JPH0263210B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0263210B2
JPH0263210B2 JP411682A JP411682A JPH0263210B2 JP H0263210 B2 JPH0263210 B2 JP H0263210B2 JP 411682 A JP411682 A JP 411682A JP 411682 A JP411682 A JP 411682A JP H0263210 B2 JPH0263210 B2 JP H0263210B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
endoscope
focus
subject
lens
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP411682A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58121013A (ja
Inventor
Takeaki Nakamura
Yoshio Shishido
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP411682A priority Critical patent/JPS58121013A/ja
Priority to EP83300159A priority patent/EP0084435B1/en
Priority to AT83300159T priority patent/ATE21776T1/de
Priority to DE8383300159T priority patent/DE3365490D1/de
Publication of JPS58121013A publication Critical patent/JPS58121013A/ja
Publication of JPH0263210B2 publication Critical patent/JPH0263210B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B23/00Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices
    • G02B23/24Instruments or systems for viewing the inside of hollow bodies, e.g. fibrescopes
    • G02B23/2407Optical details

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Astronomy & Astrophysics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、光源に接続されるライトガイドフア
イバを分岐した一部で、フイルム等の結像面と光
学的に共役の位置に配設された光学的開口部を有
する受光手段の該開口部から強力な合焦検出用照
明光を被写体に照射可能とすることにより、確実
且つ高精度の合焦検出を可能とした内視鏡用焦点
検出装置と、この内視鏡用焦点検出装置を用いて
撮影レンズを合焦位置に高精度に設定できる内視
鏡用合焦設定装置に関するものである。
近年、医療分野及び工学用分野において、内視
鏡が広く用いられている。特に医療分野において
は、内視鏡接眼部に目を近接して体腔内の臓器等
を直接観察,診断すると共に、カメラ,テレビカ
メラ等を装着して診断の要に供するため、写真撮
影等して記録することが広く行われている。
上述の場合、肉眼にて観察する場合には、術者
が自らの視度を調整して鮮明な光学像を結像す
る、つまり合焦状態(合焦点)にすることができ
るが、カメラ,テレビカメラ等の撮影装置を装着
した場合には、鮮明な撮影をするために撮影レン
ズを合焦点に調整しなければならない。上記撮影
レンズを合焦点にするには、合焦点であるか否か
を充分明確に検出し得る手段が望ましい。
本出願人は先に撮影アダプタ内に合焦用ランプ
を設け、このランプで照明した被写体からの反射
光を小さな開口部を設けた受光素子にて受光する
