JPH03289011A - シールドケーブルの製造方法 - Google Patents

シールドケーブルの製造方法

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JPH03289011A
JPH03289011A JP9139890A JP9139890A JPH03289011A JP H03289011 A JPH03289011 A JP H03289011A JP 9139890 A JP9139890 A JP 9139890A JP 9139890 A JP9139890 A JP 9139890A JP H03289011 A JPH03289011 A JP H03289011A
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tape
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twisted core
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Tokuji Yoshida
吉田 徳治
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YKK Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はシールドケーブルの製造方法、特に複数の絶
縁心線が撚り合わされた撚合せコアの上に電磁遮蔽層を
形成して成るシールドケーブルの製造方法に関するもの
である。
〔従来の技術 電磁遮蔽層を有する電線、いわゆるシールド電線を製造
するもっとも基本的で古くから知られている方法は、第
4図に示されるようにコア1のまわりに編組線102に
よる編組シールド網を形成する方法である。
この方法はその名称の示すように複数個の編組線送り出
しボビン101をコア1のまわりに複雑に交錯移動させ
ながら、そこから送り出される編組線102によってコ
ア1のまわりに編組網を形成する方法である。
シールド電線を製造する別の方法としては本出願人がた
とえば特公昭59−24705 r心線に線条体を巻き
つける方法およびその装置2において開示した方法があ
る。これは−口でいえば第5図に示されるようにコア1
のまわりに巻付線103を比較的密に巻き付け、この巻
付線103によってシールド層を形成させる方法であり
、コア1自体をその軸線のまわりに回転させる方法と、
巻付線送り出し装置をコア1のまわりに公転させる方法
とがある。
しかしてシールド電線は最終的には上述の方法によって
形成されたシールド層の上に、ポリエチレンあるいは塩
化ビニルなどの合成樹脂の外部被覆を押出形成して完成
するものである。
「発明が解決しようとする課題] 前者の編組シールド線は遮蔽効果が優れておりシールド
自体を撓曲させてもシールド層がずれたり外れたりしな
い点でもつとも優れたシールド電線であるが、その製造
専用機である編組機においては編組のために編組線送り
出しボビン゛101が複雑に交錯移動し、この結果製造
能率が極めて低い欠点がある。
また後者の方法は前者の方法の能率の低さを改善するた
めになされたものであるが、巻付線103の一方向巻き
付けのなめシールド電線の撓曲などに際してシールド層
がずれやすい欠点がある。
さらに特にコアが複数の絶縁心線を撚り合わせて成る撚
合せコアの場合について、編組シールドを持つ従来のシ
ールドケーブルの製造方法の製造能率をコアの形成、シ
ールド層の形成および外部被覆の形成の3段階について
考察してみると、次ページの表に示すようになる。
この表かられかるように、シールド層の形成は常に撚り
合わされて下巻きテープの施された撚合せコアの現物に
ついて、またその後の外部被覆の押出形成も上述のシー
ルド層形成の終わった撚合せコアの現物について実施さ
れねばならず、しか編組式シールドケーブルの製造 工程 コアの形成 シールド層  外部被覆 の形成    の形成 工程の 回転巻取 同、別 装置による 撚合せ引取り 左記と別  さらに左記 工程    と別工程 能率の かなり速く 評価  能率よし 形成された コアについ て実施。能 率は非常に 低い シールド層 形成後のコ アについて 実施。能率 かなり高い も編組シールド層の形成はたかだか1〜2m/分と極め
て能率の低いものである。つまり従来のシールドケーブ
ルの製造をわかりやすく3人の選手でするリレー競争に
たとえれば、トップとアンカーの走者にかなり速い選手
を配しても、2番手の走者がどうしようもなく遅く、ゴ
