JPH03289354A - 電流共振形スイッチング電源装置 - Google Patents

電流共振形スイッチング電源装置

Info

Publication number
JPH03289354A
JPH03289354A JP8742090A JP8742090A JPH03289354A JP H03289354 A JPH03289354 A JP H03289354A JP 8742090 A JP8742090 A JP 8742090A JP 8742090 A JP8742090 A JP 8742090A JP H03289354 A JPH03289354 A JP H03289354A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switching
circuit
current
power supply
input voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8742090A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Yasumura
昌之 安村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP8742090A priority Critical patent/JPH03289354A/ja
Publication of JPH03289354A publication Critical patent/JPH03289354A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 直列共振回路の共振周波数を制御する電流共振形コンバ
ータを有するスイッチング電源装置に関し、特に入力電
源電圧の最大値と最小値との比が例えば2〜4倍になる
ような広範囲の入力端子に対応できるスイッチング電源
装置に関する。
〔発明の概要〕
本発明は、広範囲の人力電源電圧に対応できるスイッチ
ング電源装置に関し、直流入力電圧を交流に変換する電
流共振形コンバータを有し、該電流共振形コンバータの
スイッチング回路を、前記直流入力電圧が所定値以下の
ときはフルブリッジ構成の回路とし、所定値を越えると
きはハーフブリッジ構成の回路となるように、前記直流
入力電圧に応じて切替える構成としたことを特徴とする
電流共振形スイッチング電源装置である。例えばA C
100V入力時にフルブリッジ構成とし、AC200v
人力時にハーフブリッジ構成とすることにより、入力端
子の違いに対応するための切替スイッチを小型小容量と
することができ、定電圧可制御範囲も高電圧入力時と低
電圧入力時と等しくすることができる。低電圧入力時の
電力損失も低減できる。
〔従来の技術〕
直流入力電源をスイッチング制御し、電源出カドランス
等を介して所望の定電圧出力を得るようなスイッチング
電源装置は種々知られている。中でも、近年は共振回路
を設けて電流波形又は電圧波形を正弦波状にし、電流又
は電圧がゼロになる付近でスイッチングすることによっ
て、スイッチのターンオン、ターンオフ時に生じるスイ
ッチングロスを減らす方式をとる共振形スイッチング電
源装置が、高効率化による発熱減少、高周波化による小
型軽量化等の見地から注目されている。
かかる共振形スイッチング電源装置としては、例えば本
出願人が先に特開昭61−94566等に、可飽和リア
クタトランスを用い、電源出カドランスの二次側からの
出力電圧に応じて一次側直列共振インピーダンスを制御
し、動磁電流を制御することによって出力電圧を安定化
するようなスイッチング電源装置を提案した。さらに、
本出願人は特開昭62−64266において、電源出カ
ドランスの共振インピーダンスを一定とし、二次側の出
力電圧に応じてスイッチング周波数を可飽和リアクタト
ランスを用いて制御する方式も提案している。
第6図、第7図、第8図はそれぞれ本出願人による最近
のスイッチング電源装置で、スイッチング周波数が固定
で直列共振周波数を制御する方式の電流共振形コンバー
タを有するスイッチング電源装置の例である。まず、第
6図のスイッチング電源装置について説明を行う。
商用交流入力電源をダイオードブリッジで整流し、平滑
して得た直流入力電圧E、をスイッチングトランジスタ
QlとQ2とで交互にオン・オフして交流(高周波)電
圧を発生している。そのスイッチング周期は、スイッチ
ングトランジスタQ、Q2のベース電流を駆動するため
のコンバータドライブトランス(CDT)の二次巻線の
インダクタンスと、該インダクタンスに直列接続された
キャパシタC6とによって与えられる周期である。
