JPH0328687B2 - - Google Patents

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JPH0328687B2
JPH0328687B2 JP57096533A JP9653382A JPH0328687B2 JP H0328687 B2 JPH0328687 B2 JP H0328687B2 JP 57096533 A JP57096533 A JP 57096533A JP 9653382 A JP9653382 A JP 9653382A JP H0328687 B2 JPH0328687 B2 JP H0328687B2
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JP
Japan
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light
focus detection
focus
lens
light source
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JP57096533A
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English (en)
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JPS58217904A (ja
Inventor
Yoshio Shishido
Kazumasa Matsuo
Atsushi Myazaki
Shinichi Nishigaki
Shinichi Kato
Susumu Takahashi
Takeaki Nakamura
Akifumi Ishikawa
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Priority to DE8383302003T priority patent/DE3380277D1/de
Priority to EP83302003A priority patent/EP0091805B1/en
Priority to AT83302003T priority patent/ATE45048T1/de
Publication of JPS58217904A publication Critical patent/JPS58217904A/ja
Publication of JPH0328687B2 publication Critical patent/JPH0328687B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/28Systems for automatic generation of focusing signals
    • G02B7/30Systems for automatic generation of focusing signals using parallactic triangle with a base line
    • G02B7/32Systems for automatic generation of focusing signals using parallactic triangle with a base line using active means, e.g. light emitter

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Endoscopes (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、光源装置に装着して、合焦検出に使
用される波長域を被写体側に選択的に投光しない
手段を設けることにより、高精度に合焦検出を行
い得る内視鏡用合焦検出装置に関するものであ
る。
近年、医療分野及び工業用分野において、内視
鏡が広く用いられている。特に医療分野において
は、内視鏡接眼部に目を近接して体腔内の臓器等
を直接観察、診断すると共に、カメラ、テレビカ
メラ等を装着して診断の要に供するため、写真撮
影等して記録することが広く行われている。
上述の場合、肉眼にて観察する場合には、術者
が自らの視度を調整して鮮明な光学像を結像す
る、つまり合焦状態(合焦点)にすることができ
るが、カメラ、テレビカメラ等の撮影装置を装着
した場合には、鮮明な撮影をするために撮影レン
ズを合焦点に調整しなければならない。
上記撮影レンズを合焦点にするには、合焦点であ
るか否かを充分明確に検出し得る手段が望まし
い。
一般に内視鏡の観察光学系は、他の光学装置の
