JPH03284722A - コンタクトレンズ洗浄方法およびコンタクトレンズ洗浄装置 - Google Patents

コンタクトレンズ洗浄方法およびコンタクトレンズ洗浄装置

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JPH03284722A
JPH03284722A JP8589790A JP8589790A JPH03284722A JP H03284722 A JPH03284722 A JP H03284722A JP 8589790 A JP8589790 A JP 8589790A JP 8589790 A JP8589790 A JP 8589790A JP H03284722 A JPH03284722 A JP H03284722A
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cleaning
water
liquid
chamber
tank
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JP8589790A
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Yasuhiro Aso
康弘 麻生
Shunichi Hioki
日置 俊一
Kentaro Kasuga
春日 謙太郎
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Menicon Co Ltd
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Menicon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はコンタクトレンズ洗浄方法およびその方法に使
用できる装置に関する。
[従来の技術] コンタクトレンズを装用するにあたっては、殻内に、肉
眼から外したコンタクトレンズを手の指先で支え、コン
タクトレンズの表面に洗浄水を滴下して指先でコンタク
トレンズを擦って洗浄し、これによりコンタクトレンズ
の面に付着していた汚れ、特に涙液中に含まれている脂
肪分を除去する。
かかる操作を自動化すべく、近年、超音波発生器を用い
てコンタクトレンズを洗浄する超音波洗浄装置、弾性パ
ッドでコンタクトレンズを擦って洗浄する方式の洗浄装
置、水流でコンタクトレンズを洗浄する洗浄装置が提供
されている。
ところで上記した水流で洗浄する方式の洗浄装置では、
洗浄室に洗浄水を給水する機構として、コンタクトレン
ズを洗浄する石鹸水等の洗浄水を貯溜した第1給水タン
ク、コンタクトレンズをすすぐすすぎ水を貯溜した第2
給水タンク、コンタクトレンズを保存する保存水を貯溜
した第3給水タンクと合計3個のタンクを基体に配設し
、更に、各タンクと洗浄室とを連通路でそれぞれ連通し
、各連通路に開閉用の電磁バルブをそれぞれ配設したも
のが知られている(特願昭63−134111号)。
上記した洗浄装置を用いた洗浄方法では、コンタクトレ
ンズの洗浄時に第1給水タンク用の電磁バルブを開放さ
せて第1給水タンクから洗浄水を洗浄室に供給してコン
タクトレンズを洗浄する。
そして、すすぎ時には、洗浄室内の汚れた洗浄水を排出
した後、第2給水タンク用の電磁バルブを開放させて第
2給水タンクからすすぎ水を洗浄室に供給してコンタク
トレンズをすすぐ。更に、煮沸消毒時には、洗浄室内の
汚れたすすぎ水を排出した後に第3給水タンク用の電磁
バルブを開放させて、第3給水タンクから保存水を洗浄
室に供給してコンタクトレンズを煮沸消毒した後、煮沸
した保存水中で保存する。つまりコンタクトレンズ洗浄
水、すすぎ水、保存水を個別に洗浄室に供給する方式で
ある。
[発明が解決しようとする課題] ところで上記した個別に給水する従来の装置を用いた方
