JPH03287478A - 二輪車用メインスタンド - Google Patents

二輪車用メインスタンド

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JPH03287478A
JPH03287478A JP8877190A JP8877190A JPH03287478A JP H03287478 A JPH03287478 A JP H03287478A JP 8877190 A JP8877190 A JP 8877190A JP 8877190 A JP8877190 A JP 8877190A JP H03287478 A JPH03287478 A JP H03287478A
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lock
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Minoru Takada
稔 高田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産粟圭坐且且公見 本発明は、二輪車のメインスタンドに関する。
藍米技先 通常二輪車のメインスタンドは車体の前方または後方寄
りにあって一方の車輪を持上げ他方の車輪と起立したメ
インスタンドとによって車体を支持するものである。
したがって多量の荷物を積載した場合には、停車時に車
体の一方を持ち上げて支持させるのに大きな力を要する
とともに、重心が高い位置にあるので直立姿勢を維持さ
せて支持作業を行なうのが極めて困難である。
そこで車体を支持する際に、車体自体の重量は前後の車
輪で支え、左右の平衡だけをメインスタンドによって行
なうようにした例(実公昭58−45980号公報等)
が提案されている。
上記公報記載のものは、第1図に図示するように左右一
対のフレーム部01間に若干の傾斜をもって架設された
板状フレーム02に基端部を各々枢着された左右一対の
スタンドパー03が設けられており、各スタンドパー0
3の基部には互いに噛み合った一対のギア04が固着さ
れ、両スタンドパー03の連動機構が構成されている。
板状フレーム02には一方のギア04と噛み合うラチェ
ット機能を有する係合爪05が軸支され、スタンドパー
03の一方向(下降方向)のみの回動を許している。
なお、係合爪05はワイヤを介して連結されるレバー0
6の操作でギア04との噛合を外すことができる。
そして常に拡開傾向のU字形ばね07が両スタンドパー
03に係止されていて、スタンドパー03を常に上方向
に付勢している。
本例は以上のように構成されているので、第1図で実線
で示す収納状態から一方のスタンドパー03を下方へ揺
動して起立させると、ギア04を介して他方のスタンド
パー03も対称に揺動して起立しスタンドパー03の屈
曲した先端部が地面に当接して2点鎖線で示す起立状態
となり、車体の直立姿勢を維持することができる。
車体の重量は前後車輪で支えるので、車体の一方を持ち
上げる必要はなく大した力を要しない。
U字形ばね07に抗して起立されたスタンドパー03は
係合爪05により起立状態が維持されているので、レバ
ー06を操作して係合爪05をギア04から外せば、ス
タンドパー03はU字形ばね07により上方に跳ね上げ
られ収納状態となる。
”しよ゛と るi 以上のように左右のスタンドパー03は常に対称的に動
くように仕組まれているため、車両を停車させた場所が
平地で凹凸がない場合であれば第1図の2点Im線で示
す如く車体を直立に維持することができるが、路面が傾
斜しているような場合には、傾斜した路面に垂直に車体
が支持されることになり倒れ易くなる。
また路面に凹凸があると、車体を直立に支持しようとす
るとき、スタンドパー03の一方が路面に当接しても他
方が路面に接しない場合があり、車体を直立に支持する
ことが不可能である。
したがって車両を停車し安定した直立姿勢で支持すると
きは場所を選ばなければならず不便である。
本発明は、かかる点に鑑みなされたもので、その目的と
する処は、路面の傾斜または凹凸に対しても車体を直立
に維持したまま左右のスタンドが別個独立に動作して路
面に確実に当接し、車体を直立に自立させることができ
る二輪車用メインスタンドを供する点にある。
課 を ′ るための  および 本発明は、二輪車において、車体下側のフレームに左右
方向に指向して回動自在に支持された回動軸と、同回動
軸の左右端近傍にそれぞれ外側への揺動を可能に枢支さ
れた左右一対のスタンドパーと、前記回動軸の回動に伴
い共に回動する摺動子を軸方向へ案内しかつ同摺動子が
軸方向に摺動できる摺動可能範囲を回動角に応じて徐々
に変化させた所定のカム形状を有する左右のカム機構と
、同カム機構の摺動子と前記スタンドパーとを連結した
左右のリンク部材と、前記スタンドを内側へ付勢する左
