JPH0328879B2 - - Google Patents

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JPH0328879B2
JPH0328879B2 JP58031651A JP3165183A JPH0328879B2 JP H0328879 B2 JPH0328879 B2 JP H0328879B2 JP 58031651 A JP58031651 A JP 58031651A JP 3165183 A JP3165183 A JP 3165183A JP H0328879 B2 JPH0328879 B2 JP H0328879B2
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JP
Japan
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JP58031651A
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JPS59158190A (ja
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Tadanobu Nikaido
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Priority to US06/525,566 priority patent/US4538260A/en
Priority to FR8313784A priority patent/FR2532506B1/fr
Priority to DE19833331043 priority patent/DE3331043A1/de
Priority to CA000435637A priority patent/CA1191211A/en
Publication of JPS59158190A publication Critical patent/JPS59158190A/ja
Publication of JPH0328879B2 publication Critical patent/JPH0328879B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/02Details
    • H04J3/04Distributors combined with modulators or demodulators
    • H04J3/047Distributors with transistors or integrated circuits
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、デイジタル交換機の通話路装置等に
おいて中心的役割を果たしている時間スイツチ回
路に関するものである。
〔従来技術〕
周知のように、時間スイツチはデイジタル交換
機の通話路装置に用いられ、入力データの時間的
順序を入れ換えることにより時分割交換を行う機
能を有している。この種の時間スイツチの従来例
として、第1図に示すようなシフトレジスタと記
憶機能付きマルチプレクサと制御メモリによる実
現例がある(特願昭57−150310号)。これは、入
力される情報A,B,C,Dをシフトレジスタ1
00に順に取り込んだ後、これらを記憶機能付き
マルチプレクサ200のラツチ201に並列に取
り込み、制御メモリ300から出力される制御情
報に基いてマルチプレクサ202で選択してラツ
チ203を通し、例えばC,D,A,Bの順に出
力するもので、入力情報A,B,C,Dは制御情
報により任意の順番で出力されるので、時間的順
序の入れ換えが実現される。
この構成では、シフトレジスタ100の動作速
度で交換速度が決定されるため、メモリを用いた
時間スイツチに比べて高速に動作するという利点
がある。しかし、このシフトレジスタ100にお
ける入力情報のシフト動作は、シフトレジスタ1
00の各段を構成する記憶素子の総てが並列に動
作してなされるため、シフトレジスタ100の全
段にてダイナミツクパワーを消費することにな
る。このため、多数の入力情報を交換する高多重
度のスイツチを実現すると、これに伴つてシフト
レジスタ100の規模が増加するので、ダイナミ
ツクパワーが増加するばかりでなく、同時に動作
