JPH03286A - 布製キヤンバスに印刷を施す方法 - Google Patents

布製キヤンバスに印刷を施す方法

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JPH03286A
JPH03286A JP1134062A JP13406289A JPH03286A JP H03286 A JPH03286 A JP H03286A JP 1134062 A JP1134062 A JP 1134062A JP 13406289 A JP13406289 A JP 13406289A JP H03286 A JPH03286 A JP H03286A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は布製キャンパスに印刷を施す方法に関する。
(従来の技術) 従来の紙への印刷は表面が平滑な為光線を反射し鑑賞用
としての絵画には不適当であり、キャンパスはその点で
全角度よりの鑑賞に耐えられ好ましい、又、紙に比べ白
色度合が極めて高いので色調再現性に優れている。そし
て布製キャンパスに印刷した絵画は縫い合わせによる大
画面の作成が可能であり、種々の特徴を有している。
麻、綿、合成II&継等の布製キャンパスに下地塗料を
塗布する時、従来、澱粉糊や合成糊料の水溶液の塗布や
含浸によって目止めを行っていた。多色印刷の印刷適性
、特に発色やインキセットの改良は専ら下地塗料で行わ
れた。
しかし、澱粉糊や合成糊料の水溶液を用いた目止め方法
では、目止め効果が不充分であり、下地塗料の塗布条件
が非常に狭い範囲に限られ、工業的生産性の者しく低い
ものであった。特に目の粗い織布や凹凸の激しい織布の
場合には、目止めが十分にできず、ピンホール状の孔が
残ったり、凹凸を十分にならすことができなかった。そ
の結果、多色印刷を施した場合、着肉不良が起こり、印
刷効果を者しく損なうという問題点を有していた。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の目的は目の粗い織布や凹凸の激しい織布等の布
製キャンパスにおいても十分な目止めを行うことができ
、下地塗料の良好な塗布とそれに続く多色印刷の印刷効
果の改善された、布製キャンパスに印刷を施す方法を提
供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は麻、綿、合成aa等の布g1キャンパスに目止
めを施し、その上に白色の下地塗料を塗布した後、多色
印刷を行って布製キャンパスに印刷を施す方法において
、目止めを泡を用いて行う方法に係る。
本発明者は種々の方法を検討した結果、目止め加工に造
膜性の水性合成!を脂もしくは顔料を分散した水性合成
樹脂の泡を用いることにより非常に良好な目止めができ
ることを見出した。
更に、水性合成樹脂としてポリビニルアルコールを用い
た場合は予め織布をホウ砂水溶液で処理しておくと、着
しい目止め効果を発現することを見い出した。
本発明の布製キャンパスとしては例えば麻、綿、ビニロ
ン、ポリエステルと締の混紡、ポリエステルと麻の混紡
等から得られるキャンパスを挙げることができる。
本発明において泡の状態で塗布し、目止めを行うための
目止め胴としては、造膜性があり起泡できるものであれ
ばよい、織布への塗布時の作業性から水性材料が適して
いる。例えばポリビニルフルフール、カルボキシメチル
セルロース、+111粉、加工澱粉、 酢fiビニルエ
マルジョン、スチレンブタジェンラテックス、ネオブレ
ンブタノエンラテックス、アクリルエマルノヨン等が使
用できる。
これらの材料は、できれば消泡剤の添加されていないも
のが望ましい。これら水系目止め剤の中に、カオリン、
タルク、酸化チタン、酸化亜鉛等の白色顔料を添加する
ことも可能である。上記水性目止め剤の発泡をより容易
にするために起泡剤として界面活性剤、例えば脂肪酸塩
類、脂肪族アルコール系エステル等を併用してもよい。
また、泡の安定剤として脂肪酸類、脂肪族アルコール等
を使用してもよい。
泡の発生方法としては、目止め剤の水溶液あるいは白色
原料を分散した目止め飛水溶液を容器の中で泡立器で攪
拌することにより発生させることができる。連続的に泡
を発生させたい場合には、一定量の液と一定量の空気を
供給する調jllI器とミキシングヘッドを持つ連続発
泡機を用いることができる。
泡の直径は約10〜100μ曽、好ましくは約20〜5
0μ−の均一な泡が適している。発泡させる泡の発泡倍
率(発泡前の原液重量/発泡後の同容積の重it)は限
定されるものではないが、塗布量や発泡効率から約3〜
30倍が効果的である。発泡倍率が3倍未満では目止め
剤の使泪量が多く、又、織布への浸込みや裏抜けが多く
なる。30倍を越える発泡倍率の泡は作成するのが困難
である。
泡の塗布は、パーツ−ター、ナイフコーターロールコー
タ−、カーテンコーター等のコーターによって行うこと
ができる。織布に泡を塗布した後、直ちに熱風で乾燥す
ることが望ましい。吸弓やニップロールで泡を浸込ませ
たり消したすせず、泡を織布上に残したまま乾燥するこ
とにより、効率良く目止めが行われる。ポリビニルアル
コールを含む泡を用いる場合には織布を予めホウ砂水溶