右の付勢手段と、スタンドの完全起立時にのみスタンド
パーの揺動を固定する左右の固定手段とを備え、略前後
水平方向に指向して収納されていたスタンドパーを前記
回動軸の一方向への回動により垂直方向に回動するとと
もに前記左右のカム機構により前記左右のリンク部材を
介して左右のスタンドパーを互いに独立して外側へ揺動
し路面に追従して張り出させることができる二輪車用メ
インスタンドである。
前記カム機構において、回動軸の回転に応し摺動子が軸
方向に摺動できる摺動可能範囲が変化しているため、摺
動子に接続されるリンク部材を介してスタンドパーを回
動軸に対して揺動できる範囲が回動軸の回転に応して定
まっている。
すなわち回動軸のある回動角に対してスタンドパーは一
定の揺動できる範囲が定まっており、その範囲内で付勢
手段により内側へ押された状態にある。
かかるカム機構は左右独立に働き、回動軸の回動にとも
ない左右のスタンドパーは互いに独立に外側へ揺動可能
なので、車体を直立にした状態で左右のスタンドパーを
路面に追従して張り出させ、完全起立時に固定手段によ
り張り出しを固定して路面の状態に無関係に車体を直立
に自立させることができる。
1里班 以下第2図ないし第11図に図示した本発明に係る一実
施例について説明する。
第2図および第3図は、本実施例に係る自動二輪車1を
傾斜のある路面2に停車しメインスタンドを起立して車
体を支持した状態の側面図および正面図である。
本自動二輪車1は、前後車輪3.4の間の車体の中央に
足載せ部5を設けたスクータ型の車両である。
ヘッドバイブロからは2本のフレーム7が斜め下方へ延
出されたのち後方へ水平に屈曲されて足載せ部5を形成
しさらに後方へ向っている。
後輪4の上方には荷台8が設けられ、その前方にシート
9が位置している。
車体の中央より若干後方寄りにメインスタンド10が設
けられており、左右に張り出して先端を路面に当接して
車体の直立姿勢を維持している。
第3図に示すように路面2は傾斜しており、メインスタ
ンド10の左右のスタンドパー11は、その鉛直線から
の張り出し角θ1.θ、を異にして、その先端トレッド
部11aを傾斜した路面2に当接している。
このように路面が傾斜していたり、凹凸がある場合でも
左右のメインスタンド10が路面の状態に合わせて張り
出し角θを変えて車体を直立に支持することができる。
以下該メインスタンドの構造を説明する。
左右一対のフレーム7の所定箇所にそれぞれ対向してブ
ラケット15が垂設され、その下端部に設けられた軸受
16に円筒状の回動軸17が左右水平方向に指向して支
持されている。
同回動軸17の軸受16より左右外側へ突出した部分は
それぞれセレーション17aが形成され、同部分にブラ
ケット18がセレーション嵌合してボルト18bにより
締結され、回動軸17と直角方向にブラケット18を貫
通したピボットビン19によって左右のスタンドパー1
1の基端部が枢支され、スタンドパー11は回動軸17
に対して揺動自在に支持されている。
本構造は左右対称であり、左右のスタンドパー11は互
いに独立して揺動可能で、以下主に左側について説明す
る。
回動軸17の略中央にはワイヤープーリ20が嵌着され
、同ワイヤープーリ20にワイヤー21が架渡されてい
る。
ワイヤー21の他方は図示されてい駆動機構のドライブ
ブーりに架渡され、同駆動機構の駆動でワイヤー21を
介して回動軸17は回動される。
また回動軸17は、ワイヤープーリ20と軸受16との
間で円筒カム25を回動自在に貫通しており、円筒カム
25は左右のフレーム7に架設されたクロスバイブ26
にブラケット27を介して固定されている。
円筒カム25は、周壁に所定形状の溝孔25aが形成さ
れ、回動軸17の該溝孔25aに対応する回動面には軸
方向に長尺の長孔17aが形成され、回動軸17の円箇
内に摺動自在に挿入された摺動子30に突設されたブツ
シュ31が回動軸17の長孔17aおよび円筒カム25
の溝孔25aを貫通して外部に突出している。
一方スタンドパー11の基端部近傍の側面には前記ピボ
ットビン19と平行に突設されたピボットビン32によ
ってアーム部材33が枢着されている。
前記摺動子30に突設されたブツシュ31にビボ・ント
ビン34によって一端を枢着されたリンク部材35が、
その他端をアーム部材33の端部にピボットビン36に
よって枢着されている。
前記ピボットビン19.34.32およびピボットビン
36の4@のピボットビンは全て同一方向に指向してお
り、摺動子30の左右方向の摺動はリンク部材35、ア
ーム部材33を介してスタンドパー11をピボットビン
19を支点として揺動する。
モして回動軸17のブラケット18よりさらに外側の端
部にはブラケット40がセレーション嵌合してボルト4
0bにより締結されており、同ブラケット40を回動軸
17と直角でピボットビン19と平行な方向にクランピ
ングシャフト41が摺動自在に貫通している(第8図参
