JPH0554086B2 - - Google Patents

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JPH0554086B2
JPH0554086B2 JP57096530A JP9653082A JPH0554086B2 JP H0554086 B2 JPH0554086 B2 JP H0554086B2 JP 57096530 A JP57096530 A JP 57096530A JP 9653082 A JP9653082 A JP 9653082A JP H0554086 B2 JPH0554086 B2 JP H0554086B2
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JP
Japan
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light
light source
focus
focus detection
lens
Prior art date
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Application number
JP57096530A
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English (en)
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JPS58214113A (ja
Inventor
Yoshio Shishido
Kazumasa Matsuo
Atsushi Myazaki
Shinichi Nishigaki
Shinichi Kato
Susumu Takahashi
Takeaki Nakamura
Akifumi Ishikawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP57096530A priority Critical patent/JPS58214113A/ja
Priority to EP83302003A priority patent/EP0091805B1/en
Priority to DE8383302003T priority patent/DE3380277D1/de
Priority to AT83302003T priority patent/ATE45048T1/de
Publication of JPS58214113A publication Critical patent/JPS58214113A/ja
Publication of JPH0554086B2 publication Critical patent/JPH0554086B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/28Systems for automatic generation of focusing signals
    • G02B7/30Systems for automatic generation of focusing signals using parallactic triangle with a base line
    • G02B7/32Systems for automatic generation of focusing signals using parallactic triangle with a base line using active means, e.g. light emitter

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は観察用あるいは診断用の照明光を遮光
したり、その光源を点滅したりすることにより投
光されない期間を設け、この投光されない期間に
合焦検出を行うことにより、微弱な投光手段にお
いても高精度に合焦検出を行い得る内視鏡用合焦
検出装置に関するものである。
近年、医療分野及び工業用分野において、内視
鏡が広く用いられている。特に医療分野において
は、内視鏡接眼部に目を近接して体腔内の臓器等
を直接観察、診断すると共に、カメラ、テレビカ
