JPH05244064A - 表示付無線選択呼出受信機 - Google Patents

表示付無線選択呼出受信機

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JPH05244064A
JPH05244064A JP3290271A JP29027191A JPH05244064A JP H05244064 A JPH05244064 A JP H05244064A JP 3290271 A JP3290271 A JP 3290271A JP 29027191 A JP29027191 A JP 29027191A JP H05244064 A JPH05244064 A JP H05244064A
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Masahiro Matai
昌浩 又井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】特定メッセージ信号の時限保護を自動的に行う
表示付無線選択呼出受信機を提供する。 【構成】制御部6内の制御回路61は、RAM62にあ
るメッセージ信号格納エリアに格納された格納メッセー
ジ信号から保護時間信号とこの保護時間信号の前後に配
置された一組の特定記号とからなる保護情報を検出する
と、限定された保護時間にわたりこのメッセージ信号を
保護する。保護時間における格納メッセージ(信号)の
表示は、保護情報を除いたメッセージを表示する形態
と、全てのメッセージを表示する形態とがある。保護時
間を経過すると、格納メッセージ信号は、前者の保護形
態では保護情報が消去され、後者の保護形態では特定記
号のみが除かれる。メッセージ信号の保護形態は特定記
号の数または種類によって判別される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表示付無線選択呼出受信
機に関し、特に特定メッセージ信号の時限保護を自動的
に行う表示付無線選択呼出受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般の無線選択呼出システムにおける表
示付無線選択呼出受信機は、呼出番号信号およびメッセ
ージ信号を含むデジタル選択呼出信号で搬送波を変調し
た無線周波数信号をアンテナを介して無線部(RF部)
に受ける。この無線周波数信号はRF部によって中間周
波数信号に周波数変換され、中間周波数信号はさらに復
調部によって上記デジタル選択呼出信号に復調される。
この選択呼出信号はデコーダ部によって呼出番号信号と
メッセージ信号とを含む呼出信号に復号される。CPU
を主な構成要素とする制御手段はこの呼出信号に応答し
て選択受信制御を行なう。すなわち制御手段は、上記呼
出番号信号がROMに予め記憶されている自己の呼出番
号に一致するかどうかを判定するとともに両者が一致し
ているときにはスピーカ等の報知手段による鳴音・振動
等の報知動作および/またはメッセージ表示手段による
メッセージ表示を行い、無線選択呼出受信機の携帯者に
呼出があることを報らせる。
【0003】上記受信機の制御手段は、上記呼出番号信
号が自己の呼出番号に一致すると、上記呼出信号に含ま
れるメッセージ信号を複数のメッセージ信号が格納でき
る内蔵メモリのメッセージ信号格納エリアに格納する。
そして、上記メッセージ信号の受信の時点および受信機
携帯者のスイッチ操作等による要求の時点に、これらの
格納メッセージ信号に対応するメッセージを上記メッセ
ージ表示手段に表示する。また、時間的にあとで受信さ
れたメッセージ信号によりそのメッセージ信号よりも重
要なメッセージ信号が上記メッセージ信号格納エリアか
ら押し出されて消去されることを防止するメッセージ信
号保護手段と、不要なメッセージ信号を上記メッセージ
信号格納エリアから消去するメッセージ信号消去手段と
を備えている。従来、これらメッセージ表示、メッセー
ジ信号保護およびメッセージ信号消去動作は受信機携帯
者によるスイッチ操作によって起動されていた。しか
も、保護できるメッセージ信号の数は限られていた。
【0004】上記表示付無線選択呼出受信機では、受信
機携帯者が例えば約束時刻に関するメッセージのように