液を含浸させておくことにより目止め効果は更lこ向上
する。織布の繊維上のホウ砂が泡や破泡してできた液中
のポリビニルフルフールと反応し、ポリビニルアルコー
ルをデル化させて流動性を失わせるため、泡や液の浸透
が押さえられるからである。
目止めした織布は従来の方法によって白色下地塗料を塗
布し、次いで多色印刷を行うことにより目的とする布製
キャンパスへの印刷が完了する。
本発明において白色の下地塗料としては特に限定されな
いが、従来から使われている下地塗料も含め、カオリン
、タルク、酸化チタン、軽質炭酸7> ルシウム、重質
炭酸カルシウム、酸化亜鉛等の白色顔料と、スチレンブ
タノエンラテックス、酢酸ビニルエマルノヨン、カゼイ
ン、大豆蛋白、ボリビニルアルコール、加工澱粉等の結
着斉呼を主成分とする塗料が用いられる。
本発明において多色印刷としては特に限定されないが、
オフセット印刷、グラビア印刷、インクジェット等の印
刷が用いられる。
(発明の効果) 本発明の方法により目の粗い織布や門凸の激し01m布
等の布製キャンパスにおいても十分な目止めを行うこと
ができ、下地塗料の良好な塗布とそれに続く多色印刷の
印刷効果の改善を達成できる。
本発明の方法により、布製キャンパスに鑑賞に値する耐
久性のある絵画、ポスター、模様などの印刷を行うこと
が可能である。
(実 施 例) 以下に実施例を挙げて説明するが、これらに限定される
ものではない。
実mM1 ポリビニルアルコール(クフレl、PVA117)の6
%水溶液を作り、泡立て器で発泡倍率5倍の均一な細か
い泡を作り、アプリケーターを用いて織布(糸番手20
単糸のポリエステルと綿の混紡)にlTa2当り300
1111の泡を塗布し、直ちにIZO”Cの熱風で乾燥
した。ボIJビニルアルコール固形分としての塗布量は
1811/ia2であった。以上の様にして作った目止
めされた織布に、白色下地塗料(酢酸ビニルエマルノヨ
ン塗料)をナイフコーターで固形分として200g/m
’塗布し熱風で乾燥した。織布にはピンホール状の孔は
認められず、又裏側への白色下地塗料の裏抜けも認めら
れなかった。更に多色オフセット印刷を灯ったところ、
着肉、発色とも良好な印刷面が得られた。
実施例2 ポリビニルフルフール(クラレI、PVA217)の6
%水溶液をタービン型発泡へ(束伸工業製)を用いて発
泡させ、発泡倍率20倍の均一な泡を作り、ナイフコー
ターを用いて1鴎2当り300社の泡を塗布し乾燥した
以下、実施例1と同様に白色下地塗料を塗布した。織布
にはピンホール状の孔は誌められず、白色下地塗料の裏
抜けも認められなかった。更に多色オフセット年増を行
ったところ、着肉、発色とも良好な印刷面が得られた。
実施例3 ビニロン繊布(糸番手20単糸より目の粗いもの)に1
%ホウ砂水溶液をa−ルコーターで塗布、乾燥後、実施
例2と同様に目止め、下地を塗工した。
織布の目が粗いものにも拘わらず、織布の口止めは良好
で、ピンホール状の孔は認められず、白色下地塗料の裏
抜けも認められなかった。更に多色オフセット印刷を行
ったところ、着肉、発色とも良好な印刷面が得られた。
実施例4 炭酸カルシウム(白石工業製、ブリリアント15)5部
、ポリビニルアルコール(クラレ製、PVA117) 
4部、水91部を用いて顔料分散液を作り、実施例1と
同様に発泡させて織布に口止め、下地を塗工した。織布
にはピンホール状の孔は認められず、白色下地塗料の裏
抜けも認められなかった。
更に多色オフセット印刷を行ったところ、着肉、発色と
も良好な印刷面が得られた。
比較例1 実施例1と同じ織布にポリビニルアルコール(クラレ製
、P V A 117)の4%水溶液をロールコータ−
を用いて、固形分として18g/m2塗布し乾燥した。
以下、実施例1と同様に下地塗料を塗布した。
織布には多数のピンホール状の孔が認められ、裏側には
下地塗料の裏抜けが多数認められた。更に、オフセット
多色印刷を行ったところ、多数の着肉不良が発生し、不
満足な印刷面しか得られなかった。
(以 上) 出 願 人  ブIJ’ /%−ド株式会社代 理 人
  弁理士 1)村  巌

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)麻、綿、合成繊維等の布製キヤンパスに目止めを
    施し、その上に白色の下地塗料を塗布した後、多色印刷
    を行つて布製キヤンパスに印刷を施す方法において、目
    止めを泡を用いて行う方法。
  2. (2)泡としてポリビニルアルコール水溶液の泡を用い
    る請求項1記載の方法。
  3. (3)布製キヤンパスに予めホウ砂の水溶液を塗布した
    後、ポリビニルアルコール水溶液の泡により目止めを行
    う請求項1記載の方法。
  4. (4)泡として白色顔料を分散させたポリビニルアルコ
    ール水溶液の泡を用いる請求項1記載の方法。
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JP2001254283A (ja) * 2000-03-08 2001-09-21 Hokushin Cloth:Kk インクジェット用生地
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