照)。
ブラケット40から突出したクランピングシャフト41
の一端は軸芯に直角方向に貫通孔を形成した大径部41
aが形成されていて、同大径部41aがブラケット40
に当接されたクランパー42に摺動自在に挿入されてい
る。
クランパー42は略立方体をなし、−面をブラケット4
0に回動自在に当接して、同当接面に垂直にクランピン
グシャフト41が挿入される円孔42aが穿設され、さ
らに同円孔42aに直交して小円孔42bが穿設されて
おり、同小円孔42bはクランパー42の大径部41a
に設けられた貫通孔と同軸に一致されて、両孔をスプリ
ングロッド43が摺動自在に貫通している。
スプリングロッド43の一端は、前記アーム部材33の
基端側面に固着され、他端には抜は止め用のストッパー
43aが形成されており、スプリングロッド43を中心
軸にしてコイル状の圧縮バ2.44がクランパー42と
アーム部材33との間に介装されている。
したがって圧縮バネ44は、クランパー42を支えにア
ーム部材33を押圧しており、したがってアーム部材3
3と一体のスタンドバー11を内側へ揺動する方向に常
に付勢している。
一方クランピングシャフト41の他端は、ブラケット4
0と当接するロッカーアーム45の基端部およびスラス
ト金具46を貫通して端部に形成されたネジ41bにナ
ツト47が適度の軸方向クリアランスを保って螺着され
ている。
ロッカーアーム45はクランピングシャフト41を軸に
回動し、その突出したアーム部45aに一端を係止して
トーションスプリング48が巻回されていて、アーム部
45aに外力が加わり回動させられると、トーションス
プリング48の復元力が働らいて、アーム部45aを元
の位置に戻すようにする。
なおアーム部45aの先端には調整ネジ49が装着され
ている。
そしてロッカーアーム45(ま、クランピングシャフト
41を軸として回転するが、ロッカーアーム45とブラ
ケット40との当接面は軸に対して垂直ではなく第8図
に図示するように適当な角度だけ傾斜している。
かかる構造により、調整ネジ49の端部が押されロッカ
ーアーム45がクランピングシャフト41を軸に回動す
ると、ロッカーアーム45はブラケット40との傾斜し
た当接面に沿って回動するのでブラケット40と離れる
方向に移動する。
すなわち第8図においてロッカーアーム45は左方向へ
移動し、ロッカーアーム45の移動はスラスト金具46
、ナツト47を介してクランピングシャフト41を左方
向へ摺動するため、クランピングシャフト41の他端大
径部41aの貫通孔を貫通したスプリングロッド43を
左方向に寄らしめスプリングロッド43をクランパー4
2の小円孔42bの内周面に押圧してスプリングロッド
43をクランパー42に固定(クランプ)する。
スプリングロッド43がクランプされると、その・端部
と結合されたアーム部材33およびピボットビン32を
介してスタンドバー11はその揺動位置(張り出し角θ
)を固定される。
また調整ネジ49への外力がなくなると、トーションス
プリング48によりロッカーアーム45は元の位置まで
ブラケット40との傾斜した当接面に沿って回動するの
で、同時にロッカーアーム45はクランピングシャフト
41に近づく方向に移動してクランピングシャフト41
にガUえられていた第8図における左方向への力すなわ
ちスプリングロッド43をクランパー42にクランプし
ていた力が緩み、スプリングロッド43を解放すること
ができる。
以上のクランプ機構におけるロッカーアーム45を回動
するカム50がフレーム7の所定箇所に設けられている
すなわちカム50はクロスバイブ26と路間し前後位置
でフレーム7の外側へ突出して設けられ、その外側に弯
曲して形成されたカム面50aは、スタンドバー11が
起立方向へ回動してきたときに、ともに回動するロッカ
ーアーム45の先端の調整ネジ49が当接する位置にあ
る。
したがってスタンドパー11が起立方向に回動して同時
に回動するロッカーアーム45先端の調整ネジ49がカ
ム50のカム面50aに触れるまでは、ロッカーアーム
45は通常の外力の加わらない位置にあってスプリング
ロッド43はクランプされずスタンドパー11はピボッ
トビン19を中心に揺動可能であるが、さらに回動して
調整ネジ49がカム50のカム面50aに当接すると調
整ネジ49はカム面50aに沿って弯曲した山を上るよ
うにしてロッカーアーム45をクランピングシャフト4
1を軸に回動してクランピングシャフト41を移動しス
プリングロッド43を締め付けていき、最終的にスタン
ドパー11が完全起立したときにロッカーアーム45の
回動はスプリングロッド43を完全にクランプすること
ができる。
したがってスタンドパー11の完全起立状態で路面の状
態に合わせて揺動していたスタンドパー11は起立終了
時の揺動状態で固定される。
逆にスタンドパー11が起立状態から収納方向へ回動さ