約束時刻を過ぎて不要となったメッセージ(メッセージ
信号)の消去を忘れた場合には、この不要なメッセージ
信号が継続してメッセージ信号格納エリアを占有するこ
とになり、その結果、他のメーセージ信号を格納するた
めの上記エリアが少なくなり、メッセージ信号格納エリ
アの有効利用を妨げることになる。
【0005】また、上記受信機ではスイッチ操作により
メッセージ信号保護および消去を行うため、この受信機
をバッグの中に入れている場合などに、受信機のバッグ
内移動によって上記保護および/または消去スイッチの
操作が誤まって行われることがある。この結果、メッセ
ージ信号の保護および/または消去が受信機携帯者の意
に反して行われることになる。
【0006】このように上記受信機では、スイッチ操作
によってのみメッセージ信号の保護や消去が行われるた
め、メッセージ信号格納エリアの有効利用性、およびメ
ッセージ信号保護・消去の信頼性に問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の第1
の目的は、メッセージ信号のうち指定されたものについ
てはメッセージ信号保護および消去を自動的に行う表示
付無線選択呼出受信機を提供することにある。
【0008】本発明の第2の目的は、信頼性の高いメッ
セージ信号保護および消去を行う表示付無線選択呼出受
信機を提供することにある。
【0009】本発明の第3の目的は、メッセージ信号の
保護および消去操作の煩わしさを解消した表示付無線選
択呼出受信機を提供することにある。
【0010】本発明の第4の目的は、メッセージ信号格
納エリアへの有用なメッセージ信号の格納効率を高める
ことができる表示付無線選択呼出受信機を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明による表示付無
線選択呼出受信機は、従来技術によるこの種の受信機と
同様に、無線部と、復調部と、デコーダ部と、ROM
と、報知手段と、メッセージ表示手段と、複数のメッセ
ージ信号を格納できるメッセージ信号格納エリアを含む
制御手段とを備える。また、格納メッセージ信号に対応
するメッセージを上記メッセージ表示手段に表示指示す
る表示スイッチ、重要なメッセージ信号が後続メッセー
ジ信号により上記メッセージ信号格納エリアから押し出
されて自動的に消去されることを防止する保護スイッ
チ、および不要なメッセージ信号を上記エリアから消去
する消去スイッチを備えている。
【0012】この発明による表示付無線選択呼出受信機
は、上記メッセージ信号のうち指定されたメッセージ信
号についてはメッセージ信号保護および消去を自動的に
行う機能を備えることを主な特徴とする。即ち、上記受
信機の制御手段は、まず、格納メッセージ信号からこの
信号の自動保護を要求する保護情報の検出を行う。保護
情報は、この格納メッセージ信号の保護を継続する時間
の長さを定める保護時間信号と、この保護時間信号の前
後に配置された一組の特定記号からなる。上記制御手段
は、上記特定記号を検出すると時間測定手段による時刻
チェックを開始するとともにこの時間測定手段による計
測時刻を参照して計測した上記保護時間に亘ってこの保
護情報を有する格納メッセージ信号を保護し、保護時間
を過ぎると上記メッセージ信号の保護を自動的に解除す
る。この保護時間を経過するまでは受信機の携帯者は上
記表示スイッチ操作により上記格納メッセージ信号に対
応するメッセージを上記メッセージ表示手段に表示する
ことができる。上記保護時間が経過すると、上記保護情
報を含む格納メッセージ信号は保護を受けないメッセー
ジ信号に自動的に変換される。
【0013】また、上記制御手段は、上記一組の特定記
号の種類を判別し、この種類に対応した形式で上記格納
メッセージ信号の表示をさせる。即ち、制御手段は、上
記特定記号の第1の種類を判別すると上記特定信号を除
いた上記格納メッセージ信号に対応するメッセージを表
示させ、特定記号の第2の種類を判別すると上記特定信
号を含んだ上記格納メッセージ信号すべてに対応するメ
ッセージを表示させる。また、保護解除後には、上記制
御手段は、上記特定記号の第1の種類の検出に応答して
上記格納メッセージ信号をこの信号から上記保護情報を
除いたメッセージ信号に変換し、上記第2の種類のの検
