JPH03283454A - 半導体冷却装置 - Google Patents

半導体冷却装置

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Publication number
JPH03283454A
JPH03283454A JP2081347A JP8134790A JPH03283454A JP H03283454 A JPH03283454 A JP H03283454A JP 2081347 A JP2081347 A JP 2081347A JP 8134790 A JP8134790 A JP 8134790A JP H03283454 A JPH03283454 A JP H03283454A
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JP
Japan
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header
compartment
steam
pipe
condenser
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Pending
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JP2081347A
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English (en)
Inventor
Takashi Hashimoto
隆 橋本
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH03283454A publication Critical patent/JPH03283454A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D15/00Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies
    • F28D15/02Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes
    • F28D15/0266Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes with separate evaporating and condensing chambers connected by at least one conduit; Loop-type heat pipes; with multiple or common evaporating or condensing chambers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は冷媒液の沸騰・凝縮の相変化の作用により半導
体素子を冷却する半導体冷却装置に関する。
(従来の技術) 一般に、この種の半導体冷却装置としては、半導体素子
を冷媒液中に浸して冷却するタイプと、冷媒液を入れた
容器に半導体素子を密着させて冷却する半導体素子外置
きタイプの二種がある。
ここで、その半導体素子外置きタイプの冷却装置は、半
導体素子の交換がし易いことや、冷媒液が小量で済むな
どの利点があり、加えて半導体素子の周辺回路であるゲ
ート駆動回路部やスナバ回路部を半導体素子の近くに配
置して直接配線できることから、電気的性能に関しても
を利で、多く採用されている。
この半導体素子外置きタイプの冷却装置を第8図乃至第
10図面の簡単な説明する。複数個の半導体素子1と沸
騰部容器2とが交互に配列して相互に密着状態とされて
いる。その各沸騰部容器2には絶縁管3aとベローズ3
bより構成された連結管3の一端が接続され、この連結
管3の他端が凝縮器4の第1のヘッダ5に接続されてい
る。
この凝縮器4は前記第1のヘッダ5と、これに各々一端
を接続して並列した複数本の凝縮管6と、これら凝縮管
6の他端に接続された第2のヘッダ7とから構成され、
各凝縮管6には多数の冷却フィン8が外周に突出する状
態に設けられている。
また前記連結管3内には一端を前記第1のヘッダ5内下
部に開口し他端を前記沸騰部容器2内下部に開口したイ
ンナーチューブであるリターンバイブ9が設けられてい
る。
こうした半導体冷却装置の各沸騰部容器2内には第10
図に示す如く冷媒液10が封入されている。この冷媒液
10が沸騰部容器2に密着する半導体素子1の発熱によ
り沸騰し、気泡10Aの状態で該沸騰部容器2内を浮上
