JPH01157134A - 表示機能付無線選択呼び出し信号受信機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、表示機能付無線選択呼び出し信号受信機に関
し、特に、メツセージ受信制御回路における受信メツセ
ージに挿入された受信機制御信号の切りだし手段を改良
した表示機能付無線選択呼び出し信号受信機に関する。

［従来の技術］ 従来の表示機能付無線選択呼び出し信号受信機では、通
常のメツセージと、情報受信用アドレスの登録φ削除、
アラート制御などの受信機制御信号とは、それぞれ個別
に送られており、一つのメツセージ中に混在させること
ができなかった。

例えば、特開昭６２−２３９７２６号公報を参照すると
、従来の表示機能付無線選択呼び出し信号受信機では、
受信機ごと個別に割り当てられた呼び出し番号（Ａコー
ル）と不特定多数に対する情報サービスに使用される呼
び出し番号（Ｂコール）の二つを受信可能であり、Ａコ
ールに付加されたメツセージ中にあらかじめ定められた
パターン（側光Ｊｆ、（スヘース）、＋　、−）を検出
することによりＢコールによる情報サービスの受信許可
・禁止を制御するものであった。なお、受信禁止時には
、“ＯＵＴ　　５ＥＩ（ＶＩＣＥ″、受信許可時ニハ、
”ＩＮ　　５ＥＲＶＩＣＥ″などのあらかじめ定められ
たメツセージ表示を行なうようになっていた。

［解決すべき課題］ 上述した従来の表示機能付無線選択呼び出し信号受信機
では、次のような欠点があった。

■　一つのメツセージ中に受信機制御信号と通常のメツ
セージを混在させて送ることができない。

例えば、情報サービスの受信を禁止する受信機制御信号
と受信機所持者に情報サービスが禁止されたことを知ら
せるメツセージ、例えば、「ｘｘ情報サービスの御提供
を中止します、詳細は置　ＸＸ−ＸＸＸＸにお問い合わ
せくたさい。

Ｘ月ｘｘ日ｘｘサービス（株）」を付加して送ることが
できなかった。

■　一つ一つの受信機制御機能に対し、あらかじめ特定
のパターンを割り当てておかなければならなかった。従
って、情報サービス開始後に新たな受信機制御機能を追
加することが難しかった。

例えば、情報サービス開始時点では、受信機は。

「情報サービスの受信許可・禁止」を行なう受信制御機
能のみ使用可能であったとする。そして、サービス開始
後、受信機の機能をアップさせ、上記受信機制御機能に
加え、「重要な情報伝達時にはスピーカを鳴音させ、そ
れ以外はスピーカを鳴音させない」という受信機制御機
能を追加したとする。

このような場合、旧バージョンの受信機は、上記第二の
受信機制御信号を認識できず１通常のメツセージとして
誤表示してしまった。

本発明はこのような問題点を解決するためになされたも
ので、表示すべきメツセージと、受信機制御信号を一つ
のメツセージとして伝送、受信することを可能とした表
示機能付無線選択呼び出し信号受信機の提供を目的とす
る。

［課題の解決手段］ 上記目的を達成するために、本発明は選択呼び出し信号
とこれに続くメツセージ信号とによって変調された搬送
波を受信・復調する受信部と、制御部と、復調された呼
び出し信号とあらかじめ定められた自己の選択呼び出し
信号を比較し、一致したときに上記制御部を起動し、引
続くメツセージ信号を上記制御部へ出力するデコーダ部
と、上記自己の選択呼び出し信号および受信機の動作モ
ードを記憶する不揮発性メモリと、メツセージ信号を入
力した制御部からの出力により作動する報知部およびメ
ツセージ表示部とを備えた表示機能付無線選択呼び出し
信号受信機であって、上記制御部は、上記デコーダ部よ
り入力される受信メツセージとあらかじめ定められた第
一の文字とを比較する第一の比較手段と、受信メツセー
ジとあらかじめ定められた第二の文字とを比較する第二
の比較手段と、上記第一の比較手段が受信メツセージ中
に第一の文字を検出した後、上記第二の比較手段が受信
メツセージ中に第二の文字を検出するまでの受信メツセ
ージを切り出すスイッチ手段とで構成されるメツセージ
受信制御回路を備え、上記メツセージ受信制御回路が切
り出したメツセージを受信機制御信号として扱い、上記
表示部に表示しない構成としである。