出に応答して上記格納メッセージ信号をこの信号から上
記特定記号のみを除いたメッセージ信号に変換する。
【0014】なお、上記特定記号の種類の識別は、それ
らの特定記号を互いに異なるキャラクタで表わすこと、
または個数の異なる同一キャラクタで表わすことによっ
て行う。
【0015】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0016】図1のブロック図をを参照すると、この発
明による表示付無線選択呼出受信機は、呼出番号信号お
よびメッセージ信号を含む選択呼出信号で搬送波を変調
した無線周波数信号S1をアンテナ1を介して無線部
(RF部)2に受ける。この無線周波数信号S1はRF
部2によって中間周波数信号S2に周波数変換され、中
間周波数信号S2はさらに復調部3によって上記選択呼
出信号S3に復調される。選択呼出信号S3はデコーダ
部4によって呼出番号信号およびメッセージ信号を含む
呼出信号S4に復号される。制御回路61を主な構成要
素とする制御部6はこの呼出信号S4に応答して選択受
信制御を行なう。即ち制御回路61は、まず、上記呼出
番号信号がROM5に予め記憶されている自己の呼出番
号に一致するかどうかを判定する。両者が一致している
と、制御回路61は第1の鳴音信号S8を送出する。第
1の鳴音信号S8は増幅器8によって第2の鳴音信号S
9に増幅される。スピーカ9はこの第2の鳴音信号S8
に応答して鳴音する。また、制御回路61は、第1の鳴
音信号の送出と同時に、複数のメッセージ信号のための
格納エリアを持つRAM62に上記呼出信号S4の中の
メッセージ信号を格納する。一方、制御回路61は上記
格納メッセージ信号に対応した表示制御信号S10を表
示部10に送出し、表示部10は表示制御信号S10に
応答してメッセージ表示を行う。このようにしてこの無
線選択呼出受信機では、この受信機の携帯者に呼出があ
ることを鳴音およびメッセージ表示によって報らせる。
【0017】また、この表示付無線選択呼出受信機で
は、受信機携帯者が所望の時期に表示スイッチSW1を
ONすると、上記格納メッセージ信号が表示される(メ
ッセージ表示機能)。上記格納メッセージ信号は、後か
ら受信されたメッセージ信号により順次RAM62から
押し出されて消去されるが、重要なメッセージ信号につ
いては、受信機携帯者による保護スイッチSW2のON
操作によって保護され、意に反して消去されることを防
止する(メッセージ信号保護機能)。また、消去スイッ
チSW3のON操作により不要なメッセージ信号を消去
することができる(メッセージ信号消去機能)。
【0018】さらに、この表示付無線選択呼出受信機
は、制御回路61には時間情報、特に上記メッセージ信
号受信からの経過時間を計測するタイマ7が接続してあ
る。このタイマ7は、後述するとおり、この表示付無線
選択呼出受信機の主な特徴、すなわち保護すべき情報を
含むメッセージ信号の自動的な保護および保護解除機能
のベースとなる時間情報を提供する。
【0019】次に図1に図2の信号フォーマット図を併
せ参照すると、上記表示付無線選択呼出受信機のRF部
2はPOCSAG(Post Office Stan
d−ardization Advisory Gro
up)形式のデジタルページング信号(無線周波数信号
S1)を受ける。この無線周波数信号S1は、前置信号
Pとそれに続く複数のバッチとで構成されている。信号
S1の各バッチは、先頭に配置された1フレームのフレ
ーム同期信号F、フレーム同期信号Fに続く8フレーム
からなる呼出番号信号Aまたはメッセージ信号Mとで構
成されている。無線部2,復調部3およびデコーダ部4
は、上記無線周波数信号S1の継続する各バッチを自受
信機に割り当てられた1つのフレームで受信,復調およ
びデコードし、上記呼出番号信号Aとそれに続くメッセ
ージ信号Mとからなる呼出信号S4を発生する。ここ
で、各バッチのメッセージ信号Mは5個のキャラクタC
(アルファベット、数字および記号)から成っている。
【0020】上記キャラクタCからなるメッセージ信号
Mの一つの例は、3種類の信号フォーマットを有する。
第1のフォーマットのメッセージ信号Md1は、特定記
号*を含まない。このメッセージ信号Md1を受ける
と、制御回路61はこのメッセージ信号Md1に自動的
