JPH0510895Y2 - - Google Patents

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JPH0510895Y2
JPH0510895Y2 JP7418387U JP7418387U JPH0510895Y2 JP H0510895 Y2 JPH0510895 Y2 JP H0510895Y2 JP 7418387 U JP7418387 U JP 7418387U JP 7418387 U JP7418387 U JP 7418387U JP H0510895 Y2 JPH0510895 Y2 JP H0510895Y2
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deodorizing
deodorizing liquid
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  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、集塵機能とともに脱臭剤の噴射に
よる脱臭機能を有する空気清浄装置に関するもの
である。
〔従来の技術〕
第3図は例えば特開昭60−87823号公報に示さ
れた除塵及び脱臭を目的とする従来の空気清浄装
置を示す断面図である。この装置においては、フ
アン駆動装置6に電源を供給すると、フアン5が
回転し、汚れた空気8が吸入口2よりケーシング
1内に取り込まれる。取り込まれた汚れた空気8
は、まず除塵用フイルタ3を通過し、ここでゴ
ミ、粉塵が除塵され、次に脱臭用フイルタ4を通
過し、ここで残つた悪臭が取り除かれて清浄空気
9となり、吹出口7よりケーシング1の外へ放出
される。
しかし、この装置は、長時間使用をしていく
と、脱臭用フイルタ4に含浸された脱臭液の脱臭
成分が飛散し、その脱臭能力が次第に低下すると
いう問題があつた。
第4,5図に示す空気清浄装置は、上記問題点
を解決するものとして提案されたものである。
この装置においては、空気清浄を行なうために
電源スイツチ10を入れると、フアン駆動装置6
に電源が供給されフアン5が回転を開始する。汚
れた空気8は、フアン5の回転により生じた負圧
により吸入口2よりケーシング1内部へ導入さ
れ、その中の大きな粉塵、ゴミ等は、吸入口2の
下流に設けられているプレフイルタ11により取
り除かれる。プレフイルタ11で除去できなかつ
た小さな粉塵は、プレフイルタ11の下流に設け
られた除塵用フイルタ3により除去される。
ここでは、汚れた空気8の粉塵等は除去される
が悪臭は未だ残つている。そこで、脱臭スイツチ
12を入れると、ポンプ13に電源が供給され、
脱臭液タンク15に収納されている脱臭液14が
吸い上げられ、これがポンプ13と脱臭液タンク
15との間を結ぶタンクホース16、ポンプ13
内部、導管17を経由し、噴射パイプ18の噴射
孔19より除塵用フイルタ3に滴下される。この
ようにして脱臭液14が滴下されている除塵用フ
イルタ3の中を、汚れた空気8が通過すると、そ
の悪臭も除去される。かくして清浄空気9は吹出
口7よりケーシング1の外部へ吹出される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、上記噴射パイプ18には、第6図に
示すように、孔径の同じ複数の噴射孔19が設け
られており、供給部20より送られてきた脱臭液
14は噴射パイプ18の中を通り、上記複数の噴
射孔19より除塵用フイルタ3に滴下される構造
になつている。
このため、供給部20に近い噴射孔19aより
滴下される脱臭液14の量は、供給部20より遠
い噴射孔19bより滴下される脱臭液14よりも
多くなり、除塵用フイルタ3への脱臭液14の分
布が不均一となり、脱臭能力が低下するという問
題があつた。
この考案は、上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、フイルタ内における脱臭液
の分布が均一で、脱臭能力の高い空気清浄装置を
得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る空気清浄装置は、脱臭液を、そ
の供給部から噴射パイプに供給し、このパイプに
設けた複数の噴射孔からフイルタ内に滴下する構
造を有する空気清浄装置において、前記複数の噴
射孔の孔径を、前記供給部からの距離が遠くなる
ほど大きくしたものである。
〔作用〕
上記複数の噴射孔の孔径は、供給部から近く、
したがつて、脱臭液の供給圧が大きい所は小さ
く、供給部から遠く、したがつて、脱臭液の供給
圧が小さい所は大きい。しかも、その間の孔径が
段階的に変化している。このため、供給部から供
給された脱臭液は、各噴射孔からほぼ同量ずつフ
イルタ内に滴下され、脱臭液のフイルタ内におけ
る分布がほぼ均一化される。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を図について説明す
る。
第1図は実施例における噴射パイプ部分の断面
図である。その他の構成は、第4,5図に示す従
来例と同じであるので、図示、説明は省略する。
図において、28は噴射パイプ、30はこのパ
イプ28に設けた脱臭液14の供給部、29は噴