スイッチングI・ランジスタQ、の出力はCDTの一次
巻線を介して、キャパシタCIと電源出力制御トランス
(PRT)の−次巻線のインダクタンスとで構成される
直列共振回路に接続されている。そして、PRTの一次
巻線のインダクタンスとキャパシタC2のキャパシタン
スとで与えられる直列共振周波数が前記スイッチング周
波数と合致したときに最大の負荷をとり出しうる構成と
している。PRTの二次巻線には整流回路を接続し、所
望の直流出力電圧E。が取り出しうるようにしている。
第7図は、本出願人による最近の直列共振形(電流共振
形)スイッチング電源装置の他の例で、第6図と比べて
、共振形コンバータのスイッチング回路がフルブリッジ
構成としである点が異なる。
即ち、スイッチングトランジスタQ、とQ4とがオン状
態のとき、Q2とQ3とがオフ状態となり、Q、とQ4
とがオフ状態のとき、Q2とQ、とがオン状態となり、
これを交互に繰り返す回路となっている。そして、スイ
ッチング周期は、Q、、Q、 、Q、Q、それぞれのベ
ース側に接続されたコンバータドライブトランス(CD
T)の二次巻線NおのインダクタンスとキャパシタC1
1の容量とで与えられる。スイッチングトランジスタQ
1とQ4がオン状態のとき、直流入力電圧Elはスイッ
チングトランジスタQ1のコレクタ→Q、エミッタ→コ
ンバータドライブトランス(CDT)の−次巻線N8→
キヤパシタC9→電源出力制御トランス(PRT)の−
次巻線N1→スイツチングトランジスタQ4のコレクタ
→Q4工ξツタ→基準電位(アース)の順に流れる。
スイッチングトランジスタQ2とQ3とがオン状態のと
き、直流入力電圧E、はスイッチングトランジスタQ、
のコレクタ→Q3エミッタ→電源出力制御トランス(P
RT)の−次巻線N1→キヤパシタC1→CDTの一次
巻線N+t→スイッチングトランジスタQ2のコレクタ
→Q2工くツタ→基準電位の順に流れる。以上の述べた
電流の流れにおいて、CDTの一次巻線N、lによって
PRTと二FヤバシタC1による共振電流の一部を電流
モードで抽出し、CDTを介してスイッチングトランジ
スタQ1、Q2、Q3、Q4のベースドライブ電流を得
ている。
第8図は、第7図のスイッチング電源装置をもとに、商
用交流電源の入力電圧が例えば90v(ボルト)から2
88νのワイドレンジに変わる場合にも対応できるワー
ルドワイド形電源の例で、商用電源の整流回路をAC(
交流) 100V地域(公称電圧が100−120Vの
地域)では倍圧整流方式とし、へC200V地域(公称
電圧が200〜240Vの地域)では全波整流方式とな
るように自動的に切替える構成としている。第8図(a
)は電磁リレーを用いて切替える場合で、第8図(b)
はトライアックを用いて切替える場合の要部を示してい
る。
これらにより、直流入力電圧E1の変動幅が狭くなるた
め、同一負荷電力をとり出すための直列共振電流11の
変動幅が減り、コンバータのスイッチングトランジスタ
のドライブ条件が所定範囲内におさまるようになる。従
って、1台のスイッチング電源装置でA C100V地
域とAC200V地域とに対応できるようになり、信頼
性向上とコストダウンとを計ることができるものである
しかしながら、以下に述べる欠点も有している。
即ち、電磁リレーを用いて構成した場合には、リレー接
点の電流容量と許容電圧が大きいことが必要であり、さ
らに電源投入(スイッチ(SW)オン)時の突入電流抑
制抵抗RiはAC200V地域の最大入力端子時にも有
効なように大きな抵抗値が決められるため、A C10
0V地域では同し負荷電力(例えば200W (ワット
)など)をまかなうための電流値が2倍になるので突入
電流抑制抵抗Riの発熱が過大となる問題がある。また
、トライアックを用いて構成した場合は、切替時のリレ
ー動作音はしないが、やはり突入電流抑制抵抗Riは同
様に大きな抵抗値と大きな許容電力が必要であり、さら
にトライアックの順方向降下電圧VF =1.2ν程度
のため、AC100ν地域ではトライアックの順方向電
圧降下による電力損失も生じ、放熱板が必要となる問題
がある。
いずれの場合も構成部品が高価であり、突入電流抑制抵
抗Riによる発熱が特にA C100V地域において電
力損失をもたらし、スイッチング電源装置の信頼性の低
下の要因ともなっていた。
(発明が解決しようとする課題) 本発明においては、従来技術のかかえる諸問題を解決し
、例えば商用交流電源の公称入力端子がAC100〜1
20vノ地域におイテもAC200〜240Vの地域に
おいても対応できるようにした、広い範囲の電源入力端
子に対応できるようにしたスイッチング電源装置におい
て、電源入力電圧の変化に対応するための切替回路が簡