法では、装置に装備される給水タンクが合計3個必要で
あり、また、各給水タンクと洗浄室とを連通させる連通
路も3個必要とされ、更にまた、各連通路を開閉する電
磁バルブも3個必要とされ、コスト、スペースの面で不
利である。更に、コンタクトレンズの汚れ等に応じて、
またコンタクトレンズの種類等に応じて、洗浄水の濃度
、種類の変更を希望することもあるが、上記した装置で
は洗浄水の濃度、種類は固定的であり、上記希望に沿う
ことができない。
本発明は上記した実情に鑑み開発されたものであり、そ
の目的は、上記したコンタクトレンズ洗浄液、すすぎ液
を個別に貯溜するタンクを用い各タンクから個別に洗浄
室に供給する装置を用いた従来の洗浄方法とは異なる方
式の方法を提供するものであり、これにより給水タンク
の数を減らし得て、コスト、スペースの面で有利であり
、しかもコンタクトレンズを洗浄する際に用いる液の濃
度、種類、材質の変更を希望する場合には、濃縮洗浄剤
の希釈度、濃縮洗浄剤の種類、材質を変更することによ
り上記希望に沿うことも可能なコンタクトレンズ洗浄方
法、コンタクトレンズ洗浄装置を提供するものである。
[課題を解決するための手段] 本発明のコンタクトレンズ洗浄方法は、液を貯溜する給
液タンクと給液タンクの液が供給される洗浄室と洗浄室
内に配置したコンタクトレンズの洗浄を行う洗浄部とを
もつコンタクトレンズ洗浄装置を用い、濃縮洗浄剤を給
水タンクの液で希釈し、その希釈液でコンタクトレンズ
を洗浄室で洗浄することを特徴とするものである。濃縮
洗浄剤はコンタクトレンズを洗浄し得る機能をもつもの
であり、液状、流動体状、クリーム状、粉状、果粒状、
固形状とすることができるが、希釈性、攪拌性を考慮す
ると、液状が好ましい。給液タンクに貯溜される液はた
とえば生理食塩水、純水とすることができる。濃縮洗浄
剤を液で希釈する程度は適宜選択できる。例えば、稀釈
の形態は、濃縮洗浄剤を洗浄室に供給すると共に給液タ
ンクから液を洗浄室に供給して行なうことができる。洗
浄部は洗浄液の液流を生成する液流生成部とすることが
でき、あるいは超音波発生方式、パッド方式とすること
ができる。液流生成部としては、例えば、攪拌羽根を回
転させて液流を生成する羽根方式(回転数例えば300
0〜9000ppm)、ノズルから噴出する液で液流を
生成するノズル方式を採用できる。洗浄室内で液流を生
成すれば、濃縮洗浄剤と給水タンクからの液とを均一に
撹拌できる。従って濃縮洗浄剤が液に溶けにくい場合で
あっても、効果的に溶かし得る。洗浄部は装置と一体的
に装備され洗浄室に装入する方式でもよいし、別体で装
備されていてもよい。
本発明のコンタクトレンズ洗浄装置は、上記した洗浄方
法に適用できる装置であり、基体と、基体に配設され洗
浄処理とすすぎ処理とで共用される共用液を貯溜する給
液タンクと、基体に配設され給液タンクの共用液が供給
される洗浄室と、洗洋室に配置されたコンタクトレンズ
を洗浄する洗浄部とを具備することを特徴とするもので
ある。
共用液はたとえば生理食塩水、純水とすることができる
。かかる基体に、濃縮洗浄剤を収納する収納部を装備さ
せると共に、濃縮洗浄剤を洗浄室に供給できる供給機構
を装備させることもできる。
供給機構は濃縮洗浄液を滴下するスポイト機構、濃縮洗
浄粉、粒を投下する粉投下機構でもよい。
[作用] 濃縮洗浄剤を給液タンクから供給された液で希釈し、そ
の希釈液が洗浄室にコンタクトレンズと共に収納された
状態で、洗浄部が作動し、その希釈液中でコンタクトレ
ンズの洗浄が行われる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を説明する。本実施例の洗浄方
法は、ソフトタイプのコンタクトレンズの洗浄処理、す
すぎ処理、煮沸消毒処理を順に行うものである。
説明の便宜上、本実施例の洗浄装置をまず説明する。本