メラ等を装着して診断の要に供するため、写真撮
影等して記録することが広く行われている。
上述の場合、肉眼にて観察する場合には、術者
が自らの視度を調整して鮮明な光学像を結像す
る、つまり合焦状態(合焦点)にすることができ
るが、カメラ、テレビカメラ等の撮影装置を装着
した場合には、鮮明な撮影をするために撮影レン
ズを合焦点に調整しなければならない。
上記撮影レンズを合焦点にするには、合焦点で
あるか否かを充分明確に検出し得る手段が望まし
い。
一般に内視鏡の観察光学系は、他の光学装置の
観察用若しくは撮影用の光学系に比べて暗く、
又、近距離において撮影しなければならない場合
には合焦状態にないと、焦点深度が浅く、いわゆ
るピンぼけの写真撮影になり易いという問題があ
つた。このため刻々と変化する病変部の状態を鮮
明に撮影できない場合が生じ、安心して使用でき
ないという問題があつた。
一方、内視鏡において合焦検出手段を用いて合
焦点か否かを検出する場合、合焦検出用に投光し
て、被写体で反射されて戻つてくる該合焦検出用
の光を受光して合焦検出を行うと、拡散するよう
に投光された観察用あるいは照診用の照明光が合
焦検出用のスポツト的な光と共に受光され、合焦
検出を精度良く行うことができなかつた。
本発明は上述した点にかんがみてなされたもの
で、観察用あるいは診断用の照明光を遮光若しく
はその光源を点滅し、該照明光が投光されていな
い期間に合焦検出用にスポツト的に投光した光を
受光して合焦検出を行うことにより、微弱な光に
よつても高精度に合焦検出を行い得る内視鏡用合
焦検出装置を提供することを目的とする。
以下図面を参照して本発明を具体的に説明す
る。
第1図ないし第7図は本発明の(内視鏡用)合
焦検出装置の第1実施例に係り、第1図は内視鏡
に着脱自在に取付けられる撮影用アダプタとして
のカメラアダプタ内に収容した合焦検出装置の第
1実施例の光学系を示し、第2図は受光手段の1
実施例を示し、第3図は合焦検出の原理を説明す
る図を示し、第4図は観察用又は診断用の光源を
点滅して投光する光源点滅回路を示し、第5図
は、第4図の動作を説明するタイミングチヤート
図を示し、第6図は被写体に点滅して投光した際
の消灯時における信号を受光して、合焦か否かを
検出して表示すると共に、合焦でない時レンズ系
を合焦位置に移動設定する合焦設定装置の主要部
のブロツク図を示し、第7図は、第6図の受光素
子若しくは合焦検出回路の出力波形を示す。
第1図に示す合焦検出装置の第1実施例は、次
のように構成されている。
第1図において、硬性の内視鏡1は、その先端
に照明光学系及び観察用の対物光学系が配設され
た細長の挿入部2と、この挿入部2後端側を太径
にして側部にライトガイド口金部3を形成した操
作部(把持部)4と、該操作部4後方に接眼レン
ズ5を収容した接眼部6とから構成され、この操
作部4側部に形成した前記ライトガイド口金部3
にはライトガイドケーブル7が接続されて外部の
光源装置8から照明光が供給されるように構成さ
れている。
上記挿入部2は、腹壁9等に挿入され、内部の
目的とする臓器等被写体(被検体)10を観察に
適した距離において、内部の対物光学系で結像さ
れた光学像をリレー光学系等の像伝達手段を介し
て接眼部6後方から観察あるいは撮影が行われる
ようになつている。上記接眼部6には(撮影用)
アダプタ11の前端側が、着脱自在に装着され、
このアダプタ11の後端側にはさらに着脱自在の
カメラ(本体)12が装着されるように構成され
ている。
上記アダプタ11内には、装着された際の内視
鏡1内の接眼レンズ5後方の光軸13上に、一点
鎖線で示すように該光軸13上を前後に移動でき
る撮影レンズ14と、この撮影レンズ14のさら
に後方の光軸13上には該光軸13と傾斜(例え
ば45度の傾斜)して半透鏡(ハーフミラー)で形
成された合焦用ミラー15が配設されている。
上記光軸13に沿つて入射された光が合焦用ミ
ラー15で反射された反射光軸上(第1図では上
方位置)に再結像レンズ16、受光手段としての
光電素子17、合焦検出用の光源18が順次配設
され、上記光軸13に対し、前記合焦用ミラー1
5の裏面側における反射光軸上(第1図において
は下方位置)に、ランプレンズ19、合焦を表示
する合焦表示ランプ20が順次配設されている。
上記受光手段を構成する光電素子17は、第2
図に示すように中央部にピンホール21(又はス