して連結管3内を通り凝縮器4の第1のヘッダ5内に移
動する。そしてその気泡10Aが第1のヘッダ5内の冷
媒液10の液面上に出て蒸気10Bとなり、そこから各
凝縮管6内を第2のヘッダ7側に向かって移動する。こ
の際に蒸気10Bが冷却フィン8を介し外部空気により
冷却されて凝縮し、この凝縮液10Cが各凝縮管6内壁
を前記蒸気10Bと反対に逆流して第1のヘッダ5内に
還流し、その下部の冷媒液10と一緒になって沸騰部容
器2内に戻る。こうして冷媒液10が蒸発・凝縮の相変
化を繰り返して半導体素子1を冷却する。
なお、半導体素子1の発熱量が大きいことで沸騰部容器
2内に多量の気泡10Aが発生する場合、この多量の気
泡10Aが連結管3内を第1のヘッダ5方に流れ、この
気泡10Aの流れに影響されて第1のヘッダ5側から冷
媒液10が沸騰部容器2方に流れ難くなると、その沸騰
部容器2内への冷媒液10の供給不足となって冷却性能
が低下するが、前述の如く連結管3内にリターンバイブ
9を設けているので、冷媒液10が第1のヘッダ5内下
部より該リターンバイブ9を通って気泡10Aの逆方向
の流れに影響されずに沸騰部容器2に円滑に供給される
ようになる。
(発明が解決しようとする課題) ところで、前述した従来の半導体冷却装置では、沸騰部
容器2内から連結管3を介して第1のヘッダ5内に移動
した気泡10Aがリターンバイブ9の一端から侵入して
沸騰部容器2方に逆流するのを防止するように、該リタ
ーンバイブ9の一端をmlのヘッダ5内の極力下部に開
口しているが、しかしその第1のヘッダ5内の下部と言
っても限界があり、その付近は気泡10Aが凝縮器4に
流れる入口となっているので、気泡10Aの量が多くな
ると、その気泡10Aがリターンバイブ9の一端開口か
ら侵入して沸騰部容器2方に逆流してしまい、これにて
第1のヘッダ5側から沸騰部容器2方の冷媒液10の供
給量が少なくなって冷却性能の低下をきたす問題があっ
た。
本発明は前記事情に鑑みなされ、沸騰部容器から凝縮器
へ向かう気泡に影響されることなく、冷媒液の沸騰部容
器への供給を非常に円滑に行うことができて、著しく冷
却性能を向上できる半導体装置き型の半導体冷却装置を
提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は前記目的を達成するために、半導体素子と密着
され内部に冷媒液を収納した沸騰部容器と、この沸騰部
容器と連結管を介し内部連通されたヘッダ及びこのヘッ
ダに接続された複数の凝縮管よりなる凝縮器とを備え、
冷媒液の沸騰・凝縮作用により半導体素子を冷却する半
導体装置き型の半導体冷却装置において、前記沸騰部容
器から連結管を通って凝縮器に来る気泡が蒸気となって
凝縮管に向かう第1区分室と、凝縮管内からの凝縮液が
還流する第2区分室とに区画すると共に、この第2区分
室と前記沸騰部容器内下部とを連通ずるリターンバイブ
を設けて構成したことを特徴とする。
(作用) 前記構成の半導体冷却装置であれば、半導体素子の発熱
により、これに密着する沸騰部容器内の冷媒液が沸騰し
、その気泡が沸騰部容器内を浮上して連結管内を通り凝
縮器のヘッダ内の仕切りにより区画された第1区分室に
移動し、そこからヘッダ内の冷媒液面上に出て蒸気とな
って凝縮管内に移動する。ここでその蒸気が冷却されて
凝縮し、この凝縮液が凝縮管内よりヘッダ内の前記仕切
りにより区画された第2区分室に還流する。これでその
凝縮液が前記第1区分室を通る気泡や蒸気と確実に分離
される状態となり、そのままリターンバイブを介して沸
騰部容器内に戻るようになる。つまり沸騰部容器から多
量の気泡が発生して凝縮器へ向かうようになっても、こ
の気泡に影響されることなく、また該気泡がリターンバ
イブに侵入することもなく、凝縮器からの凝縮還流冷媒
液が沸騰部容器に非常に円滑に供給されるようになって
、著しく冷却性能が向上するようになる。
(実施例) 以下、本発明の幾つかの実施例を第1図乃至第7図によ
り説明する。なお図中前記第8図乃至第10図に示した
ものと重複する構成のものには同一符号を付して説明の
簡略化を図る。
まず第1図に本発明の第1実施例を示す。前述同様の沸
騰部容器2の一側上部分に絶縁管3aとベローズ3bよ
り構成された連結管3の一端が接続され、この連結管3
がやや斜め上方に傾斜し、この他端が凝縮器4の第1の
ヘッダ5の下端寄り部に接続されている。この第1のヘ
ッダ5の上側路3分の2の範囲に各々一端を接続して複
数本の凝縮管6が上下複数段に並列して設けられ、これ
ら凝縮管6の他端に第2のヘッダ7が接続して設けられ
ている。なおその各凝縮管6は第1のヘッダ5側から第
2のヘッダ7に向かってやや上方に傾斜する状態に設け