実施例装置の概念構成図は第1図に示され、具体的構成
は第2図〜第9図に示されている。
主として第1図〜第5図を参照して、基体としてのハウ
ジング1の内部構造について説明する。ハウジング1は
、ハウジング本体2と回動N3とで形成されている。ハ
ウジング本体2には、上方が開口する洗浄室5が形成さ
れている。洗浄室5は、上部に位置する容器室5aと、
下部に位置する攪拌室5bとから構成されている。容器
室5aは、その平面図を示す第2図に記載されているよ
うに横方向にのびるほぼ平面長円形状とされ、攪拌室5
bは平面円形状とされている。更に第1図に示すように
洗浄室5には水位センサ6が縦向ぎで取付けられている
。水位センサ6の上端面に形成した検知面6aの高さは
、洗浄室5の基準水位の高さに設定されている。なお水
位センサ6の外周面には水切りのためにフッ素樹脂膜が
被覆されている。
第3図に示すように洗浄室5のヒータ室5dにはヒータ
部7が縦向きで取付けられている。ヒータ部7が発熱す
ると、洗浄室5の水は加熱される。
洗浄室5の下方にはモータ室8が形成され、モータ室8
にはモータ9が取付板10を介してハウジング本体2の
ボス部2fに取付けられている。モータ9のモータ軸9
aには回転軸13が圧入され、回転軸13はシール部1
4によりシールされ、モータ9側への浸水は防止されて
いる。回転軸13には洗浄部としての攪拌羽根15が攪
拌室5bに位置して取付けられている。更に、水流を洗
浄室5の容器室5aに向けて上昇させるための円錐面状
のテーパ面16aをもつスペーサ16が攪拌室5bに装
入されている。スペーサ16と回転軸13との間には通
路17が形成されている。
更に第1図に示1゛ようにハウジング本体2には、洗浄
室5に連通ずる供給孔18および排出孔19さらには連
通路20.21が形成されている。連通路20.21は
洗浄室5の水を循環させるために容器室5aと攪拌室5
bとを連通ずる。供給孔18には給水バルブ22が取付
けられ、給水バルブ22の弁22aは供給孔18を開閉
する。排出孔19には排水バルブ23が取付けられ、排
水バルブ23の弁23aは排出孔19を開閉する。
更に第1図に示すようにハウジング本体2の上部には給
水タンク装着部2qが配設され、給水タンク装着部2q
は洗浄室5の基準水位よりも高い位置に設定されている
。給水タンク装着部2Qには液受は部として凹状で上面
開口の水受は部24が形成され、水受は部24の通水孔
24aは通路25aをもつパイプ25を介して給水弁2
2の通孔22dに連通している。水受は部24には突起
26が適数個のリブ27を介して上向きで突設されてい
る。
また、給水タンク装着部2gには給液タンクとしての給
水タンク30が矢印R1方向に挿入されて脱着可能に装
着されている。給水タンク30は本体30aとタンク蓋
30bとで形成されている。
ここで、本体30aの筒部31にシール部32mを介し
て下方から挿通した締付ボルト32の雄螺子32aをタ
ンク蓋30bの筒部33の雌螺子33aに締付けること
により、タンク蓋30bの縁部は本体30aのシール部
34に密着しシールざれている。給水タンク30のタン
ク室30dには、洗浄処理とすすぎ処理とで共用される
共用液としての生理食塩水が貯溜されている。なお第6
図、第7図にも給水タンク30を示す。給水タンク30
のタンク130bには給水用の開口aO*、開口301
を閉じるカバー30mが設けられている。
またタンク本体30aには凹部30nが設けられている
更に第8図、第9図を参照して説明する。給水タンク3
0の下部には給水筒35が下方へ突出して形成されてい
る。給水筒35は弁室36fをもつ。またシール部36
は、シリコンゴム製であり、内筒部36aと、孔36b
をもつ外筒部36cと、内筒部36aおよび外筒部36
Gをつなぐ底壁部36dとリップ筒部36eとからなる
。リップ筒部36eは下方へ向かうにつれて内径および
外径が小さくなるようにほぼ円錐面状とされている。