ことにより、合焦点であるか否かを検出する(焦
点検出)手段を提出した。この場合のランプ光量
は、アダプタ内に収容するスペース等の関係から
比較的限られたものとなり易く、受光素子に入力
される光量が制限される。従つて、合焦点とそれ
以外の場合との受光素子の検出出力の差を充分大
きくすることが難しく、より確実な合焦検出を高
精度且つ容易に行い得る手段が久しく望まれてい
た。
本発明は上述した点にかんがみてなされたもの
で、光源からの照明光を内視鏡内の照明光伝達手
段に伝達するライトガイドの少くとも一部を、フ
イルム等の結像面と光学的に共役位置に配設した
開口部を有する受光手段の該開口部まで延出し、
被写体に充分な強度を有する照明光を出射するこ
とにより、受光素子による合焦検出の精度を向上
できる内視鏡用焦点検出装置と、該内視鏡用焦点
検出装置によつて撮影レンズを高精度の合焦点に
設定できる内視鏡用合焦設定装置とを提供するこ
とを目的とする。
以下、図面を参照して、本発明を具体的に説明
する。
第1図ないし第5図は、本発明の一実施例を示
し、第1図は内視鏡用焦点検出装置を用いた内視
鏡用合焦設定装置の光学系を示し、第2図は、第
1図に用いられている受光手段の一実施例を示
し、第3図及び第4図は、焦点検出の原理を説明
する図で、第5図は内視鏡用合焦設定装置の電気
回路系の構成をブロツク図にて示す。
第1図において、先端に対物光学系と照明光学
系とを配設収容した細長の挿入部1と、この挿入
部1の手元側端部に先端側が接続され、その側部
にライトガイド口金部2を有し、内部に接眼光学
系が収容された接眼部3とから構成される内視鏡
4の接眼部3後端側には、カメラアダプタ5が着
脱自在に装着されている。このカメラアダプタ5
の後端側には、カメラ6又はテレビカメラが着脱
自在に装着できるようになつている。
上記カメラアダプタ5内には、この発明におけ
る(内視鏡用)焦点検出装置を用いて、撮影レン
ズを自動的に合焦点に移動設定できる内視鏡用合
焦設定装置が収容されている。
即ち、内視鏡4が取付けられた際の光軸7上
で、内視鏡4の接眼レンズ系に対向する後方位置
に、(光軸7上を)矢符で示すように前後動可能
の撮影レンズ8が配設され、この撮影レンズ8の
後方の光軸7上には該光軸7と傾斜(例えば45度
の傾斜)して半透鏡で形成された合焦用ミラー9
が配設されている。
上記光軸7に沿つて入射された光が合焦用ミラ
ー9で反射された反射光軸上(第1図では上方位
置)に再結像レンズ10と受光手段としての光電
素子11が順次配設され、上記光軸7に対し、前
記合焦用ミラー9の裏面側における反射光軸上
(第1図においては下方位置)に、ランプレンズ
13,合焦を表示する合焦表示ランプ14が順次
配設されている。
上記光電素子11は、第2図に示すように、中
央部にピンホール15(又はスリツト状角孔)等
の開口部が設けられた円板形状(もちろん正方形
又は長方形でも良い)をなし、この円板前面が感
光する素子、例えばフオトダイオード,フオトト
ランジスタ等のように光によつて電流性が変化す
る素子とか、太陽電池のように光起電力が生じる
素子、CDSのように抵抗値が変化する素子等で
光電面17が形成され、その裏面側は遮光面18
が形成されている。
一方、前記カメラアダプタ5の後方から装着さ
れるカメラ6には、合焦用ミラー9の後方の光軸
7上に、光軸7と傾斜(例えば45度の傾斜面)し
たリターンミラー21が配設され、さらにその後
方に撮影フイルム22が配設されている。
上記リターンミラー21の反射光軸上(図示で
は上方)に、左右反転して正立像に戻すペンタプ
リズム23が配設され、このペンタプリズム23
を経た光軸上にフアインダーレンズ24が配設さ
れ、その後方に目を近接させて、フイルム22に
結像されるのと同等の光学像を観察できるように
構成されている。上記リターンミラー21は、撮
影の際には退避して入射された光がフイルム22
面に結像されるように構成されている。
上記光電素子11の光電面17の位置は、前記
フイルム22面の位置と共役となるように配置さ
れている。
即ち、撮影レンズ8を経た光が、後方のフイル
ム22面に結像される場合の光路長と、合焦用ミ
ラー9によつて反射され、再結像レンズ10を経
て光電素子11の光電面17に結像される場合の
光路長が等しくなるように設定されている。