単な小型小容量の部品で構成でき、かつ電源入力電圧が
低く電源からの入力電流が大きい時にも突入電流抑制抵
抗やスイツチング素子での発熱が増えないようにしたス
イッチング電源装置を得ることを課題とする。
〔発明を解決するための手段〕
本発明においては、(例えば商用交流電源を整流平滑し
て得られる)直流入力電圧を交流に変換する電流共振形
コンバータを有し、該電流共振形コンバータのスイッチ
ング回路を、前記直流入力電圧が所定値以下のとき(例
えば商用交流電源の入力端子が公称100〜120V相
当のとき)は、4組の半導体スイッチ回路を有するフル
ブリッジ構成のスイッチング回路とし、前記直流入力電
圧が所定値を越えるとき(例えば商用交流電源の入力電
圧が公称200〜240v相当のとき)は、2組の半導
体スイッチ回路を有するハーフブリッジ構成として動作
するように構成したことを特徴とする電流共振形スイッ
チング電源装置とする。
例えば、スイッチング周波数が固定で、直列共振回路の
共振周波数が制御される電流共振形コンバータを有する
スイッチング電源装置において、前記電流共振形コンバ
ータを4mの半導体スイッチ回路を有するフルブリッジ
構成とし、前記4組の半導体スイッチ回路の内の1組の
ドライブ電流(例えばスイッチングトランジスタのベー
ス電流)を遮断可能とするスイッチ素子を設けるととも
に、他の1組の半導体スイッチ回路がオフ状態の時に該
半導体スイッチ回路がオン状態で導通する向きとは逆向
きに導通ずるダイオードを備え、前記スイッチ素子の開
閉により前記電流共振形コンバータのスイッチング回路
をハーフブリッジ構成とすることを可能としたことを特
徴とするスイッチング電源装置とする。
さらに、電源人力として商用交流電源を用いる場合に、
該商用交流電源を整流平滑して得られる直流入力電圧が
所定値より低い時に、商用交流電源の入力回路に挿入さ
れる突入電流抑制抵抗を短縮するように構成することも
できる。
(作用) 本発明においては、直流入力電圧が所定値以下(例えば
、商用交流電源電圧公称100〜120ν)ではフルブ
リッジ構成のスイッチング回路としてスイッチング効率
を高くするようにしている。直流入力電圧が所定値を越
える(例えば商用交流電源電圧公称200〜240V)
場合では、直流入力電圧が略2倍となるが、本発明にお
いては、直流入力電圧が所定値を越える場合には、スイ
ッチング回路の構成をハーフブリッジ構成に切替えてい
る。これにより、平滑コンデンサからの供給電流が略A
になる。しかし、同じ負荷電力を取り出すために必要な
直列共振電流は直列共振回路のキャパシタの充放電によ
って決まるので略1倍に保たれる。
従って、直列共振電流を制御し′C定電圧出力を得られ
る可制御範囲は直流入力電圧が所定値以下でも所定値を
越える場合も等しくすることができる。
即ち、AC100〜120V地域にもAC200〜24
0V地域にも対応できるスイッチングTL’lfl+装
着とすることができる。また、本発明においては直流入
力電圧の大小によって回路を切換えてワイドレンジ対応
としているので、電圧の異なる数種の電池に対応じて、
例えば6vと12Vまたは12Vと24Vの電池に兼用
できるスイッチング電源装置とすることもできる。
また、前記フルブリッジ構成とハーフブリッジ構成との
切替えは、スイッチ半導体素子の例えばトランジスタの
ベース電流回路のオン・オフで行うことができるので、
小型小容量のスイッチ素子(電磁リレーなど)を用いる
ことができる。
さらに、従来のワールドワイド形電源において、AC1
00−120V地域におイテ、AC200〜240V地
域に比べて同し負荷電力を取り出す場合のAC入力端子
が増え、電源投入時の突入電流抑制抵抗による発熱が増
えた問題についても、本発明の構成においては、電源投
入後の所定時間ハーフブリッジ構成のスイッチングを行
い突入電流が跋少する特刻にA C100V地域ではフ
ルブリッジ構成に切替えるとともに、突入電流抑制抵抗
を短絡するように構成することができ、従って回路が損
傷を受けないようにできるので、定常動作時には突入電
流抑制抵抗を短絡して発熱を解消することができる。
(実施例) 本発明の第1の実施例について、第1図に従って説明す
る。
第1図は商用交流電源AC90〜288vの入力に対応
するスイッチング電源装置で、スイッチ(SW)オン直
後の突入電流抑制抵抗Riを介して全波整流回路を経て
、直流入力電圧E1を得ている。そして、直流入力電圧
E1は、スイッチングトランジスタQ1、Q2、Q8、
Q4で構成されるフルブリッジ構成のスイッチング周波
数固定のスイッチング回路によって交流(高周波)に変
換され、電源出力制御トランス(PRT)の−次巻線を