観察用若しくは撮影用の光学系に比べて暗く、
又、近距離において撮影しなければならない場合
には合焦状態にないと、焦点深度が浅く、いわゆ
るピンぼけの写真撮影になり易いという問題があ
つた。このため刻々と変化する病変部の状態を鮮
明に撮影できない場合が生じ、安心して使用でき
ないという問題があつた。
一方、内視鏡において合焦検出手段を用いて合
焦点か否かを検出する場合、合焦検出用に投光し
て、被写体で反射されて戻つてくる該合焦検出用
の光(若しくは測距光)を受光して合焦検出を行
うと、拡散するように投光された観察用あるいは
照診用の照明光が合焦検出用のスポツト的な光と
共に受光され、合焦検出を精度良く行うことがで
きなかつた。
しかしながら、照診光を被写体側に視野範囲と
なる部分をカバーするように、比較的広範囲にわ
たつて投光しないと、患部の様子を把握し難いと
いう問題がある。
本発明は、これらの事情に鑑みてなされたもの
で、合焦検出時において、照明光学系による照明
光で照明された被写体を観察光学系にて支障なく
観察可能な状態で、前記被写体を照明する照明光
が合焦検出に悪影響を及ぼさないようにして高精
度に合焦検出を行うことができ、しかもそれを光
源部の改良を行わず実施できるようにした内視鏡
用合焦検出装置を提供することを目的としてい
る。
前記目的を達成するため本発明は、被写体照明
光を発生する光源部と、この光源部からの被写体
照明光を内視鏡挿入部先端に導き被写体を照明す
る照明光学系と、挿入部光端で被写体像を得て該
被写体像を接眼部に導く観察光学系と、被写体に
特定の波長の合焦検出用スポツト光を前記観察光
学系を介して照明するスポツト光照射手段と、前
記観察光学系からの被写体反射光のうち、前記特
定の波長の反射光のみを受光する合焦検出用受光
手段と、前記光源部とライトガイドケーブルとの
間に接続部内に設けられ、該照明光の照射光から
少なくとも前記特定の波長の光をカツトするフイ
ルタ手段とを具備具備している。
以下、図面を参照に本発明を具体的に説明す
る。
第1図及び第2図は本発明の第1実施例に係
り、第1図は第1実施例を示し、第2図は第1実
施例における受光手段の形状を示す。
第1図において、硬性の内視鏡1は、その先端
に照明光学系及び観察用の対物光学系が配設され
た細長の挿入部2と、この挿入部2後端側を太径
にして側部にライトガイド口金部3を形成した操
作部(把持部)4と、該操作部4後方に接眼レン
ズを収容した接眼部5とから構成され、この操作
部4側部に形成した前記ライトガイド口金部3に
はライトガイドケーブル6が接続されて外部の光
源装置7から照明光が供給されるように構成され
ている。
上記挿入部2は、腹壁等に挿入され、内部の目
的とする臓器等被写体(被検体)を観察に適した
距離において、内部の対物光学系で結像された光
学像をリレー光学系等の像伝達手段を介して接眼
部5後方から観察あるいは撮影を行い得るように
なつている。上記接眼部5には、撮影用のカメラ
アダプタ8の前端側が、着脱自在に装着され、こ
のカメラアダプタ8の後端側にはさらに着脱自在
のカメラ(本体)9が装着されるように構成され
ている。
上記カメラアダプタ8内には、装着された際の
内視鏡1内の接眼レンズ後方の光軸10上に、一
点鎖線で示すように該光軸10上を前後に移動で
きる撮影レンズ11と、この撮影レンズ11のさ
らに後方の光軸10上には該光軸10と傾斜(例
えば45度の傾斜)して半透鏡(ハーフミラー)で
形成された合焦用ミラー12が配設されている。
上記光軸10に沿つて入射された光が合焦用ミ
ラー12で反射された反射光軸上(第1図では上
方位置)に再結像レンズ13、特定の波長の光の
みを通すフイルタ14、受光手段として受光素子
15、合焦検出用(測距用)の光源16が順次配
設されている。
上記受光手段となる受光素子15は、第2図に
示すように中央部にピンホール17(又はスリツ
ト状角孔)等の開口部が設けられた円板形状(も
ちろん正方形又は長方形等でも良い。)をなし、
この円板前面が感光する素子、例えばフオトダイ
オード、フオトトランジスタ等のようにPN接合
面に入射される光によつて電流特性が変化する素
子とか、太陽電池のように光起電力が生じる素
子、CDSのように抵抗値が変化する素子等で光
電面18が形成され、その裏面側には、遮光面1
9が形成されて前記ピンホール17の後方(第1
図では上方)の位置から合焦か否かを検出するた
めの合焦検出用の光源16の光で直接受光素子1
5が感光しないよう構成されている。
一方、前記アダプタ11の後方から装着される
カメラ9には、合焦用ミラー12の後方の光軸1
0上に、該光軸10と傾斜(例えば45度の傾斜
面)してリターンミラー20が配設され、さらに