一方、前記内視鏡4の挿入部1内を挿通された
照明光伝達手段としてのライトガイドは、ライト
ガイド口金部2にて、ユニバーサルコード内のラ
イトガイド31と接続され、このライトガイド3
1の端面には、光源装置内の光源32から照明光
が照射されるように構成されている。本実施例に
おいては、上記ライトガイド31の一部が分岐さ
れ、内視鏡4のライトガイド口金部2のみでな
く、前記光電素子11の遮光面18側のピンホー
ル15まで延出されたスポツト光ライトガイド3
3が形成され、このスポツト光ライトガイド33
の端面からピンホール15を経て合焦検出用の照
明光が被写体25に向けて投光されるように構成
されている点が特徴となつている。
このように配設された光学系を有する内視鏡用
焦点検出装置及びこの装置を用いた内視鏡用合焦
設定装置を収容したカメラアダプタ5における焦
点検出機能について、先ずこれを直線状の光学系
に簡略化した第3図を参照してその原理を説明
し、その後に内視鏡用焦点検出装置及び内視鏡用
合焦設定装置の動作を説明する。
第3図に示すように、(光源32から)スポツ
ト光ライトガイド33の一方の端面に照射された
光は、他端側から出射される。この光は、ピンホ
ール15,撮影レンズ8を経て被写体25側に投
光される。投光され、被写体25で反射された光
は、撮影レンズ8を経て光電素子11側に戻る
が、今仮りに被写体25が符号bで示す位置の時
合焦であつて、それにより近すぎたり、それより
遠すぎたりした場合の位置をそれぞれ符号a,c
で示す。
上記の場合には、符号bの位置で反射された光
は、撮影レンズ8を経てピンホール15の位置が
収束点(結像点)となるので、このピンホール1
5周囲の光電面17には、光が達しない。一方、
符号aの位置で反射された光は、上記ピンホール
15の後方位置が収束点となるので、図示のよう
にピンホール15外周の光電面17に光が達し、
この光に対する信号が出力される。同様に符号c
の位置で反射された光は、ピンホール15の前方
位置ですでに収束点となり、その後拡開するの
で、光電面17に光が達し、光電素子11からこ
の光に対する信号が出力される。
上述においては、光源32による光が光軸7近
傍に沿つて出射された場合であり、実際には内視
鏡4内を挿通されたライトガイドによつても比較
的広範囲の被写体25に向けて照明光が照射され
ている。従つて光軸7からずれた位置から反射光
も一部入射されるので、光電素子11の出力信号
は、上述の(外光の)分の出力レベルだけ嵩上げ
され、第4図に示すようになる。ここで横軸は被
写体25の位置を示し、縦軸は光電素子11の検
出出力レベルの一例を示す。
即ち、被写体25が合焦の位置、つまり符号b
の位置の時の光電素子11の出力レベルPbが最
小となり、それより近すぎても、遠すぎてもそれ
ぞれ信号出力レベルPa,Pcが大きくなる。
このようにして信号出力が極小(光電素子によ
つては逆に極大となる場合もある。)の位置が合
焦となるので、任意の距離における被写体25に
対し、撮影レンズ8を移動し、光電素子11の出
力が極小となる撮影レンズ8の位置において、写
真等の撮影を行えば、鮮明な(写真)撮影ができ
る。この撮影レンズ8を移動する場合、移動する
前より出力レベルが小さくなる方向が合焦に近づ
いていることを示すので、この方向に撮影レンズ
8を手動又は自動で動かせば良い。自動的に設定
する場合撮影レンズ8の移動に対し、出力レベル
が大きくなり始めるか、変化しなくなる点で移動
を停止すれば、任意の距離の被写体25に対し、
撮影レンズ8を合焦の位置に設置することができ
る。
上述の原理は、撮影レンズ8の後方の光電素子
11に至る間に再結像レンズ10,合焦用ミラー
9が配設され、撮影レンズ8の前方の被写体25
に至る間に内視鏡4が配設されていることを除い
て、第1図に示すカメラアダプタ5内の光学系に
対しても全く同様に適用できるものである。
第1図に示すカメラアダプタ5においては、合
焦となつた場合後述するように合焦表示ランプ1
4が点灯し、この光は、ランプレンズ13で集光
されて合焦用ミラー9で反射され、光軸7後方に
進行し、リターンミラー21,ペンタプリズム2
3,さらにフアインダーレンズ24を経て観測者
の目に入射されるので、上記合焦表示ランプ14
が点灯した場合に撮影すれば、鮮明な(写真)撮