含む直列共振回路の共振周波数を制御して所望の直流定
電圧出力E。を得るようにしている。
そして、直流入力電圧E1の大きさを判別して、該判別
結果が所定電圧より大きいとき、小型の電磁リレーRL
−1を制御して、前記フルブリッジ構成のスイッチング
回路をハーフブリッジ構成に切替えている。
第8図(a)の従来例に比べて以下の構成が異なってい
る。
第1に、従来例では商用電源整流回路を、全波整流回路
と倍圧整流回路と大型大容量の電磁リレーを用いて切替
えていたが、本実施例では、この切替を廃止し、全ての
商用電源人力に対して全波整流するようにしている。
第2に、本実施例においては直流入力電圧Elの大きさ
を判別する判別回路の出力で小型小容量の電磁リレーを
操作し、スイッチングトランジスタQ3をオン・オフし
、さらにダイオードD5を追加することによって、スイ
ッチング回路の構成をトランジスタQ1、Q2、Q3、
Q4で構成するフルブリッジ構成と、トランジスタQ、
 、Q2とで構成するハーフブリッジ構成とを切替えて
いる。
以下において、例えばAC120V人力時に、前記スイ
ッチング回路をフルブリッジ構成とした場合と、例えば
AC240V人力時に、前記スイッチング回路をハーフ
ブリッジ構成とした場合の動作を第2図の動作波形図を
も参照して説明する。
まず、直流入力電圧E1が所定値以下の時(例えばAC
120シ入力時)、リレードライブトランジスタQ6が
導通してスイッチングトランジスタQ、がドライブされ
、フルブリッジ構成のスイッチング回路が働く。第2図
(a) A C120V入力時の動作波形のごとく、電
源出力制御トランス(PRT)の−次巻線とキャパシタ
C1とで構成される直列共振回路の直列共振電流IIが
正弦波状に流れ、そのルートは次のごとくである。トラ
ンジスタQ1とQ4とが導通し、Q、とQ3とがオフし
ている半周期には、Q、のコレクタ→Q2エミッタ→C
DTの一次巻線N、→PRTの一次巻線→キャパシタC
6→Q4のコレクタ→Q2工貴ツタ→基準電位(アース
)の順に流れる。
QlとQ4がオフし、Q2とQ、とが導通している次の
半周期は、Q3のコレクタ→Q、エミッタ→キャパシタ
C1→PRTの一次巻線→CDTの一次巻線Nll→Q
2のコレクタ→Q2エミッタ→基準電位(アース)の順
に流れる。これを交互に繰り返す。
次に、直流入力電圧E、が所定値を越える時(例えばA
C240V人力時)、直流入力電圧E、の電圧が所定値
より高くなったことを検出するトランジスタQ5がオン
し、リレードライブトランジスタQ、はオフし、その状
態が持続するので、第2図(b)に示すAC240V入
力時の動作波形のごとくハーフブリッジ構成のスイッチ
ング回路が働く。
この状態では、QlとQ2とが基本的にスイッチングト
ランジスタとして働き、Q3はオフ、Q4はD5と合わ
せて両方向導通接続として働く。
直列共振電流11の通路は、QlとQ4とが導通し、Q
2がオフの半周期は、Q、コレクタ→Q工旦ツタ→CD
Tの一次巻線NR−PRTの一次巻線→キャパシタC1
→Q4のコレクタ→Q4エミッタ→基準電位(アース)
となり、フルブリッジの場合と同様である。
QlとQ4とがオフし、Q2がオンの半周期は、キャパ
シタC1に充電された電荷が、ダイオードD5→キャパ
シタC1→PRTの一次巻線→CDTの一次巻線N、→
Q、のコレクタ→Q2エミッタ→基準電位(アース)の
順路で放電される。基本的にQ、とQ2とでスイッチン
グする動作は第6図の例と同様である。
以上の動作において、同じ大きさの負荷電力(例えば最
大出力電力)を取り出す場合、AC240v時にはAC
120νに比べて、直流入力電圧Et(従ってスイッチ
ングトランジスタのコレクタ電圧■。、)は2倍、平滑
コンデンサCtからの電流の供給I。は%、直列共振電
流11はキャパシタC1の充放電とともない1倍となっ
ている。この状態からPRTの制御巻線に制御電流を流
して、直列共振周波数を変えて直列共振電流II+を制
御して電源出力を制御するのであるから、AC240V
時(A C= 180〜288V)もA C12OV時
(AC=94〜144V)も電源出力電圧の定電圧可制
御範囲を等しくすることができる。
次に、第3図に示す本発明の第2の実施例について述べ
る。第2の実施例は第1の実施例においてスイッチング
トランジスタQ1の断続切替のために挿入した電磁リレ
ーの挿入位置をベース電流切断位置からベース・エミッ
タ短絡位置に変更した例である。
それに伴い、直流入力電圧判別用のトランジスタQ、の
極性が変更しである。なお、第1図、第3図ともキャパ
シタCLと抵抗R2とからなる時定数回路は、例えばA
C150νを越える電圧での電源スイツチ投入時に取り
あえずハーフブリッジ動作をさせて数秒間持続するため
