JPH03285164A - 全有機炭素測定装置 - Google Patents
全有機炭素測定装置Info
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- JPH03285164A JPH03285164A JP8662990A JP8662990A JPH03285164A JP H03285164 A JPH03285164 A JP H03285164A JP 8662990 A JP8662990 A JP 8662990A JP 8662990 A JP8662990 A JP 8662990A JP H03285164 A JPH03285164 A JP H03285164A
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Landscapes
- Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
この発明は全有機炭素測定装置に関する。さらに詳しく
は、水質の有機汚濁度や水中の有機性不純物濃度の測定
及び不揮発性有機炭素の測定に好適な全有機炭素測定装
置に関する。
は、水質の有機汚濁度や水中の有機性不純物濃度の測定
及び不揮発性有機炭素の測定に好適な全有機炭素測定装
置に関する。
(ロ)従来の技術
水質の有機汚濁度や水中の有機性不純物濃度を測定する
全有機炭素(以下TOCという)測定装置は、通常、キ
ャリアガス供給部、全炭素(以下TCという)反応部、
無機炭素(以下ICという)反応部、二酸化炭素検出部
をこの順に接続する測定流路と、試料貯留槽から吸引・
計量手段を介してTC反応部又はIC反応部に接続可能
に構成され、試料液を吸引採取して保持しかつこの内の
一定量を上記TC又はICのいずれかの反応部に供給し
うる試料採取流路とから主として構成されている。
全有機炭素(以下TOCという)測定装置は、通常、キ
ャリアガス供給部、全炭素(以下TCという)反応部、
無機炭素(以下ICという)反応部、二酸化炭素検出部
をこの順に接続する測定流路と、試料貯留槽から吸引・
計量手段を介してTC反応部又はIC反応部に接続可能
に構成され、試料液を吸引採取して保持しかつこの内の
一定量を上記TC又はICのいずれかの反応部に供給し
うる試料採取流路とから主として構成されている。
上記TOC測定装置により、試料中の不揮発性有機炭素
(これも一般にTOCといわれる場合が多いが、正確に
はN P OC: Non PurgeableOrg
anic Carbonである)を測定する場合、上記
2流路とは独立して、さらにキャリアガス供給部から開
閉弁を介して試料貯留槽に挿入される通気処理用流路が
設けられる。
(これも一般にTOCといわれる場合が多いが、正確に
はN P OC: Non PurgeableOrg
anic Carbonである)を測定する場合、上記
2流路とは独立して、さらにキャリアガス供給部から開
閉弁を介して試料貯留槽に挿入される通気処理用流路が
設けられる。
上記NPOCの測定は、試料貯留槽に貯留された試料液
に酸を加えてpH3以下の酸性にしてIC成分を全て二
酸化炭素に変換し、この試料液に通気処理用流路を通じ
て窟素あるいは二酸化炭素を含まない空気などのガスを
導入することにより通気処理して二酸化炭素を試料液か
ら除去した後、この試料液を試料採取流路を通じて測定
流路の10反応部に注入することにより行われる。
に酸を加えてpH3以下の酸性にしてIC成分を全て二
酸化炭素に変換し、この試料液に通気処理用流路を通じ
て窟素あるいは二酸化炭素を含まない空気などのガスを
導入することにより通気処理して二酸化炭素を試料液か
ら除去した後、この試料液を試料採取流路を通じて測定
流路の10反応部に注入することにより行われる。
(ハ)発明が解決しようとする課題
前記TOC測定装置の試料貯留槽内は試料に含まれる浮
遊物質(SSという)の付着や、藻類、スライム等の生
成により汚れやすい環境にあるため、該槽内にはできる
だけ突起物のないノンプルな構造が好ましい。
遊物質(SSという)の付着や、藻類、スライム等の生
成により汚れやすい環境にあるため、該槽内にはできる
だけ突起物のないノンプルな構造が好ましい。
また試料採取流路からこれらの汚れを吸引すると、試料