［実施例］ 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。

第１図は本実施例に係る表示機能付無線選択呼び出し信
号受信機のブロック図、第２図は同受信機における制御
部のメツセージ受信制御手段をハードウェアにて実現す
る場合のブロック図、第３図は第２図におけるスイッチ
手段の回路図、第４図は同回路の動作を説明するための
タイミングチャート、第５図は選択呼び出し信号のフォ
ーマットを示す図である。

第１図において、１０１は選択呼び出し信号とこれに続
くメツセージ信号とによって変調された搬送波を受信・
復調する受信部、１０２は復調された呼び出し信号とあ
らかじめ定められた自己の選択呼び出し信号を比較し、
一致したとき後述する制御部１０４を起動し、引き続く
メツセージ信号を制御部１０４へ出力するデコーダ部、
１０３は自己の呼び出し信号および受信機の動作モード
を記憶する不揮発性メモリである。また、１０５は受信
機携帯者に呼び出しがあった旨を音や光によって知らせ
る報知部、１０６は受信メツセージを表示するメツセー
ジ表示部である。

制御部１０４は、電源投入時、受信許可となっている自
己の呼び出し番号および受信機の動作モードを不揮発性
メモリ１０３か、ら読み出して、デコーダ部１０２に設
定する。さらに、制御部１０４は、メツセージ信号が入
力されたとき報知部１０５を起動するとともに、受信メ
ツセージをメツセージ表示部ｌＯ６に表示する。

ところで、選択呼び出し信号としては１例えば、ＣＣＩ
ＲＮｏ、１＝＋−ド（ＰＯＣＳＡＧコード）が使われて
おり、第５図に示すようにメツセージ（ａ　Ｉ、ａ　２
＋ａ　３．’＋　ｓ　＋、ｃ　１．Ｃ２−）はＢＣＨ符
号で誤り訂正符号化されている。誤り訂正はデコーダ部
１０２で行なわれ、第４図に示すようにメツセージ信号
ｄ　１　＋Ｃａ　ｌｅ＆　７．ａ　３．…Ｓ　ｌ、ＣＩ
　　ｌＣ２・・・）がデコーダ部１０２から出力される
。メツセージで使われる文字はｌ５Ｏ８４６で標準化さ
れている（第８図参照）、あらかじめ定められた第一、
第二の文字は通常「制御文字」　（第８図の第１，２行
に示される文字）から選ばれる。

第２図において、２０１は受信したメツセージ信号の入
力端子、２０２はメツセージ受信中を示す信号の入力端
子である。また、２０３は受信したメツセージ信号ｄ１
とあらかじめ定められた第一の文字（Ｓ＋）とを比較し
、一致したとき第一の文字検出信号ｒ１を出力する第一
の比較手段、２０４は受信したメツセージ信号ｄｉとあ
らかじめ定められた第二の文字（Ｓ２）とを比較し、一
致したとき第二の文字検出信号ｒ２を出力する第二の比
較手段である。さらに、２０５はスイッチ手段で、第一
の文字検出信号ｒｌを入力してから、第二の文字検出信
号ｒ２を入力するまでの間、入力メツセージｄｌを受信
機制御信号と見なし、表示部への出力を禁止するもので
ある。

スイッチ手段２０５をさらに詳述すると第３図に示すよ
うな構成となっている。

すなわち、３０１はＳＲフリップフロップ、３０２゛は
入力した第二文字検出信号ｒ２を一文字時間分遅延させ
て出力する遅延回路、３０３はインバータ、３０４はＯ
Ｒゲート、３０５４ｔＡＮＤゲート、３０６はＡＮＤゲ
ート３０５から出力された選択信号Ｓがアクティブのと
きのみ、受信文字信号ｄ２を出力するスイッチである。