影ができるようになつている。
上述における合焦検出における照明光は、外部
の光源32からスポツト光ライトガイド3にて供
給されるように構成してあるので、カメラアダプ
タ5等の収容スペースに制限されることなく充分
な光量の照明ビームを被写体25に向けて照射で
きる。従つて光電素子11による検出出力レベル
が向上して検出感度及び信号対雑音比(SN比)
の向上を図ることができることになる。
第5図は、上述の焦点検出装置を用いて撮影レ
ンズ8を合焦点に移動設定する内視鏡用合焦設定
装置と、自動露出装置との電気回路系の構成をブ
ロツク図を用いて示す。
即ち、この内視鏡用合焦設定装置41は、光源
32を発光させて被写体25に投光する発光回路
43と、被写体25による反射光をピンホール1
5等の開口部を設けた光電素子11で検出した信
号出力を増幅して合焦か否かを検出する合焦検出
回路44と、合焦の時表示する表示器(前記合焦
表示ランプ14に相当する)45と、撮影レンズ
8を合焦の位置に設定するために撮影レンズ8を
移動させる(撮影レンズ)駆動装置46とよりな
る。
上記発光回路43は、例えばレリーズボタン4
7の押圧操作によつて、スイツチSW1がオフから
オンし(この間スイツチSW2もオンしつづけ
る。)、電源(バツテリにて示す)48から電力が
供給されて、光源32が点灯し、この光源32が
スポツト光ライトガイド33によつて光電素子1
1の裏面からピンホール15を経て合焦検出用の
照明光が出射されるようにされている。
上記合焦検出回路44は、光電素子11の出力
信号を増幅する増幅器49と、比較検出回路50
とよりなり、この比較検出回路50は、例えば前
記駆動装置46が撮影レンズ8を一定速度で前後
動させた場合、適当な間隔にて(増幅器49にて
増幅さた)検出信号を順次入力し、その際前に入
力された信号値と、それに引き続いて入力された
信号値とを比較し、後に入力された信号が前に入
力された信号に等しいか、又は大きくなつた時、
検知信号を出力して前記駆動装置46を停止さ
せ、撮影レンズ8を逆方向に移動させると共に、
上記検知信号を適当な時定数に設定して積分する
等してその積分出力又は一定時間内に入力される
検知信号数を計測し、その計測数が一定値以上の
時表示器45を点灯させ、且つ駆動装置46の動
作を停止させるように構成してある。
一方、前記リレーズボタン47をさらに強く押
圧すると第3のスイツチSW3がオフからオンし
(第2のスイツチSW2はオフとなり、上記内視鏡
用合焦設定装置41は動作しない。)、以下に述べ
る自動露出(EE)装置51が動作するように構
成されている。
即ち、このEE装置51は、スイツチSW3がオ
ンされることにより電源52から電力が供給され
て感光する光電素子53の検出信号を増幅する増
幅器54と、この増幅信号によつてEEシヤツタ
55のシヤツタ速度及び撮影用の光源32の光量
を制御する光量制御回路56をそれぞれ制御する
EE制御回路57とよりなり、上記スイツチSW3
をオンする操作により、EE制御回路57が動作
して適当なシヤツタ速度及び適当な光量に調節さ
れる。
上記のように構成された内視鏡用合焦設定装置
41は、以下に述べるような動作により撮影レン
ズ8が合焦位置に移動設定する。
即ち、レリーズボタン47が指等で押圧され、
スイツチSW1がオンされると、光源32が点灯さ
れ、この光はスポツト光ライトガイド33を通つ
て伝達され、ピンホール15を通り合焦用ミラー
9で反射され、さらに撮影レンズ8及び内視鏡4
を経て被写体25にスポツト的に投光される。
しかして被写体25で反射された光は、再び撮
影レンズ8を経て合焦用ミラー9で反射され、ピ
ンホール15を設けた光電素子11に進行する。
上記撮影レンズ8が、被写体25に対し合焦の位
置にあると、光電素子11の出力レベルは極小値
となる。従つてこの場合には駆動装置46が撮影
レンズ8を、例えば前方に移動させた場合には、
出力レベルが大きくなるので前進させる動作を直
ちに停止し、比較検出回路50が検知信号を出力
すると共に、駆動装置46は、撮影レンズ8を逆
の方向に移動させる。この場合にも出力レベルは
大きくなるので検知信号を出力すると共に、この
撮影レンズ8を後方に移動する動作を停止させ、
反対方向(即ち前方)に移動させるというよう