吸引、計量、注入等のためTOC装置にトラブルを生ず
ることとなる。このため試料採取流路先端の吸入口にフ
ィルタを設けろことも行われているが、すぐに目詰まり
を生じて測定に支障をきたすことになる。
吸引、計量、注入等のためTOC装置にトラブルを生ず
ることとなる。このため試料採取流路先端の吸入口にフ
ィルタを設けろことも行われているが、すぐに目詰まり
を生じて測定に支障をきたすことになる。
この発明はかかる状況に鑑み為されたものであり、試料
貯留槽内がノンプルに構成されかつSSや汚れに強いT
OC測定装置を提供しようとするものである。
貯留槽内がノンプルに構成されかつSSや汚れに強いT
OC測定装置を提供しようとするものである。
(ニ)課題を解決するための手段
かくしてこの発明によれば、キャリアガス供給部、全炭
素反応部、無機炭素反応部、二酸化炭素検出部をこの順
に接続する測定流路と、試料吸引・計量手段を育し上記
測定流路の全炭素反応部又は無機炭素反応部に接続可能
に構成された試料採取手段と、バブリングガス供給部か
ら延設されるバブリングガス供給流路と、試料液を貯留
しうる試料貯留槽と、上記試料貯留槽内に挿入され先端
開口部にフィルタを備えたノズル、及びこのノズルと上
記試料採取手段又はバブリングガス供給流路のいずれか
とを切換接続しうる分岐流路からなる試料探取−バブリ
ング兼用流路とを具備してなる全有機炭素測定装置が提
供される。
素反応部、無機炭素反応部、二酸化炭素検出部をこの順
に接続する測定流路と、試料吸引・計量手段を育し上記
測定流路の全炭素反応部又は無機炭素反応部に接続可能
に構成された試料採取手段と、バブリングガス供給部か
ら延設されるバブリングガス供給流路と、試料液を貯留
しうる試料貯留槽と、上記試料貯留槽内に挿入され先端
開口部にフィルタを備えたノズル、及びこのノズルと上
記試料採取手段又はバブリングガス供給流路のいずれか
とを切換接続しうる分岐流路からなる試料探取−バブリ
ング兼用流路とを具備してなる全有機炭素測定装置が提
供される。
この発明の全有機炭素測定装置(以下この発明のTOC
装置)における測定流路は、当該分野で公知のものをそ
のまま用いることができる。
装置)における測定流路は、当該分野で公知のものをそ
のまま用いることができる。
この発明のTOC装置における試料採取手段は、試料液
を吸引しかつこの内の一定量を計量して上記測定流路の
全炭素(TC)反応部又は無機炭素(rc)反応部のい
ずれかに注入できるよう構成される。該手段は、当該分
野で公知の試料採取流路をその基本的構成として用いる
ことができる。
を吸引しかつこの内の一定量を計量して上記測定流路の
全炭素(TC)反応部又は無機炭素(rc)反応部のい
ずれかに注入できるよう構成される。該手段は、当該分
野で公知の試料採取流路をその基本的構成として用いる
ことができる。
この発明のTOC装置において、バブリングガスには、
炭素成分を含有しないガスが用いられる。
炭素成分を含有しないガスが用いられる。
このガスにはこの装置に用いられるキャリアガスを用い
ることができる。
ることができる。
この発明のTOC装置における試料採取−バブリング兼
用流路は、試料貯留槽内に挿入されるノズルと、このノ
ズルに接続される分岐流路とから構成される。
用流路は、試料貯留槽内に挿入されるノズルと、このノ
ズルに接続される分岐流路とから構成される。
上記ノズルの開口部にはフィルタが設けられる。
該フィルタは、試料液中の浮遊物質(SS)の吸込みを
防止できかつ後述するバブリングが可能なものが用いら
れる。
防止できかつ後述するバブリングが可能なものが用いら
れる。
上記分岐流路は、ノズルを上記試料採取手段又はバブリ
ングガス供給流路のいずれかに切換接続可能に構成され
る。この切換接続:よ、上記ノズルでは試料貯留槽から
試料液を吸引できかつバブリングガスを試料貯留槽内に
噴出てきるよう切換弁を用いて構成される。切換弁の設
定位置は、例えば分岐部や分岐流路の一方の流路上等か
挙げられる。
ングガス供給流路のいずれかに切換接続可能に構成され
る。この切換接続:よ、上記ノズルでは試料貯留槽から
試料液を吸引できかつバブリングガスを試料貯留槽内に
噴出てきるよう切換弁を用いて構成される。切換弁の設
定位置は、例えば分岐部や分岐流路の一方の流路上等か