その後方の所定の結像面となる位置に撮影フイル
ム21が配設されている。
上記リターンミラー20の反射光軸上(図示で
は上方)に、左右反転して正立像に戻すペンタリ
ズム22が配設され、このペンタリズム22を経
た光軸上にフアインダーレンズ23が配設され、
その後方に目を近接させて、フイルム21面に結
像されるのと同等の光学像を観察できるように構
成されている。上記リターンミラー20は、撮影
の際には退避して入射された光がフイルム21面
に結像されるように構成されている。
上記受光素子15の光電面18の位置は、前記
フイルム21面の位置と光学的に共役となるよう
に配置されている。
即ち、レンズ11を経て光が、後方のフイルム
21面に結像される場合の光路長と、合焦用ミラ
ー12によつて反射され、再結像レンズ13を経
て受光素子15の光電面18に結像される場合の
光路長が等しくなるように設定されている。
一方、電源プラグ31を設けた電源コード32
を介して光源装置7に供給される電力は光源装置
7内に収容されたトランス33によつて変圧して
制御回路34に所定の電圧の交流電力を提供する
よう構成されている。前記電源コード32は、光
源装置7内のコード35を介して電源スイツチ3
6の操作によつて供給される電力をオン・オフ制
御できるように構成されている。
上記トランス33の出力は制御回路34を介し
て若しくは介さないでランプ台37取付けられた
照診用のランプ38に供給され、このランプ38
の照診光が照射される光源装置7が外周にはライ
トガイド口金受け39が取付けられている。この
ライトガイド口金受け39にはライトガイドケー
ブル6の一方の端部に取付けられたライトガイド
口金40が装着可能にされているが、本発明の第
1実施例における前記ライトガイド口金40は前
記ライトガイド口金受け39に装着されたアダプ
タ41に装着されるように構成されている。
即ち、短い円柱状のアダプタ本体42の一方の
端面(先端面)には、前記ライトガイド口金受け
39の突出部39Aの外周に嵌合して装着可能と
なる凹部43が形成されている。この凹部43の
中央には基部側端面に形成された凹部44側に貫
通し、前記ライトガイド口金受け39に形成され
た挿入口と連通する同一径の孔が形成され、この
孔にはフアイバを充填したフアイバコネクタ45
の基部側が嵌入固定され、他方の先端側が凹部4
3から突出して光源装置7側のライトガイド口金
受け39の挿入口に挿入して装着できるように構
成されている。
上記フアイバコネクタ45の固定された基部側
端面が臨む位置の太径の凹部44内周面には、前
記合焦検出用に用いられる特定の波長を選択的に
カツトし、その波長以外の波長の光を選択的に透
過する特性を有するフイルタ46が嵌装されてい
る。この凹部44内で、前記フイルタ46に対向
してさらに集光レンズ47が配設され、凹部44
の基部側内周面はねじ孔が形成され、該ねじ孔に
螺合するねじを形成したライトガイド口金受け4
8が螺着されている。このライトガイド口金受け
48には前記ライトガイドケーブル6のライトガ
イド口金40先端部を挿入して装着可能になる挿
入口が形成され、該挿入口に装着した状態におい
て、ランプ38の照診光がフアイバコネクタ45
内に充填されたフアイバによつてフイルタ46側
に伝達され、該フイルタ46によつて特定の波長
のみをカツトされ、さらに集光レンズ47によつ
て集光されてライトガイドケーブル6のライトガ
イド口金40の先端面に照射され、内視鏡1内の
照明光伝達手段を経て被写体に投光されるように
構成されている。
尚、受光素子15の出力は比較器等を用いた図
示しない合焦検出回路によつて合焦か否かの検出
が行われ、その検出出力によつて合焦か否か確認
できる手段が設けられている。
上記合焦検出回路は、例えば差動増幅器の非反
転入力端に合焦状態における出力(例えば暗電流
レベルに)相当するよりわずかに大きい基準電位
を支えておき、他方の反転入力端に受光素子15
の出力を入力させるようにして構成することがで
きる。
このように構成された本発明の第1実施例の動
作を以下に説明する。
電源プラグ31を商用電源のコンセントに差し
込み、スイツチ36を操作することにより電源が
投入され、光源装置7内のランプ38が点灯す
る。この光はフアイバコネクタ45のフアイバに
照射され、フイルタ46によつて特定の波長以外
の(波長の)光が選択的に透過され、レンズ47
で集光されてライトガイドケーブル6のライトガ
イド口金40先端面に照射される。照射された光
は、ライトガイドケーブル6を経て視鏡のライト
ガイド口金部3に伝達され、さらに内視鏡1内の
照明光伝達手段を経て挿入部2前方の被写体側に
比較的広範囲に照射される。
一方、カメラアダプタ8内の合焦検出用若しく