せられると、ロッカーアーム45はトーションスプリン
グ48によりカム50のカム面50aに沿ってクランピ
ングシャフト41を軸に回動してスプリングロッド43
のクランプを解きスタンドパー11はピボットビン19
を中心に自由に揺動できるようになる。
次に回動軸17の回動にともないリンク部材35を介し
てスタンドパー11をピボットビン19を中心に揺動さ
せるところの前記円筒カム25のカム機構について説明
する。
前記したように摺動子30に突設されたブツシュ31は
、回動軸17の長孔17aと円筒カム25の溝孔25a
を貫通してリンク部材35の一端にピボットビン34に
よって枢着されている。
回動軸17の長孔17aは、その周方向の幅が円筒状を
なすブツシュ31の外径と略一致し、左右方向の幅は長
いので、マッシ1310回動を規制して回動軸17とと
もに回動させるが左右軸方向には自由に摺動を許すもの
である。
また円筒カム25の周壁に形成された溝孔25aは、対
応する長孔17aの軸方向の長尺幅内にあって斜め螺線
状に形成されている。
第9図は、回動軸17と円筒カム25を展開して示した
図であり、紙面に対し手前側の円筒カム25は固定され
奥側に重ねられた回動軸17が上下に移動することにな
る。
同第9図内において、左側の円筒カム25の溝孔25a
は、右(内側)上から左(外側)下にかけて形成され、
その溝幅は上端でブツシュ31と略一致し、下方にいく
にしたがい次第に拡大しており、溝孔25aの占める左
右幅は長孔17aの幅と一致し、回動軸17を約90度
回動させるに相当する所定の上下幅を有している。
したがってブツシュ31は、固定された溝孔25aと上
下に移動する長孔17aとの重なった範囲内に位置する
ことになる。
スタンドパー11が収納状態にあるときは、第9図にお
いて長孔17aは上方に位置し、このとき溝孔25aと
重なった部分に位置するブツシュ31は右寄りすなわち
内側に位置して左右の動きも溝孔、25aによって規制
されていてリンク部材35、スタンドパー11ともに固
定されている。
モして回動軸17が回動され、スタンドパー11が起立
されてくると、第9図において回動軸17が下方に移動
するのでブツシュ31は長孔17aとともに下方に移動
するとともに溝孔25aに沿って左(外側)方向に徐々
に移動してリンク部材35を介してスタンドパー11を
外側へ揺動していくとともに、次第にブツシュ31が位
置する溝孔25aの溝幅が拡大してくるのでブ・ノシュ
31は左右軸方向の摺動が自由となり、したがってスタ
ンドパー11はピボットビン19を中心に自由に揺動で
きる幅が広がる。
さらに回動軸17が回動され、第9図において長孔17
aの下側縁が溝孔25aの下側縁に一致すると、ブツシ
ュ31がストッパーの役目をして回動軸17の回動を阻
止し、この阻止された状態でスタンドパー11は完全起
立状態となる。
この時前記したようにスプリングロッド43はクランプ
されて、スタンドパー11の揺動すなわち張り出し角θ
は固定される。
完全起立状態では、ブツシュ31が第9図において溝孔
25aの最も溝幅の拡がった部分を左右軸方向に移動で
きる範囲内においてスタンドパー11が揺動可能であり
、この揺動可能範囲でスタンドパー11が路面から受け
る力と圧縮バネ44の付勢力との釣り合った張り出し角
θにスタンドパー11は固定されることになる。
以上のスタンド駆動機構は左右対称に互いに独立して構
成されている。
第4図ないし第8図はスタンドの起立状態を示し、第1
0図および第11図はその収納状態を示すものであり、
以下図を参照しつつ動作を整理して説明する。
まず回動軸17の回動はワイヤープーリ20に架渡され
るワイヤー21を図示されないモータにより回動させる
ことにより行なう。
第10図および第11図に示すスタンド収納状態では、
回動軸17の長孔17aは路上前を向いており、これよ
り突出したブツシュ31は円筒カム25の溝孔25aの
最上端に嵌合し最も内側に位置しているので、スタンド
パー11は内側に揺動してフレーム7に平行に収納され
、圧縮バネ44および図示されない復帰バネにより同収
納状態が維持されている。
ここでモータが駆動されワイヤー21を介してワイヤー
プーリ20および回動軸17が回動されると、ともにス
タンドパー11も下方向に回動すると同時にブツシュ3
1が円筒カム25の溝孔25aに案内されて外側へ徐々
に移動し、したがってリンク部材35を介してスタンド
パー11は外側張り出し方向へ揺動していく。
左右のスタンドパー11は、同時に起立方向への回動か
つ張り出し方向への揺動がなされるが、その途中でブツ
シュ31が位置する溝孔25aの左右の溝幅が拡がるの
で、スタンドパー11は圧縮バネ44に抗してさらに外
側へ揺動できる範囲が拡がる。
路面が傾斜しているような場合は、車体を直立姿勢のま
まスタンドパー11を起立させていくと左右いずれか一
方のスタンドパー11の足が先に路面に接し、以後同ス