速度も高速化されるため、より一層ダイナミツク
パワーが増加するという欠点を有していた。即
ち、多重度をn倍とするには、シフトレジスタ1
00の規模も動作速度もともにn倍しなければな
らず、このときのダイナミツクパワーはn倍とな
る。このダイナミツクパワーの増大の為、第1図
のような構成では集編回路技術の進歩により集積
度が向上しても、高多重度のスイツチを実現する
ことが困難であつた。
〔発明の目的〕
本発明は上記従来の欠点を改良するため、複数
個の記憶素子を並列に接続し、選択信号で指定さ
れた記憶素子のみにデータを入力し、かつ制御信
号で指定された記憶素子からデータを出力して、
交換動作時に状態の反転する記憶素子を唯一つに
抑えることにより、時間スイツチの低電力化を達
成することを骨子とするものである。
〔発明の実施例〕
第2図は本発明の原理構成を示す図である。こ
こでは4多重の時間スイツチを示しているが、任
意の多重度の時間スイツチに対して適用できるこ
とは言うまでもない。第2図において、1は走査
信号発生回路として機能する循環型シフトレジス
タ1であり、4個のマスタースレーブ形Dフリツ
プフロツプ10〜13を直列かつリング状に接続
して構成してある。即ち、Dフリツプフロツプ1
0の出力Qは11に入力され、11の出力は12
に入力される。12も同様であり、13の出力は
10に入力される。各Dフリツプフロツプ10〜
13の出力は選択信号10〜13として2の回路
ブロツクに出力される。回路ブロツク2は各々選
択信号I0〜I3でデータの取込みが制御され、
制御信号O0〜O3でデータの出力が制御される
制御付記憶素子20〜23からなる制御付記憶素
子群を1群含むデータ記憶回路である。この制御
付記憶素子の回路例を第3図に示す。これは
MOSトランジスタによる例で、インバータ21
1の前後にトランスフアゲート212,213を
付加したものであり、記憶機能はインバータ21
1の入力部のゲート容量によりなされるいわゆる
ダイナミツク形の記憶素子であり、記憶素子への
データの取込みはトランスフアゲート212を、
また記憶素子からのデータの取り出しはトランス
フアゲート213を、各々の制御信号入力端IE,
OEに“H”(ハイ)を印加して導通させることに
よりなされる。勿論、これは一つの例に過ぎず、
フイードバツクループを持つ周知のフリツプフロ
ツプを用いてもよい。なお循環形シフトレジスタ
1は図示されないクロツク信号CLKにより駆動
されるものとする。
次に第4図に示すタイミングチヤートにより第
2図の動作を説明する。初期状態として循環形シ
フトレジスタ1を(H,L,L,L)、即ちDフ
リツプフロツプ10が“H”、11〜13が“L”
(ロー)になるようにセツトする。これは図示し
てない周知のプリセツト、プリクリアの機能で容
易に実現できる。また、このマスタースレーブ形
Dフリツプフロツプは、クロツク信号が“L”の
ときにマスターへの取込みとスレーブでの保持が
行われ、“H”の時にマスターでの保持とスレー
ブへの取込みが行われるものとする。従つてこの
Dフリツプフロツプの出力はクロツク信号の立ち
上がりで変化する。
いま、多重化された4つのデータA,B,C,
Dが、その順番で毎フレーム入力されるとする。
即ち、データDinとして、第1フレームはA1,
B1,C1,D1、第2フレームはA2,B2,
C2,D2、第3フレームはA3,B3,C3,
D3とする。循環形シフトレジスタ1は第1サイ
クルにおける初期データ(H,L,L,L)を順
次シフトするので、選択信号(I0,I1,I
2,I3)は第2サイクルでは(L,H,L,
L)、第3サイクルでは(L,L,H,L)、第4
サイクルでは(L,L,L,H)となり、第2フ
レームの第1サイクルで初期データに戻つてこれ
を4サイクル毎に繰り返す。従つて、第1フレー
ムでは、データ記憶回路2は第1サイクルでは制
御付記憶素子20のみがデータA1を入力し、第
2サイクルでは21のみがデータB1を入力し、
第3サイクルでは22のみがデータC1を入力
し、第4サイクルでは23のみがD1を入力し、
各々1サイクル経過の後で選択信号が“L”にな
ると入力データを保持する。以後4サイクル毎に
これを繰り返す。従つて、制御付記憶素子20は
データAを、制御付記憶素子21はデータBを、
制御付記憶素子22はデータCを、制御付記憶素
子23はデータDを、4サイクル毎に取り込み保