は測距用光源16の光は受光素子15に形成した
ピンホール17を通り、特定の波長のみを選択的
に透過するフイルタ14によつて単色化され、さ
らにレンズ13を通り、合焦用ミラー12で反射
されて前方のレンズ11、内視鏡1の観察光学系
を経て被写体側にスポツト的に投光される。該被
写体で反射された光は、再び内視鏡の観察光学系
を通り、レンズ11等を経て受光素子15で測光
される。
この場合レンズ11がフイルム21面に被写体
の光学像を鮮明に結像する合焦状態であると、合
焦用ミラー12で反射された単色光はピンホール
17の位置が収束点となるので、光電面18に受
光されないので、その出力は暗電流レベルになり
前記合焦検出回路の出力レベルはハイレベル(又
は正)となり、合焦状態であることを観察者に知
らせるようにすることができる。
一方、実際の被写体よりも遠距離側にレンズ1
1(及び内視鏡1の観察光学系)がピントがずれ
ている後ピンのときには、前記単色光はピンホー
ル17の後方位置が収束点となるので、光電面1
8で受光され、その受光された光量に応じた信号
出力となり、前記合焦検出回路の出力はローレベ
ル(又は負)となる。
同様に実際の被写体よりも近距離側にレンズ1
1のピントがずれている前ピンの場合には、ピン
ホール17の前方位置が収束点となり、その後方
に拡開するので光電面18に受光される。
従つて合焦検出回路の出力はローレベルにな
る。
上記後ピンあるいは前ピンの場合には、レンズ
11を前後に動かし、合焦点に達すると合焦検出
回路によつて検出されるので、その状態の時、撮
影を行えば鮮明な(写真)撮影が可能になる。
この第1実施例によれば合焦検出用スポツト的
に投光し、被写体での反射光を受光して合焦検出
を行う場合、比較的広い範囲に照射される照診光
における上記単色光成分はカツトされているの
で、照診用照明光が受光素子15側に受光される
ことがなく、高精度の合焦検出ができる。又、上
述のように外光の影響がないので、微弱な合焦検
出用の光によつてもノイズに影響されることなく
合焦検出ができる。
又、この第1実施例によれば、既製の光源装置
7に第1実施例に係る簡単な構成のアダプタ41
を装着すれば、高精度の合焦検出が行い得るとい
う特徴と有する。
第3図は光源装置7の照診用光源ランプ38を
合焦検出用の光源に兼用した第2実施例を示す。
即ち、第2実施例におけるアダプタ51は、第
1実施例のように光源装置7に設けたライトガイ
ド口金受け39に嵌合する凹部43が形成されて
おり、該凹部43が嵌合した際フアイバを充填し
たフアイバコネクタ45の先端側がライトガイド
口金受け39に挿入されて装着されるように構成
されている。
上記フアイバコネクタ45の基部側端面に対向
するアダプタ51外周には照診光伝達用ライトガ
イドケーブル6のライトガイド口金40が装着可
能とされる第1のライトガイド口金受け52が突
設されている。このライトガイド口金受け52に
隣接して第2のライトガイド口金受け53が突設
され、該ライトガイド口金受け53に装着された
ライトガイド口金54を一方の端部に取付けた測
距光伝達用ライトガイドケーブル55を介して、
他方の端部に取付けられたライトガイド口金56
が装着される(カメラアダプタ8に形成された)
ライトガイド口金受け57側に測距用に使用され
るアダプタ51側からの光が伝達されるように構
成されている。
上記フアイバコネクタ45の基部側端面と、装
着された際に対向して集光レンズ58、ハーフミ
ラー59、フイルタ60とが順次配設され、該フ
イルタ60を通つた照診光はライトガイド口金4
0先端面に照射され、ライトガイドケーブル6を
経て内視鏡1のライトガイド口金部3に伝達され
るように構成されている。
傾斜して配置された上記ハーフミラー59は、
入射された照明光の一部をフイルタ60側に透過
する共に残部を反射し、該反射された光は集光レ
ンズ61を経てさらに反射ミラー62で反射され
て測距用ライトガイド口金54の端面に照射され
るように照診光と測距光とを分離して単一の光源
ランプ38で共用できるように構成されている。
上記フイルタ60は、合焦検出用に用いられる
特定の波長の光を(透過させないように)カツト
し、該特定の波長以外の光を透過する特性を有す
るフイルタである。
一方、ハーフミラー59で分離されてカメラア
ダプタ8に形成されたコネクタ受け57に伝達さ
れた光は、第1実施例のように受光素子15に形
成されたピンホール17を通り、フイルタ14に
よつて単色化されて被写体側にスポツト的に投光
されるように構成されている。
この第2実施例は、合焦検出用の光として、第
1実施例におけるカメラアダプタ8内に収容した
光源16を用いないで、光源装置7内の照明診断