タンドパー11は回動しつつ前記揺動可能範囲で路面の
反力を受けて外側へ張り出していき、他方のスタンドパ
ー11も後から路面に接・しやはり揺動可能範囲で路面
の反力を受けて外側へ張り出しいき、その際にいずれの
スタンドパー11も圧縮ハネ44のバネ反力により常に
適度の接地圧で路面を押さえている。
回転が進むにつれてブツシュ31の左右軸方向の遊びが
増大するのでスタンドパー11は路面の傾斜および凹凸
に追従して張り出し角θを変えていく。
こうしである程度回動すると、前記クランプ機構におけ
るロッカーアーム45先端の調整ネジ49がカム50に
接触し、ロッカーアーム45が回動しはじめ、完全起立
状態になったときは先に路面に接した側のスタンドパー
11は後に路面に接した側のスタンドパー11より当然
張り出し角θが大きい状態で両スタンドパー11は圧縮
バネ44の反力で路面を押しながら前記クランプ機構が
働らいて固定され、路面の偵斜に追従した左右のスタン
ドパー11の張り出し角θ5、θえのもとに車体は直立
に支持される。
第3図はその状態を車体正面から見た図であり、・左と
右とではスタンドパー11の張り出し角θ、とθ8とは
異なり、同張り出し状態は固定されているので車体の直
立姿勢は維持され車体は自立される。
路面に凹凸があった場合でも路面の状態に合わせて左右
のスタンドパー11の張り出し角θ5、θ、を追従させ
車体を直立に自立させることができる。
メインスタンド10を起立させる操作は自動二輪車1が
停止し、シート9に座したまま両足で車体の直立を保持
した状態で行なわれる。
したがって路面状態と関係なく運転者が意図した直立状
態で自立させることが可能である。
本機構では、メインスタンド10が車体を持ち上げるも
のではないため、重量物を荷台8に載せている場合であ
ってもスタンドパー11を起立させるに必要な力は圧縮
バネ44および復帰バネの反力と各摺動部の摩擦力にの
み抗する力があればよ(、安価な小型モータで容易にス
タンドを起立させることができる。
また人力によりメインスタンド10を起立させることも
容易にできる。
車体および荷物の重量は前後の車輪3,4で支え、メイ
ンスタンド10は左右の平衡のみを支持するのでスタン
ドパー11の駆動機構も軽量な構造でよい。
次に二輪車を発進させる場合には、直立に支持された自
動二輪車1のシート9に座して足で路面を蹴って車体を
そのまま前進させればよい。
車体が前進するとスタンドバー11の先端と路面の摩擦
によりスタンドパー11は後方へ回動しクランプ機構に
おけるロッカーアーム45はカム50に沿って回動して
クランプを解き、スタンドパー11は復帰バネにより跳
ね上げられ、圧縮バネ44により内側へ揺動されて第1
0図および第11図に示す収納状態となる。
スタンドパー110回動はブツシュ31が円筒カム25
の溝孔25aの上端に当接して停止し、内側への揺動は
スプリングロッド43の端部のストッパー43aがクラ
ンパー42の一面に当接して停止し、スタンドパー11
はフレーム7に平行な水平姿勢で収納される。
復帰バネおよび圧縮バネ44によってスタンドパー11
は収納状態が維持されるので、走行中スタンドバーUが
下がってくるようなことはない。
このように運転車はシート9に座して車体を若干前進さ
せるだけでメインスタンド10は自動的に跳ね上げられ
収納されるので、重い荷物を積んでいる場合でも発進時
のバランスを容易にとることができる。
なお本実施例では、モータによりワイヤー21を介して
ワイヤープーリ20を回動軸17とともに回動させてい
たが、チェーンおよびチェーンスプロケットや歯車ある
いはレバーを利用してもよく、動力源もモータのほか油
圧装置等さらには人力を用いてもよい。
また本実施例ではスタンドパー11の先端には従来から
用いられているトレッドプレートllaが固着されてい
るが、トレッドプレート11aの代わりにホイールやキ
ャスターホイールを取付けることも可能である。
このようなメインスタンドにロック機構を備えた例を次
に、示す。
従来二輪車の盗難防止の手段として錠によってハンドル
を固定し、車の移動を困難なものとする方式が一般に採
用されているが、これらの方式は錠やロック機構が露出
している場合が多く、またカバーされている場合でも盗
難防止の構造としては強度、構造上不十分なためロック
機構部が破壊、されるなどの例があった。
そこで本例では重要な機構部や錠を強度、剛性上充分で
かつ手の届きにくいメインスタンドに装着することによ
り盗難を防止したものである。
第12図は同メインスタンドの起立状態における要部側
面図、第13図は同平面図であり、第14図はメインス
タンドの収納状態における要部側面図である。
二輪車の中央下側縁を前後に走る左右一対のフレームに
それぞれ接合されたメインスタンドプラゲット61間に
、シャフト62が架設され、同シャフ′トロ2に回動バ
イブロ3が回動自在に支持されている。