外筒部36Cにはリング状の第1シール突部36fが形
成され、内筒部36aにはリング状の第2シール突部3
6gが形成されている。ここで、シール部36の係合部
36hを給水筒35の被係合部35Cに係合させること
により、シール部36は給水筒35の下端に保持されて
いる。シール部36の内筒部36aの内周面で給水口3
7が区画されている。給水筒35の上方へ延設された座
部38の孔38aには、弁39が挿入されている。
弁39は、通孔39dをもつ軸部39Cと、軸部39C
の中間部に形成された半球状面を備えたつば部39aと
をもつ。なお弁部39の上端部には、円筒状をなすゴム
製のキャップ41が被着されている。キャップ41は微
小通気路41aをもつ。
微小通気路41aの開口の大きさは水の侵入はその表面
張力で防止し得るが、空気を通しうる通気孔として機能
し得るように設定されている。
ここで給水タンク30を給水タンク装着部2gに装着す
る前の状態では、第8図に示すように、弁39のつば部
39aはばね40により常時下方に付勢され内筒部36
aに密着し、給水口37を閉じシールしている。一方、
給水タンク30を給水タンク装着部2Qに装着した状態
では、第9図に示ずように、給水筒35は水受は部24
に挿入されるので、突起26により弁39はばね40に
抗して上方に押し上げられ、従って給水口37は開放し
給水タンク30のタンク室30d内の水は水受Cブ部2
4Gこ供給される。このとき、第9図に示すようにシー
ル部36の第1シール突部36fは水受は部24の立壁
面24aに密着してシール覆る。同様に、リップ局部3
6eは水受は部24のすりばち状の底壁面24fに押し
付けられてすぼむので、リップ筒部36eの拡開せんと
する弾性力でリップ筒部36eは底壁面24fに密着し
てシールする。
更に、第1図を参照してハウジング本体2について説明
する。ハウジング本体2の下部には排水タンク装着部2
hが配設されている。排水タンク装着部2hには排水タ
ンク42が矢印S1方向へ挿入されて脱着可能に装着さ
れている。排水タンク42は、本体42aと、本体42
aの開口を閉じ孔42bをもつ小M42cとで形成され
ている。
排水タンク42の小M42cは洗浄室5よりも低い位置
に位置する。
第1図に示すように回動M3はハウジング本体2にヒン
ジ軸部43により矢印Al、A2方向に回動自在に取付
けられている。回動蓋3が回動すると、洗浄室5の上方
は開閉される。
更に回動M3にはL字状をなず室46が形成され、更に
至46に連通ずる通路47が形成されている。室46は
洗浄室5と回動M3の圧逃がし孔48とを連通ずる。そ
して、ばね49により付勢された内圧調整用チエツクバ
ルブ50により、通孔3Cは常時閉じ、圧逃がし孔48
と室46とは遮断されている。
更に回動蓋3には連通路54が形成され、連通路54は
室46と外気とを連通させ、ひいては洗浄室5と外気と
を連通させるものである。負圧解除用チエツクバルブ5
5は、連通路54に挿通された軸部55aと、軸部55
aの下端部のつば部55bと、つば部55bに取付けら
れただリング状のシール部55Cとからなる。モしてば
ね53により、軸部55aのプレート55eは付勢され
、従ってシール部55Cで連通路54は密封されている
。また回動M3の上面部に形成したボタンにはブツシュ
式のボタン56が保持されている。ボタン56は操作軸
部56aをもつ。更に回動蓋3をロックするロックプレ
ート57が軸58により矢印B1、B2方向に回動可能
に枢支されている。
回動蓋3のばね59によりロックプレート57は矢印8
1方向に常時付勢されている。従ってロックプレート5
7の操作部57Gはチエツクバルブ55の軸部55aの
上端部から常時離れている。
更に第1図を参照してハウジング本体2について説明を
加える。ハウジング本体2には小物入れ室63、シール
溝64.65が形成されており、シール溝64にリング
