JP2022109464A - 線条体の製造方法及び線条体の製造装置 - Google Patents
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Abstract
Description
線条体を構成する部材の一つであるコアの周囲に、上巻きテープを前記線条体の長手方向に沿った縦添えで供給し、
前記コアの外縁形状に合わせて回転するフォーミングダイスに、前記上巻きテープで覆われた前記コアを通すことで、前記上巻きテープを前記コアに巻き付け、
さらに前記上巻きテープの周囲に押え巻きを巻き付ける。
線条体を構成する部材の一つであるコアの周囲に、上巻きテープを前記線条体の長手方向に沿った縦添えで供給するテープ供給部と、
前記コアの周囲に前記上巻きテープが供給された状態で、前記コア及び前記上巻きテープが通される貫通孔を有するフォーミングダイスと、
前記上巻きテープの周囲に巻き付けられる押え巻きを供給する押え巻き供給部と、
を備え、
前記貫通孔は、前記コアの外縁形状に合わせて形成され、
前記貫通孔に前記コア及び前記上巻きテープが通される際に前記外縁形状に合わせて前記フォーミングダイスが回転することで、前記上巻きテープが前記コアに巻き付けられる。
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示の一態様に係る線条体の製造方法は、
(1)線条体を構成する部材の一つであるコアの周囲に、上巻きテープを前記線条体の長手方向に沿った縦添えで供給し、
前記コアの外縁形状に合わせて回転するフォーミングダイスに、前記上巻きテープで覆われた前記コアを通すことで、前記上巻きテープを前記コアに巻き付け、
さらに前記上巻きテープの周囲に押え巻きを巻き付ける。
この方法によれば、縦添えで供給される上巻きテープをコアの外縁形状に合わせてコア周囲に巻き付けることができる。そのため、コアの外縁形状に対する上巻きテープの余りが生じない。これにより、上巻きテープの周囲に押え巻きを巻き付ける際に上巻きテープに皺が発生することを防止することができ、線条体の外観不良を抑制できる。なお、ここでの「押え巻き」には、粗巻き紐等の糸が含まれる。また、「コアの外縁形状」とは、コアの最外周部を線で結んだ形状を示す。
光ファイバ心線が収容されたスロットロッドの周囲に上巻きテープを縦添えで巻き付ける際に上記方法を用いることで、ケーブル外被により被覆された光ファイバケーブルの外観不良を抑制できる。
前記貫通孔の形状は、複数の円弧と前記複数の円弧同士の間をつなぐ直線とから形成されていても良い。
この方法によれば、スロット溝を有するスロットロッドのようにコアの外縁形状が円弧と直線から形成されている場合に、当該外縁形状に合わせた形状の貫通孔を有するフォーミングダイスを用いることで、上巻きテープに皺が発生することを確実に防止できる。
(4)線条体を構成する部材の一つであるコアの周囲に、上巻きテープを前記線条体の長手方向に沿った縦添えで供給するテープ供給部と、
前記コアの周囲に前記上巻きテープが供給された状態で、前記コア及び前記上巻きテープが通される貫通孔を有するフォーミングダイスと、
前記上巻きテープの周囲に巻き付けられる押え巻きを供給する押え巻き供給部と、
を備え、
前記貫通孔は、前記コアの外縁形状に合わせて形成され、
前記貫通孔に前記コア及び前記上巻きテープが通される際に前記外縁形状に合わせて前記フォーミングダイスが回転することで、前記上巻きテープが前記コアに巻き付けられる。
この構成によれば、縦添えで供給される上巻きテープをコアの外縁形状に合わせてコア周囲に巻き付けることができるため、上巻きテープの周囲に押え巻きを巻き付ける際に上巻きテープに皺が発生することを防止することができる。これにより、線条体の外観不良を抑制することができる。
本開示の実施形態に係る線条体の製造方法及び線条体の製造装置の具体例を、以下に図面を参照して説明する。
なお、本開示はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
なお、光ファイバケーブル1は線条体の一例であり、ケーブルコア2はコアの一例であり、粗巻き紐8は押え巻きの一例である。