シャフト62の両端は抜は止め用のフランジ62aが形
成されている。
シャフト62にはスタンド支持板64が軸方向と垂直に
溶接され、同スタンド支持板64にスタンドパー65の
基端部が溶接されて支持されている。
スタンド支持板64のさらに内側にはスタンド支持板6
4と平行に側板66を回動バイブロ3に熔接し、スタン
ド支持板64と側板66との間において各上縁と側縁の
一部に沿って略り字状に屈曲してロックプレート67が
架設されて、このロックプレート67の内側に略立方体
をした錠6日が当接され4個のネジ69によって固着さ
れている。
錠68の鍵穴68aを有する面はスタンド支持板64の
内側に当接され、鍵穴68aに対応するスタンド支持板
64の部分は円孔64aが穿設されている。
そしてスタンドパー65が起立時に鍵穴68aおよび円
孔64aに対向するメインスタンドブラケット61の部
分も円孔61aが穿設されて、外側から同円孔61aよ
り鍵を錠68の鍵穴68aに差込むことができる。
また錠68のロックビン70は、ロックプレート67の
側体67aに対向する面から突出しており、ロックプレ
ート67の対応する部分にはガイド孔67bが穿設され
、ロック解除時にはロックビン70はガイド孔67bに
まで突出していて、ロックプレート67より外側へは出
ていない。
一方メインスタントブラケット61の内側にはロックブ
ラケット71が突設されており、ロックブラケット71
はスタンドパー65の起立時にロックプレート670側
体67aに対向する側体71aを有し、ガイド孔67b
に同軸にガイド孔71bが同側体71aに形成されてい
る。
以上のような構成において、スタンドパー65が収納さ
れた状態では第14図に示すようにスタンドパー65は
前後水平方向に指向しており、錠68はシャフト62よ
り下方に位置する。
スタンドパー65がシャフト62を中心に下方へ揺動し
、完全起立状態になると、第12図および第13図に図
示するように、錠68がメインスタンドブラケット61
の内側に位置し、鍵穴68aおよび円孔64aがメイン
スタンドブラケット61の円孔61aに一致するととも
にロックプレート67のガイド孔67bがロックブラケ
ット71のガイド孔71bに一致しロックビン70がガ
イド孔71bに臨むことになる。
したがって側方から鍵を錠68の鍵穴68aに差込むこ
とができ、そして鍵を回すことによりロックビン70が
前方へ突出し、ガイド孔71bに貫入してロック状態と
なり、鍵を抜くことによりロックが完了する。
ロックビン70のガイド孔71bとの保合によりスタン
ドパー65は収納が禁止され、盗難を防止することがで
きる。
ロックを解除する場合は、鍵穴68aに鍵を差込んで逆
回転すれば、ロックビン70が引込んでガイド孔71b
から外れるのでロックは解除され、スタンドパー65は
収納可能となる。
以上のように錠68およびロック機構が強度および剛性
が高くかつ手が届きにくいメインスタンドプラケント部
に設置されているので簡単には破壊することができず、
また鍵穴68aが見つけにくい位置にあるので、盗難を
有効に防止することができる。
次に錠をメインスタンドブラケット81側に設けた例を
第15図ないし第17図に示し説明する。
左右のメインスタンドブラケット81間に架設されたシ
ャフト82に回動バイブ83が回動自在に支持され、同
回動バイブ83にスタンド支持板84が半周程巻き付く
ようにして固着され、同支持板84にスタンドパー85
の基端部が溶接されて支持されている。
左側のメインスタンドブラケット81の内側には回動バ
イブ83の前方にL字状に屈曲された口・ツクブラケッ
ト86が、その−側体を溶接して固定されており、ロッ
クブラケット86の他の側体86aは回動バイブ83側
に前後水平方向に垂直に位置している。
ロックブラケット86の屈曲した側体の内側において、
略立方体をした錠87がネジでロックブラケット86の
一側体に固着されている。
メインスタンドブラケット81、ロックブラケット86
には同軸の円孔81a、86aが形成されており、同円
孔81a、86aに鍵穴87aを有する鍵穴回転部87
bが錠87より突設されている。
錠87のロックビン88は、後方へ突出してロックブラ
ケ・ノド86の側体86aのガイド孔86bに嵌入して
いる。
一方スタンドパー85側では、起立時におけるロックビ
ン88に対応するスタンド支持板84の位置には、ガイ
ド孔86bと同軸となるロック穴89aが形成された円
筒状の係合部材89が、支持部材90を介してスタンド
支持板84に固着されている。
したがって第17図に示すスタンドパー85の収納状態
から下方に回動して第15図および第16図に示す起立
状態になると、係合部材89のロック穴89aがロック
ブラケット86のガイド孔86bに同軸となりロックビ
ン88に対向する。
ここで鍵を錠87の鍵穴87aに差込み回転すると、ロ