の構成部品である。
ところで、商用交流電源の人力200Hの場合で、第8
図(a)の従来例ではIOA、250vAcの接点容量
をもつ電磁リレーを必要としたが、第1及び第2の実施
例における電磁リレーRL−1及びRL−2ではIA、
50■ACとすることができ、小型小容量化することが
できた。
第4図は本発明の第3の実施例で、第1の実施例におい
て、2回路l接点の電磁リレーRL−3を用いてスイッ
チングトランジスタQ、の接続と共に、突入電流制限抵
抗R4を短絡し、公称AC100〜120v時に電流が
公称AC200〜240V時の2倍のため突入電流制限
抵抗Riでの電力損失が大きい問題を解決した構成例で
ある。
前記時定数CLRLを適切に選ぶことにより、AC10
0シ人力時においてもQ、の立ち上がり時間が規制され
るので、突入電流が減少した時点で突入電流制限抵抗R
3を短絡し、定常状態では突入電流制限抵抗Riでの電
力損失を無くすことができる。
第5図は本発明の第4の実施例で、コンバータドライブ
トランス(CDT)を2組に分割して、さらに2回路2
接点の電磁リレーRL−4を用いて構成した例で、第1
の実施例に比べてダイオードD5が削除される。
以上の実施例において、商用交流電源の入力端子がAC
100ν級とAC200V級と共用できるようにしたス
イッチング電源装置について説明したが、例えばAC2
0OV級とAC400V級と共用する場合においても当
てはまることは自明である。
また、本発明は直流入力電圧E1が電池から供給される
場合においても、異なる電圧の電池、例えば6v級(例
、乾電池4本)と12V級(例、カーバッテリー)の電
池あるいは12V級と24V級の電池を共用可能とした
スイッチング電源装置にも適用できることは自明である
〔発明の効果〕
本発明においては、電流共振形コンバータの直流入力電
圧が所定値以下の時は、フルブリッジ構成のスイッチン
グ回路とし、所定値を越える時はハーフブリッジ構成の
スイッチング回路となる時はハーフブリッジ構成のスイ
ッチング回路となるようにした直列(電流)共振形コン
バータを有するスイッチング電源装置が得られる。
これにより、例えば商用交流電源の入力端子の違いに対
応するための切替回路が簡単な小型小容量の部品で構成
でき、かつ公称電圧AC100〜!20V特にも突入電
流抑制抵抗やスイッチ素子での発熱が増えない、高効率
のワイドレンジ(入力端子AC90〜288ν)のスイ
ッチング電源装置が得られる。また、本発明は異なる電
圧の電池を人力電源とするスイッチング電源装置に用い
て、例えば乗用車用と大型車用と共用できるスイッチン
グ電源装置にも適用することができる。
DT コンバータドライブトランス RL、 RL−1、RL−2、RL−3、RL−4・−
・−電磁リレーRi −−−−−・−−−−−−−一突
人電流抑制抵抗
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例で、第2図は本発明の第
1の実施例の動作波形図で、(a)はAC12OV時、
(b)はAC24OV時を示す。 第3図は本発明の第2の実施例の要部回路図、第4図は
本発明の第3の実施例の要部回路図、第5図は本発明の
第4の実施例である。 第6図は本出願人による最近の直列共振形スイッチング
電源装置の例で、第7図は本出願人による最近の直列共
振形スイッチング電源装置の他の例である。第8図は本
出願人による最近のワイドレンジの直列共振形スイッチ
ング電源装置例である。 Q、、Q、、Q、、Q。 スイッチングトランジスタ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、直流入力電圧を交流に変換する電流共振形コンバー
    タを有し、 該電流共振形コンバータのスイッチング回 路を、 前記直流入力電圧が所定値以下のときは4 組の半導体スイッチ回路を有するフルブリッジ構成のス
    イッチング回路とし、 前記直流入力電圧が所定値を越えるときは 2組の半導体スイッチ回路を有するハーフブリッジ構成
    のスイッチング回路となるように、前記直流入力電圧に
    応じて切替える構成と したことを特徴とする電流共振形スイッチング電源装置
    。 2、直流入力電圧を交流に変換するコンバータのスイッ
    チング周波数が固定で、直列共振回路の共振周波数が制
    御される電流共振形コンバータを有するスイッチング電
    源装置において、 前記電流共振形コンバータを4組の半導体 スイッチ回路を有するフルブリッジ構成とし、前記4組
    の半導体スイッチ回路の内の1組 のドライブ電流を遮断可能とするスイッチ素子を設ける
