JPH03288083A - 弾性体製の筒体 - Google Patents

弾性体製の筒体

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JPH03288083A
JPH03288083A JP2089544A JP8954490A JPH03288083A JP H03288083 A JPH03288083 A JP H03288083A JP 2089544 A JP2089544 A JP 2089544A JP 8954490 A JP8954490 A JP 8954490A JP H03288083 A JPH03288083 A JP H03288083A
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JP
Japan
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hose
internal pressure
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inner pressure
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JP2089544A
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Yasushi Kozono
小園 泰史
Makoto Sakuraoka
桜岡 誠
Tetsuo Morita
森田 徹男
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、内圧が負荷され、且つ曲がり状態で使用さ
れる弾性体製の筒体に関する。
〈従来の技術〉 内圧を受ける筒体、例えばパイプは、内圧によって生ず
る応力が一部分に集中することを防止するために、通常
、対称形に、断面でいうと円形に形成されている。
そのなかで、柔軟性や可撓性が要求される箇所には、繊
維等で補強されたゴム等の弾性体からなるホースか用い
られている。
従来、上記弾性体からなる円筒ホースは、均−且つ真直
なものであった。
〈発明が解決しようとする課題〉 したがって、この円筒ホースを湾曲させた状態で使用す
る場合、当該円筒ホースの湾曲部分には、上記内圧によ
る応力に加えて、曲げ応力が負荷されることになり、円
筒ホースの湾曲部分の耐久性に影響を与えていた。また
、負荷作用点付近においても同様の影響があり、これら
湾曲部分や負荷作用点付近から、円筒ホースが破損しや
すかった。
なお、このような問題は、湾曲させた状態で使用される
管や袋等の各種の弾性体製の筒体にもあった。
この発明は、上記の問題点に鑑み、耐久性を向上させる
ことのできる弾性体製の筒体を提供することを目的とす
る。
く課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するため、この発明に係る弾性体製の筒
体は、所定の内圧が負荷され且つ所定の湾曲形状で使用
される弾性体製の筒体において、上記所定の内圧によっ
て上記所定の湾曲形状を呈するように、上記湾曲の外周
側となる部分と内周側となる部分との弾性を異ならせて
いることを特徴とするものである。
〈作用〉 弾性が均一であって、もともと真直な、従来の筒体を湾
曲させて使用する場合には、湾曲形状を得るために、当
該筒体に外的な曲げ力を及はさなければならず、当該筒
体には、内圧による応力に加えて、曲げ応力が負荷され
る。
これに対して、上記の構成の弾性体製の筒体によれば、
所定の内圧を負荷すると、湾曲の外周側になる部分と内
周側になる部分の弾性が相違していることから、上記の
内圧のみによって、所定の湾曲形状を呈する。したがっ
て、当該筒体には、内圧による応力が発生しているのみ
であり、負荷される応力を小さくすることができる。
〈実施例〉 以下実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。
第2図及び第3図は、この発明の一実施例の筒体として
のホースの使用状態をそれぞれを示す概略斜視図及び断
面図であり、これらの図において、ホース1に所定の内
圧が負荷された状態で、当該内圧によって、ホース1が
、所定の湾曲形状を呈している。
このホース1は、一対のゴム製の平板の上端部どうし、
下端部どうしを貼着することにより、−側部1aと他側
部1bが形成されており、内圧が負荷されない状態では
、第1図に示すように、略真直な形状を呈している。各
側部1a、lbには、所定の方向に、補強繊維が埋設さ
れているが、側部1aの長手方向の弾性が、他側部1b
のそれよりも小さくなるように、すなわち−側部1aが
他側部1bよりも同じ圧力下で伸びやすいように、補強
繊維の埋設方向を異ならせである。
第4図を参照して、−側部1aに埋設された補強繊維I
Cの埋設方向と上記長手方向とのなす角度αが、他側部
1bに埋設された補強繊維1dの埋設方向と上記長手方
向とのなす角度βよりも大きくしである。なお、補強繊
維1c、ldの埋設方向は、当該実施例に限定されるも
のではなく、角度α、βを適宜に設定することにより、
所望の湾曲形状を得ることができる。
この実施例によれば、ホース1に所定の内圧を負荷する
と、−側部1aと他側部1bとの弾性が相違することか
ら、−側部1aの長手方向に沿う伸びが、他側部1bの
長平方向に沿う伸びよりも大きく、これにより、ホース
1は、内圧のみによって、−側部1aが湾曲の外側、他
側部1bが湾曲の内側となるように湾曲する。この状態
では、ホース1に、内圧による応力のみが発生している
したがって、従来、弾性が均一であって、もともと真直
なホースを、外的な曲げ力によって湾曲させて使用して
いた場合に、当該ホースに負荷される応力が、内圧によ
る応力と曲げ応力とを加えたものであったのと比較して
、本実施例のホース1にかかる応力は一段と小さく、ホ
ース1は、耐久性に優れている。また、ホース1を、他
のホース1や連結部材につなぐ場合に、外的な曲げ力を
かける必要がないので、作業性が良いうえに、作業中の
ホース1の自刃反発によって作業者が怪我をするような
こともなく安全である。
このホース1は、耐久性に優れていることから、各種の
流体を搬送する輸送用のホースとして用いること、また
、水圧の変動によって水を噴射する方向を可変する噴水
用のホースとしても用いることができる。
なお、この発明は、上記実施例に限定されるものではな
く、例えば、上記ホース1を形成する一対の側部1a、
lbの弾性を異ならせるために、側部1a、lbを構成
するゴムの厚さや枚数を異ならせても良く、また、側部
1a、1.bを部分的に補強しても良い。
また、ホースlとしては、一対の平板を貼り合わせて形
成したものでなく、第5図に示すように、はじめから円
筒形成されたものにあって、補強繊維1c、ldの埋設
方向を異ならせても良い。
さらに、上記実施例のホースは、無負荷状態で、略直線
状を呈していたが、長さの異なる一対の平板を、湾曲面
上で貼り合わせることにより、無負荷状態で、湾曲形状
を呈するように形成することもできる。
その他、複数のホースを接続して、三次元的な湾曲形状
に対応すること等、この発明の要旨を変更しない範囲で
種々の設計変更を施すことができる。
〈発明の効果〉 以上のように、この発明によれば、所定の内圧を負荷す
ると、湾曲の外周側になる部分と内周側になる部分の弾
性が相違していることから、上記の内圧のみによって、
所定の湾曲形状を呈する。
したがって、当該筒体には、内圧による応力が発生して
いるのみであり、負荷される応力を小さくすることがで
き、耐久性を向上させることができるという特有の効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの発明の一実施例のホースの無負
荷状態と内圧か負荷された状態とをそれぞれ示す斜視図
、 第3図はホースの断面図、 第4図は補強繊維の埋設方向を示す概略図、第5図はホ
ースの他の例を示す斜視図である。 1・・・ホース(弾性体製の筒体)。 (ばか1名) 1 ホース(補強弾性体製の筒体)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、所定の内圧が負荷され且つ所定の湾曲形状で使用さ
    れる弾性体製の筒体において、上記所定の内圧によって
    上記所定の湾曲形状を呈するように、上記湾曲の外周側
    となる部分と内周側となる部分との弾性を異ならせてい
    ることを特徴とする弾性体製の筒体。
JP2089544A 1990-04-03 1990-04-03 弾性体製の筒体 Expired - Fee Related JPH0769027B2 (ja)

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