な保護を与えない。第2のフォーマットのメッセージ信
号Md2は、このメッセージ信号Md2の保護時間を示
す保護時間信号aaと、この信号aaの前後にそれぞれ
1個配置されこの一連のメッセージ信号Md2が保護さ
れるべきメッセージ信号Mであることを示す特定記号*
(保護判別信号)とを含む保護情報を持つ。さらに第3
のフォーマットのメッセージ信号Md3は、保護時間信
号bbと、この信号bbの前に2個、後に1個配置され
た特定記号*とを含む保護情報を持つ。
【0021】また、上記メッセージ信号Mの他の例で
は、上記第3の信号フォーマットのメッセージ信号Md
3に代えて、メッセージ信号Md3Aを使用する。この
メッセージ信号Md3Aでは、上記第3の信号フォーマ
ットで使用する特定記号*とは異なる特定記号〔を保護
判別信号として保護時間信号bbの前後にそれぞれ1個
ずつ配置している。
【0022】図1および図2にさらに図3のフローチャ
ートおよび図4の格納メッセージ信号の格納状態を模式
的に示す図を併せ参照し、上記表示付無線選択呼出受信
機における上記メッセージ信号Mの一つの例の自動的な
保護および保護解除動作について説明すると、呼出信号
S4に含まれる呼出番号信号がROM5に記憶されてい
る自己の呼出番号と一致すると(ステップ301)、制
御回路61は第1の鳴音信号S8を増幅器8に送出して
スピーカ9を鳴音させる。これと同時に制御回路61
は、上記呼出信号S4に含まれるメッセージ信号MをR
AM(メッセージ信号格納エリア)62に格納する(ス
テップ302)。次に、制御回路61は、格納された上
記メッセージ信号Mに特定信号*が含まれているかどう
かを検出する(ステップ303)。上記メーセージ信号
MがMd1である場合にはこの信号Md1は特定記号*
を含まないので、制御回路61は表示制御信号S10を
送出してメッセージ信号Md1に対応するメッセージを
表示部10に表示させ(ステップ304)、この信号M
d1の保護を自動的に解除する(ステップ313)。な
お、メッセージ信号Md1はRAM62に図4のメッセ
ージ信号No.M01のようにキャラクタCのみが格納
されている。このメッセージ信号Md1については自動
的な保護は行われず、保護スイッチSW2のONによる
保護および消去スイッチSW3のONによる消去が可能
である。保護が行われないメッセージ信号Md1は、後
から受けたメッセージ信号Mにメッセージ信号No.の
大きい順にRAM62から押し出されて自然に消去され
る(図4においては、保護されているメッセージ信号N
o.M16のメッセージ信号Mは消去されず、メッセー
ジ信号No.M15,M14の順に消去される)。
【0023】一方、格納されたメッセージ信号MがMd
2およびMd3である場合には、信号Md1およびMd
2ともに特定信号*を含むので(ステップ303)、制
御回路62は制御信号S7aによってタイマ7を始動さ
せ、タイマ7の計時する時刻情報を制御信号S7bによ
って読み取る(ステップ305)。そして、メッセージ
信号Md2の最初に現れる特定記号*の数を数える(ス
テップ306)。
【0024】上記メッセージ信号Md2は最初の特定信
号*を1個だけ含むので、制御回路61は、メッセージ
信号Md2から保護情報*aa*を除いたキャラクタC
のみを表示部10に表示させるとともにRAM62に格
納されたメッセージ信号Md2を自動的に保護する(ス
テップ307)。なお、RAM62には図4のメッセー
ジ信号No.M02のようにメッセージ信号Md2の全
てのキャラクタを格納している。次に、制御回路61
は、自動的に保護されている格納メッセージ信号Md2
の保護時間aaと、タイマ7から得る時刻情報とが一致
するまで時間比較を行う(ステップ308)。両者の時
間が一致して保護時間の経過が検出されると、制御回路
61はRAM62に格納されたメッセージ信号Md2か
ら保護情報*aa*を消す(ステップ309)。これに
より、格納メッセージ信号Md2は、RAM62には図
4のメッセージ信号No.M014のようにキャラクタ
Cのみが格納されることになり、ステップ313で自動
的な保護は解除される。なお、上記保護時間内におい
て、表示スイッチSW1のONによってメッセージ表示
が要求された場合にも、上記制御回路61はキャラクタ
Cのみに対応した表示を指示する。
