JPH0328895Y2 - - Google Patents

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JPH0328895Y2
JPH0328895Y2 JP1986106190U JP10619086U JPH0328895Y2 JP H0328895 Y2 JPH0328895 Y2 JP H0328895Y2 JP 1986106190 U JP1986106190 U JP 1986106190U JP 10619086 U JP10619086 U JP 10619086U JP H0328895 Y2 JPH0328895 Y2 JP H0328895Y2
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JP
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deodorizing filter
air
water
filter
humidity
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JP1986106190U
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JPS6314934U (ja
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  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Gas Separation By Absorption (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、消臭フイルタを通過する空気の湿度
を一定に制御して消臭フイルタの性能を高く保つ
ようにした空気清浄機に関する。
(従来の技術) 従来の空気清浄機としては、例えば第3図又は
第4図に示す如きものがあつた。即ち、第3図に
示すものはブロア3にてダクト14内に吸引した
空気を水槽8内の水W内に導き、空気中に含まれ
る悪臭成分を直接水Wに溶解せしめ、悪臭成分が
除去された清浄な空気をダクト15から機外へ放
出するものである。尚、第3図中、2はダクトフ
イルタである。又、第4図に示すものは、ダスト
フイルタ2とブロア3との中間に消臭フイルタ4
を配置し、該消臭フイルタ4を水道の蛇口16か
ら流出する水Wにて濡らしておき、該消臭フイル
タ4を通過する空気中に含まれるアンモニアや硫
化水素等の悪臭成分を消臭フイルタ4に含まれる
水に溶解せしめて除去するものである。尚、第4
図中、17は消臭フイルタ4から落下する水の受
け皿である。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記第3図に示す空気清浄機に
あつては、多量の水を貯える水槽が必要であつて
装置が大型化するという問題があり、又第4図に
示す空気清浄機にあつては、噴出空気の湿度が高
過ぎたり、不安定となり易く、消臭フイルタ4の
性能を常に高く維持しておくことが不可能である
という問題があつた。
本考案は上記問題に鑑みてなされたもので、そ
の目的とする処は、消臭フイルタを通過する空気
の湿度を一定に保つて消臭フイルタの性能を常に
高く維持することができる空気清浄機を提供する
にある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成すべく本考案は、空気清浄機本
体に形成した通路の上流側にダストフイルタを取
付け、ダストフイルタよりも下流側にブロアを取
付け、ダストフイルタとブロアとの中間に消臭フ
イルタを配して成る空気清浄機において、前記消
臭フイルタを不織布又は織布、或いは綿で構成す
るとともに、消臭フイルタよりも下流側に、湿度
センサを配設し、湿度センサにて検出する空気湿
度が設定値以下の場合に該湿度センサからの信号
を受けて上記消臭フイルタに水を供給せしめ、か
つ、湿度センサにて検出された空気湿度が設定値
を越えた場合には該湿度センサからの信号を受け
て消臭フイルタへの水の供給を停止する水供給系
を設けた。
(作用) 而して、ブロアが駆動して空気清浄機本体内の
通路に吸込まれる空気は、まずダストフイルタに
よつてダストが除去され、次いで消臭フイルタを
通過する際に悪臭が除去されて下流側から吐出さ
れる。一方、湿度センサは消臭フイルタを通過し
た空気の湿度を検出しており、その値が設定値以
下の場合には水供給系から消臭フイルタに水が供
給されるし、設定値以下の場合には水供給系によ
る水の供給は停止される。通路内の空気は不規則
的に下流側へと流動していくため、湿度センサは
通路内の空気の平均的な湿度を検出できる。この
ため、水供給系からは不織布、織布、綿等の消臭
フイルタに目詰まり等の発生しにくい最も消臭能
が高く保たれる飯囲の水分を消臭フイルタへと供
給できる。
(実施例) 以下に本考案の一実施例を添付図面に基づいて
説明する。
第1図は本考案に係る空気清浄機の模式的縦断
面図、第2図は同空気清浄機の回路構成図であ
る。
第1図に示す空気清浄機において1は空気清浄
機本体であつて、該本体1の前端開口部にはダス
トフイルタ2が、後端にはブロア3がそれぞれ取
付けられており、これらダストフイルタ2とブロ
ア3との中間には消臭フイルタ4が介設されてい
る。消臭フイルタ4としては通常の不織布や織布
等を用いてもよく、またフタロシニアンを含浸さ
せたフタロシニアン綿を用いてもよい。そして、
消臭フイルタ4の前端には噴射ノズル5、湿度セ
ンサ6がそれぞれ配設されており、噴射ノズル5
はパイプ7を経て水槽8に連通しており、パイプ
7の中間には水槽8内の水を噴射ノズル5へ供給
すべきポンプ9が介設されている。この噴射ノズ
ル5、パイプ7、水槽8およびポンプ9により水
供給系Aを構成している。
以上の機械的構成を有する空気清浄機の回路構
成は第2図に示されるが、同図において10は電
源、11はメインスイツチ、12は前記ブロア3
を回転駆動するモータである。そして、湿度セン