ールインまでの時間は結局この2番手走者の速さ、つま
りシールド層形成の能率に左右されてしまう欠点がある
さらにシールドケーブル自体について見ると、編組シー
ルド電線の場合はアース線を取るのが極めて難しい欠点
がある。このことを詳しく説明すると、ケーブルの端末
において各心線をそれぞれの端子に接続する場合、編組
シールドをアース線と1−で利甲することがよくあるが
、このとき編組シールドの端部の織りを解きほどき端子
に接続しやすい集束した線の形にしてアース端子につな
ぐわけであるが、上述した織りを解きほどく作業が極め
て煩雑であり、またこの面倒を省くためにはケーブル内
に別途アース用の導体線を添えなければならない欠点が
ある。
課題を解決するための手段 この発明は上述の欠点や不都合をすべて解消するために
なされたものであって、従来別工程であったコアの形成
、シールド層の形成および外部被覆の形成をすべて同一
製造ラインにおいて連続一貫して実施できる新規な製造
方法を提供することを目的とし、具体的には、絶縁され
た複数の心線を送り出しこれらを撚り合わせて撚合せコ
アを形成する工程と、前記撚合せコアに下巻きテープを
テープ巻きする工程と、下巻きテープの施された撚合せ
コアに導体線をテープ状に織って成るシールドテープを
縦添えしてシールド層を形成する工程と、前記シールド
層形成工程後の撚合せコアの上に合成樹脂テープをテー
プ巻きする工程と、前記合成樹脂テープ巻き工程後の撚
合せコアの上に外被テープを縦添え接着して外部被覆を
形成する工程と、前記各工程実施装置を含む製造ライン
の下流の最後尾において撚合せコアを回転しながら巻き
取る工程とを有し、前記撚合せコアの形成工程、前記シ
ールド層形成工程および前記外部被覆形成工程の3工程
が、前記回転巻取工程により同一製造ラインにおいて連
続一貫して遂行されることを特徴とするシールドケーブ
ルの製造方法である。
〔作用] 最終工程である回転巻取工程が製造ラインの一番先頭の
複数の心線送り出し工程にまで及んでこれら心線を撚合
せての撚合せコアの形成、下流におけるその撚合せコア
上へのシールドテープの縦添えによるシールド層の形成
、またさらに下流における外部被覆の形成がその製造ラ
インにおいて連続一貫して実施できる。
実施例1 第1図ないし第3図についてこの発明の製造方法を説明
する。
この発明方法を実施するための製造ラインを示す第1図
について上流側(左側)から順次各装置を説明する。
心線送出装置10は絶縁された複数(図示の例では7本
)の心線IA、IB、IC,・・・を送り出す。送り出
された心線IA、IB、・・・は分線板11を経由して
撚合せダイス12においてまとめられる。第1図のライ
ンの下流端(右端)に設けられる回転巻取装置70によ
ってこれらの集められた心線IA、IB、IC,・・・
は該回転巻取装置70の回転方向に撚り合わされて撚合
せコア1となり、同装置70により引き取られて下流に
向かうことになる。
符号20はこの撚合せコア1に紙、あるいはアルミニウ
ム箔などの下巻きテープ2を巻き付けるテーピング装置
を示し、撚合せコア1のまわりに回転する巻付アーム2
1を備えている。符号22は予備テープを示す。
このテーピング装置20のすぐ下流にシールドテープ縦
添装置30が設けられ、ここで下巻きテープ2の巻き付
けられた撚合せコア1上にシールドチー13が縦添えさ
れてこれがシールド層を形成する。
シールドチー13は第3図に示されるように比較的細い
焼なまし銅、あるいはそのメツキ線のような導体線を平
織、綾織その他適宜の織り方でテープ状に織ったもので
あって、そのシールドチー13の幅Bは下巻きチー12
の巻き付けられた撚合せコア1の外径りに対して(0,
8〜1.5〉πD、好ましくは1.2πD程度がよく、
テープ送出ボビン31から送り出されて縦添案内シュー
ト32により案内されて撚合せコア1に縦添えされる。
なお、シールドチー13を形成する導体線の太さは任意
であるが、通常直径的0.02〜0.3mm程度である
7 この縦添えされたシールドチー13は下流端の回転巻取
装置70の回転による撚合せコア1の中心軸線のまわり
の回転に伴って第2図図示のように撚合せコア1と同一
の撚合せ方向およびピッチをもってつるまき線状に縦添
えされシールド層が形成されるのである。
次の工程においてはシールド層の上にテーピング装置4
0によって合成樹脂チー14がテープ巻きされる9合成
樹脂チー14の材料としては、たとえばポリエチレン、
塩化ビニル、あるいはテフロン(商標名)などがよい。
テーピング装置40のすぐ下流には外被テープ縦添装置
50が設けられる。これは従来押出工程によって形成さ