用ランプ38を用いているので、合焦検出用に投
光される光量を大きくすることができる。従つて
高精度の合焦検出が可能となる。
第4図は第3図の第2実施例を改良した第3実
施例を示す。
この実施例においては第3図におけるハーフミ
ラー59及びフイルタ60の代りに分光ミラー6
3を用いている。この分光ミラー63は、特定の
波長の光を選択的に反射し、一方その他の波長の
光を選択的に透過する特性を有するミラーであ
る。
この他の部分は第2実施例と同様である。この
実施例によれば、第2実施例に比べ分光ミラー6
3によつてより有効に測距光と照診光とに分離し
ているのでこれら光の強度を大きくすることがで
きる。従つて明るい照明光によつて観察、診断を
行うことができると共に測距(合焦検出)におい
ても、検出信号が大きくなり、信号対雑音比
(SN比)を大きくできる。
第5図は照診光を機械的チヨツパによつて遮断
期間を設け、この期間に測距することにより、微
弱な測距光においても、測距可能にした第4実施
例を示す。
即ち、アダプタ71は光源装置7のライトガイ
ド口金受け39に送着可能とする嵌合凹部72と
共にフアイバコネクタ73が設けられ、このフア
イバコネクタ73に対向するアダプタ71外周に
はライトガイド口金受け74が形成され、該ライ
トガイド口金受け74には照診光伝達用ライトガ
イドケーブル6のライトガイドコネクタ40が装
着できるように構成されている。
上記アダプタ71内における前記フアイバコネ
クタ73の寒部側端面と、装着されたライトガイ
ドケーブル6のライトガイド口金40先端面との
間には、第6図に拡大して示すように、モータ7
5の回転と共に、羽根76が回転して該羽根76
で遮光されない期間及び及び遮光される期間とが
形成される機械的チヨツパ77が配設されてい
る。
上記モータ75のシヤフトの一方の端部側には
前記羽根76が取付けられ、他方の端部側には円
板に孔を設けたロータリーエンコーダ78が取付
けてある。このロータリーエンコーダ78を挾む
ように、発光素子及び受光素子とを離間して配設
したフオトインタラプタ79が配設され、前記回
転される羽根76が遮光した各期間に、ロータリ
ーエンコーダ78の孔を通して発光素子の光が受
光素子側に届いて受光素子の出力信号が変化する
ように構成されている。
さらにアダプタ71内には、上記モータ75を
回転制御し、且つフオトインタラプタ79を動作
させてその受光素子の出力変化を検出する制御回
路80が収容されている。
上記制御回路80出力は、図示しない信号ケー
ブル等を経てカメラアダプタ8側に伝達され、上
記羽根76が照診光を遮光した期間に、(合焦検
出用光源16が点灯し、)合焦検出が行われるよ
うに構成されている。(遮光されていない期間に
は合焦検出の機能を停止させる。)。
上記光源16は常時点灯して照診光の遮光期間
に合焦検出が行われるようにしても良い。
レンズ11は、手動で動かして合焦状態に設定
しても良いが、第7図に示すようなブロツク図で
示すように自動的に合焦状態に設定することもで
きる。
即ち、受光素子15の出力を合焦検出回路81
に入力し、該合焦検出回路81の出力によつて、
合焦時には合焦表示手段82を動作させ、非合焦
時にはレンズ駆動手段83を動作させるように構
成されている。
上記合焦検出回路81は、照診光が遮光されて
いる期間のみ動作するように、前記制御回路80
によつてその動作が制御されるように構成されて
いる。
尚、合焦検出回路81が動作しないと、他の手
段、合焦表示手段82及びレンズ駆動手段83は
動作しない。
尚、レンズ駆動手段83は、制御モータ等によ
りレンズ11を移動して合焦状態に設定するため
の手段で、例えば次のように動作するように制御
される。
合焦検出回路81の出力によつて前方若しくは
後方にレンズ11を移動させるが、その移動方向
が合焦点と逆方向の場合には合焦検出回路81は
検知信号(逆転動作信号)を出力してレンズ駆動
手段83がレンズ11を逆方向に移動させるよう
にし、合焦点に達すると、その合焦検出回路81
(若しくは受光素子15の)出力信号は暗電流レ
ベル以下になるので、比較器等で合焦状態である
と判定され、レンズ駆動手段83は停止されると
共に合焦表示手段82が合焦であることを表示す
ることになる。
この実施例においてはアダプタ8内にフイルタ
14が配設されてない。
このように構成された第4実施例の動作を以下
に説明する。
電源が投入されて、照明診断用ランプ38が点
灯し、且つモータ75が回転すると、被写体側に
は遮光されない期間には明るい照診光が比較的広
範囲に照射され、回転する羽根76で遮光された
期間Sには、被写体側は測距光のみでスポツト的
に照明される。従つてこの場合被写体側での反射
光量は第8図Aに示すように遮光されない期間は