持する。このようにして入力データの記憶がなさ
れる。
次に、入力されたデータの出力される動作を示
す。制御メモリ3から出力される制御情報(O
0,O1,O2,O3)を、各フレームにおい
て、第1サイクルでは(L,L,L,H)、第2
サイクルでは(L,L,H,L)、第3サイクル
では(L,H,L,L)、第4サイクルでは(H,
L,L,L)と仮定する。このとき、データ記憶
回路2は、第1サイクルでは、制御付記憶素子2
3のみがデータを出力し、その他の制御付記憶素
子の出力端はハイインピータンス状態となる。同
様に第2サイクルでは22のみがデータを出力
し、第3サイクルでは21のみがデータを出力
し、第4サイクルでは20のみがデータを出力す
る。従つて外部への出力データDoutはD,C,
B,Aとなり、入力時の順番(A,B,C,D)
と異なる(この例では逆順)順番で出力される。
なお、前述のようにデータの記憶されるタイミン
グは各記憶素子により異なるので、例えば第2フ
レームではデータD及びCは第1フレームで取り
込まれたデータD1及びC1が、またデータB及
びAは第2フレームで取り込まれたデータB2及
びA2が出力されるが、これは特段の不都合を生
じるものではない。
従来構成と第2図の構成との性能比較のため、
制御メモリ部以外の部分で消費される最大のダイ
ナミツクパワーを考える。このとき、第2図では
各サイクルにおいて状態の変化する記憶素子は循
環形シフトレジスタ1で2個、データ記憶回路2
で1個であり、従来構成では4個であるので、ダ
イナミツクパワーは3/4に減少している。ところ
で、第2図と同様の構成では、任意の多重度の時
間スイツチを構成しても1つのサイクルでダイナ
ミツクパワーを消費するのは循環形シフトレジス
タ1で2個、データ記憶回路2で1個である。従
つて、n多重のスイツチでは、ダイナミツクパワ
ーは従来の3/nに減少する。即ち、大規模化す
るほど低電力の効果が大である。
第5図は2本の入力線、2本の出力線に対応し
て、2群の制御付記憶素子群(2−1,2−2)
よりなるデータ記憶回路2と、走査信号発生回路
1及び制御メモリ3で構成した時間スイツチを示
したものである。制御付記憶素子群は2群(2−
1,2−1)とも共通の走査信号発生回路1と共
通の制御メモリ3により、第2図の場合と同様の
制御を受けることにより、1データ当たり2ビツ
トを並列に交換することができる。また、第6図
は別の例で、2群の制御付記憶素子群(2−1,
2−2)よりなるデータ記憶回路2を、走査信号
発生回路1及び2個の制御メモリ3−1,3−2
で制御した例である。この場合は、第2図に示し
た時間スイツチと同等の機能を持つ時間スイツチ
2個を共通の走査信号出力回路を用いて実現した
ものとなる。
このように、複数個の制御付記憶素子群でデー
タ記憶回路を構成した場合の制御メモリ部以外の
部分で消費される最大のダイナミツクパワーを考
える。一般にn多重で、m群の制御付記憶素子群
よりなるデータ記憶回路で構成した時間スイツチ
は、m×n個の制御付記憶素子とn段の循環形シ
フトレジスタで構成される。一方、従来構成では
nビツトシフトレジスタをm本もちいる。このと
きダイナミツクパワーを消費する記憶素子の数は
本発明では(m+2)であり、従来のm×nより
もはるかに減少することが明らかである。尚、走
査信号発生回路には1段を4素子で構成した
MOS技術による周知の回路やCCD等の利用も考
えられる。
以上、本発明の原理構成として4多重の時間ス
イツチの例を示したが、本発明は任意の多重度の
スイツチに適用できる。この場合、大規模化に伴
つてデータ入力端に接続される制御付記憶素子の
数は増大するが、動作時に入力端に接続される制
御付記憶素子数は走査信号で指定された1個だけ
なので、データ入力端の負荷の増加分は制御付記
憶素子を並列に接続するための配線容量分だけで
あり、記憶素子自体はデータ入力端の負荷とはな
らない。従つて、かりに大規模化に伴つて入力端
の負荷増大に起因するデータ取込み速度の低下が
問題になるとしても、これを解決するには、前記
配線容量増加分を補償するだけの駆動能力をデー
タ入力端に付加すればよく、大してパワー増大に
はならない。一方、データ出力端も並列に接続さ
れる制御付記憶素子数が増大するので、各記憶素
子の出力端の配線容量が増加する。この場合も配
線容量増加分を補償するだけの駆動能力を各記憶