【0025】一方、上記メッセージ信号Md3は最初の
特定信号*を2個連続して含むので(ステップ30
6)、制御回路61はメッセージ信号Md3から合わせ
て3個の特定記号*を除いた保護時間信号bbおよびキ
ャラクタCを表示部10に表示させるとともにRAM6
2に格納されたメッセージ信号Md3を自動的に保護す
る(ステップ310)。なお、RAM62には図4のメ
ッセージ信号No.M03のようにメッセージ信号Md
3の全てのキャラクタを格納している。次に、制御回路
62は、メッセージ信号Md2に対すると同様に、保護
時間bbのチェックを行う(ステップ311)。保護時
間bbが経過すると、RAM62に格納されたメッセー
ジ信号Md3から3個の特定記号*を消し、この信号M
d3を図4のメッセージ信号No.M15のように変更
する(ステップ312)。これにより、メッセージ信号
Md3の保護時間信号bbは他のキャラクタCと同じ意
味を持つことになり、格納メッセージ信号Md3の自動
的な保護は解除される(ステップS313)。
【0026】また、メッセージ信号Md2およびMd3
Aをメッセージ信号Mの保護信号フォーマットとする場
合では、図3のステップ306において、特定記号*の
連続判別を特定記号*と特定記号[とのキャラクタ判別
に代えれば、上述と同様の格納メッセージ信号Mの自動
保護および消去を行うことができる。
【0027】
【発明の効果】上述したように本発明においては、表示
付無線選択受信機の制御部は、内蔵されたRAMのメッ
セージ信号格納エリアに格納されたメッセージ信号につ
いて、このメッセージ信号の保護時間および特定記号を
含む保護情報を検出することにより、上記保護情報を除
きあるいは上記保護情報を含めたメッセージを表示部に
表示させることができる。また上記制御部は上記格納メ
ッセージ信号をこの保護時間内だけ保護し、保護時間が
経過すると上記保護を解除する。これにより、保護時間
内だけ有用なメッセージ信号を上記保護時間の経過後は
自動的に上記格納エリアから消去することができるの
で、不要メッセージ信号が上記格納エリアを占有するこ
とが解消され、上記格納エリアの有効利用を図ることが
できる。一方、保護時間が経過するまでは保護情報を含
む格納メッセージ信号は強制的に保護されるため、この
信号が受信機携帯者の意に反して上記格納エリアから消
去されることはない。さらに限定された保護時間にのみ
有用なメッセージ信号の保護および消去をスイッチ操作
により行う煩わしさから開放されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である表示付無線選択受信機
のブロック図である。
【図2】図1の表示付無線選択受信機が受信する無線周
波数信号とデコーダ部の復号出力である呼出信号の信号
フォーマット図である。
【図3】図1の表示付無線選択受信機のメッセージ信号
処理およびメッセージ表示動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図4】図1の受信機の制御部に含まれるRAM内の格
納メッセージ信号の格納された状態を模式的に示す図で
ある。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 無線部(RF部) 3 復調部 4 デコーダ部 5 ROM 6 制御部 7 タイマ 8 増幅器 9 スピーカ 10 表示部 61 制御回路 62 RAM SW1〜SW3 スイッチ

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナを介して受けた無線周波数信号
    から選択呼出信号を復調する受信手段と、前記選択呼出
    信号に応答して呼出番号信号とメッセージ信号とを含む
    呼出信号を生じるデコーダ手段と、自己の呼出番号を予
    め記憶しているROM手段と、報知信号に応答して報知
    動作する報知手段と、メッセージ制御信号に応答してメ
    ッセージ表示する表示手段と、前記呼出信号に応答して
    前記呼出番号信号と前記自己の呼出番号とが一致してい
    るときには前記報知信号を送出するとともに前記メッセ
    ージ信号をメッセージ信号格納エリアに格納しこの格納