状のシール部材66.67が取付けられている。またハ
ウジング本体2には回動M3の通路47に連通する孔6
8が形成されている。孔68には大気開放バルブ69が
取付けられている。大気開放バルブ69の弁69aは孔
68を開閉する。更に第1図に示すように通路7Qa〜
70dをもつパイプ70が設けられ、パイプ70の通路
70aは大気開放バルブ69の通孔69dに接続され、
パイプ70の通路70bは小物入れ室63の水扱孔63
aに接続され、パイプ70の通路70Cは排水バルブ2
3の通孔23dに接続され、パイプ70の通路70dは
排水タンク42の小I42Cに対面している。
次に液処理容器80について第1図を参照して説明する
。液処理容器80はコンタクトレンズWを収納するもの
であり、容器本体81とff82とで形成されている。
容器本体81は上面開口の2個のレンズ収納室83をも
つ。レンズ収納室83の底壁には小さな円形の水孔が上
下方向に貫通して形成され、レンズ収納室83の厚肉の
側壁には、スリット状の水孔83b、83Cが側方に貫
通して多数個放射方向に形成されている。容器本体81
の中央部には、指先でつかむ摘子を兼ねる長棒状の突出
部85が上方に向けて形成されている。
一方、蓋82は、容器本体81のレンズ収納室83の上
面開口に被着され、レンズ収納室83を閉じる。蓋82
には2個の嵌合部86が膨出して形成されており、各嵌
合部86は容器本体81のレンズ収納室83内に嵌合す
るようにされている。
嵌合部86には小さな円形の水孔が上下方向に貫通して
形成され、各嵌合部86の底面中央部には、コンタク1
〜レンズWの位置を規制する規fi11突起86bが形
成されている。
次に本実施例にかかる方法について装置の作用と共に(
A)〜(D>に分けて説明する。
(A)準備 まず、回動M3を回動させて洗浄室5を開放し、濃縮洗
浄剤としての濃縮洗浄液をスポイトで数滴ぶん洗浄室5
にたらすと共に、コンタク1〜レンズWを収納した液処
理容器80を洗浄室5の容器室5aに収納し、回動蓋3
を閉じる。このとき、第9図に示すようにロックプレー
ト57の係合孔57eがハウジング本体2の被係合突起
21に係合し、回動M3はロックされる。また、水を貯
溜した給水タンク30を矢印R1方向つまり下方へ降ろ
して給水タンク装着部2qに装着し、第9図に示すよう
に給水タンク30の弁39を突起26に当接させて押し
上げ、給水口37を開放しておく。
(B)洗浄 上記した状態で囲路のスイッチが操作されると、給水バ
ルブ22がタイマーで所定時間開放される。
すると、給水タンク30のタンク室30d内の水はその
水頭圧で圧力で通路25aを介して洗浄室5内に供給さ
れる。従って洗浄室5内は基準水位まで満たされる。こ
れにより濃縮洗浄液は希釈される。
なお、給水時には大気開放バルブ69がオンされて孔6
8が開放されるので、洗浄室5は室46、通路47、通
路70aを介して外気に連通し、給水を円滑ならしめ得
る。給水が終了すると、モータ9が所定時間回転しモー
タ軸9a、回転軸13が回転し、攪拌羽根15が洗浄室
5内で約800Qrpmで高速回転する。この結果、濃
縮洗浄液と生理食塩水とは効果的に混合されると共に洗
浄室5内の希釈水は旋回水流となり、液処理容器80の
レンズ収納室83内に流入する。そして、コンタクトレ
ンズWの面に付着していた汚れが水流により除去される
。なお空気の微細な泡が水流中に含まれているため、コ
ンタクトレンズWの汚れの除去が効果的である。洗浄時
には給水バルブ22、排水バルブ23、大気開放バルブ
69は閉じ、従って洗浄室5は密閉状態とされている。
洗浄が終了してモータ9が停止すると、排水バルブ23
が開放作動する。その結果、コンタクトレンズWを洗浄
した洗浄室5内の汚れた水は通路17、排出孔19、通
路70Gを介して排水タンク42に排出される。
(C)すすぎ 次に給水バルブ22が所定時間開放するので、給水タン