大きく、遮光期間Sは小さくなる。上記遮光期間
Sはフオトインタラプタ79の受光素子の出力信
号を入力する制御回路80で検出され、遮光期間
Sのみ合焦検出回路81は動作する。合焦検出回
路81若しくは受光素子15の出力は第8図Bに
示すように遮光期間Sにのみ、合焦検出回路81
の出力信号が出力される。この出力信号が暗電流
レベル以上の時は合焦検出回路81はレベル駆動
手段83を動作させてレンズ11を前方若しくは
後方に移動させる。この場合合焦点と反対方向に
レンズ11を移動させると、受光素子15及び合
焦検出回路81の出力は大きくなるので合焦検出
回路81はレンズ駆動手段83に第8図Cの符号
bで示すような検知信号を出力して、レンズ駆動
手段83がレンズ11を逆方向に移動させるよう
にする。このようにしてレンズ11が合焦点に達
すると、レンズ駆動手段83は停止信号c等によ
り停止され、合焦状態であると表示される。
従つて、この状態で撮影を行えば、鮮明な撮影
像を得ることができる。
第9図は距測中は照診光をカツトして測距精度
を上げた第5実施例を示す。
同図に示すように、内視鏡1にはカメラアダプ
タ91の前端側が、着脱自在に装着され、このカ
メラアダプタ91の後端側にはさらに着脱自在の
カメラ(本体)92が装着される。
上記カメラアダプタ91内には、装着された際
内視鏡1の接眼レンズ後方の光軸93上に、一点
鎖線で示すように該光軸93上を前後に移動でき
る撮影レンズ11と、この撮影レンズ11のさら
に後方に例えば直角プリズムを二枚接着して形成
した第1のビームスプリツタ94、第2のビーム
スプリツタ95とがそれぞれ配設されている。
上記第1のビームスプリツタ94で一部反射し
て分割された光軸上(図示では下方側)に、合焦
用の再結像レンズ13、ピンホール17を形成し
た受光素子15、合焦用光源16とが順次配設さ
れている。
尚、受光素子15は、フイルタ21面と光学的
に共役な位置に配設されている。
第2のビームスプリツタ95で分割された反射
光軸上には撮影の際の露光量を測定するものとし
て、再結像レンズ96、光電素子97とが順次配
設されている。
一方、前記カメラアダプタ91の後端側に装着
されるカメラ92には、前記ビームスプリツタ9
5の後方の光軸上に、リターンミラー20、フイ
ルム21とが順次配設され、前記リターンミラー
20の反射光軸上(図示では上方)に反射ミラー
98、フアインダーレンズ99とが順次配設され
ている。
さらにカメラ92にはリレーズボタン100が
上部側に突設され、このレリーズボタン100を
押圧すると、カメラ92とカメラアダプタ91と
を設けた接点101,102からケーブル103
を経てカメラアダプタ91側に伝達され、カメラ
アダプタ91内に収容された制御回路104にそ
の(リレーズ)信号aが伝達されるように構成さ
れている。
一方、光原装置7に装着されるアダプタ105
は、第5図の第4実施例における機械的チヨツパ
77機構の代りに、プランジヤ106によつて制
御される遮光板107が収容された構造にされて
いる(図示ではライトガイド口金受けの形状が若
干異る。) このプランジヤ106は、測距中には遮光板10
7を実線の位置から破線の位置に回動させて照診
光を遮光し、撮影する際には再び実線の位置に退
避させるためのものであり、上記の動作を制御る
手段として、アダプタ105内には制御回路10
8が収容され、この制御回路108は、アダプタ
105が光源装置7に装着される際、コネクタ1
09によつてネクタ受け110を設けた光源装置
7側と電気的に接続され、信号の授受がなされる
ように構成されている。
一方、前記カメラアダプタ91外周面にはコネ
クタ受け111が設けられ、該コネクタ受け11
1に接続されるコネクタ112を一方の端部に取
付けたコード113を介してコネクタ受け114
を突設した光源装置7側に電気信号の伝達ができ
るように構成され、このコード113はカメラア
ダプタ104内に収容された制御回路104から
信号を伝達して合焦状態での写真撮影を行い得る
ように構成されている。
このように構成された第5実施例においては、
前記カメラ92に突設したレリーズボタン100
を押圧することにより、カメラアダプタ91内の
制御回路104が動作して合焦検出及び遮光板1
07が照診光を遮光し、合焦状態になると、合焦
表示をすると共に設定時間後にシヤツタが開き、
且つ前記遮光板107が退避し、ストロボが発光
して所定の露光量になるとシヤツタが閉じ、且つ
ストロボ発光が停止して撮影が完了するよう構成
されており、これらの動作を第10図のブロツク
図及び第11図のタイミングチヤート図を参照し
て以下に説明する。
第9図に示すように、光源装置7の照診用ラン