素子の出力回路に付加すればよい。しかし、大規
模化が進むと、各制御付記憶素子の駆動能力を高
めるには限界がある。
そこで、本発明は大規模化したときに、データ
記憶回路を構成する制御付記憶素子群のデータ出
力端の配線容量が増加するのに起因する速度低下
を解決する方法として、各制御付記憶素子の駆動
能力を高める代わりに、出力端を共通に接続した
複数個の制御付記憶素子からなる記憶素子モジユ
ールをトリー状多段に接続したデータ記憶回路を
用いることにより、消費電力の増加を更に抑える
ようにしたものである。
第7図は、このような本発明の時間スイツチ回
路の一実施例を示したものである。第7図におい
て、1は第2図に示したのと同じ走査信号発生回
路で、4本の選択信号I0,I1,I2,I3を
出力し、3は制御メモリ、4はデータ記憶回路で
ある。このデータ記憶回路4は制御付記憶素子を
2個、出力端を共通に接続して構成した記憶素子
モジユール41,42,43をトリー状2段に接
続した記憶素子モジユール群を1群含んでいる。
記憶素子モジユール41及び42は記憶素子モジ
ユール群の初段を構成し、各々を構成する制御付
記憶素子モジユール411,412,及び42
1,422のデータ入力端DIはいずれも共通に
接続される。初段の記憶素子モジユールを構成す
る制御付記憶素子411,412,421,42
2は各々の選択信号入力端IEが“H”の時にマ
スターにデータが取り込まれ、“L”の時にマス
ターで保持し、図示していないフレームパルスが
“H”の時にマスターのデータをスレーブに転送
し、“L”の時にスレーブに保持するマスタース
レーブ形Dフリツプフロツプで実現されている。
制御付記憶素子411の選択信号入力端には走査
信号発生回路1より出力される選択信号I0が、
制御付記憶素子412には選択信号I1が、制御
付記憶素子421には選択信号I2が、制御付記
憶素子422には選択信号I3が供給される。第
2段目の記憶素子モジユール43の制御付記憶素
子431および432は、図示していないクロツ
ク信号CLKが“H”のときにマスターへの取り
込みとスレーブでの保持が行われ、“L”の時に
マスターでの保持とスレーブへの取り込みが行わ
れるマスタースレーブ形Dフリツプフロツプであ
る。従つて、このDフリツプフロツプの出力はク
ロツク信号の立ち上がりで変化する。制御付記憶
素子431のデータ入力端DIには記憶素子モジ
ユール41のデータ出力O41が接続され、制御
付記憶素子432のデータ入力端DIには記憶素
子モジユール42のデータ出力端O42が接続さ
れる。また、記憶素子モジユール43のデータ出
力端は外部への出力データDoutの出力端となる。
更に、各記憶素子モジユールを構成する制御付記
憶素子411,412,421,422,43
1,432は、いずれも制御信号入力端OEが
“H”の時に記憶データをデータ出力端D0に出
力し、“L”の時にデータ出力端D0をハイイン
ピーダンス状態とする。制御付記憶素子411,
421の制御信号入力端には制御メモリ3より出
力される制御信号O1が、制御付記憶素子41
2,422の制御信号入力端には制御メモリ3よ
り出力される制御信号O0が、制御付記憶素子4
31の制御信号入力端には制御メモリ3より出力
される制御信号O3が、制御付記憶素子432の
制御信号入力端には制御メモリ3より出力される
制御信号O2が供給される。
次に、第8図に示すタイミングチヤートにより
第7図の動作を説明する。
いま、多重化された4つのデータA,B,C,
Dがその順番で毎フレーム入力されるとする。即
ち、データDinとして、第1フレームはA1,B
1,C1,D1、第2フレームはA2,B2,C
2,D2、第3フレームはA3,B3,C3,D
3とする。走査信号発生回路1は第2図の場合と
同様の走査信号を出力するものとする。即ち、第
1サイクルにおける選択信号(I0,I1,I
2,I3)の初期データ(H,L,L,L)を順
次シフトして、選択信号(I0,I1,I2,I
3)は第2サイクルでは(L,H,L,L)、第
3サイクルでは(L,L,H,L)、第4サイク
ルでは(L,L,L,H)となり、第2フレーム
の第1サイクルで初期データに戻つてこれを4サ
イクル毎に繰り返す。この選択信号により、初段
の記憶モジユールを構成する制御付記憶素子41
1,412,421,422には、そのマスター
へのデータ取込みが行われる。従つて、第8図に
示すように、各フレームの第1サイクルにおいて