ク30の生理食塩水がその水頭圧で洗浄室5内に供給さ
れる。その状態でモータ9が所定時間回転し、これによ
り前述同様に攪拌羽根15が回転し、洗浄室5内で旋回
水流が生成され、これによりコンタクトレンズWのすす
ぎが行われる。
すすぎが終了すると、排水バルブ23が開放作動し、洗
浄室5内の水は排水タンク42に排出される。なおすす
ぎ時には給水バルブ22、排水バルブ23、大気開放バ
ルブ69は閉じ、従って洗浄室5は密閉状態とされてい
る。
(D)消毒 次に給水バルブ22が所定時間開放するので、給水タン
ク30の生理食塩水はその水頭圧で洗浄室5に供給され
る。その状態でヒータ部7がタイマーで所定時間作動す
る。すると、洗浄室5の生理食塩水が加熱され、コンタ
クトレンズWの煮沸消毒が行われる。なお、コンタクト
レンズWを使用する場合には、回動蓋3を開放させて洗
浄室5から液処理容器80を取り出し、更に容器本体8
1からMB2を外し、内のコンタクトレンズWを取り出
せばよい。消毒時には給水バルブ22、排水バルブ23
、大気開放バルブ69は閉じ、従って洗浄室5は雑菌、
塵等の侵入を防止するため密閉状態とされている。なお
煮沸時に洗浄室5の内圧が異常に増大した時には、チエ
ツクバルブ50が作動し通孔3Cが開放するので逃がし
孔48を介して洗浄室5内の異常昇圧を回避し得る。
ところで洗浄室5は煮沸消毒を行う際に、通常では、雑
菌、塵等の侵入を防止するため密閉状態とされる。その
ため、煮沸消毒後に洗浄室5内が冷却するにつれて、洗
浄室5内が負圧状態となり、大気圧の影響で、回動蓋3
を開放できないおそれがある。この場合には、回動N3
のボタン56を押せば、ボタン56の操作軸部56aが
ロックプレート57を押圧し、これによりロックプレー
ト57が回動し、ロックプレート57の操作部57Cが
チエツクバルブ55を押圧する。その結果、つば部55
b、シール部55Cが降下し、連通路54が開放する。
これにより外気と洗浄室5内とは連通され、従って外気
が連通部分から流入し、洗浄室5内の負圧は解除される
(実施例の効果) 以上説明したように本実施例では、コンタクトレンズW
の洗浄、すすぎを高速度の旋回水流で行うので、超音波
洗浄方式の洗浄装置、弾性パッドで洗浄を行う従来の方
式の洗浄装置に比較してコンタクトレンズWの面に付着
している汚れの洗浄を効率よく行うことができる。
また本実施例では、前記した従来のコンタクトレンズ洗
浄水、すすぎ水を個別に洗浄室に供給する装置を用いた
洗浄方法(特願昭63〜134111号)とは異なるも
のであり、濃縮洗浄液を給水タンク30内の生理食塩水
で希釈し、その希釈液で洗浄する方法である。従ってハ
ウジング11に装備する給水タンク30は1個で湾み、
その数を減らし得る。よってそのぶん洗浄室5と給水タ
ンク30とを連通させる連通路もパイプ25の通路25
a、1個で済む。また洗浄室5へ給水を行う電磁バルブ
の数も給水バルブ22.1個で湾む。
従ってコスト、スペースの面で有利である。
しかも本実施例ではコンタクトレンズの汚れの程度、コ
ンタクトレンズの種類に応じてコンタクトレンズ洗浄水
の種類、材質、濃度の変更を希望する場合には、洗浄室
5へ滴下する濃縮洗浄水の水)^数を適宜変更して希釈
度を変更したり、あるいは滴下する濃縮洗浄水の種類、
材質を変更したりすれば、上記希釈に沿うことも可能で
ある。
また本実施例にかかる装置では、コンタクトレンズ洗浄
処理とすすぎ処理とで共用される共用液を生理食塩水と
し、生理食塩水を給水タンク30に貯溜しているので、
上記したコンタクトレンズ洗浄方法を実施する際に使用
直接できる。
[(1!!の実施例] 本発明の他の実施例を第10図に示す。この実施例では
、回動蓋3には凹状の収納部2pが装備されており、収
納部2pに、濃縮洗浄水を貯溜した容器2rを収納して
いる。モしてばね2Jで復帰可能なボタン2kを指先で