    メッセージ信号に対応した前記メッセージ制御信号を送
    出する制御手段とを備える表示付無線選択呼出受信機に
    おいて、 前記制御手段が、 前記メッセージ信号の保護を継続すべき時間を示す保護
    時間信号と前記保護時間信号の前後に配置した一組の特
    定記号とを含む保護情報を前記格納メッセージ信号から
    検出する保護情報検出手段と、 前記保護情報に応答して前記保護時間が経過するまでは
    前記格納メッセージ信号を保護するメッセージ信号保護
    手段とを備えることを特徴とする表示付無線選択呼出受
    信機。
  2. 【請求項2】 前記保護情報検出手段が前記特定記号の
    種類を判別する特定記号判別手段を備え、 さらに、前記制御手段が前記特定記号判別手段により判
    別された前記特定記号の種類に対応したメッセージ表示
    を前記表示手段に与える前記メッセージ制御信号を送出
    することを特徴とする請求項1記載の表示付無線選択呼
    出受信機。
  3. 【請求項3】 前記特定記号判別手段が、 同一のキャラクタを前記保護時間信号の前後に1個ずつ
    配置した第1の特定記号の種類と、 前記キャラクタを前記保護時間信号の前に2個、後に1
    個配置した第2の特定記号の種類とを判別することを特
    徴とする請求項2記載の表示付無線選択呼出受信機。
  4. 【請求項4】 前記特定記号判別手段が、 同一のキャラクタを前記保護時間信号の前後に1個ずつ
    配置した第1の特定記号の種類と、 前記キャラクタとは異なるキャラクタを前記保護時間信
    号の前後に1個ずつ配置した第2の特定記号の種類とを
    判別することを特徴とする請求項2記載の表示付無線選
    択呼出受信機。
  5. 【請求項5】 前記キャラクタが数字で構成されること
    を特徴とする請求項3記載の表示付無線選択呼出受信
    機。
  6. 【請求項6】 前記判別された特定記号の第1の種類に
    対応する前記保護時間内のメッセージ表示は、前記特定
    記号を除いた前記メッセージ信号に対応する前記メッセ
    ージ制御信号に従い、 前記判別された特定記号の第2の種類に対応する前記保
    護時間内のメッセージ表示は、前記メッセージ信号の全
    てに対応する前記メッセージ制御信号に従うことを特徴
    とする請求項2記載の表示付無線選択呼出受信機。
  7. 【請求項7】 前記保護時間経過後には、 前記判別された特定記号の第1の種類に対応する前記格
    納メッセージ信号は、前記保護情報を消去され、 前記判別された特定記号の第2の種類に対応する前記格
    納メッセージ信号は、前記特定記号のみを消去されるこ
    とを特徴とする請求項6記載の表示付無線選択呼出受信
    機。
  8. 【請求項8】 前記判別された特定記号の第1の種類に
    対応する前記保護時間内のメッセージ表示は、前記特定
    記号を除いた前記メッセージ信号に対応する前記メッセ
    ージ制御信号に従い、 前記判別された特定記号の第2の種類に対応する前記保
    護時間内のメッセージ表示は、前記メッセージ信号の全
    てに対応する前記メッセージ制御信号に従うことを特徴
    とする請求項3記載の表示付無線選択呼出受信機。
  9. 【請求項9】 前記保護時間経過後には、 前記判別された特定記号の第1の種類に対応する前記格
    納メッセージ信号は、前記保護情報を消去され、 前記判別された特定記号の第2の種類に対応する前記格
    納メッセージ信号は、前記特定記号のみを消去されるこ
    とを特徴とする請求項8記載の表示付無線選択呼出受信
    機。
  10. 【請求項10】 アンテナを介して受けた無線周波数信
    号から選択呼出信号を復調する受信手段と、前記選択呼
    出信号に応答して呼出番号信号とメッセージ信号とを含
    む呼出信号を生じるデコーダ手段と、自己の呼出番号を
    予め記憶しているROM手段と、報知信号に応答して報
    知動作する報知手段と、メッセージ制御信号に応答して
    メッセージ表示する表示手段と、前記呼出信号に応答し
    て前記呼出番号信号と前記自己の呼出番号とが一致して
    いるときには前記報知信号を送出するとともに前記メッ