挙げられる。
この発明のTOC装置において、上記バブリング駆動は
、試料液中の不揮発性有機炭素(NPOC)を測定する
場合の二酸化炭素の除去やフィルタの逆洗を目的として
行われる。ことに後者のフィルタ逆洗は、このTOC装
置での通常のTC測定やIC測定の時間を利用して行う
構成とすることもできる。この場合、バブリングによる
逆洗がT0C装置を作動する自動制御の項目に組み入れ
られていることが好ましい。
、試料液中の不揮発性有機炭素(NPOC)を測定する
場合の二酸化炭素の除去やフィルタの逆洗を目的として
行われる。ことに後者のフィルタ逆洗は、このTOC装
置での通常のTC測定やIC測定の時間を利用して行う
構成とすることもできる。この場合、バブリングによる
逆洗がT0C装置を作動する自動制御の項目に組み入れ
られていることが好ましい。
(ホ)作用
この発明によれば、TC測定やIC測定のとき試料液は
試料貯留槽から試料採取−バブリング兼用流路−試料採
取手段を通じて採取・計量され、10反応部又はIC反
応部に注入される。
試料貯留槽から試料採取−バブリング兼用流路−試料採
取手段を通じて採取・計量され、10反応部又はIC反
応部に注入される。
試料中の不揮発性有機炭素を測定するときは、バブリン
グガスが、バブリング供給流路−試料採取−バブリング
兼用流路を通じて試料貯留槽内に導入され試料液は通気
処理される。またこのバブリングガスを供給するモード
において、上記兼用流路には試料採取モードとは逆に流
体が流通されるので、ノズル先端のフィルタは逆洗され
ることとなる。
グガスが、バブリング供給流路−試料採取−バブリング
兼用流路を通じて試料貯留槽内に導入され試料液は通気
処理される。またこのバブリングガスを供給するモード
において、上記兼用流路には試料採取モードとは逆に流
体が流通されるので、ノズル先端のフィルタは逆洗され
ることとなる。
以下実施例によりこの発明の詳細な説明するが、これに
よりこの発明は限定されるものではない。
よりこの発明は限定されるものではない。
(へ)実施例
第1図はこの発明のTOC測定装置の一例の構成説明図
である。
である。
同図においてTOC測定装置(1)は、キャリアガス供
給部(2)、10反応部(3)、IC反応部(4)、電
子クーラ(5)及び二酸化炭素検出部(6)をこの順に
接続する測定管路(a)と、試料貯留槽(7)から試料
吸引・計量部(8)を介して上記測定管路(a)の10
反応部(3)又はIC反応部(4)に接続可能に構成さ
れた試料採取管路(内径0.5〜2uφのテフロンチュ
ーブ)(b)と、前記キャリアガス供給部(2)から2
方向切換弁(9)を介して上記試料採取管路(b)に接
続されるバブリングガス管路(c)とから主として構成
されている。
給部(2)、10反応部(3)、IC反応部(4)、電
子クーラ(5)及び二酸化炭素検出部(6)をこの順に
接続する測定管路(a)と、試料貯留槽(7)から試料
吸引・計量部(8)を介して上記測定管路(a)の10
反応部(3)又はIC反応部(4)に接続可能に構成さ
れた試料採取管路(内径0.5〜2uφのテフロンチュ
ーブ)(b)と、前記キャリアガス供給部(2)から2
方向切換弁(9)を介して上記試料採取管路(b)に接
続されるバブリングガス管路(c)とから主として構成
されている。
10反応部(3)は、キャリアガス導入口とキャリアガ
ス排出口とを有しかつ上部に前記試料採取流路(b)の
先端部が接続可能な試料注入口が設けられた70反応管
(31)と、該TC反応管内に保持されたTC用酸化触
媒(例えば白金) (32)と、この反応管を加熱する
加熱炉(33)とを備えている。
ス排出口とを有しかつ上部に前記試料採取流路(b)の
先端部が接続可能な試料注入口が設けられた70反応管
(31)と、該TC反応管内に保持されたTC用酸化触
媒(例えば白金) (32)と、この反応管を加熱する
加熱炉(33)とを備えている。
該加熱炉により70反応管は約680℃に加熱されてい
る。
る。
IC反応部(4)は、キャリアガス導入口とキャリアガ
ス排出口とを有しかつ上部に前記試料採取流路(b)の
先端部が接続可能な試料注入口が設けられた10反応管
(41)と、IC用反応液(例えば塩酸、リン酸、硝酸
、硫酸等からなるpH3以下の酸溶液)(42)とから
構成されている。