プ38によつて照明された被写体を観察し、その
被写体の撮影を行うためにレリーズボタン100
を押圧する。この時、第11図に示すレリーズ信
号aが出力されると共に、レリーズボタン100
は直ちにシヤツタを開かないで、待機状態になる
(この状態のレリーズ121を符号121′で示
す。)。
上記レリーズ信号aは、さらにケーブル103
を経てカメラアダプタ91内の制御回路104に
伝達される。この時、制御回路104はコード1
13、コネクタ109を経てアダプタ105内の
制御回路108にプランジヤ動作信号bを送り、
プランジヤ106を動作させて遮光板107で照
診光を遮光すると共に、(合焦用光源16を点灯
させて)受光素子15で測光された出力信号cに
よつて、合焦検出回路122は合焦か否かの検出
を行い始める。この状態において、合焦表示がさ
れない場合には内視鏡1のレンズ11をゆつくり
前方若しくは後方に移動させ、内視鏡1の観察光
学系及び撮影レンズ11が合焦点に達すると、受
光素子15の出力は暗電流レベル以下になるの
で、合焦検出回路122は、合焦検出信号dを告
知手段123に出力して例えばフアインダー内の
ランプ,LED等を点滅e等して合焦状態である
ことを告知し、設定された期間(T=Oでも勿論
良い。)後に待機状態のレリーズ121′はシヤツ
タ信号fを出力して、シヤツタ124を所定期間
T′開くと共に、アダプタ105内の遮光板10
7を即避させ、ランプ38と近接して配置されて
いるストロボ125(第9図では示されていな
い。)を点灯(符号gで示す。)させ、(若しくは
ランプ38自体が短い時間充分な強度で点灯して
も良い。)被写体を充分な強度で照明する。この
場合、合焦検出の動作は停止され、光電素子96
によつて測光し、制御回路104はその測光され
た信号を入力して積分する等して露光量が測定さ
れ、適正な露光量になると停止信号hが出力され
てストロボ125発光を停止する。
このストロボ125発光が停止すると、間もな
く待機状態のレリーズ121′が元も状態に戻り、
シヤツタ124が閉じる。この場合ストロボ12
5発光の停止信号hによつて待機状態のレリーズ
121′を復帰させるように構成しても良い。
レリーズ121′が元の状態に戻ると共に、露光
量測定が停止され、又、照診光が点灯される。こ
のようにして再び観察あるいは診断が可能な状態
になり、又レリーズボタン100を押圧すれば次
の撮影を行うことができる。
この実施例の効果としては、 レンズ11の駆動系を手動(マニアル)操作で
代用できるため、全体的に軽量、小形、操作性に
すぐれた合焦撮影ができること、 合焦を確認した上で適当なタイミングで被写体
のいわゆるピンボケのない写真がとれること、 自動的にシヤツタが合焦後に開くため、光軸に
直角方向の手ぶれがないこと、 レンズ駆動系は実用上不要であるため安価な装
置となること等、 多くの利点がある。
尚、上述の各実施例においては、合焦検出用
(測距用)の特定の波長として緑色単一の波長が
撮影の面から望ましいが、複数の波長領域にわた
るものでも適用できる。この場合、合焦検出用の
光としては、被写体の色調にない波長のものがよ
り有利であある。
尚、上述においては合焦検出用スポツト的に投光
される光として特定の波長のものを用い、一方照
診用に投光される光としては上記以外の波長の光
を用いるものに限定されるものではなく、合焦検
出用に投光される光として特定の単一波長を少く
とも含む光とし、一方照診用に投光される光とし
て上記の光のうち一部、若しくは全部を含む波長
の光を用いないようにしたものは全て本発明の範
疇に入るものである。例えば、照診光として緑及
び青色の波長域を除く白色光を用い、一方合焦用
には緑色の光を用いる場合が上記の一例である。
又、受光手段として合焦検出に用いられる特定
の波長のみに選択的に感度が高いものを用いれ
ば、フイルタ14を受光素子15より後方で光源
16あるいは光源装置7内のランプ38より前方
に配設することもできる。
以上、説明したように本発明によれば、合焦検
出時において、照明光学系による照明光で照明さ
れた被写体を観察光学系にて支障なく観察可能な
状態で、前記被写体を照明する照明光が合焦検出
に悪影響を及ぼさないようにして高精度に合焦検
出を行うことができ、しかもそれを光源部の改良
を行わず実施できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の第1実施例に係
り、第1図は第1実施例の構成を示す概略説明
図、第2図は第1実施例における受光手段の形状
を示す正面図、第3図は第2実施例を示す概略説
明図、第4図は第3実施例を示す概略説明図、第
5図ないし第8図は第4実施例に係り、第5図は
第4実施例を示す概略説明図、第6図は第4実施