    とともに、他の1組の半導体スイッチ回路がオフ状態の
    時に該半導体スイッチ回路がオン状態で導通する向きと
    は逆向きに導通するダイオードを備え、 前記スイッチ素子の開閉により前記電流共 振形コンバータのスイッチング回路をハーフブリッジ構
    成とすることを可能としたことを特徴とするスイッチン
    グ電源装置。 3、商用交流電源を整流平滑して得られる直流入力電圧
    が所定値より低い時に、商用交流電源の入力回路に挿入
    される突入電流抑制抵抗を短絡するように構成したこと
    を特徴とする請求項1記載のスイッチング電源装置。
JP8742090A 1990-04-03 1990-04-03 電流共振形スイッチング電源装置 Pending JPH03289354A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8742090A JPH03289354A (ja) 1990-04-03 1990-04-03 電流共振形スイッチング電源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8742090A JPH03289354A (ja) 1990-04-03 1990-04-03 電流共振形スイッチング電源装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03289354A true JPH03289354A (ja) 1991-12-19

Family

ID=13914388

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8742090A Pending JPH03289354A (ja) 1990-04-03 1990-04-03 電流共振形スイッチング電源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03289354A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100516800B1 (ko) * 1996-10-28 2005-12-08 소니 가부시끼 가이샤 전원장치
CN102142778A (zh) * 2011-04-28 2011-08-03 上海交通大学 串联反激开关电源

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100516800B1 (ko) * 1996-10-28 2005-12-08 소니 가부시끼 가이샤 전원장치
CN102142778A (zh) * 2011-04-28 2011-08-03 上海交通大学 串联反激开关电源

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3886304B1 (en) On-board charger
TWI625022B (zh) 電力轉換系統
US5717303A (en) DC motor drive assembly including integrated charger/controller/regenerator circuit
JPH05504879A (ja) 改良型力率補正回路を有する無停電電源装置
JPH10136653A (ja) 電源装置
JP2000050402A (ja) ハイブリッド電気自動車用電源装置
JP3829846B2 (ja) 無停電電源装置
JP3286673B2 (ja) 充電器用のコンバータ回路
JPH09327176A (ja) Ac/dc変換回路
JPH09233709A (ja) 電気自動車用充電器
JP2012135173A (ja) バッテリの充電装置
JPH03289354A (ja) 電流共振形スイッチング電源装置
JP3239513B2 (ja) 電源装置
JP3514603B2 (ja) 高力率高輝度放電灯点灯装置及びその駆動方法
CN214674514U (zh) 一种充放电的变频电路以及变频器
JPH0573900U (ja) インバータ式x線高電圧装置
JP3205631B2 (ja) Dc−dcコンバータ
JPH06245540A (ja) 電源装置
JPH0834675B2 (ja) 充電装置
JPH1198610A (ja) 交流電気車制御装置
JPH0419758Y2 (ja)
GB2093285A (en) Battery Charger/Controller
JP4863598B2 (ja) 放電灯点灯装置
JPH0119564Y2 (ja)
JPH0710170B2 (ja) 直列共振コンバ−タ