ス排出口とを有しかつ上部に前記試料採取流路(b)の
先端部が接続可能な試料注入口が設けられた10反応管
(41)と、IC用反応液(例えば塩酸、リン酸、硝酸
、硫酸等からなるpH3以下の酸溶液)(42)とから
構成されている。
二酸化炭素検出部(6)は、キャリアガスに含有される
二酸化炭素の濃度の変化をマイクロホンコンデンサ容量
の変化として検出する検出器、試料セル、比較セル及び
光源を有する非分散型赤外分光計(NDIR)から構成
されている。またこの二酸化炭素検出部には、MPU、
記憶部、信号増幅部よりなる信号処理部(61)及びプ
リンタを有し信号処理部からの出力を記録する表示記録
部(62)が備えられている。
二酸化炭素の濃度の変化をマイクロホンコンデンサ容量
の変化として検出する検出器、試料セル、比較セル及び
光源を有する非分散型赤外分光計(NDIR)から構成
されている。またこの二酸化炭素検出部には、MPU、
記憶部、信号増幅部よりなる信号処理部(61)及びプ
リンタを有し信号処理部からの出力を記録する表示記録
部(62)が備えられている。
試料貯留槽(7)には、2方向切換弁(71)を介して
サンプルを該槽内に供給しうるサンプル管路(dl)及
び該弁に接続されるサンプルリターン管路(d、)から
なるサンプル供給部と、ドレンに延設されるオーバーフ
ロー管路(d3)が設けられている。
サンプルを該槽内に供給しうるサンプル管路(dl)及
び該弁に接続されるサンプルリターン管路(d、)から
なるサンプル供給部と、ドレンに延設されるオーバーフ
ロー管路(d3)が設けられている。
また、上記オーバーフロー管路(d、)には、前記バブ
リングガス管路(C)に設けられた2方向切換弁(9)
から送液ポンプ(71)を介してドレン管路(e)が接
続されている。
リングガス管路(C)に設けられた2方向切換弁(9)
から送液ポンプ(71)を介してドレン管路(e)が接
続されている。
上記構成のTOC測定装置(1)では、試料採取管路(
b)のバブリングガス管路(C)接続部(イ)から試料
貯留fll(7)に挿入される先端までの部分は、試料
採取−バブリング兼用管路部を構成している。
b)のバブリングガス管路(C)接続部(イ)から試料
貯留fll(7)に挿入される先端までの部分は、試料
採取−バブリング兼用管路部を構成している。
またこの試料採取−バブリング兼用管路部の先端には浮
遊物質(SS)等の吸入を防止するフィルタ(10)が
設けられている。
遊物質(SS)等の吸入を防止するフィルタ(10)が
設けられている。
次に上記TOC測定装置(1)の作動を、サンプル中の
NPOCを測定する場合について説明する。
NPOCを測定する場合について説明する。
試料採取管路(b)の先端を測定管路(a)の10反応
部(3)に接続する。一方、試料貯留槽に導入された新
しいサンプルに少量の塩酸を加えて酸性にし、次に2方
向切換弁(9)を実線方向に流路設定(以下バブリング
モードという)してバブリングガス管路を通じてキャリ
アガスを0.1〜IQ/l1inの割合で1〜20分間
供給すると、試料貯留槽内のサンプルはフィルタを通じ
て導入されるキャリアガスによりバブリングされ、通気
処理が施される。
部(3)に接続する。一方、試料貯留槽に導入された新
しいサンプルに少量の塩酸を加えて酸性にし、次に2方
向切換弁(9)を実線方向に流路設定(以下バブリング
モードという)してバブリングガス管路を通じてキャリ
アガスを0.1〜IQ/l1inの割合で1〜20分間
供給すると、試料貯留槽内のサンプルはフィルタを通じ
て導入されるキャリアガスによりバブリングされ、通気
処理が施される。
その後上記2方向切換弁(9)を点線方向に流路設定(
以下採取モードという)し、送液ポンプ(71)を駆動
(5〜10秒間程)させ、該切換弁からフィルタ(10
)までの流路内のガスをサンプルで置換する。その後試
料採取管路(b)の吸引・計量部(8)で一定量のサン
プルを吸引し、TC反応部に注入する。
以下採取モードという)し、送液ポンプ(71)を駆動
(5〜10秒間程)させ、該切換弁からフィルタ(10
)までの流路内のガスをサンプルで置換する。その後試
料採取管路(b)の吸引・計量部(8)で一定量のサン
プルを吸引し、TC反応部に注入する。
また上記バブリングモードにおいては、バブリングガス