は制御付記憶素子411のマスタ411Mにデー
タAが取り込まれ、各フレームの第2サイクルに
おいては制御付記憶素子412のマスター412
MにデータBが取り込まれ、各フレームの第3サ
イクルにおいては制御付記憶素子421のマスタ
ー421MにデータCが取り込まれ、各フレーム
の第4サイクルにおいては制御付記憶号子422
のマスター422MにデータDが取り込まれる。
これらは、フレームの区切を示すために4サイク
ル毎に入力されるフレームパルスにより、同時に
各々のスレーブ(第8図の411S,412S,
421S,422S)に転送される。こうして、
入力データの取込みが毎フレーム連続して行われ
る。
一方、データの出力は、初段の4つの制御付記
憶素子のいずれかを制御メモリ3より出力される
制御信号で指定することにより実行される。即
ち、制御信号O2とO0の2ビツトが示す値を番
地として、(O2,O0)が(L,L)の時に制
御付記憶素子411、(L,H)の時に制御付記
憶素子412、(H,L)の時に制御付記憶素子
421、(H,H)の時に制御付記憶素子422
が指定される。この場合、制御信号O1とO3は
各々制御信号O0とO2の反転信号にひとしい。
従つて、例えば(O2,O0)を(H,H)、
(H,L)、(L,H)、(L,L)の順に供給する
ことにより、データをD,C,B,Aの順、即ち
入力順とは全く逆の順に出力することができる。
但し、この制御信号による選択は、初めに制御信
号O0,O1により初段の記憶素子モジユールで
行われ、次のサイクルで制御信号O2,O3によ
り第2段目の記憶素子モジユールで行われる。従
つて、制御信号O2とO3は、O0とO1よりも
1サイクル遅れて供給される。これを第8図によ
り説明する。
制御信号O0はフレームパルスの立ち上がりを
起点として、“H”と“L”を交互に繰り返す。
一方、制御信号O2はフレームパルスの立ち上が
りより1サイクル遅れたところを起点として、そ
の前半の2サイクルを“H”、後半の2サイクル
を“L”とする。このため初段の記憶素子モジユ
ール41と42の出力端O41とO42は、制御
付記憶素子のスレーブ411S,412S,41
3S,414Sがデータを保持している4サイク
ルのうちの初めのサイクでBとDを、次のサイク
ルでAとCを出力し、残りの2サイクルも再びこ
れを繰り返す。このデータは各々第2段の記憶素
子モジユールの制御付記憶素子431及び432
のマスターに取り込まれた後、スレーブに転送さ
れるので、初段の記憶素子モジユールの出力より
も1サイクル遅れる。これにタイミングが合うよ
うに制御信号O2,O3が供給され、はじめの2
サイクルで制御付記憶素子432の出力を、次の
2サイクルで制御付記憶素子431の出力を活制
化するので、第2段の記憶素子モジユールから出
力されるデータDoutはD,C,B,Aとなる。
第7図の実施例では、各制御付記憶素子の出力
端の負荷はいずれも記憶素子モジユールの出力部
の負荷に限定されるので極めて小さく、しかも大
規模の時間スイツチを構成する場合にも、この記
憶素子モジユールをトリー、多段に接続すればよ
いので、制御付記憶素子の負荷は増加しないとい
う特長がある。
なお、本実施例では記憶素子モジユールを2個
の制御付記憶素子で構成しているが、これよりも
多数の制御付記憶素子で構成してもよく、それに
応じてデータ記憶回路を構成する記憶素子モジユ
ールの段数と個数は本実施例に比べて減少するの
で、消費電力の低減効果は本実施例よりも大き
い。また、本実施例を発展させて複数の記憶素子
モジユール群でデータ記憶回路を構成することが
できることはいうまでもない。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、時間スイ
ツチを構成する記憶素子のうち一部がダイナミツ
クパホーを消費するだけであり、しかも大規模化
してもその数は増加しないため、容易に大規模な
時間スイツチを集積回路で実現できるうえ、従来
は消費電力を増大するために不可能であつた高速
動作を可能とするいう利点がある。
さらに、本発明では、大規模化したときに、デ
ータ記憶回路を構成する制御付記憶素子群のデー
タ出力端の配線容量を増加するのに起因する速度
低下を解決する方法として、出力端を共通に接続
した複数個の制御付記憶素子からなる記憶素子モ
ジユールをトリー状多段に接続してデータ記憶回