リツト状角孔)等の開口部が設けられた円板形状
(もちろん正方形又は長方形等でも良い。)をな
し、この円板前面が感光する素子、例えばフオト
ダイオード、フオトトランジスタ等のようにPN
接合面に入射される光によつて電流特性が変化す
る素子とか、太陽電池のように光起電力が生じる
素子、CDSのように抵抗値が変化する素子等で
光電面22が形成され、その裏面側には、遮光面
23が形成されてそのピンホール21の後方(第
1図では上方)の位置から合焦か否かを検出する
ため照診光が消灯している期間点灯して投光され
る光源18の光で直接光電素子17が感光しない
ように構成されている。
一方、前記アダプタ11の後方から装着される
カメラ12には、合焦用ミラー15の後方の光軸
13上に、該光軸13と傾斜(例えば45度の傾斜
面)してリターンミラー24が配設され、さらに
その後方の所定の結像面に撮影フイルム25が配
設されている。
上記リターンミラー24の反射光軸上(図示で
は上方)に、左右反転して正立像に戻すペンタプ
リズム26が配設され、このペンタリズム26を
経た光軸上にフアインダーレンズ27が配設さ
れ、その後方に目を近接させて、フイルム25面
に結像されるのと同等の光学像を観察できるよう
に構成されている。上記リターンミラー24は、
撮影の際には退避して入射された光がフイルム2
5面に結像されるように構成されている。
上記光電素子17の光電面22の位置は、前記
フイルム25面の位置と光学的に共役となるよう
に配置されている。
即ち、レンズ14を経た光が、後方のフイルム
25面に結像される場合の光路長と、合焦用ミラ
ー15によつて反射され、再結像レンズ16を経
て光電素子17の光電面22に結像される場合の
光路長が等しくなるように設定されている。
一方、電源プラグ31を設けた電源コード32
を介して光源装置8に供給される電力は光源装置
8内に収容されたトランス33によつて変圧して
制御回路34に所定の電圧の交流電力を提供する
よう構成されている。前記電源コード32は、光
源装置8内のコード35を介して電源スイツチ3
6の操作によつて供給される電力をオン、オフ制
御できるように構成されている。
上記制御回路34には観察用あるいは診断用の
照明光源37を点滅させる光源点滅回路38が設
けられ、この光源点滅回路38が消灯している期
間には、制御回路34は図示しない信号ケーブル
を介して、アダプタ11側の合焦検出用光源18
に電力を供給して直接該光源18を点灯させた
り、若しくは前記信号ケーブルを介して光源18
を点灯させる信号を伝達し、アダプタ11内の電
池等で光源18を点灯させるように構成されてい
る。
上記光源装置8内の照明光源37の光は、該光
源37に対向する位置の光源装置8外周に、設け
られたコネクタ受け39に挿入等して装着される
(ライトガイドケーブル7の)コネクタ40の
(入射)端面40Aに投光され、ライトガイドケ
ーブル7を介して、内視鏡のライトガイド口金部
3に伝達され、内視鏡1内の照明光伝達手段を介
して挿入部2前方の被写体10側に投光されるよ
うに構成されている。
上記光源装置8内に収容された光源点滅回路3
8は、例えば第4図に示すように構成されてい
る。
即ち、二入力のアンド回路(論理積回路)41
の一方の入力端は制御端Aとされ、この制御端A
にはローレベルあるいはハイレベルの制御信号が
入力されるように構成され、このアンド回路41
の出力端は、第1の単安定マルチバイブレータ
(以下モノマルチと記す。)42の入力端に接続さ
れ、この出力端Q1は合焦検出用光源18を駆動
するよう接続され、前記第1のモノマルチ42の
反転出力端1は第2のモノマルチ43の入力端
に接続され、第2のモノマルチ43の反転出力端
2は前記アンド回路41の他方の入力端に接続
されている。
上記第1のモノマルチ42の反転出力端1
図示しないサイリスト、トランジスタ等のスイツ
チング回路を介して光源装置8内の観察照明用あ
るいは診断照明用の光源37を点滅駆動するよう
接続されていると共に、該光源37が点灯される
期間、つまり第1のモノマルチ42の反転出力端
1がハイレベルの時光電素子17の出力信号を、
入力させないよう構成されている。
この光電素子17の出力を入力させない様する
には、例えば印加される制御信号によつて電気的
にオン、オフ状態になるアナログスイツチを用
