼び出し信号に連続す
るメッセージ信号を有する受信信号を受け、該受信信号
を復調信号に復調する受信部と、該受信部の動作を規定
する電源スイッチ部と、前記復調信号を受け予め定めら
れた自己宛て選択呼び出し信号を認識すると該自己宛て
選択呼び出し信号に続く前記メッセージ信号を受信する
認識部と、前記メッセージ信号をメッセージとして保持
する保持部と、前記メッセージを報知するための報知部
と、前記認識部によって前記メッセージ信号が受信され
た際前記保持部及び前記報知部を制御する制御部とを有
する選択呼び出し無線受信機において、予め指定された
指定メッセージを保護する保護手段と、前記電源スイッ
チ部が操作された際前記指定メッセージを除いて前記保
持部に保持された前記メッセージを消去する消去手段と
を有することを特徴とする選択呼び出し無線受信機。２、選択呼び出し信号及び該選択呼び出し信号に連続す
るメッセージ信号を有する受信信号を受け、該受信信号
を復調信号に復調する受信部と、前記復調信号を受け予
め定められた自己宛て選択呼び出し信号を認識すると該
自己宛て選択呼び出し信号に続く前記メッセージ信号を
受信する認識部と、前記メッセージ信号をメッセージと
して保持する保持部と、前記メッセージを報知するため
の報知部と、前記認識部によって前記メッセージ信号が
受信された際前記保持部及び前記報知部を制御する制御
部とを有する選択呼び出し無線受信機において、前記認
識部で前記自己宛て選択呼び出し信号が認識されると予
め設定された時間をカウントするカウント手段と、該カ
ウント手段がカウントアップすると前記自己宛て選択呼
び出し信号に連続したメッセージ信号に対応するメッセ
ージを前記保持部から消去する消去手段とを有すること
を特徴とする選択呼び出し無線受信機。３、特許請求の範囲第２項に記載された選択呼び出し無
線受信機において、さらに、予め選択されたメッセージ
を指定メッセージとして指定する指定手段と、前記カウ
ント手段がカウントアップした際前記指定メッセージを
保護する保護手段とを有することを特徴とする選択呼び
出し無線受信機。