路を用いており、時間スイツチの高速化、小型
化、経済化に及ぼす効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の時間スイツチ回路の構成例を示
す図、第2図は本発明の時間スイツチ回路の原理
構成を示す図、第3図は第2図における制御付記
憶素子の回路例を示す図、第4図は第2図の動作
を説明するタイミング図、第5図及び第6図は本
発明の別の原理構成を示す図、第7図は本発明の
時間スイツチ回路の一実施例を示す図、第8図は
第7図の動作を説明するタイミング図である。 1……走査信号発生回路、2,2−1,2−
2,4……データ記憶回路、3,3−1,3−2
……制御メモリ、41,42,43……記憶素子
モジユール。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 時分割多重化されて入力されるデータを入力
    順に従つて記憶し、それを外部より供給される制
    御情報に従つて読み出す第1手段と、前記第1手
    段に制御情報を供給する第2手段からなり、前記
    時分割多重化されて入力されるデータを該入力時
    とは異なる順番で出力する時間スイツチ回路にお
    いて、前記第1手段を、多段の記憶素子列内の記
    憶情報をクロツク信号に同期して1段ずつ転送す
    ることにより各段から走査信号を出力する走査信
    号発生回路と、前記第2手段より出力される制御
    情報によりデータの出力を制御される制御付記憶
    素子をデータ出力端を共通に複数個接続した記憶
    素子モジユールを、各段の記憶データを次段に前
    記制御情報に応じて選択的に転送することにより
    初段の記憶データを最終段より出力するようにト
    リー状多段に接続してなる記憶素子モジユール群
    を少なくとも1群含むデータ記憶回路とで構成
    し、前記記憶素子モジユール群の初段を構成する
    当該制御付記憶素子の各々は共通のデータ入力端
    と前記走査信号発生回路の各段より出力される走
    査信号によるデータの取込み制御機能を有するよ
    うにしたことを特徴とする時間スイツチ回路。
JP3165183A 1982-08-30 1983-02-26 時間スイツチ回路 Granted JPS59158190A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3165183A JPS59158190A (ja) 1983-02-26 1983-02-26 時間スイツチ回路
US06/525,566 US4538260A (en) 1982-08-30 1983-08-22 Electronic time switch
FR8313784A FR2532506B1 (fr) 1982-08-30 1983-08-26 Dispositif electronique de commutation temporelle, notamment pour central telephonique numerique
DE19833331043 DE3331043A1 (de) 1982-08-30 1983-08-29 Elektronischer zeitschalter
CA000435637A CA1191211A (en) 1982-08-30 1983-08-30 Electronic time switch

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US6528713B2 (en) 2001-02-21 2003-03-04 Yamaha Corporation Keyboard musical instrument having height controllable pedals
JP2003295855A (ja) 2002-04-04 2003-10-15 Yamaha Corp ペダル装置
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JPS56162536A (en) * 1980-05-19 1981-12-14 Sony Corp Sequential switcher

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