い、前記反転出力端1から出力される信号を制
御信号とし、上記光電素子17の出力と、抵抗等
を介した接地回路(直接接地させても良い場合が
ある。)とを切換える等すれば良い。
このように構成された光源点滅回路38が光源
37を点滅し、該光源37が消灯期間合焦用光源
18が点灯し、合焦検出が行われるに至る機構に
ついて先ず説明する。
今、制御端Aを第5図の時刻toで示すように、
ローレベルに保つと、アンド回路41の出力端は
ローレベルとなるので、第1のモノマルチ42の
出力端Q1はローレベル、反転出力端1はハイレ
ベルとなる。従つて、この場合照明用光源37は
点灯し、観察できる状態であり、第2のモノマル
チ43の出力端Q2はハイレベルとなり、反転出
力端2はローレベルとなる(尚第5図の横軸は
時刻t、縦軸は各出力端の状態(レベル)を示
す。)。
上記第2のモノマルチ43の出力端Q2が図示
しないコンデンサ及び抵抗で設定された期間Tだ
けハイレベルを保つた後ローレベルに反転し、同
時に反転出力端2はハイレベルとなり、この状
態を保つ。
次に合焦か否かを検出するために、制御端Aを
時刻t1の時以降ハイレベルによると、アンド回路
41の出力端はハイレベルとなるので、第1のモ
ノマルチ42の出力端Q1は設定された期間T(時
刻t1から時刻t1+T)だけハイレベルを保つこと
になる同時に、その反転出力端1は同期間T、
ローレベルを保つことになる。
従つて光源37は消灯すると共に、一方合焦用
光源18は点灯し、この光は被写体10側にスポ
ツト的に投光され、該被写体10で反射された光
が光電素子17で受光され、その受光された光量
に応じた検出信号が出力され、合焦か否か判定さ
れる。この期間光電素子17は正常な動作をす
る。
上記合焦か否か(非合焦)の検出する機能につ
いて、直線状の光学系に簡略化した第3図を参照
して説明する。
同図において、点灯された期間における合焦用
光源18の光は光電素子17に形成したピンホー
ル21を経て光軸13に沿つて進行し、レンズ1
4を経て前方の被写体10に向けて投光される。
投光され、被写体10で反射された光は、再びレ
ンズ14を経て光電素子17側に戻るが、今、仮
に被写体10が符号bで示す位置の時合焦であつ
て、被写体10がそれより近すぎたり、それより
遠すぎたりした場合の位置をそれぞれ符号a,c
で示す。
上記、符号bの位置で反射された光は、レンズ
14を経てピンホール21の位置が収束点(結像
点)となるので、このピンホール21周囲の光電
面22には、光が達しない。一方、符号aの位置
で反射された光は、上記ピンホール21の後方位
置が収束点となるので、図示のようにピンホール
21外周の光電面22に光が達し、この光量に対
応する電気信号が出力される。同様に符号cの位
置で反射された光は、ピンホール21の前方位置
ですでに収束点となり、その後拡開するので、光
電面22に光が達し、光電素子17からこの光量
に対応する電気信号が出力される。
つまり、被写体10が合焦の位置、つまり符号
bの位置ときの光電素子17の出力レベルが最小
となり、それより近すぎても、遠すぎてもそれぞ
れ信号出力レベルが大きくなる。
従つて合焦か否かの検出は、例えば光電素子1
7の暗電流に対応するレベルと、検出信号とを比
較器等で比較すれば、合焦か否かの判定ができる
ことになる。
この期間における合焦検出においては、光源装
置8内の照明用光源37は消灯されているので、
光電素子17で受光される光量は全て合焦検出用
光源18から被写体10にスポツト的に投光さ
れ、該被写体10で反射されたものである。
従つて、雑音成分となる外光の影響を受けるこ
となく、合焦か否かの検出ができる。
上記の期間T後つまり、時刻t1+T(から時刻
t1+2T)に、第1のモノマルチ42の出力端Q1
はローレベルになり、一方その反転出力端1
ハイレベルになる。
つまり照明用光源37が点灯すると共に、合焦
用光源18は消灯し、且つ光電素子17の出力端
(あるいはこの出力端が接続される合焦検出回路
の入力端)は短絡状態となる。
従つて観察者は上記光源37によつて被写体1
0を観察できることになる。
一方、第2のモノマルチ43の出力端Q2はハ
イレベルになり、反転出力端2はローレベルに
なる。
上記の期間後つまり時刻t1+2Tになると、第
2のモノマルチ43の出力端Q2はローレベル、