射パイプ28に設けた噴射孔で、供給部30から
供給されてくる脱臭液14を除塵用フイルタ3内
に滴下するためのものである。この噴射孔29は
複数個、実施例では、供給部30からの距離が近
い個所より遠い個所へ第1噴射孔29a、第2噴
射孔29b、第3噴射孔29cと順次配設されて
いる。そして、それら29a,29b,29cの
孔径A,B,Cは、A<B<Cと段階的に順次大
きくなつている。
次に作用を説明する。
上記複数の噴射孔29の孔径A,B,Cは、供
給部30から近い個所は小さく、遠くになるにつ
れてA,B,Cと順次段階的に大きくなつてい
る。すなわち、脱臭液14の供給部30からの供
給圧が大きいところは小さく、小さいところは大
きくなつている。
このため、供給部30から供給された脱臭液1
4は、第2図に示すように、各噴射孔29a,2
9b,29cからほぼ同量ずつフイルタ3内に滴
下される。その結果、除塵フイルタ3への脱臭液
14の分布はほぼ均一化され、除塵フイルタ3を
通過する悪臭を含んだ空気流は、すべてこの脱臭
液14にさらされ、脱臭される。
上記実施例では、第1図に示すように、供給部
が噴射パイプのほぼ中央付近にあるが、供給部が
端部にあつても(図示せず)噴射孔を供給部に近
い個所より段階的に小径より大径にすれば、同様
の作用効果が得られる。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば、脱臭液の噴
射パイプの複数の噴射孔の孔径を、供給部からの
距離が遠くなるほど大きくしたので、各噴射孔よ
り滴下する脱臭液の量をほぼ同量とすることがで
き、したがつて、フイルタ内における脱臭液の分
布を均一化し、脱臭能力を高める効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例における噴射パイプ
の断面図、第2図は実施例による噴射パイプの噴
射孔と脱臭液の滴下量の関係を示すグラフ、第3
図は従来の空気清浄装置を示す断面図、第4図は
同じく従来の空気清浄装置を示す一部破断正面
図、第5図は第4図の断面図、第6図は第4,5
図における噴射パイプの側面図である。 3は除塵フイルタ、14は脱臭液、28は噴射
パイプ、29は噴射孔、30は供給部である。な
お、図中、同一符号は同一または相当部分を示
す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 脱臭液を、その供給部から噴射パイプに供給
    し、このパイプに設けた複数の噴射孔からフイル
    タ内に滴下する構造を有する空気清浄装置におい
    て、前記複数の噴射孔の孔径を、前記供給部から
    の距離が遠くなるほど大きくしたことを特徴とす
    る空気清浄装置。
JP7418387U 1986-10-15 1987-05-18 Expired - Lifetime JPH0510895Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7418387U JPH0510895Y2 (ja) 1987-05-18 1987-05-18
AU79581/87A AU7958187A (en) 1986-10-15 1987-10-13 Air cleaner
EP87309148A EP0267697A3 (en) 1986-10-15 1987-10-15 Air cleaner

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7418387U JPH0510895Y2 (ja) 1987-05-18 1987-05-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63185424U JPS63185424U (ja) 1988-11-29
JPH0510895Y2 true JPH0510895Y2 (ja) 1993-03-17

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JP7418387U Expired - Lifetime JPH0510895Y2 (ja) 1986-10-15 1987-05-18

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JP5420145B2 (ja) * 2006-10-30 2014-02-19 三洋電機株式会社 空気除菌装置
JP5300209B2 (ja) * 2007-05-11 2013-09-25 中国電力株式会社 フィルタ洗浄用ノズルを備えた懸濁物質濾過装置
JP2020157282A (ja) * 2019-03-28 2020-10-01 株式会社ミズヨケ 散布装置
KR102195207B1 (ko) * 2019-04-24 2020-12-28 한국전력공사 송전구조물을 이용한 미세먼지 저감장치

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JPS63185424U (ja) 1988-11-29

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