に、撮影レンズ8は合焦位置の光軸7上で微小振
動する。この場合、比較検出回路50から検知信
号が出力されるので、適当な時定数を有する積分
回路又は計数回路等を通すとその出力は一定値以
上となり、上記微小振動動作を停止させる。
一方、撮影レンズ8が合焦の位置からずれてい
る場合、最初に駆動装置46が撮影レンズ8を合
焦の位置と反対方向に移動させると、光電素子1
1の出力レベルは、(次第に)大きくなるので、
比較検出回路50は、駆動装置46を制御して前
述と同様に撮影レンズ8を反対方向に移動させ
る。撮影レンズ8が、合焦の位置を通りすぎる
と、上述と同様の微小振動動作を繰り返し、撮影
レンズ8を合焦の位置に設置する。
このように撮影レンズ8が合焦の位置に設置さ
れると、合焦表示ランプ14等の表示器45が点
灯するので、観察者はこれを視認してから、前記
レリーズボタン47をさらに強く押圧すると、
EE装置51が動作し(写真)撮影ができる。こ
の場合EE装置51を同時に連動して又は引きつ
づいて動作させるようにすることもできる。又上
記表示器45は、ランプを点灯するのでなくブザ
ー等を動作させるようにしても良い。
第6図は本発明の他の実施例の光学系を示し、
合焦検出用の照明光の受光手段が次のように構成
されている。
即ち、再結像レンズ10の後方(図示では上
方)に二つの直角プリズム61A,61Bを接合
する等して形成されたビームスプリツタが配設さ
れている。これら直角プリズム61A,61Bの
接合面を透過した光軸上及び反射した光軸上にの
後方となる前記各直角プリズム61A,61B面
に、それぞれピンホール62A,62Bが位置す
るように遮光板63A,63Bが接着され、各ピ
ンホール62A,62Bの後方にそれぞれ光電素
子64及び前記スポツト光ライトガイド33の端
面が位置するように配設されている。
上記光電素子64前面のピンホール62Aは、
フイルム22と光学的に共役な位置となるように
設定されている。
この実施例における合焦検出の原理図は、第7
図に示すようになる。
即ち、光源32からスポツト光ライトガイド3
3によつて伝達された合焦検出用の照明光は、一
方の遮光板63Bに設けたピンホール62Bを通
り、プリズム61A,61Bの接合面で反射され
て撮影レンズ8側を経て被写体25に向けて投光
される。被写体25で反射された光は、再び撮影
レンズ8を経てプリズム61B,61Aを経て他
方の遮光板63A側に入射され、撮影レンズ8が
合焦状態にあると、ピンホール62Aの位置が収
束点となるので、反射光は殆んどピンホール62
Aを通り、光電素子64に届き、合焦状態にない
と、ピンホール62Aを通る光は少くなり、従つ
て光電素子64に届く光量も少くなるように構成
されている。つまりこの場合の光電素子64の検
出出力特性は第8図に示すように合焦状態の時の
出力レベルは極大値となる。上述以外の部分につ
いては、前述の一実施例と同様の構成である。
この実施例は、前述の実施例と略同様の作用効
果となるが、前述の実施例に比べ、受光手段を構
成する遮光板62A,62Bに開口部を設けるよ
うにしてあるので、前述の実施例のように比較的
加工のしにくい光電素子11に開口部を設けなく
ても良いという利点がある。
上述の他の実施例におけるビームスプリツタ
は、プリズム61A,61Bを用いないで半透鏡
で構成することもできる。
尚、遮光板63A,63Bに設けた各ピンホー
ル62A,62Bは、他の形状の開口部でも良い
し、前述及びこの実施例における開口部は、光学
的に開口していれば良いので、開口部を光が透過
するガラス等で閉塞することもできる。
又、上述の各実施例におけるスポツト光ライト
ガイド33の端面にフイルタを設けて特定の波長
の光を選択的に通し、一方光電素子11,64も
この波長の光に対して感度の高い素子を用いれ
ば、SN比を向上できることになる。
又、上述の各実施例においては、内視鏡4に装
着されるカメラアダプタ5(又はテレビカメラ用
アダプタ)内に、本発明の内視鏡用焦点検出装置
あるいは内視鏡用合焦設定装置を収容するように
構成されているが、カメラ5あるいはテレビカメ
ラと一体化された装置内に上記装置を収容しても
良いことは当然である。
尚、上述の各実施例においては、光源32の照
明光がライトガイド31及びスポツト光ライトガ
イド33で分岐されているので観察あるいは撮影