サ6は前記消臭フイルタ4を通過する空気の湿度
を検出するが、該湿度センサ6には検出した空気
湿度が第1設定値(本実施例においては相対湿度
90%)以下のときには前記ポンプ9を駆動し、第
2設定値(本実施例においては相対湿度99%)を
越えるとポンプ9の駆動を停止するオン・オフス
イツチ13が設けられており、該オン・オフスイ
ツチ13は図示の如くポンプ9に電気的に接続さ
れている。
次に本空気清浄機の作用を説明する。
ブロア3が回転駆動されると、空気は第1図
中、矢印にて示す如くダストフイルタ2を過して
本体1内に吸収されるが、ダストフイルタ2を通
過する際に該空気中に含まれるダストが除去され
る。
一方、消臭フイルタ4はこれの上流側に配され
た噴射ノズル5から噴射される水の噴霧によつて
湿つており、その本来の消臭機能を発揮する。
尚、噴射ノズル5への水の供給は、ポンプ9を駆
動して水槽8の水を当該噴射ノズル5まで導くこ
とによつてなされる。
而して、前記ダストフイルタ2を通過した空気
は消臭フイルタ4を通過し、ここで、該空気中に
含まれる悪臭は効果的に除去され、最終的にはブ
ロア3の吐出口から機外へ排出される。
ところで、湿度センサ6は消臭フイルタ4を通
過する空気の湿度を常時検出しており、その値が
第1設定値(相対湿度90%)以下のときはオン・
オフスイツチ13をONしてポンプ9を駆動し、
噴射ノズル5から水の噴霧を消臭フイルタ4に吹
き付ける。そして、空気の湿度が第2設定値(相
対湿度99%)を越えると、オン・オフスイツチ1
3をOFFしてポンプ9の駆動を停止し、従つて
このときは噴射ノズル5から水の噴霧は噴出され
ない。このように、制御することによつて消臭フ
イルタ4を通過する空気の湿度は消臭フイルタ4
の性能が最も高く保たれる一定の範囲(相対湿度
90%〜99%の範囲)に保たれる。尚、消臭フイル
タ4が所定量以上の水分(空気湿度が第2設定値
(相対湿度99%)を越る場合に消臭フイルタ4に
含まれる水分)を含むようになると、該消臭フイ
ルタ4の空気流通路が水によつて閉塞されて目ず
まりを生じ、却つて消臭性能が低下する。
尚、本実施例では水供給系Aとして噴射ノズル
5からポンプ9等を用いて消臭フイルタ4に水を
噴きかけるようにしたが、これに限定されるもの
ではなく、たとえば従来例と同様に水道の蛇口を
利用して制御弁等によつて制御して、所定量の水
を消臭フイルタ4に供給するようにしてもよく、
また超音波振動子を用いて噴霧するようにしても
よく、要するに、消臭フイルタ9に水が供給でき
るものであればよい。
(考案の効果) 以上の説明で明らかな如く本考案によれば、消
臭フイルタの後方に湿度センサを配し、湿度セン
サにて検出される空気湿度が設定値以下になると
水供給系によつて消臭フイルタに水を供給するよ
うにしたため、消臭フイルタの性能を常に高く維
持することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る空気清浄機の縦断面図、
第2図は同空気清浄機の回路構成図、第3図及び
第4図は従来例に係る空気清浄機の縦断面図であ
る。 符号の説明、1……空気清浄機本体、2……ダ
ストフイルタ、3……ブロア、4……消臭フイル
タ、5……噴射ノズル、6……湿度センサ、7…
…パイプ、8……水槽、9……ポンプ、10……
電源、11……メインスイツチ、12……モー
タ、13……オン・オフスイツチ、A……水供給
系。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 空気清浄機本体に形成した通路の上流側にダス
    トフイルタを取付け、ダストフイルタよりも下流
    側にブロアを取付け、ダストフイルタとブロアと
    の中間に消臭フイルタを配して成る空気清浄機に
    おいて、 前記消臭フイルタを不織布又は織布、或いは綿
    で構成するとともに、消臭フイルタよりも下流側
    に、湿度センサを配設し、湿度センサにて検出す
    る空気湿度が設定値以下の場合に該湿度センサか
    らの信号を受けて上記消臭フイルタに水を供給せ
    しめ、かつ、湿度センサにて検出された空気湿度
    が設定値を越えた場合には該湿度センサからの信
    号を受けて消臭フイルタへと水の供給を停止する
    水供給系を設けたことを特徴とする空気清浄機。
JP1986106190U 1986-07-10 1986-07-10 Expired JPH0328895Y2 (ja)

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JP1986106190U JPH0328895Y2 (ja) 1986-07-10 1986-07-10

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JP1986106190U JPH0328895Y2 (ja) 1986-07-10 1986-07-10

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JPS6314934U JPS6314934U (ja) 1988-01-30
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ID=30981317

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4816111U (ja) * 1971-07-01 1973-02-23
JPS5884022A (ja) * 1981-11-16 1983-05-20 Mitsubishi Electric Corp 脱臭装置

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JPS5884022A (ja) * 1981-11-16 1983-05-20 Mitsubishi Electric Corp 脱臭装置

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