られている。またこの各凝縮管6には多数の冷却フィン
8が外周に突出する状態に設けられている。ここまでは
前記第8図乃至第10図に示したものと同様である。
ここで、前記第1のヘッダ5内部の下から3分の1の高
さ(最下段の凝縮管6より少し下側位置)に仕切り11
が水平に設けられ、これにて該第1のヘッダ5内部が下
方の第1区分室12と、上方の第2区分室13とに区画
されている。そしてその下方の第1区分室12の一側上
部に一端を接続して蒸気管14が設けられ、この蒸気管
14の他端か前記第2のヘッダ7の下端部に接続されて
いる。これて前記沸騰部容器2から連結管3を通って凝
縮器4側に来る気泡10Aが前記下方の第1区分室12
内の冷媒液10液面上に出て蒸気10Bとなって蒸気管
14から第2のヘッダ7より各凝縮管6に向かうように
されている。また前記上方の第2区分室13の底面であ
る仕切り11にこの下方か上面に開口するようにリター
ンバイブ9の上端が接続され、このリターンバイブ9の
下端が前記下方の区分室12内より連結管3内を通って
沸騰部容器2内下部に導通して開口されている。これで
各凝縮管6内壁を該凝縮管6の傾斜に沿って流れ落ちて
来る凝縮液10Cが第1のヘッダ5内の上方の第2区分
室13内に還流し、そこからリターンバイブ9を通って
沸騰部容器2内下部に戻るようにされている。
而して、前記第1実施例の半導体冷却装置であれば、半
導体素子の発熱により沸騰部容器2内の冷媒液10が沸
騰し、その気泡10Aが鴻騰部容器2内を浮上して連結
管3内を通り凝縮器4の第1のヘッダ5内の仕切り11
により区画された下方の第1区分室12に移動し、そこ
から冷媒液面上に出て蒸気10Bとなって蒸気管14を
通り第2のヘッダ7より各凝縮管6内に移動する。ここ
でその蒸気1. OBが冷却フィン8を介し外部空気に
より冷却されて凝縮し、この凝縮液10Cが凝縮管6内
壁を該凝縮管6の傾斜に沿って流れて第1のヘッダ5内
の前記仕切り11により区画された上方の第2区分室1
3内に還流する。そしてこの凝縮液10Cが前記仕切り
11により区画された下方の第1区分室12を通る気泡
10Aや蒸気10Bと完全に分離されたまま、リターン
バイブ9を介して沸騰部容器2内に戻るようになると共
に、そのリターンバイブ9に気泡10Aや蒸気10Bが
侵入するようなこともなくなる。これで沸騰部容器2か
ら多量の気泡10Aが発生して凝締盟4へ向かうように
なっても、この気泡10Aに影響されることなく、凝縮
器4側からの凝縮還流冷媒液10が沸騰部容器2に非常
に円滑に供給されるようになり、著しく冷却性能が向上
するようになる。また沸騰部容器2への冷媒液の供給が
円滑になることで、その沸騰部容器2での処理し得る発
熱量が増大し、半導体素子の一層の大容量化に対応可能
となるばかりか、冷却性能向上により凝縮器4の小型化
と共に、装置全体の小型軽量化が実現できるようになる
第2図は本発明の第2実施例を示すもので、これは凝縮
器4の各凝縮管6の傾斜向きを前記第1実施例のものと
逆にした場合の例である。この場合は、凝縮器4の第1
のヘッダ5内部の底部から適当高さ立設するようにして
仕切り21が設けられ、これにて該第1のヘッダ5内部
が連結管3と接続する付近から上端までに亘る広い第1
区分室22と、連結管3の接続部と反対側の下部小範囲
の第2区分室23とに区画されている。なおその仕切り
21は上端が第2区分室23上部を覆うように屈曲され
ているが、その一部が切欠されて小さな隙間23aが設
けられている。ここで前記第1区分室22はそのまま各
凝縮管6の一端と連通されている。一方下部の第2区分
室23の一側部に一端を接続して液戻り管24が設けら
れ、この液戻り管24の他端が第2のヘッダ7の下端部
に接続されている。また前記仕切り21には第2区分室
23内に開口するようにリターンバイブ9の上端が接続
され、このリターンパイプ9の下端が前記連結管3内を
通って沸騰部容器2内下部に導通して開口されている。
これて、前記沸騰部容器2から連結管3を通って凝縮器
4側に来る気泡10Aが第1のヘッダ5内の第1区分室
22内の冷媒液10液面上に出て蒸気10Bとなって各
凝縮管6に向かうようになり、その各凝縮管6内で冷却
されて凝縮した凝縮液10Cは該凝縮管6の傾斜に沿っ
て第2のヘッダ7に流れ落ち、そこから液戻り管24を
介して第1のヘッダ5内の第2区分室23内に還流し、
この凝縮液10Cが前記仕切り11により区画された第
1区分室22を通る気泡10Aや蒸気10Bと完全に分
離されたまま、リターンパイプ9を介して沸騰部容器2
内に戻るようになると共に、そのリターンバイブ9に気
泡10Aや蒸気10Bか侵入するようなこともなくなる