第一文字検出信号ｒｌは、ＳＲフリップフロップ３０１
のＲ端子に入力され、第二文字検出信号ｒ２は、ｆ！延
回路３０２を通って遅延信号ｒ３となりＯＲゲート３０
４に入力される。ＯＲゲート３０４は、インバータ３０
３を介して入力したメツセージ受信中を示す信号ｍと、
上記遅延信号ｒ３との論理和をとってＳＲツリツブフロ
ップ３０１のＳ端子に入力する。ＡＮＤゲート３０５は
、ＳＲフリップフロップ３０１の出力と、メツセージ受
信中を示す信号ｍとの論理積をとって、アクティブな選
択信号Ｓを出力する。

次に、第４図のタイミングチャートを参照して動作を説
明する。

いま、図示のごとき受信文字信号列ｄ１の信号列が入力
されたとする。この受信文字信号列ｄ１の中には、受信
機制御命令の開始を示す第一の文字信号！＋、および同
終了を示す第二の文字信号ｓ２が含まれている。メツセ
ージ受信中を示す信号ｍは、受信文字信号列ｄ！が入力
されている間アクティブとなっている。

ＳＲフリップフロップ３０１は、メツセージを受信して
いないとき、セット状ｙＢとなっている。

そして、メツセージ受信を開始・すると、信号ｍがアク
ティブとなるので、ＡＮＤゲート３０５の出力である選
択信号Ｓがアクティブとなる。

第一の比較手段３０３が、受信文字信号列ｄ１中に第一
の文字信号Ｓ１を検出したとき、第一文字検出信号ｒｌ
が出力される。ＳＲフリップ７０ツブ３０１は、この第
一文字検出信号ｒｌによりリセットされるため、以降、
選択信号Ｓは非選択レベルとなり、その結果、スイッチ
３０６が断となって受信文字信号列ｄｌの通過を阻止す
る。

その後、第二の比較手段３０４が、受信文字信号列ｄ１
中に第二の文字信号ｓ２を検出したとき、第二文字検出
信号ｒ２が出力され、この信号ｒ？は遅延回路３０２を
通って一文字時間分の遅延信号ｒ３となってＳＲフリッ
プフロップ３０１に入力される。ＳＲフリップフロップ
３０１は。

遅延信号ｒ３によりセットされるため、以降、選択信号
Ｓが選択レベルとなり、その結果、スイッチ３０８が接
となって受信文字信号ｄ２を出力する。

メツセージの受信が終了すると、信号ｍがインアクティ
ブとなるため、ＡＮＤゲート３０５により選択信号Ｓが
非選択レベルとなり、スイッチ３０６が断となる。

第６図は本発明のメツセージ受信制御回路をソフトウェ
アにて実現した場合のフローチャートである。デコーダ
部１０２より自分宛アドレスに続くメツセージが入力さ
れると、メツセージ受信制御回路が第６図の処理をスタ
ートする。

第６図を参照すると、まず、６０１でスイッチ（ＳＷ）
を１に初期設定する。６０２ではメツセージの終了をチ
エツクし、受信終了ならば、受信機制御処理６１０．メ
ツセージ表示処理ａｌｌを実行する。６０３では受信メ
ツセージを一文字入力し、Ｃにストアする。さらに、６
０４では入力文字Ｃをあらかじめ定められた第一の文字
！＋と比較し、一致していれば６０５にてスイッチＳＷ
を０にリセットする。６０６では入力文字Ｃをあらかじ
め定められた第二の文字Ｓ２と比較し、−致していれば
６０６ａにてスイッチＳＷを１にセットする。そして、
６０７でスイッチＳＷの値がチエツクされ、ＳＷ＝　１
のとき入力文字Ｃは表示されるべきメツセージの一部と
判定され、６０８にて表示用バッファに格納される。５
Ｗ＝Ｏのとき入力文字Ｃは受信機制御コマンドの一部と
判定され、受信機制御コマンドバッファに格納される。