用照明と共に、合焦検出用の照明がなされるよう
に構成されているが、光源装置内で合焦検出の
際、観察あるいは撮影用照明を停止するように構
成することもできる。
以上述べたように本発明の内視鏡用焦点検出装
置によれば、光源から照明光伝達用のライトガイ
ドの一部を合焦用照明光として利用するようにし
てあるので撮影装置の容積及び重量を増すことな
く充分強力な合焦用照明光を被写体に照射できる
ので、受光素子による出力レベルの向上とSN比
の向上を実現できるので、暗い光学系の内視鏡に
おいても操作機能性を損うことなく、精度良く合
焦か否かを検出できるという効果がある。
又、本発明の内視鏡用合焦設定装置によれば、
上記内視鏡用焦点検出装置を用い、受光素子の出
力レベルが極大値又は極小値になるように撮影レ
ンズを移動設定するようにしてあるので、操作機
能性を損うことなく、撮影レンズを高精度の合焦
状態に設定でき、鮮明な撮影を可能にするという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は、本発明の一実施例に係
るもので、第1図は、内視鏡にカメラが装着され
る場合に介装されるカメラアダプタ内に収容され
た内視鏡用焦点検出装置の一実施例を用いた内視
鏡内合焦設定装置の一実施例の光学系を示す説明
図、第2図は、第1図に用いられる光電素子の形
状を示す正面図、第3図は、第1図の光学系の焦
点検出の動作を直線状の光学系に直して示す概略
説明図、第4図は、第3図の光学系における被写
体の位置を変えた場合の光電素子の出力特性を示
す特性図、第5図は、撮影レンズを合焦位置に移
動設定する内視鏡用合焦設定装置及び自動露出装
置の電気回路系の構成を示す説明図、第6図ない
し第8図は、本発明の他の実施例に係るもので、
第6図は内視鏡用合焦設定装置の他の実施例の光
学系を示す説明図、第7図は第6図の光学系の焦
点検出の動作を直線状の光学系に直して示す概略
説明図、第8図は、第7図の光学系における被写
体の位置を変えた場合の光電素子の出力特性を示
す特性図である。 2……ライトガイド口金部、3……接眼部、4
……内視鏡、5……カメラアダプタ、6……カメ
ラ、7……光軸、8……撮影レンズ、9……合焦
用ミラー、10……再結像レンズ、11,64…
…光電素子、13……ランプレンズ、14……合
焦表示ランプ、15……ピンホール、17……光
電面、18……遮光面、21……リターンミラ
ー、22……フイルム、23……ペンタプリズ
ム、31……ライトガイド、32……光源、33
……スポツト光ライトガイド、41……内視鏡用
合焦設定装置、43……発光回路、44……合焦
検出回路、45……表示器、46……駆動装置、
47……レリーズボタン、51……自動露出装
置、61A,61B……プリズム、62A,62
B……ピンホール、63A,63B……遮光板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 光源からの照明光をライトガイドにて内視鏡
    内の照明光伝達手段に伝達して被写体に投光し、
    該被写体で反射された光を内視鏡接眼部に装着さ
    れ、内部に可動できる撮影レンズを介してフイル
    ム等の結像面に結像する内視鏡用撮影装置におい
    て、前記結像面と光学的に共役な位置に配設さ
    れ、被写体からの反射光を受光する光学的開口部
    を有する受光手段と、前記光源からの照明光を伝
    達するライトガイドの一部を分岐して前記開口部
    まで延出させる手段と、前記受光素子の出力の極
    大値又は極小値を検出する手段とを設けることを
    特徴とする内視鏡用焦点検出装置。 2 光源からの照明光をライトガイドにて内視鏡
    内の照明光伝達手段に伝達して被写体に投光し、
    該被写体で反射された光を内視鏡接眼部に装着さ
    れ、内部に可動できる撮影レンズを介してフイル
    ム等の結像面に結像する内視鏡用撮影装置におい
    て、前記結像面と光学的に共役な位置に配設さ
    れ、被写体からの反射光を受光する光学的開口部
    を有する受光手段と、前記光源からの照明光を伝
    達するライトガイドの一部を分岐して前記開口部
    まで延出させる手段と、前記受光素子の出力の極