押圧操作して容器2rの先端吐出口2Sから濃縮洗浄水
を洗浄室5内に所要量ぶん適宜滴下させる。
[発明の効果] 本発明のコンタクトレンズ洗浄方法によれば、前記した
従来のコンタクトレンズ洗浄液、すすぎ液を個別に洗浄
室に供給する装置を用いた洗浄方法とは異なるものであ
り、給液タンクの数を減らし1与る。従ってコスト、ス
ペースの面で有利である。しかもコンタクトレンズの汚
れの程度、コンタクトレンズの種類に応じて洗浄液の濃
度、洗浄液の種類の変更を希望する場合には、濃縮洗浄
剤の聞、希釈度、種類、材質を調整すれば、上記した希
望に沿うことも可能である。
また本発明のコンタクトレンズ洗浄装置は、洗浄処理と
すすぎ処理とで共用される共用液を貯溜する給液タンク
を装備しているので、上記した濃縮洗浄剤希釈方式のコ
ンタクトレンズ洗浄方法を実施する際に使用できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は本実施例にか
かる装置の概念を示す構成図、第2図は回動蓋、給水タ
ンク、羽根を外した状態の装置の平面図、第3図は第2
図のX−X線に沿う要部の断面図、第4図は装置全体を
概略的に示す斜視図、第5図は第2図のX−X線に沿う
攪拌羽根を外した状態の洗浄室付近の断面図、第6図は
給水タンクの断面図、第7図は給水タンクの平面図、第
8図は給水タンクの弁が閉じている状態の要部の拡大断
面図、第9図は給水タンクの弁が開いている状態の要部
の拡大断面図である。第10図は本発明の他の実施例を
示し、断面図である。 図中、1はハウジング(基体)、5は洗浄室、15は攪
拌羽根(洗浄部)、24は水受は部、30は給水タンク
(給液タンク)、35は給水筒、36はシール部、37
は給水口を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)液を貯溜する給液タンクと前記給液タンクの液が
    供給される洗浄室と前記洗浄室内に配置したコンタクト
    レンズの洗浄を行う洗浄部とをもつコンタクトレンズ洗
    浄装置を用い、 濃縮洗浄剤を前記給液タンクの液で希釈し、その希釈液
    でコンタクトレンズを前記洗浄室で洗浄することを特徴
    とするコンタクトレンズ洗浄方法。
  2. (2)基体と、前記基体に配設され洗浄処理とすすぎ処
    理とで共用される共用液を貯溜する給液タンクと、前記
    基体に配設され前記給液タンクの共用液が供給される洗
    浄室と、前記洗浄室に配置されたコンタクトレンズを洗
    浄する洗浄部とを具備することを特徴とするコンタクト
    レンズ洗浄装置。
JP8589790A 1990-03-31 1990-03-31 コンタクトレンズ洗浄方法およびコンタクトレンズ洗浄装置 Pending JPH03284722A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019010618A (ja) * 2017-06-30 2019-01-24 青島海爾洗衣机有限公司QingDao Haier Washing Machine Co.,Ltd. 超音波洗浄装置
JP2019195749A (ja) * 2018-05-08 2019-11-14 青島海爾洗衣机有限公司QingDao Haier Washing Machine Co.,Ltd. 超音波洗浄装置

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JP2019195749A (ja) * 2018-05-08 2019-11-14 青島海爾洗衣机有限公司QingDao Haier Washing Machine Co.,Ltd. 超音波洗浄装置

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