。これで前記実施例同様に凝縮器4側からの凝縮還流冷
媒液10が沸騰部容器2に非常に円滑に供給されるよう
になって、著しく冷却性能が向上するようになる。なお
万−第2区分室23に気泡10Aが侵入しても、そこに
溜まることなく上部の小さな隙間23aから上方の第1
区分室22に抜けて行くきょうになる。
第3図は本発明の第3実施例を示すもので、これは前記
第1実施例の蒸気管14に凝縮管6同様の冷却フィン8
Aを設けた例である。これでその蒸気管14も凝縮管と
して活用でき、外部空気による凝縮器4の凝縮性能の向
上が図れるようになる。
第4図は本発明の第4実施例を示すもので、これは前記
第2実施例の液戻り管24に凝縮管6同様の冷却フィン
8Aを設けた例である。これてその液戻り管24に混入
している蒸気を凝縮して凝縮液として第2区分室23に
移動させるようにできる。この実施例の場合でも外部空
気による凝縮器4の凝縮性能の向上が図れるようになる
第5図は本発明の第5実施例を示すもので、これは前記
第1実施例を少し変更した例で、凝縮器4の第1のヘッ
ダ5内部に上下端に垂直に亘る仕切り51か設けられ、
これにて第1のへラダ5内部が連結管3と連通ずる側の
第1区分室52と、その反対側の各凝縮管6の一端と連
通する第2区分室53とに縦割り状に区画されている。
その第1区分室52の上端に蒸気管54の一端が接続さ
れ、この他端が第2のヘッダ7の上端に接続されている
。また前記仕切り51の下端より部に一端を接続して第
2区分室53側に開口するようにリターンパイプ9が接
続され、このリターンバイブ9の下端が連結管3内を通
って沸騰部容器2内下部に導通して開口されている。
この実施例においても、前記沸騰部容器2から連結管3
を通って凝縮器4側に来る気泡10Aが第1のヘッダ5
内の第1区分室52内の冷媒液10液面上に出て蒸気1
0Bとなり、そこから蒸気管54を介して第2のヘッダ
7に移動して各凝縮管6に侵入するようになる。そして
その各凝縮管6内で冷却されて凝縮した凝縮液10Cは
該凝縮管6の傾斜に沿って流れ、第1のヘッダ5内の第
2区分室53の下部に還流する。この凝縮液10Cが前
記仕切り51により区画された第1区分室52を通る気
泡10Aや蒸気10Bと完全に分離されたまま、リター
ンバイブ9を介して沸騰部容器2内に戻るようになると
共に、そのリターンバイブ9に気泡10Aや蒸気10B
が侵入するようなこともなくなる。これで前記実施例同
様に凝縮器4側からの凝縮還流冷媒液10が沸騰部容器
2に非常に円滑に供給されるようになって、著しく冷却
性能が向上するようになる。
第6図は本発明の第6実施例を示すもので、これは凝縮
器4の第2のヘッダ7を省略した例で、各々先端を閉塞
した複数本の凝縮管6Aが第1のヘッダ5にそれぞれ基
端を接続してやや上向き傾斜で突出するように並設され
ている。この場合、第1のヘッダ5内部には該ヘッダ5
より適当に小さい略相似形をなす箱形状仕切り61が設
けられ、この仕切り61の外周が第1区分室62とされ
、その仕切り61の内部が第2区分室63とされている
。またその仕切り61の前記各凝縮管6Aの基端接続口
とそれぞれ対向する箇所には液戻り口61aが開口され
、この液戻り口61aと各凝縮管6Aの基端接続口との
間に樋状のガイド64が掛は渡しされている。更に仕切
り61の下端部に上端を接続して第2区分室63内に開
口するようにリターンバイブ9が接続され、このリター
ンバイブ9の下端が連結管3内を通って沸騰部容器2内
下部に導通して開口されている。
この実施例においても、前記沸騰部容器2から連結管3
を通って凝縮器4側に来る気泡10Aが第1のヘッダ5
内の仕切り61外周の第1区分室62内の冷媒液10岐
面上に出て蒸気10Bとなり、そこから各凝縮管6Aに
侵入するようになる。
そしてその各凝縮管6A内で冷却されて凝縮した凝縮液
10Cは該凝縮管6の傾斜に沿って逆流し、そして第1
のヘッダ5内の各樋状のガイド64上を伝わって仕切り
61の液戻り口61aからその内側の第2区分室63内
に還流する。この凝縮液10Cが前記仕切り61により
区画された第1区分室62を通る気泡10Aや蒸気10
Bと完全に分離されたまま、リターンバイブ9を介して
沸騰部容器2内に戻るようになると共に、そのリターン
バイブ9に気泡10Aや蒸気10Bが侵入するようなこ
ともなくなる。これで前記実施例同様に凝縮器4側から
の凝縮還流冷媒液10が沸騰部容器2に非常に円滑に供
給されるようになって、著しく冷却性能が向上するよう
になる。またこの実施例では第2のヘッダ7が不要とな
って、凝縮器4の更に一層の小形軽量化が図れるように
なる。
第7図は本発明の第7実施例を示すもので、これは凝縮