反転出力端2はハイレベルになる。これと共に
アンド回路41の出力はハイレベル、第1のモノ
マルチ42の出力端Q1はハイレベル、反転出力
1はローレベルになる。
この期間、つまり時刻t1+2Tから時刻t1+3T
は、時刻t1から時刻t1+Tの期間と同様のものと
なる。
つまり照明用光源37は消灯し、合焦用光源1
8は点灯し、合焦検出が行われる。
さらに時刻t1+4Tになると、照明用光源37
が点灯すると共に、合焦用光源18は消灯する。
このように周期2Tで合焦検出と、観察用又は
診断用の照明が繰りかえされることになる。
第6図のブロツク図で示すように、上記光電素
子17によつて検出された出力は、光源点滅回路
38が光源18を点灯している時に合焦検出回路
44を制御して、該合焦検出回路44を動作させ
て合焦検出が判定され、判定された信号によつて
合焦時には合焦表示器(第1図のランプ20に相
当する。)45が表示し、一方合焦でないと(必
要に応じ)、レンズ駆動装置46を動作させて、
レンズ14を合焦状態に移動設定するように構成
されている。
上記レンズ駆動装置46を駆動して、レンズ1
4を合焦状態に自動的に設定する手段は、例えば
次のようにして構成できる。
合焦検出回路44の出力によつて前記レンズ駆
動装置46がレンズ14を一定速度で前後動させ
るよう動作させる。この場合適当な時間間隔にて
合焦検出回路44の出力を順次入力し、前に入力
された信号値と、それに引き続いて入力された信
号値とを比較し、後に入力された信号値が前に入
力された信号値より大きくなつた時には検知信号
を出力してレンズ14を逆方向に移動させて合焦
状態方向に移動させ、合焦とみなすレベル以下の
時、比較器で検出して停止させる。又は、上記検
知信号を適当な時定数に設定された積分回路で積
分したり、計数回路で検知信号数を計数したりす
る等してその出力が一定以上の時合焦表示するよ
う構成すれば良い。
このように構成された合焦検出装置の第1実施
例の全体的動作を以下に説明する。
電源プラグ31が商用電源等のコンセントに接
続された状態で、スイツチ36を操作することに
より、電源が投入される。
この状態においては照明用光源37が点灯し続
け、被写体10を充分観察できる。
一方、撮影を行う前に、図示しないスイツチ等
にて制御端Aをハイレベルにする。すると光源点
滅回路38によつて照明用光源37は点滅し、こ
の光源37が消灯している期間に合焦用光源18
が点灯し、この光はピンホール21を経て合焦用
ミラー15で反射され、レンズ14、内視鏡1の
観察光学系を経て被写体10にスポツト的に投光
される。該被写体10で反射された光は、光電素
子17の光電面22で受光され、その受光された
光量に応じた検出信号(光電流等)を合焦検出回
路44(第6図参照)に出力し、合焦検出を行
う。上記検出信号が暗電流に相当するレベル以下
であると合焦であると判定して合焦表示器45で
表示し、合焦でないと、必要に応じレンズ駆動装
置46を動作させてレンズ14を前後動させるこ
とにより、合焦位置に移動設定できる。
この状態は第7図に示すようになる。
即ち、照明用光源37が点灯している期間H
は、光電素子17は動作しない状態に保たれ、上
記光源37が点灯する期間Lに、光電素子17及
び合焦検出回路44は正常な動作を行う。
即ち、光電素子17の検出値が暗電流レベル
(殆んど零)Ioより大きいと、合焦検出回路44
はレンズ駆動装置46を動作させてレンズ14を
前方若しくは後方に移動させる。この場合合焦方
向と逆方向にレンズ14を移動させた場合には、
直ちに検知信号iが出力されて、レンズ駆動装置
46はレンズ14を逆方向つまり合焦に近づく方
向に移動させる。レンズ14が移動されて光電素
子17の出力レベルが前記暗電流レベル(又は合
焦レベル)Ioより小さくなると、合焦検出回路4
4はレンズ駆動装置46の動作を停止させると共
に、表示器45にて合焦であることを表示する。
従つてこの状態において撮影を行えば、鮮明な
撮影が可能になる。
上記第1実施例においては、合焦検出を行う期
間、ノイズ成分となる光源37が消灯されている
ので、外光の影響を受けることなく精度の良い合
焦検出を行うことができると共に、微弱な合焦検
出光でも充分検出できることになる。又、該精度
の良い合焦検出手段によつて、自動的に高精度の
合焦点に設定できることになる。さらに照明光源