れていた外部被覆を、その厚さのテープ状の外被テープ
を縦添えすることによって形成するものであって、縦添
えに先立って外被テープ5の内側面にはのり付は装置5
3によって適宜の接着剤が塗布される。また下流の締付
ダイス6を通過させることによって縦添えされた外被テ
ープ5を合成樹脂テープ4の巻き付けられた撚合せコア
1の外周面に押し付けてこれとの接着をより確実にする
のである。
なお外被テープ送出ボビン51に巻かれている外被テー
プ5は縦添え工程時に接着の便宜のため加熱保温箱52
内において加熱保温されて適宜のやわらかさに保たれる
のがよい。
第1図の装置の最右端には回転巻取装置70が配設され
る。この回転巻取装置70が行う回転と引取の作用は、
当然のことながら同図の左端に近い撚合せダイス12に
おいて集合された複数の絶縁心線IA、IB、IC,・
・・に及び、既に述べたようにこれらを撚合せコア1と
して撚り合わせるのである。
なお符号71は回転巻取装置70の基台、同72は回転
フレーム、同73は引取装置、同74は最終製品のため
の巻取ボビンを示している。
発明の効果= この発明によれば、シールド層の形成がシールドテープ
の縦添えによって行われ、また外部被覆の形成が外被テ
ープの縦添えによって行われるため、■複数の絶縁心線
の撚り合わせから成る撚合せコアの場合は、心線の撚り
合わせから外部被覆の形成まで同一の製造ラインにおい
て連続一貫して効率的に遂行できる大きい利点があり、
この結果、■途中の工程でいちいちボビン取りする必要
がないから運搬、機械掛けなど一切不要であり工程管理
面できわめて有利である、■この発明方法で作ったシー
ルドケーブルは端末のシールドテープを一部巻き戻すだ
けでアース端子に接続しやすい集束線としてのアース線
を簡単に取りやすい、など実用面での効果も大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の製造方法を実施するための製造ライ
ンを示す側面図、第2図はこの発明によって製造される
シールドケーブルの斜視図、第3図はシールドテープを
縦添えしてシールド層を形成する工程を説明する斜視図
、第4図は従来の編組シールドを形成する工程を説明す
るための斜視図、第5図は従来の導体線巻付式のシール
ド層形成工程を示す簡略斜視図である。 1・・・撚合せコア、IA、IB、・・・絶縁心線、2
・・・下巻きテープ、20・・・テーピング装置、3・
・・シールドテープ、30・・・シールドテープ縦添装
置、4・・・合成樹脂テープ、40・・・テーピング装
置、5・・・外被テープ、50・・・外被テープ縦添装
置、6・・−締付ダイス、70・・・回転巻取装置。 第 3 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(イ)絶縁された複数の心線(1A、1B、1C、
    …)を送り出しこれらを撚り合わせて撚合せコア(1)
    を形成する工程と、 (ロ)前記撚合せコア(1)に下巻きテープ(2)をテ
    ープ巻きする工程と、 (ハ)下巻きテープの施された撚合せコア(1)に導体
    線をテープ状に織って成るシールドテープ(3)を縦添
    えしてシールド層を形成する工程と、 (ニ)前記(ハ)工程後の撚合せコア(1)の上に合成
    樹脂テープ(4)をテープ巻きする工程と、(ホ)前記
    (ニ)工程後の撚合せコア(1)の上に外被テープ(5
    )を縦添え接着して外部被覆を形成する工程と、 (ヘ)前記各工程実施装置を含む製造ラインの下流の最
    後尾において撚合せコア(1)を回転しながら巻取る工
    程と を有し、前記(イ)の撚合せコアの形成工程、前記(ハ
    )のシールド層形成工程および前記(ホ)の外部被覆形
    成工程の3工程が、前記(ヘ)の回転巻取工程によつて
    同一製造ライン中において連続一貫して遂行されること
    を特徴とするシールドケーブルの製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013004354A (ja) * 2011-06-17 2013-01-07 Yazaki Corp シールド付電線及びその製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01292710A (ja) * 1988-05-19 1989-11-27 Hitachi Cable Ltd ケーブルコアの製造方法

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