器4に外部空気を横から強制的に送風して凝縮性能を高
めたタイプの冷却装置に本発明を適用した例で、凝縮器
4が縦置きされている。つまり第1のヘッダ5と第2の
ヘッダ7とか上下に水平に投首され、その間に各々冷却
フィン8を持つ複数本の凝縮管6か垂直に配して接続さ
れている。この場合、下側の第1のヘッダ5の一端より
部下面に下方の沸騰部容器2と連結する連結管3が接続
されていると共に、その第1のヘッダ5内部の一端より
部にこの上下壁に亘る仕切り71か設けられ、これにて
第1のヘッダ5内部が連通管3と連通ずる一端側の第1
区分室72と、その反対側の各凝縮管6の下端と連通ず
る第2区分室53とに区画されている。その第1区分室
52の上部に蒸気管74の下端が接続され、この上端が
上側の第2のヘッダ7の一端に接続されている。
また前記仕切り51の下端部に上端を接続して第2区分
室73側に開口するようにリターンバイブ9が接続され
、このリターンバイブ9の下端が連結管3内を通って沸
騰部容器2内下部に導通して開口されている。
この実施例においても、前記沸騰部容器2から連結管3
を通って凝縮器4側に来る気泡10Aが第1のヘッダ5
内の第1区分室72内の冷媒液10液面上に出て蒸気1
0Bとなり、そこから蒸気管74を介して第2のヘッダ
7に移動して各凝縮管6に侵入するようになる。そして
その各凝縮管6内で冷却されて凝縮した凝縮液10Cは
該凝縮管6内を下方に流れ、第1のヘッダ5内の第2区
分室73に還流する。この凝縮液10Cが前記仕切り7
1により区画された第1区分室72を通る気泡10Aや
蒸気10Bと完全に分離されたまま、リターンパイプ9
を介して沸騰部容器2内に戻るようになると共に、その
リターンパイプ9に気泡10Aや蒸気10Bが侵入する
ようなこともなくなる。これて前記実施例同様に凝縮器
4側からの凝縮還流冷媒液10が沸騰部容器2に非常に
円滑に供給されるようになって、著しく冷却性能が向上
するようになる。特にこの実施例の場合、連結管3や各
凝縮管6並びに蒸気管74が垂直に配するので、気泡1
0Aや蒸気10B並びに凝縮液10Cの流れが迅速で円
滑となり、より一層の冷却性能の向上が図れるようにな
る。
なお、本発明は前述の各種実施例のみに限定されること
なく、それら各実施例の適当な組み合わせによる構成も
可能である。
〔発明の効果〕
本発明は前述の如く構成したから、沸騰部容器から凝縮
器へ向かう気泡に影響されることなく、冷媒液の沸騰部
容器への供給を非常に円滑に行うことができて、著しく
冷却性能を向上でき、最大熱処理能力が高まり、高性能
な半導体装置き型の半導体冷却装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す断面図、第2図は本
発明の第2実施例を示す断面図、第3図は本発明の第3
実施例を示す断面図、第4図は本発明の第4実施例を示
す断面図、第5図は本発明の第5実施例を示す断面図、
第6図は本発明の第6実施例を示す断面図、第7図は本
発明の第7実施例を示す断面図、第8図は従来例を示す
半導体1・・・半導体素子、2・・・沸騰部容器、3・
・・連結管、4・・・凝縮器、5,7・・・ヘッダ、6
・・・凝縮管、9・・・リターンパイプ、10・・・冷
媒液、11,21゜51.61.71・・・仕切り、1
2,22,52゜62.72・・・第1区分室、13.
2B、53゜63.73・・・第2区分室。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  半導体素子と密着され内部に冷媒液を収納した沸騰部
    容器と、この沸騰部容器と連結管を介し内部連通された
    ヘッダ及びこのヘッダに接続された複数の凝縮管よりな
    る凝縮器とを備え、冷媒液の沸騰・凝縮作用により半導
    体素子を冷却する半導体冷却装置において、前記凝縮器
    のヘッダ内部に仕切りを設けることにより、前記沸騰部
    容器から連結管を通って凝縮器に来る気泡が蒸気となっ
    て凝縮管に向かう第1区分室と、凝縮管内からの凝縮液
    が還流する第2区分室とに区画すると共に、この第2区
    分室と前記沸騰部容器内下部とを連通するリターンパイ
    プを設けて構成したことを特徴とする半導体冷却装置。
JP2081347A 1990-03-30 1990-03-30 半導体冷却装置 Pending JPH03283454A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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