は試料採取−バブリング兼用管路部を採取モードとは逆
に送られてフィルタから噴出されるため、フィルタはこ
れにより逆洗されることとなる。
は試料採取−バブリング兼用管路部を採取モードとは逆
に送られてフィルタから噴出されるため、フィルタはこ
れにより逆洗されることとなる。
(ト)発明の効果
この発明によれば、試料貯留槽内がシンプルになりSS
や汚れに強いTOC測定装置を提供できる。また試料採
取流路の試料吸入端に設けられたフィルタを逆洗できる
ので、このフィルタの目詰まりを防止できる。
や汚れに強いTOC測定装置を提供できる。また試料採
取流路の試料吸入端に設けられたフィルタを逆洗できる
ので、このフィルタの目詰まりを防止できる。
第1図はこの発明のTOC測定装置の一例の構成説明図
である。 2・・・・・・キャリアガス供給部、 3・・・・・・TC反応部、 4・・・・・・IC反
応部、6・・・・・・二酸化炭素検出部、 7・・・・・・試料貯留槽、 8・・・・・吸引・計
j1部、9・・・・・・2方向切換弁、 10・・・・
・・フィルタ。
である。 2・・・・・・キャリアガス供給部、 3・・・・・・TC反応部、 4・・・・・・IC反
応部、6・・・・・・二酸化炭素検出部、 7・・・・・・試料貯留槽、 8・・・・・吸引・計
j1部、9・・・・・・2方向切換弁、 10・・・・
・・フィルタ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、キャリアガス供給部、全炭素反応部、無機炭素反応
部、二酸化炭素検出部をこの順に接続する測定流路と、 試料吸引・計量手段を有し上記測定流路の全炭素反応部
又は無機炭素反応部に接続可能に構成された試料採取手
段と、 バブリングガス供給部から延設されるバブリングガス供
給流路と、 試料液を貯留しうる試料貯留槽と、 上記試料貯留槽内に挿入され先端開口部にフィルタを備
えたノズル、及びこのノズルと上記試料採取手段又はバ
ブリングガス供給流路のいずれかとを切換接続しうる分
岐流路からなる試料採取−バブリング兼用流路と を具備してなる全有機炭素測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8662990A JPH03285164A (ja) | 1990-03-31 | 1990-03-31 | 全有機炭素測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8662990A JPH03285164A (ja) | 1990-03-31 | 1990-03-31 | 全有機炭素測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03285164A true JPH03285164A (ja) | 1991-12-16 |
Family
ID=13892322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8662990A Pending JPH03285164A (ja) | 1990-03-31 | 1990-03-31 | 全有機炭素測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03285164A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006126296A1 (ja) * | 2005-05-26 | 2006-11-30 | Shimadzu Corporation | 全有機体炭素測定方法、全窒素量測定方法及びそれらの測定方法に用いる測定装置 |
-
1990
- 1990-03-31 JP JP8662990A patent/JPH03285164A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006126296A1 (ja) * | 2005-05-26 | 2006-11-30 | Shimadzu Corporation | 全有機体炭素測定方法、全窒素量測定方法及びそれらの測定方法に用いる測定装置 |
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