例における機械的遮光手段を示す概略斜視図、第
7図は第4実施例を用いて合焦点に設定する手段
のブロツク図、第8図は第4実施例における動作
を説明するためのタイミングチヤート図、第9図
ないし第11図は第5実施例に係り、第9図は第
5実施例を示す概略説明図、第10図は第4実施
例を用いて撮影する際の各要素の機能を説明する
ブロツク図、第11図は第10図の動作を説明す
るタイミングチヤート図である。 1…内視鏡、3…ライトガイド口金部、5…接
眼部、6…ライトガイドケーブル、7…光源装
置、8,91…カメラアダプタ、9,92…カメ
ラ、11…レンズ、14…フイルタ、15…受光
手段、16…光源、21…フイルム、38…ラン
プ(光源)、39…ライトガイド口金受け、40
…ライトガイド口金、41,51,71,105
…アダプタ、46…フイルタ、55…ライトガイ
ドケーブル、59…ハーフミラー、60…フイル
タ、61…レンズ、62…反射ミラー、63…分
光ミラー、76…羽根、77…チヨツパ、79…
フオトインタラプタ、94,95…ビームスプリ
ツタ、100…レリーズボタン、104…制御回
路、106…プランジヤ、107…遮光板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被写体照明光を発生する光源部と、 この光源部からの被写体照明光を内視鏡挿入部
    先端に導き被写体を照明する照明光光学系と、 挿入部光端で被写体像を得て該被写体像を接眼
    部に導く観察光学系と、 被写体に特定の波長の合焦検出用スポツト光を
    前記観察光学系を介して照射するスポツト光照射
    手段と、 前記観察光学系からの被写体反射光のうち、前
    記特定の波長の反射光のみを受光する合焦検出用
    受光手段と、 前記光源部とライトガイドケーブルとの間の接
    続部内に設けられ、該照明光の照射光から少なく
    とも前記特定の波長の光をカツトするフイルタ手
    段と、 を具備したことを特徴とする内視鏡用合焦検出装
    置。
JP57096533A 1982-04-08 1982-06-05 内視鏡用合焦検出装置 Granted JPS58217904A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57096533A JPS58217904A (ja) 1982-06-05 1982-06-05 内視鏡用合焦検出装置
DE8383302003T DE3380277D1 (en) 1982-04-08 1983-04-08 Endoscope focus state detectors
EP83302003A EP0091805B1 (en) 1982-04-08 1983-04-08 Endoscope focus state detectors
AT83302003T ATE45048T1 (de) 1982-04-08 1983-04-08 Fokussiererfassungsvorrichtung fuer endoskop.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57096533A JPS58217904A (ja) 1982-06-05 1982-06-05 内視鏡用合焦検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58217904A JPS58217904A (ja) 1983-12-19
JPH0328687B2 true JPH0328687B2 (ja) 1991-04-19

Family

ID=14167761

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57096533A Granted JPS58217904A (ja) 1982-04-08 1982-06-05 内視鏡用合焦検出装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS48101927A (ja) * 1972-04-05 1973-12-21

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52145987U (ja) * 1976-04-30 1977-11-05

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS48101927A (ja) * 1972-04-05 1973-12-21

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