37を点滅して、点灯期間が設けてあるので観察
者は充分観察することができる。この点滅の速度
を充分速くすれば、観察者はちらつきを感じるこ
となく充分観察できる。
上記自動的に設定するのでなく、手動でレンズ
14を移動して合焦検出を行うこともできること
は明らかである。又、上記レンズ駆動装置46
は、第7図において照明光源37が点灯している
期間Hにも引きつづき動作させるように示してあ
るが、消灯期間Lのみ動作させても良いことは勿
論である。
尚、合焦検出用光源18は、光源37が点灯し
ている期間Hにも点灯させても良い。
第8図は照明光を機械的に遮光し、投光期間及
び投光されない期間を形成した第2実施例を示
す。
この実施例においては、第1実施例における電
気的に光源37を点滅させる光源点滅回路38の
代りに、第9図に拡大して示すようにモータ51
を回転させて構成した機械的チヨツパ52によつ
て、光源37の光を周期的(必ずしも一定の周期
でなくても良い。)に遮り、光源37を電気的に
点滅するのと等しい機能をするよう構成されてい
る。
即ち、モータ51の回転軸の一方の端部に遮光
用の羽根53を取り付け、該羽根53は光源37
と、該光源37の光が投光されるコネクタ40端
面40Aとの間で回転され、コネクタ端面40A
に投光される光を周期的に遮ぎるように構成され
ている。
一方、上記モータ51の回転軸の他方の端部に
は円盤の所定の位置に孔を設けたロータリーエン
コーダ54が取り付けられ、さらにこのロータク
ーエンコーダ54をはさむように、発光素子及び
受光素子とを離間して対向位置に配設して形成し
たフオトインタラプタ55が配設され、前記羽根
53によつて光を遮ぎる連動に同期した信号が取
り出せるように構成されている。
つまり羽根53が光源37とその前方のコネク
タ40を端面40Aとの間の位置にある時、フオ
トインタランプ55の発光素子側の光がロータリ
ーエンコーダ54の孔を通して受光素子側に入力
されるように構成され、この消灯に相当する期間
における信号は、ケーブル56を介して点滅制御
回路38′に伝達されるように構成されている。
上記点滅制御回路38′は上記信号によつて合
焦検出用の光源18の光を、被写体10側に投光
させると共に、該被写体10で反射された光を光
電素子17で受光することにより合焦検出を行う
動作をさせるよう構成されている。この他の構成
は第1実施例と略同様である。
上記光電素子17の出力は、第1実施例と同様
に合焦検出回路44に入力され、合焦検出を行う
よう構成され、合焦時には合焦であることを表示
し、非合焦の時にはレンズ駆動装置46を動作さ
せてレンズ14を合焦点移動設定する動作は第1
実施例と同様である。
上述における第2実施例においては光源37が
常時点灯されているが、モータ51と共に回転す
る遮光用の羽根53を用いた機械的な手段を用
い、ライトガイドケーブル7を介して被写体10
側に照明用に投光される光を周期的に遮ぎり、こ
の遮ぎられた期間に第1実施例と同様に合焦検出
を行うよう構成されている。
この作用は略第1実施例と同様になる。
尚、上記羽根53の代りに円盤に光の透過する
孔を設けても良い。又羽根53あるいは円盤の孔
の数はもちろん2個に限られるものではない。
第10図は投光手段及び受光手段として異る合
焦検出手段を用いた第3実施例の要部を示す。
この実施例においては、前述の実施例における
光電素子17に投光用の窓部を兼ねるピンホール
21を設けて受光手段を形成するのではなく、遮
光板61A,61Bに合焦検出用ピンホール62
A、及び投光用ピンホール62Bをそれぞれ設け
るようにしたものである。同図に示すように再結
像レンズ16の後方(図示においては上方)の反
射光軸上には、直角な三角プリズム63A,63
Bを接合して形成した半透鏡に相当するビームス
プリツタが配設されている。これら各三角プリズ
ム63A,63Bで分割された各光軸上の後方と
なる各プリズム面にピンホール62A,62Bを
設けた遮光板61A,61Bが接着され、各光軸
上に形成された前記各ピンホール62A,62B
の後方にそれぞれ光電素子64及び光源18が配
設されている。上記ピンホール62Aはフイルム
25面の位置と共役となる位置に配設されてい
る。
上記光電素子64側及び光源18側の各遮光板
61A,61Bには、プリズム63A,63Bを
透過又は反射した光軸を中心として、ピンホール