図3は、フォーミング装置17の一例を示す図である。図4は、フォーミング装置17が備える上流側のフォーミングダイスの一例を示す図である。図5は、フォーミング装置17が備える下流側のフォーミングダイスの一例を示す図である。図6は、下流側のフォーミングダイスの貫通孔の一例を示す図である。図7(a),(b)は、下流側のフォーミングダイスによりケーブルコア2の外縁形状に沿って上巻きテープ7がケーブルコア2の周囲に巻き付けられる様子を示す図である。なお、ケーブルコア2の外縁形状とは、ケーブルコア2の最外周部を線で結んだ形状を示す。
上記実施形態では、線条体としてスロット型の光ファイバケーブル1について説明したが、これに限られない。
例えば、図10に示すように、線条体101は、複数本の金属導体をバンドル状に束ねたコア102と、コア102の周囲に長手方向に沿って巻かれる上巻きテープ107と、を備える構成のものであっても良い。さらに、コア102を形成する金属導体は、円形状に限らず、例えば矩形状であっても良い。また、例えば、図11に示すように、線条体201は、単数からなる矩形状の金属導体をコア202として、当該コア202の周囲に長手方向に沿って上巻きテープ207が巻かれる構成のものであっても良い。また、図12に示すように、線条体301は、スロットロッド303に一つのスロット溝303aを有するケーブルコア302と、ケーブルコア302の周囲に長手方向に沿って巻かれる上巻きテープ307と、を備える光ファイバケーブルであっても良い。このような単純な円形状ではないコアを有する線条体101,201,301の場合にも、本開示に係る線条体の製造方法及び製造装置を用いることにより、上巻きテープ107,207,307をコア102,202、302の外縁形状に合わせて巻き付けることができ、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
2,302:ケーブルコア(コアの一例)
3,303:スロットロッド
3a,303a:スロット溝
4:テンションメンバ
5:光ファイバ心線
6,8:粗巻き紐
7,107,207,307:上巻きテープ
9:ケーブル外被
10:製造装置
11:スロットキャプスタン
12:ファイバ供給ボビン
13:集線装置
14:粗巻き紐供給ボビン
15:テープ供給ボビン(テープ供給部の一例)
16:テープガイド装置
17:フォーミング装置
18:粗巻き紐供給ボビン(押え巻き供給部の一例)
19:押出成形装置(被覆部の一例)
20:冷却装置
21:ケーブルキャプスタン
30(30A,30B),50B:フォーミングダイス
31B:外輪部
32:ボール
33B:内輪部
34A,34B,54B:貫通孔
35,41:円弧
36,42:直線
38:連結部材
43:皺
101,201,301:線条体
102,202:コア
Claims (4)
- 線条体を構成する部材の一つであるコアの周囲に、上巻きテープを前記線条体の長手方向に沿った縦添えで供給し、
前記コアの外縁形状に合わせて回転するフォーミングダイスに、前記上巻きテープで覆われた前記コアを通すことで、前記上巻きテープを前記コアに巻き付け、
さらに前記上巻きテープの周囲に押え巻きを巻き付ける、線条体の製造方法。 - 前記線条体は、複数本の光ファイバ心線と、前記複数本の光ファイバ心線が収納される少なくとも一つのスロット溝を有する前記コアとしてのスロットロッドと、前記上巻きテープと、前記上巻きテープの周囲に巻き付けられる前記押え巻きとしての粗巻き紐と、前記粗巻き紐が巻き付けられた前記上巻きテープの周囲を覆うケーブル外被と、を備えた光ファイバケーブルである、請求項1に記載の製造方法。
- 前記フォーミングダイスは、前記コア及び前記上巻きテープが通される貫通孔を有し、
前記貫通孔の形状は、複数の円弧と前記複数の円弧同士の間をつなぐ直線とから形成されている、請求項1または請求項2に記載の製造方法。 - 線条体を構成する部材の一つであるコアの周囲に、上巻きテープを前記線条体の長手方向に沿った縦添えで供給するテープ供給部と、
前記コアの周囲に前記上巻きテープが供給された状態で、前記コア及び前記上巻きテープが通される貫通孔を有するフォーミングダイスと、
前記上巻きテープの周囲に巻き付けられる押え巻きを供給する押え巻き供給部と、
を備え、
前記貫通孔は、前記コアの外縁形状に合わせて形成され、
前記貫通孔に前記コア及び前記上巻きテープが通される際に前記外縁形状に合わせて前記フォーミングダイスが回転することで、前記上巻きテープが前記コアに巻き付けられる、線条体の製造装置。
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