６１１は表示用バッファに格納されたメツセージを取り
出しメツセージ表示部１０６に表示させるとともに、報
知部１０５を駆動する処理である。

次に、受信機制御処理の例について説明する。

第７図は受信機制御処理の例を示すフローチャートであ
る。

同図に示すように、受信機制御コマンドの最初の文字Ｃ
１があらかじめ定められた文字Ｃｏｎのとき、二番めの
文字Ｃ２で指定されるアドレスを受信可能状態にする。

すなわち、不揮発性メモリのアドレス受信許可ビットを
セットするとともに、デコーダにアドレスを登録する。

その後、次に述べるアドレス受信禁止コマンドを受信す
るまで、このアドレスを使って情報サービスを受ける曇
とができる。

受信機制御コマンドの最初の文字ＣＩがあらかじめ定め
られた文字Ｃｏｆｆのとき、２番目の文字Ｃ２で指定さ
れるアドレスを受信禁止状態に設定する。すなわち、不
揮発性メモリのアドレス受信許可ビットをリセットする
とともに、デコーダからアドレスを抹消する。それ以降
は上記アドレス受信許可コマンドを受信するまで、この
アドレスを使っての情報サービスを受けることができな
くなる。Ｃ！としてＣｏｎ、Ｃｏｆｆ以外の文字は将来
のａ俺拡張のためにリザーブされている。

［発明の効果］ 以上説明し゛たように、本発明の表示機歯付無線選択呼
び出し信号受信機は、制御部において、受信メツセージ
中にあらかじめ定められた第一、第二の文字を検出し、
これらの文字で挟まれたメー。

セージを受信機制御信号として切り出し、メツセージ表
示部に表示しない構成としたので、一つのメツセージ中
に表示すべきメツセージと受信機制御信号を混在させて
送ることができ、情報サービス等の用途で効果的に利用
できる。また、機部の拡張性を持たせることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る表示機能付無線選択呼
び出し信号受信機のブロック図、第２図は同信号受信機
のメツセージ受信制御手段をハードウェアで実現したと
きのブロック図、第３図は同メツセージ受信制御手段に
おけるスイッチ手段の回路図、第４図は同回路の動作を
説明するためのタイミングチャート、第５図は選択呼び
出し信号のフォーマット例（ＣＣＩＲＮｏ、ｌコード）
、第６図は本発明のおけるメツセージ受信制御回路をソ
フトウェアで実現したときのフローチャート、第７図は
受信制御処理の例を示すフローチャート、第８図はｌ５
Ｏ６４６で標準化されたメツセージ文字を示す表である
。 １０１：受信部 １０２：デコーダ １０３：不揮発性メモリ １０４：制御部 １０５：報知部 ｔＯＳメツセージ表示部 ２０３：第一の比較手段 ２０４：第二の比較手段 ２０５：スイッチ手段 ３０１：ＲＳフリップフロップ ３０２：遅延回路 ３０３：インバータ ３０４：ＯＲゲート ３０−５　：　Ａ　Ｎ　Ｄゲート ３０６：スイッチ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 選択呼び出し信号とこれに続くメッセージ信号とによっ
   て変調された搬送波を受信・復調する受信部と、制御部
   と、復調された呼び出し信号をあらかじめ定められた自
   己の選択呼び出し信号を比較し、一致したときに上記制
   御部を起動し、引続くメッセージ信号を上記制御部へ出
   力するデコーダ部と、上記自己の選択呼び出し信号およ
   び受信機の動作モードを記憶する不揮発性メモリと、メ
   ッセージ信号を入力した制御部からの出力により作動す
   る報知部およびメッセージ表示部とを備えた表示機能付
   無線選択呼び出し信号受信機であって、 上記制御部は、上記デコーダ部より入力される受信メッ
   セージとあらかじめ定められた第一の文字とを比較する
   第一の比較手段と、受信メッセージとあらかじめ定めら
   れた第二の文字とを比較する第二の比較手段と、上記第
   一の比較手段が受信メッセージ中に第一の文字を検出し
   た後、上記第二の比較手段が受信メッセージ中に第二の
   文字を検出するまでの受信メッセージを切り出すスイッ
   チ手段とで構成されるメッセージ受信制御回路を備え、
   上記メッセージ受信制御回路が切り出したメッセージを
   受信機制御信号として扱い、上記表示部に表示しないこ
   とを特徴とする表示機能付無線選択呼び出し信号受信機
   。