62A,62Bが形成されている。
上記光源18にて被写体10側にスポツト的に
投光され、該被写体10で反射された光を受光し
て合焦検出を行うと、この場合の合焦状態におい
ては、受光量が最大(極大)となり、非合焦とな
るにつれて、受光量が減少する。
この実施例は、光電素子64にピンホールを形
成することなく、加工し易い遮光板61A側にピ
ンホール62Aを形成すれば良いという特徴を有
する。
第11図は合焦検出用に前述とは異る(投光手
段の一部も兼ねる)受光手段を用いた第4実施例
における要部を示す。
即ち、合焦用ミラー15で反射される反射光軸
上後方に配設された再結像レンズ16のさらに後
方の光軸上で、該光軸の左右等両側に、わずかに
離間して各光電面71A,71Bを有する二つの
受光素子72A,72Bが配設されている。
これら各受光素子72A,72Bの同形状の各
光電面71A,71Bの裏面側には、それぞれ遮
光板73A,73Bが接着剤等で、又は遮光物質
が塗布されている。
上記両受光素子72A,72Bの各光電面71
A,71Bに至る被写体10側との光路長がその
ままでは等しいが、一方の受光素子72Aの光電
面71前面には、光学ガラス等(あるいは透明な
塗料を塗布しても良い。)の透明部材74が貼設
(当接しないで、離して配設しても良い。)されて
いて、該透明部材74が設けられていない方の受
光素子72Bの光電面71Bにおける光路長よ
り、わずかに大きくしてある。
これら両光電面71A,71Bに至る光路長の
中間位置が、フイルム25と共役位置となるよう
設定されている。
上記各受光素子72A,72Bの出力は、比較
器等で合焦か否かが検出されるよう構成されてい
る。
上記両受光素子72A,72Bを用いた場合の
合焦検出は次のようになる。
合焦状態の(位置bの)被写体10に対して
は、その結像位置は、両光電面71A,71Bの
中間位置となるので、両光電面71A,71Bは
共に殆んど受光されない。従つてこの場合両受光
素子71A,71Bの出力は等しくなる。
一方、被写体10が非合焦の位置(若しくはレ
ンズ14が非合焦の位置)にある場合、例えば被
写体10が近すぎると、その結像位置は光電面7
1A,71Bの中間位置より後方位置となるの
で、光路長の短い光電面71Bに受光される光量
が、他方の光電面71Aより大きくなる。一方、
被写体10が遠すぎると、その結像位置は、両光
電面71A,71Bより前方位置となり、その後
拡開するので、光路長の長い光電面71Aに受光
される光量が、他方のものより大きくなる。
従つて、この第4実施例によれば、合焦か否か
の検出のみならず、非合焦の場合いずれの受光素
子の出力が他方のものより大きいか否かを検出す
れば、そのずれている方向が分るので、その出力
によつてレンズ14を移動させる向きを制御すれ
ば、速やかに合焦位置に設定できることになる。
尚、上述においては両受光素子72A,72B
の各光電面71A,71Bに至る光路長をわずか
に異るようにするために、透明部材74を配設し
たが、両受光素子72A,72Bを段差状に配設
したり、傾斜して配設しても同様の機能をさせる
ことができる。又は、楔状レンズを配設してわず
かに光路長が異るように形成することもできる。
尚、上述における各実施例の異る部分を組合わ
せたものも本発明の範蠧に入ることは勿論であ
る。
又、照明用光源37が投光されていない期間に
合焦検出を行う際、該期間にさらに合焦検出用光
源18を点滅し、この点滅された光源18の光が
被写体10に投光され、該被写体10で反射され
た光を受光することにより合焦検出を行うように
することもできる。
尚、受光手段は所定の結像面若しくは結像位置
と共役となる位置若しくは共役に近い位置に配設
されているが、共役位置に結像させたものをさら
にレンズを経て結像される位置等(共役位置)若
しくは対応する位置に配設しても良いことは勿論
である。
以上述べたように本発明によれば、観察あるい
は診断するために被写体に投光される照明光を機
械的チヨツパにより遮ぎつたり、照明光源自体を
点滅させると共に、照明光が被写体に投光されて
いる期間に、合焦検出を行うようにしてあるの
で、微弱な合焦検出用の光においても高精度に合
焦検出が行い得るという利点を有する。
又、微弱な照明光で合焦検出が可能になるた
め、小型、軽量の照明光源で済み、本発明を収容