    セージ信号をメッセージ信号格納エリアに格納し、この
    格納メッセージ信号に対応した前記メッセージ制御信号
    を送出する制御手段とを備える表示付無線選択呼出受信
    機において、 前記制御手段が、 前記メッセージ信号の保護を継続すべき時間を示す保護
    時間信号および前記保護時間信号の前後に配置した一組
    の特定記号を含む保護情報を前記格納メッセージ信号か
    ら検出する保護情報検出手段と、 前記保護情報に応答して前記メッセージ信号の受信を起
    点とする経過時間を計測する時間計測手段と、 前記保護情報に応答して前記格納メッセージ信号から前
    記保護時間を読み取り、この保護時間と前記時間計測手
    段の計測時間とを比較する時間比較手段と、 前記比較結果に応答して前記保護時間内は前記格納メッ
    セージ信号を保護するメッセージ保護手段と、 前記比較結果に応答して前記保護時間経過後は前記格納
    メッセージ信号の保護を解除するメッセージ保護解除手
    段とを備えることを特徴とする表示付無線選択呼出受信
    機。
  11. 【請求項11】 前記制御手段が、 さらに、前記格納メッセージ信号から判別された前記特
    定記号の種類を判別する特定記号判別手段と、 前記判別された特定記号の種類に対応するメッセージ表
    示を与える前記メッセージ制御信号を送出することを特
    徴とする請求項10記載の表示付無線選択呼出受信機。
  12. 【請求項12】 前記特定記号判別手段が、 同一のキャラクタを前記保護時間信号の前後に1個ずつ
    配置した第1の特定記号の種類と、 前記キャラクタを前記保護時間信号の前に2個、後に1
    個配置した第2の特定記号の種類とを判別することを特
    徴とする請求項11記載の表示付無線選択呼出受信機。
  13. 【請求項13】 前記特定記号判別手段が、 同一のキャラクタを前記保護時間信号の前後に1個ずつ
    配置した第1の特定記号の種類と、 前記キャラクタとは異なるキャラクタを前記保護時間信
    号の前後に1個ずつ配置した第2の特定記号の種類とを
    判別することを特徴とする請求項11記載の表示付無線
    選択呼出受信機。
  14. 【請求項14】 前記キャラクタが数字で構成されるこ
    とを特徴とする請求項12記載の表示付無線選択呼出受
    信機。
  15. 【請求項15】 前記判別された特定記号の第1の種類
    に対応するメッセージ表示は、前記特定記号を除いた前
    記メッセージ信号に対応する前記メッセージ制御信号に
    従い、 前記判別された特定記号の第2の種類に対応するメッセ
    ージ表示は、前記メッセージ信号の全てに対応する前記
    メッセージ制御信号に従うことを特徴とする請求項11
    記載の表示付無線選択呼出受信機。
  16. 【請求項16】 前記保護時間経過後には、 前記判別された特定記号の第1の種類に対応する前記格
    納メッセージ信号は、前記保護情報を消去され、 前記判別された特定記号の第2の種類に対応する前記格
    納メッセージ信号は、前記特定記号のみを消去されるこ
    とを特徴とする請求項15記載の表示付無線選択呼出受
    信機。
  17. 【請求項17】 前記判別された特定記号の第1の種類
    に対応するメッセージ表示は、前記特定記号を除いた前
    記メッセージ信号に対応する前記メッセージ制御信号に
    従い、 前記判別された特定記号の第2の種類に対応するメッセ
    ージ表示は、前記メッセージ信号の全てに対応する前記
    メッセージ制御信号に従うことを特徴とする請求項12
    記載の表示付無線選択呼出受信機。
  18. 【請求項18】 前記保護時間経過後には、 前記判別された特定記号の第1の種類に対応する前記格
    納メッセージ信号は、前記保護情報を消去され、 前記判別された特定記号の第2の種類に対応する前記格
    納メッセージ信号は、前記特定記号のみを消去されるこ
    とを特徴とする請求項17記載の表示付無線選択呼出受
    信機。
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