    大値又は極小値を検出する手段と、前記受光素子
    の出力が極大値又は極小値となるように撮影レン
    ズを移動設定する手段とを設けることを特徴とす
    る内視鏡用合焦設定装置。
JP411682A 1982-01-14 1982-01-14 内視鏡用焦点検出装置及び内視鏡用合焦設定装置 Granted JPS58121013A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP411682A JPS58121013A (ja) 1982-01-14 1982-01-14 内視鏡用焦点検出装置及び内視鏡用合焦設定装置
EP83300159A EP0084435B1 (en) 1982-01-14 1983-01-13 Endoscopes having a focus state detector
AT83300159T ATE21776T1 (de) 1982-01-14 1983-01-13 Endoskop mit einem detektor fuer den bildschaerfezustand.
DE8383300159T DE3365490D1 (en) 1982-01-14 1983-01-13 Endoscopes having a focus state detector

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP411682A JPS58121013A (ja) 1982-01-14 1982-01-14 内視鏡用焦点検出装置及び内視鏡用合焦設定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58121013A JPS58121013A (ja) 1983-07-19
JPH0263210B2 true JPH0263210B2 (ja) 1990-12-27

Family

ID=11575808

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP411682A Granted JPS58121013A (ja) 1982-01-14 1982-01-14 内視鏡用焦点検出装置及び内視鏡用合焦設定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58121013A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58121013A (ja) 1983-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0096570B1 (en) An optical system focus-state detector
EP0080340B1 (en) A device for detecting the focused state of an optical system
EP0091805A2 (en) Endoscope focus state detectors
JPS6035044B2 (ja) 焦点検出機能を有する光路増長装置
JPH0225487B2 (ja)
JPH0263210B2 (ja)
JPH0478967B2 (ja)
JPS58211108A (ja) 内視鏡用合焦設定装置
JP2622305B2 (ja) 電子スチルカメラ
JPH0731297B2 (ja) オ−トフオ−カスカメラ
EP0084435B1 (en) Endoscopes having a focus state detector
JPH0444246B2 (ja)
JP2929471B2 (ja) 内視鏡装置
JPH0478966B2 (ja)
JPH0445808B2 (ja)
JPS58209708A (ja) 内視鏡用合焦撮影装置
JPS6260645B2 (ja)
JPH0554086B2 (ja)
JPH0441323B2 (ja)
JPH0328687B2 (ja)
JP2796860B2 (ja) カメラの測距範囲表示装置
JPH0328686B2 (ja)
JPS5887515A (ja) 焦点検出装置及び合焦位置設定装置
JPH0424683B2 (ja)
JPH0516009B2 (ja)