する装置類を大型化することなく小さなスペース
内に収容できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本発明の合焦検出装置の
第1実施例に係り、第1図は内視鏡に装着される
カメラアダプタ内に配設した合焦検出装置の第1
実施例を示す説明図、第2図は、第1図の受光素
子の1実施例を示す正面図、第3図は合焦検出の
動作の原理を示すための説明図、第4図は光源を
点滅する光源点滅回路を示す回路図、第5図は第
4図の動作を説明するタイミングチヤート図、第
6図は合焦検出装置の主要部の構成を示すブロツ
ク図、第7図は第6図の合焦検出回路及び受光素
子等の出力波形を示す波形図、第8図及び第9図
は合焦検出装置の第2実施例に係り、第8図は合
焦検出装置の第2実施例を示す説明図、第9図は
光源の光を機械的手段にて周期的に遮断するよう
にした第2実施例の要部を拡大して示す概略斜視
図、第10図は第3実施例における受光手段の配
置を示す説明図、第11図は第4実施例における
受光手段周辺の配置を示す説明図である。 1……内視鏡、3……ライトガイド口金部、5
……接眼レンズ、6……接眼部、7……ライトガ
イドケーブル、8……光源装置、10……被写
体、11……アダプタ、12……カメラ、13…
…光軸、14……撮影レンズ、15……合焦用ミ
ラー、17……光電素子、18……光源、21…
…ピンホール、22……光電面、25……フイル
ム、34……制御回路、37……光源、38……
光源点滅回路、39……コネクタ受け、40……
コネクタ、41……アンド回路、42,43……
単安定マルチバイブレータ、44……合焦検出回
路、45……表示器、46……レンズ駆動装置、
51……モータ、52……チヨツパ、53……羽
根、54……ロータリーエンコーダ、55……フ
オトインタラプタ、61A,61B……遮光板、
62A,62B……ピンホール、63A,63B
……プリズム、64……光電素子、71A,71
B……光電面、72A,72B……受光素子、7
3A,73B……遮光板、74……透明部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ライトガイドを介し、光源の照明光を伝達し
    て被写体側に投光する照明光伝達手段と、照明さ
    れた被写体を観察する観察光学系とを有する内視
    鏡に装着され、撮影用若しくは結像用レンズを経
    てフイルム面等所定の結像面に被写体を鮮明に結
    像する合焦状態か否かが前記レンズを経て被写体
    に投光された光量を、前記結像面と共役位置対応
    する位置近傍に配設した受光手段にて測定するこ
    とにより検出される合焦検出装置において、前記
    照明光伝達手段を介して投光される照明光を、該
    照明光の光源を点滅して点灯及び消灯期間、若し
    くは機械的チヨツパを用いる等して遮光し、投光
    される及び投光されない期間を形成し、前記消灯
    期間若しくは投光されない期間に前記レンズを経
    て投光された光量を受光して合焦検出を行うよう
    構成したことを特徴とする内視鏡用合焦検出装
    置。
JP57096530A 1982-04-08 1982-06-05 内視鏡用合焦検出装置 Granted JPS58214113A (ja)

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JP57096530A JPS58214113A (ja) 1982-06-05 1982-06-05 内視鏡用合焦検出装置
EP83302003A EP0091805B1 (en) 1982-04-08 1983-04-08 Endoscope focus state detectors
DE8383302003T DE3380277D1 (en) 1982-04-08 1983-04-08 Endoscope focus state detectors
AT83302003T ATE45048T1 (de) 1982-04-08 1983-04-08 Fokussiererfassungsvorrichtung fuer endoskop.

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