ックビン88が後方へ突出し係合部材89のロック穴8
9aに嵌入し、鍵を抜くことによりロックは完了する。
再び鍵を鍵穴47aに差込んで逆回転すればロックビン
88は保合部材89のロック穴より引込んでロックは解
除される。
同側においても強度および剛性が高くかつ手が届きにく
いメインスタンド部に錠およびロック機構を設けたので
簡単に破壊されず盗難を有効に防止できる。
さらに別の例を第18図ないし第20図に図示し説明す
る。
左右のフレーム101にそれぞれ垂設されたメインスタ
ンドブラケット102間に円筒状のシャフト103が架
設され、その両端部は抜は防止のフランジが設けられて
いる。
シャフト103に回動自在に回動バイブ104が支持さ
れ、回動バイブ104に固着されたスタンド支持部材1
05によってスタンドパー106の基端部が固定され支
持されている。
シャフロ03の左端部には、錠107が嵌入固定されて
、鍵穴107aおよびその回転部107bをシャフト1
03の左端開口に向けている。
錠107の前側面所定位置においてビン108が前方へ
突出しており、対応するシャフト103の部分は円孔1
03aが設けられており、鍵を錠107に差込んで回転
するとビン108は円孔103aよりさらに前方へ突出
し鍵を逆回転するとビン108は円孔103aに没する
スタンド起立時に円孔103aに対応する回動バイブ1
04の部分にも円孔104aが形成されている。
同回動バイブ104の円孔104aと同し位置に円筒状
ガイド109が突設されており、同円筒状ガイド109
の端部は回動バイブ104に基端部を強固に固着された
コ字状のブラケット112によって固定されている。
円筒状ガイド109の中には摺動自在にロックビン11
0が挿入されており、ロックビン110の先端は円筒状
ガイド109のガイド孔109aに嵌入可能で、他端は
回動バイブ104の円孔104aに嵌入可能で、同端部
材近傍に設けられたフランジ110aとガイド孔109
aの外枠部との間に圧縮バネ111が介装されている。
ロックビン110は、その先端を「縮ハ2111により
常に円筒状ガイド109の中に没入する方向に付勢され
ていて、フランジ110aが回動バイブ104の円孔1
04aの周壁に接してロックビン110の端部はシャフ
ト103の周面には接することがなく、回動バイブ10
4の回転を妨げない。
一方メインスタントブラケット102の内側には、ロッ
クブラケット113が突設されており、ロックブラケッ
ト1工3の前後水平方向に垂直な側体113aは、スタ
ンド起立時に円筒状ガイド109に対向する位置にあっ
て、該側体113aには円筒状ガイド109のガイド孔
109aに対応してロック孔113bが穿設されている
したがって第20図に示すスタンド収納状態からスタン
ドパー106を下方へ揺動して第18図および第19図
に示す起立状態になると、円筒状ガイド109内のロッ
クビン110は、その後方のシャフト103の円孔10
3aおよび前方のロックブラケット113のロック孔1
13bと同軸となる。
ここで鍵を錠107の鍵穴107aに差込み回転すると
、ビン108が前方へ突出して同軸のロックビン110
を圧縮バネ111に抗して押圧し、ロックビン1工○の
先端をガイド孔109aより前方へ突出させ、同先端は
ロックブラケット113のロック孔113bに嵌入しロ
ック状態とし、鍵を抜くことによりロックは完了する。
再び鍵を鍵穴107aに差込んで逆回転すればビン10
.8は後方へ引込み、同時にロックビン110が圧縮バ
ネ111により後方へ移動して、その先端をロックブラ
ケット113のロック孔113bから抜き去ってロック
は解除され、スタンドの回動が可能となる。
同側においても錠107およびロック機構を強度および
剛性が高くかつ手が届きにくいメインスタンド部に設置
したので、簡単には破壊することができず、また鍵穴1
07aが見つけにくいため盗難を有効に防止できる。
光里生並果 本発明は、カム機構により左右のスタンドバーが路面の
状態に追従して張り出し角を変えて車体を支持すること
ができるので、路面が傾斜したり凹凸がある場合でも車
体を直立に支持し自立させることができる。
車体および荷物の重量は前後車輪で支持しスタンドバー
は左右の平衡のみを保てばよいので簡単軽量な駆動機構
でよくかつ小さな力で駆動させることができ、低コスト
で実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のメインスタンドの構造を示す正面図、第
2図は本発明の一実施例に係る自動二輪車の側面図、第
3図は同正面図、第4図は一部省略したメインスタンド
の起立状態における要部斜視図、第5図は同後面図、第
6図は同平面図、第7図は同側面図、第8図は同側断面
図、第9図は同実施例のカム機構の説明図、第10図は
同メインスタンドの収納状態における要部斜視図、第1
1図は同平面図、第12図は別のメインスタンドの起立
状態における要部側面図、第13図は同平面図、第14
図は同メインスタンドの収納状態における要部側面図、
第15図はまた別のメインスタンドの起立状態における
要部側面図、第16図は同平面図、第17図は同メイン
スタンドの収納状態における要部側面図、第18図はさ
らにまた別のメインスタンドの起立状態における要部側
面図、第19図は同平面図、第20図は同メインスタン
ドの収納状態における要部側面図である。 1・・・自動二輪車、2・・・路面、3・・・前輪、4
・・・後輪、5・・・足載せ部、6・・・ヘッドパイプ
、7・・・フレーム、8・・・荷台、9・・・シート、
10・・・メインスタンド、11・・・スタンドバー 15・・・ブラケット、16・・・軸受、17・・・回
動軸、18・・・ブラケット、19・・・ピボットビン
、20・・・ワイヤープーリ、21・・・ワイヤー、2
5・・・円筒カム、26・・・クロスバイブ、27・・
・ブラケット、 30・・・摺動子、31・・・ブツシュ、32・・・ピ
ボットビン、33・・・アーム部材、34・・・ピボッ
トビン、35・・・リンク部材、36・・・ピボットビ
ン、 40・・・ブラケット、41・・・クランピングシャフ
ト、42・・・クランパー、43・・・スプリングロッ
ド、44・・・圧縮バネ、45・・・ロッカーアーム、
46・・・スラスト金具、47・・・ナンド、48・・
・トーションスプリング、49・・・調整ネジ、50・
・・カム。 61・・・メインスタンドブラケット、62・・・シャ
フト、63・・・回動バイブ、64・・・スタンド支持
板、65・・・スタンドバー、66・・・側L67・・
・ロックプレート、68・・・錠、69・・・ネジ、7
0・・・ロックビン、71・・・ロックブラケット、 8工・・・メインスタンドブラケット、82・・・シャ
フト、83・・・回動バイブ、84・・・スタンド支持
板、85・・・スタンドバー、86・・・ロックブラケ
ット、87・・・錠、88・・・ロックビン、89・・
・保合部材、90・・・支持部材、101・・・フレー
ム、102・・・メインスタンドブラケット、103・
・・シャフト、104・・・回動バイブ、105・・・
スタンド支持部材、106・・・スタンドバー、107
・・・錠、108・・・ビン、109・・・円筒状ガイ
ド、110・・・ロックビン、111・・・圧縮バネ、
112・・・ブラケット、113・・・ロックブラケッ
ト。 第1図 第2図 第3図 第9図 匡1、−0.へ、」 第11図 第10図 第 2 図 第 5 図 7b 第 17 図 第 8 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 二輪車において、車体下側のフレームに左右方向に指向
    して回動自在に支持された回動軸と、同回動軸の左右端
    近傍にそれぞれ外側への揺動を可能に枢支された左右一
    対のスタンドバーと、前記回動軸の回動に伴い共に回動
    する摺動子を軸方向へ案内しかつ同摺動子が軸方向に摺
    動できる摺動可能範囲を回動角に応じて徐々に変化させ
    た所定のカム形状を有する左右のカム機構と、同カム機
    構の摺動子と前記スタンドバーとを連結した左右のリン
    ク部材と、前記スタンドを内側へ付勢する左右の付勢手
    段と、スタンドの完全起立時にのみスタンドバーの揺動
    を固定する左右の固定手段とを備え、略前後水平方向に
    指向して収納されていたスタンドバーを前記回動軸の一
    方向への回動により垂直方向に回動するとともに前記左
    右のカム機構により前記左右のリンク部材を介して左右
    のスタンドバーを互いに独立して外側へ揺動し路面に追
    従して張り出させることができることを特徴とする二輪
    車用メインスタンド。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6685208B1 (en) * 2002-11-19 2004-02-03 Ross L. Cowie Balance system for an enclosed fore-and-aft wheeled vehicle
JP2008239050A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Honda Motor Co Ltd 二輪車用スタンド装置
JP2009202719A (ja) * 2008-02-27 2009-09-10 Honda Motor Co Ltd 二輪車用スタンド装置
JP2013501674A (ja) * 2009-08-12 2013-01-17 ウォルフ パック オーワイ モーターサイクル、重火器、あるいは重火器を装備したモーターサイクルのための支持具

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